2: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:21:43.11 ID:NAvH2e7Q0
【午後11時・346プロダクション女子寮】

イヴ「というわけでサンタクロースのバイトですよぉ♪」

愛海「うひひ…クリスマスプレゼントもう一つくれるって本当?」

イヴ「はい♪ 二人ともありがとうございますぅ~」

梨沙「別にいいわよ。経験者じゃないとダメでしょ? ところで真奈美はいいの?」

愛海「あっ、あたしもそれ気になってたんだ。真奈美さんもいた方がよくない?」

イヴ「はい~……ただお仕事があるらしくてぇ……」

梨沙「それなら仕方ないわね! ちゃっちゃと配ってパパとクリスマスデートよ!」

愛海「いや配り終わる頃には夜中じゃないかなー……」

引用元: イヴ「サンタクロースのバイトですよぉ♪」 


 

3: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:22:11.29 ID:NAvH2e7Q0
梨沙「それじゃあ行くけどプレゼントは?」

イヴ「その前に! まずはサンタの服に着替えてください!」

愛海「え? 梨沙ちゃんの生着替え!?」

イヴ「はーい愛海ちゃんは向こうの個室ね~」ガシィ

愛海「あー!ちょっと! …あっでもこれ後頭部に幸せなお山がうぐへへ……」

梨沙「危なかった……」

イヴ「じゃあこれに着替えておいてくださいねぇ~」

4: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:22:44.67 ID:NAvH2e7Q0
【数分後】

梨沙「ってイヴ! これはイヴの服であってサンタ服じゃないでしょ!」E.ダンボール

愛海「お山の上の方ががよく見えるねー!」E.ダンボール

イヴ「サンタの服って言ったらそれですよ~? 事務所のみんなにアンケートしてみますかぁ?」

梨沙「……くっ……否定できない……」

愛海「もしかして梨沙ちゃんブラしてない……?」

梨沙「してるわよ! これは肩紐ないやつ!」

イヴ「次にサンタの袋ですねぇ♪ これは大切なものなので気をつけてくださいね~!」

愛海「……ちょっと小さくない? 200人分も入らないと思うんだけど……」

梨沙「というかプレゼントなんて何も入ってないじゃない」

5: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:23:18.52 ID:NAvH2e7Q0
イヴ「そこはサンタパワーですぅ! 必要なものが出てきますからぁ♪」

梨沙「なにそれ凄くない!? そもそもそんなのあるならお金いらないじゃない!?」

イヴ「代金は私の給料から差し引かれていきますぅ~……」

梨沙「なんか……難儀ね……」

愛海「美乳の優しくていつでも登山させてくれる可愛い女の子!!!」ズボッ

梨沙「欲望に忠実!!!」

愛海「あっ…本当になんかある!」

イヴ「あ~……それはぁ~……」

梨沙「えっ!? 本当に出てくるの!?」

愛海「これだぁ!! ……きゃあ!す、炭!?」

イヴ「悪い子には炭をプレゼントするっていう風習があるんですよぉ……」

梨沙「ちょちょちょこれ本当に凄くない!?」

6: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:23:48.82 ID:NAvH2e7Q0
イヴ「はぁ~い! じゃあ袋はよろしくお願いしますね~」

梨沙「いやいや! これ説明しなさいよ!」

愛海「この炭はどうすればいいのー!?」

イヴ「じゃあ行きますよ~!」

梨沙愛海「スルー!?!?!?」

愛海「て、置いてかないでー」

7: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:24:29.17 ID:NAvH2e7Q0
愛海「て言ってもまだ大人が寝るには早いからねー。年少組のところから回ろうか」

梨沙「そうね。早く寝ないとプレゼントがもらえないってことはみんな知ってるはずよね」

愛海「じゃあ…こずえちゃんのところから行こうか」

梨沙「良いわよ。こずえは何頼んでるのかしら?」チラッ

イヴ「えっと……『世界平和』ですかぁ……」

梨沙「……出てくる?」

イヴ「無理じゃないですかねぇ~……」

愛海「じゃあどうする? 人形とか入れてく?」

イヴ「そうしましょ~♪」

8: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:24:57.38 ID:NAvH2e7Q0
梨沙「隣は千枝の部屋ね。あ、こっち鍵かかってるけどどうするのよ」

愛海「こういう時のために去年の練習が生きてくるんだよっ」

イヴ「ですねぇ~。屋根裏は各部屋で繋がってるのでそこから入りましょう~♪」

梨沙「危険思想に染まってない!?」

イヴ「サンタですからぁ~」

梨沙「サンタならなんでも許されるわけじゃないわよっ!」

愛海「ほらほら、騒いでたら起きちゃうから早く行くよ」

梨沙「アタシが少数派なの!?」

9: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:25:27.79 ID:NAvH2e7Q0
愛海「うへへ……千枝ちゃんこんばんはー……」

イヴ「おじゃましまーす♪」

千枝「あっ、こんばん、は……」

千枝「……もしかして、千枝、いい子で寝てなかったからプレゼントは無しですか?」グスッ

梨沙「あちゃー…イヴ、どうするのよ?」

イヴ「うーん……千枝ちゃんは寝てます♪ 良いですよねっ!」

千枝「……はいっ!」パァァ

愛海「……良いのかなー?」

10: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:26:46.60 ID:NAvH2e7Q0
梨沙「結局千枝は何頼んでたのよ」

イヴ「新しい洋服でしたよ~」

愛海「可愛いうさぎのパッチワークのやつだったね」

梨沙「なんで愛海が知ってるのよ」

愛海「服の胸元見てたら目に入っただけだよ!」

梨沙「胸張って言うことじゃないわよ……」

イヴ「千枝ちゃんにまで手を出したらダメですよぉ~?」

愛海「……それはもちろん……」

梨沙「目を見て言いなさいよっ!」

11: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:27:24.91 ID:NAvH2e7Q0
愛海「次は……こ、この部屋は……!?」

イヴ「あー……愛海ちゃんはここで待ってましょうか~♪」

梨沙「ん? ……ああ、雫の部屋ね。待ってた方が良いわよ」

愛海「手を出したりしないよ! そもそも寝てる人のお山に登って何になるの! 堂々と正面から制覇してこそお山への愛が示されるの!」

梨沙「良いこと言ってるように聞こえる気がしなくもないわね。はい。ステイ」

イヴ「我慢してくださいね~。梨沙ちゃん今のうちに~♪」ガシッ

愛海「ンゴーーー! ムグーーー!!」

12: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:27:50.99 ID:NAvH2e7Q0
愛海「うう……酷い……ちょっと呼吸とともに隆起する双峰を眺めたかっただけなのに……」

イヴ「サンタの立場を悪用しちゃダメですよ~。笑顔を届けるんですから~」

梨沙「ま、そういうことよ。じゃあ次行くわよ」

愛海「次はライラさん? アイスかな?」

イヴ「溶けちゃいますからアイスはやめて貰いました~」

梨沙「じゃあ何頼んだのよ?」

イヴ「えっと~『アイスケーキ』ですね~……」

愛海「やっぱりライラさん抜け目ないね!」

13: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:28:18.74 ID:NAvH2e7Q0
イヴ「置いてきましたよ~♪ 時間もないですしどんどん行っちゃいましょ~」

愛海「あれ? ここの通路ちょっと狭くなってるね」

イヴ「ですね~……梨沙ちゃん行って貰えますか?」

梨沙「チビ扱いしないでよっ!」

イヴ「でも私だと胸が~……」81

愛海「この中だったら梨沙ちゃんかなー」73

梨沙「……もうっ! 将来はナイスバディーなんだから見てなさいよっ!」71

14: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:28:54.58 ID:NAvH2e7Q0
梨沙「て、蘭子の部屋だったのね。寝室はここね」

梨沙「何頼んだのかしら。えっと……」

蘭子「うん……誰……?」

梨沙(ヤバいっ!)

梨沙「サ、サンタさんじゃよ♪ メリークリスマス♪」スッ

梨沙(誤魔化せた! 完璧ね)

蘭子「ぴゃぁっ!」バタリ

梨沙「あれ……? なんでこんな間が悪いもの頼んでるのよ……」E.黒曜石のナイフ

梨沙「……殺人現場だと思われないことを祈るわ」

15: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:29:40.45 ID:NAvH2e7Q0
イヴ「おかえりなさーい♪」

梨沙「ただいま……」

愛海「どうかしたの? もしかして起こしちゃった?」

梨沙「結果的には寝てたからセーフよ」

イヴ「それなら平気ですね~。じゃあ次行きますよぉ♪」

愛海「セーフなのかなぁ……?」

16: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:30:51.21 ID:NAvH2e7Q0
〔高垣楓〕

\アハハ!ノメノメ!ワッハッハ!イイゾイイゾ!ヌゲヌゲ!/

梨沙「……この部屋には入りたくないわね……」

愛海「全然良い子でもないもんね」

イヴ「こういう時にもブリッツェンは頑張ってくれるんですよ~♪ GO! ブリッツェン!」

ブリッツェン「ブモッ!」

ーーーーーー

愛海「何も聞こえなくなったけど……何したの?」

イヴ「志希さんのおクスリ撒いてもらいました~♪」

梨沙「流石に乱暴すぎよっ!」

17: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:31:38.12 ID:NAvH2e7Q0
イヴ「おじゃましまーす♪」

愛海「うわ……大混乱の後だ……ひーふー……6人も……」

梨沙「でも大人にはプレゼントあげられないんじゃないの?」

イヴ「そうですよ~。大人なのにプレゼントを欲しがる人には生き物の血とか炭とかをプレゼントです~」

梨沙「クスリで眠らされた上に炭とはかわいそうね……」

イヴ「いえいえ、ここには血を置いていきますよ~♪」

愛海「え!? 酷くない?」

イヴ「誰の血とは言ってませんよ~♪ というわけでお世話になってるみなさんにはこちらを~」っワイン

梨沙「ああ……ぴったりね」

愛海「この上ないくらいにちょうど良いね」

18: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:32:07.28 ID:NAvH2e7Q0
イヴ「さて、お疲れ様でした♪ お二人にはプレゼントあげちゃいますよ~♪」

梨沙「やった! パパとのデートにつけてくイヤリングが欲しかったのよ」

イヴ「イヤリングですねぇ~……はい! どーぞ」

梨沙「ありがとっ、サンタさん」

イヴ「どういたしまして~。今年も一年、良い子にしててくださいね~♪」


愛海「ねえねえあたしもあたしも! イヴさんのお山に登らせて欲しいなーっ!」

イヴ「えぇ~……仕方ないですねぇ~♪」

愛海「やったー! ひゃっほー!!! 桃源郷はここにあったんだー! ありがとうサンタさーん!!!」

19: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:32:41.36 ID:NAvH2e7Q0
愛海「ぷにょふわ……えへへ……」

梨沙「寝ちゃったけどどうするの?」

イヴ「そうですねぇ~……部屋まで送ってあげましょうか~♪」

梨沙「ん、分かったわ。頭の方抱えてあげてくれる?」

イヴ「大丈夫です~♪ ブリッツェーン! ちょっと部屋まで運んであげてください~」

ブリッツェン「フモッフ!」ダダダッ

梨沙「便利ね……」

イヴ「ブリッツェンは良い子ですよ~!」

20: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:33:11.72 ID:NAvH2e7Q0
梨沙「それじゃあおやすみなさい、イヴ」

イヴ「はい。おやすみなさい~♪ パパとゆっくりしてくださいねぇ~♪」

梨沙「ん、ありがと。このイヤリングでばっちりパパのハートを掴んでくるわ!」

イヴ「その意気ですよ~♪ メリークリスマース!」

梨沙「じゃあねっ! メリークリスマス!」タッタッタッ

21: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:33:44.24 ID:NAvH2e7Q0
イヴ「さて、それじゃあ後はPさんの分だけですね~」ガチャ

イヴ「こんばんは~……よく寝てますね~♪」

イヴ「いつもみんなのお仕事支えてくれてありがとうございますぅ」

イヴ「えへへ……サンタとしてだけじゃなくてアイドルとしてのプレゼントですね~♪」

イヴ「よいしょっ! ……来年もよろしくお願いしますね♪」

イヴ「みんなの笑顔のため、また一緒に頑張りましょ~!」

22: ◆eF6RWyN1IM 2016/12/24(土) 23:34:38.62 ID:NAvH2e7Q0
終わりです

モバマスでイヴの誕生日セリフ見てください
3本しか書けないとは思わなかった。全部ソロモンが悪い