2: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 12:30:50.61 ID:jtJCRSM+O
メレメレ島 リーリエの屋敷


リーリエ「おはようございます。父様、グっくん」

モーン「おはようリーリエ」

グラジオ「バブー」

リーリエ「母様は?」

モーン「まだ寝てるよ」

モーン「リーリエ、グラジオ。もう朝食の準備は出来ている。お母さんを起こしにいってくれないかな?」

リーリエ「わかりました父様」

リーリエ「行きましょう、グっくん!」

グラジオ「りりえ~」


ルザミーネ寝室

カーテン シャー

ルザミーネ「う、う~ん……」

リーリエ「起きて下さい母様!朝ですよ!」ワサワサ

グラジオ「ダー」ワサワサ

ルザミーネ「>>4」

引用元: 【ポケモン】ロトム図鑑「リーリエ。ボクと契約して魔法少女になってほしいロト!」 



 

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/06(月) 14:49:38.72 ID:vZ+76aFA0
じぇるるぷ

8: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 18:52:13.45 ID:jtJCRSM+O
ルザミーネ「………じぇるるぷ」ボソッ

リーリエ「……母様?」

グラジオ「だー」バブバブ

ルザミーネ「はっ!」

リーリエ「!」ビクッ

ルザミーネ「ごめんなさい……夢を見ていたみたい……?」

リーリエ「夢……ですか?」

ルザミーネ「………変なクラゲがいっぱい浮いてる空間で私がクラゲと合体して、リーリエやリーリエのクラスメイトと戦う夢を………」

リーリエ「は、はぁ………」

リーリエ「それよりも母様、父様が朝食の用意をして待っていますよ」

ルザミーネ「……今行くわ……(またポケマメか……)」ハァ

リーリエ「(夢か……そういえば私も変な夢を見ましたね……)」

リーリエ「(廃墟となったメレメレ島で可愛らしい女の子が可愛らしい服を着て化け物と戦う夢……)」

リーリエ「……………」

リーリエ「よく思い出せませんが、論理的結論としては所詮は夢ですね」

グラジオ「りりえ~」

リーリエ「はーい、今行きますよ。グっくん」

9: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 19:01:44.93 ID:jtJCRSM+O
洗面所


リーリエ「父様のポケマメ料理は最高ですね」シュコシュコ

ルザミーネ「そ、そうね………」シュコシュコ

ルザミーネ「で、リーリエ。最近スクールの方はどうなのかしら?」 シュコシュコ

リーリエ「あー、マオがまた隣のクラスの子に告白されたみたいですよ?」シュコシュコ

ルザミーネ「マオちゃん元気いっぱいで可愛いものね」シュコシュコ

リーリエ「ですねぇ、私、マオにもチェックはいれてますから」ガラガラー ペッ

ルザミーネ「そ、そう……」ガラガラー ペッ

ルザミーネ「よし」キラリン

リーリエ「う~……」

ルザミーネ「どうしたのリーリエ?」

リーリエ「いえ、私今日から心機一転がんばリーリエで行こうと思っているのですが……」

リーリエ「この赤いリボンと黄色いリボン、どちらをつけて行けばいいかと悩んでまして……」

ルザミーネ「>>9」

10: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 19:03:07.32 ID:jtJCRSM+O
安価下

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/06(月) 19:14:15.54 ID:RSC6mD/FO
夢落ちになっててワロタ

13: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 19:43:00.11 ID:jtJCRSM+O
ルザミーネ「赤のリボンがいいんじゃないかしら?」

リーリエ「赤……少し派手ではないですか?」

ルザミーネ「ふふっ、そんな事ないわ」

ルザミーネ「リーリエ。あなた可愛いんだからきっと隠れファンの男の子が一人くらいいるわ」

ルザミーネ「そのリボンであなたの隠れファンをメロメロにしちゃいなさい?」

リーリエ「私に隠れファン……」

ルザミーネ「ふふっ、そうよ?自信持ちなさいリーリエ」

リーリエ「いえ、そうではなくてですね母様」

リーリエ「今、私のクラスにいるオスはバトル脳イワンコちゃんのサトシと、シスコン半裸のカキと、変 ブーピッグちゃんのマーマネです」

リーリエ「論理的結論から言いますと、そのような目で見られるのは気持ち悪いです」

ルザミーネ「そう………」




モーン「いってらっしゃいルザミーネ」

ルザミーネ「行ってきます。あなた」チュッ

グラジオ「チャーン」

ルザミーネ「行ってきます。グラジオ」チュッ

リーリエ「母様……」ンー

ルザミーネ「あなたも早くスクールに行きなさいリーリエ」

リーリエ「はい」

14: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 19:56:14.34 ID:jtJCRSM+O
登校中


マオ「アローラ!リーリエ」

スイレン「リーリエ、アローラ!」

リーリエ「アローラです!マオ、スイレン」ニコッ

スイレン「あ、リーリエ。いつもと髪型が違う……」ジー

マオ「おやおや、リーリエもそんな年頃かな?」ニヤニヤ

リーリエ「ち、違います!これは今日から心機一転がんばリーリエという意味で……」アセアセ

スイレン「そういえばマオまた告白されたんだってね」

マオ「ん~まぁ……」

スイレン「相手はあのスクールのプリンスイリマさんでしょ?何で断ったの?」

マオ「だって私、イリマさんの事良く知らないし……」

リーリエ「断って正解だと思いますよマオ」

リーリエ「男なんて所詮ディグダでしか物事を考えない低俗な生き物ですから」

スイレン「ちょっと、リーリエ!サトシはそんなんじゃないよ!」

スイレン「イリマさんごときをサトシと一緒にしないでよ!」

リーリエ「さぁ?どうですかね」

マオ「ケンカはやめてよ二人共!」

マオ「(てか、私遠回しにバカにされてるのかな……)」

スイレン「そういえば二人共、今日の放課後空いてる?」

リーリエ「まさかスイレン……私の事を……」

スイレン「違う」

マオ「はは~ん。またサトシ絡みかな?」

スイレン「え、えっと////」

リーリエ「へー」

スイレン「と、とにかく!>>16屋さんに行くのに付き合ってほしいんだ!」


16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/06(月) 20:24:59.07 ID:ckDXB3wto
マラサダ

17: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 20:42:12.75 ID:jtJCRSM+O
マオ「マラサダ屋さん?」

スイレン「う、うん。この前美味しそうなところ見つけてさ、その下見に……」

マオ「は、はっ~ん。ようは私達はサトシと行く為のデートスポットの実験台って訳か……」ニヤニヤ

スイレン「ちょ、別にそんなんじゃ……////」

マオ「ごめんねー。スイレン!今日はちょっと用事があってさぁ……」

スイレン「そんなぁ……」

リーリエ「食堂のお手伝いですか?」

マオ「ん~……正義のお仕事……かな?」

リーリエ「?」

スイレン「リーリエお願い!奢るからさっ!」

リーリエ「仕方ないですねぇ……」


ポケモンスクール


ククイ「アローラ!みんな!」

一同「アローラ!」

ククイ「ふぅ……突然だが……」

ククイ「カキ」

カキ「はい!」

ククイ「目玉焼きの黄身は固焼き派か?半熟派か?」

カキ「………は?」

ククイ「どうなんだカキ」

カキ「>>19」

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/06(月) 20:47:47.59 ID:vZ+76aFA0
どっちでもいいんじゃないんでしょうか!

20: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 21:02:11.18 ID:jtJCRSM+O
カキ「どちらでもいいのではないかと……」

ククイ「そういう事だ……男子のみんなは……」

カキ「ですが!」

ククイ「」ビクッ

カキ「俺は最愛の妹(ホシ)のつくったものならば例え黒焦げでも食べられます!」

ククイ「………そういう事だ……男子のみんなも女子のみんなもカキのように愛する人がつくった料理なら例えヘドロでも食べられるような熱い大人になりなさい」

カキ「はい!」

リーリエ「先生、何かあったんですかね?」ヒソヒソ

スイレン「ほら、きっと例の奥さんと……」ヒソヒソ

サトシ「あー、そーいやぁ博士昨日電話で目玉焼きがどうの言ってたな……」

マオ「やっぱりね」ヒソヒソ

ククイ「あー、それと今日は転校生が来てるぞ」

マオ「そっちがついでなんだ」

サトシ「転校生ー!」ワクワク

ククイ「入っていいぞ」

ガラッ

ミヅキ「…………」

ククイ「今日からみんなの仲間になるミヅキだ」

21: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 21:14:58.31 ID:jtJCRSM+O
マーマネ「可愛い子だね」

カキ「(ホシの方が可愛いな)」

サトシ「バトル強いかなぁ?」ワクワク

リーリエ「(あれ?あの子何処かで…)」

スイレン「リーリエ?」

リーリエ「いえ……何でもありません」

ククイ「さて、ミヅキ。自己紹介を…」

ミヅキ「ミヅキです。よろしく」スタスタ

ククイ「え?……おい……」

ミヅキ「…………」チラッ

リーリエ「!」

スイレン「何か感じ悪いね……」

マオ「今あの子リーリエの事見なかった……?」

リーリエ「…………(まさかあの子……)」

リーリエ「(私に惚れているのですか……?)」


ワイワイ

マーマネ「ねぇ、ミヅキちゃん!何処から来たの?」

ミヅキ「カントーのミッション系の学校」

サトシ「カントー?俺と一緒だな」


マオ「すっかり人気者だね。あの転校生」

スイレン「ワタシノサトシニチカヅキヤガッテメスブーピッグガ……」ギリギリ

ミヅキ「………………」

ミヅキ「ごめんね。少し体調が悪くて……」

ミヅキ「リーリエ。あなたこのクラスの保健委員だよね?」

リーリエ「え?」

マオ「何でリーリエが保健委員だって知って……」

ミヅキ「ちょっと保健室まで案内してくれないかな?」

リーリエ「>>24」

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/06(月) 21:19:52.64 ID:fqjKZ13C0
もちろんです!あっ、体調が良くなるまで同じ布団で寝ましょう
保健委員として当然の役割です遠慮なさらずに

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/06(月) 21:22:35.72 ID:vZ+76aFA0

25: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 21:34:52.26 ID:jtJCRSM+O
リーリエ「わかりました」ガタッ

リーリエ「さぁ、いきましょうミヅキさん」グイッ

ミヅキ「あ、そんなに引っ張らなくても……」




リーリエ「それにしてもミヅキさんって可愛らしい名前ですね」

ミヅキ「………………」

リーリエ「あ、当然ミヅキさんも可愛らしいですよ?」

リーリエ「ところでミヅキさんって彼女さんはいらっしゃるんですか?」

ミヅキ「彼女?彼氏じゃなくって?」

リーリエ「私、どちらかといえば小さくてアングリーな天使ちゃんが好みなんですが……」

ミヅキ「ねぇ……リーリエ……」

リーリエ「あ、ちなみに私今はフリーですよ?」チラッ

ミヅキ「そうなの!?」

ミヅキ「あ、じゃなくて……」

リーリエ「ああ、保健室への付き添いの事なら気にしないで下さい」

リーリエ「なんなら同じベッドで添い寝しましょうか?」

リーリエ「お気になさらないで下さいね。保健委員としての当然の義務なんで」

ミヅキ「………ねぇリーリエ……」

リーリエ「………はい?」

ミヅキ「あなたは自分の人生を尊いと思う?」

リーリエ「ふぁ?」

ミヅキ「家族や友達を大切にしてる?」

リーリエ「……ミヅキさん?」

ミヅキ「答えてリーリエ」

リーリエ「>>27」

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/06(月) 21:43:39.99 ID:jhI0jMe+0
皆さん個性的な方達ですが、大切な友達です!

28: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 22:06:38.78 ID:jtJCRSM+O
リーリエ「……………」

リーリエ「よくはわかりませんが……」

リーリエ「家族は当然として、クラスの皆さんもとても個性的ですが大切なお友達です」

ミヅキ「…………………」

リーリエ「当然、ミヅキさんもですよ?」ニコッ

ミヅキ「………リーリエ…」

ミヅキ「……………」

ミヅキ「…………そう、今の状況を大切と思うなら、今とは違う自分になろうとは思わない事だね……」

リーリエ「え……?」

ミヅキ「付き添いありがと。後は自分で行けるよ」スタスタ

リーリエ「ミヅキさん…………」

リーリエ「添い寝は?……」


マラサダショップ

スイレン「ここのマラサダ美味しい!」モグモグ

リーリエ「ですね」モグモグ

「ハイアーン」 「ム、オイシイゾヨ」

スイレン「マオも来れば良かったのにね。正義のお仕事ってなんだろ?」

リーリエ「さぁ?」

スイレン「そういえばリーリエ、あのメスブー……転校生どうだった?あれから何かされりした?」

リーリエ「………良くわからない事を聞かれましたね」

リーリエ「自分の人生が尊いかとかなんとか……」

スイレン「え?」

29: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 22:12:43.53 ID:jtJCRSM+O
スイレン「何それ?転校生は電波ちゃんなのかな?」

リーリエ「……………」

「……リーリ……ロト……」

リーリエ「………え?」

スイレン「?リーリエ?」

「リーリ……エ……タスケテ……ロト……」

リーリエ「スイレン!今何か聞こえませんでしたか!?」

スイレン「え?何も?」

「リーリ……タスケテ……ロト……」

リーリエ「ほらっ、やっぱり!私に助けてくれとかなんとか……」

スイレン「………リーリエ…」

スイレン「>>31」

30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/06(月) 22:16:07.36 ID:lxDWF6UQO
この子レ こじらせて頭が…

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/06(月) 22:21:28.72 ID:DNgyhyLM0

32: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 22:38:36.84 ID:jtJCRSM+O
スイレン「……この子……とうとうレ をこじらせて頭が……」ボソッ

リーリエ「はぁ~!?」ガタッ

スイレン「!」ビクッ

リーリエ「スイレン!今同性愛者を差別しましたね!?」

スイレン「え……いや、私はそんなつもりじゃあ……」アセアセ

リーリエ「あなたがそんなつもりじゃなくても私にはそう聞こえました」

リーリエ「謝って下さい。全国のビアンの皆さんに」

スイレン「………えーっと……ごめんなさい……」

リーリエ「まったく心がこもっていませんね。やり直し」

スイレン「……全国の同性愛者って……じゃあさ、リーリエはホ は許せるの?」

リーリエ「は?男同士とか食事中にキモい事言わないで下さい。吐き気がします」

リーリエ「だいたい男はディグダでしか物事を考えない下劣な生き物ですよ?」

リーリエ「サトシとか言うイワンコちゃんも一緒です」

スイレン「あ?」

リーリエ「私からしたらサトシに発情してるスイレンの方が異常ですね」

リーリエ「キモいです。キモすぎます」

リーリエ「それともアレですか?」

リーリエ「スイレンはあのイワンコちゃんにパルシェンを  ペロしてもらう妄想でもして夜な夜なxxxxxxやってるんですか?」

「xxxクチッテナンゾヨ?」 「シラナクテイーヨ」

スイレン「ちょ、リーリエ!やめてよ!////」

リーリエ「さぁ、スイレン。早く全国のビアンの皆さま方に謝リーリエして下さい」

スイレン「>>34」

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/06(月) 22:47:41.07 ID:LGwfBFYWo
おだまリリーエ

35: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 23:24:17.91 ID:jtJCRSM+O
スイレン「お黙リーリエッッッ!!」カッ

リーリエ「!」ビクッ

リーリエ「ひ、ひぃ……な、なんですかスイレン!事もあろうに逆ギレですか!?」ビクビク

スイレン「さっきから黙って聞いてりゃよぉ……」

スイレン「人のダーリン(予定)をイワンコだの下劣だのバカにしやがって」

スイレン「………絶対に許さない…」

スイレン「生きて帰れるとおもうなよクソレ ぅ!!」

リーリエ「ヒィィィ……」

「リーリエ……ハヤクタスケテクレロト…シンジャウロト!!」

リーリエ「はっ!」

スイレン「あ?」

リーリエ「や、やっぱり私に助けを求める声が聞こえますぅ!私行きますので」ダッ

スイレン「あ!逃げんのかよコラァ!」

リーリエ「うっせー!一昨日来やがれ!」ペッ




リーリエ「全く……スイレンには困ったものですね……」ブツブツ

リーリエ「さて、論理的結論から言いますと、確か助けを求める声はここから……」

ロトム図鑑「ロトー!」

リーリエ「ロトム図鑑!?何故こんな所に……サトシはどうしたのですか?」

ロトム図鑑「り、リーリエ!助けてくれロト!追われてるロト!」

リーリエ「……え?助けって……じゃあ、あの声はロトム図鑑が……」

ロトム図鑑「ロトー……」

「そこまでだよロトム図鑑!」

リーリエ「………え?」

リーリエ「…………ミヅキ………さん?」

ミヅキ「……………」






ミヅキの魔法少女としての武器

銃や爆弾+盾→1
(武器名)+盾→2

2の場合は武器名も >>37


37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/06(月) 23:29:52.42 ID:jhI0jMe+0

38: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 23:41:22.65 ID:jtJCRSM+O
リーリエ「ミヅキさん……なんで………」

ロトム図鑑「ロトー……」

ミヅキ「リーリエ……そいつから離れて」

リーリエ「え?」

ロトム図鑑「ロトー!」ヒュー

ミヅキ「…………」バンッ バンッ

リーリエ「ヒィ……」

リーリエ「…………本物の実銃……」

リーリエ「ミヅキさん!ロトム図鑑はお友達です!イジメるのはやめて下さい!」

ミヅキ「………………」


スイレン「アシマリ!あまごい!」

アシマリ「アウッ」ザー

ミヅキ「!?」

スイレン「リーリエ!ロトム図鑑!今の内にこっちに」グイッ

リーリエ「スイレン……」

ロトム図鑑「ロト……」

ミヅキ「………………」

39: ◆REaanJQDzE 2017/02/06(月) 23:52:17.28 ID:jtJCRSM+O
リーリエ「スイレン……私……」スタスタ

スイレン「もういいよリーリエ。とりあえずは一時休戦にしよ?」スタスタ

リーリエ「スイレン……」スタスタ

スイレン「………で、何でロトム図鑑は転校生に追われてたの?」スタスタ

ロトム図鑑「ロト………実は……」ヒュー

ロトム図鑑「……ボクにも身に覚えがないロト……」ヒュー

スイレン「………ボロボロじゃない……」スタスタ

スイレン「……とにかく、あの転校生、変な格好もしてたし、もう関わらない方が良さそうだね……」スタスタ

アシマリ「アウッ」スタスタ

リーリエ「ミヅキさん……」スタスタ

スイレン「………ん?」ピタッ

リーリエ「どうしましたスイレン?」

スイレン「いやさぁ、私達あそこからずっと歩いてきたよね?」

スイレン「もう外に出てもいいはず……」

リーリエ「え?」

スイレン「………それにこの変な景色……絶対におかしいよ………」

スイレン「ここ……何処……!?」

ロトム図鑑「ま、まさか……」

ロトム図鑑「魔女の結界に迷いこんでしまったロト……!?」




この結界の主ポケモン 幻伝説UBミミッキュアシマリ系アマカジ系以外の最終進化系

>>40


40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/06(月) 23:53:39.26 ID:jhI0jMe+0
デスカーン

41: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 00:11:26.12 ID:YAvquhb6O
スイレン「魔女の結界って!?」

リーリエ「魔女……?なんですかそれは!?」

ロトム図鑑「ここはウルトラスペース。リーリエやスイレンの住んでる所とは別の次元にあるロト」

ロトム図鑑「通称"魔女の結界"」

スイレン「ウルトラスペース……?」

リーリエ「別次元って……そんな……」

スイレン「……どうやったらここから出られるのロトム図鑑?」

ロトム図鑑「この結界の主、魔女と呼ばれるポケモンを倒すしかないロト……」

スイレン「……成る程、なら話は早いね。そのポケモンを倒しにいこう」

ロトム図鑑「…………恐らくそれは無理ロト……」

リーリエ「……え?」

デスマス軍団「デスマスデスマス」

リーリエ「あれはデスマス………」

ロトム図鑑「恐らく、あれは主ポケモンの使い魔ロト……」

リーリエ「使い魔?」

スイレン「アシマリ!水鉄砲!」

アシマリ「マリー!」ジュポー

デスマス「………………」スウッ

スイレン「な、何で!?」

アシマリ「マリィ………」

ロトム図鑑「魔女の結界の中では使い魔や魔女に攻撃は効かないロト」

ロトム図鑑「魔法少女の攻撃意外は」

スイレン「魔法……」

リーリエ「……少女?」

デスマス「デスマスデスマス!」ゾロゾロ

ロトム図鑑「来るロト!」

スイレン「……リーリエ…大丈夫…私がついてるからね…」ギュッ

リーリエ「スイレン………」クンカクンカ ハァハァ

ロトム図鑑「マズイロト!」

ロトム図鑑「さぁ、リーリエ、スイレン!」

ロトム図鑑「ボクと契約して魔法少女になるロト!」

42: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 00:20:02.51 ID:YAvquhb6O
「そこまでだよ!」

スイレン「……え?」

リーリエ「……え?」クンカ クンカ

ロトム図鑑「マオ!」

マオ「もぅ、ロトム図鑑。勝手にいなくなんないでよ」

ロトム図鑑「ごめんロト…」

スイレン「マオ……何でここに……」

デスマス「デスマスデスマス」

マオ「………話は後……」

マオ「いくよアマカジ!」

アマカジ「カジー!」ピカー

スイレン「え?マオとアマカジが光ります輝いて……」

リーリエ「マオがすっぽんぽんになった……」

リーリエ「あ、でも光で良く見えません……」

マオ「魔法少女マオちゃん参上!」

スイレン「マオが変なコスプレを……」

スイレン「それに魔法少女って……」

スイレン「てか、アマカジは?」

マオ「あー、もう一辺に聞かないでよ」

マオ「アマカジならここだよ」

スイレン「え……?この宝石がアマカジ?」

リーリエ「>>44」

44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 01:06:29.52 ID:8mfLEi3Fo
かわいい…じゅるり

45: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 09:20:27.35 ID:YAvquhb6O
リーリエ「マオ………」

マオ「ん?」

リーリエ「そのラランテスみたいな衣装とっても可愛らしいですね」ジュルリ

マオ「あ、ありがと……」

スイレン「リーリエ!友達を変な目で見ないでよ!」

リーリエ「わ、私は別にやましい気持ちは……」

マオ「あー……ケンカは後々……とりあえず……」

ロトム図鑑「マオ!来るロト!」

デスマス「デスマス」ゾロゾロ

マオ「あいつら片付けるよ」スッ

リーリエ「!マオのスカートの中から……!」

スイレン「銃がいっぱい出てきた!?」

ロトム図鑑「あれはマスケット銃ロト」

マオ「ハァァ!」パン パン

デスマス「デスァ……」ドン

スイレン「す、凄い……デスマスの群れが……」

ロトム図鑑「あれはマオのマスケット銃から繰り出されるソーラービーム」

デスマス「デスァ!」

リーリエ「!キャアー」ドサッ

スイレン「リーリエ!」

マオ「危ない!」シュルル

デスマス「デス……」グアッ

スイレン「リボンが伸びた……」

ロトム図鑑「蔓の鞭ロト」

マオ「大丈夫?リーリエ」

リーリエ「マオさん…」ポー

スイレン「マオさん凄いよ!」

マオ「ははは、マオさんって……」

ロトム図鑑「マオ」

マオ「わかってるよロトム図鑑」

マオ「さぁ、二人共……この扉の向こうに居るのが」ガチャッ

マオ「この結界の主だ」




デスカーン(………………)


ミイラの魔女

Cofagrigus



>>47 デスカーンの性格

47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 12:00:28.38 ID:pOMarizV0
ちのけがおおい

48: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 12:33:42.53 ID:YAvquhb6O
スイレン「あれが魔女ポケモンデスカーン……」

デスカーン(……………)ウニウニ

リーリエ「普通のデスカーンより黒くて大きくて………」

リーリエ「それでいて……凶々しくて不気味ですね……」ゾッ

デスカーン(あたしのナワバリに入り込んできたのはあんたらかい?)

スイレン「喋った!?」

デスカーン(まとめてぶっ潰してやんよオラァァァ!!)

リーリエ「柄が悪いですね……好みじゃないです……」

デスカーン(いけっ!デスマス軍団!)

デスマス軍団「デスマ~ス」ゾロゾロ

マオ「二人共!安全な所へ!」

スイレン「マオさん!」

リーリエ「マオさん!」

マオ「いっくよ~!種マシンガン!」ドドド

デスマスA「デ……」ガッ

デスマスB「ス」バキッ

デスマスC「マス~」グホッ

スイレン「凄いよマオさん!デスマス軍団を蹴散らしてる!」

ロトム図鑑「!」

ロトム図鑑「マオ!危ないロト!」

デスカーン(遅いよ!)シュルシュル

マオ「!?」グルグル

スイレン「あ、あぁ……デスカーンの手がマオに巻きついて……」

ロトム図鑑「マオ!」

リーリエ「マオ……(マオ…なんか  ちっくですね……)」ゴクリ

マオ「あ…あ…」グググ

デスカーン(さぁ!絞めコロしてやんよ!)グググ

マオ「ふふっ」ニヤッ

デスカーン(!?)グググ

マオ「甘いね……蔓の鞭!」スパスパ

デスカーン(な……)

スイレン「やった!リボンで!さすがマオさん!」

マオ「今日はリーリエとスイレンもいるんだ」カチャ

マオ「決めさせて貰うよ!」シュオオ

デスカーン(ヒィ……)



マオさんの必殺技名
ブルームシャインエクストラ→1
その他(必殺技名)→2

>>50

50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 15:34:36.58 ID:HoEaVeoA0

51: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 18:26:57.32 ID:YAvquhb6O
マオ「ブルームシャインエクストラ!」ドーン

デスカーン(…ぁ……………)プシュウ

リーリエ「やりました!」

スイレン「景色が元に戻ってく……」

マオ「結界の主を倒したからね」ヨット

リーリエ「マオ!」

スイレン「凄いよマオ!」

マオ「えへへ////」

リーリエ「…?マオ、その手に持っている物はなんですか?」

ロトム図鑑「それはグリーフシード」

ロトム図鑑「魔女ポケモンの卵ロト」

ロトム「それが孵化して魔女ポケモンが産まれる仕組みロト」

リーリエ「ひっ……」

スイレン「マオ、そんな物早く捨てなよ!」アセアセ

マオ「それがね……ちょっとこれを見てよ」スッ

スイレン「それは……」

リーリエ「アマカジが変身した宝石…」

リーリエ「心なしか、先ほどより少し黒ずんで見えますね……」

マオ「これはソウルジェム。私達魔法少女の魔翌力の源」

マオ「アマカジがこのソウルジェムに変身する事によって、私は魔法少女になれて、アマカジの力も使えるって事だよ」

スイレン「へ~」

リーリエ「びっくリーリエです……」

マオ「今はさっきのデスカーンとの戦いで魔翌力を消費してソウルジェムが少し濁っている状態」

マオ「これにさっきの魔女ポケモンの卵グリーフシードを近づけると……」シュー

スイレン「あ、ソウルジェムの濁りがグリーフシードに移った」

リーリエ「マオのソウルジェムが綺麗な緑色に戻りましたね…」

マオ「そゆこと♪」

マオ「……………隠れてないで出てきたら?」

スイレン「え?」

ミヅキ「………………」スッ

スイレン「あいつは……」

リーリエ「ミヅキさん……」

マオ「………グリーフシード、後一回分くらいなら使える」ヒョイッ

ミヅキ「……………」パシッ

マオ「あげるよ転校生。これが目当てなんでしょ?」

ミヅキ「>>53」


53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 18:42:13.15 ID:3knHzduHO
そんなものよりロトム図鑑を渡せ

54: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 19:08:54.42 ID:YAvquhb6O
ミヅキ「いらないよ」ヒュン

マオ「……………」パシッ

ミヅキ「そんな物より、そこの喋る詐欺師図鑑を渡してくれないかな?」

ロトム図鑑「ロ………」

スイレン「ロトム図鑑は私達の友達だよ。あんたなんかに渡すハズないでしょ!」

マオ「ねぇ、転校生…あんたの目的はなんなの?」

ミヅキ「あなた達にそれを言う必要ある?」

マオ「………………」

リーリエ「ミヅキさん……」

ミヅキ「……ねぇ、リーリエ。私学校で聞いたよね?あなたの人生が尊いものなら、あなた自身、これ以上の変化を求めないでって」

ミヅキ「あなたは今の状況が満足だって答えた」

ミヅキ「あれは嘘だったの……?」

リーリエ「…………それは……」

マオ「ミヅキ……あんたが何者なのか知らないけど、私の友達を狙ってるってなら私が相手になるよ」

マオ「あんたも魔法少女なんでしょ?」

ミヅキ「………………」

ミヅキ「忠告はした」

ミヅキ「リーリエ、スイレン。魔法少女になろうなんて馬鹿なマネはやめて」

ミヅキ「私の言いたい事はそれだけ」

ミヅキ「それじゃあね」サッ

マオ「…………………」

スイレン「何あいつ…」

リーリエ「(ミヅキさん……やはり私に惚れて……)」

ロトム図鑑「……………」

55: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 19:27:55.64 ID:YAvquhb6O
マオの部屋


スイレン「まさかグリーフシードをロトム図鑑の体内にしまうとは……」

ロトム図鑑「ボクの体内ならグリーフシードが孵化する事もないロト」

リーリエ「へー、ただのウザいだけの図鑑ではなかったのですね」

ロトム図鑑「ロ………」

スイレン「あ、それでマオ。魔法少女の事なんだけど……」

マオ「あー、そうだったね。」

マオ「私が魔法少女になったのはロトム図鑑と契約したからなんだ」

リーリエ「ロトム図鑑と契約?」

マオ「そ!」

スイレン「じゃあ、あの転校生も…」

ロトム図鑑「実はミヅキとの契約はボクのデータには無いロト……」

ロトム図鑑「ミヅキは完全なイレギュラーロト」

マオ「普通魔法少女同士の争いってのはグリーフシードの取り合いなんだけど……」

マオ「グリーフシード眼中に無しって感じだったし、何が目的だったんだろ?」

スイレン「もういいよあいつの話は」プクー

リーリエ「(ほっぺ膨らましたスイレンも可愛いですね)」

ロトム図鑑「そうロトね。魔法少女の契約とは……」

ロトム図鑑「つまりは君達の願いを一つ叶えてあげるかわりに、君達には魔法少女となり、魔女と戦ってもらう事」

ロトム図鑑「簡単に言えばこれが魔法少女の契約ロト」

リーリエ「願いを叶える!?」

スイレン「願いって……どんな願いでも……?」ゴクリ

ロトム図鑑「まぁ、その少女の魔法少女としての資質や、その祈りがエントロピーを凌駕するかにもよるロト」

ロトム図鑑「でも、大抵の奇跡はおこせるロト」

スイレン「じゃ、じゃあ……例えばサト……好きな人が私が居なきゃ生きていけなくなる……とかは?」

ロトム図鑑「可能ロト」

スイレン「マジ!?」

マオ「そーゆー物騒なのはやめよーよスイレン」

リーリエ「な、なら例えばですが……」ゴクリ

リーリエ「>>57とかはどうですか?」


57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 19:31:35.65 ID:8GkqjaO10
世界中の女性がレ になる

59: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 19:51:08.37 ID:YAvquhb6O
リーリエ「なら例えば……」

リーリエ「世界中の女性がレ になる(私がポケモンに触れられるようになる)とかも可能ですか?」

スイレン「………え?」

マオ「リーリエ…………」

リーリエ「あ、じゃなくてですね……えーと……」アセアセ

ロトム図鑑「リーリエの資質なら可能ロト」

リーリエ「マジですか!?」ガタッ

リーリエ「なるなる!なります!私、今すぐ魔法少女になります!」

ロトム図鑑「じゃあ、早速契約を……」

マオ「ちょっと待って!」

リーリエ「?」

スイレン「?」

マオ「少し落ち着きなよ。リーリエ、スイレン」

マオ「今日の戦い見たでしょ?魔法少女になるってのはそれだけリスクも大きいし……」

マオ「何より命賭けなんだ……」

マオ「軽はずみになっていいものじゃない」

スイレン、リーリエ「………………」

マオ「だからさ、二人共。暫くゆっくり考えてみなよ」

スイレン「……だね、マオの言うとおりだ……」

リーリエ「ふふっ、今のマオ、とっても可愛らしかったです」ニコッ

ロトム図鑑「マオ、契約したいって言っているのだからすればいいロト」

マオ「こらっ、ロトム図鑑。しつこい男の子は嫌われるぞ?」

ロトム図鑑「リカイフノーリカイフノー」

マオ「という訳で、呼んでおいて悪いけどさ、今日は解散」

スイレン「わかった。また明日ねマオ」

リーリエ「そうですね……そろそろ帰らなければ父様やグっくんが心配してしまいますね……」

ロトム図鑑「仕方ない。ボクもサトシの所に帰るロト」

マオ「うん、じゃあまた明日スクールでね!」

マオ「あと、魔法少女の事は誰にも言わないでね!」

スイレン「わかった!」

リーリエ「わかりました。では、また明日ですマオ!」

マオ「うん、また明日~」フリフリ

60: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 19:58:12.69 ID:YAvquhb6O
翌日


サトシ「アローラー!」

ピカチュウ「ピカピカ」

マーマネ「アローラー!」


スイレン「ねぇ、リーリエ。昨日の魔法少女の話どうする?」ヒソヒソ

リーリエ「そうですねぇ……」ヒソヒソ

サトシ「スイレン!リーリエ!アローラ!」

スイレン「あ、サトシ!アローラ!」

リーリエ「アローラです」

サトシ「ん?二人共なんの話してたんだ?」

リーリエ「論理的結論から言いますと、サトシ……レディ秘密の会話を聞き出そうなんてデリカシーが無いですね」

リーリエ「さすがイワンコちゃんです」

サトシ「ご、ごめん……」

スイレン「>>62」


62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 20:05:49.19 ID:I4JfOd75o
帰りにマラサダ食べに行きませんか?

63: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 21:29:23.70 ID:YAvquhb6O
スイレン「ね、ねえサトシ!今日良かったら帰りにマラサダでも食べに行かない?」

サトシ「え?」

スイレン「その…私、この間美味しいマラサダ屋さん見つけて……」

スイレン「それで、サトシと一緒に行けたらなって///」ゴニョニョ

サトシ「マラサダかぁ…いいな!行こうぜ!」

スイレン「本当!?やった!」パアア

サトシ「みんなぁ!今日の放課後みんなでマラサダ食べに行こうぜ!」

スイレン「え?」

マーマネ「ごめんサトシ、僕今日用事が……」

カキ「すまん。俺も今日はホシとイチャイチャする日なんだ……」

サトシ「そっか……」

スイレン「ほっ……」

サトシ「なぁ、ミヅキ!」

ミヅキ「……………」

ミヅキ「なに?サトシくん」

スイレン「!」

サトシ「ミヅキも今日の放課後一緒にマラサダ食べにいかないか?」

ミヅキ「………………」

ミヅキ「行かないよ」

サトシ「そっか……」

スイレン「サトシ、そんな奴誘わないでいいよ」

サトシ「え?」

ミヅキ「………………」

サトシ「どうしたんだよスイレン。」

サトシ「ミヅキとケンカでもしたのか?」

スイレン「いや、別にそんなんじゃ……」

サトシ「でも、そういう言い方はあんま良くないぜ?」

スイレン「あ……その……ごめんなさい……」

サトシ「いや、俺じゃなくてミヅキにさ……」

サトシ「みんなで仲良くしようぜ?」

ピカチュウ「ピカピカ」

スイレン「…………………………」

スイレン「……………ごめん、ミヅキ…」

ミヅキ「………………」

ミヅキ「>>65」


65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 21:34:32.31 ID:jnJFcS4wo
サトシ君、この子貴方と二人っきりで行きたいそうよ?

66: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 21:46:30.23 ID:YAvquhb6O
ミヅキ「いい、別に気にしてないよ」

スイレン「………………」

ミヅキ「ねぇ、サトシくん」

サトシ「ん?」

ミヅキ「この子君と二人っきりで行きたいそうだよ」

サトシ「え?」

スイレン「ちょ、ミヅキ!////」

サトシ「俺と二人で?何でだ?」

ミヅキ「さぁ?」

スイレン「えーと、そのぉ……////」

ミヅキ「(いつもみたくアレになられても困るしね)」

ミヅキ「(…………それに今日は……)」

マオ「アローラ!って……」

マオ「どうしたのみんな……?」

67: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 21:56:24.51 ID:YAvquhb6O
マオ「ふ~ん、それでスイレンは今日サトシとデートって訳かぁ……」ニヤニヤ

スイレン「で、デートって!////」

スイレン「別にそんなんじゃないし」ニヤニヤ

リーリエ「ニヤけてる顔も可愛らしいですねスイレン」

リーリエ「でも気をつけて下さいよ?男はディグダでしか物事を考えない下劣な……」

マオ「はいはいやめよーねリーリエ」

スイレン「別にサトシならいいかも」ボソッ

マオ「え?」

リーリエ「え?」

スイレン「い、いや…その……そういえば転校生もそんな悪い奴じゃないかもねっ」

リーリエ「ですよね。私もミヅキさんは本当はいい娘だと思います」

リーリエ「可愛いですしね」

マオ「う~ん……そっかなぁ……私は用心した方がいいと思うけどね……」

マオ「じゃあ、とりあえず今日は中止にしよっか」

スイレン「中止って?」

リーリエ「何をですか?」

マオ「魔法少女体験ツアー」

リーリエ「>>68」




68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:05:27.13 ID:k/VnqDOKO
私達も二人っきりですね、マオ…(スッ

69: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 22:18:45.00 ID:YAvquhb6O
リーリエ「私達も二人っきりですねマオ」スッ

マオ「え?」

リーリエ「ふふっ、マオったら照れちゃって」

リーリエ「カ・ワ・イ・イ」ボソッ

マオ「よし、今日は中止にしよう。マジで」

リーリエ「そ、そんな……」ガビーン

リーリエ「マオから誘った癖に!あんまリーリエです!」

リーリエ「酷いです!酷すぎです!」

スイレン「私の事は気にしなくていいから二人で行ってきなよぉ(あぁ……放課後楽しみだなぁ)」ニヤニヤ

リーリエ「ほらっ、スイレンもこう言ってますし、二人で体験しましょ!」

マオ「…………何を?」

リーリエ「もうっ!マオったら!自分から誘った癖に!////」

リーリエ「恥ずかしいから言わせないで下さいよ////」

マオ「なんだこいつら」


マオの部屋

マオ「さて、今から二人+ロトム図鑑で魔法少女体験ツアーに行く訳だけど」

ロトム図鑑「よロトしく」

マオ「ちゃんとそれなりの準備はしてきたかなリーリエ?」

リーリエ「はいっ!ばっちリーリエです!」

マオ「さて、リーリエは何を用意してきたのかな?」

リーリエ「私、>>71を用意してまいりました!」

 

74: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 22:31:44.36 ID:YAvquhb6O
リーリエ「はい、私これを用意してきました!」つxxxx&xxxxx

マオ「ん?」

リーリエ「あ、すみません。間違えましたこっちです」

マオ「これは…?ノート?」

リーリエ「はい、私も魔法少女になった時の為に衣装とか必殺技を考えておいたんです」エッヘン

マオ「あはは、リーリエらしいね」

リーリエ「もう!笑わないで下さいマオ!」プクー

マオ「あはは、ごめんごめん!」

マオ「で、さっきのなに?」

リーリエ「はて、何の事でしょう?」

ロトム図鑑「さっきのは恐らく、女性同士の   の時に使うxxx xxxと……」

マオ「言わなくていいよ!」

マオ「リーリエ」

リーリエ「はい」

マオ「もし何かあったら叫ぶからね」

リーリエ「大丈夫です!マオがきっと私を守ってくれます!」

マオ「いや、私が」


75: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 22:39:17.93 ID:YAvquhb6O
マラサダ屋


サトシ「へぇ、ここのマラサダ美味しいな」モグモグ

ピカチュウ「ピカピカ」

スイレン「えへへ////そうでしょ?」

サトシ「こんないい所教えてくれてサンキューなスイレン!」

スイレン「いえいえ」

スイレン「(あー、幸せだなぁ……)」ジーッ

スイレン「(大好きな人とこうやって美味しいもの食べていっぱいお話て……)」ジーッ

スイレン「(幸せすぎてどうにかなっちゃいそうだよ)」ジーッ

サトシ「ん?どうしたスイレン?おれの顔に何かついてるか?」

スイレン「うぅん、何でもないよ♪」

サトシ「?」

ピカチュウ「ピカピカ」

サトシ「>>77」

77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:45:22.67 ID:MDPSVLE1O
あそこにいるのひょっとしてセレナじゃないか?

78: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 22:52:34.35 ID:YAvquhb6O
サトシ「ん?」

スイレン「どうしたのサトシ?」

サトシ「(あれ?あそこに居るのってセレナかな?)」

セレナ?「」キョロキョロ

サトシ「おーい!セレ……」

セレナ?「」スタスタ

サトシ「(行っちゃった……)」

スイレン「?」

サトシ「いや、ちょっと知り合いに似てた人を見つけてさ」

サトシ「でも人違いだったみたいだよ」

サトシ「(そうだよな……セレナはホウエンに行ったんだ。こんな所にセレナがいる訳ないよな……)」

スイレン「?」

スイレン「!?」

スイレン「(え?あれって………)」

サトシ「どうしたスイレン?」

スイレン「(何であんな所にグリーフシードが……)」

スイレン「(しかも孵化しかかってる……)」

サトシ「スイレン?」

スイレン「………ごめんサトシ。マオを呼んできてくれない?」


79: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 23:03:40.16 ID:YAvquhb6O
マオ「………………」キョロキョロ

アマカジ「カジー」

リーリエ「へぇ……アマカジで魔女の結界を探すんですねぇ」

マオ「うん、何たってロトム図鑑との契約でアマカジは魔翌力の源だからね」

マオ「魔女の結界を破る力もあるんだ」

リーリエ「ふふっ、凄いですねアマカジ」

アマカジ「カジー」

アマカジ「!」

アマカジ「カジー!」

リーリエ「いきなりどうしたのですかアマカジ?」

マオ「………どうやら魔女の結界が見つかったみたい……この方向は……」

サトシ「あ、いたいた!マオー!」

マオ「サトシ?どうしたの?」

サトシ「いや、なんかスイレンが急にマオを呼んでこいって言ってさ」

リーリエ「?」

マオ「……まさかこの方向……」

リーリエ「え?」

マオ「マラサダ屋からだ……」

リーリエ「だとしたらスイレン……」

マオ「…………スイレン、無茶しないで…」

サトシ「?」

マオ「ロトム図鑑!私達も今から行く!先にスイレンの所に行ってて!」

ロトム図鑑「>>81」


80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 23:05:57.28 ID:jnJFcS4wo
やだロト
離れた隙にミヅキに襲われたらどうするロト

81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 23:27:00.78 ID:ztPk4i+w0

82: ◆REaanJQDzE 2017/02/07(火) 23:59:20.37 ID:YAvquhb6O
ロトム図鑑「いやロト」

マオ「は?」

ロトム図鑑「マオ達と離れた後ミヅキに襲われたらどうするロト」

マオ「ロトム図鑑あんた……」

リーリエ「スイレンの身になにかあったらどうするんですか!」

サトシ「おい、スイレンの身にとかミヅキとかどういう事なんだ?」

ロトム図鑑「…………スイレンは惜しいけれど代わりはいくらでも……」

ロトム図鑑「(ん?この反応は……)」

ロトム図鑑「(何故あの娘がアローラに………?でもこれはラッキーロト…)」

ロトム図鑑「わかったロト」

マオ「!」

ロトム図鑑「ボクが先行してスイレンの元に行き、もしもの時はボクが結界の中から位置をマオ達に教えるロト」

マオ「……いいから早く行って……」

ロトム図鑑「マオ、何故怒るロト?」

マオ「いいから!」

ロトム図鑑「……………リカイフノーリカイフノー」ヒューン

マオ「………私達も行こう…」

リーリエ「はい……」

サトシ「お、おい!待ってくれ!」

ピカチュウ「ピッ!」


83: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 00:08:15.15 ID:aShDoTY9O
マラサダ屋

スイレン「あ!グリーフシードが……」

グリーフシード「」シュウウウ


カッ


スイレン「!」


スイレン「ここは……魔女の結界……」

ロトム図鑑「ふぅ、間一髪ロト」

スイレン「ロトム図鑑!」

ロトム図鑑「マオ達ももう少しで来るロト」

ロトム図鑑「さぁ、ボクについてくるロトスイレン」



マオ「………結界が出来上がってる……」

リーリエ「じゃあ、スイレンはもう…」

マオ「たぶん中に……急ごう!」

リーリエ「はい!」

サトシ「おいっ!さっきからいったい何がおきてるんだ…?」

マオ「ごめん。後で話すから……サトシはここで待ってて」

サトシ「え?」

マオ「行こうリーリエ」スゥッ

リーリエ「はい」スゥッ


サトシ「………消えた……?」

ミヅキ「………………」シュッ

サトシ「え……?」

サトシ「ミヅキ……?」

84: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 00:14:16.19 ID:aShDoTY9O
結界内

「待って」

マオ「!」

マオ「あんた……何でここに……」

リーリエ「ミヅキさん!」

ミヅキ「お願い……今回の魔女は私に譲って……」

リーリエ「………マオ、今回はミヅキさんと協力して………」

マオ「…………蔓の鞭……」シュルルル

ミヅキ「!?」グルグルグル

リーリエ「マオ!?」

ミヅキ「………何を…… 」ググッ

マオ「>>86」

86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/08(水) 00:24:17.59 ID:nkmKRaIkO
一回やってみたかったんだよね触    
いい声で泣いてね

89: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 01:08:55.60 ID:aShDoTY9O
マオ「ふふっ、一回やってみたかったんだよね 手xxxってやつ……」ニヤッ

ミヅキ「!?」

マオ「いい声で泣いてね?」

ミヅキ「リーリエ!助け……」

リーリエ「マオ。全面的に協力します」

ミヅキ「な………」

マオ「さ~てと……」

ミヅキ「や、やめてっ!」

マオ「なーんてね。嘘に決まってんじゃん」

ミヅキ「え?」

リーリエ「え?」

マオ「ふふっ、あんたロトム図鑑イジメたりするからちょっとお仕置きしただけだよ」

マオ「大丈夫。私にそんな趣味ないから」

ミヅキ「演技………」

マオ「当たり前でしょ、ね?リーリエ」

リーリエ「え?あ…あ、当然ですよ!」ダラダラ

マオ「汗凄いぞリーリエ」

ミヅキ「……なら早くこれをほどいてよ」

マオ「……ごめんそれはできない……」

ミヅキ「!?」

マオ「私……まだあんたの事今一信用できないんだ……」

マオ「だから悪いけど、ここの魔女を倒すまではそのままでいて」

リーリエ「私、ミヅキさんの事見張ってましょうか?」

マオ「お前は一緒に来い」

90: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 01:24:10.77 ID:aShDoTY9O
ミヅキ「………今回の魔女はいつもの魔女とは一味違うんだ………」

マオ「……………ふふっ……」

ミヅキ「……なに?」

マオ「いや、いつも強気なあんたが助けてー何て言うもんだからさ」

ミヅキ「!!!/////」

リーリエ「(確かに……あのギャップ萌えはポイント高いですね……)」ジュルリ

マオ「さ、行こうリーリエ」

ミヅキ「…………マオ……」

マオ「………大丈夫。あんたの話はまた後でゆっくり聞いてあげるよ……ミヅキ……」クルッ

リーリエ「………ミヅキさん……」



ミヅキ「……お願い………行かないでよ……マオ………」



魔女の部屋

ロトム図鑑「!マオ達が近づいてるロト!」

スイレン「本当!?良かったぁ」ホッ

アシマリ「マリッ!」

スイレン「ふふっ、いざとなったら頼りにしてるよアシマリ!」

アシマリ「マリィ!」

グリーフシード「」ピキピキ

スイレン「グリーフシードが…?」

ロトム図鑑「………産まれるロト……」

グリーフシード「」ピキピキ


パリーン


(ふぁ~~~)

スイレン「嘘でしょ?」

スイレン「あれが……魔女?」

アシマリ「マリ……?」


ミミッキュ(あんぐり~~~)



化けの皮の魔女


Mimikyu







91: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 18:45:08.94 ID:7HimUqy+O
結界内通路

マオ「リーリエ、魔法少女になるかどうかはもう決めた?」

リーリエ「いえ…実はまだ悩んでまして……」

マオ「あはは、だよね」

リーリエ「あの……マオ…」

マオ「ん?」

リーリエ「前から聞きたかったのですが…マオは何時から魔法少女に?」

マオ「………サトシが転校してきてから、ロトムが図鑑の中に入った日があったでしょ?」

マオ「あれから1週間したくらいかな」

リーリエ「マオ…失礼ですがマオはどんな願いを……?」

マオ「………………」

マオ「私その日さ、事故にあったんだよ」

リーリエ「……え?」

マオ「食材の買い出しの帰りだった…」

マオ「もうすっかり暗くなった夜道を歩いてたら突然後ろから……」

マオ「私は誰にも見つからないような所に投げ出されて……手足も変な方向に曲がっちゃってるしさ……」

マオ「助けを呼びたくても声も出ない……」

マオ「私は思ったよ、あぁ、私死ぬんだって……」

リーリエ「………………」

マオ「でもそんな時あいつが現れて私に言ったんだ」

マオ「ボクと契約して魔法少女になってくれたらどんな奇跡も叶えてあげる…ってね」

マオ「だから私は祈ったんだよ」

マオ「生きたいって」

92: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 19:00:28.98 ID:7HimUqy+O
リーリエ「マオ……」

マオ「それからはずっと魔女との戦いの日々だよ」

マオ「でも仕方ないよね。あの日もし死んでたらと思えば安いものだよ」ニコッ

リーリエ「…………………」

リーリエ「……私決めました!」

マオ「……え?」

リーリエ「マオだけに辛い思いはさせません」

リーリエ「この魔女との戦いが終わったら、私魔法少女になります!」

マオ「………リーリエ……」

リーリエ「あ、すみません……私、また軽はずみな発言を……」

マオ「ううん……ありがとリーリエ」グスッ

リーリエ「……マオ?」

マオ「………私…本当は一人で戦うのが怖くって……ずっと…一緒に戦う仲間が欲しくって……」グスグス

リーリエ「……マオはもう一人ではありません」ギュッ

リーリエ「今度からは私も一緒に戦います!一緒にがんばリーリエです!」ニコッ

マオ「ありがとリーリエ……」

リーリエ「いえいえ」

マオ「そういえばリーリエの願い事は決まったの?」

リーリエ「あっ……」

マオ「あはは、リーリエらしいね」

マオ「だったらこの戦いが終わるまでに願い事を決めておかなきゃね」

リーリエ「………ですね…」

マオ「ねぇリーリエ……この戦いが終わったらさ、二人で魔法少女コンビ結成記念パーティーやろうよ!」

リーリエ「いいですね!」

マオ「二人で大きなケーキ食べてさ…」

リーリエ「>>94もしましょう」

94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/08(水) 19:07:05.04 ID:06JjRsVDo
一緒にお料理

95: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 19:21:18.19 ID:7HimUqy+O
リーリエ「一緒にお料理もしませんか?」

マオ「え?」

リーリエ「どうせなら一緒に大きなケーキを作りましょう!」

リーリエ「それで、スイレンやサトシやカキやマーマネやロトム図鑑や先生も呼んでみんなで食べるんです!」

マオ「あはは、あいつらいっぱい食べそうだもんね」

リーリエ「当然ミヅキさんも」

マオ「……………」

マオ「ふふっ、だね」

リーリエ「はい!」

マオ「よし、そうと決まったら早く終わらせよう」

マオ「行くよリーリエ!」

リーリエ「はい!」


ガチャッ




96: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 19:36:30.86 ID:7HimUqy+O
スイレン「マオ!リーリエ!」

アシマリ「マリィ!」

ロトム図鑑「やっと来たロト」

マオ「待たせてごめんね!スイレン、アシマリ、ロトム図鑑!」

ミミッキュ(ふぁ~~~)

マオ「ミミッキュ……あいつが今回の魔女か」

リーリエ「ちっちゃいですねぇ……」

リーリエ「………なんだか私、あのミミッキュちゃんを見てると胸がドキドキします…」ドキドキ

スイレン「リーリエ?」

ロトム図鑑「小さいからって甘く見ない方がいいロト……」

マオ「………速攻で終わらせるよ!」シュッ

ミミッキュ(あ~んぐ)シュオオ

スイレン「シャドーボールだ!」

ミミッキュ(り~~~!)ボンッ

マオ「…………」ヒュンッ

リーリエ「避けました!さすがマオ!」

ミミッキュ(…………)

マオ「(体が軽い…)」

マオ「(こんな幸せな気持ちで戦うなんて初めて…)」

マオ「(もう何も恐くない━━━!)」

ミミッキュ(あ~ん……)シュオオ

マオ「チェックメイトだ」カチッ

ミミッキュ(……………)

マオ「…………………」バンッ

ミミッキュ(………………)バタッ

マオ「終わったね……」クルッ

スイレン「やった!」

リーリエ「さすがマオです!」

マオ「ふふっ、さぁ、早く帰ってパーティーを……」

ミミッキュ(…………………)メキメキ

ロトム図鑑「!」

ロトム図鑑「マオ!後ろロト!」

マオ「え?」クルッ

ミミッキュ(オクチアングリ……)ガバッ



マオがどうなるか
当然マオられる→1
よくわからないけど奇跡がおきてミミッキュが人間になる→2

1か2で >>98


98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/08(水) 19:37:47.79 ID:6d8eYUoI0
1

100: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 19:47:43.98 ID:7HimUqy+O
ミミッキュ(…………………)ガブリ

リーリエ「……………え?」

スイレン「…………嘘でしょ……」

スイレン「マオ?」

マオ「…………………………」ブラン

ミミッキュ(ふぁー、ミミッキュちゃんハングリーなの)グチャグャ

ミミッキュ(もぐりもぐり)グチャグャ

ミミッキュ(ごっくん☆)ゴクリ

スイレン「………あ…ぁ……」ガタガタ

リーリエ「………マオ………」ガタガタ

ミミッキュ(ミミッキュちゃん)チラッ

ミミッキュ(まだハングリーなの!)ゴオオ

ロトム図鑑「スイレン!リーリエ!早く魔法少女の契約を!」

スイレン「…………あ……ぁぁぁ……」ガタガタ

リーリエ「………う……ぅぅぅ……オエ……」

ロトム図鑑「スイレン!リーリエ!」

ミヅキ「その必要はないよ」


カチッ






101: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 19:56:39.98 ID:7HimUqy+O
ミヅキ「君は爆弾でも食べてなよ」ポイッ

カチッ

スイレン「え?」

リーリエ「?」

ロトム図鑑「……?」

ミミッキュ(?)ボムッ

ミミッキュ(あ…………)

ミミッキュ(…………………)プシュウウ

ロトム図鑑「ミミッキュがグリーフシードに戻っていく……」

ロトム図鑑「結界が晴れていくロト……」

ミヅキ「…………………」ヒョイッ




サトシ「お!みんな戻ってきたな!」

ピカチュウ「ピー!」

スイレン「…………………」

リーリエ「……………………」

サトシ「ん?あれ?マオは……?」

スイレン「…………うぅ……」グスッ

スイレン「………サトシぃ………マオが……マオがぁ………」ギュッ

サトシ「スイレン………?」

リーリエ「うぅ………約束したのに……何で……」グスグス

サトシ「お、おい、どうしたんだよ?スイレン、リーリエ」アセアセ

サトシ「マオは何で一緒じゃないんだ?」

ピカチュウ「ピ?」

ミヅキ「………………」

ミヅキ「>>103」

103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/08(水) 20:04:24.06 ID:sITUrUyuO
マオは破れた世界、ウルトラスペースに行ってしまった

104: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 21:43:38.68 ID:7HimUqy+O
ミヅキ「マオは……ウルトラスペース……魔女の結界の中だよ……」

サトシ「………?ウルトラスペース?魔女?」

ミヅキ「………そこの二人に聞いてみなよ」

サトシ「?」

ミヅキ「グリーフシードも回収した事だし私は行くね」

サトシ「おいっ!ミヅキ!」

スイレン「…………グリーフシードって…」

スイレン「マオが死んだだよ?」

スイレン「ちょっと前まで……一緒に勉強して……一緒にお話して、一緒に遊んでたマオが!」グスッ

サトシ「マオが……死んだ…?」

ピカチュウ「ピ……」

リーリエ「うぅ……」グスッ

スイレン「それなのにグリーフシードグリーフシードって……」

スイレン「あんた何にも思わないの!?」

ミヅキ「…………何も思わないか……」

ミヅキ「………何度も見てきたんだよ」

スイレン「え……?」

ミヅキ「……これに懲りたら魔法少女になろうなんて二度と思わない事だね」

ミヅキ「じゃあね」サッ

スイレン「…………………」

サトシ「………何なんだよ……もう訳がわからないぜ………」




ロトム図鑑「それにしてもキミがアローラに居てくれて良かったロト」

「まぁ、私の担当地域の魔女はだいたい狩ったからね」モグモグ

ロトム図鑑「………マオが死んだロト……それでキミにこの地域を担当してほしいロト」

ロトム図鑑「お互いに利はあるハズロト」

「私は別にいいよ」モグモグ

ロトム図鑑「話が早くて助かるロト」

ロトム図鑑「魔法少女は簡単に補充がきかないロトからねぇ」

「あのミヅキって子はいいの?」モグモグ

ロトム図鑑「ミヅキはボクのデータにも無いイレギュラーロト。信用できない」

ロトム図鑑「キミも彼女には用心した方がいいロト」

「ふーん………」

「……………………………」

「……マカロン…食べる?」

105: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 21:51:23.09 ID:7HimUqy+O
翌日

スイレン「今日、休校なんだってね…」

リーリエ「……はい、そうですね…」

スイレン「……マオが行方不明でマオを探す為に休校なんだって」

リーリエ「………………………」

スイレン「マオの家族も……博士や校長も……カキやマーマネも必死だよ」

リーリエ「………サトシは?」

スイレン「………わかんない…」

ロトム図鑑「やぁ、リーリエ、スイレン」

スイレン「………ロトム図鑑…」

リーリエ「………………」

ロトム図鑑「ボクと契約してくれる意思は固まったロトか?」

スイレン「こんな時に契約って……」

スイレン「ロトム図鑑!あなたマオと仲良かったでしょ!?」

スイレン「ミヅキから守って貰ったり、一緒に戦ったり遊んだり……」

スイレン「………なんとも思わないの?」

ロトム図鑑「>>107」


107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/08(水) 21:57:13.18 ID:649rYrikO
悲しいけど今アローラに魔法少女がいないほうが問題

108: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 22:08:20.19 ID:7HimUqy+O
ロトム図鑑「そうロトね……」

ロトム図鑑「マオがいない……それはきっと悲しい事なんだろうロトね」

スイレン「……きっと……?」

ロトム「そんな事よりも今アローラ地方の魔法少女が少ない事の方が問題ロト」

スイレン「………そんな事……?」

リーリエ「……………」

ロトム「そうだ!いっそキミ達二人のどちらかが魔法少女になってマオを生き返らすというのは……」

スイレン「………あんた……」

リーリエ「………もういいです……」

リーリエ「何処かに行って下さいロトム図鑑」

スイレン「………リーリエ……」

ロトム図鑑「やれやれ、ボクはキミ達がマオが居なくて悲しいと言うからお互い得するアイデアを出しただけなのに、何を怒っているロト?」

ロトム図鑑「リカイフノーリカイフノー」

スイレン「………………!!」

リーリエ「…………早く消えて下さいロトム図鑑……」

ロトム図鑑「……随分と嫌われたものロトね」ヒューン

スイレン「…………………」

リーリエ「……………私、今日は帰りますね……」

スイレン「…………うん……」


109: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 22:12:17.22 ID:7HimUqy+O
スイレン家


スイレン「ただいま……」

ホウ「おかえりーおねーちゃん!」

スイ「おかえりー」

スイレン「うん……」

ホウ「おねーちゃん、お客さん来てるよ!」

スイレン「……客?」

スイ「うん、おねーちゃんのボーイフレンドとピカチュウだよ!」

スイレン「え!?」ダッ

サトシ「よ!スイレン。おかえり」

ピカチュウ「ピカピカ!」

スイレン「サトシ……なんで……?」

サトシ「>>111」

110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/08(水) 22:19:14.83 ID:b3/qPJxA0
スイレンの元気がなかったから励ましに来た 昨日、マオの事で何があったか教えてくれないか?嫌なら言わなくていいんだ…

111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/08(水) 22:34:33.19 ID:KQUeY29e0

112: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 22:48:41.28 ID:7HimUqy+O
サトシ「いや、その……」

サトシ「スイレン、元気無かったからさ……」

サトシ「………マオがいなくなって落ち込むのはわかるんだ」

サトシ「………俺ももうわけわかんなくてさ……」

サトシ「……………」

サトシ「………ごめんな……やっぱり帰……」

スイレン「待って!」

サトシ「スイレン…」

スイレン「……ピカチュウ、ごめんね」

スイレン「向こうの部屋で妹達と遊んであげてくれる?」

ピカチュウ「………………」

ピカチュウ「ピカ」コクッ

ホウ「わーい!やったー!」

スイ「行こうよピカチュウ!」グイッ

ピカチュウ「ピカッ」


スイレン「………………」

サトシ「なぁ、スイレン……」

スイレン「………サトシ……」ギュッ

サトシ「…………スイレン?」

スイレン「私、嬉しいよ……サトシが私の為に」ギュウウ

サトシ「………スイレン……」

スイレン「私、マオがいなくなって悲しくて……でも……」グスッ

サトシ「…………………」ナデナデ




サトシ「落ち着いたか?スイレン」

スイレン「……うん…////」ピトッ

サトシ「あ、あの………スイレン?」

スイレン「あ、ご、ごめん////」

サトシ「い、いや別にいいんだけどさ…」

サトシ「その……教えて欲しいんだ昨日ミヅキが言ってた事……」

サトシ「ウルトラスペースとか魔女の結界とか……マオが死んだとか……」

サトシ「………俺、もう全然意味わかんなくて……」

サトシ「マオが死んだなんて絶対に信じたくないし……!」

スイレン「……………」

サトシ「だから……その………」

サトシ「スイレンも辛いだろうからさ、もちろん嫌なら話さなくていいんだぜ」

スイレン「>>114」


114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/08(水) 23:04:16.46 ID:KQUeY29e0

115: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/08(水) 23:06:36.75 ID:b3/qPJxA0
ううん…話すよ…でもきっと話しても信じれないと思うよ?それでも私の言ったこと信じれる?

116: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 23:40:41.27 ID:7HimUqy+O
スイレン「………話すよ……」

サトシ「スイレン……」

スイレン「でも……きっと私の話す事は夢みたいな事ばっかりで信じられないと思う……」

スイレン「それでも……私を信じてくれる?」

サトシ「当たり前だろ!スイレン!」ニッ

スイレン「サトシ……」

スイレン「(私……やっぱりサトシの事………)」

サトシ「スイレン?」

スイレン「あ、何でもないよ////」

サトシ「?」

スイレン「でも……今じゃなくてもいいかな?」

スイレン「今はちょっと私も頭の中がゴチャゴチャで………」

サトシ「ああ、何時でも構わないさ」

サトシ「スイレンが話したいと思ってくれた時でいいよ」

サトシ「でもさ、困った事があったら直ぐに頼ってくれよ?」

スイレン「うん!」

サトシ「でも一つだけ教えてくれないか…?」

スイレン「え?」

サトシ「マオの事さ……」

スイレン「……………」

スイレン「マオは……きっと大丈夫だよ…」

サトシ「…………そっか……」

スイレン「(ごめんねサトシ……私、サトシの悲しむ顔は見たくないんだ…)」

サトシ「わかった。ありがとなスイレン!」

サトシ「よし、いくぞピカチュウ」

ピカチュウ「ピー……」

スイレン「……え?」

ホウ「えー、ピカチュウ帰っちゃうのー?」

スイ「もっとあそぼーよー」

ピカチュウ「ピ……」

スイレン「そ、そうだよサトシ!ご飯でも食べてってよ!」

サトシ「ごめんなスイレン。これから行くとこがあってさ」

スイレン「……そっか……」

サトシ「でも、スイレンが少し元気出て良かったよ。心配したんだぜ?」

スイレン「サトシ……」ドキッ

サトシ「なぁ、スイレン。何かあったら何時でも呼んでくれて構わないからな?」

スイレン「うん、ありがとう!」

サトシ「よし、じゃあな!スイレン!また明日!」

ピカチュウ「ピッ!」

スイレン「うん、また明日!」

117: ◆REaanJQDzE 2017/02/08(水) 23:59:03.50 ID:7HimUqy+O
スイレン「ふふっ♪サトシ////」

ホウ「あー、おねーちゃん」

スイ「かお真っ赤ー!」

スイレン「ちょ、違うってば!////」

ロトム図鑑「ロロロー?」

スイレン「!?」

ロトム図鑑「あれ?サトシは居ないロトか?」

スイレン「………ロトム図鑑…何でここに……」

ホウ「あ!喋る図鑑だー」

スイ「ロトロト!」

スイレン「……ごめん、向こうの部屋に行ってて…」

ホウ、スイ「?」

118: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 00:00:20.91 ID:GZrkFJRpO
スイレン「……何の用?」

ロトム図鑑「随分嫌われたロトね」

ロトム図鑑「ボクはサトシの帰りが遅いから迎えに来ただけロトよ?」

スイレン「………そう、だったらサトシはもう帰ったよ…わかったらとっとと出てって」

ロトム図鑑「ん~、スイレンの所に居ないとなると……………」

ロトム図鑑「サトシはリーリエの所ロトね」

スイレン「!?」

ロトム図鑑「ん?どうしたロト?スイレン?」

スイレン「…………別に……」

ロトム図鑑「サトシは優しい男ロト。スイレンが夢中になるのもわかるロト」

スイレン「………………」

ロトム図鑑「きっと今頃は傷ついたリーリエの事も慰めてる頃ロトね」

スイレン「……エッテヨ……」

ロトム図鑑「ボクのデータによると、傷心の女の子は慰めに弱い」

ロトム図鑑「きっとリーリエもサトシの慰めで元気になるロトね」

ロトム図鑑「良かった良かった」

スイレン「帰れ!!」

ロトム図鑑「いったい何を怒っているロトスイレン?」

ロトム図鑑「リカイフノーリカイフノー」

スイレン「お前……」

ロトム図鑑「……スイレン…ボクの分析によると、サトシはスイレンのボーイフレンドでも何でもないロト」

ロトム図鑑「ただのクラスメートで友達」

ロトム図鑑「何か訂正はあるロトか?」

スイレン「…………………」ワナワナ

ロトム図鑑「じゃあ、ボクはリーリエの所に行くロト」

ロトム図鑑「サトシがいるから」

スイレン「………まっ……!」

ロトム図鑑「?どうしたロトスイレン?ボクに帰ってほしかったんじゃなかったロトか?」

スイレン「…………………」

ロトム図鑑「…………スイレン………」

ロトム図鑑「>>120」

120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 00:11:30.60 ID:Sa5pH/NMo
決断が遅くなるほど失う物も増えるロト
きっとマオの次はサトシを失うロト

121: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 00:21:47.77 ID:GZrkFJRpO
ロトム図鑑「……決断が遅くなる程失う物は増えるロト」

ロトム図鑑「友達のマオを失い」

ロトム図鑑「次はきっと……サトシ……ロトね……」

スイレン「!」

スイレン「い、嫌だよぉ……」

スイレン「私……サトシがいなくなったら……誰かの物になったら生きていけないよぉ……」ジワッ

ロトム図鑑「スイレン………キミの祈りはなにロト?」

スイレン「…………え…?」

ロトム図鑑「スイレン、ボクと契約して魔法少女になってほしいロト!」


リーリエの屋敷


リーリエ「……………(落ち着きませんね……)」

アロコン「コーン」

リーリエ「…………………」ガタッ

ルザミーネ「ん?リーリエ、何処に行くのかしら?」

リーリエ「>>123」

123: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 00:28:42.89 ID:h6Wr7O5iO
スイレンの所へ

124: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 00:43:15.62 ID:GZrkFJRpO
リーリエ「ちょっとスイレンの所まで……」

ルザミーネ「リーリエ…あなた今何時だと思ってるの?」

ルザミーネ「ただでさえマオちゃんがいなくなって危ない時に……」

リーリエ「大丈夫です母様。すぐに戻りますから」

リーリエ「それに……この子も居ますからね」ニコッ

アロコン「コーン」

ルザミーネ「……………それは今日じゃなきゃダメな事なのかしら?」

リーリエ「………………」

ルザミーネ「……………」ハァ

ルザミーネ「ジェームズ。リーリエをスイレンちゃんの家まで送ってあげなさい」

ジェームズ「畏まりました奥様」

リーリエ「……母様…」




ジェームズ「お嬢様……何故スイレン様の家へ……?」

リーリエ「…………………」

ジェームズ「………申し訳ありません…」

ジェームズ「………ん?」

ジェームズ「あの廃工場……何やら人だかりが……」

リーリエ「?」

リーリエ「……あれは……隣のクラスの…?」

>>126
過去ヒロイン、アセロラ以外の同年代くらいの未登場名前有りトレーナー


125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 00:45:44.46 ID:jiJR5N2eo
過去ヒロインは駄目なのね
ベル

131: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 09:16:55.43 ID:GZrkFJRpO
ベル「ふえー」フラフラ

リーリエ「(あの方は確か隣のクラスの……ベルさん……?)」

リーリエ「(いったいあの廃工場に何の用が…………)」

リーリエ「…………………」

リーリエ「車を止めて下さい!」

ジェームズ「………?」キィィィ

リーリエ「…………」ダッ

ジェームズ「お嬢様!?何処へ!」

アロコン「コーン」


リーリエ「ベルさん!」ハァハァ

ベル「あれぇ?リーリエちゃん?」フラフラ

リーリエ「ベルさん、いったいこんな廃工場で何をなさるおつもりですか!?」

ベル「私たちね~、今から楽園に行くんだぁ」フラフラ

リーリエ「楽園………?」

モブA「あぁ…今から楽園に行って解放されるるだぁ……」フラフラ

モブB「もう辛い現実とはおさらばだ…」フラフラ

リーリエ「(いったいなんなんですか……?皆さん目が虚ろです……)」

リーリエ「(それに首元にあるこのマークのようなものはいったい?)」

ベル「リーリエちゃんも一緒にいく?」フラフラ

リーリエ「>>133」

133: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 09:37:51.54 ID:3LfNLY0F0
ちっ!殆どディグダが生えた野郎ばかりですわ(ええ、ご一緒しましょうか?)

134: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 12:29:46.44 ID:GZrkFJRpO
リーリエ「一緒に楽園って……」

リーリエ「(ベルさん、もしかして私を誘っているのでしょうか…?)」

リーリエ「わかりました。私も一緒に……」

モブ「お~い!楽園へ行く準備ができたぞ~」ウツロ ウツロ

ベル「は~い」フラフラ

リーリエ「ちっ!ベルさん!これはどういう事ですか!殆ど汚いディグダを生やした野郎ばかり………ん?」

リーリエ「(あれはまさか!?練炭?)」

リーリエ「(まさか楽園とは………)」

ベル「さぁ、リーリエちゃんも早く楽園に……」

リーリエ「行ってはダメですベルさん!」ガシッ

ベル「離してよぉリーリエちゃん」ウツロ ウツロ

リーリエ「離しません!目を覚まして下さいベルさん!」ガシッ モ モ

ベル「………どいて」ゴスッ

リーリエ「…………うっ…」バタッ

モブ「お~い、早く~」

ベル「今行きまぁす!」フラフラ

リーリエ「……………………」

リーリエ「シロンちゃん!その練炭を氷らせて下さい!」

アロコン「コーン!」ヒュオオ

練炭「」カチン

モブ達「!?」

ベル「!?」

リーリエ「ナイスです!」グッ

アロコン「コーン!」

135: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 12:40:20.65 ID:GZrkFJRpO
モブA「おい、あの女なんて事を……」

モブB「俺達の楽園がぁ……!」

モブC「コロセコロセ」

リーリエ「ヒィ……」ガクガク

リーリエ「ベルさん!」

ベル「酷いよリーリエちゃん」フラフラ

リーリエ「そんな……目を覚まして下さいベルさん!」

アロコン「コーン!」

ベル「リーリエちゃん……死んでよ」フラフラ

リーリエ「……………きゃー!」

ジェームズ「お嬢様!」バッ

ベル「!」

リーリエ「ジェームズさん……」

ジェームズ「ここは私に任せて誰か呼んできて下さい!」

リーリエ「………わかりました!ありがとうございます!」ダッ

アロコン「コーン!」ダッ

ベル「ユルサナイユルサナイ……」



リーリエ「はぁはぁ……早く誰か呼んでジェームズさんを……ベルさんを……」タッタッタ

アロコン「コーン」タッタッタ


グニャ~


リーリエ「…………え?」ビタッ

リーリエ「ここは……私、廃工場に居たハズです……」

リーリエ「………まさか……」


魔女の結界の主ポケモン
幻伝説UBメガテールナー系以外の最終進化系未登場ポケモン

>>137

137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 12:49:01.82 ID:mV78UvwcO
ジバコイル

138: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 12:55:30.39 ID:GZrkFJRpO
リーリエ「ここは……魔女の結界の中?」フワフワ

アロコン「コーン……」フワフワ

リーリエ「この空間……論理的結論から言いますと重力が……」フワフワ

ジバコイル(………………)フワフワ

リーリエ「………ジバコイル……普通のジバコイルより凶々しくて大きい…やはり……」フワフワ



磁場の魔女


Magnezone


ジバコイルの性格 一番近いレス


139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 13:12:59.85 ID:TQkj8rA0O
ひかえめ

140: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 20:02:01.22 ID:5xVd/rlMO
ジバコイル(あなたですね。私のトモダチの楽園逝きを邪魔したのは)

リーリエ「何が楽園行きですか!こんなの酷いです!酷すぎです!」

ジバコイル(あーあ、折角の魔女の口づけも台無しです)

リーリエ「魔女の口づけ?あのマークの事ですか……?」

ジバコイル(あなたにはお仕置きが必要ですね。コイル!)

コイル軍団「ジー」ヒュー

リーリエ「……シロン!」

アロコン「コン!」ヒュオオ

コイル軍団「ジー」キンキン

リーリエ「!」

アロコン「コ……」

ジバコイル(私達にポケモンの技は効きません)

ジバコイル(さぁ、お仕置きの時間ですよ)

コイルA「ジー」

コイルB「ウィー」

コイルC「ジジ」

リーリエ「きゃっ……」ググッ

アロコン「コ……」ピクピク

リーリエ「(体が動かない……これはコイルの"磁力"……)」ググッ

ジバコイル(そのまま引きちぎってあげなさい)

コイルABC「ジー」グググッ

リーリエ「あっ…………」グググッ

アロコン「コ……」グググッ

リーリエ「(そんな……これで終わりなんて……)」グググッ

リーリエ「(ごめんなさいジェームズさん……ごめんなさいベルさん……ごめんなさいシロン……ごめんなさいマオ………)」グググッ

アロコン「コ……」グググッ

ジバコイル(さぁ、あなたも楽園で私のトモダチに……)

リーリエ「ごめんなさ……い………」グググッ

スパッ スパッ スパッ

コイルABC「ジ / ー」

ジバコイル(!?)

リーリエ「コイルが……真っ二つに…?」ハァハァ

アロコン「コ……?」

ジバコイル(……誰ですか?)

リーリエ「……………スイレン…?」

アロコン「…………コ……」

スイレン「…………………」

リーリエ「……………スイレン…その格好……そのサーベル……それに」

リーリエ「蒼いソウルジェム……」

リーリエ「スイレン……まさか……」

スイレン「>>142」

142: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 20:09:07.41 ID:af+vUPwnO
説明は後でいい?
先に倒しちゃうから

143: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 20:19:06.96 ID:5xVd/rlMO
スイレン「大丈夫?リーリエ」

リーリエ「ありがとうございますスイレン……」

リーリエ「……スイレン…あなた魔法少女に……」

ジバコイル(何ですかあなた?)

スイレン「……説明は後でいいかな?」

スイレン「先にあいつ倒しちゃうから」

ジバコイル(…………あなたも私のトモダチになりたいようですね)

スイレン「リーリエはこの中に」プワッ

リーリエ「これは……バルーン……」

ジバコイル(電磁……)

スイレン「アクアジェット」ドッ

スイレン「遅いよ」

ジバコイル(!?)

スイレン「じゃあね」スパン

ジバコイル(あ / …)スパッ

144: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 20:28:34.16 ID:5xVd/rlMO
リーリエ「魔女の結界が晴れていく…」

アロコン「コーン…」

シュウウ

スイレン「よし!グリーフシードゲット」シュウウ

リーリエ「スイレンも元の姿に戻った…」

スイレン「ふぅ、初めてだけどうまくいって良かったぁ……」ヘナッ

アシマリ「マリィ!」

スイレン「ふふっ、お疲れ、アシマリ!」

リーリエ「スイレン…一体何が……」

ジェームズ「お嬢様!」

リーリエ「ジェームズさん!無事だったのですね!」ホッ

ジェームズ「お嬢様こそご無事で何よりです。おや……あなたはスイレン様?」

スイレン「アローラ、ジェームズさん」

ベル「う……」

リーリエ「ベルさん!」

ベル「……え?リーリエちゃんにスイレンちゃん?」

ベル「………私こんなとこで何して……?」

リーリエ「良かったです。ベルさん……」ダキッ クンカクンカ

ベル「>>146」


146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 20:33:52.70 ID:mXq5vmDl0
リーリエさんハァハァ…(一体何が起こってるの?)

147: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 20:43:11.50 ID:5xVd/rlMO
ベル「リーリエちゃんハァハァ(一体何が起きてたの?)」

リーリエ「…………………」

ベル「…………………」

リーリエ「ベルさん、LINE交換しませんか?」スッ

ベル「うん、いーよ♪」スッ

スイレン「(おいおいガチかよこいつら……)」サーッ

アシマリ「マリ……」サーッ

ジェームズ「よかったよかったですな」


翌日


リーリエ「そうですか……スイレンも魔法少女に……」

スイレン「うん、ちょっと色々あってね」

スイレン「それより昨日、リーリエの家にサトシ来た?」

リーリエ「?いえ、来てませんが?」

スイレン「そっか」ニコッ

リーリエ「?」

リーリエ「一体スイレンはどのような願いを……」

スイレン「うーん、秘密かな?」

スイレン「とりあえず、魔法少女になったからには私がマオの意思を引き継いでこのメレメレ島を護る!」グッ

リーリエ「スイレン……」

スイレン「あはは、なーんてね。舞い上がっちゃってますね、私」

リーリエ「>>149」


149: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 20:55:57.75 ID:3yVVRBtS0
無理はしないでくださいね

150: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 21:03:39.13 ID:5xVd/rlMO
リーリエ「スイレン……」

リーリエ「無理は……しないでくださいね?」

スイレン「リーリエ…………うん。」

ミヅキ「スイレン!」

スイレン「!」

リーリエ「ミヅキさん…」

ミヅキ「……昨日廃工場に魔女の反応があったから行ってみたら全て片付いた後だった……」

ミヅキ「………代わりにスイレンと思える魔翌力の反応が残ってた……」

ミヅキ「スイレン……あんたまさか……」

スイレン「……………」

ミヅキ「スイレン、あんたって本当に馬……」

リーリエ「やめて下さいミヅキさん」

ミヅキ「リーリエ?」

リーリエ「昨日スイレンは私が魔女に襲われている所を助けてくれたんです」

ミヅキ「え!?」

リーリエ「スイレンがいなければ今頃私は……」

スイレン「リーリエ………」

ミヅキ「>>151」

151: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 21:19:19.94 ID:MkBM2rUsO
リリーエ、大丈夫だったの!?サワサワ

152: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 21:28:10.79 ID:5xVd/rlMO
ミヅキ「リーリエ!大丈夫だったの!?」サワサワ

リーリエ「……あっ////」

スイレン「え?」

ミヅキ「え?」

リーリエ「……な、何をするんですかミヅキさん///」ハァハァ

リーリエ「わ、私を誘ってるんですか?」ハァハァ

ミヅキ「えーと」

スイレン「オクチアングリ」

ミヅキ「ま、まぁリーリエが無事なら良かったよ……」

ミヅキ「スイレン………」

スイレン「……なに?」

ミヅキ「………………」

ミヅキ「何でもないよ。じゃあね」サッ

スイレン「なにあいつ……」

リーリエ「(ミヅキさん……やはり間違いなく私に惚れてますね……)」

リーリエ「(これは……私、大人になる日が近いかもしれません…)」ポッ

スイレン「なに赤くなってんだお前」

153: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 21:45:44.52 ID:5xVd/rlMO
教会

「へぇ、まさかあなたから会いにくるとはねイレギュラー」

ミヅキ「……今日はあなたに話があって来たの」

ミヅキ「セレナ」

セレナ「……………」

セレナ「ここを知ってるのもびっくりだけど……まさか私の名前まで知ってるとはね……」

セレナ「ロトム図鑑に聞いたの?」

ミヅキ「まさか、あんな詐欺師なんかとは話しをするのもおぞましいよ」

セレナ「ふーん……さすがは噂のイレギュラーさんだ」

セレナ「実は私もあなたに用があったんだよね」

ミヅキ「用?」

セレナ「メレメレ島を担当してたマオって魔法少女が死んじゃったんでしょ?」

セレナ「それで私がここの担当になったから挨拶にと」

ミヅキ「好きにしてよ」

セレナ「……これは意外な反応だ。で、あなたの用事は?」

ミヅキ「私と手を組まない?」

セレナ「は?あなた馬鹿なの?こっちだってグリーフシードをゲットするのに必死なのに手を組んでる余裕なんか……」

ジャラジャラ

セレナ「!?」

ミヅキ「見ての通りグリーフシードは有り余ってる」

セレナ「…………じゃあ、何で手を組むなんて……」

ミヅキ「近々強力な魔女がこのメレメレ島に来る」

ミヅキ「その討伐に協力してほしいの」

セレナ「……強力な魔女?なんであなたにそんな事が……」

ミヅキ「確かな筋からの統計だよ」

セレナ「………………」

ミヅキ「それと……」

セレナ「まだ何かあるの?」

ミヅキ「今この島に新しい魔法少女が誕生した」

ミヅキ「その娘には手を出さないで」

セレナ「>>155」


155: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 21:53:47.32 ID:RWwN2lfRO
わかったけど、もしも向こうからこちらに手を出してきたら全力で潰すから。

156: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 22:07:56.37 ID:5xVd/rlMO
セレナ「ふーん、やっぱりかぁ…」

ミヅキ「わかってたの?」

セレナ「まーね、ね?テールナー」

テールナー「テール」

ミヅキ「なら……」

セレナ「私の邪魔をしないならね」

セレナ「ただ、私の邪魔をするならゼンリョクで叩き潰すよ?」ニコッ

ミヅキ「セレナ……あなた!」

セレナ「まぁまぁ、怒らないでよミヅキちゃん。とりあえず魔法少女コンビ結成記念パーティーとでもいこうよ」

ミヅキ「……………」

セレナ「マカロン、食べる…?」


スイレンの家

スイレン「さて、パトロールだね。行こうかアシマリ」

アシマリ「マリ!」

リーリエ「………スイレン……」

スイレン「リーリエ……?何でここに…」

リーリエ「あ、あの!スイレン!私もパトロールに連れて行ってくれませんか?」

スイレン「……え?」

リーリエ「その、私じゃあ足手まといかもしれません……でも……」

スイレン「ううん……そんな事ないよリーリエ……」ギュッ

リーリエ「スイレン……」

スイレン「私の手……震えてるでしょ?本当は恐くてたまらないんだよ……」ブルブル

スイレン「マオは……こんな気持ちでずっと一人で戦ってきたのかな…?」ブルブル

リーリエ「………………」ギュッ

スイレン「だからさ……側に居てくれるだけで嬉しいよ……ありがとう。リーリエ」ニコッ

リーリエ「>>158」

158: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 22:13:48.94 ID:mXq5vmDl0
それじゃあもっと密着しない
例えばベッドの上とかで

159: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 22:55:49.65 ID:5xVd/rlMO
リーリエ「………………」ギュウウ

スイレン「あ、あの……リーリエ?ちょっと痛いかなって……」

リーリエ「大丈夫、任せて下さいぃぃ、スイレン」ハァハァ

スイレン「え?」

リーリエ「す、スイレンさえよければ私が二十四時間ずっと側に居ますよ?」ハァハァ

リーリエ「トイレもお風呂も、当然寝る時も」ハァハァ

スイレン「ヒィ……」ゾクッ

リーリエ「な、なんなら今からでもベッドの上で濃厚に密着致しましょうか?」ハァハァ

リーリエ「これは論理的結論から言いますと、スイレンの恐怖を和らげる為の仕方ない行為です」ハァハァ

リーリエ「あ、安心して下さいねスイレン。私、常日頃から、もしもの時の為にソレ用の道具(オモチャ)は持ち合わせていますから」ハァハァ

リーリエ「さぁ、そうとなれば善は急げ……」

バキッ

スイレン「さあ、パトロール行くよリーリエ」

アシマリ「マリィ……」

リーリエ「は、はい……」


路地裏

リーリエ「(折角変身時用にサングラスを持ってきたのにまた謎の光に遮られました……)」

リーリエ「(恐るべし謎の光リーリエです)」

スイレン「あっ!使い魔の反応だ!」

リーリエ「本当ですかスイレン?」

スイレン「うん、あっちだ!」

ロトム図鑑「やぁやぁ、久しぶりロトねリーリエ、スイレン」

ロトム図鑑「魔法少女は順調ロトか?」

リーリエ「ロトム図鑑!?」

スイレン「………何の用?私達忙しいんだけど」

ロトム図鑑「>>161」

161: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 23:00:45.39 ID:RWwN2lfRO
契約するのが遅かったせいで面倒なことになったロト

162: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 23:10:03.38 ID:5xVd/rlMO
ロトム図鑑「実は少し面倒な事になったロト」

スイレン「は?」

ロトム図鑑「スイレン、キミの決断が遅かったせいで少々面倒な状況になりそうロト」

リーリエ「どうゆー事ですかロトム図鑑?」

ロトム図鑑「実は……」

スイレン「こいつと話てる場合じゃない。行こうリーリエ。使い魔が逃げちゃう」ダッ

リーリエ「ま、待って下さいスイレン!」タッタッタ

ロトム図鑑「………やれやれ、人の忠告はちゃんと聞いておく事ロト……」



ヤミカラス「カー」

スイレン「追い詰めた……アクアジェット!」ドッ

ヤミカラス「カ!?」

スイレン「よし!いくよ!」スパッ

ガキン

スイレン「!?」

リーリエ「え!?」

セレナ「……………」ギリギリギリ

スイレン「………誰?邪魔しないでよ…」

セレナ「>>163」

163: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 23:11:26.11 ID:3yVVRBtS0
新米は何もわかってないね

165: ◆REaanJQDzE 2017/02/09(木) 23:29:31.94 ID:5xVd/rlMO
ヤミカラス「カー」バサバサバサ

スイレン「あっ!」

スイレン「使い魔逃げちゃったでしょ!あんたも魔法少女?ならなんで邪魔をするの!?」

セレナ「はぁ……新米は何もわかってない
わね」

スイレン「!?」

セレナ「あんなの使い魔でしょ?そんなのに貴重な魔翌力を使ってどうするのよ?」

スイレン「………使い魔でもメレメレ島のみんなにとっては脅威でしょ?倒して何が悪いの?」

セレナ「その使い魔はやがて魔女に進化してグリーフシードを落とす。ただでさえグリーフシードは貴重なのよ?」

セレナ「あなた、私の邪魔をしてるの?」

スイレン「その使い魔が魔女に進化するにはたくさんの人を襲うんだ!倒さなきゃ」

セレナ「ねぇあなた……ポケモンスクールに行ってるんでしょ?スクールで習わなかった?」

スイレン「?」

セレナ「使い魔が人間を襲い魔女に進化する。」

セレナ「そしてその進化した魔女を私達魔法少女が倒してグリーフシードを手にいれる」

セレナ「食物連鎖ってやつよ」

セレナ「今回の事は見逃してあげるから早く家に帰りなさい?」

スイレン「あんた……人間が使い魔の犠牲になってもいいなんて……ふざけないでよ!」

セレナ「正義感ってやつ?青いわね。そんなんじゃとても魔法少女なんてやっていけない」

セレナ「それにさっきの戦い方。素質はいいみたいだけど、私から言わせたらレベル5」

セレナ「初心者用のポケモンと同じレベルね。それじゃあ早い内に命は落とすわよ」

スイレン「………な……!」

リーリエ「>>167」

167: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/09(木) 23:47:46.08 ID:c1RLMRg6O
ひどいです! ひどすぎます!

168: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 00:09:29.90 ID:nj04U9sTO
リーリエ「酷いです!酷すぎです!」

セレナ「!」

スイレン「リーリエ……」

リーリエ「グリーフシードを手にいれる為に使い魔が人間を餌にする事を黙認するだなんて……あんまりです!」

セレナ「……………」

リーリエ「論理的結論から言いますと…」

リーリエ「私、可愛い女の子は大好きですが……」

リーリエ「あなたは大っ嫌いです!」

セレナ「………やっぱり甘ちゃんのお友達は甘ちゃんね」

スイレン「……リーリエ、下がってて…」スッ

リーリエ「スイレン……」

セレナ「折角見逃してあげるって言ったのにね…」スッ

セレナ「実力の差…教えてあげるわ」チャキッ

リーリエ「槍……」

スイレン「アクアジェット」ドッ

スイレン「はぁ!」スパッ

セレナ「突っ込んでくるだけ?甘いわね」ガチン

スイレン「うっ……!」ギリギリ

セレナ「どうしたの?スイレン?」ググッ

スイレン「うぅ……」グググ

セレナ「火の粉!」ボッ

スイレン「くっ…」バッ

セレナ「じゃあね!」ドスッ

スイレン「きゃあっ……」ドンッ

スイレン「……うっ…」ズルッ

リーリエ「スイレン!」

セレナ「まぁ、全治3週間って所かな?」

リーリエ「スイレン!」

ロトム図鑑「ボクの忠告をちゃんと聞かないからロト」ヒュー

リーリエ「ロトム図鑑……」

ロトム図鑑「さぁ、リーリエ。ボクと契約して魔法少女になるロト」

ロトム図鑑「キミの素質ならスイレンどころかマオやセレナだってキミの足下にも及ばないロト」

ロトム図鑑「さぁ、リーリエ。ボクと契約を……」

リーリエ「>>170」

170: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 00:29:49.27 ID:cGdYC/yY0
お願いしま・・・

171: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 00:50:14.33 ID:nj04U9sTO
リーリエ「私は……私は…………」

ロトム図鑑「リーリエ、今スイレンを助けられるのはキミだけロト」

ロトム図鑑「もうマオのような事はキミも嫌だロト?」

ロトム図鑑「さぁ……リーリエ。契約を…」

セレナ「ロトム図鑑?あいつあんな所で何をやって……」

スイレン「うぅ……」

リーリエ「スイレン……マオ……」

リーリエ「………………」

リーリエ「私は契約を……」

アロコン「コーン!!」

リーリエ「!」ビクッ

ロトム図鑑「?」

リーリエ「シロン………」

アロコン「コン!」コクッ

リーリエ「ふふっ、そうですねシロン!」グッ

リーリエ「シロン!冷凍ビーム!」

アロコン「コンッ!」ヒュオオ

セレナ「……なに、それ?」ボオ

リーリエ「…………!」

アロコン「!」

セレナ「クーラーの方がよっぽど涼しいよ……」スッ

リーリエ「………!私は逃げません!」

ロトム図鑑「やれやれ、魔法少女相手にロコンで挑むなんて」

ロトム図鑑「リカイフノーリカイフノー」

セレナ「じゃあね!」ドッ

ガチン

セレナ「!?」

スイレン「………………」ギリギリギリ

リーリエ「スイレン!?」

172: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 00:52:31.90 ID:nj04U9sTO
スイレン「ありがとう、リーリエ、シロン。もう大丈夫だから!」グググ

セレナ「な……」

セレナ「(嘘でしょ……いくら魔法少女とは言え、あれだけの怪我ですぐ復活なんて……)」タラッ

セレナ「くっ………」バッ

セレナ「(こいつは……今ここで潰すわ……ゼンリョクで!)」ボオ

スイレン「…………………」チャキッ

リーリエ「スイレン……」

アロコン「コン……」

「そこまでだよ」

セレナ、スイレン「!?」



カチッ




セレナ「………え?」

スイレン「私とあいつの位置が入れ替わってる??」

ロトム図鑑「…………………」

リーリエ「ミヅキさん……?」

ミヅキ「>>174」

174: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 01:05:54.43 ID:uzEUFY7TO
無事で良かったリーリエ!サワサワ

175: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 09:15:31.22 ID:nj04U9sTO
スイレン「ミヅキ……なんで…」

ミヅキ「…………」スッ

リーリエ「ミヅキさん……」

ミヅキ「リーリエ、大丈夫?怪我はない?」サワサワ

リーリエ「あんっ////ミヅキさん、こんなところでお触リーリエなんて////」ハァハァ

リーリエ「皆さん見てますぅ////続きはベッドで////」ハァハァ

セレナ「何しに来たの?」

ミヅキ「約束が違うよセレナ」

スイレン「約束……?てか、あいつら知り合いなの?」

セレナ「私は言ったわよね?私の邪魔したら容赦しないって」

ミヅキ「そう、じゃあこれ以上やるなら私が相手するけど?」

セレナ「……………………」

セレナ「やめておくわ……あんたは何か不気味だしね……」シュウウ

リーリエ「赤いソウルジェムがテールナーに……」

セレナ「帰ろっか、テールナー」

テールナー「……………」コクッ

リーリエ「…………私達も帰りましょうスイレン」ウンショッ サワサワ

スイレン「………だね、ありがとうリーリエ」

スイレン「あと、どさくさに紛れて      のやめてよ」

リーリエ「何言ってるんですか!スイレンの    は   ほどないじゃないですか!」サワサワ

スイレン「殴るよ?」

ミヅキ「………………………」

176: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 09:28:53.43 ID:nj04U9sTO
ミヅキの家

セレナ「へぇ、殺風景な部屋ねぇ……」キョロキョロ

セレナ「あなたらしいっちゃらしいけど……女の子なら少しは可愛らしくしたら?」

ミヅキ「………座って」

セレナ「で、何?急に家に来いだなんて」

セレナ「今日のお説教でもするつもりなの?」

ミヅキ「………私達のもう1つの目的について話す為だよ」

セレナ「………例の強力な魔女って奴?」

ミヅキ「そうだよ」

ミヅキ「その魔女の名前は秩序の魔女Zygarde」

セレナ「ジガルデ!?」

ミヅキ「そう、そしてその魔女が近々このメレメレ島に現れるって事が私の統計によりわかっている」

ミヅキ「恐らく確実にね」

セレナ「……………」

ロトム図鑑「その話しボクも興味があるロト」ヒューン

ロトム図鑑「ボクも交ぜてくれないロトか?」

ミヅキ「ロトム図鑑!?」

セレナ「>>178」

178: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 11:18:59.76 ID:PkEMz7ldO
ロトム図鑑があそこで何をしようとしてたのか聞くために私が呼びました

179: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 12:22:11.47 ID:nj04U9sTO
セレナ「ジャジャーン!私が呼びましたー」ドヤァ

ミヅキ「セレナ……君、いったい何を考えて……」

セレナ「別にいーじゃん」

ロトム図鑑「そうロト。ジガルデ討伐が目的ならきっとボクの知識も役に立つハズロト」

セレナ「そうね、それにさ」

セレナ「ロトム図鑑、あんたあそこで何やってたの?」

ロトム図鑑「ボクはただリーリエを魔法少女に誘っていただけロト」

ミヅキ「……また性懲りもなくお前は……」

ロトム図鑑「リーリエは魔法少女としてとてつもない素質を持っているロト」

ロトム図鑑「そう、世界を滅ぼす事ができると言っても過言ではない程に」

セレナ「!?」

セレナ「……あの娘が……?」

ロトム図鑑「ミヅキ、まだ憶測の段階でしか無いけれど、ボクはなんとなくキミの正体について予想はついているロト」

ミヅキ「…………………」

セレナ「?」

ロトム図鑑「キミの魔法少女としての能力の正体」

ロトム図鑑「何故ジガルデを知っているのか」

ロトム図鑑「ボクの契約した覚えが無いイレギュラーな存在」

ロトム図鑑「そして何故普通の少女であるリーリエに世界を滅ぼす程の力を与えるだけの因果の糸が巻きついているのか」

ロトム図鑑「これらの情報を分析し、まとめると、ある1つの結論に辿り着いたロト」

ミヅキ「………………」

セレナ「どゆ事?」


180: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 12:30:51.23 ID:nj04U9sTO
ロトム図鑑「セレナも知っての通り、魔法少女には一緒に契約したポケモンの能力の他にもう1つ能力がつくロト」

ロトム図鑑「その能力は言わば契約した時に祈った願いの副産物」

ロトム図鑑「例えばマオのリボンの能力は命を"繋ぐ"願いからできたものロト」

ロトム図鑑「当然、スイレンの治癒能力もスイレンの願いからの副産物」

セレナ「治癒能力……なる程…それで…」

ロトム図鑑「後はボクの言いたい事はわかるロトね?ミヅキ」

ミヅキ「………………」

ロトム図鑑「キミはいったい魔法少女について何処まで知っているロト?」

セレナ「…………?」

ミヅキ「………………」

ロトム図鑑「あのリーリエに巻きついた因果の糸の量……」

ロトム図鑑「ミヅキ。キミはいったい、どれだけ"巡って"きたロト?」

セレナ「………巡る……?」

ミヅキ「>>182」

182: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 14:07:27.39 ID:lp3ozt+A0
答える必要はないよ それに…覚えてるかどうか…

183: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 18:20:20.85 ID:nj04U9sTO
ミヅキ「私がそれに答える必要はある?」

ロトム「それは肯定とみてもいいロトか?」

ミヅキ「だから答えるつもりはないと言ってるでしょ?」

ロトム図鑑「まぁ、いいロト。これからもキミの観察を続け……」バンッ バンッ

セレナ「!?」

ロトム図鑑「ロ………」ボロッ

ミヅキ「……………」

セレナ「あなた……何も壊す事……」

ミヅキ「……いくら壊したところでゴキブリみたくわいてくるよ」

ロトム図鑑「そこまで知っているとは、驚いたロト」ヒュッ

セレナ「………な………」

ロトム図鑑「まったく、無意味に壊すのはやめてほしいロト」

ミヅキ「………………」ギロッ

ロトム図鑑「……無駄に壊されるのも嫌ロトからね。今日は一先ず帰るとするロト」ヒューン

ミヅキ「……………」

セレナ「……いったいどうなってるのよ………」


翌日


リーリエ「スイレン、お怪我の具合はもう大丈夫ですか?舐めましょうか?」

スイレン「うん、もう平気だよ」

スイレン「それにしてもあのセレナって奴……ムカつくなぁ……」

サトシ「アローラ!リーリエ、スイレン!」

リーリエ「アローラです」

スイレン「アローラ!サトシ!」ニコッ

サトシ「何の話ししてたんだ?」

スイレン「>>185」


184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 18:42:06.61 ID:PfJjxaBrO
セレナっていうムカつく奴に会った話
思い出しただけでイライラする

185: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 19:17:57.39 ID:cGdYC/yY0

186: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 19:39:18.67 ID:u80DFJIbO
スイレン「ちょっと昨日セレナっていうムカつく奴と色々あってさ」

スイレン「あぁ…思い出しただけで腹立つよあいつ!」

サトシ「え?セレナ?」

スイレン「え?」

サトシ「スイレン、そのセレナってさ、髪が短くて金髪でテールナーつれてないか?」

リーリエ「お知り合いですかサトシ?」

サトシ「やっぱそうなのか!?俺アローラ来る前にカロスを旅してたんだけどさ、セレナはその時の仲間なんだよ」

スイレン「え……あ…?」

サトシ「やっぱこの前見たのは見間違いじゃなかったのか……でも何でセレナがアローラに?」

ピカチュウ「ピ?」

スイレン「ご、ごめんねサトシ!私……その…サトシの仲間の事を悪く言うつもりはなくて……えっと……その……」アセアセ

サトシ「………セレナと何かあったのかスイレン?」

スイレン「………え?」

サトシ「ひょっとして、また前に言ってた魔女とかが関係してるのか……?」

スイレン「………………」

リーリエ「何故サトシが魔女の事を…?」

サトシ「……スイレン……セレナと何があったんだ?」

スイレン「>>188」

188: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 19:50:58.50 ID:s97IUf+E0
意見の違いから話し合い(物理)をしただけです

189: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 20:02:51.39 ID:u80DFJIbO
スイレン「その……ちょっとした意見の違いから話し合い(物理的に)しただけだよ」

サトシ「話し合いかぁ…そっか」

ピカチュウ「ピッカ?」

サトシ「なぁ、スイレン。もし今度セレナに会ったら俺が会いたいって言ってたって言っといてくれないか?」

スイレン「え……?あ…うん……」

リーリエ「………………」



リーリエ「スイレン。サトシがセレナさんとお知り合いなら、仲を取り持ってもらえば良かったのではないですか?」

スイレン「………サトシを魔法少女や魔女との戦いには巻き込みたくないよ……」

リーリエ「スイレン……」

スイレン「それに……」

スイレン「よくわかんないけど、セレナをサトシに会わせたくないんだ……」

アシマリ「マリィ?」

リーリエ「…………スイレンがそれでいいと思っているなら私は何も口を挟みません」

スイレン「……ありがとう、リーリエ」





スイレン「はぁっ!」グサッ

ヤミカラス「ガァ……!」

リーリエ「やりましたねスイレン!」

スイレン「うん、昨日逃がした奴も狩れて良かったぁ」

セレナ「まだそんな甘っちょろい事やってたんだ?」モグモグ

リーリエ「…………セレナさん…」

スイレン「>>190」


190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 20:04:34.37 ID:PfJjxaBrO
貴方はサトシの何なんですか

191: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 20:20:10.20 ID:u80DFJIbO
スイレン「ねぇ、あなたサトシの何なの?」

セレナ「え?サトシ?」

スイレン「答えてよ」

セレナ「…………なるほど、スイレン。あなたとはつくづく縁があるみたいね」

スイレン「……どういう事?」

セレナ「どう答えほしい?サトシとは旅の仲間ってだけで、それ以上は特に何も無いよって答えてほしい?」

スイレン「………………」

セレナ「それとも」

セレナ「別れ際にキスした仲ですって答えてほしいかな?」クスッ

スイレン「!!!」

リーリエ「スイレン!」

セレナ「…………場所変えよっか?」



セレナ「さて、ここなら邪魔は入らないよね」ヒュンヒュンヒュン

ロトム図鑑「はぁ……スイレンもセレナもケンカしている暇があるなら魔女を狩ってほしいロト……」

リーリエ「ロトム図鑑……」

スイレン「………あんた……もう絶対に許さないから………」チャキッ

リーリエ「スイレン!セレナさん!やめて下さい!こんな戦い意味無いです!」

アロコン「コーン!」

スイレン「………いくよ……」チャキッ

セレナ「来なよ」チャキッ

リーリエ「(わ、私がどうにかして二人の戦いを止めなければ……)」


リーリエがスイレンとセレナの戦いを止める為にした事 >>193




192: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 20:22:31.77 ID:s97IUf+E0
スイレンにキス

193: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 20:30:43.92 ID:Vsd40ivJO

194: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 20:46:07.89 ID:u80DFJIbO
リーリエ「ここは仕方ありません!」バッ

セレナ「え?」

スイレン「リーリエ!?」

リーリエ「スイレン~!」ガハッ

スイレン「あっ…!」コケッ


ヒュー


ポチャン

ロトム図鑑「!」

リーリエ「スイレン~」ブュー レロレロ

スイレン「…………………」

チュッ チュッ チュッ チュッ

セレナ「うわっ……あんた達何をやって……」

アロコン「コ……」

ロトム図鑑「リーリエ……全く酷い事をしてくれたロト」

リーリエ「何を言っているのですかロトム図鑑!このキスは論理的結論から言いますと戦いを止める為に仕方ない行為であり……」

スイレン「……………」

ロトム図鑑「そっちじゃないロト」

ロトム図鑑「スイレンのソウルジェムが池に落ちてしまったロト」

リーリエ「え?あ、ごめんなさい……」

リーリエ「でも、スイレンのソウルジェムはアシマリですよね?アシマリは水ポケモンですしに戻れば泳いで帰ってこれ……」

ロトム図鑑「アシマリはスイレンの意志が無ければポケモンには戻れないロト」

リーリエ「……なら、スイレン!アシマリをソウルジェムから戻し……」

スイレン「……………」

リーリエ「…………スイレン…?」

セレナ「ねぇ……嘘でしょ……?」

セレナ「その娘…………死んでない…?」

リーリエ「え………?え?」

ロトム図鑑「当然ロト」

ロトム図鑑「ソウルジェムはアシマリであり」

ロトム図鑑「スイレンでもあるのだからロト」


195: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 20:51:30.90 ID:u80DFJIbO
リーリエ「え……?」

セレナ「ロトム図鑑……何を言って……」

ロトム図鑑「………………」

ミヅキ「どいて!」ジャポン

リーリエ「ミヅキさん……」

ミヅキ「はぁはぁ……」ザパッ

ミヅキ「スイレンのソウルジェム!」

ミヅキ「早くこれをスイレンに……」

セレナ「……………」

リーリエ「スイレン……」スウッ

スイレン「ん……?あれ?私はいったい何を……?」

セレナ「>>197」

197: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 21:05:38.37 ID:V+Dq7hj5o
そこの娘にファーストキス捕られちゃったよ?

198: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 21:20:20.59 ID:u80DFJIbO
セレナ「あなた……」

セレナ「そのリーリエって娘にファーストキスとられて気絶しちゃってたんだよ」

スイレン「え!?」

スイレン「ちょっとリーリエ!」プクー

スイレン「私のファーストキスはサトシのもの……じゃなくて、女の子同士だからノーカン!」

リーリエ「あ、その………ごめんなさい……」

スイレン「……え?リーリエ…?」

スイレン「………何でミヅキが居るの?それもずぶ濡れで………」

ミヅキ「………………」

ロトム図鑑「嘘は良くないロトよセレナ」

スイレン「………え?」

セレナ「ロトム図鑑!」

ロトム図鑑「スイレン。キミは今死んでたロト」

スイレン「……え…死んでた…え?え?」

セレナ「……………」

リーリエ「……………」

ミヅキ「………………」

スイレン「………どういう……事なの?」

ロトム図鑑「ソウルジェムは魔法少女の魂。」

ロトム図鑑「つまりソウルジェムはポケモンであり魔翌力の源であり君達の本体ロト」

セレナ「……な………」

スイレン「なにそれ……全然意味わからないよ……」

スイレン「じゃあ、私達のこの身体はなんなの?今、こうやって生きて…動かしている身体はなんなの?」

ロトム図鑑「スイレン。キミは理解能力が無いロトか?今キミ達が動かしている身体と呼ばれているものは車と同じ」

ロトム図鑑「魂(エンジン)が無ければ何もできない」

ロトム図鑑「ただの空っぽの器ロト」

スイレン「え………嘘でしょ……?」

ロトム図鑑「残念ながらボクに嘘を吐くと言う機能は備わってないロト」

セレナ「そんな大事な事なら……何で契約の時に言わなかったのよ!」

ロトム図鑑「それは聞かれなかったからロト」

セレナ「………お前!」

199: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 21:29:23.96 ID:u80DFJIbO
スイレン「ははは、何それ……」

スイレン「そんなの詐欺だよ……」

ロトム図鑑「………詐欺?何故そうなるロト?」

スイレン「そんなの……私達は……ゾンビと変わらないじゃん……」ポロポロ

リーリエ「スイレン……」

ミヅキ「…………………」

セレナ「っ………………!!」

ロトム図鑑「まったく、何故人間はそんなに魂の有り処に執着するのかボクには理解できないロト」

ロトム図鑑「むしろ感謝してほしいくらいロト」

ロトム図鑑「願いを叶えた上にキミ達の大好きなポケモンと一心同体にしてあげたのだから」

ロトム図鑑「魔女との戦いでも、ソウルジェムを砕かれない限りは死なない不死身の身体にしてあげたのだから」

ロトム図鑑「もっとも……ミヅキは知っていたみたいだけれどロトね」

ミヅキ「……………」

スイレン「うぅ…………」ポロポロ

セレナ「………くっ………!」ガンッ

リーリエ「スイレン、セレナさん……」

ロトム図鑑「何故キミ達は怒ったり泣いたりしているロト?」

ロトム図鑑「リカイフノーリカイフノー」

ミヅキ「>>201」

200: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 21:40:06.42 ID:cGdYC/yY0
・・・黙れ

201: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 21:56:41.85 ID:7/XQJHLa0

202: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 22:09:43.68 ID:u80DFJIbO
ミヅキ「黙れ………」キッ

ロトム図鑑「…まったく、ミヅキまで何を……」

セレナ「少しうるさいよ」ガシッ

ロトム図鑑「ギ………」ボロッ

セレナ「………今日は帰ろう……」



ザー ザー

スイレン「………………」

リーリエ「濡れますよスイレン……風邪引いちゃいます」

スイレン「………ひくわけないでしょ。こんな容器の身体で……」

アシマリ「マリ………」

スイレン「ははは、明日からどうやってサトシと顔を合わせればいいの?」

スイレン「こんなゾンビの身体でサトシの事大好きだなんて言えないよ……」

リーリエ「そ、そんな事……」

アロコン「コ……」

スイレン「もういいよ……私疲れた。帰るよ」

リーリエ「スイレン!」

リーリエ「>>203」

203: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 22:17:13.93 ID:1YiJ/aEaO
それでもあなたは本物

205: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 22:30:50.64 ID:u80DFJIbO
リーリエ「スイレン……」ギュッ

リーリエ「スイレンの身体……こんなに温かいじゃないですか」

スイレン「……………」

リーリエ「こんなに暖かくて、サトシの事を思っているあなたがただの器な訳ありません……」

リーリエ「スイレン。私が今手を握っているのは間違いなく"本物"のスイレンです」ニコッ

リーリエ「今までと何も変わりませんよ?」

スイレン「………………!!」

スイレン「……リーリエ…私もう訳がわからないよ……」グスッ

アシマリ「………………」

リーリエ「スイレン……」

スイレン「………ごめんねリーリエ。やっぱり私帰るよ」ゴシゴシ

スイレン「リーリエも早く帰った方がいいよ」

スイレン「風邪……ひくから……」

リーリエ「……………スイレン…」

アロコン「コン……」スリスリ


翌日 ポケモンスクール

カキ「スイレンは今日は休みか……」

マーマネ「スクールに何の連絡も来てないらしいよ……」

マーマネ「マオもまだ見つからないし……いったいどうなってるの?」

トゲデマル「マルゥ……」

カキ「リーリエ、最近スイレンとずっと一緒だよな?何か知らないか…?」

リーリエ「…………わ、私は何も……すみません……」

サトシ「…………………」ガタッ

ピカチュウ「ピカピ?」

サトシ「ミヅキ!」

ミヅキ「!」

ミヅキ「なに?サトシくん?」

サトシ「スイレンの事。何か知らないか?」

ミヅキ「………………」

ミヅキ「>>207」




207: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/10(金) 22:38:00.41 ID:1jdqUQ7QO
これはあなたがスイレンの口から直接聞くべきことよ

208: ◆REaanJQDzE 2017/02/10(金) 23:23:37.98 ID:u80DFJIbO
ミヅキ「私はスイレンの居場所は知らないよサトシくん」

サトシ「……そっか…」

ミヅキ「でも…」

ミヅキ「私は昨日スイレンと会った」

カキ「なんだって?」

リーリエ「ミヅキさん……」

サトシ「スイレンに何があったんだ!?教えてくれミヅキ!」

ミヅキ「それは…君の口から直接スイレンに聞いた方がいいよ」

サトシ「いったいどういう事だ?」

ミヅキ「君ならここで考えたって無駄でしょ?」

カキ「おい!」

マーマネ「そ、そんな言い方……」

ミヅキ「それよりも他にやるべき事があるんじゃないかな?」

ミヅキ「マサラタウンのサトシくん?」

サトシ「……………」

サトシ「………へへっ、そうだな…」

リーリエ「サトシ?」

サトシ「よし!スイレンを探しに行くぞピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカ!」

カキ「お、おいサトシ!?」

マーマネ「授業は?」

サトシ「早退するって言っておいてくれ!」ダッ

ピカチュウ「ピカピカ!」ダッ


リーリエ「ふふっ」

ミヅキ「……な、なに?」

リーリエ「いったいどういう風の吹き回しですか?」

ミヅキ「>>210」

211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/11(土) 00:02:43.23 ID:NHKooYfQ0
サトシ・・・彼もいくつもの激戦を乗り越えてきた猛者だからね

212: ◆REaanJQDzE 2017/02/11(土) 00:19:57.00 ID:7nALJIKtO
ミヅキ「サトシくん。彼も私と一緒で色んな困難を乗り越えてきた人だからね」

リーリエ「……え?」

ミヅキ「それに……私だって別にスイレンが嫌いな訳じゃないよ」

ミヅキ「たとえ君達が私を覚えていなくても」

ミヅキ「私はずっと覚えてるから……」

リーリエ「………ミヅキさん?」




スイレン「…………………」

セレナ「何不幸そうな顔してんの?」

スイレン「……セレナ…」

スイレン「あんたは昨日のロトム図鑑の話を聞いてなんとも思わなかったの?」

セレナ「……まぁ、ショックと言えばショックだったけど……」

セレナ「………何となく覚悟はしてたから……」

スイレン「……そう…」

セレナ「………………」

セレナ「ちょっとついてきてよ」

スイレン「勝負?ごめん、今はそんな気分じゃないから」

セレナ「違うわよ」


教会


スイレン「………ここ、教会…?」

セレナ「うん、アローラに来てからの私の寝床かな……?」

セレナ「マカロン食べる?」

スイレン「……いい…」

スイレン「それより何の用なの?」

セレナ「>>213」


213: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/11(土) 00:22:34.52 ID:jqGfVBdE0
少し昔話をしてあげる
私とサトシがどうやって出会ってどんな旅をして来たかね

214: ◆REaanJQDzE 2017/02/11(土) 00:41:20.85 ID:7nALJIKtO
セレナ「少し昔話をしてあげるよ」

セレナ「私がどうやってサトシと出会ったのか」

セレナ「サトシとどんな旅をしたのかを」

スイレン「…………聞きたくないよ…」

セレナ「……あなたには聞いてほしいの。スイレン」

スイレン「………………」

・・・・・

・・・・

・・



セレナ「そして私は別れ際にサトシにキスをしたの」

セレナ「サトシに私の気持ちが伝わったかはわからないけどね」

スイレン「……今でも好きなの?サトシの事」

スイレン「小さい時からずっと想ってたんでしょ?」

セレナ「うん……大好きだよ」

スイレン「…………!!」

セレナ「……でもだからってこの話をスイレンに聞かせたのは別に私が勝ち誇りたいからでも何でもない」

セレナ「ただ知ってほしかったから」

セレナ「私もあなたと同じだって」

スイレン「………同じ?」

セレナ「私もスイレンと同じゾンビだからさ」

セレナ「でもスイレンの知ってるサトシはこんな私達を拒絶すると思う?」

セレナ「私は思わないな……」

スイレン「………わかってるよ。サトシは優しいから…」

スイレン「でもね、セレナ。私はあなたみたいに吹っ切れないから……」

セレナ「……………」

セレナ「………私が魔法少女になった理由はね、とても下らない事なの」

スイレン「え?」

セレナ「……あれはサトシやシトロン、ユリーカと別れてホウエンに行った時…」

215: ◆REaanJQDzE 2017/02/11(土) 00:55:08.01 ID:7nALJIKtO
セレナ「最初は何もかもが新しい地、ホウエン地方に心踊らせたの」

セレナ「ここで有名になって力をつけて、胸を張って仲間に再開できるように!ってね」

セレナ「でも現実は残酷だった」

セレナ「何に出場しても予選敗退。何をやってもうまくいかない。」

セレナ「励ましてくれる仲間もいない」

テールナー「……………」スリスリ

セレナ「気づいたら、もうどーでもいーやってなっちゃってね」

セレナ「自暴自棄ってやつ?今のスイレンと同じだよ」

スイレン「…………………」

セレナ「そんな時に会ったのがロトム図鑑」

セレナ「それから私は一心不乱にホウエン中の魔女を狩り続けた……」

セレナ「今思えば弱った心をロトム図鑑につけこまれただけなのにね……」

セレナ「スイレン、この話をスイレンにしたのは自分を見てるようで放っておけなかったからなの」

セレナ「…………少し自分勝手だったかな?」

スイレン「>>217」


217: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/11(土) 02:21:36.60 ID:fXYw4cFco
意外と面倒見がいいんですね ありがとうございます

218: ◆REaanJQDzE 2017/02/11(土) 03:17:51.93 ID:VNDr6zL+O
スイレン「ふふっ」

セレナ「な、なに?」

スイレン「いや、意外と世話焼きなんだなーって」

セレナ「別にそんなんじゃあ……」テレッ

スイレン「私、帰るよ」

セレナ「え?」

スイレン「じゃあね」

スイレン「ありがとう、セレナ」ボソッ

セレナ「……無茶しちゃダメだよ、スイレン」



サトシ「あ~スイレン見つからないなぁ……」タッタッタ

ピカチュウ「ピカー……」タッタッタ

サトシ「家には帰ってないっていうし……」

サトシ「いつものバルーンの練習してるとこにもいないしなぁ……と、なると……」

「サトシ」


>>220 サトシの前に現れた少女
未登場アセロラ以外の20歳以下の名前有り女トレーナー

220: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/11(土) 03:42:31.19 ID:mDFg7eje0
リラ

222: ◆REaanJQDzE 2017/02/11(土) 10:28:28.92 ID:c3uvX/1lO
リラ「久しぶりだねサトシ」

サトシ「リラ!?」

ピカチュウ「ピ……?」

サトシ「何でアローラに?それに……少し雰囲気変わったか?」

リラ「……色々あってね…それより久しぶりに会ったんだし少し話さないかい?」

サトシ「ごめんリラ、今俺、友達を探してるんだ…また今度でいいかな?」

ピカチュウ「ピカピカ!」

リラ「ウルトラホール……」

サトシ「え?」ピタッ

リラ「魔女の結界、魔法少女……」

リラ「知りたくない?」

サトシ「…………………なんでその事を……」

リラ「……そこのマラサダショップでいいかな?」

223: ◆REaanJQDzE 2017/02/11(土) 10:29:41.95 ID:c3uvX/1lO
スイレン「(みんなも心配してるし早く家に帰らなきゃ……)」

アシマリ「マリィ」

スイレン「ん?ここはサトシと行ったマラサダショップ」

サトシ『………………!』

スイレン「あれ?サトシがいる……」

スイレン「…………………」

スイレン「そうだね、セレナ。ゾンビだからってなに?サトシはそんな事で私達を拒絶する人じゃない。」

スイレン「よし、行こ……」ピタッ

サトシ『……………。』

スイレン「(え?サトシ誰かと一緒にいる?)」

リラ『……………////』

スイレン「女の人………?」

サトシ『……………!』 リラ『……………。』

スイレン「(サトシ……楽しそうだ……)」

スイレン「………………………」

アシマリ「マリィ………」

スイレン「帰ろう、アシマリ」


スイレンの家

スイレン「………………」フラフラ

アシマリ「……………」トボトボ

リーリエ「スイレン!アシマリ!」

アロコン「コン!」

リーリエ「心配したんですよスイレン!いったい何処に行ってたんですか?」

スイレン「…………………」

リーリエ「サトシなんか授業を放り出してまでスイレンを探しに行って……」

リーリエ「サトシには会いませんでしたか?」

スイレン「………………」

リーリエ「………スイレン?」

スイレン「>>224」

224: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/11(土) 10:47:30.92 ID:jfPmfzcqO
リーリエ、私と大人の階段のぼらない?

225: ◆REaanJQDzE 2017/02/11(土) 10:59:47.42 ID:c3uvX/1lO
スイレン「ふふふ、アハハ…」

リーリエ「スイレン?」

スイレン「ねぇ、リーリエ?私と大人の階段のぼらない?」

リーリエ「え!?スイレン?////」

スイレン「だってリーリエはこんなゾンビの私でもいいんでしょ?」ポロポロ

リーリエ「……スイレン?サトシと何かあったのですか?」

スイレン「サトシは……サトシはきっとこんなゾンビの私より生きてる普通の女の子の方がいいんだよ!」ポロポロ

スイレン「ねえリーリエ!」

リーリエ「………ごめんなさいスイレン」

リーリエ「私ではサトシの代わりにはなれません……」

スイレン「…………!」

リーリエ「スイレン。サトシと何があったのかは知りませんがきっと誤解ですよ」

リーリエ「今から私と一緒にサトシの所に行きましょ?」

スイレン「…………もう帰ってよ……」

リーリエ「スイレン?」

スイレン「……お願い…帰って……」

リーリエ「………………」

アロコン「コーン……」




セレナ「(魔女の反応……こっちの方からだ……)」シュッ


魔女ポケモン>>226 伝説幻UBメガ以外の未登場最終進化系ポケモン


226: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/11(土) 11:15:01.39 ID:jqGfVBdE0
ムウマージ

227: ◆REaanJQDzE 2017/02/11(土) 11:41:50.19 ID:c3uvX/1lO
セレナ「(あれはムウマージ……)」

セレナ「(ん?あそこに居るの……スイレン…?)」


ムウマージ(アソンデアゲルヨニンゲン♪)


マジカル魔女


Mismagius


スイレン「……………………」

リーリエ「スイレン……」

ムウマージ(マジカルリーフ!)シュパパ

スイレン「はぁぁ!」スパスパスパ

ムウマージ(な!?)

スイレン「…………おわりだ…」スッ

ムウマージ(キャー)

ムウマージ(ナンテネ♪)

スイレン「!?」

ムウマージ(マジカルフレイム♪)ボオオ

スイレン「ああっ!」ボボボ

ムウマージ(マジカルリーフ♪)スパスパ

スイレン「あ……」グサグサ

リーリエ「スイレンー!」

セレナ「大丈夫!?」シュタッ

リーリエ「セレナさん……」

セレナ「スイレン!いくら治癒能力があるからって……」

スイレン「……………」

セレナ「スイレン、あんた休んでて。後は私が……」

スイレン「どいてよ……セレナ」ドンッ

セレナ「スイレン……?」

スイレン「アクアジェット」ドッ

ムウマージ(クシザシニシテアゲル♪)

ムウマージ(マジカルリーフ♪)スパスパ

スイレン「……………………」グサグサ

ムウマージ(キャハハ)

リーリエ「スイレン……」

セレナ「あの娘……串刺しになりながら突っ込んで……」

スイレン「[ピーーー]よ」スッ

ムウマージ(!?)

スイレン「………………」ズパッ

ムウマージ(ギャッ………)ズパッ

スイレン「あははは、ホントだ。その気になれば痛みなんて…あはは。完全に消しちゃえるんだ」グチャ グチャ

ムウマージ(ビ……)グチャ

スイレン「やり方さえ分かっちゃえば簡単なもんだね。これなら負ける気がしないわ」グチャ グチャ

ムウマージ(……………)グチャ グチャ

228: ◆REaanJQDzE 2017/02/11(土) 11:43:26.10 ID:c3uvX/1lO
リーリエ「結界が晴れて………」

セレナ「スイレン……」

スイレン「…………グリーフシードゲット」ヒョイッ

リーリエ「スイレン!こんな戦い方やめて下さい!」

スイレン「………うるさいなぁリーリエ。私のやり方に口出ししないでよ」

スイレン「魔法少女でもない癖に」

リーリエ「…………スイレン……」グスッ

スイレン「文句があるなら、あんたが魔法少女になって戦ってよ」

スイレン「私なんかよりずっと凄い才能を持ってるんでしょ?」

リーリエ「…………………」グスッ

セレナ「>>230」


230: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/11(土) 13:08:45.95 ID:NHKooYfQ0
その子あんたのために泣いてるんじゃないの?

231: ◆REaanJQDzE 2017/02/11(土) 18:15:27.01 ID:c3uvX/1lO
セレナ「どうしちゃったのよスイレン?」

スイレン「………なにが?」

リーリエ「……スイレン…」グスッ

セレナ「その娘……あなたの為に泣いてるんじゃないの!?」

スイレン「……何ソレ?同情?そんなのいらないよ……」

リーリエ「そんなんじゃ……」

セレナ「………ねぇ、あなた少し休んだ方がいいよ……ソウルジェムも凄く穢れてる……」

スイレン「そんな暇ないよ……」フラフラ

スイレン「私はマオの意思をついでこの島を護るんだ……魔女を狩りつくしてやる……」フラフラ

スイレン「私にはもうそれしかないから」フラフラ

リーリエ「スイレン!」

スイレン「…………どいてよ……」




スイレン「…………はぁはぁ……なんでグリーフシードを使ってもソウルジェムの穢れが消えないの!?」

ミヅキ「スイレン……」

スイレン「………今度はあんたか……何の用?」

ミヅキ「>>233」


233: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/11(土) 18:48:29.72 ID:sxnJb5H+O
あんたが自暴自棄で破滅しようが興味ないけど、リーリエやサトシ…マオがどう思うかしらね

234: ◆REaanJQDzE 2017/02/11(土) 23:22:31.92 ID:c3uvX/1lO
ミヅキ「グリーフシードだよ。使いなよ」ポイッ

スイレン「……………」

ミヅキ「そのソウルジェムの穢れ、早く何とかしなければ取り返しのつかない事になる」

スイレン「いらない。あんたの施しなんか受けたくない」

ミヅキ「私は君が自暴自棄で破滅しようがどうでもいいんだよ」

ミヅキ「ただ、リーリエやサトシ、マオはどう思うかな?」

スイレン「…………うるさい……放っておいてよ!」

ミヅキ「…………そう……」

ミヅキ「(このソウルジェムの穢れ……もうどの道取り返しがつかないか……)」

ミヅキ「スイレン、君って本当に馬鹿だね」

ミヅキ「勝手に何もかも諦めて……差し伸べられた手も全部払いのけて」

スイレン「……あんたに何がわかるの…」

ミヅキ「もう悲劇のヒロインごっこは終わりにしようよスイレン。」

ミヅキ「私はこれ以上リーリエの悲しむ顔はみたくないんだ」チャキ

スイレン「……………………」

ミヅキ「………………………」

スイレン「……どうしたの?撃たないの?」

ミヅキ「………………!」スウッ

スイレン「…………もう用がないなら私は行くよ……」フラッ

スイレン「じゃあね」フラフラ

ミヅキ「>>235」

235: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/11(土) 23:25:49.24 ID:a/8cxNHhO
だから君は嫌いなんだよ

236: ◆REaanJQDzE 2017/02/11(土) 23:59:03.88 ID:c3uvX/1lO
ミヅキ「(また撃てなかった……)」

ミヅキ「……だから君は嫌いなんだよ……」

スイレン「そっか……残念だな……」ニッ

スイレン「私はあんたの事……ムカつく奴だとは思ってたけど……何でだろうね」フラフラ

スイレン「嫌いにはなれなかったよ…」

ミヅキ「………スイレン…」

スイレン「じゃあね。ミヅキ」フラフラ



リーリエ「(スイレン……いったい何処に行ったのですか!?)」タッタッタ

ロトム図鑑「やぁ、リーリエ」

リーリエ「ロトム図鑑!?」

ロトム図鑑「スイレンをお探しロトか?」

リーリエ「………ロトム図鑑!あなたならスイレンの居場所がわかるハズです!」

リーリエ「スイレンの居場所を教えて下さい!」

ロトム図鑑「>>238」

238: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 00:04:13.18 ID:MthtP4aiO
スイレンなんてもういないよ

239: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 00:24:33.88 ID:0eUA47q5O
ロトム図鑑「いいロトよ」

リーリエ「ロトム図鑑!」

ロトム図鑑「ただスイレンはもうソウルジェムの穢れが限界ロト。」

ロトム図鑑「教えたところでもうスイレンなんていないかもしれないロト」

リーリエ「………それはどういう事ですか……?」


深夜 ポケモンスクール

セレナ「(こっちの方から弱々しいけどスイレンの魔翌力の反応が……)」タッタッタ

スイレン「………………」

セレナ「スイレン!」ダッ

スイレン「セ………レナ……」

セレナ「スイレン!大丈夫!?」

セレナ「ソウルジェムの穢れがこんなに……今グリーフシードで……」スウッ

スイレン「…………………」

セレナ「な、なんで…?…グリーフシードを使ってるのに穢れてが浄化されない……?」

スイレン「もう……いいよ……セレナ…」

セレナ「何言って……」

スイレン「……ロトム図鑑が言ってたよね……」

スイレン「ソウルジェムは魔法少女の魂。魔法少女の姿だって……」

スイレン「この青黒いソウルジェム……それが今の私なんだよ……」

セレナ「っ………………!」

スイレン「ねぇ……セレナ……考えた事ある?」

セレナ「……え?」

スイレン「魔女はいったい何処からくるのか」

スイレン「何故魔法少女の攻撃だけが魔女に効くのか」

スイレン「何故ソウルジェムはグリーフシードで浄化されるのか……」

セレナ「もういいよスイレン!あなたはもう休んでよ!グリーフシードも私があなたの分まで取ってくるから!」

スイレン「ありがとうセレナ……でも逃げて……?巻き込みたくないの……」

セレナ「………え?」

スイレン「ソウルジェムが穢れきった今ならわかるんだ……」

スイレン「カキとマーマネに会ったらごめんねって…リーリエには八つ当たりしちゃったけど大切な友達だって」

スイレン「サトシに……大好きだって伝えておいてくれないかな……」

セレナ「………何言ってんのよ!そんなの自分で伝えなさいよ!」ジワッ

スイレン「そう………だね……」

スイレン「………私って」

スイレン「本当…………バカ」ポロッ

セレナ「スイレン……?」


グニャ~~~~

240: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 00:41:20.83 ID:0eUA47q5O
???

セレナ「え……ここは?」

セレナ「周りに浮いてるのは……泡?」プワッ

セレナ「魔女の結界!?いつの間に……」

セレナ「スイレン!何処にいるのー!」

セレナ「ス……!」

アシレーヌ(……………………)

セレナ「………魔女…」



ロトム図鑑「どういう事か…ロトか……」

ロトム図鑑「ならリーリエ。キミ達のレベルに合わせてわかりやすく説明してあげるロト」

ロトム図鑑「この国では、成長途中の女性のことを、"少女"と呼ぶロトね?」

リーリエ「え?」

ロトム図鑑「だったら、やがて魔女となる少女達の事は、こう呼ぶべきロト」

ロトム図鑑「"魔法少女"と」


アシレーヌの結界

アシレーヌ(アアアア………!)

セレナ「あの魔女……泣いてる……?」


ソリストの魔女


Primarina


アシレーヌ(アアア……)

セレナ「……………」

セレナ「………まさか……」

セレナ「ねぇ……嘘でしょ?」

セレナ「スイレン……」

241: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 00:52:53.95 ID:0eUA47q5O
アシレーヌ(アアアア……!)プシュー

セレナ「!?ハイドロポンプ…」シュッ

ドンッ

セレナ「スイレン!正気に戻ってよ!スイレン!」

アシレーヌ(アアアア!)ドンッ

セレナ「(相手がスイレンじゃあ……)」

セレナ「…………ここは一度撤退するしかないみたいね……」


翌日

リーリエ「…………………」

リーリエ「(昨晩ロトム図鑑が言っていた事………)」

リーリエ「(そんな………でも…スイレン……)」

アロコン「!」

アロコン「コーン!」

リーリエ「どうしたのですか?シロン」

テールナー「テ……」フラフラ

リーリエ「この子は……セレナさんのテールナー!?」

テールナー「テ……」クイッ

リーリエ「……え?」

アロコン「コ………」

セレナ「………………」

リーリエ「セレナさん!?」

リーリエ「セレナさん!セレナさん!しっかりして下さい!セレナさん!」

セレナ「………う…」

リーリエ「セレナさん!いったい何があったんですか!?」

セレナ「>>243」


242: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 01:43:54.57 ID:gxg5ExwA0
…覚悟して聞いてリーリエ……スイレンは魔女になった…

243: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 01:58:26.15 ID:4syqewYhO

244: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 02:46:46.99 ID:0eUA47q5O
セレナ「リーリエ……覚悟して聞いて……」

セレナ「スイレンが…魔女になったの…」

リーリエ「………………」

リーリエ「昨晩ロトム図鑑から聞きました……」

リーリエ「魔女と魔法少女の仕組みを…」

セレナ「…………あいつ…」

リーリエ「スイレンは友達です!」

リーリエ「マオの時の様に何も出来ずに友達を失うのは私、絶対に嫌です!」

セレナ「リーリエ…」

リーリエ「行きましょうセレナさん!」

リーリエ「スイレンを救いに!」

アロコン「コン!」

セレナ「……当然よ!ね、テールナー!」

テールナー「テル!」

セレナ「……でも恐らく、スイレンを助けるのは私達だけじゃ無理よ」

リーリエ「はい、わかっています」

リーリエ「サトシを呼びましょう…!」



サトシ「………………」

サトシ「(昨日リラが言ってた話……魔法少女…魔女……)」

サトシ「(だとしたらマオやスイレンがいなくなったのも……)」

ピカチュウ「ピカピ?」

サトシ「ああ、悪いピカチュウ。早くスイレンを探さなきゃな」

リーリエ「サトシ~!」タッタッタ

サトシ「リーリエ…?」

サトシ「丁度良かった!聞きたい事が………」

セレナ「……………」タッタッタ

サトシ「え?セレナ!?」

リーリエ「はぁ、はぁ……サトシ、良かったです…」

サトシ「何でリーリエとセレナが??」

セレナ「>>246」

246: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 03:16:05.30 ID:3o/b+1Cd0
全部話す

247: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 11:45:47.87 ID:Ci7JgV3dO
セレナ「実は……」

サトシ「ひょっとして魔女ってのに関係あるのか?」

セレナ「え!?」

リーリエ「サトシ…何故それを……」

サトシ「さっき昔知り合いだったリラって子に聞いたんだ」

セレナ「リラ……?」

サトシ「魔女の事も…魔法少女の事もロトム図鑑の事も」

サトシ「セレナだけじゃない、マオやスイレン…きっとミヅキもその魔法少女なんだろ?」

セレナ「うん、そうだよ……」

セレナ「じゃあ、ソウルジェムの仕組みや魔法少女が魔女になる事も……」

サトシ「聞いたさ」

リーリエ「……それなら、サトシ!お願いがります!」

サトシ「え?」

リーリエ「スイレンを助けて下さい!」

サトシ「………やっぱり今回スイレンがいなくなったのもその事が関係してるのか……」

ロトム図鑑「そこまでわかっているなら話が早いロト」

サトシ「ロトム図鑑!!」

ピカチュウ「ピカ!」

ロトム図鑑「早い話、スイレンはソウルジェムが穢れきって魔女になってしまったロト」

サトシ「なんだって!?」

ロトム図鑑「魔女から魔法少女に戻った者のデータは無い」

セレナ「っ…………!」キッ

ロトム図鑑「ましてや魔法少女でもないサトシが行った所で無駄ロト」

サトシ「そんなのやってみなきゃわからないさ」

ピカチュウ「ピカピ!」

セレナ「サトシ……」

サトシ「行こうぜ!スイレンの所に!」

セレナ「……うん!」

リーリエ「はいっ!」

ロトム図鑑「やれやれ、リカイフノーリカイフノー」


アシレーヌの結界内


セレナ「ここよ……」

サトシ「この周りに浮いてるのは…」

サトシ「アシマリのバルーン………」

リーリエ「スイレン……」

248: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 11:51:38.82 ID:Ci7JgV3dO
ロトム図鑑「ほらっ、見えてきたロト」

ロトム図鑑「あれがお目当ての"元"スイレンロト」

アシレーヌ(アアアア………)

セレナ「………………」

リーリエ「………あの姿………」ジワッ

リーリエ「スイレン……そんな…」グスッ

サトシ「…………スイレン…」

サトシ「泣いてるのか…?今助けてやるからな……」

ピカチュウ「ピ!」

サトシ「スイレン!」

アシレーヌ(!)

アシレーヌ(>>250)

249: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 12:24:17.81 ID:C1+aZtDE0
サトシ・・・こんな私を見ないでえええええ!!!!!

250: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 13:14:32.48 ID:SA5zTlRA0

251: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 14:08:42.52 ID:5E1Tzcw5O
ロトム図鑑「無駄ロト。アレはスイレンではなく魔女アシレーヌ」

ロトム図鑑「声など届くハズないロト」

アシレーヌ(アアア………)シュウウ

セレナ「サトシ!ハイドロポンプがくるわ!」

サトシ「スイレン……」

ピカチュウ「ピ……」

アシレーヌ(ウアアァ!)ズドン

ドンッ

サトシ「スイレン!」サッ

リーリエ「スイレン!目を覚まして下さい!」

セレナ「………ごめんスイレン…」チャキ

リーリエ「セレナさん!」

サトシ「やめてくれセレナ!」

セレナ「……でも……」

サトシ「どんな姿になってもスイレンなんだ。攻撃しないでくれ…」

セレナ「……………わかったわ…」スッ

ロトム図鑑「やれやれ、だからアレは魔女アシレーヌだと言っているロト」

ロトム図鑑「さっきも言った通り、魔女が魔法少女に戻った前例は無い。奇跡を期待するだけ無駄ロト」

ロトム図鑑「なんせ奇跡を起こせるのはボクだけロトからね」

セレナ「……黙りなさい…」

アシレーヌ(……ナイデ……)

サトシ「…え?」

ピカチュウ「…ピ?」

リーリエ「スイレンが……何か言っているように聞こえます……」

アシレーヌ(サトシ……コンナミニクイスガタノワタシヲミナイデヨ……)

ロトム図鑑「!?」

セレナ「な……!?」

リーリエ「スイレン…」ジワッ

ピカチュウ「ピピカ……」

サトシ「>>252」


252: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 14:11:07.28 ID:C1+aZtDE0
どうすればいい・・・波導の力か・・・それともゲッコウガ・・・

253: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 14:38:25.63 ID:5E1Tzcw5O
サトシ「スイレン……」

アシレーヌ(アアアア!)ドンッ

リーリエ「!」

セレナ「サトシ!」ダッ

ピカチュウ「ピカピ!」ダッ


カチッ


サトシ「………え?」

ピカチュウ「ピ……?」

セレナ「あんた……」

リーリエ「ミヅキさん!」

ミヅキ「ふぅ、まったく……サトシくんは相変わらず危なっかしいね……」

サトシ「ミヅキが助けてくれたのか?」

アシレーヌ(アア……)

ミヅキ「(………スイレン、やっぱり魔女になってしまったんだね……)」

ミヅキ「気にくわないけどロトム図鑑の言う通りだ……」

ミヅキ「魔女が魔法少女に戻るなんて奇跡は起きない」

ミヅキ「今私達がスイレンにしてやれる事はスイレンを楽にしてやれる事だけ……」

リーリエ「そんな……」

サトシ「くそっ、なんとかならないのかよ!」ドンッ

サトシ「波動の力か……?ゲッコウガか?」

サトシ「奇跡でも何でもいい……スイレンを助けたいんだよ……!」

ピカチュウ「ピカピ……」

アシレーヌ(サトシ………)シュウウ

ミヅキ「ハイドロポンプ……!」

ロトム図鑑「今度のはかなりヤバいロトね……」

セレナ「(スイレン……あなたそんな姿になってまでサトシを……)」

サトシ「スイレン!」

セレナ「………………」



アシレーヌはどうなるか

セレナ「スイレン、一人ぼっちは寂しいもんね」→1

本物の奇跡がおきる→2

1か2で >>255

255: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 14:39:50.43 ID:cH66/OQKO
1

257: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 15:08:51.93 ID:5E1Tzcw5O
セレナ「………ミヅキ!」

ミヅキ「……セレナ…君まさか……!?」

セレナ「……ごめんねテールナー……」バババッ

ロトム図鑑「これは結界……?」

サトシ「おいセレナ!何する気だ!?」ドンドン

ピカチュウ「ピカッ!」ドンッ

リーリエ「セレナさん!?」ドンッ

アロコン「コーン!」ドンッ

セレナ「リーリエ!スイレンは言ってたよ。八つ当たりしちゃったけどリーリエは大事な友達だって」

リーリエ「セレナさん!スイレン!やめて下さい!そんな最後の言葉みたいなの聞きたくないです!」ドンドン

サトシ「やめろセレナ!」ドンッ

セレナ「サトシ……サトシは幸せ者だね」

サトシ「え…?」

セレナ「こんないい女の子二人から大好きって思われちゃうんだから」ニコッ

サトシ「セレナ…スイレン…」

セレナ「ミヅキ……約束守れなくてごめん。頼んだよ」

ミヅキ「……わかったよセレナ…」コクッ

カチッ

サトシ「おい!ミヅキ!何するんだ!」

ピカチュウ「ピカッ…!」

リーリエ「離して下さい!ミヅキさん!」

アロコン「コ……」

ミヅキ「……セレナやスイレンの覚悟を無駄にしちゃいけない」

ミヅキ「行こう……」


シュウウ

258: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 15:10:55.03 ID:5E1Tzcw5O
セレナ「………二人っきりだねスイレン」

アシレーヌ(…………………)

セレナ「あなたとの初対面は最悪だったけどさ…なんだかんだいい友達……いや、ライバルになれたと思ってる」

セレナ「だからさ、最後まで付き合ってあげるよ」

アシレーヌ(………レ…ナ…)ゴオオ

セレナ「一人ぼっちは寂しいもんねスイレン」

セレナ「……私が一緒に居てあげるよ」

アシレーヌ(ありが…とう………セレ…ナ)ポロポロ

・・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・



ロトム図鑑「アシレーヌの結界が消えたロト……」

ロトム図鑑「恐らく今、セレナとスイレンが死んだ……」

サトシ「くそっ………!なんでだよセレナ……スイレン……」ドンッ

サトシ「なんで…うぅっ……」

ピカチュウ「ピカピ…」

ミヅキ「……………」

リーリエ「>>259」



260: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 15:16:19.61 ID:T/NFOc4To
私が魔法少女になれば……

262: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 15:37:05.59 ID:5E1Tzcw5O
サトシ「スイレン……セレナ…」グスッ

リーリエ「私が……私が魔法少女にさえなれば……マオもスイレンもセレナさんも…」ボソッ

アロコン「コ!?」

ロトム図鑑「お?リーリエ。やっとその気になったロトか?」

ロトム図鑑「なら早速ボク契約を……」

ミヅキ「いい加減にしてよリーリエ!」

リーリエ「ミヅキさん……?」ビクッ

ミヅキ「なんで君はそうやってすぐ魔法少女になろうとするの?」ポロポロ

ミヅキ「私は……私はいったい何の為に何度も……」グスッ

サトシ「……ミヅキ?」グスッ

ミヅキ「……ごめん……こんな事突然言われても訳わからないよね……」

ミヅキ「私は帰るよ……リーリエ、お願いだから魔法少女にはならないで」

リーリエ「………………」

ロトム図鑑「(ミヅキ…)」

ロトム図鑑「(やはりボクの仮説は当たっていたロトね……)」


翌日 ポケモンスクール


カキ「マオに引き続きスイレンも行方不明か……」

マーマネ「リーリエやミヅキもスクールに来てない……いったいどうなってるの?」

トゲデマル「トゲ……」

カキ「……ホシが言ってたよ。スイレンの妹達もずっと泣きっぱなしらしい…」

サトシ「……………………」

サトシ「」ガタッ

マーマネ「サトシ……?」

サトシ「悪い、俺今日は帰るよ」

ピカチュウ「ピカ」

カキ「待てサトシ!」ガシッ

サトシ「!?」

カキ「サトシ…お前本当は何か知ってるんじゃないのか?」

サトシ「……………」

カキ「話してくれないか?マオやスイレン、それにリーリエやミヅキだってスクールの仲間なんだ」

カキ「もし何か知ってるなら俺達だって力になりたい」

マーマネ「僕もだ!」

トゲデマル「トゲッ!」

サトシ「カキ…マーマネ…トゲデマル……」


263: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 15:52:08.68 ID:5E1Tzcw5O
ミヅキの家

ミヅキ「zZz……」スー スー

……何度も……何度も巡ってきた…

カチッ


ククイ「今日から新しくスクールの仲間になるミヅキだ!」

ミヅキ「あ、ぁの…カントーから来たミヅキです」ボソボソ

ミヅキ「ょろしくお願いします」ボソボソ

マーマネ「可愛い子だね!」

カキ「ホシには負けるがな!」

サトシ「カントー?俺と一緒だなミヅキ!バトル強いのか?」

ミヅキ「ふぇ!?」

マオ「こらこら、男子諸君。そんなに一気に話しかけたらミヅキ困ってるじゃん!」

リーリエ「そうですよ!これだからオスというものは……」

スイレン「リーリエ……」

ミヅキ「え、えっと……あの……」グルグル

ミヅキ「………あぅ……」バタッ

サトシ「ミヅキ!?」

スイレン「あ、倒れた」


保険室

ミヅキ「…………」パチッ

ミヅキ「あれ……?ここは?」

リーリエ「あ、目が覚めましたかミヅキさん?」ギュッ

ミヅキ「え?私なんで保険室に?」

ミヅキ「てか、君はなんで一緒のベッドに入ってるの!?」

リーリエ「>>265」


264: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 15:55:16.61 ID:C1+aZtDE0
応急処置です

265: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 15:55:59.32 ID:kIl4ZLDMO

266: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 16:12:42.01 ID:5E1Tzcw5O
リーリエ「勘違いしないで下さいねミヅキさん」

リーリエ「論理的結論から言いますとこれは応急処置です」

リーリエ「保険委員としての当然の責務ですよね」サワサワ

ミヅキ「ちょ、      ないでよ!////」

リーリエ「揉む程無いじゃないですかミヅキさん」

ミヅキ「おい」

リーリエ「ミヅキさん。ミヅキさんは倒れたのですから少し静かにしてください!その口を私の唇で塞ぎますよ?」

ミヅキ「ごめんなさい」

リーリエ「あ、申し遅れました!私リーリエと申します」

リーリエ「よろしくお願いします、ミヅキさん!」ニコッ

ミヅキ「うん……よろしくねリーリエ!」

マオ「あ、ミヅキ目覚めた?」ガラッ

リーリエ「(ちっ、いい所で…)」

ミヅキ「あ、えっと……」

スイレン「リーリエ、何でミヅキと同じ布団に入ってるの……?」

リーリエ「>>267」

267: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 17:53:13.26 ID:UBvCAkuNO
二人で大人の階段をのぼりました

268: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 18:12:35.21 ID:5E1Tzcw5O
リーリエ「二人で大人の階段をのぼリーリエしました」フッ

マオ「え!?」

ミヅキ「ちょ、リーリエ!」

スイレン「あー、ミヅキもそっち系の人だったんだ……」

ミヅキ「そっち系って!?」

リーリエ「ふふっ、いいじゃないですかミヅキさん♪」ダキッ

ミヅキ「リーリエ!」

マオ「二人共イチャつくのはいいけどスクールではやめてよね」

リーリエ「で、何の用ですか?マオ」

マオ「あー、実はみんなでミヅキの歓迎会をやろうと思ってさ」

ミヅキ「歓迎会?」


マラサダ屋

マーマネ「ここのマラサダ美味しいね!良く知ってたねスイレン!」モグモグ

スイレン「まーね」

スイレン「(本当はサトシとのデートで来るハズだったのに……)」

カキ「(今度ホシと来よう)」モグモグ

マオ「どう?ミヅキ」

ミヅキ「お、美味しいです////」モグモグ

マオ「ミヅキが喜んでくれて良かったー」

リーリエ「マラサダ食べてるミヅキさん可愛いです♪」

スイレン「(ま、また今度来ればいっか)」

サトシ「なぁ、ミヅキのポケモン見せてくれよ!」

ミヅキ「い、いいよ……」

ミヅキ「出てきて、イーブイ」

イーブイ「ブイッ!」

サトシ「お、イーブイかぁ!」

マオ「可愛い!」

マーマネ「ミヅキちゃんにぴったりだね!」

ミヅキ「/////」

リーリエ「>>270」

270: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 18:34:59.92 ID:+uIWUaBxO
ありえへんよさみが深い

271: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 19:31:23.18 ID:5E1Tzcw5O
リーリエ「あ、ありえへん!良さみが深い!」

イーブイ「ブイ?」

ミヅキ「え?」

サトシ「え?」

カキ「ん?」

マーマネ「リーリエェ…」

リーリエ「あ、申し訳ありません。私、普段から知識を得るため様々ところから情報収集をしておりまして……」

リーリエ「このイーブイちゃんの可愛さに興奮して、ついつい特殊用語が」テヘペロ

アロコン「コーン……」

スイレン「おいおい」

マオ「ま、まあ良かったじゃんか!褒められたみたいだよミヅキ、イーブイ」

ミヅキ「え?あ、うん」

イーブイ「ブイ?」

サトシ「そうだな!ミヅキ、リーリエとはもう仲良しなんだな?」

ミヅキ「えへへ////」

リーリエ「ふふっ、何せ私とミヅキさんは既に までいきましたからね?」フフッ

ミヅキ「?」

マーマネ「ブッ!」

カキ「おいおい、いきなり吹くなよマーマネ」

サトシ「B?」

スイレン「さ、サトシ…後で教えてあげよっか?」ドキドキ

ピカチュウ「ピカピカ」ヤレヤレ

272: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 19:39:07.20 ID:5E1Tzcw5O
帰り道

ミヅキ「あー、楽しかった!」

ミヅキ「みんな優しいヒトタチみたいで良かったねイーブイ♪」

イーブイ「ブイッ♪」

ミヅキ「カントーでは友達いなかったから凄く楽しかったよ」

ミヅキ「ここならカントーの時みたくイジメられずに……」

ミヅキ「………イジメられずに済むのかな?」

イーブイ「ブイ?」

ミヅキ「本当はみんな私の為に気をつかって……」ブツブツ

ミヅキ「私みたいな暗い奴はきっと何処に行っても同じだよ……」ブツブツ

ミヅキ「今はみんな優しくても、すぐまたカントーの時みたく、みんなで私を……」ブツブツ

イーブイ「ブイ!ブイ!」


グニャ~~~~


>>273 幻伝説UBメガ以外の最終進化系未登場ポケモン

>>275 ポケモンの性格

273: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 19:40:40.19 ID:C1+aZtDE0
サメハダー

274: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 19:40:48.64 ID:SA5zTlRA0
シロデスナ

276: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 20:46:38.73 ID:5E1Tzcw5O
ミヅキ「え?ここどこ?」

イーブイ「ブイ?」

ミヅキ「海……?何で?」

キバニア「キバッ」

ミヅキ「ひっ…キバニア…」

ミヅキ「イーブイ!突進!」

イーブイ「ブイ!」ドッ

キバニア「………」

ミヅキ「嘘……効かない……」

イーブイ「ブ……」

サメハダー(私の結界にようこそおじょーさん)ニヤー

ミヅキ「サメハダーが喋ってる?結界?」


狂暴魔女

Sharpedo

サメハダー(さぁ、キバニアちゃん達餌だよ~いっぱい食べちゃってね♪)

キバニア「キバー!」ザバッ

ミヅキ「キャア!」

シュッ

キバニア「キ」カチカチ

サメハダー(!?)

ミヅキ「…………」ソー

ミヅキ「え……私…生きてる?」

ミヅキ「それに……矢?」

「やっぱりミヅキの首についてたのは魔女の口づけだったんだね」

「私の添い寝のお陰で見つけられたのです!これも愛の力ですね!」

277: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 20:48:47.02 ID:5E1Tzcw5O
ミヅキ「…え?」

イーブイ「ブ……?」

リーリエ「大丈夫ですかミヅキさん?」

マオ「私達が来たからには安心してね?」

ミヅキ「リーリエ…マオ?」

ミヅキ「何でここに……それにその格好は…?」

サメハダー(魔法少女……)

ミヅキ「魔法少女……?」

マオ「話は後だね。先ずはあいつを」

リーリエ「マオ、ここは私に任せて下さい!」

リーリエ「ミヅキさんをイジメる魔女は私が許しません!」

ミヅキ「リーリエ…」

サメハダー(魔法少女!餌にしてあげるよ!)ガッ

リーリエ「……………………」グイー

リーリエ「はっ!」シュッ

サメハダー(!?)カチカチカチ

サメハダー(あ)カチン

ミヅキ「す、凄い……リーリエの放った弓矢で海もサメハダーも凍った……」

ミヅキ「(純白のドレスに九つの尻尾……)」

ミヅキ「(凄いリーリエ…まるで……)」

ミヅキ「天使みたい……」ポー


シュウウウ


ミヅキ「景色が戻っていく……」

リーリエ「ミヅキさん。お怪我はありませんか?」タッタッ

ミヅキ「>>279」


279: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 20:53:02.02 ID:j1+QI9skO
リーリエかわいいハァハァ(一体何が起こったの?)

280: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 21:03:00.60 ID:5E1Tzcw5O
ミヅキ「リーリエ、可愛い…」ポー

マオ「え?」

リーリエ「キワシタワー!!」ガタッ

イーブイ「ブイッ!?」ビクッ

ミヅキ「あ、じゃなくていったい何が起こったの?」アセアセ

マオ「うん、実はね……」

リーリエ「ミヅキさん!」ガバッ

ミヅキ「あっ……」ドサ

リーリエ「ミヅキさんミヅキさんミヅキさん」ハァハァ

マオ「ちょっとリーリエ!何やって…」

ミヅキ「ぁん、リーリエ!ここではダメぇ…////」

マオ「あれ?私の常識がおかしいのかな?」

イーブイ「ブイ……」





ミヅキ「魔法少女に魔女……かぁ……」

マオ「うん、そうなんだ」

ロトム図鑑「そういう事ロト」

ミヅキ「ロトム図鑑?」

ロトム図鑑「ミヅキ、キミも僕と契約して魔法少女となってリーリエやマオと一緒に戦わないかロト?」

ミヅキ「………私が魔法少女に……」

リーリエ「>>281」

281: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 21:23:58.04 ID:C1+aZtDE0
どんなセクシーな衣装になるんでしょう・・・

282: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 21:38:47.53 ID:5E1Tzcw5O
リーリエ「どんなセクシーな衣装になるんでしょう……」ポッ

ミヅキ「え?」

マオ「え?」

イーブイ「ブイ?」

ロトム図鑑「ロ?」

リーリエ「あ、ではなくてですね…」アセアセ

リーリエ「一緒にがんばリーリエしましょうミヅキさん!」キリッ

ミヅキ「えーと……」

マオ「まぁ、ミヅキ。ゆっくり考えなよ!」

マオ「もちろん仲間が増えるのは大歓迎だけどさ、魔法少女は見た通り命賭けなんだ」

マオ「軽はずみになっていいもんじゃない」

ミヅキ「マオ……」

リーリエ「そうですね。確かにミヅキさんの魔法少女コスも見たいですが、ミヅキさんを危険に曝したくはありません」

ミヅキ「リーリエ……」ポッ

マオ「ミヅキ、そういう事だからゆっくり考えて答えを出してね?」

マオ「それと、魔法少女の事はみんなには秘密ね?」

ミヅキ「うん、わかったよ!」

ロトム図鑑「ミヅキ、魔法少女になりたくなったら何時でもボクを呼ぶロト」

ミヅキ「魔法少女……か……」

・・・・・

・・・

・・



リーリエ「最強の魔女、ジガルデ……」


ジガルデ(アハハハハハ)

ミヅキ「マオも死んじゃって……島もメチャクチャで……」

リーリエ「………………」

リーリエ「ミヅキさんは早く避難して下さい」

ミヅキ「でも、リーリエ!」

リーリエ「ここからは私達魔法少女の戦いです」

ミヅキ「嫌だよリーリエ!あいつには勝てない。一緒に逃げようよ!」

リーリエ「>>284」

284: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 21:44:02.92 ID:ZRdGrB6m0
この戦いに勝てたら、結婚してください

285: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 22:04:01.74 ID:5E1Tzcw5O
リーリエ「ミヅキさん。論理的結論から言いますと、勝てないってのは逃げる理由にはなりません」

ミヅキ「え?」

リーリエ「私は、大切なこの街を…友達や家族を守る為に戦います」

リーリエ「だから逃げて下さいミヅキさん……」

ミヅキ「でも……」

リーリエ「……ではこうしましょう」

リーリエ「ミヅキさん。この戦いに私が勝てたら結婚を前提にお付き合いして下さい」

ミヅキ「え?」

ロトム図鑑「リーリエ。それは人間で言う死亡フラグというやつロト」

ロトム図鑑「だいいちキミ達は女の子同士……」

ミヅキ「はい」

イーブイ「ブイ!?」

ロトム図鑑「リカイフノーリカイフノー」

リーリエ「ミヅキさん……」

ミヅキ「だからね、リーリエ!絶対に勝って帰ってきてよ!」

ミヅキ「約束だよ!」スッ

リーリエ「はい、約束です」スッ

ジガルデ(アハハハハハ)

ロトム図鑑「リーリエ!ジガルデが来るロト!」

リーリエ「ミヅキさん」

ミヅキ「うん!」クルッ

イーブイ「ブイッ」クルッ

ミヅキ「(必ず戻って来てねリーリエ)」

286: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 22:08:43.80 ID:5E1Tzcw5O
リーリエ「」

ジガルデ(アハハハハハ)

ミヅキ「……………リーリエの嘘つき…」

イーブイ「……………」

ロトム図鑑「リーリエが死んだ。もうこの島は……アローラは終わりロト」ヒューン

ミヅキ「………ロトム図鑑…」

ロトム図鑑「ミヅキ。キミの願いはなにロト?」

ミヅキ「………え?」

ロトム図鑑「ボクはキミの願いを一つ叶えどんな奇跡でも起こすロト。その代わり……」

ロトム図鑑「ミヅキ。ボクと契約して魔法少女になってほしいロト!」

イーブイ「ブイ……」

ミヅキ「私の願いは……」

ミヅキ「私は……。私は、リーリエとの出会いをやり直したい」

ミヅキ「彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい!」

ロトム図鑑「ミヅキ。キミの祈りはエントロピーを凌駕したロト」

ロトム図鑑「キミは今より"魔法少女"ロト」

ミヅキ「イーブイがピンク色のソウルジェムに……」

ミヅキ「今から私が………」


カチッ

ミヅキ「………ここは……」ハッ

ミヅキ「今日は転校の日……?」

ミヅキ「……ピンク色のソウルジェム……夢じゃなかったんだ……」

ミヅキ「………………」グッ


ククイ「今日から仲間になるミヅキだ」

ミヅキ「……………」

マーマネ「可愛い子だね!」

カキ「ホシの方が可愛いな!」

サトシ「バトル強いかな?」

ククイ「さぁ、ミヅキ。自己紹介を……」

ミヅキ「………………」スタスタ

リーリエ「え?」

ミヅキ「>>288」

288: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/12(日) 22:52:57.64 ID:j1+QI9skO
結婚を前提にお付き合いして下さい

289: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 23:11:14.99 ID:5E1Tzcw5O
ミヅキ「結婚を前提にお付き合いして下さい!」ギュッ

リーリエ「え?……え?////」

サトシ「え?結婚?」

マーマネ「(百合キター!)」

スイレン「あの娘もあっち系?」

マオ「オクチアングリ」

カキ「愛があれば例え同性だろうが家族だろうが関係ない!俺は応援するぞ!」

リーリエ「あ、あの……ミヅキさん…?////」

ミヅキ「あ、じゃなくて////」

ミヅキ「今度は守ってみせるから!」

リーリエ「???」



マオ「まさかミヅキも魔法少女だったとはね……」

リーリエ「も、もう!さっきはびっくりしましたよミヅキさん!////」プックリーリエ

ミヅキ「あはは、ごめんねリーリエ」

マオ「ミヅキのパートナーと能力はなんなの?」

ミヅキ「パートナーはこの子!カントーからの友達なの!」

イーブイ「ブイ!」

リーリエ「(両方とも)可愛いですねぇ」ポー

ミヅキ「そして私の能力は」

ミヅキ「時間停止」

マオ、リーリエ「時間停止?」



マオ「ん~確かに時間停止能力は強いけど……」

リーリエ「論理的結論から言いますと、何か決定打が欲しいところですね…」

ミヅキ「決定打……か……」



ニャース「にゃにゃにゃ!?」

ムサシ「どうしたのニャース?」

ニャース「サカキ様から頂いた爆弾や銃火器がまるごとごっそり無くなってるにゃ!」

コジロウ「な、なんだと!探せ探せ~」

ソーナンス「ソーっナンス!」

ミヅキ「……………」コソコソ

ミヅキ「……………」タテニツメツメ



ミヅキ「はぁはぁ…」ポイッ


ドカーン

マオ「うわっ!」

ミヅキ「ご、ごめんマオ…」

マオ「あはは、どんまいミヅキ!」

リーリエ「これから慣れていきましょう!ミヅキさん!がんばリーリエです!」

ミヅキ「うん、ありがとう!」

290: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 23:26:11.85 ID:5E1Tzcw5O
ジガルデ(アハハハハハ)

リーリエ「」

ロトム図鑑「マオもリーリエも死んでしまった」

ミヅキ「…………………」

ロトム図鑑「残るはキミだけロト。ミヅキ」

ミヅキ「…………………ごめんねリーリエ。また守れなかったよ……」ボソッ

ロトム図鑑「?」

ミヅキ「リセット」

カチッ


……何度も何度も繰り返す………

ミヅキ「………………」バッ

ミヅキ「今日は転校の日……か……」



スイレン「ちょっとミヅキ!その爆弾どうにかならないの?安心して接近戦できないんだけど?」

セレナ「まぁまぁスイレン…」

マオ「でも確かにちょっと爆弾や銃はねぇ……」

スイレン「でしょ?」

アセロラ「ふぁ~」

ミヅキ「ご、ごめんなさい……」

リーリエ「気にしないで下さいミヅキさん!」アセアセ



マオ「どうしてスイレンが魔女に!?」

ロトム図鑑「ソウルジェムの穢れが限界までくれば魔法少女は魔女になる、ただそれだけの事ロト」

ミヅキ「そんな……」

セレナ「騙してたのね!?」

ロトム図鑑「騙してた?人聞きが悪い。ボクは聞かれなかったから答えなかっただけロト」

セレナ「あんた!」

アセロラ「ふ、ふぁー!アセロラはただチーズが食べたかっただけ……」パリン

アセロラ「………な……」バタッ

リーリエ「アセロラのソウルジェムが!?」

セレナ「アセロ………」パリン

セレナ「あ………」バタッ

マオ「はぁはぁ……」

ミヅキ「マオ!何を!?」

マオ「魔女化?何ソレ?もう絶望しか残ってないじゃん!」

マオ「もうみんな死ぬしか……」パリン

マオ「………え………?」バタッ

リーリエ「………ごめんなさいマオ……」グスッ

ミヅキ「……リーリエ………」

リーリエ「……………………」

291: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 23:38:02.17 ID:5E1Tzcw5O
ロトム図鑑「ジガルデは倒した……だが……」

キュウコン(ミナサン……ドコデスカ…?)

キュウコン(ミヅキサン……)

ロトム図鑑「リーリエが魔女になってしまったロト」

ロトム図鑑「リーリエの魔女はキュウコンのハズなのにその力はジガルデよりずっと強い」

ロトム図鑑「リカイフノーリカイフノー」

ミヅキ「…………………」

ロトム図鑑「恐らく地球はリーリエの力で滅ぶロト」

ロトム図鑑「ミヅキ。キミはどうするロト?」

ミヅキ「…………………」

ミヅキ「私の戦場はここじゃない……」

ミヅキ「リセット」

カチッ


……何度も何度も……


スイレン「リーリエ!目を覚ましてよ!」

リーリエ「…………………」

マオ「なんで……リーリエ………」グスッ

セレナ「なんでリーリエをコロしたの?リーリエは魔法少女じゃないでしょ!?」ギロッ

リラ「未来が見えたんだよ」

セレナ「未来……?」

リラ「そう、そのリーリエって娘が魔法少女となり、やがて最悪の魔女となり世界を滅ぼす未来が」

スイレン「あんた……何言って……」

ミヅキ「…………」クルッ

マオ「……ミヅキ……?何処にいくの?」

ミヅキ「……………リセット…」

カチッ



292: ◆REaanJQDzE 2017/02/12(日) 23:45:19.84 ID:5E1Tzcw5O
…………何度も……

ザー ザー

リーリエ「ジガルデは倒しました……でも……」

ミヅキ「……うん、私もリーリエももうソウルジェムが真っ黒だ……」

ミヅキ「きっと私達もうすぐ魔女になるんだね……………」

リーリエ「…………………」

ミヅキ「私……もう疲れちゃったよ……」

ミヅキ「もうここで魔女になるのも悪くないな……」

ミヅキ「大丈夫……リーリエと一緒なら怖くないよ」ギュッ

ミヅキ「ずっと……一緒だよ?」ジワッ

リーリエ「………ミヅキさん……」

リーリエ「…………………」スッ

ミヅキ「え!?」

リーリエ「………最期のグリーフシードです」シュウウ

リーリエ「これでミヅキさんは魔女にはなりません」ニコッ

ミヅキ「リーリエ……なんで……」

リーリエ「>>295」

295: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/13(月) 00:30:07.72 ID:IMZMHbks0
あなたは私の嫁ですから

296: ◆REaanJQDzE 2017/02/13(月) 00:45:17.16 ID:mMd2Uza6O
リーリエ「ふふっ、私はミヅキさんのお嫁さんですから」ニコッ

ミヅキ「リーリエ……」

リーリエ「…………ミヅキさんは確か幾つもの時を繰り返してきたんですよね……?」

ミヅキ「……え?」

リーリエ「ミヅキさん……ワガママかもしれませんが……」

リーリエ「もし次の時間をまた繰り返すのならば……」ジワッ

リーリエ「ロトム図鑑に騙される前の馬鹿な私を守ってあげて下さい……」ポロポロ

ミヅキ「リーリエ……」ポロポロ

ミヅキ「……………………」ゴシゴシ

ミヅキ「わかった約束するよリーリエ」

リーリエ「…………ありがとうございます」ニコッ

リーリエ「あとひとつ……お願いがあります……」

リーリエ「私が魔女化する前に私のソウルジェムを砕いて下さい……」

ミヅキ「………え?」

リーリエ「……お願いですミヅキさん……」

リーリエ「このまま魔女になるくらいならせめて愛する人の手で……」

ミヅキ「嫌だよリーリエ!私……」

リーリエ「……お願いします……」

ミヅキ「………………」

ミヅキ「……………………」スッ

リーリエ「……ありがとうございますミヅキさん……ごめんなさいシロン……」

ミヅキ「リーリエ……大好きだよ?」グスッ

リーリエ「大好きですよミヅキさん」ニコッ


バンッ

パリン

ミヅキ「………………」

ミヅキ「…………………」スゥ

ミヅキ「リーリエ…君と交わした約束忘れないよ……」

ミヅキ「例えどんな闇が降りかかっても……」

ミヅキ「必ず無くした未来を見よう」

ミヅキ「リセット」



カチッ



297: ◆REaanJQDzE 2017/02/13(月) 01:00:03.47 ID:mMd2Uza6O
ミヅキの家

ミヅキ「………………」パチッ

ミヅキ「寝ちゃってたか……」

ミヅキ「もうすぐジガルデが来る……今回は私一人しかいない……」

イーブイ「ブイッ」スリスリ

ミヅキ「……ごめん、イーブイもいたんだね……」ナデナデ

ミヅキ「…………………」ガタッ


公園

リーリエ「…………………」

リーリエ「(マオ……スイレン…セレナさん……)」

リーリエ「(私はいったいどうすればよいのでしょう…)」

リーリエ「ミヅキさん……」

アロコン「コーン……」

ロトム図鑑「やぁ、リーリエ。スクールも行かずにこんな所でいったい何をしてるロト?」ヒュー

リーリエ「ロトム図鑑!?」

アロコン「コンッ!!」グルル

ロトム図鑑「>>299」

299: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/13(月) 01:39:36.56 ID:48GdtMcV0
マオやスイレン、セレナはほとんとにごめんロト

なぁーんちゃってww

300: ◆REaanJQDzE 2017/02/13(月) 09:26:44.73 ID:mMd2Uza6O
リーリエ「何をしに来たのですかロトム図鑑」

ロトム図鑑「元気が無いロトねリーリエ」

リーリエ「………………」

ロトムの「マオやスイレン、セレナには本当に可哀想な事をしたロト」

リーリエ「ロトム図鑑……」

ロトム図鑑「なーんちゃってロト」

リーリエ「………え?」

ロトム図鑑「キミ達のレベルで言う"冗談"という奴を言ってみたロト」

ロトム図鑑「少しは元気が出たロトか?リーリエ。」

リーリエ「な………」ワナワナ

ロトム図鑑「そもそもマオやスイレン、セレナはこの宇宙の為に貢献できた」

ロトム図鑑「これは可哀想どころかとても光栄な事ロト」

リーリエ「宇宙……?貢………献…?」

ロトム図鑑「そう、今この宇宙はとても深刻なエネルギー不足」

ロトム図鑑「近い何十万年、何百万年の内に滅びる可能性があるロト」

ロトム図鑑「そこで目をつけたのが第二次性徴期の少女の、希望と絶望の相転移だロト」

ロトム図鑑「君たちの魂は、エントロピーを覆す、エネルギー源たりうるんだロト」

リーリエ「魂……?エネルギー源…?」

ロトム図鑑「ボクも別に悪意があってやっているわけでは無いロト」

ロトム図鑑「ボクの役割はただのエネルギーの回収役」

ロトム図鑑「長い目で見ればマオやスイレンやセレナはこの宇宙の未来に貢献できた事になるロト。これはとても素晴らしい事だとは思わないかロト?」

リーリエ「……あなたは……同じ時間を一緒に過ごしたマオやスイレンやセレナさんに対して何も思わないのですか!?」

ロトム図鑑「………?おかしな事を聞くロトねリーリエ」

ロトム図鑑「リーリエは食卓に並ぶ肉や魚に対して一々同情しているのロトか?」

リーリエ「な………!?」

アロコン「ゴンッ!!」グルル

ロトム図鑑「リーリエ……キミのエネルギーはマオ、スイレン、セレナなど足元にも及ばない程とてつもない物ロト」

ロトム図鑑「さぁ、リーリエ。ボクと契約して魔法少女となって」

ロトム図鑑「この宇宙の為に死んでくれロト」

リーリエ「>>302」

302: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/13(月) 11:55:46.71 ID:I6LrjVtq0
ふざけないでください…!

303: ◆REaanJQDzE 2017/02/13(月) 12:28:38.28 ID:mMd2Uza6O
リーリエ「宇宙の未来に貢献……」

ロトム図鑑「そうロト。今は実感がわかなくとも、キミ達魔法少女の犠牲は必ずや宇宙の未来に…」

リーリエ「ふざけないで下さい!」

リーリエ「そんなの、お断リーリエです!」ドンッ

ロトム図鑑「……リーリエはわかってないロトね…」

リーリエ「そうですね。私あなたの言っている事が何一つわかりません」

リーリエ「ですが、論理的結論から言いますと、一つだけ言える事があります」

ロトム図鑑「?」

リーリエ「私、宇宙の未来なんかよりもマオやスイレン、セレナさん。」

リーリエ「スクールのみんなやシロン、家族、それにミヅキさん」

リーリエ「大切な人達と過ごす日常の方がずっと大切です」

リーリエ「宇宙の未来に貢献の為に魔法少女の命を犠牲に?ふざけるのもいい加減にして下さい!」

ロトム図鑑「………やれやれ、リーリエはもう少し賢い子だと思っていたけれロトね」

ロトム図鑑「まさか宇宙の未来よりも目先の幸せを願う程愚かな子だったとは……」

リーリエ「………………」

ロトム図鑑「だがどうするロト?リーリエ。そのキミの大切な日常に含まれるマオ、スイレン、セレナはもう居ないロト」

ロトム図鑑「彼女らを助ける方法は一つ。キミが魔法少女になって……」

リーリエ「お黙リーリエッッッ!」

ロトム図鑑「!?」ビクッ

リーリエ「マオに言われませんでしたかロトム図鑑?」

リーリエ「しつこい男の子は嫌われるぞって」

ロトム図鑑「………キミは本当に愚かロト」

バンッ バンッ バンッ

ロトム図鑑「ロ……」ボロ

リーリエ「!?」

アロコン「コ!?」

ミヅキ「……………」

リーリエ「ミヅキさん!?」

ミヅキ「………大丈夫?リーリエ」

リーリエ「ミヅキさん……何故ここに…?」


304: ◆REaanJQDzE 2017/02/13(月) 12:39:17.97 ID:mMd2Uza6O
ミヅキ「リーリエ……」

ロトム図鑑「やれやれ、無駄に個体を破壊するのはやめて欲しいロトミヅキ」

リーリエ「!?」

ミヅキ「ロトム図鑑は破壊しても何度でも新しい個体がくるんだよ」

ロトム図鑑「そゆこロト」

リーリエ「ゴギブリみたいですね…」

アロコン「コーン……」

ロトム図鑑「またリーリエを見張りに来たロトか?」

ロトム図鑑「時間渡航者ミヅキ」

リーリエ「時間渡航者……?」

ミヅキ「………………」

ロトム図鑑「そうロト。恐らくミヅキはこの時間軸の人間ではない」

ロトム図鑑「他の時間のボクと契約し、その願いにより何度も同じ時間を繰り返している」

リーリエ「………そんな……」

ロトム図鑑「リーリエに巻きついた因果の糸の量を見る限り、恐らくリーリエの為に」

ロトム図鑑「正解ロトか?ミヅキ?」

ミヅキ「………………」

リーリエ「ミヅキさん……」

ミヅキ「…………ロトム図鑑の言うとおりだよリーリエ……」

ミヅキ「ごめんねリーリエ」

ミヅキ「こんな事急に言われても訳わからないよね?」ポロポロ

ミヅキ「勝手に他の時間のあなたとの約束の為に……」ポロポロ

ミヅキ「私……気持ち悪いよね?」グスッ

ミヅキ「ごめんね……リーリエ……」グスグス

リーリエ「>>305」

305: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/13(月) 12:52:04.29 ID:GDVLvqccO
気に入ったアアアアアッ!

306: ◆REaanJQDzE 2017/02/13(月) 15:49:01.12 ID:mMd2Uza6O
リーリエ「気に入ったァァァァッ!」

ミヅキ「リーリエ!?」ビクッ

ロトム図鑑「まったく、人間というものは理解でき……」

リーリエ「シロン!」

アロコン「コン!」ヒュオオ

ロトム図鑑「ロ……」カチン

リーリエ「あなたはうるさいので少し凍ってて下さい!」

アロコン「コン!」

リーリエ「……ミヅキさんごめんなさい…」

ミヅキ「え?」

リーリエ「私の為に何度も何度も……辛い思いをさせてごめんなさい」

リーリエ「そして……ありがとうございます」

ミヅキ「リーリエ……」ジワッ

ミヅキ「うっ…ひっぐ……辛かったよぉ……」

ミヅキ「だって……ループするたびに誰も私の事覚えてなくって……」グスッ

ミヅキ「楽しかった事も、辛かった事も私しか覚えてなくって……」

ミヅキ「ループするたびにリーリエやみんなとの時間がズレて行く気がして…」

ミヅキ「マオは私を信じてくれないし…」

ミヅキ「スイレンは話を聞いてくれないし、セレナは居なくなるし……」

ミヅキ「リーリエはすぐ魔法少女になりたがるし…」

リーリエ「ミヅキさん……」

ミヅキ「もう未来を無くしたみたいだった……世界が歪んだみたいだった……」

ミヅキ「それでも……不安でもリーリエとの約束だけを信じてきた…」

ミヅキ「でも……私の声は誰にも届かなかった…」グスッ

リーリエ「ミヅキさん……この世には奇跡も魔法もあったじゃないですか…」

ミヅキ「え?」

リーリエ「それは私達が子供の頃夢に見てた古の魔法とは違うかもしれません」

リーリエ「ロトム図鑑が造り出した偽物かもしれません」

リーリエ「それでも奇跡も魔法もあったんです」

ミヅキ「リーリエ……」

リーリエ「大丈夫。ミヅキさんの声、私には届いていますから」ギュッ

リーリエ「………みんなで、無くした未来を見つけましょ?」

ミヅキ「…………うん」ギュッ

リーリエ「…………ミヅキさん」スッ

ミヅキ「え?」

リーリエ「………目…閉じて下さい…」

ミヅキ「…………ん…」スッ

リーリエ「>>308」

308: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/13(月) 16:51:03.57 ID:4uTEytCUo
デコピン

309: ◆REaanJQDzE 2017/02/13(月) 20:08:05.74 ID:mMd2Uza6O
ミヅキ「(リーリエ……私、リーリエとなら……)」ドキドキ

ミヅキ「(いや、リーリエじゃなきゃ嫌だよ……)」ドキドキ

ミヅキ「…………………」ドキドキ

ミヅキ「(…………まだかな…?)」チラッ

リーリエ「デーコピン」ピンッ

ミヅキ「いだっ!」

リーリエ「うふふふふ」

ミヅキ「ちょ、何すんのリーリエ!」ヒリヒリ

リーリエ「なにってデコピンですよミヅキさん?」

リーリエ「それともなんですか?他の事でも考えてたんですか?」ニコニコ

ミヅキ「いや、その……えっと////」

リーリエ「ふふっ、ミヅキさんは相変わらず可愛ですね♪」

ミヅキ「うっ…からかわないでよ////」

リーリエ「……………」

リーリエ「しましょうか?」

ミヅキ「え?」

リーリエ「……ミヅキさんの思ってた事ですよ」

ミヅキ「でも………その……いいの……?」

リーリエ「はい、私もミヅキさんとならしたいです」

ミヅキ「……………リーリエ……」スッ

リーリエ「ミヅキさん……」ンー




サトシ「あ!リーリエ居たぞ!」

ピカチュウ「ピカピカ!」

リーリエ「……………!////」バッ

ミヅキ「うわっ!////」バッ

サトシ「あ、ミヅキも居たのか。丁度いいや」

ミヅキ「あわあわあわ…////」

サトシ「ん?どうした?」

リーリエ「>>311」

311: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/13(月) 20:19:15.84 ID:bWTaXwvvO
私とミヅキさんは今から大人の階段をのぼるところです
何なら見ていきますか

312: ◆REaanJQDzE 2017/02/13(月) 20:34:42.42 ID:mMd2Uza6O
リーリエ「はぁ、まったくサトシは……仕方のないイワンコちゃんですね」

リーリエ「私とミヅキさんは今から大人の階段を昇るところです」

リーリエ「なんなら見ていきますか?」

ミヅキ「ちょっとリーリエ!////」

リーリエ「冗談ですよミヅキさん。私達の間に汚いディグダは必要ありません」

サトシ「大人の階段?ディグダ?」

ミヅキ「な、何でもないのサトシくん!」

ピカチュウ「チャー////」

アロコン「コン////」

マーマネ「あ!サトシいたよ!」タッタッタ

トゲデマル「トゲー!」

カキ「リーリエは見つかったかサトシ!」タッタッタ

リーリエ「カキ!マーマネ!何故ここに!?」

マーマネ「あ!ミヅキちゃんも居る!」

カキ「丁度いいな」

ミヅキ「?」

リーリエ「どういう事ですか?」

カキ「マオやスイレンの事、魔法少女な魔女、ロトム図鑑の事はサトシから聞いた!」

マーマネ「僕達も協力するよ!リーリエ!ミヅキちゃん!」

ミヅキ「協力!?」

サトシ「ああ、俺、マオやスイレン、セレナをこのまま失ったままなんて嫌だぜ!」

リーリエ「ですが……三人はもう……」

マーマネ「>>314」

313: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/13(月) 20:48:56.64 ID:IMZMHbks0
サトシがフーパと知り合いで伝説のポケモン呼んでくれるって!

314: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/13(月) 21:30:03.75 ID:48GdtMcV0

315: ◆REaanJQDzE 2017/02/13(月) 21:57:45.69 ID:mMd2Uza6O
マーマネ「実はさっき3人で話し合ったんだ。そしたらサトシがフーパに会った事があるって」

ミヅキ「フーパ!?フーパってあの伝説のポケモンの!?」

サトシ「ああ、前に旅の途中で会った事があるんだ」

カキ「それでフーパに会いに行こうって話になった」

リーリエ「書物によるとフーパは確か伝説のポケモンを呼び出す事ができるとか……」

ミヅキ「でも、ソウルジェムを再生させて魔法少女を生き返らすとなると幻のポケモン、アルセウスやジラーチ、ミュウクラスじゃないと……」

サトシ「アルセウスとジラーチ、ミュウにも会った事あるぞ」

ミヅキ「え!?」

リーリエ「サトシ……あなた何者なんですか……」

カキ「俺もさすがにその話を聞いた時はびっくりしたよ」

サトシ「アルセウスやミュウの居場所は知らないし、ジラーチは眠りについている……」

サトシ「でも、フーパにはアテがあるんだ……」

リーリエ「論理的結論から言いますと、フーパに会い、アルセウス、もしくはミュウやジラーチを呼び出してもらうという話ですか……?」

ミヅキ「でも、そのクラスになるといくらフーパでも呼び出せるの?」

サトシ「……何もやらないよりはマシさ」

マーマネ「そういう事だね」

ミヅキ「……はぁ…………まったく…夢みたいな話だよ……」

リーリエ「ミヅキさん……」

ミヅキ「……でも、希望がわいてきた!」

サトシ「………へへっ」

ミヅキ「?どうしたの?」

サトシ「……いや、なんかミヅキ雰囲気変わったな、と思ってさ」

ピカチュウ「ピカピカ!」

ミヅキ「!」

カキ「確かにな。転校してきてからムスっとした顔しか見てなかったからな」

マーマネ「ミヅキちゃんの笑顔、可愛い……」

トゲデマル「トゲトゲ!」

リーリエ「もう!ミヅキさんは何時でも可愛いです!」

アロコン「コーン!」

ミヅキ「>>316」


316: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/13(月) 22:06:36.00 ID:fFVkwJGOO
ありがとう…サトシ

317: ◆REaanJQDzE 2017/02/13(月) 22:22:36.81 ID:mMd2Uza6O
ミヅキ「ありがとうサトシくん、リーリエ……カキくん、マーマネくん」

サトシ「俺達だってマオやスイレンやセレナを助けたいんだ。みんな気持ちは同じさ」

カキ「仲間の為だからな!当然だ」

マーマネ「えへへ////」

リーリエ「そういう事ですミヅキさん」

リーリエ「あなたにはこんなに仲間がいるんです」

リーリエ「もう一人なんかじゃありません!」

ミヅキ「……みんな…」グスッ

ロトム図鑑「馬鹿げてるロト!」

リーリエ「ロトム図鑑!」

カキ「サトシから話は聞いてるぞロトム図鑑」

マーマネ「許せないよ!」

ロトム図鑑「随分と嫌われたものロトね……」

ロトム図鑑「魔法少女を生き返らせる?ボクの奇跡に頼らず、確率の低い幻のポケモンを使って?」

ロトム図鑑「まったく馬鹿馬鹿しい話ロト」

ロトム図鑑「この世に奇跡なんかない。奇跡をおこせるのはボクだけロト」

サトシ「やってみなきゃわからないさ」

ロトム図鑑「そんなもの……宇宙の意思に反した……神への叛逆ロト!」

リーリエ「神への叛逆?上等ですね」

マーマネ「宇宙の意思なんか知らないよ!」

カキ「俺の中の神は女神であるホシだけだ」

サトシ「仲間の為だ!何だってやってやるさ!」

ピカチュウ「ピカピカ!」

ロトム図鑑「………イカレてるロト……リカイフノーリカイフノー」

ミヅキ「イカれてる?そんなの最初からだよ」

ミヅキ「叛逆の物語の始まりだ!」

318: ◆REaanJQDzE 2017/02/13(月) 23:03:16.88 ID:mMd2Uza6O
アローラ某所

リラ「(サトシ、変わってなかったな)」クスッ

マイ「いったい何処に行ってたのリラ?」

マニューラ「ニュラ」

リラ「マイ!」

リラ「ごめん。ちょっと昔の友達に会いにね」

マイ「あの予知を見たのはリラでしょ?早くしないと手遅れになる」

リラ「大丈夫。ちゃんと情報収集もしてきたから」

マイ「リラ、あなたが見た未来は間違いないの?あんな少女が……」

リラ「ボクの予知に外れは無いのはマイも知ってるだろ?」

リラ「間違いない。リーリエは最強の魔法少女となり、そして最強の魔女となり世界を滅ぼす」

リラ「だからボク達は最悪の未来が来る前に止めるんだ」

リラ「リーリエが魔法少女となる前にリーリエをコロしてね」

マイ「………………」

リラ「でも相手は最強の魔法少女になる子だ。念には念を入れたい」

リラ「マイ。悪いんだけど、後3人程魔法少女の仲間を見つけてきてくれないかな?」

マイ「…………わかったよリラ」

リラ「待っててね。リーリエ」

319: ◆REaanJQDzE 2017/02/13(月) 23:15:28.30 ID:mMd2Uza6O
翌日

サトシ「みんな!準備はできたか?」

ピカチュウ「ピカ!」

マーマネ「うん!」

トゲデマル「トゲー!」

リーリエ「ばっちリーリエです!」

アロコン「コン!」

カキ「(ホシ、お兄ちゃん行ってくるからな)」グッ

イーブイ「ブイ!」

ミヅキ「それにしてもフーパの居場所……デセルシティ…だっけ?」

サトシ「ああ、たぶんフーパはそこに居るハズだ」

マーマネ「たぶんって……」

リーリエ「もう!しっかりして下さいサトシ!」

サトシ「えーと…」

(フーパナラ、イマアローラニイルゾ)

カキ「え?」

マーマネ「誰?」

コケコ(オレダ)

サトシ「カプ・コケコ!?」

ピカチュウ「ピカ!?」

ミヅキ「守り神がなんで!?」

マーマネ「カプ・コケコが喋ってる!?」

カキ「いや、これは……」

リーリエ「脳内に直接!?」

コケコ(>>321)


320: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/13(月) 23:28:43.80 ID:IMZMHbks0
コノマジョポケモンジケンハポケモンカイデモモンダイニナッテテナ・・・

321: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/13(月) 23:43:18.84 ID:DvJlaoUxO

322: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 00:14:41.64 ID:r63Ad1KJO
コケコ(コノアローラデオキテイルマジョポケモンヤマホウショウジョノケンニツイテハオレモミテイタ)

サトシ「なんだって!?」

コケコ(コノケンニツイテハ、オレタチマモリガミノアイダデモモンダイニナッテイテナ)

リーリエ「だったら手助けしてくれても良かったじゃないですか!」

マーマネ「リーリエ、相手は守り神…」

リーリエ「いいえ、例え守り神だろうと言わせて頂きます!」

リーリエ「守り神なら、あなた達が少しでも手助けして頂ければ、マオやスイレンやセレナさんは死なずにすんだかもしれないのに!」

リーリエ「ミヅキさんは苦しまずにすんだかもしれないのに!」ジワッ

ミヅキ「リーリエ………」

リーリエ「こんなの……あんまりですよ…」グスッ

リーリエ「酷いです……酷すぎです…!」グスグス

コケコ(………スマナイ…マジョノケッカイ……ウルトラスペースハオレタチデモウカツニテヲダセナイリョーイキナンダ…)

ミヅキ「………わかってるよカプ・コケコ」

ミヅキ「私は何も気にしていないよ」

リーリエ「ミヅキさん……」

サトシ「なぁ、カプ・コケコ!教えてくれフーパは何故アローラに居るんだ?」

コケコ(フーパハガンライイタズラズキノカミダ)

コケコ(オソラクアローラニハキマグレデキタンダロ)

マーマネ「気まぐれって……」

カキ「それで、カプ・コケコ。そのフーパは何処にいるんだ?」

コケコ(ソウダナ……フーパハオソラク…)


フーパの居そうな場所
アローラ地方からメレメレ島以外 >>324

324: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 00:18:03.02 ID:r63Ad1KJO
すみません。メレメレ島以外のアローラ地方の場所でした

安価下

325: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 00:20:10.04 ID:A8r0jbEPO
月輪の祭壇

326: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 00:33:34.84 ID:r63Ad1KJO
コケコ(フーパハオソラクガチリンノサイダンニイル)

サトシ「月輪の祭壇?」

リーリエ「本で読んだ事があります」

リーリエ「ポニ島にあると言われている祭壇」

リーリエ「月輪の祭壇に伝説のポケモンを連れていくと異世界への扉が開くとか……」

カキ「異世界への扉か……」

マーマネ「意味深だね……」

コケコ(ポニノマモリガミニハ、オマエタチヤフーパノコトヲツタエテオク)

コケコ(キットヤクニタツハズダ)

サトシ「サンキュー!カプ・コケコ!」

ピカチュウ「ピカ!」

ミヅキ「……………………」

ミヅキ「ありがとうございました。カプ・コケコ」ペコッ

コケコ(>>328)

328: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 01:32:44.49 ID:3KnSy1VI0
ルザミーネニヨロシクナ

329: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 09:19:05.03 ID:r63Ad1KJO
コケコ(トモダチヲタイセツニナ…)

ミヅキ「………………」コクッ

コケコ(オイ)

リーリエ「!」

コケコ(ルザミーネニヨロシクナ)

リーリエ「は、はぁ……?」



海上

サトシ「カプ・コケコがホエルオー貸してくれて助かったぜ」

ピカチュウ「ピカピカ」

ホエルオー「ホエー!」

リーリエ「ミヅキさぁん♪」ベタベタ

ミヅキ「ちょ、ここではやめてよリーリエ////」

サトシ「ミヅキもリーリエと仲いいみたいだな」

アロコン「コーン…」

イーブイ「ブイ…」

マーマネ「(百合最高や)」ウヒヒ

カキ「てか、ミヅキのキャラ変わりすぎだろ」

リーリエ「ミヅキさん、あの時の続きしますか?」ハァハァ

ミヅキ「嫌だよ!みんな居るし!」

リーリエ「見せつけてやりましょう」カバッ

ミヅキ「ちょ、やめ……」ググッ

マーマネ「うほっ」ムクムク

サトシ「ん?」

ピカチュウ「ピ?」

カキ「どうした?サトシ、ピカチュウ」

サトシ「向こうにラプラスに乗って誰かいる?」



>>330 名前有り、未登場の少女トレーナー


330: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 09:24:36.42 ID:cxXOpWGWo
ハルカ

331: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 12:25:32.88 ID:r63Ad1KJO
ハルカ「う~ん……ラプラス!しっかりするかも!」パシパシ

ホエルオー「ホエー」スイー

サトシ「ん?ハルカじゃないか!?」

ピカチュウ「ピカ!」

ハルカ「え!?サトシ、ピカチュウ!?」


サトシ「ラプラスが急に体調不良なんてな」

ハルカ「ホエルオーで引っ張ってもらって助かったかも!」

ホエルオー「ホエー」グイー

ラプラス「ラプ……」

ハルカ「それにしてもサトシが学生って」プッ

サトシ「な、なんだよ……」

ミヅキ「サトシくん、知り合いなの?」

サトシ「ああ。前、ホウエンで一緒に旅してたハルカだ!」

ハルカ「よろしくかも!」

リーリエ「セレナさんと言い、サトシって可愛い女の子の知り合いたくさんいるんですね~」

マーマネ「スイレンが聞いたら倒れそうだね」

サトシ「あ、ハルカ。紹介するぜ!俺のスクールのクラスメイトだ」

ミヅキ「ミヅキだよ!よろしくねハルカちゃん」

ハルカ「よろしくかも!ミヅキ」

カキ「カキだ!よろしくなハルカ」

ハルカ「半裸…変 かも(よろしくかも!カキ)」

カキ「え?」

マーマネ「いい    だね!(よろしくねハルカ!)」ハァハァ

ハルカ「しね」

ハルカ「えーと、後は……」

サトシ「リーリエだ」

ハルカ「よろしくかも!リーリエ」

リーリエ「>>333」

333: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 12:55:36.67 ID:eXJCzvzMO
ハルカさんはノンケなのかな?それともレ なのかな?(はじめましてミヅキさんの嫁のリーリエです)

335: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 18:59:56.18 ID:clUm0+w0O
リーリエ「ハルカさんはノーマル(レ )ですか?アブノーマル(ディグダ好きビ  )ですか?」

ハルカ「は?」

サトシ「?」

ミヅキ「リーリエ……」

リーリエ「すみません間違えました」

リーリエ「私、ミヅキさんの嫁のリーリエと申します。よろしくお願い致します」ペコッ

ミヅキ「リーリエ!////」

ハルカ「え…あ、うん……」

ハルカ「サトシ、友達は選んだ方がいいかも」

サトシ「何言ってんだ!みんな最高の友達だぜ!」

ハルカ「でも4人中3人が変 はヤバいかも」

カキ「変 ………」ガクッ




ハルカ「成る程……友達を助けにポニ島に……」

サトシ「ああ、ちょっと色々あってな」

サトシ「絶対に助け出すんだ…」

ピカチュウ「ピカ!」

ハルカ「ふふっ、サトシらしいかも!」

ハルカ「私もポニ島に用事があったから同行できて丁度良かったかも!」

サトシ「なぁ、ハルカは何でアローラに……」

イーブイ「ブイッ!」

ミヅキ「!」

ミヅキ「みんな!気をつけて!」

リーリエ「どうしたんですかミヅキさん?」

ミヅキ「この近くに魔女の結界があるみたいだ!」

カキ「なんだと!?」

マーマネ「ひぃ……」ビクビク

トゲデマル「トゲー」ギュッ

ピカチュウ「ピ、ピカァ……」

サトシ「ミヅキ!」

ミヅキ「……みんな、私から離れないで!」

ハルカ「………………」



魔女ポケモン
伝説幻UBメガ以外の最終進化系未登場ポケモン >>337

337: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 19:05:05.08 ID:lXgCiXQ60
バルジーナ

338: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 19:11:20.82 ID:clUm0+w0O
バルジーナの性格
安価 下

339: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 19:18:16.48 ID:friKiwL60
おくびょう

340: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 19:37:12.15 ID:clUm0+w0O
マーマネ「ここが魔女の結界?」

カキ「………不思議な空間だな…」

バルジーナ(ひいぃ…) ガタガタ

カキ「あれが魔女か?」

サトシ「……魔女ポケモンを甘くみない方がいいぜ…」

マーマネ「確かに普通のバルジーナより大きくて不気味だね」

カキ「バクガメス!」

バクガメス「バク!」

カキ「火炎放射!」

バクガメス「バク!」ボオオ

バルジーナ(ひぃぃ……)キン

カキ「!?」

バルジーナ(吹き飛ばし!)ブオン

バクガメス「ガメ!」ドカッ

カキ「バクガメス!」

サトシ「魔女ポケモンの結界内では、魔女ポケモンにポケモンの攻撃は効かないんだ…」

リーリエ「おまけに技の威力も段違いです」

ミヅキ「下がってみんな!」

ミヅキ「イーブイ!」

イーブイ「ブイッ!」

キラーン

マーマネ「ミヅキちゃんがすっぽんぽんに!?」

リーリエ「……………」サングラスソウチャク

ミヅキ「行くよ!バルジーナ!」キラーン

バルジーナ(ひ……魔法少女!?)ガタガタ

カキ「あれが魔法少女……」

マーマネ「萌え~」

リーリエ「(くそっ!謎の光……またしても……)」

ハルカ「待って!ミヅキ!」

ミヅキ「!?」

ハルカ「ラプラスのお礼!コイツは私がやるかも!」

サトシ「ハルカ!魔女ポケモンは普通のポケモンじゃ……」

ハルカ「バシャーモ!」

バシャーモ「シャーモ!」

ミヅキ「まさか!?」

キラーン

ミヅキ「グローブにオレンジ色のソウルジェム!?」

カキ「まさか……」

サトシ「ハルカも魔法少女なのか!?」

マーマネ「萌え~」

ハルカ「魔法少女ハルカ!見参!かも!」ピキーン

リーリエ「>>342」

342: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 19:50:52.15 ID:d+/sQXWA0
………ジュルリ

343: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 20:05:44.14 ID:clUm0+w0O
>>341
すみません忘れてました。
ついでなんで。今まで出てきた魔女の性格が、まどマギで言う魔女の性質だと思ってくれたら嬉しいです

棺桶の魔女 Cofagrigus 性質は横暴

化けの皮の魔女 Mimikyu 性質は純粋

磁場の魔女 Magnezone 性質は静寂

マジカル魔女 Mismagius 性質は無邪気

ソリストの魔女 Primarina 性質は恋慕

狂暴魔女 Sharpedo 性質は陽気

骨鷲の魔女 Mandibuzz 性質は臆病

344: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 20:21:27.57 ID:clUm0+w0O
リーリエ「………じゅるり……」

ミヅキ「リーリエ!」

リーリエ「あ、すみません、ミヅキさん!結して浮気では……」

バルジーナ(ひいぃ……魔法少女が二人もぉ……)ガタガタ


骨鷲の魔女


Mandibuzz


ハルカ「行くかも!」

バルジーナ(来ないでぇ!!)シュパパ

サトシ「ハルカ!」

ハルカ「………………」ヒュンッ

マーマネ「速い!」

カキ「加速か!?」

バルジーナ(ひいぃ!エアスラッシュ!)ビクビク

ハルカ「…………」シュッ

ハルカ「ビルドアップ!」コォォ

バルジーナ(ひぃ!)

ハルカ「スカイアッパー!」バキッ

バルジーナ(ぶきゃっ!)ドンッ

サトシ「ハルカ……すっげー……」

ピカチュウ「ピ………」

バルジーナ(………………)プシュー

カキ「バルジーナがグリーフシード?に戻っていく…」

マーマネ「魔女ポケモンを倒したから結界も晴れたね……」

ミヅキ「…………………」

ハルカ「ふうっ、あ!これグリーフシード!お礼だしミヅキにあげるかも!」スッ

ミヅキ「いっぱい持ってるからいらないよ……」

ミヅキ「それよりもハルカちゃんも魔法少女だったなんて……」

ハルカ「>>346」

346: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 20:37:17.01 ID:vuMJbzv90
事故に遭ったマサトを助けるためにちょっとね

ごめんサトシは私をどう思う?間違ってた

347: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 21:00:24.44 ID:clUm0+w0O
ハルカ「事故にあった弟の為にちょっとね……」

サトシ「マサトが!?」

ハルカ「うん、でも私の祈りで回復したから今はもう無事かも!」

サトシ「そっか……」

ピカチュウ「ピィ……」

ハルカ「………サトシはこんな私をどう思う?」

ハルカ「私………間違ってたのかな?」

サトシ「…………………」



ポニ島 海の民の村

マーマネ「ついたね」

ミヅキ「………ねぇ、ハルカちゃん」

ハルカ「ん?」

ミヅキ「私達と一緒に来てくれないかな?」

リーリエ「いい案ですね!」

カキ「確かに……魔法少女がもう一人一緒なら心強い!」

サトシ「一緒に行こうぜ!ハルカ!」

ピカチュウ「ピカ!」

ハルカ「ん~~~~」

ハルカ「ごめん!かも!」

ミヅキ「え?」

サトシ「何でだよハルカ!」

ハルカ「一緒に行きたいのは山々なんだけど……実は大切な集まりに呼ばれてるのかも!」

カキ「大切な集まり?」

ハルカ「うん」

リーリエ「ハルカさん。失礼ですが、その大切な集まりとはいったい……?」

ハルカ「ん~~~よくわかんないんだけど……」

ハルカ「世界を救う集まり、かな?」

ミヅキ「世界を救う……?」

ハルカ「うん、という訳でごめんね!」

サトシ「まぁ……よくわかんないけど、そういう事なら仕方ないな」

ピカチュウ「ピカピカ!」

ハルカ「という訳でもう行くね!ここまでありがと!」

ハルカ「サトシ達も友達助けるの頑張ってね!」

サトシ「ああ、ハルカもな!」グッ

ピカチュウ「ピカ!」グッ

348: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 21:10:43.32 ID:clUm0+w0O
マーマネ「ハルカちゃん行っちゃったね……」

サトシ「ああ……」

ミヅキ「………………」

リーリエ「どうしました?ミヅキさん」

ミヅキ「………いや……」

サトシ「なぁ、ミヅキ!一つ聞いていいか?」

ミヅキ「なに?サトシくん」

サトシ「ミヅキは色んな時間を繰り返してきたんだろ?」

ミヅキ「うん、そうだよ?」

サトシ「ミヅキの繰り返した時間の中でハルカは魔法少女だったのか?」

ミヅキ「……………私が繰り返した時間の中でハルカちゃんはいなかった」

サトシ「え?」

カキ「どういう事だ?」

ミヅキ「そもそも、メレメレ島から出た事自体が初めてだよ。」

リーリエ「なるほど……それで……」

サトシ「???」

マーマネ「ま、とりあえずはカプ・コケコの言っていた、この島の守り神との待ち合わせ場所に行こうよ」

カキ「彼岸の遺跡だったか?」

ミヅキ「ここからは少し遠いね」

リーリエ「少し疲れましたし、休んでから行きませんか?」

サトシ「>>350」

350: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 21:23:04.08 ID:9S6lw40io
じゃあ一旦分かれて後でポケモンセンターに集合しよう

351: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 21:43:16.98 ID:clUm0+w0O
サトシ「わかった。今夜はポケモンセンターに泊まって明日出発にしようぜ!」

リーリエ「イワンコちゃんもたまにはいい事いいますねぇ」

サトシ「じゃあ、俺は食料の買い出しにでも行ってくるよ」

ピカチュウ「ピカピカ」

リーリエ「よろしくお願いしますねサトシ」

リーリエ「それではミヅキさん。サトシが買い出しに行っている間、私とポケモンセンターでにゃんにゃん……」

ミヅキ「あ、サトシくん。私も行くよ」

サトシ「おっ!いいぜ!」

リーリエ「ちょ………」

リーリエ「ミヅキさん!何故!?」

ミヅキ「ん~、だって私いくら時間繰り返したとはいえ、ずっとメレメレ島に居たからさ」

ミヅキ「たまには他の場所も見たいかなぁって……」

リーリエ「そ、そんな………」

マーマネ「悪いんだけど、僕も疲れたからポケモンセンターで待ってるよ」

リーリエ「な………」

カキ「俺もポケモンセンターで待つとする。バクガメスの手当もしたいしな」

リーリエ「そんな……汚いディグダ2本と同じ空間なんて……」

カキ「すまない。買い出し頼んだぞ、サトシ、ミヅキ」

サトシ「おう、任せとけ!」

ピカチュウ「ピカピカ!」

イーブイ「ブイ!」

ミヅキ「よし、行こうかサトシくん」

サトシ「おう」

リーリエ「>>353」

353: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 21:46:04.46 ID:17kNLu4n0
サトシ!ミヅキに手を出したら許しませんからね!

354: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 22:02:53.76 ID:clUm0+w0O
リーリエ「ちっ!」

マーマネ「(舌打ちって…)」

リーリエ「サトシ!ミヅキさんに手を出したら許しませんからね!」

サトシ「何言ってんだリーリエ」

リーリエ「いいから、ミヅキさんには指一本触れないと誓って下さい!」

サトシ「わかったよ……」

ピカチュウ「ピカピカ」

リーリエ「ミヅキさんに何かしたらスイレンにチクリーリエしますから!」

サトシ「何でスイレン?」

リーリエ「ミヅキさん!気をつけて下さいね!男はディグダでしか物事を考えない低俗な生き物ですから!」

ミヅキ「……リーリエ…」

カキ「酷い言われようだな……」

カキ「俺はホシ(妹)にしか興味無いぞ?」

マーマネ「それはそれで問題視だね」

ミヅキ「さ、行こうかサトシくん、ピカチュウ、イーブイ」

サトシ「あ、ああ……」

ピカチュウ「ピ……」

イーブイ「ブイ……」

リーリエ「あぁ…ミヅキさん……」

マーマネ「さ、僕らはポケモンセンターに行こうか……」

カキ「だな」


海の民村 商店街

サトシ「さすが海の民の村」

サトシ「うまそーな魚がいっぱいだなピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカピカ!」

ミヅキ「(みんなには悪いけど……今までは魔法少女の事でいっぱいで、こんな風に観光したりなんて考えな事なかったな……)」

ミヅキ「(……なんて……ちょっと贅沢かな…)」

サトシ「ミヅキ?」

ミヅキ「ん?」

サトシ「いや、何かやっぱミヅキ雰囲気変わったなって」

ミヅキ「そうかな?」キョトン

サトシ「>>356」




356: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 22:14:06.34 ID:d+/sQXWA0
あぁ!転校して来た時と違うよ 憑き物が取れたみたいな感じだな

357: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 22:31:28.85 ID:clUm0+w0O
サトシ「ああ、何ていうか……うまくは言えないけどさ……」

サトシ「転校してきた時とは違う……憑き物がとれたっていうか、吹っ切れたっていうか……」

ミヅキ「……だとしたらみんなのお陰かな?」

サトシ「え?」

ミヅキ「たった一人で何度も失敗して、ずっと暗闇の中でもがいてた」

ミヅキ「友達やリーリエが死んでいく姿も何度も見てきた……」

ミヅキ「でも、そんな時…リーリエやサトシくん、カキくんやマーマネくんが私に希望をくれたんだ」

ミヅキ「必ずスイレンやマオやセレナを生き返らせて、みんなで無くした未来をとり戻す……」グッ

サトシ「ミヅキ……」

ミヅキ「だからさ、こうやって笑っていられるのもみんなのお陰……」

ミヅキ「ありがとう、サトシくん」ニコッ

サトシ「………………」ドキッ

ミヅキ「……サトシくん?」

ピカチュウ「ピカピ?」

イーブイ「ブイ?」

サトシ「ん?あ、ああ…」

サトシ「(???)」

サトシ「さ、早くデカイ魚買って帰ろうぜ?」

ミヅキ「デカイ魚って……どうやって持って帰るの?」

サトシ「マサラ人を舐めるなよミヅキ?」

ミヅキ「ふふっ、頑張ってね」クスッ

ピカチュウ「ピカピカ」ニコッ

イーブイ「ブイ」ニコッ



ポケモンセンター

リーリエ「カキ!マーマネ!私に指一本でも触れたらこの子があなた達を凍りづけにしますからね!」

アロコン「コ!?」

カキ「だから俺はホシ以外は興味無いと……」

マーマネ「>>359」

359: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 22:37:07.74 ID:17kNLu4n0
さすがにこんな時にそこまでふざけないよぉ…
(アロコン表記はシロンでよくない?)

360: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 22:49:38.08 ID:clUm0+w0O
>>359
いきなりアロコン→シロンに変えたら紛らわしいかなと思ったのですが
次から
アロコン→シロン の表記でいきますね

361: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 23:02:32.45 ID:clUm0+w0O
マーマネ「僕もだってこんな時にそこまでふざけないよぉ!」

リーリエ「さて、どうですかね?」

リーリエ「ホエルオーの上で私とミヅキさんの百合ーリエを汚いディグダおったてて見てたではありませんか?」

「………………」ピクッ

マーマネ「信じてよ!僕は紳士だよ!」

トゲデマル「トゲー…」ハァ

シロン「コン」ヤレヤレ

カキ「まったく…………」

「ねぇ」

カキ「ん?」

ユリーカ「今、ユリーカの事呼んだ?」

マーマネ「え?」

リーリエ「え?」

デデンネ「ンネ」




ミヅキ「いっぱい買っちゃったね」

サトシ「だな」ズルズル

ミヅキ「………いやぁ、まさか本当にこの魚を持てるとはね」

サトシ「すっげーだろ?」ズルズル

ミヅキ「もうサトシくん、素手で魔女と戦えるんじゃないの?」ニヤニヤ

サトシ「ははは、さすがにそれは無理かな?」ズルズル

サトシ「それにしても海の民の村すっげーなぁ」ズルズル

サトシ「船が家?みんなあの船に住んでるのかな?」ズルズル

ミヅキ「………世界は広いね……」

ロトム図鑑「やぁ、久しぶりロト。サトシ、ミヅキ」ヒューン

ミヅキ「!」

サトシ「ロトム図鑑……」

ピカチュウ「ピ!」

イーブイ「ブイ!」

ミヅキ「………何の用かな?」

ロトム図鑑「>>363」


362: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 23:04:57.52 ID:lXgCiXQ60
この世界で魚という単語はある意味禁句ロト

363: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 23:06:01.62 ID:d+/sQXWA0

364: ◆REaanJQDzE 2017/02/14(火) 23:52:31.73 ID:clUm0+w0O
ロトム図鑑「その前に……」

ロトム図鑑「この世界で魚と言う言葉はある意味禁句ロト」

サトシ「……………なんでだ?」

ピカチュウ「ピ?」

ロトム図鑑「子供にはある意味残酷だからロト」

サトシ「?」

ピカチュウ「?」

ミヅキ「ロトム図鑑。私は君と雑談するつもりなんかないよ」

ミヅキ「いったい何の用なの?」

ロトム図鑑「……やれやれ、折角警告しに来てあげたというのに酷い言われようロト」

ミヅキ「?」

サトシ「警告?」

ロトム図鑑「時間渡航者ミヅキ」

ロトム図鑑「キミはリラという少女を知ってるロトか?」

ミヅキ「!」



ポケモンセンター

リーリエ「えーと、あなたは?」

ユリーカ「私はユリーカだよ。今、ユリーカの事呼ばなかった?」

マーマネ「……僕達は呼んでないけど……?」

トゲデマル「トゲ?」

ユリーカ「んー、気のせいだったかぁ……」

ユリーカ「いこっ、デデンネ」

デデンネ「ンネー」

リーリエ「(可愛い……)」

カキ「待て」

ユリーカ「?」

カキ「親はどうした?迷子なのか?」

ユリーカ「んー、今ユリーカ一人でこの島に来てるんだ」

マーマネ「え?こんな小さい子が?」

リーリエ「論理的結論から言いますと、私達が保護してさしあげなくては」

シロン「コーン」

ユリーカ「大丈夫だよ!ユリーカ、仲間やお兄ちゃんと一緒に旅した事もあるし!」

デデンネ「デンネ」

カキ「(お兄ちゃん…?)」ピクッ

リーリエ「ですが……」

カキ「>>366」


366: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/14(火) 23:58:32.84 ID:hO9RE9aWO
良ければカキお兄ちゃんって呼んでみてくれないか

367: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 00:11:08.24 ID:UC19HfV5O
カキ「なぁ、良ければカキお兄ちゃんって呼んでくれないか?」

ユリーカ「は?」

デデンネ「ンネ?」

マーマネ「うわぁ……」サーッ

リーリエ「これだからディグダは」

カキ「す、すまん間違った」

カキ「やはり君みたいな小さな子はお兄ちゃんとしては放っておけないな、と」

マーマネ「何を間違ったの?」

ユリーカ「いや、てかあなたユリーカのお兄ちゃんじゃないし」

ユリーカ「それに半裸の変 お兄ちゃんはちょっと……」

カキ「な……」ガーン

リーリエ「カキ!ロリーカちゃんが怖がってます!やめて下さい!」

ユリーカ「ロリーカじゃなくてユリーカなんだけど」

リーリエ「ロリーカちゃん。男はディグダでしか物事を考えない低俗な生き物ですからね?」ヨシヨシ

リーリエ「怖かったらリーリエお姉ちゃんが一緒にトイレもお風呂もベッドもついていってあげますからね?」ナデナデ

ユリーカ「うわっ、何この人達……」

ユリーカ「やっぱユリーカ行くわ。じゃあね」

カキ「待てユリーカ!怪しい人達に誘拐でもされたらどうするんだ!」

カキ「お兄ちゃんがついていってやる!」

リーリエ「そうですよ!お姉ちゃんがどこまでも一緒に居てあげます!」

ユリーカ「>>369」

369: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 00:24:05.04 ID:5/4ykFzPo
物証として録画録音したんで提出しておきます

370: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 01:03:48.00 ID:UC19HfV5O
カキ「ユリーカ!」

リーリエ「ロリーカちゃん!」

ユリーカ「………………」

ジー カチッ

マーマネ「え?い、今の何の音…?」

ユリーカ「あなた達の言う通り子供の一人旅は大変だからね」

ユリーカ「今の一部始終、録音録画させてもらいました」

ユリーカ「ユリーカ、今からジュンサーさんのところ行くね」

デデンネ「ンネ」

カキ「………な…」

リーリエ「え………」

マーマネ「(ま、マズすぎる!このままじゃフーパに会うどころか……)」

マーマネ「ユリーカちゃん!ま、待って……」

カキ「いやぁ、ユリーカは偉いなぁ!お兄ちゃん鼻が高いよ」

リーリエ「ふふっ、ジュンサーさんの所まで一人で行けますか?お姉ちゃんがついて行きましょうか?」

マーマネ「な……」

マーマネ「お前ら大バカかよ!!」

カキ「なんだとマーマネ!」

リーリエ「このブーピッグちゃんは口が悪いですねえ。」

リーリエ「挽き肉にしてあげましょうか?」

マーマネ「アホかお前ら!今ジュンサーさんのとこに行かれたらブタ箱行きだぞ!」

カキ「何故だ?俺達は何も悪いことしてないぞ?」

リーリエ「ブタ箱はお前の家だろうが」

マーマネ「あ~、こいつら話になんねーよ!」

ユリーカ「さよなら。次は法廷で会いましょう」スタスタ

デデンネ「デンネ」スタスタ

マーマネ「待って!ユリーカちゃん!」

ユリーカ「まだ何か?」

マーマネ「>>372」

372: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 01:38:35.63 ID:wMjEAk+j0
すまないっ!この通りだ!この二人はこんなんだが僕のクラスメイトで、「大事な」友達なんだ!
見逃してやってくれ!(土下座)

374: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 09:19:09.58 ID:UC19HfV5O
マーマネ「ごめんなさい!」ドゲザ

ユリーカ「…………!」ビクッ

マーマネ「二人はこんなんだけど僕のクラスメイトで大事な友達なんだ!どうか見逃して下さい」

カキ「マーマネ……」

リーリエ「何故土下座を?」

ユリーカ「いや、そんなのユリーカには関係ないし……」

マーマネ「お願いします~!二人には後で言い聞かせておくから!」

マーマネ「なんだったらマラサダもあげるから見逃して下さい」

ユリーカ「はぁ、話にならないね。ごめんで済んだら警察はいらないよ。さよなら」スタスタ

マーマネ「あぁ~」

カキ「お、おいユリーカ!待ってくれ!」

リーリエ「ロリーカちゃん!」

マーマネ「二人共いい加減にしてくれよ!」

マーマネ「僕達はマオやスイレンやセレナを助けなきゃいけないんだ!こんな事をしてる場合じゃないんだよ!」

カキ「………マーマネ……」

ユリーカ「……………」ピクッ

ユリーカ「………セレナ?」

マーマネ「え?」

カキ「え?」

リーリエ「え?」




ミヅキ「………リラ…あの女がこの時間軸に!?」

サトシ「なぁ、リラってフロンティアブレーンのリラか?」

ミヅキ「え?サトシくん知ってるの?」

サトシ「ああ、さっきのハルカとホウエンを旅してた時に知り合ったんだ」

サトシ「この前もメレメレ島でたまたま会って、俺に魔法少女の事を教えてくれたのもリラなんだ」

ミヅキ「!?」

サトシ「ミヅキもリラの事知ってるのか?」

ミヅキ「………………リラは魔法少女…」

サトシ「え?」

ミヅキ「リラは予知の能力が使える」

ミヅキ「そして他の時間軸では、その能力でリーリエが最悪の魔女になる未来を予知し……」

ミヅキ「リーリエが魔法少女になる前にリーリエをコロした女だよ」

サトシ「な………」

ピカチュウ「ピ!?」

ミヅキ「………ロトム図鑑。何故リラの話を私達に…?」

ロトム図鑑「>>375」


375: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 09:33:11.82 ID:lKu6c5GGO
戦力になるからよかれと思って

376: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 12:43:12.77 ID:UC19HfV5O
ロトム図鑑「ミヅキ。キミはリラを止める戦力になると思いロト」

サトシ「?」

ロトム図鑑「リーリエはこの宇宙を救うエネルギー原としてとても優秀な逸材ロト」

ロトム図鑑「ボクとしてもリーリエが魔女になる前に死なれては困るロト」

ミヅキ「君は相変わらずだね。ロトム図鑑」

ミヅキ「君とはきっと何度ループしようがわかりあえないだろうね」

ロトム図鑑「だが、お互いのリーリエを死なせたくないという結論は一致しているロト」

ロトム図鑑「ボクからもリラにはやめるよう忠告したロト。だがリラもキミと同じでボクの話を聞こうとしない」

ロトム図鑑「キミも他の時間軸でリラに会っているなら知っているだロト?」

ロトム図鑑「リラは恐らく、リーリエを除けば最強の魔法少女」

ロトム図鑑「更にリラの側にはマイと言う魔法少女も居るロト」

サトシ「マイだって!?」

ミヅキ「マイも知ってるのサトシくん?」

サトシ「あ、ああ…」

ミヅキ「マイは鋭い爪を武器に、相手の速度を遅くする魔法を使う厄介な魔法少女だ」

ミヅキ「リラにマイか……」

ロトム図鑑「ミヅキ。キミは刻をループし、リラやマイに会っている。多少なりとも対処法があるかと思い忠告しに来たロト」

ミヅキ「……………」

ロトム図鑑「更にリラは今リーリエを討伐する為に各地から魔法少女を集めているロト」

ミヅキ「!?」

ロトム図鑑「リラは人数が集まり次第、魔法少女狩りを開始するだロトね」

サトシ「魔法少女狩りだって!?」

ロトム図鑑「まぁ、キミ達がどうしようと必ずリラ達はリーリエをコロす為に襲ってくるだロト」

ロトム図鑑「ミヅキ。キミにも否応なしに手伝って貰う事になるだロト」

ロトム図鑑「宇宙を護る為の戦いを」

ミヅキ「………………」

ミヅキ「>>378」


377: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 14:32:08.96 ID:jBK8K99uo
私が護るのはリーリエ達だってこと記録しておくことね

378: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 14:43:05.51 ID:mpanxVyj0
安価↑+私を雇うと言うの?、代価は何?、悪いけど無法奉仕する気はないはよ

382: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 19:03:52.58 ID:2/B1st+KO
ミヅキ「宇宙を護る戦い……」

ロトム図鑑「そうロト。リーリエを守るという事はすなわち宇宙を護るという……」

ミヅキ「宇宙を護る戦いとやらに私達が参加するというならそれなりの代価はもらわないとね?」

サトシ「ミヅキ?」

ミヅキ「私に無料奉仕しろとでも言うのかな?」

ロトム図鑑「ミヅキ……キミはいったい何を言っているロト?」

ロトム図鑑「キミ達がリーリエと一緒にいる限りリラ達は…」

ミヅキ「私はその宇宙を護る戦いとやらに参加するつもりはない」

ミヅキ「私は友達のリーリエを守る為に戦うんだ!」

ミヅキ「どうしてもその宇宙を護る戦いとやらに参加させたかったら、マオ達を生き返らせて、2度とリーリエに近づかないくらいの代価はくれないとね」

サトシ「ははっ」

ピカチュウ「ピカピカ!」

ロトム図鑑「………そんなのただの屁理屈ロト…」

ミヅキ「全然違うよ?」

サトシ「そうだな。俺達は宇宙のエネルギー源のリーリエを護る為に戦うんじゃない」

サトシ「友達のリーリエを助ける為に戦うんだからな」

ピカチュウ「ピ!」

イーブイ「ブイ!」

ロトム図鑑「…………リカイフノーリカイフノー」

ミヅキ「情報ありがとロトム図鑑。用が済んだらとっとと消えてね」

ロトム図鑑「………まぁいいロト…どの道リーリエが死ななければいいだけの話、結論は同じだロトからね……」ヒューン

サトシ「行ったな……」

ミヅキ「とにかくリラ達の事をみんなに話さなきゃ!ポケモンセンターに行こう、サトシくん!」

サトシ「ああ!」ズルズル


ポケモンセンター

ユリーカ「今、セレナって言った?」

マーマネ「え?」

リーリエ「ユリーカちゃん…セレナさんのお知り合いなんですか……?」

ユリーカ「まーね」

カキ「いったいどういう知り合いなんだ?」

ユリーカ「>>383」

384: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 19:07:05.99 ID:7Sl/XoeA0
昔、お兄ちゃんとサトシと一緒にカロスを旅した仲間だよ

385: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 19:44:48.37 ID:2/B1st+KO
ユリーカ「うん、さっきお兄ちゃんと一緒に旅した事あるって言ったでしょ?」

ユリーカ「セレナはお兄ちゃんやサトシって人と一緒にカロス地方を旅した時に仲間なんだよ!」

デデンネ「ンネ!」

カキ「サトシと……」

ユリーカ「セレナの知り合いだったんだ!セレナは元気にしてた?」

マーマネ「え……その……」

ユリーカ「ん?」

カキ「……………」

リーリエ「セレナさんは……亡くなりました……」

ユリーカ「…………え?」

リーリエ「ですが、私達は今からセレナさんや友達を生き返らせる為に伝説のポケモンに会いに行くところなんです!」

リーリエ「良かったらユリーカちゃんも一緒に……」

ユリーカ「そっか、やっぱりセレナ死んじゃったか」

リーリエ「え!?」

ユリーカ「リラの予知通りだ。やっぱりリラは凄いなー」

カキ「おいおい、昔一緒に旅してた仲間が死んだんだぞ!?」

リーリエ「そうです!いくらなんでも酷いです!酷すぎです!」

ユリーカ「んー、確かにセレナが死んじゃったのはびっくりだけどね?」

ユリーカ「ユリーカはこれからリラと一緒に世界を救うんだ」

ユリーカ「そんな昔の話はどうでもいいよ」

リーリエ「この子何言って……」

カキ「リラ?予知?世界?何の話だ……?」

マーマネ「ねぇ……この子の眼……なんだかヤバいよ……」

ユリーカ「ユリーカはこれからリラ達と一緒に世界を滅ぼす怪物って奴をやっつけるんだ!」

ユリーカ「もうセレナとか小さな事はどーでもいいんだよ」

デデンネ「デンネデンネ」

ガチャ

サトシ「戻ったぞ!」

ミヅキ「みんな!少し話があって……」

サトシ「ん………ユリーカ?何でここに?」

ピカチュウ「ピ?」

リーリエ「サトシ……ミヅキさん……」

ユリーカ「……サトシ……」

ミヅキ「……サトシくん…何かヤバそうな雰囲気じゃない?」

サトシ「ユリーカ?何でアローラに居るんだ?」

ユリーカ「>>387」

387: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 19:50:40.69 ID:gOgagoTIO
リラと一緒に世界を救いに来たの!

388: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 20:01:24.31 ID:2/B1st+KO
ユリーカ「サトシ!ユリーカはね、リラと一緒に世界を救いに来たの!」

サトシ「リラだって!?」

ミヅキ「サトシくん……この子…魔法少女だ」

サトシ「え!?」

ピカチュウ「ピ!?」

サトシ「おい、ユリーカ!魔法少女って……」

サトシ「それに何か様子が変だぞ?」

サトシ「シトロンはどうしたんだよ?」

ユリーカ「お兄ちゃん?さーね」

サトシ「さーねって……」

ユリーカ「とにかくさ、無駄話はもうおしまい!」

ユリーカ「リラや私の邪魔するならサトシでもコロすよ?」

デデンネ「デンネ!」

サトシ「ユリーカ……」

ピカチュウ「ピピカ……」

ミヅキ「…………この子の眼……」

ユリーカ「まぁ、ユリーカも子供じゃないからね。こんな人目のつくところで暴れないよ」チラッ

ユリーカ「じゃーね、バイバイ!サトシ、ピカチュウ!」フリフリ

デデンネ「デンネー」フリフリ

サトシ「おい、ユリーカ!ちょっとまっ……」

ミヅキ「サトシくん!」ガシッ

サトシ「ミヅキ……」

ミヅキ「>>389」


389: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 20:12:10.52 ID:zvkTWYIE0
今は皆を救うのが先

391: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 20:38:22.35 ID:2/B1st+KO
ミヅキ「今は皆を救うのが先だ」

ミヅキ「それにあの子の目は本気だ。止めようとしても無駄だよ」

サトシ「………ああ、そうだな。わかったよ……」

ピカチュウ「ピカ……」

リーリエ「……いったいどういう事なんですか……?」

カキ「さっぱり話についていけん……」

マーマネ「同じく……」

ミヅキ「…………みんな、話があるんだ」

・・・・・・

・・・・

・・・

・・



リーリエ「私が世界を滅ぼす……?」

カキ「……そのリラって奴の予知能力だかは確かなのか?」

ミヅキ「たぶんね」

マーマネ「そういえば……ユリーカちゃんもセレナが死ぬ事を予知で教えてもらってたって言ってたね……」

サトシ「ユリーカ……あんな奴じゃなかったハズなのにどうして……」

ピカチュウ「ピ……」

ミヅキ「でも、ユリーカがリーリエを狙わなかったって事は、恐らくユリーカはリーリエが標的だって事は知らないハズ」

カキ「そうだな……それにリラ達が向こうから狙ってくるとわかるなら、それなりに対策も立てれる」

ミヅキ「それにロトム図鑑の話だとリラ達はまだ仲間集めの最中らしいんだ」

ミヅキ「ユリーカもリラの元へ向かうところだとしたら、まだ仲間集めの途中と見ていい」

ミヅキ「リラ達もそんなすぐには動かないハズ…」

マーマネ「ヘタにこっちから動くよりは、当初の目的のフーパを目指した方がいいかもね」

ミヅキ「そうだね」

リーリエ「ミヅキさん……」

ミヅキ「リーリエ、安心して?リラ達が襲ってきても私達がついてるから!」

リーリエ「>>393」


393: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 20:46:04.19 ID:DpK11SKdO
不安なのでずっと私の側にいて下さい
お風呂の時もトイレの時も寝る時のベッドの中もおはようからおやすみまでずっとお願いします

394: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 21:01:55.53 ID:2/B1st+KO
リーリエ「ミヅキさん…」

ミヅキ「どうしたのリーリエ?」

リーリエ「私、とても不安なのでずっと一緒に居て下さい!」

リーリエ「トイレもお風呂も寝る時も、おはようからおやすみまでずっとお願いします!」フンス

ミヅキ「えー、トイレまではちょっと……」

リーリエ「お風呂と寝る時は?」

ミヅキ「…………変な事しないなら…」

リーリエ「よっしゃ!」ガッツ

サトシ「良かったなリーリエ!」

マーマネ「(百合最高や)」

カキ「ホシは最近反抗期で一緒にお風呂に入ってくれないし、寝てもくれないんだよなぁ」ハァ

サトシ「カキ、さすがにそこまでいくとヒクぜ?」


翌日

サトシ「よし!みんな出発しようぜ!」

ピカチュウ「ピカ!」

カキ「おう!」

マーマネ「眠い~」ゴシゴシ

リーリエ「ほらっ!マーマネ!しっかリーリエしてください!」テカテカ

サトシ「あれ?ミヅキは?」

マーマネ「まだ寝てるんじゃない?」

サトシ「よし、俺起こしてくるぜ!」ダッ

ピカチュウ「ピカッ!」ダッ

リーリエ「あ!サトシ!レディの部屋に勝手に………」


ミヅキ&リーリエの部屋

ミヅキ「うーん、ムニャムニャ」

サトシ「おーい、ミヅキ!起きろー!出発するぞ~」ユサユサ

ミヅキ「>>396」

396: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 21:14:44.40 ID:wa85avmh0
えっ?リーリエの本命は古代のプリンセスちゃんなの・・・?
あれだけ私にアプローチしてたのに私とは遊びだったんだ・・・

398: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 21:24:28.05 ID:2/B1st+KO
ミヅキ「えーリーリエ?リーリエの本命は古代のプリンセスちゃんなの?」ムニャムニャ

ミヅキ「あれだけ私にアプローチしてた癖に。私とは遊びだったの?」ムニャムニャ

サトシ「?」

ミヅキ「諦めなよリーリエ。あのアングリーちゃんはサトシくんを……」ムニャムニャ

サトシ「おーい、ミヅキー?」ユサユサ

ミヅキ「はっ!?」バッ

サトシ「うおっ!」

ピカチュウ「ピ!?」

ミヅキ「夢か…_」

ミヅキ「あ、おはよーサトシくんピカチュウ」ボー

サトシ「あ、ああ……もうみんな待ってるぜ?」

ミヅキ「はーい」ボー



サトシ「さ、行くか」

ミヅキ「(何か嫌な夢みた気がする……)」

リーリエ「どうしたのですかミヅキさん?」

ミヅキ「……ねぇ、リーリエ…もし、可愛くて小さくてあんぐりな子が居たとしてさ」

リーリエ「はい?」

ミヅキ「その子と私だったらどっちがいい?」

リーリエ「>>399」

399: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 21:31:52.57 ID:7Sl/XoeA0
は?そんなのミヅキさんに決まっているじゃないですか!(どっちもありですね)

400: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 21:46:37.49 ID:2/B1st+KO
リーリエ「そんなのミヅキさんに決まってるじゃないですか!(どっちもアリですね)」キリッ

ミヅキ「リーリエ!」

サトシ「おーい、何してんだ二人共?」

カキ「もう出発するぞ」

ミヅキ「うん♪」

マーマネ「ご機嫌だねミヅキちゃん」

ミヅキ「まーね♪」


ポニの原野

サトシ「よし、こっから彼岸の遺跡まで一気に行こうぜ」

マーマネ「でも遺跡まで、まだ結構あるね」

(コッカライセキマデノアンナイハワタシニマカセテ)

カキ「これは!?」

リーリエ「脳内に直接!?」

テテフ(コケッコーカラハナシハキイタワヨ!)

テテフ(ワタシハカプ・テテフ)

テテフ(ワタシガアナタタチヲレヒレチンノトコロマデアンナイシテアゲル♪)ウインク

ミヅキ「嘘!?カプ・テテフって…」

マーマネ「アーカラ島の守り神じゃなちか!?」

サトシ「守り神?すっげー!」

リーリエ「可愛い守り神さんですね」

カキ「>>402」

401: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 21:48:08.78 ID:oE54IK0VO
マイシスター!

402: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 21:58:39.58 ID:zvkTWYIE0

404: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 22:49:50.66 ID:2/B1st+KO
カキ「マイシスター!」

テテフ(ハ?)

カキ「す、すまない……妹系の子を見るとつい……」

ミヅキ「相手神様なんだけど……」

マーマネ「それ以前にポケモンなんだけど……」

リーリエ「これだからディグダ持ちは……」

テテフ(キモッ)

カキ「な………」ガーン

テテフ(マッタク……)

テテフ(ソレヨリモハヤクレヒレチンノトコロ二イクワヨ)

ミヅキ「行くってどうやって?」

マーマネ「まさかワープ?」

テテフ(ソンナワケナイデショ)

テテフ(ワタシノサイコフィールドデイクノヨ)

リーリエ「サイコフィールドでですか?」

テテフ(ソ♪)

テテフ(ワタシタチマモリガミノフィールドハトクベツデネ)

テテフ(ガイキノエイキョウヲウケズニイドウデキルノヨ)

テテフ(トーゼン、ウルトラスペース……マジョノケッカイモネ)

ミヅキ「……凄い…」

リーリエ「可愛いだけではないのですね」ホクホク

カキ「さすがテテフだ!」バッ

テテフ(ヨルナヘン  )

テテフ(サァ、ソートキマッタラハヤク……)

サトシ「あ、あの…」ハイ

テテフ(ン?)

サトシ「おしっこ行ってもいい?」ハハ

ピカチュウ「ピー」ハァ

テテフ(ハヤクイッテコイ)

405: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 22:50:59.65 ID:2/B1st+KO
リーリエ「全く、サトシは緊張感がないですね!」プンプン

ミヅキ「ふふっ、サトシくんらしくていーじゃん」

リーリエ「ミヅキさんは甘いです!」

カキ「テテフ、お兄ちゃんって呼んでくれないか?」

テテフ(イヤ)

「おや、こんな所にアーカラ島の守り神様とは」

テテフ(?)

クチナシ「おじさんびっくりだよ」

カキ「?」

マーマネ「あなたはまさか……」

ミヅキ「え?」

マーマネ「ウラウラ島の島キングクチナシさん!?」

リーリエ「な……」

カキ「島キングだと!?」

クチナシ「…………………」

マーマネ「島キングのクチナシさんがこんな所で何を!?」

クチナシ「>>407」

406: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 22:55:53.79 ID:zvkTWYIE0
ハプウの奴が最近変な生物に魔法少女とかいうのになれと迫られてるらしくてな、様子を見に来た

407: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 23:06:44.27 ID:CMSW9aCv0

408: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 23:24:06.02 ID:2/B1st+KO
クチナシ「実は最近ハプウの奴から相談を受けててな」

ミヅキ「ハプウ?」

マーマネ「この島の島クイーンだよ」

クチナシ「何でも……魔法少女がどうとか……」

リーリエ「魔法少女………」

ミヅキ「ロトム図鑑のやつ……島クイーンまで…」

リーリエ「クチナシさん。そのハプウさんは今どちらに?」

クチナシ「彼岸の遺跡だ」

カキ「彼岸の遺跡!?」

ミヅキ「クチナシさん!私達、丁度彼岸の遺跡に向かっているんです」

ミヅキ「良ければご一緒しませんか?」

クチナシ「いいのかい?」

マーマネ「当然です!」

テテフ(マ、ヒトリフエタトコロデモンダイナイワ)

クチナシ「守り神さんがいるなら心強い。悪いが一緒に行かせてもらうかな?」

ミヅキ「こちらこそ、島キングのクチナシさんが一緒なら心強いです!」

クチナシ「あ~、それとな」

リーリエ「?」

クチナシ「おじさん、ある女の子を探してるのよ」

カキ「女の子?」

クチナシ「あぁ……その子はある日忽然と姿を消した。もう1ヶ月になる」

マーマネ「姿を消した…?」

リーリエ「どんな子ですか?」

クチナシ「……エーテルハウスっていうところの子でな」

クチナシ「そこは親が居ない子供達の住む家だ」

クチナシ「その子は自分も親がいないにも関わらず、ハウスの子供達の面倒をみてた」

クチナシ「笑顔がとても可愛い子でな、チーズがとても大好きだった」

ミヅキ「(まさか……)」

クチナシ「そんな子がある日突然何も言わずに姿を消したのよ」

クチナシ「ハウスの子供達もおねーちゃんおねーちゃんって毎日泣いててな」

クチナシ「実際おじさんもあの子の笑顔には救われてた。何とかして見つけてやりたいのよ」

マーマネ「クチナシさん……」

カキ「突然姿を消した?」

リーリエ「まさか……魔女の仕業?」

クチナシ「?」

ミヅキ「………………」

ミヅキ「クチナシさん、みんな」

ミヅキ「話があるんだ」

409: ◆REaanJQDzE 2017/02/15(水) 23:42:17.01 ID:2/B1st+KO
クチナシ「なるほどね」

クチナシ「魔法少女…魔女…ロトム図鑑、奇跡、そしてタイムループか」

クチナシ「にわかには信じられない話だが、ハプウの言っていた事とも繋がる」

ミヅキ「ありがとうございます」

クチナシ「で、それとあの子になんの関係が?」

ミヅキ「クチナシさん、その子の名前はアセロラと言いませんか?」

クチナシ「!?」

カキ「アセロラ?」

マーマネ「アセロラってまさかキャプテンのアセロラちゃん?」

ミヅキ「そうだよ。クチナシさん、私はループした時間の中でアセロラとは何回か会っています」

ミヅキ「魔法少女の仲間として」

クチナシ「なんだと!?」

リーリエ「アセロラさんが魔法少女……?」

マーマネ「じゃあ、ミヅキちゃん!この時間のアセロラさんの居場所は予想つかないの?」

ミヅキ「……………………」

マーマネ「………ミヅキちゃん?」

クチナシ「?」

「この時間でもアセロラと会ったとはっきり言ったらどうロトかミヅキ?」

ミヅキ「!」

カキ「ロトム図鑑!?」

クチナシ「こいつがロトム図鑑?」

リーリエ「ミヅキさん、アセロラさんと会った事があるとはどういう事ですか……?」

ミヅキ「……………」

ロトム図鑑「ミヅキだけじゃない。リーリエもアセロラとは会ってるロト」

リーリエ「……?どういう事ですか?」

ロトム図鑑「キミ達はスイレンの件で学んだハズロト。魔女の正体が魔法少女だと」

カキ「?どういう事だ……?」

ミヅキ「…………リーリエは魔女ミミッキュを覚えてる?」

カキ、マーマネ「?」

リーリエ「ええ、忘れもしません。マオを食いコロした魔女ですよね?」

リーリエ「…………まさか?」

ミヅキ「……あのミミッキュの魔女がアセロラだよ」

カキ「な……」

マーマネ「そんな……」

リーリエ「……………!!」

クチナシ「>>411」


411: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/15(水) 23:54:26.64 ID:VpWVnxf70
あ、あいつが魔女……?人を……コロしたって?

413: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 00:13:08.91 ID:bAzpTgt5O
クチナシ「あの子が魔女だと!?しかも人をコロしたっていうのか!?」

クチナシ「そ、そんな馬鹿な話……」

マーマネ「落ち着いてくださいクチナシさん!」

ロトム図鑑「事実ロト」

ミヅキ「ロトム図鑑……!」

リーリエ「そんなの……あんまりです……」

ロトム図鑑「それとミヅキ。キミは一つミスを犯しているロト」

ミヅキ「?」

ロトム図鑑「キミは何度も時間を繰り返したせいで膨大なグリーフシードを手に入れた」

ロトム図鑑「そう、有り余って使いきれない程の」

ロトム図鑑「本来使わないグリーフシードは魔女の孵化返りを抑える為にボクの中に保管するべき物」

ロトム図鑑「だが、キミはボクを頼らない。」

ロトム図鑑「キミの手に入れたグリーフシードはキミの時間ループと共に孵化の時間もリセットされているみたいロトが……」

ロトム図鑑「キミ、この時間軸で手に入れたアセロラとスイレンのグリーフシードはどうしたロト?」

ミヅキ「……まさか!?」

ロトム図鑑「グリーフシードの孵化に早い遅いはあるとは言え、ミミッキュの孵化はかなり早い方みたいロトね」

ミヅキ「くっ……早くグリーフシードの浄化を……」

ロトム図鑑「もう遅いロト」

ミヅキ「!?」

ロトム図鑑「良かったロトねクチナシ。アセロラに会えるロトよ」

クチナシ「あ?」

ロトム図鑑「魔女として終わらない苦しみを味わい続けるアセロラに」

ミヅキ「……ミミッキュのグリーフシードが無い……」

ロトム図鑑「それは海の民の村で会った時にプレゼントしてきたロト」

ミヅキ「?」

ミヅキ「……まさか…」


サトシ「ふぅ……すっきり……」

ピカチュウ「ピー……」

サトシ「さてと、早くみんなのとこに戻ろうぜ」

ピカチュウ「ピ!」

グニャ~~~

サトシ「?景色が……」

ピカチュウ「ピ?」

ミミッキュ(………………)

ミミッキュ(>>414)

414: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/16(木) 00:20:56.80 ID:BP43ljFl0
ピカチュウ・・・ミテルダケデナゼカイライラスル・・・

415: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 00:40:36.64 ID:bAzpTgt5O
サトシ「ここ…ひょっとして魔女の結界か?」

ピカチュウ「ピカ?」

ミミッキュ(…………………)

サトシ「て事はあれが魔女か……」

ミミッキュ(ピカチュウ、ミテルダケデナゼカイライラスルノ)

ミミッキュ(………とっても…アングリー!)クワッ

サトシ「来るぞピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカ!」


ミヅキ「カプ・テテフ!」

テテフ(ハナシワキイタワ!)

カキ「ミヅキ、どうしたんだ!?」

ミヅキ「……急がないと、サトシくんとピカチュウが危ない!」



ミミッキュの結界内

サトシ「ピカチュウ!10万ボルト!」

ピカチュウ「ピカー!」ビリビリビリ

ミミッキュ(………………)キンキン

ピカチュウ「ピ!?」

サトシ「やっぱ効かないか………」

ミミッキュ(ピカチュウ!シネ!)グワー

サトシ「避けろ!」サッ

ピカチュウ「ピ!」サッ

ドカッ

ミミッキュ(………………)シュルシュル

サトシ「いったいどうすれば………」

ミミッキュ(ピカチュウ……シネ……タス…ケ…テ…)

サトシ「え?」

ピカチュウ「ピ……」

ミミッキュ(タスケテ……)

サトシ「そうか……あの子もスイレンと同じか……」

ミミッキュ(タスケテ……)シュウウ

サトシ「………シャドーボール……」

ピカチュウ「ピィ………」ビリリ

ミミッキュ(アアア……ピカチュウ……シネ……)ボンッ

ピカチュウ「ピ……」

サトシ「>>417」

417: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/16(木) 00:45:55.00 ID:fuoeUbOh0
リラ?その格好は・・・
俺を助けにきてくれたのか?

418: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 01:12:10.39 ID:bAzpTgt5O
「金縛り」

ミミッキュ(ア………)ピキ

サトシ「え?」

ピカチュウ「ピ?」

リラ「大丈夫だったサトシ?」

サトシ「リラ!?何で?」

リラ「魔女の結界を見つけたから来てみたらまさかだよ」

サトシ「俺を助けてくれたのか?」

サトシ「その格好……それに水晶色のソウルジェム……」

サトシ「リラ……やっぱり…」

リラ「……………どうやらロトム図鑑から話は聞いてるみたいだね」

リラ「でも、話は後」

ミミッキュ(ア、アングリー!)ビキビキ

リラ「まずはこいつを倒すよ」

サトシ「待ってくれリラ!」

リラ「?」

サトシ「そいつ…元魔法少女なんだ。さっきから助けてって言ってるんだよ!」

リラ「?だからなに?魔女はコロすべきだよ」

ミミッキュ(アングリー!)グワッ

サトシ「リラ!」

リラ「ふふっ、サトシは優しいね。でもね、魔女が魔法少女に戻るなんて奇跡はおきないんだよ」

リラ「サイケ光線」ビー

ミミッキュ(ア………)ブルブル

サトシ「…………!」ダッ

リラ「!?」

ミミッキュ(!?)

サトシ「くっ!」バッ

リラ「ちっ………」クイッ

スカッ


ドンッ

ピカチュウ「ピ……」フゥ

サトシ「ふぅ……サンキューリラ……」ヘナヘナ

リラ「サトシ!何をやってるんだ!魔女を庇うなんて……」

ミミッキュ(おくちあんぐり)ガバッ

リラ「!」

リラ「サトシ!後ろ!」

ピカチュウ「ピカピ!」

サトシ「え?」

419: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 01:13:14.90 ID:bAzpTgt5O
ミミッキュ(あんぐり!)グワッ

サトシ「うっ…」サッ

ミミッキュ(あん…………)ピタッ

リラ「!?」

サトシ「………え?」

ミミッキュ(あ……あ…)ピタッ

ミミッキュ(>>421)

421: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/16(木) 01:33:03.53 ID:x5bGZBjy0
よく寝た~…あれ、なんでこんな姿に!?オクチアングリー

422: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 09:20:23.60 ID:bAzpTgt5O
ミミッキュ(ふぁー、ヨクネタ)

ミミッキュ(わ、私……なんでこんな姿に……)オクチアングリ

ミミッキュ(あ…あぁ……)プルプル

リラ「(馬鹿な……魔法少女の時の意識と魔女の意識が戦ってる!?)」

ピカー

サトシ「!」

サトシ「カプ・コケコから貰ったZリングが光ってる……」

サトシ「……………」スッ

ミミッキュ(あ………)プルプル

サトシ「そっか……あの子の心に共鳴して光ってるんだな」

サトシ「いくぜピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカッ!」バリバリ

ミミッキュ(!?)

サトシ「俺達のゼンリョク」
ピカチュウ「ピーカー」バリバリバリ

リラ「いくらZ技でも魔女に通用するわけが……!」

サトシ「スパーキングギガボルト!」
ピカチュウ「チュウーーー!!」ドォーン

ミミッキュ(ア…………!!)バリバリバリ

リラ「!?」

リラ「ミミッキュのグリーフシードの穢れが!?」

リラ「浄化されて紫色のソウルジェムに戻っていく!?」

ミミッキュ(あ……あ……)シュウウ

リラ「ミミッキュの結界が晴れていく……」

アセロラ「ふぁ…………」シュウウ

アセロラ「………………」ヒュー

サトシ「おっと」ガシッ

ピカチュウ「ピ!」

アセロラ「ふぁ?あれ……私……」

リラ「(馬鹿な……Z技で魔女の呪いを吹き飛ばしたの……?あり得ないよ…)」

リラ「魔女が魔法少女に戻るだなんて……」

サトシ「大丈夫か?」

ピカチュウ「ピ?」

アセロラ「>>423」



423: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/16(木) 09:45:17.63 ID:4Fadf9HYO
ピカチュウ!シネ!

424: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 11:45:29.83 ID:bAzpTgt5O
アセロラ「ピカチュウ!しね!」ポカッ

ピカチュウ「ピッカァ……」

アセロラ「ふぁ…ごめんね、つい……」

サトシ「(まだ魔女化の影響が残ってるのかな?)」

アセロラ「……なんか…怖い夢を見てた気がするの……」

サトシ「…………大丈夫、もう終わったよ」ナデナデ

アセロラ「ふぁ……」

ピカチュウ「ピ!」

リラ「……………」

ミヅキ「サトシくん!」タッタッタ

カキ「無事かサトシ!」タッタッタ

サトシ「みんな……」

アセロラ「ふぁ……」

マーマネ「あれ…?その子は?」

アセロラ「?」

ミヅキ「アセロラ!なんで!」

カキ「この子がアセロラか?アセロラは魔女だったんじゃあ……」

ミヅキ「まさか、魔女から魔法少女に戻ったの!?」

アセロラ「ふぁ?」

サトシ「ははっ、まぁ、色々あってな」

ピカチュウ「ピカピカ」

リーリエ「……………」ジーッ

アセロラ「?」

リーリエ「>>425」

425: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/16(木) 12:32:57.76 ID:zegcTbRYo
もっと早く、わかってれば……ううん
それよりも……gff

426: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 12:48:52.16 ID:bAzpTgt5O
リーリエ「もっと早くわかっていれば……」

リーリエ「ううん……それよりも……」

リーリエ「ぐふふ…アセロラ。好みのタイプですね」ジュルリ

アセロラ「ひぃ…」ゾクッ

ミヅキ「リーリエ……?」

クチナシ「おい、どうなったんだ!」

アセロラ「ふぁ?おじさん?」

クチナシ「………………!」

クチナシ「…………………」ギュッ

アセロラ「ふぁ?痛いよおじさん……」

クチナシ「まったく……心配かけやがって……」ギュウ

アセロラ「………ごめんね、おじさん…」ギュウ

サトシ「へへっ」

ロトム図鑑「魔女が魔法少女に戻るなんてありえないロト……」

テテフ(アノコノZリングハコケコカラモラッタリング……)

テテフ(タシカニココロトキョーメイシチカラヲタカメルサヨウハアル……デモ……)

サトシ「良かったな!アセロラ!」

アセロラ「うん!ありがとうサトシ!」

ピカチュウ「ピカピカ♪」

テテフ(コレハキセキトシカイイヨウガナイワネ……)

リラ「……………」

ミヅキ「!?」

ミヅキ「リラ!?何故ここに?」

カキ「こいつがリラ……」

マーマネ「(綺麗な人だな)」

リーリエ「この人が………」

ミヅキ「リーリエ!下がって……」サッ

リラ「………………」

リラ「>>427」

427: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/16(木) 12:56:54.45 ID:39R9f+zWO
今のは……?ボクの予知になかった……未来が読めなく……(錯乱)

429: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 19:10:18.57 ID:5J37CGxyO
リラ「(今のは……魔法少女が魔女に戻るなんてボクの予知には無かった……)」

リラ「(ボクが未来をよみ間違えたのか……?)」

ミヅキ「リラ!」

リラ「…………………」

リラ「今回ボクはこの結界の魔女を狩りに来ただけだ」

リラ「戦いは今度にしようよイレギュラー」

ミヅキ「……………」

サトシ「リラ!」

リラ「!」

サトシ「助けてくれてサンキューな!」

ピカチュウ「ピカ!」

リラ「サトシ、君は本当に予想外な人だよ」フッ

リラ「テレポート」シュンッ

リーリエ「消えた…………」




クチナシ「悪いがおじさんは一度エーテルハウスに行くとする」

クチナシ「この子の生存報告をハウスの子達にしてあげたいんでな」ワシャワシャ

アセロラ「ふぁ」

サトシ「クチナシさん!今度俺とバトルしてください」

クチナシ「おう」

テテフ(ソロソロイクワヨ)

サトシ「おう!悪い!」

アセロラ「………おじさんごめんね」

クチナシ「?」

アセロラ「アセロラ、サトシ達と一緒に行くよ」

アセロラ「サトシ達のお友達を……アセロラみたいに苦しんでる魔法少女を今度はアセロラが助けたいんだ!」

クチナシ「……………」

サトシ「アセロラ……」

アセロラ「………おじさん?」

クチナシ「……次はちゃんとエーテルハウスに帰ってこいよ?」フッ

アセロラ「おじさん!」パアア

マーマネ「やったー!アセロラちゃんが仲間になったぞー!」

カキ「また騒がしくなるな」フッ

リーリエ「よっしゃー!」ガッツ

ミヅキ「り、リーリエ!?」ビクッ

アセロラ「よろしくね!サトシ、みんな!」

サトシ「ああ、よろしくなアセロラ!」

ピカチュウ「ピカ!」

アセロラ「うん♪」ニコッ

クチナシ「>>431」

431: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/16(木) 19:42:55.87 ID:zegcTbRYo
気を付けるんだぞ……特に貞操とか

433: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 20:02:50.54 ID:5J37CGxyO
クチナシ「なぁ、あんちゃん」

サトシ「はい?」

クチナシ「本当にありがとさん。この子を頼んでいいかい?」

アセロラ「ふぁ!////」

サトシ「はい!任せて下さい!」

アセロラ「ちょっとおじさん~!////」ポコポコ

クチナシ「ふっ」

リーリエ「ちっ!」

クチナシ「それと金髪のねーちゃん」

リーリエ「はい?」

クチナシ「浮気性は良くないとおじさん思うなぁ。愛する人を悲しませんじゃねぇよ?」

リーリエ「な、何の事デショウ……」ダラダラ

ミヅキ「?」

クチナシ「じゃーな、おじさんもう行くよ」

アセロラ「じゃーねおじさーん!」フリフリ

クチナシ「悪いがこの子とハプウを頼む」

サトシ「任せて下さい!」

クチナシ「気をつけるんだぞ?特に貞操とか」ガシッ

アセロラ「ふぁ?」

アセロラ「ねー、サトシー!ていそーってなに?」

サトシ「さぁ?」

ミヅキ「/////」

マーマネ「うっ……」マエカガミ

カキ「どうしたマーマネ!腹でも痛いのか?」

リーリエ「うっ……」ダラダラ

サトシ「リーリエが鼻血出したぞ!」

アセロラ「大丈夫ー?リーリエ!」

ギャー ギャー

テテフ(ヤレヤレ)

ミヅキ「あ!そうだ!」

一同「?」

ミヅキ「ロトム図鑑!」

ロトム図鑑「なんだロト?」

ミヅキ「君、ハプウさんに魔法少女になれって迫ったらしいね!」

ロトム図鑑「ああ、その事ロトか」

ミヅキ「ハプウさんはどうしたの…?」

ロトム図鑑「>>435」

435: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/16(木) 20:17:33.64 ID:BP43ljFl0
願いは自分で叶えるものじゃと言われた上にうっかり真実喋って何度もバンバドロに踏みつぶされたロト

437: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 20:29:57.87 ID:5J37CGxyO
ロトム図鑑「願いは自分で叶えるものだと言われた上に、魔法少女の事を聞くから真実を教えてやったら何度もバンバドロに踏み潰されたロト」

ロトム図鑑「お陰で何体も機体を無駄にしたロト」

カキ「さすが島クイーンだな」

マーマネ「ロトム図鑑ザマァww」

ミヅキ「これに懲りたら魔法少女の勧誘はやめる事だね」

アセロラ「ハプウさんすごいね~サトシ~」ニコー

サトシ「ああ、会ってみたいぜ」

リーリエ「わ、私もそう思いますアセロラ!」

テテフ(ソロソロシュッパツシマショ)



アローラ某所

ユリーカ「ねぇ、マイ。本当にここに魔法少女がいるの?」

マイ「リラの言う事だ。間違いないよ」



名前あり、未登場の少女トレーナー >>438


438: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/16(木) 20:30:27.27 ID:BP43ljFl0
マーシュ

439: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 20:55:42.01 ID:5J37CGxyO
マーシュ「あらあら、うちに何の用どすえ?」

ユリーカ「あー!あなたは!」

マイ「ユリーカ、知り合いなの?」

ユリーカ「うん!カロスのフェアリータイプ使いのジムリーダーだよ!」

マーシュ「おや?あんさんは確かサトシはんと一緒に居た……」

ユリーカ「うわぁ…セレナといい、世間は狭いんだねー」

デデンネ「デンネ」

マーシュ「で、何の用どす?」

マイ「これを見せたらわかるかな?」スッ

マーシュ「………黒色のソウルジェム……」

マイ「単刀直入に言うよマーシュ」

マイ「私達の仲間になって」

マイ「世界を救う為に」

マーシュ「ん~……いきなりそんな事言われましてもなぁ」

マーシュ「だいたい、魔法少女ゆうんは徒党を組む必要はあるんかいな?」

マーシュ「グリーフシードの取り合いで無駄な争いを生むだけちゃいますの?」

マイ「グリーフシードならあなたに優先的に譲ってあげてもいい。」

マイ「私達と手を組むなら、ね」

マーシュ「……………」

ユリーカ「ねぇ、マーシュさん!一緒にリラの為に、世界の為に頑張ろうよ!」

マーシュ「>>441」


441: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/16(木) 21:09:19.64 ID:MT5BXoIIO
    ∧__∧
    ( ・ω・)   いやどす
    ハ∨/^ヽ
   ノ::[三ノ :.、
   i)、_;|*く;  ノ
     |!: ::.".T~
     ハ、___|
"""~""""""~"""~"""~"

443: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 21:29:42.28 ID:5J37CGxyO
   ∧__∧
    ( ・ω・)   いやどす
    ハ∨/^ヽ
   ノ::[三ノ :.、
   i)、_;|*く;  ノ
     |!: ::.".T~
     ハ、___|
"""~""""""~"""~"""~"

マイ「………」

マーシュ「世界を救いはる?そんな曖昧なんじゃあ、動くに動けへんなぁ」

ユリーカ「マーシュさんワガママだなぁ」

マーシュ「それにリラとかいうんがあんさんらのリーダーなんやろ?」

マーシュ「仲間にしたいんなら、リラはんが直々に来るんが筋ちゃいます?」

マイ「………仕方ないわね」

ユリーカ「待ってよマイ!」

ユリーカ「マーシュさん、リラを馬鹿にした!ユリーカが行くよ!」

マーシュ「黄色のソウルジェム…」

ユリーカ「いっくよー!デデンネ!」

デデンネ「デンネ!」

ユリーカ「ユリーカハンマー!」ビリビリ

ドカッ

マーシュ「おやおや、野蛮どすなぁ」スッ

ユリーカ「!?」



マーシュの武器(かぶり無し) >>445


445: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/16(木) 21:45:19.33 ID:zegcTbRYo
芝刈り機

448: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 22:08:21.03 ID:5J37CGxyO
マーシュ「フレフワン!」

フレフワン「フワッ」キラーン

マイ「桜色のソウルジェム」

マーシュ「そっちがその気なら、こっちもやらせて頂くどす」ウイーン

ユリーカ「何あのいっぱい刃がついててごっつい武器!?」

マイ「まるで芝刈機みたい……」

マーシュ「これ、でっこうて嫌いなんやけどなぁ」

ユリーカ「スキあり!ユリーカハンマー!」ドスッ

マーシュ「マーシュ流妖精の風!」ヒラヒラ

キンッ

ユリーカ「!?」

マイ「桜の花びらでガードした……」

マーシュ「あ、ちなみにこの武器の事芝刈機とか言わんといてな」

マーシュ「うちはこの武器の事を野萵苣呼んどりますんで」

ユリーカ「知らないよそんなの」

マーシュ「少しお仕置きしてあげてーな野萵苣ちゃん!」

野萵苣「オクチアングリ」ギラン

ユリーカ「これは……ユリーカもゼンリョクでいくしかないかな?」ビリビリ

ユリーカ「ゴー!」ビリビリ

マーシュ「行くで!」ウイーン

「ストップ」

ユリーカ「これは…」ピタッ

マーシュ「……金縛り……」ギリギリ

リラ「仲間同士で潰し合うのはやめようよ」

ユリーカ「リラ!」

マイ「まったく、遅かったじゃないリラ…」

リラ「ごめんね、マイ、ユリーカ。色々あってさ」

マーシュ「(こいつがリラ……)」ギリギリ

リラ「>>449」

449: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/16(木) 22:15:31.18 ID:BP43ljFl0
君がマーシュか、普段の服も結構魔法少女みたいじゃないか

451: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 22:32:22.74 ID:5J37CGxyO
リラ「初めましてマーシュ。ボクがリラだ」

リラ「キミの事は調べさせて貰った。キミ、普段着もなんだか魔法少女っぽいよね」クスッ

マーシュ「あらあら、うち、デザイナーなんや。うちのセンスがわかるなんて見処あるなぁ」

ユリーカ「マイも普段着魔法少女っぽいよね」

マイ「うるさいよ」

リラ「マーシュは魔法少女のシステムはご存知かな?」

マーシュ「………は?」

リラ「ソウルジェムは魔法少女の魂であり本体。そしてボク達魔法少女はソウルジェムが穢れきると魔女となる」

マーシュ「な…………」

リラ「残念だけど真実なんだ。キミも思い当たるところはあるだろ?」

マーシュ「……………!」

マーシュ「ロトム図鑑め……!」ギリッ

リラ「ここからが本題だマーシュ」

リラ「ボク達はある少女を討伐する為に集まっている」

マーシュ「……ある少女…?」

リラ「そう、その少女は最強の魔法少女となり、やがて世界を滅ぼす最悪の魔女となる」

リラ「そうなる前にその少女を討伐する。それがボク達の目的"世界平和"だ」

マーシュ「なんであんさんにそんな事が……」

リラ「見えるんだよ。ボクには」ニコッ

マーシュ「………………!」ゾクッ

マーシュ「(こいつ……はったりやない……)」タラッ

リラ「その為にはキミの力も必要なんだマーシュ」

リラ「マーシュ。ボク達と一緒にやがて始まる魔法少女狩りに参加してくれないかい?」

マーシュ「魔法少女……狩り……?」

リラ「マーシュ。キミはボクが救おう」

マーシュ「>>453」

453: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/16(木) 22:49:43.41 ID:zegcTbRYo
だとしても人を狩ろうというのは短絡的で野蛮、と突っぱね

455: ◆REaanJQDzE 2017/02/16(木) 23:14:42.49 ID:5J37CGxyO
マーシュ「リラはん……あんさんの言う事はきっと真実なんでしょう…」

リラ「わかってくれたのかい?マーシュ」

マーシュ「……だとしてもどす」

リラ「?」

マーシュ「まだ魔法少女にもなっていない少女を脅威だからと狩るのは少し野蛮で短絡的ではないどすか?」

ユリーカ「こいつ……!」

マイ「待ちなさいユリーカ」

リラ「……不安要素はまだ芽が育たない内に狩るのは常識だろ?」

マーシュ「魔法少女狩り……参加するかどうかは、うちがその娘を直接この目で見て判断させて頂きます」

リラ「………わかったよマーシュ」

ユリーカ「リラ!」

リラ「ユリーカ、マイ行こう……」クルッ

リラ「いい答えを期待してるよマーシュ」

マーシュ「……………」

マイ「いいのリラ?」ボソッ

リラ「いいさ。これでマーシュが手を組まないと言うなら、その時はマーシュも狩ればいい話だからね」ニコッ



ポニの荒磯

テテフ(トウチャクヨ)

サトシ「やっとついたぜー!」ノビー

アセロラ「ついたよー!」ノビー

ピカチュウ「ピカー」ノビー

ミヅキ「ふふっ、サトシくんとアセロラ、すっかり仲良しだね」

カキ「だな」

リーリエ「お疲れ様です、ミヅキさん、アセロラ」

リーリエ「私が   ……肩を揉んであげましょうか?」

アセロラ「リーリエなんかやらしーから嫌!」ギュッ

サトシ「くっつくなよアセロラ」

マーマネ「(サトシしね)」

ミヅキ「私も遠慮しとくかな」

リーリエ「な……」ガーン

テテフ(コノサキデレヒレチンガマッテルワ。イキマショ)

ハプウ「NOJA!」ドーン

サトシ「………ん?誰だ?」

マーマネ「あー!噂の島クイーンのハプウさんだー!」

サトシ「マジ!?」

リーリエ「この方が……」

アセロラ「ふぁー」

ハプウ「>>457」

457: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/16(木) 23:25:22.69 ID:wQaR4ueA0
おー!お主がサトシか…ルカリオを連れた少女の言う通りピカチュウを連れとるの

458: ◆REaanJQDzE 2017/02/17(金) 00:08:54.02 ID:KVV/ePF5O
ハプウ「おー!お主がサトシか!ルカリオを連れた少女の言った通りピカチュウを連れておるの!」

ピカチュウ「ピカ?」

サトシ「ルカリオを連れた少女?」

ハプウ「おっと、ワシはこの島の島クイーンハプウじゃ!よろしく頼む!」

アセロラ「ふぁー!アセロラだよ!よろしくねハプウさん!」

ハプウ「む?」ジーッ

アセロラ「?」

ハプウ「お主ワシとキャラがかぶっておるの?」

アセロラ「ふぁ?」

マーマネ「(どこがだよ)」

リーリエ「うーん……」ジーッ

ハプウ「なんじゃ?」

リーリエ「(NOJAロリはポイント高いですが眉毛が……うーん、微妙…)」

リーリエ「及第点ですね」

ハプウ「なんかイラッときたのじゃ」

ミヅキ「あ、あのハプウさん。魔法少女の事は……」

ハプウ「うむ、全てあの喋る図鑑やカプ・レヒレから聞いておる」

サトシ「カプ・レヒレって……」

テテフ(コノシマノマモリガミノコトヨ)

ハプウ「全く許せん話なのじゃ!ワシも全面的にお主らに協力するのじゃ!」

サトシ「ははっ!」

アセロラ「やったー!」

ミヅキ「ありがとうございますハプウさん!」

ハプウ「うむ!」

テテフ(ハプウ。ソレデレヒレチンハ?)

ハプウ「カプ・レヒレはあの遺跡で待っておるのじゃ」

ハプウ「ついて参れ」

カキ「>>459」


459: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/17(金) 00:17:14.18 ID:inGIMGIJ0
ルカリオを連れた少女とやらは魔法少女なのか?

461: ◆REaanJQDzE 2017/02/17(金) 00:28:21.34 ID:KVV/ePF5O
カキ「なぁ、ハプウさん。そのルカリオを連れた少女とやらは魔法少女なのか?」スタスタ

ミヅキ「まさか!?」スタスタ

ハプウ「すまぬ。ワシは魔法少女ではないからわからぬ」スタスタ

カキ「そうか……」スタスタ

リーリエ「カキ……まさか私の身を心配して……」スタスタ

カキ「あの図鑑は見境ないからな。ホシに手でも出されたら大変だ」スタスタ

リーリエ「だろうな。しね」スタスタ

ミヅキ「まぁまぁリーリエ…」スタスタ

アセロラ「ふぁー!遺跡だー!サトシ!探検しようよ!」グイッ

サトシ「お!いいなそれ!」

ミヅキ「頼むからやめて」

ハプウ「ははっ!元気じゃのう!」

ミヅキ「ハァ……」

ハプウ「おっと、その辺は滑るから気をつけ……」ツルッ

ハプウ「NOJA?」スベー

リーリエ「ハプウさん!」

マーマネ「危ない!」ガシッ

ハプウ「お?」

マーマネ「大丈夫ですかハプウさん!」

ハプウ「>>463」


463: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/17(金) 00:31:42.57 ID:rJ8jkc4rO
キュン…

464: ◆REaanJQDzE 2017/02/17(金) 00:52:01.48 ID:KVV/ePF5O
ハプウ「キュン」

ハプウ「お、お主優しいの…マーマネじゃったか…?」ドキドキ

マーマネ「そ、そうですけど…」

ハプウ「お主?野菜とか好き?」ドキドキ

マーマネ「え?」

トゲデマル「トゲ…」

テテフ(ドウヤラナニカガハジマッタミタイネ)

リーリエ「おめでとーございますマーマネ」

サトシ「?」

アセロラ「?」

カキ「なぁ、カプ・レヒレはまだか?」

ハプウ「そうじゃった」

ハプウ「カプ・レヒレはこの先じゃ!」

ハプウ「さ、マーくんはワシの隣に♪」

マーマネ「(マーくん!?)」

アセロラ「じゃーサトシはアセロラの隣ね!」

サトシ「おう!」

リーリエ「ミヅキさん!私の隣に」

ミヅキ「はいはい」クスッ

カキ「テテフ~お兄ちゃんの隣に……」

テテフ(イヤヨ)

カキ「(ホシ…お兄ちゃん寂しいよ)」

ハプウ「さぁ、カプ・レヒレ!魔法少女達を連れて来たのじゃ!」

ピカー

マーマネ「光が!」

サトシ「ま、眩しい……」

アセロラ「ふぁー!」

ミヅキ「うっ……」

リーリエ「………………」サングラスソウチャク

カキ「ホシ……」

レヒレ(………………)

テテフ(ヒサシブリネ、レヒレチン)

レヒレ(>>466)

465: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/17(金) 00:57:29.67 ID:UmVlHIfOO
チョリース

466: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/17(金) 01:16:45.22 ID:ZfL30MB80

467: ◆REaanJQDzE 2017/02/17(金) 09:23:05.64 ID:Gayr6lMAO
レヒレ(チョリース!ミナサン)

ミヅキ「え…?」

カキ「これが守り神か……?」

サトシ「想像と違うな…」

マーマネ「なんかノリが軽くない?」

リーリエ「ギャルってやつですか?私苦手です」

アセロラ「ちょりーすレヒレちん!」ビシッ

レヒレ(オ、アンタノリイージャン。ナマエハ?)

アセロラ「アセロラだよレヒレちん!」

レヒレ(シクヨロアセロラサマ)

アセロラ「しくよろレヒレちん!」

リーリエ「アセロラ!そんな下品な喋り方したらダメです!」

アセロラ「え~」

テテフ(レヒレチン!ドーシチャッタノヨ!)

レヒレ(ア、テテフサマ)

テテフ(レヒレチン、チョーガツクホドマジメナセイカクダッタジャン!)

カキ「言われてみれば……」

ミヅキ「どことなくぎこちない気が…」

レヒレ(ダッテー、マモリガミノミンナガ、フーパサマノメンドーヲワタシニオシツケルカラー)

サトシ「あぁ…あいつの面倒は大変そうだもんな…」

マーマネ「真面目だからストレスでおかしくなっちゃったのか……」

テテフ(ウアア…!ゴメンナサイレヒレチン…)

レヒレ(ア、ハプウサマ。ミチアンナイゴクローサン)

ハプウ「うむ、オッケーキングなのじゃ」グッ

ミヅキ「(時代が…)」

レヒレ(ンジャ、フーパサマガ、ガチリンノサイダンデマッテルシ、アゲアゲデイッチャイマスカ?)

アセロラ「あげあげー♪」

サトシ「なんか調子狂うな……」

アセロラ「サトシもあげあげで行こうよ~」グイッ

サトシ「お、おう…」

ピカチュウ「ピカ……」

リーリエ「>>468」


次回 【ポケモン】ロトム図鑑「リーリエ。ボクと契約して魔法少女になってほしいロト!」 後編