凛「最近のレッスン後マ○クばっかだったんだ……、久々のまともな夜ご飯が楽しみで一日中浮足立ってたんだけど」

卯月「ここもサ○ゼですよ？」

未央「そもそもアイドルが連日マッ○って」

凛「トライアドプリムスとしてレッスン終えたらほぼ絶対○ックだからね。ハッピーセットの内容が悪いと二人に連行される」

未央「光景が目に浮かぶ」

凛「地獄絵図なんだよね」

卯月「もしかしてたまに凛ちゃんの腕に泣きついてるのって」

凛「加蓮だね」

未央「知りたくなかったなあ」

卯月「大変そうですね」

凛「他人事だと思いやがって」

未央「まあいいか、店員呼ぼう」ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

凛「良くないけど」

卯月「私たちは凛ちゃんの希望通りの店来てるじゃないですか」

未央「というかもっといいもん食べてもいいと思うんだけど」

凛「いいとこでこんな話できないでしょ」

未央「生々しい女子会みたいなノリをしてほしくないなあ」

卯月「続けていいですよ？」

凛「ほんと？」

未央「満面の笑みかよ」

卯月「その話してもらったあととりまとめて二人にラインしときますから」

凛「ごめんなさい本当にやめてください」

未央「意志が弱すぎる」

ｵﾏﾀｾｲﾀｼﾏｼﾀｰ

卯月「店員さん来ましたよ」

未央「私ドリアで。あとドリンクバー」

凛「無難だね。ハンバーグにパスタとご飯付けてください。あとドリンクバー」

卯月「食べ過ぎじゃないですか？　私チョコパフェで。あとドリンクバー」

未央「ご飯すっ飛ばしてデザート突っ込むのはチャレンジャーすぎる」

凛「こんな時までアイドルアピールいらないんだけど」

卯月「アイドル島村卯月、パフェだけ食べて生きてます！」ﾌﾞｲ

未央「キャラが安っぽすぎる」

凛「地下にそんなんいそうだよね」

卯月「辛口ですねえ」

凛「至極妥当だと思うけど」

未央「ていうかしぶりん食べ過ぎじゃない？　残されても私食べないけど？」

凛「いやアイドルは体が資本だし。むしろ二人ともよく倒れないですんでるね」

卯月「これで三人の中で一番体重低いんだから納得いかないですねえ」

凛「パフェが一番カロリーすごいと思うけど。というか二人ともあんなプロフィール信じてるの？」

卯月「実際何キロなんですかあ？」

凛「○○キロ」

未央「あれ？　私より重いんだ」

凛「そういう未央は？」

未央「××キロだけど」

凛「やっぱそんなもんだよね」

卯月「なんだ、二人ともかな子ちゃんだったんですね！」

未央「これは畜生島村」

凛「久々にキレちまったよ……」

未央「いろんな方向にケンカを売ってるなあ」

卯月「そんなことより喉乾きません？　私ジュース取ってきますよ」

未央「さっきから話の反らし方が雑すぎる」

凛「やだよ。卯月絶対ジュース混ぜるじゃん」

未央「しかも健康害するやつ」

卯月「未知への挑戦は常にしていきたいですよね」

未央「そういうのこそアイドルの時にやってほしいなあ」

卯月「私はいつでもアイドルなので！」

凛「このタイミングでそのセリフ使っちゃう？」

卯月「結局三人で来るんですね」

凛「未央も平気で混ぜるしね」

未央「しぶりんがいう？」

凛「私はここの二人にしか混ぜたの出さないよ」

未央「余計に質が悪い」

卯月「自分以外は信用できないだんて世知づらいですねえ」

凛「ああいいながら自分の飲み物容赦なく混ぜてるけど」

未央「怖すぎる」

卯月「美味しいですよ？」

凛「臭いがもう駄目なんだけど」

未央「しまむーの顔がアニメの三話みたいになってる」

凛「こういうとこのコーヒーってなんとも言えない味がするよね。事務所の美味しいのに飲みなれてるせいかな」

未央「というかドリンクバーだし冷たいジュース最初いかない？」

卯月「凛ちゃん、邪道ですねえ。この王道ジュースをどうですか？」

凛「その液体こっちに向けないでくれない？」

卯月「美味しいんですけどねえ」ｽﾞｼﾞｭﾙﾙﾙﾙ

未央「飲み物飲んでるとは思えない音が出てるんだけど」

凛「下品すぎる」

未央「しかもどんどん作画が直ってく」

凛「あれBD版の輝きだよ。キラキラしてる」

未央「シンデレラの靴はここにあったのかあ」

卯月「はぁ～、美味しいです♪」ﾂﾔﾂﾔ

未央「艶々してる」

凛「あれ実はイカ臭かった気がしてきた」

卯月「色は白くないですけど」

未央「その連想は危険すぎる」

ｵﾏﾀｾｲﾀｼﾏｼﾀｰ

未央「うお、もう料理が来た」

凛「この速さが魅力だよね」

卯月「冷凍最高ですね」

凛「それ以上いけない」

未央「というかこうして届いてみるとパフェ小さいねえ」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

凛「でもあれに私が頼んだ以上のカロリー詰まってるよ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

卯月「でももっと大きい方が面白そうですよね。島村卯月、ジャンボパフェの完食頑張ります！」ﾑｼｬﾑｼｬ

未央「バラエティ路線、行く？」

凛「CPで一番NGがアイドル路線してるのに私たちまでやるの？」

卯月「ほら、キュートの括りだと私だけ正統派なので」

凛「自覚のある可愛さって見たくないね」

未央「というかCIと＊の話はやめて差し上げろ」

凛「みくはなにやらせても面白いからね……」

未央「アイドルみくにゃんと前川さん万能すぎる」

卯月「誰と組んでも一定の化学反応起きますからねえ」

未央「新しい方向を開拓してるといえばしぶりんも中々じゃない？」

卯月「乃々ちゃんでしたっけ？」

凛「うん。乃々は本当にかわいい子だよ……」

未央「ここにきてお姉さん属性身に着けるとは思わなかったよね」

卯月「私もなにか個性が欲しいですねえ」

凛「安易なキャラ付けは危険だよ」

未央「しぶりんがいうと重みがあるなあ」

卯月「クンカー」

凛「やめろ」

未央「そもそもあれは犬飼ってるところから転じてで本人あまり関係なかったような」

卯月「しばらくあれで一世を風靡してたじゃないですかあ」

未央「しぶりんといえば……みたいなとこあったよね」

凛「もっとまともな評価が欲しかったかな」

未央「しまむーもガンバリマスロボとか言われてたしね」

卯月「不人気」

未央「あ？」

凛「その話はいけない」

未央「そもそもうんえいがわるいよねあんだけしょうかくするのにじかんかかってさしーでぃーでびゅーのせんしゅつたいみんぐもわるかったしあにめでもわけのわかんないこうどうとらせてへいとあつめるしあんなんだれがやってもふにんきなるにきまってんじゃんにゅーじぇねでしんでれらがーるとれてないのもわたしだけだし」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

凛「ああもう、未央がめんどくさいモードになったじゃん」

卯月「ごめんなさい未央ちゃん、パフェちょっと分けるんで許してください」

未央「許す」

凛「ちょろすぎる」

未央「正直ドリアだけじゃ物足りなかったよね」

凛「だからいったじゃん」

卯月「甘いものはいいですよ」

未央「美味しいけどそれだけじゃ胃もたれするよ……」

卯月「万理ある」

凛「逆に遠そう」

未央「んふ」

未央「はあ、なんだかんだで美味かったね」

凛「なんだかんだもなく美味しいけどね」

卯月「貧乏舌ですねえ、安いのに」

凛「喧嘩売ってくるなあ」

未央「さっきので懲りてなかったのか」

卯月「パフェで許してもらえますから」

凛「もうないけど」

未央「安いならここはしまむーに奢ってもらうか」

卯月「はあああああああああああああ！？　なんでですか、なんでそうなるんですかああああああああああああああ」

凛「信じられないキレ具合」

未央「ドン引きだよもう」

卯月「ここは平等にじゃんけんで行きましょう」

未央「なにも平等じゃないんだよなあ……」

凛「この厚かましさは見習いたい」

三人「じゃーんけーん」ﾊﾟｰｸﾞｰｸﾞｰ

卯月「はい私の勝ちですね」

未央「いやいやいやいや今のはなしでしょ」

凛「最初はグーからでしょ」

卯月「往生際は悪いですねえ」

未央「どの口が言ってんだ」

三人「最初はぐー………」

卯月「…………」

凛「…………」

未央「…………」

三人「じゃん、けん、ぽん！」ｸﾞｰｸﾞｰﾁｮｷ

卯月「はいいいいい今度こそ私の勝ちですね！！！」

未央「知ってたよもう！！」

凛「ふー……」

未央「一安心してるんじゃないよ」

卯月「じゃあ未央ちゃんお会計お願いしますね！　私トイレ行ってくるんでその間に！」

凛「アイドルならトイレ行かないんじゃないの？」

卯月「今だけアイドルじゃないんで」

未央「半端だなあ……ていうか会計は戻ってきてからするけどね？」

凛（三人で払う気だな）

………………。

凛「…………」

未央「…………」

凛「…………」

未央「…………」

凛「もう十分は待ってるけど。まだ帰ってこないの」

未央「お腹ぶっ壊したんじゃないの。空腹にいきなりパフェ突っ込んだわけだし、冷たいやつ」

凛「アイドル……」

未央「アイドルはう○こしないから」

凛「じゃあ儀式かな」

未央「それでいいよもう」

凛「なんでもいいけどもう待ってられないんだけど」

未央「そうだね……」

未央「おいてくか！」

未央「店員さんすいませーん！　お会計残りの一人にお願いしまーす！」

凛「今日一番嬉々としてる……」

未央「じゃあおつかれ！　ばれる前に帰るね！」

凛「ほんとに帰るんだ……」

凛「…………」

凛「まあいいや。私も帰ろう」

当然二人は次の日に卯月にぼこぼこにされたのは言うまでもない。