1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 20:47:54 ID:91BkOBGE



  765プロ事務所



P「はい、初めてなんですけど、今日って予約取れますか?」

P「ええ、あっ……あの、ホームページに載ってた、そちらで一番若い18歳の……何ちゃんでしたっけ?」


P「その子は今日……あちゃー、三日後まで予約でいっぱい?」

P「いえ、他の子は……はい、すみません。気が変わりましたら、また連絡致します」



P「……」ピッ

P「ふぅっ……」 


 

 
2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 20:54:03 ID:91BkOBGE


小鳥「コーヒーどうぞ」コトッ

P「あ、すみません小鳥さん」ペコリ


小鳥「……」

P「ん」ズズーッ



小鳥「……」

P「ふぅっ」コトッ


P「さて、次の店を調べるか……」ピッ

小鳥「ちょっと待ってください!!」 


3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 21:03:00 ID:91BkOBGE


P「……」

P「どうしました?」


小鳥「その、セイントコスプレ女学院とは、何なのでしょうか?」

P「ああ」



P「ただの、遊技場です」

小鳥「xxxxですね?」


P「大人の遊技場です」

小鳥「xxxxですね?」 

4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 21:07:54 ID:91BkOBGE


P「……」

小鳥「……」


P「そうですよ」ボソッ

P「xxxxですよ……」



P「だったら何だって言うんですかっ!?」バンッ

小鳥「逆ギレしないでくださいっ」


P「うぅっ、うっ、うっうー」

P「仕方、ないんですよぉ……」ポロポロッ 

5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 21:21:48 ID:91BkOBGE


P「こんなクソ野郎が●●を捨てるには、もうプロに頼むしか無いんです……」ポロポロッ

P「プロデューサーの俺がプロに頼むんですよ? 笑ってくださいよ小鳥さん!! 笑えよ小鳥ぃぃ!!」ポロポロポロポロッ


小鳥「……」

小鳥「いえ、色々と笑え無いです」



小鳥「だいたい、急にそんなっ……いったい、どうしたんですか!?」

P「気付いたんですよ俺」ボソッ


P「可愛いアイドルに囲まれて、ずっと仕事をしちゃいますが」

P「それはあくまでもアイドルとプロデューサー、言わばビジネスパートナーです」 

6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 22:04:58 ID:91BkOBGE


P「真美や亜美、やよいや伊織、瑞々しい果実のようなアイドル達……」プルプル

P「だがそれは、決して手に触れては行けない禁断の果実!!」グッ


P「……」

小鳥「……」



P「男と言うのはね、小鳥さん?」

小鳥「はい」


P「駄目だと言われるほど、触れてみたくなる生き物なんです」ニコリ

小鳥「駄目ですよ?」 


11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 09:36:27 ID:nxwy1LZ2


P「だからですよ!! アイドルへ手を出さないように、何でも良いから他で代用しようと言うのです!!」

小鳥「何でもと言う割には、18歳の子に限定してませんでした?」


P「……」

小鳥「……」



小鳥「それに、プロデューサーさんて結構テレビにも出演してますから、そんな場所に行かれるのはちょっと……」

P「うっ」


P「うぅっ、うっ、うっうー、うっうー!!」ポロポロッ

P「じゃあ、どうしたらいいんですか!?」ポロポロポロポロッ 

12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 09:43:22 ID:nxwy1LZ2


小鳥「ごっ、ごほん、けほんっ」チラッ

P「えっ?」


小鳥「ごほっ、けほっ」チラッ

P「風邪ですか小鳥さん?」



小鳥「……」

小鳥「違いますよもう!!」


小鳥「こ、こう言うのは、あれじゃないでしょうか?」

P「あれ、とは?」 

13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 09:47:46 ID:nxwy1LZ2


小鳥「気心の知れた異性に、頼んでみるんですよっ」

P「え゙っ、気心の知れた……ですか?」


P「しかし、気心の知れた異性と言われても、この事務所以外には」

小鳥「ぴよぴよ」ドキドキ



P「うーん……」

小鳥「ぴよぴよ」ドキドキ


P「あっ!! 分かりましたよ小鳥さん!!」ポンッ

小鳥「ぴよよっ!?」ドキドキドキドキ 

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 09:55:09 ID:nxwy1LZ2


P「俺には、親戚の姪っ子が居たんです!!」

小鳥「ぴ……はい?」


P「確か、今年から高校生になって独り暮らしを始めてですね」カチッ

P「バイトが大変だから、お小遣いをもっと欲しいとか言ってたんですよ!!」ピッピッピッ



小鳥「はっ? はっ?」

P「……」トゥルルルルッ


P「あっ、もしもし、姪っ子ちゃん? 俺だよ俺、久し振り!!」

P「あのさ……………十万、欲しくない?」 

15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 10:01:13 ID:nxwy1LZ2


P「そうだよ。一晩で、十万」ニヤリ

P「何をするか、わか……」


小鳥「ダメぇぇぇっ!!」バチーン

P「おっふ!?」ドサァッ



P「どうして止めるんですかっ!?」ヒリヒリ

小鳥「 交なんて、クズですよクズ!!」


P「  、こう……」

P「そうか、これは 交だったのか!? 俺は、何をしようとしていたんだっ!!」プルプル 

16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 10:07:43 ID:nxwy1LZ2


小鳥「気付いて、くれましたか?」ニコッ

P「はいっ、●●を卒業したい余りに、俺はとんでもない事をしようとしてました」ペコリ


小鳥「ではっ……」

P「もう、間違えません!!」



P「考えれば、お金を渡して得た関係で、いったい何が卒業できると言うのか!?」

小鳥「っ!?」ピクッ


小鳥「そうですぴよっ!! 気心の知れた異性で、援助の関係が無い相手ですぴよっ!!」グッ

P「はいっ、小鳥さん!!」 


17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 10:11:32 ID:nxwy1LZ2


P「そんな相手は、俺に取って一人だけ……」カチッ

小鳥「///」クネクネ


P「この人しか居なかったんだっ!!」ピッピッピッ

小鳥「んっ?」



P「……」トゥルルルルッ

P「あっ、もしもし母さん? 俺だよ俺、久し振り!!」


小鳥「……」

P「いやー、相談したい事が有ってね」 

18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 10:15:55 ID:nxwy1LZ2


P「あのさ母さん?」

P「もう一度、俺を産んでく……」


小鳥「ダメぇぇぇっ!!」バチーン

P「おっふ!?」ドサァッ



小鳥「はぁはぁ、これは本当にダメなやつですよダメなやつ!!」

P「うっ」ヒリヒリ


P「うぅっ、うっ、うっうー、うっうー、うっうー!!」ポロポロッ

P「うっうーーーーーーっ!!!」ポロポロポロポロッ 

19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 10:18:51 ID:nxwy1LZ2


P「……」

小鳥「……」


P「こうなったら」

小鳥「っ!?」ビクッ



P「属性チェンジしか無い!!」グッ

小鳥「属性チェンジ?」


P「長い前フリでした」

小鳥「そうですね」 

20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 10:23:00 ID:nxwy1LZ2


小鳥「それで、属性チェンジと言うのは?」

P「はい、人には誰しも属性が有ります」


P「俺の属性は  コンですね」

小鳥「……」



P「このままでは、真美や亜美が危ない!! そうですねっ?」チラッ

小鳥「話が進まないようですので、そうしましょう」


P「ありがとうございます」ペコリ

P「そこで属性チェンジ!!   コンを捨てて、新たな属性を入手します!!」 

21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 10:26:27 ID:nxwy1LZ2


P「……」

小鳥「……」


P「小鳥さん?」

小鳥「はい」



P「俺が明日から、   コンになったら……どうです?」

小鳥「変 だと思います」


P「……」

小鳥「……」 

22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 10:33:32 ID:nxwy1LZ2
今さらだけど

真美「これより、  コン裁判を始める」コンコン P「……」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1427424327/

この設定をちょっとだけ引っ張ってます。 

23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 11:35:14 ID:Qd2HZYFA
乙! 

24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 14:01:13 ID:nxwy1LZ2


P「仮に変 だとしましょう」

小鳥「変 ですけどね」


P「しかしですよ小鳥さん? 仮に俺が、明日から   コンになったとしたらっ!!」

小鳥「はい」



P「この事務所は、安全なんですよぉっ!!」バンッ

小鳥「っ!?」ビクッ


P「俺の対象は   です。ですが、ここに   は居ません。従って……」

小鳥「安全確保っ……」ゴクリ 

25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 14:09:29 ID:nxwy1LZ2


P「これで真美と亜美は、俺と言う狼……ワイルドウルフ、テリーボガードから守られます!!」

P「そう、   コンになった俺は、まるで御仏のような、穏やかな心で出社して来るでしょう!!」


P「真美に腕を組まれようが、亜美に抱き着かれようが、俺は少しも心を乱しません!!」

P「何故なら、俺は   コンだからっ!!!」



P「……」

小鳥「……」


P「失礼」ペコリ

小鳥「いえ」 

26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 14:26:40 ID:nxwy1LZ2


P「兎に角、明日から俺は   コンです。お忘れなきよう」

小鳥「でも、急に   コンへ……と言っても」


P「大丈夫、秘策が有ります!!」グッ

小鳥「本気、なんですね?」



P「はい」コクリ

P「  コンの俺は今日まで……」


P「さよならです、小鳥さん」ニコリ

小鳥「プロデューサーさん……」 

27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 14:36:30 ID:nxwy1LZ2



 翌日 765プロ事務所



 ガチャッ

小鳥「おはようございまー」

小鳥「ぴよっ!?」ビクッ


P「……」

小鳥(プロデューサーさんが、ソファーの上で座禅を組んでる!?)



P「……」

P「ふっ」パチッ


P「おや……音無さん、お早いですね」ニコリ

P「私も今日は、早くに目が覚めました」 

28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 14:52:06 ID:nxwy1LZ2


小鳥「わ、わたし?」

P「これが本当の私なのです。無事に悟りが開けました」ニコリ


小鳥「はっ!? 悟り……小五と  で、悟りだとか言うんじゃ」ジトーッ

P「愚かな……」



P「この私の前で、真美や亜美などと言うアイドルは児戯に等しい」

P「仏の手の上の孫悟空と同じなのです」


小鳥「あの、例えが良く分からないのですが……」

P「真美や亜美に何をされようと、心が揺るがないと言う事ですよ」 

29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 15:06:33 ID:nxwy1LZ2


真美「おっはよー!!」ガチャ

亜美「ぐもにー!!」


小鳥「あっ、お、おはよう二人とも」

P「さっそく来ましたね……」ニコリ



真美「兄ちゃん!!」ダキッ

P「ハハッ、こやつめ」ナデナデ


亜美「にぃちゃーーん!!」ダキッ

P「ハハッ、こやつめ」ナデナデ 

30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 15:34:51 ID:nxwy1LZ2


小鳥「っ……」タジッ

小鳥(二人を相手に、全く動揺していないっ!? まさか、本当に克服をっ?)


P(これで、お分かりになりましたか音無さん?)ニコリ

小鳥(コイツ、脳内に直接ッ!!?)



亜美「兄ちゃんにぃちゃん、こっち見てYOー」クイックイッ

P「どうしたのですか亜美?」


亜美「亜美の見せ  、どーよ?」チラリ

P「……」ピクッ 

31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 15:49:29 ID:nxwy1LZ2


真美「にぃちゃん、真美の見せ  も、せくちーっしょ? 黒だよ黒っ」チラリ

P「……」


P「お、お、おっ」プルプル

小鳥「プロデューサーさん!?」



P「亜美ェ、亜美ェ……」ナデナデ サワサワ

亜美「 っ、ダメだよ兄ちゃん……それは、もっと暗くなってからっ」ヒ


P「真美ェ、真美ェ……」ナデナデ サワサワ

真美「やんっ、ピヨちゃんに見られてるよぉ」ピクンッ 

32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 15:58:25 ID:nxwy1LZ2


小鳥「ダメぇぇぇっ!!」バチーン

P「おっふ!?」ドサァッ


小鳥「もう!!」

小鳥「全然ダメじゃないですかっ!? それも割りと早い段階でっ」



P「ふふっ……今回のミスが分かりました。次は大丈夫です」フラフラ

小鳥「……」


P「ミスと言うのは」

小鳥「聞いてないです」 

33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 16:16:56 ID:cbiTbc1o
オールドミス 

34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 21:04:20 ID:nxwy1LZ2
小鳥「>>33!!」バチーン 

35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 21:11:12 ID:nxwy1LZ2


P「まぁ、聞いて下さいよ。納得の理由ですから」

小鳥「聞くだけ聞きます」


P「確かに俺は、   コンに属性チェンジしました……」

P「しかしですよ?    は  と同じ、子供です」



P「そしてまだ子供の内は、男も女も、体型は差ほど変わらないのです!!」

小鳥「聞くんじゃなかった……」


P「   コンでも、女の子の体に反応するのです!!」

P「これがミスでした!! だから次は……」 

36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 21:18:01 ID:nxwy1LZ2


P「俺は……」

P「ホ になります!!!」バンッ


小鳥「ぴよっ!?」ビクッ

小鳥「ほ、ホ ……ですかぁ?」ソワソワ



P「はい。ナヨナヨした野郎が嫌いなホ ならば、   は対象外ですし」

P「勿論、異性なんてもっての他!! 完璧ですよ小鳥さん!!」


小鳥「でも、急にホ と言っても……」

P「大丈夫、俺に秘策が有りますから!! 明日にはホ です」ニコリ 

37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 21:19:50 ID:nxwy1LZ2


P「これで真美と亜美は、俺と言う狼……ワイルドウルフ、テリーボガードから守られます!!」

P「そう、ホ になった俺は、まるで御仏のような、穏やかな心で出社して来るでしょう!!」


P「真美に腕を組まれようが、亜美に抱き着かれようが、俺は少しも心を乱しません!!」

P「何故なら、俺はホ だからっ!!!」



P「……」

小鳥「……」


P「失礼」ペコリ

小鳥「いえいえ」 

38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 21:22:52 ID:nxwy1LZ2


P「兎に角、明日から俺はホ です。お忘れなきよう」

小鳥「本気、なんですね?」


P「はい」コクリ

P「  コンの俺は今日まで……」



真美「えっ、そんなのヤだよ兄ちゃん!!」クイックイッ

亜美「兄ちゃんは、ろりこんでいいよっ!!」ギュッ


P「さよならです、小鳥さん」ニコリ

小鳥「プロデューサーさん……」 


39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 21:31:22 ID:nxwy1LZ2



 翌日 765プロ事務所



 ガチャッ

小鳥「おはようございまー、ぴよっ!?」ビクッ

P「……」ピカァァッ


小鳥(プロデューサーさんが座禅を組みながら、眩しい光を放っている!?)

小鳥(でも前科持ち。本当の御仏になったか、試させて貰います。この消しゴムを、見えない後ろから……えいっ)ヒュッ



P「……」

P「ふっ」


P「Ω(オーム)!!!」バチンッ

小鳥「見えない筈の消しゴムを……叩き落とした!?」ゴクリ 

40 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 22:08:28 ID:eli71eFI
ヴァルゴのシャカかよ 

41 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 22:19:10 ID:nxwy1LZ2


P「おや……音無さん、お早いですね」

P「私も今日は、早くに目が覚めました」


小鳥「プロデューサーさん……本当に、御仏になられたんですね?」

P「最早、誰で在ろうとも、この私(ホ )の心を掻き乱す事は叶いません。それを証明いたしましょう」ニコリ



 ガチャッ

P「さっそく、誰かが来たようですよ?」チラッ

小鳥「っ……」クルッ


真「おはようございますっ!! あははっ、今日は天気がいいから走って来ちゃいました」

真「って、アレっ……二人だけですか?」キョロキョロ 

42 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 22:36:01 ID:nxwy1LZ2


真「あっ、でもでもっ、ちょうど良かったですプロデューサー」タタッ

真「聞きたい事が有ったんですよっ!!」


P「……」

P「何かな?」



真「最近、ウエストを絞ってるんですけど……」

真「男の人から見て、この位の腹筋って、どうですか?」ペロンッ


P「……」

P「お、お、おっ」プルプル 

44 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 22:52:53 ID:nxwy1LZ2


真「触って」

真「確かめてくださいよ、ぷろでゅうさぁ……」


P「ぐっ、うっ、しかしっ!!」プルプル

真「あはっ、走って来たからかなぁ?」



真「おヘソの中に、汗……掻いちゃいました」ニコリ

P「……」プツンッ


P「真ェ、真ェ……」ナデナデ サワサワ

真「ん、んっ、その触り方は夜のですよっ」ピクンッ 

45 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 22:58:55 ID:nxwy1LZ2


小鳥「ダメぇぇぇっ!!」バチーン

P「おっふ!?」ドサァッ


小鳥「もう!!」

小鳥「全然ダメじゃないですかっ!? さっきと同じですよっ」



P「ふふっ……今回もミスが分かりました。次こそは大丈夫です」フラフラ

小鳥「……」


P「ミスと言うのは」

小鳥「だから、聞いてないです」 

46 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 23:06:32 ID:nxwy1LZ2


P「まぁ、聞いて下さいよ。納得の理由ですから」

小鳥「聞くだけ聞きます」


P「まずもってですね、人間をそう言う対象にしたから失敗したんですよっ!!」

P「だから次は動物ですっ!! 獣の匂いにしか反応しなくなれば!!」グッ



小鳥「それ……オチまで見透かせますよ?」

小鳥「絶対にヤメてくださいね?」


P「ぐうっ……となれば、最後の手段しかない!!」

P「小鳥さん、これに関しては、口出し無しで頼みます」ペコリ 

47 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/07(火) 23:13:23 ID:nxwy1LZ2



 一ヶ月後 765プロ視聴覚室



響「それで?」

小鳥「と、言うね? ここまでの、長い、ながーーーーーーい」


小鳥「前フリがあったのよっ!!」

貴音「その結果が、あの有り様でしょうか?」



美希「……」

真「……」


小鳥「うっ」

小鳥「と、とにかく、この映像を確認してちょうだい」ピッ 


50 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/08(水) 13:42:20 ID:jKzmwD6o



 中継映像 765プロ控え室



あずさ『はぁい、こっちでちゅよー』

P『たっ!!』フラフラ


あずさ『あんよは上手、あんよは上手っ』

P『た、た、たっ……』タッ



P『たぁー!!』ダキッ

あずさ『よくこれまちたねぇ、えらいえらい♪』ナデナデ


P『たった』ムギュ

あずさ『あんっ、もぅ……こぉら♪ そんな所を触っちゃ、めっ、でしょ?』ニコリ 


52 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/08(水) 13:46:27 ID:jKzmwD6o


貴音「……」

響「……」


美希「……」

真「……」



真美「……」

亜美「……」


伊織「……」

小鳥「プロデューサーさん、幼児退行、しちゃったみたいで……」 

56 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/08(水) 20:09:13 ID:jKzmwD6o


小鳥「何でこうなったかって言うと」

響「聞きたくないぞ!!」


小鳥「ま、まずは聞いて。納得の理由だから」アセアセ

貴音「聞くだけは聞きましょう」



小鳥「プロデューサーさんが  コンを直すには、荒療治が必要だと言う事で……」

小鳥「じゃあどうするのと聞いたら、幼児退行、と」


伊織「答えになってないわ!!」バンッ

小鳥「だっ、だからね? プロデューサーさんが誰よりも幼くなれば、それはもう  コンじゃないだろう……って」 

57 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/08(水) 20:20:06 ID:jKzmwD6o


小鳥「今は治療中みたいなの。少女と真逆の『母性』を体に満たす事で、  コンを治そうとしてるのよ」

真「それで、いつ治るんですか?」ジトーッ


小鳥「  コンが完治したら、勝手に元へ戻るってプロデューサーさんが……」

小鳥「あっ、ほらでも、こうなってるのは事務所の中だけじゃない?」



小鳥「外ではいつも通りのプロデューサーさんなんだし、別に良いんじゃないかなーって」

美希「よくないのっ!!」バンッ


真美「そうだよっ、このままじゃ兄ちゃん取られちゃうよ!!」ガタッ

亜美「ろりこんじゃない兄ちゃんなんて、兄ちゃんじゃないかんね!!」 

58 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/08(水) 20:43:21 ID:jKzmwD6o


響「んー」

響「ん?」


響「そう言えば貴音は、あっち側じゃないのか?」チラッ

貴音「……」



貴音「うぅっ……」ポロポロ

響「へっ? どっ、どうして泣くんだ貴音っ!?」アセアセ


貴音「三浦あずさに奪われたのです!!」ポロポロッ

貴音「わたくしの母親役をっ、海外撮影から帰国したばかりの……あずさが、あずさがぁぁっ!!」ポロポロポロポロッ 

59 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/08(水) 22:29:19 ID:jKzmwD6o


 Before

P『まっま、まっま』キャッキャ

貴音『あなた様の母上はここですよっ』ニコリ



After

あずさ『ただいま~』ガチャッ

P『っ!? まっまーーっ!!』タタタタタッ


あずさ『あらあら♪』

貴音『あなた様ぁぁぁぁぁっ!!』




貴音「ゔあ゙あああああああああああああ!!」ポロポロポロポロッ

響「何を思い出したんだぞ貴音っ、貴音ぇぇっ!!」ユサユサ 

60 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/08(水) 22:51:23 ID:jKzmwD6o


小鳥「たったの一時間ぐらいだったかしら」

小鳥「短い母親役……残念だったわよね?」



貴音「ゔあ゙あああああああああああああ!!」ポカポカッ

小鳥「痛っ、地味に痛いから叩かないでー!! ぴよよよよっ」タタッ



真美「……」

亜美「……」


真美「これは、やるしかないっしょ?」チラッ

亜美「おーよ!!」コクリ 

64 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 09:44:01 ID:Z8H4REIc


真美「協力してくれるよね? いおりん!!」チラッ

伊織「なんで、私が……」プイッ


亜美「このままじゃ、兄ちゃんが普通になっちゃうんだよっ!?」

伊織「っ、うぅっ……」



伊織「わかったわよ!! 手伝えばいいんでしょ!!」バンッ

響「何か知らないけど、自分も手伝う!! 貴音はどうするんだ?」


貴音「ゔあ゙あああああああああああああ!!」コクコクッ

響「貴音も手伝うって言ってるぞ!!」 

66 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 10:09:14 ID:Z8H4REIc


小鳥「ちょっ、ちょっと待って!!」ビクッ

小鳥「プロデューサーさんは、自分の意思で  コンを克服しようとしてるのよっ!?」


伊織「違うわっ!!」

伊織「私たちが、追い込んだのよっ!!」



小鳥「むむむっ……」

小鳥「そうだっ、美希ちゃんや真ちゃんはどうなの?」チラッ


美希「あずさの一人勝ちは、何としても阻止なの!!」グッ

真「ボクも美希と同じです。今のままじゃ、悔しいじゃないですか!!」グッ 

67 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 10:25:20 ID:Z8H4REIc


小鳥「どうしてなの皆!?」

小鳥「プロデューサーを普通に戻したくて、  コン裁判を起こしたんでしょ!?」


真美「……」

亜美「ううん」フルフル



伊織「認めさせたかっただけよ……自分は  コンだっ、て」

小鳥「それだけでっ?」


真美「ろりこんを隠してた頃の兄ちゃん……」

真美「真美と目が合うと、目を反らしちゃうんだよ!?」 

68 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 11:52:09 ID:Z8H4REIc


小鳥「くっ」ダッ

伊織「どこに行くのよっ!?」


小鳥(もう駄目、もうあの子達は手遅れっ!!)タッタッタ

小鳥(私が、私が何とかするのよ小鳥!!)ダダッ



 ガチャッ

小鳥「プロデューサーさん!!」バァン

P「あ、ばっば!!」


小鳥「……」

P「ばっば、ばっば!!」キャッキャ 


69 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 11:56:21 ID:Z8H4REIc


あずさ「そうね、ばっばねっ」ニコリ

P「ばっばー」キャッキャ


小鳥「……」

小鳥「黙れ」ボソッ



あずさ「あらっ、どうかしたんですか?」

小鳥「いえ、なんでも……」


小鳥「……」ガチャッ バタン

小鳥「ゔゔうううううううううう!!」ポロポロポロポロッ 


72 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 14:53:21 ID:Z8H4REIc



 ポンポンッ

小鳥「えっ」クルッ

貴音「……」


貴音「フッ」バチーン

小鳥「おっふ!?」ドサァッ


貴音「しっかりなさいませ、戦いはこれからなのですよ!?」キッ

小鳥「そっ、そうね……ファイトよ小鳥!!」フラフラ


小鳥(えっ、なんで今ビンタされたの私?)

伊織「みんな、一気に勝負を決めるわっ」ザッ 


74 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 15:07:22 ID:Z8H4REIc


小鳥「でも、どうするの?」ヒリヒリ

伊織「ふん。秘策があるわっ」ニヤリ


小鳥「秘策?」

伊織「そうよ。真美、亜美、準備はいい!?」パチンッ



真美「がってんしょーちのすけぇ!!」

亜美「島田紳助だよっ、いおりん!!」


響「じゃあ、行くぞっ?」ゴクリ

真「せーーーーのっ!!」ガチャッ 

75 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 15:20:21 ID:Z8H4REIc



  決戦ッッ!!!


伊織「あずさっ!!」バァン

小鳥「ぴよっ」


真美「……」ザッ

亜美「……」



貴音「……」

響「……」


美希「……」

真「……」 

76 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 15:35:57 ID:Z8H4REIc


P「すぅー、すぅー」コクリコクリ

あずさ「ふふっ、おねんねしたわね」ナデナデ


あずさ「……」チラッ

伊織「……」



あずさ「あらあら~♪」

あずさ「ベビーシッターの皆さん……揃いも揃って、どうかなさったんですか?」ニコリ


伊織「ベビーシッ……ぐっ」ギリッ

貴音「返しなさい!! 私の子を返しなさい!!」 

79 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 19:25:59 ID:Z8H4REIc


あずさ「返す?」

貴音「……」コクリ


あずさ「私がプロデューサーさんを取ったんじゃ無いですよ?」

あずさ「プロデューサーさんが……」



あずさ「私を選んでくれたの」ニコリ

貴音「ゔあ゙あああああああああああああ!!」ポロポロポロポロッ


あずさ「うふふ~」

響「な、泣いちゃダメだぞ貴音!?」ナデナデ 

80 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 19:43:58 ID:Z8H4REIc


あずさ「下に待たせてるので、お仕事に行ってきまぁす」ヒラヒラ

あずさ「ほんと、大変だわぁ~」ガチャッ バタン


貴音「うぅっ……」

響「……」ナデナデ



真美「……」

亜美「……」


伊織「……」

伊織「甘いわよ、あずさ?」ニヤリ 

81 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 20:13:06 ID:Z8H4REIc


美希「……」ジィーッ

美希「デコちゃん、あずさが律子の車で行ったのっ」チラッ


真「よしっ」カチッ

真「鍵も掛けたよ!!」



伊織「美希、真、貴音、響、後は任せてちょうだい」

響「うんっ」コクリ


伊織「真美、亜美?」チラッ

真美「ほいさ、やっちゃうよー!!」コクリ 

82 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 21:13:06 ID:Z8H4REIc


P「すぅー、すぅー」ムニャムニャ

亜美「起きて兄ちゃん!!」ユサユサ


P「あうー」

P「あ」パチッ



P「たっ」キョロキョロ

P「……」


P「まっま」

P「まっまは?」キョトン 

83 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 21:21:19 ID:Z8H4REIc



真美「ほらほらっ、兄ちゃんのすきなLO……ここに置くよ?」ドサッ

P「えう、おー?」


P「えうっ……」ピクッ

P「えう、えう、えうぅぅぅオオォォォォッ!!」ジタバタ



小鳥「プロデューサーさんが苦しみ出した!?」

真「きっと、自分の中で戦ってるんだ!!」グッ


美希「頑張ってハニー!!」

響「プロデューサー、頑張れ!!」 

84 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 22:14:37 ID:Z8H4REIc


伊織「そしてこれが……秘中の秘」ガサゴソ

伊織「元に戻す秘策よっ!!」バッ


小鳥(伊織ちゃんが何かを取り出した?)

小鳥「まっ……まさかアレはっ!?」ビクッ 



真美「兄ちゃんを放しちゃダメだよ亜美!?」ガシッ

亜美「もちっ!!」ガシッ


P「や、ヤッ、ヤメッ……」

伊織「てやあぁぁぁぁぁっ!!」ガボッ 

85 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 22:19:09 ID:Z8H4REIc


伊織「ん~~~~~っ!!」グィィッ

P「お、お、おっ」


小鳥「プロデューサーさんの頭に被せたアレは……」

小鳥「まさかっ、まさかぁぁぁっ」



伊織「……」

伊織「やよいの、●●●よ」


P「……」

P「っ……」バタァァン 

86 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 22:19:59 ID:lSN2nx5U
何故持っている 

87 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 22:25:19 ID:Z8H4REIc


真「仰向けに倒れた!?」

貴音「やったのですか!?」


P「うっ」ピクッ

P「うあ、あっ……俺は、  コンじゃ、ない」



真美「兄ちゃん……」ウルウル

亜美「にぃちゃん」


伊織「ふんっ」プイッ

小鳥(最後の仕上げなのね?)ゴクリ 

88 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 22:38:15 ID:Z8H4REIc


真美「そのまま目を開けて兄ちゃん……」

亜美「亜美たち今日はミニだから、下からなら   だよっ? 見せ  じゃ無いよっ!!」


P「……」ピクピクッ

真美「いおりんも、ワンピめくらないとっ」



伊織「わ、わかってるわ!!」

伊織「くっ……ほら、好きなだけ見なさいよヘン  」ファサッ


P「……」

P「ガーター、つ、き……」プルプルプルプル 

89 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 22:52:51 ID:Z8H4REIc


貴音「あなた様ぁぁぁぁぁっ!!」

P「ッッ!!!」カッ


P「おいおい、どうやら天国に来ちまったようだな」ボソッ

伊織「っ!? あんたっ」



P「素晴らしい景色だった……」スタッ

P「ありがとよ三人とも」ニコリ


真美「兄ちゃん!!」ダキッ

亜美「兄ちゃん!!」ダキッ 

90 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 22:58:01 ID:Z8H4REIc


小鳥(何て清々しい表情なの!?)

小鳥「プロデューサーさん?   コンは……」


P「  コン、ですか?」

P「……」



P「やめねぇっ……!」

小鳥「っ!?」ビクッ



P「続行だっ……!」

小鳥「っ!!?」ビクビクッ 

91 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 23:03:05 ID:Z8H4REIc


響「ぃ、やったぁっ!!」

真「そうこなくっちゃ!!」パチンッ


貴音「ふぅっ……」

貴音「一時はどうなる事かと」ニコリ



美希「ハニー!!」タタッ

P「ははっ」


P「……」

P「……」 

92 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 23:07:04 ID:Z8H4REIc



 その夜 765プロ事務所



P「あーっ、やっと溜まってた仕事終わったぁ!!」ノビーッ

P「……」


P(  コン卒業は近い)

P(恐らく、二年後か、三年後……)



P(アイドル達だって成長するんだ)

P(それが必然……) 

93 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 23:12:28 ID:Z8H4REIc


P(自惚れで無ければ、何人ものアイドルから想いを寄せられている)

P(だから、俺だけが立ち止まる事なんて出来ない)


P「……」

P(それだけは、しちゃいけない……)



P(俺に残された道は)

P(二つ……) 


95 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 23:16:43 ID:Z8H4REIc


P「プロデューサーの俺には、二つしか無いんだ」

P(この事務所を、去るか……)


P「……」

P(あるいは……)






P(  コンで在り続ける………)

P(灰になるまで……!) 

96 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/09(木) 23:18:54 ID:Z8H4REIc


おわり