比奈「晴ちゃん身長伸びました？」

晴「そうか？まあオレも成長期だからな」

晴「これからグングン伸びてあっという間に比奈を追い越すぜ？」

比奈「それはダメっす！縮むっす！」ｸﾞｲｸﾞｲ

晴「なんでだよ！コラ！頭を押すな！」

比奈「ホラーなんて見て、大丈夫なんですか晴ちゃん？夜寝れなくなっても知らないっすよ？」

晴「へーき、へーきこんなもんどーって事ないって！」

夜

晴「なっなあ比奈！今日は寒いだろ？なんなら一緒に寝てもいいぜ？」

比奈「フフッそうっすね、今日は寒いから一緒に寝ましょうか」

晴「寒いからだからな！寒いから仕方なくだからな！」

比奈「はいはい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

比奈「晴ちゃん髪伸びてきたっすね」

晴「そうか？自分じゃわからないけどな」

比奈「どれ！アタシが切ってあげますよ」ｼﾞｬｷｰﾝ

晴「なっ！？なんだよそのバカでかいハサミは！」

比奈「これっすか？これは断ち斬りバサミと言って生命繊維を切ることができる優れものっすよ！」ｼﾞｬｷｰﾝｼﾞｬｷｰﾝ

比奈「じゃあ…行くっすよー！」

晴「やっやめろーーー！！！」

晴「うわああああああああ！！」ｶﾞﾊﾞｯ

晴「はあっはあっ…はあ」ｷｮﾛｷｮﾛｷｮﾛ

晴「ゆ、夢かよ…」ｸﾞｯﾀﾘ

比奈「」ｽｰｽｰ

晴「…比奈のせいか」ﾎｯﾍﾟﾂﾈﾘ

比奈「んん…いたい…っす」ｽｰｽｰ

朝

晴「あー…ねみー」

比奈「今日は一段と眠そうですね」

晴「いや、それがよ、酷い夢を見てな…」

比奈「それはそれは…あれ晴ちゃん髪伸びました？」

晴「うわああああああああ！！」ﾀﾞｯｼｭ

比奈「」ﾋﾞｸｩｯ

晴「ぐぬぬぬ…」

比奈「おっ晴ちゃん宿題っすか？」

晴「この問題がわかんねーんだよ」

比奈「どれどれ？」

『ガチャで担当アイドルを迎えられる確率はどれくらいでしょう?』

晴「この問題の答えが1/2なんだけど納得いかねーんだよなー」

比奈「これは1/2で合ってますね」

晴「え？」

比奈「引くまで回せば引けるんですから、1/2です」

晴「比奈？」

比奈「引けるか引けないかの2択です」

晴「比奈？」

晴「ねえ、おねえちゃん」

比奈「はーい、なんで…」

比奈「いま晴ちゃん！！アタシのことおねえちゃんって！！」

晴「あ、間違えた…なあ比奈」

比奈「間違えたって、間違えたってなんすか！」

比奈「もっかい！もっかい言ってほしいっす！！！」

晴「あーもー！うるさいうるさい！間違えただけだから、比奈は比奈なの！」

比奈「晴ちゃん、もう寝る時間っすよ」

晴「えー…まだいいじゃーん！まだ寝たくない！」

比奈「…」

晴「なっなんだよ急に黙ったりして…」

比奈「いや、まだ寝たくないって最近言ってないなーと、思いまして」

晴「？」

比奈「まだ寝たくない、まだ起きてたいが、いつの間にか、もう寝たい、まだ寝れないに変わってしまうんすよ…」

晴「お、おう…」

比奈「…晴ちゃん、寝る時間っすよ？」

晴「うん…寝るよ、お休み…」

晴「あー…」

比奈「あー…」

晴「こたつっていいな～…」ｸﾞﾃﾞｰ

比奈「いいっすよね～…」ｸﾞﾃﾞｰ

比奈「なんでコタツに入って食べるミカンはこんなに美味しいんすかね…」

晴「ミカンうまー…」

晴「ん…比奈―、ミカンがもうないー」

比奈「ミカンなら廊下にたくさんあるっすよ」

晴「えー…取りに行くのめんどい…」

比奈「アタシも動きたくないっす」ｸﾞﾃﾞｰ…

晴・比奈「「…」」

晴・比奈「「最初はグー！じゃんけん！ポンッ！」」

晴　グー　　比奈　パー

比奈「えっへっへ、アタシの勝ちっすね」

晴「」ｹﾞｼｹﾞｼ

比奈「痛い！やめて！晴ちゃん無言で蹴らないで！」

晴「くそー、負けちまった…寒い寒い」

晴「ほらミカン持ってきたぞ…ふぅあったけえ」

比奈「おーおかえりっす」ﾇｸﾇｸ

晴「」ﾋﾟﾄｯ

比奈「あーっ冷たい！足が！晴ちゃん足冷たいっす！」

晴（あったかい）ﾆﾍﾗ

比奈「もー晴ちゃん、冷たいっすよー」

晴「へへへ、ほら比奈、ミカン」

比奈「どうもっす…ん～やっぱり美味しいっすね～」

晴「そーいえば今日の晩飯はなんだ？」

比奈「今日はシチューっすね」

晴「シチューか…う～ん…まあ、いいかな」

比奈「もう少ししたら作りますんで、お手伝いお願いしますね」

晴「はーい」

比奈「ふふっ」

晴「…なんだよ？」

比奈「いや、晴ちゃんは素直ないい子だなって」

晴「なっなに言ってんだよ！照れるようなこと言うな！」

比奈「んぐっ…んぐっ…ぷはっー！」

晴「比奈、それなに飲んでんだ？」

比奈「これっすか？これはコーラの香りの炭酸水っすよ」

晴「んー？コーラじゃないのか？」

比奈「飲んでみます？」

晴「おー飲む飲む」ｺﾞｸｺﾞｸ

比奈「どうっすか？」

晴「…まずい、コーラっぽい感じなのに甘くないし…まずい」

晴「これ飲むくらいなら絶対コーラ飲んだ方が美味いって！」

比奈「それがいいんすよ」

晴「えー…」

晴「ただいまー、あれ奈緒じゃん」

奈緒「おー晴、おじゃましてるぜ」

晴「なになに、オレに会いに来たのか？」ﾉｿﾉｿ

奈緒「なに自然と膝に乗って来てんだ、可愛いヤツめ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

晴「あ～…落ち着く～…」ﾌﾆｬｰ

奈緒（妹にしたい…）ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

晴「それで今日は何しに来たんだ？」ﾓﾌﾓﾌ

奈緒「こらアタシの髪をモフモフするな」

比奈「奈緒ちゃんとオフが被ったので、朝までぶっ続けでアニメをみようって事になりまして」

晴「ふーん」

奈緒「晴も一緒に観るか？」

晴「面白いヤツなら観たい！難しくないヤツで派手なヤツ！」

奈緒「ん～…それならコレにするか、比奈さんもそれでいいか？」

比奈「オッケーっす」

晴「どんな話なんだ？」

奈緒「女の子が戦車に乗って戦うアニメだな」

比奈「ざっくりした説明ですねー、いやその通りなんですけど」

晴「その説明でいいのか…」

アニメ視聴中

晴「ちょいちょい聞いたことある声がする…」

比奈「気のせいですよ」

晴「主人公とかロシアの人とか」

奈緒「気のせいだな」

視聴終了

晴「ん～！面白かった～！」

奈緒「おっ気に入ったのか！見所あるな～」

晴「おう！戦車がバシバシ撃ってて迫力あったぞ」

比奈「まだOVAと劇場版もあるんすけどどうします？」

晴「ん～見たいけど、もう眠いし寝とくよ」

比奈「そうっすか、それじゃお休みっす」

奈緒「お休みー」

晴「おう、お休みー」


比奈「さて、奈緒ちゃん」

奈緒「おう、まだまだこれからだよな比奈さん」

比奈・奈緒「「朝まで見まくるぞー！」」

朝

晴「おはよー」

比奈「…おはよー」

奈緒「…うーっす」

晴「もしかしてホントに朝まで見てたのか？」

比奈「ジブリは何が一番面白いかって議論になりまして…」

奈緒「それでジブリマラソンが始まったんだけど…」

晴「もう寝ろよ」

比奈「けどまだポニョもマーニーも観てなくて…」

晴「いいから寝ろ」

比奈・奈緒「ハイ」

終わりです　ありがとうございました

オチが思いつきませんでした