1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:42:00.73 ID:bkssUkr60
P「はぁ!?」

亜美「だから、真美がプロ野球、オリックス・バファローズの韓国人スラッガー、李大浩になっちゃったんだよ!」

P「そんな馬鹿なことあるわけ……」

小鳥「はい、李大浩コール行きまーす!」ピッピッピッ

P「は!?」

亜美「うう……」ドンドンドドドド

P「ちょ、太鼓うるさ……」

小鳥「~♪」プァー

P「トランペット!?」


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引用元: 亜美「うあうあ→! 真美が李大浩になっちゃったYO→!」 


 

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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/17(日) 21:42:42.94 ID:bkssUkr60

ガチャッ

李大浩「……」

亜美「あ、真美っ!」

李大浩「~~」ペラペーラ

亜美「うう……何言ってるか分かんないYO……」

P「おぉ!?」

李大浩「っ! ~~~」ペラペーラ

P「お、ちょっ、俺韓国語分からないんだけど……」

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:43:36.35 ID:bkssUkr60

李大浩「~~!」

P「いや、だから! ごめん、ごめんなさい!」

亜美「ね、言ったっしょ……」

P「なんで亜美はこの李大浩が真美だって分かるんだ?」

亜美「だって! 朝起きたら真美のベッドに寝てたんだよ!? ユニフォーム着て!」ドンドンドコドコ

小鳥「~♪」ピェー

P「小鳥さんは応援歌吹かないでください!」

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:44:05.99 ID:bkssUkr60

P「……そうか、真美は李大浩になっちゃったんだな」

亜美「うう……」ドコドコドコドコ

李大浩「~~」ペラペーラ

亜美「え?」

小鳥「亜美ちゃん、何て言っているか分かるの?」

P「お、応援止まった」

亜美「うん……」

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:44:52.38 ID:bkssUkr60

P「ま、李大浩はなんて言ってるんだ?」

亜美「えっと……年俸はいくらだ、って」

P「な、中身も李大浩なのか!?」

李大浩「~~~」ペラペラペーラ

亜美「そんなお金無理だよう! 目を覚ましてよ真美!」ダキッ

李大浩「……」

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:45:30.03 ID:bkssUkr60

P「お金!? いくら欲しいって?」

亜美「ふくすうねんけいやく? で14億円、って」

P「そ、そんな……! うちの会社じゃ雇えない!」

李大浩「~~?」ペラペラ

亜美「え? 何て言ってるって? えっとね……」ゴニョゴニョ

李大浩「!」

P「ヒィッ!」

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:46:06.13 ID:bkssUkr60

李大浩「~~!!」ペラペラペーラペラリンコ

P「ごめんなさい! うちじゃ無理なんだ!」

小鳥「14億円も払える事務所、961プロぐらいしか思いつきません……」

P「ダメだ! 961プロなんかに行っちゃダメだ、李大浩! いや、デホ!」

李大浩「……!」

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:46:50.33 ID:bkssUkr60

李大浩「~~~? ~~~~」ペラペーラペタジーニ

亜美「誠意を見せて下さい、って言ってるYO!」

P「誠意……! 分かった、デホ!」ギュッ

李大浩「……!」

小鳥「大浩ちゃんの手を握った……!」

P「デホ、俺たちのチームがここまで頑張ってこれたのは、君がいたからだ」

11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:47:47.08 ID:bkssUkr60

P「俺たちは君の要求するお金を払うことはできないかもしれない。でも、お金より価値のあることを提供できる」

李大浩「~~?」

亜美「それはどういうことですか、って」

P「……765プロでは、夢を持った女の子達同士で団結して、努力して、精一杯力を振り絞って夢を叶える」

李大浩「……」

P「それはどんなにお金を積まれて行った事務所でも体験できない」

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:48:22.06 ID:bkssUkr60

P「頼む……デホ。俺たちに協力してくれないか…………?」

李大浩「……~~」ペラペーニャ

亜美「えっ……!」

P「なんて言ってるんだ?」

亜美「……分かった、僕に出来る事ならって言ってるよ!」

P「よかった! ありがとうデホ!」アクシュ

李大浩「……!!」

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:48:50.79 ID:bkssUkr60

P「うわっ!」

小鳥「大浩ちゃんの身体が光ってる……なんて!?」

亜美「眩しくて前が見えないYO!」

シュウウ…

P「っ……光が収まった……?」

真美「……はにゃ?」

亜美「っ真美!」

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:49:17.45 ID:bkssUkr60

真美「うわぁ! にいちゃんどうして手ぇ握ってるのさ!?」

P「真美! 元に戻ったんだな!」

亜美「真美っ、おかえり……!」

真美「え、どうしたの……? ピヨちゃん、これって」

小鳥「ううっ……良かった……!」

真美「ええー……?」

15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:49:52.36 ID:bkssUkr60

 デホは、俺たちに力を貸すと約束してくれた。
 きっと今でも、765プロのことを見守ってくれてるんだと、俺は信じている。

P「……よし、亜美、真美、小鳥さん! 仕事頑張ろうな!」

ガチャッ

千早「た、た、大変なんです、プロデューサー!」

P「千早、どうした? そんなに慌てて」

千早「春香が……春香がっ……!」

17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:50:34.94 ID:bkssUkr60

真美「は、はるるんがどうしたの……?」

千早「さっきまで普通の春香だったのに……ちょっと目を離したスキに……」

AJ「Hi!」ニコニコ

亜美「うわあ!?」

千早「春香が……楽天イーグルスの4番打者、アンドリュー・ジョーンズになってしまったの!」

AJ「Hi, Producer」ニコニコ

P「AJ!?」

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:51:10.76 ID:bkssUkr60

千早「助けてくださいっ!」

P「い、いやそんなこと言われても……」

ドタドタ

真「プロデューサー! 雪歩が西武やオリックスでプレーしたホセ・フェルナンデスに!」

響「うぎゃー! 貴音が横浜ベイスターズのトニ・ブランコ選手になっちゃったぞ!」

律子「あずささんが……あずささんが! 迷子になって帰ってきたら近鉄のタフィ・ローズに!」

伊織「ちょっと変態プロデューサー! やよいがバレンティンになっちゃったじゃない!」

P「どうなってんのこれ!?」

19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/17(日) 21:51:47.46 ID:bkssUkr60

バレンティン「~~」ペラペーラロペース

亜美「た、大変だよ兄ちゃん! 765プロが野球チームになっちゃうYO!」

P「……そうか、それだ!」ポン

真美「な、なにが……!? なにがどうなってるの……」

 その後俺たちは結団式を行い、765エンジェルスとしてプロ野球に加盟した。
 765プロがアイドル事務所だったことは、あまり知られていない。

 END