1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/28(土) 01:26:08 ID:G3SpSTPI
提督「何か言ったか? フィアナ」
初雪「初雪……です」
提督「深海棲艦と大日本帝国……」
提督「この二つの大国は、原因も定かではない戦争を100年も続けていた……」
初雪「サービスが始まってから5年くらい……です」
提督「初めは、生まれ故郷メ○キアの為と信じて戦った」
提督「だが、戦いは長引くばかりで終りが無かった」
提督「俺は疲れた」
提督「誰も彼もが疲れていた……」
初雪「大人しく寝てください……」
引用元: ・初雪「……提督がむせる人でウザイ」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/28(土) 01:27:03 ID:G3SpSTPI
提督「飛び交う砲弾と炎……血と硝煙の匂い」
提督「俺は、奇妙な懐かしさを感じていた……」
初雪「たぶん気のせい……です」
提督「バトリング? あんなもの、ただの遊びだ」
初雪「そう言いながら対抗演習繰り返してますね……」
提督「鎮守府で飲むコーヒーは苦い……」
初雪「もっとお砂糖入れたらいいと思います……」
提督「なんでみんな こんなものを旨そうに飲むんだ?」
初雪「次は金剛さんに紅茶を入れてもらいます……」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/28(土) 01:27:44 ID:G3SpSTPI
初雪「あの……どうして艦娘の艤装の右肩部分を赤く塗装するんですか?」
提督「どうだい!この色はよ! 地獄の使者レッドショルダーだ!」
初雪「……ろくでもないので止めて欲しいです」
提督「何をした!?」
提督「俺が寝ている間に何をした!?」
初雪「フツーに起こしただけ……です」
提督「どうして寝た子を起こす様な真似をするんだ!」
初雪「寝坊した提督がいけないからです……」
提督「気も狂うような暑さと湿気」
提督「そして死と疫病を運ぶ虫ども……」
提督「緑に塗りこまれているが、ここは地獄に違いない」
初雪「南方海域の攻略に手間取ってますね……」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/28(土) 01:28:27 ID:G3SpSTPI
提督「俺の、安息の地は」
提督「艦これの中にしか無いと言うのか!」
初雪「いろんな意味で危ない発言です……止めましょう」
提督「たとえ運営にだって俺は従わない」
初雪「赤バン喰らいたいんですか……?」
提督「俺は、くそ真面目な男だ」
初雪「自分で言ってて悲しくなりませんか……?」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/28(土) 01:29:02 ID:G3SpSTPI
提督「仲間……か。 なにやら照れくさい」
提督「だが……久しぶりに俺の胸の中は、暖かいもので満たされていた」
初雪「レア艦娘ゲットして嬉しいんですね……」
提督「何かを求めて艦これをする者」
提督「その日の欲求を満たすために大破させる者」
提督「理想の為に課金する者」
提督「そして、硝煙と死臭の中でしか生きられない俺……」
提督「艦これは神の住処じゃない。 ただの野郎の妄想だ」
初雪「360度全方位で敵を作ってます……」
初雪「あと自分だけかっこいい様に言わないで」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/28(土) 01:29:39 ID:G3SpSTPI
提督「フィアナ! 俺を一人にしないでくれ!」
初雪「……しませんよ」
初雪「あと、私は初雪」
提督「でも何だかんだ言いながらも付き合ってくれるお前が好きだ」
初雪「……バカ」///
おわりだよ!
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