1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/12(日) 11:05:57.62 ID:n4Ox+bkvo
ぐだ男「そういえば、新宿でのホームズの変装すごかったけど教授もあれぐらいの変装できるの?」
 
モリアーティー「藪から棒だなぁマスター!?まあ出来るけどね!むしろ私のほうが優れているすらあるネ!」
 
ホームズ「キミの変装と私の変装は用途が違くて一概にどちらが優れてるとは言い難い物だと思うが……まあ、いいか」
 
モリアーティー「ネェネェ見たい?私の凄い変装見たいよネ?ちょっと代わるから後ろを向いてくれたまえ!」
 
ぐだ男「あーこれ変装見せないと止まらないパターンっすね、わかったわかった」ウシロムキー
 
モリアーティー「……、よし、マシュ君マシュ君ちょっとこちらへ」
 
マシュ「?はい、なんでしょうか」
 
モリアーティー「ここに立って私のフリをするのを頼みたいのだが?」
 
マシュ「えっ、それは、その……変装は……?」
 
モリアーティー「変装は後日また別の機会に見せるよ、余興の様なものだし、楽しもうではないか、では、後は頼んだ!」
 
ホームズ「ああ、成る程、任されたよ」

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引用元: ぐだ男「いまだに成長期だと……?」 


 

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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/12(日) 11:07:24.71 ID:n4Ox+bkvo
ホームズ「ぐだ男君、準備が出来たよ」
 
ぐだ男「それじゃあ、拝見っと……」
 
ぐだ男「おお!マシュだ!」
 
マシュ「ええっと……、ど、どうかね、マスター、私の変装は、完璧だろう……?」///
 
ぐだ男「うん、すごいすごい、本物のマシュみたいだ!」
 
ホームズ「姿形は元より声も本人のものだろう?実は更にはなんと感触も本人のものなのだよ!確かめたくはないかい?」
 
マシュ「えっ」

ぐだ男「マジか!?そこまで行くと教授キモいけど凄いな!」 
 
ホームズ「さぁ、ぷにっと触って確かめてみたまえ!頬とか、頬とか!」

ぐだ男「アラフィフの頬ぷにぷにとかちょっと抵抗あるけどまあ、確かめるためなら」スッ 
  
マシュ「えっ、えっ!?」///

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/12(日) 11:41:14.18 ID:n4Ox+bkvo
ぐだ男「すげぇ指が埋もれてく、ふにふにだ……!」

マシュ「~~~!///」(声にならない)

ホームズ「おお……」

モリアーティー「おお……」カメラパシャパシャ

ゲオルギウス「おお……」カメラパシャパシャ

メディア「あら^~」カメラパシャパシャ

アンデルセン「くそっ、犯罪界のナポレオンめ、締め切り間近にこんな凶悪なネタをぶちこんでくるとは!」ガリガリ

ブーティカ「ちょっと、紙が無いからって食堂の机に直接文字を掘っちゃダメじゃない!?」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/12(日) 11:47:15.11 ID:n4Ox+bkvo
ホームズ「どうだった、ぐだ男君、触ってみた感想は?」

ぐだ男「最高でした」

マシュ「///」

ホームズ「そうか、それはよかった」

ぐだ男「でも……」ジー

マシュ「?」

ホームズ「?」


ぐだ男「いつものマシュよりちょっとぽっちゃりさんかな?」


マシュ「」

ホームズ「」

モリアーティー「」

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/12(日) 21:40:29.50 ID:VyZSPe0Yo
ジャンヌリリィ「ツインアーム・リトルクランチ・キック!」

ぐだ男「えっ、みんなどうしぐぼあっ!?」

ぐだ男「」

邪ンヌ「えー、それではこれよりマスター断罪の裁判を行います、では、判決、死刑」

モリアーティー「本人意識不明でこの判決、魔女裁判も真っ青だネ!」

ジャンヌリリィ「デリカシーのないマスターはお説教です!」

邪ンヌ「てか、なに他人事みたいに言ってんのよ、元はといえばあんたのせいじゃない、あんたたち全員死刑よ」

モリアーティー「」

ホームズ「えっ」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 03:42:42.53 ID:wMNlee7/o
マシュ「……ハッ、せ、先輩、大丈夫ですか!?」

邪ンヌ「あんたもあんなこと言われてよくそいつの心配できるわね、なんか思うとことかないの?」

マシュ「先輩は悪くありません、悪いのは自己管理を怠った私ですから!」

マシュ「こんな自分を律することも出来ない後輩は先輩のサーヴァントにはふさわしくありませんよね……」

邪ンヌ「やっぱ死刑だわこいつ」

マシュ「邪ンヌさん!?」

シェイクスピア「おお!少女の無垢なる献身が彼を追い詰めていく!いい感じにドロドロしそうですなぁ!」ガリガリ

ブーティカ「ちょっと、壁にも文字掘るの駄目だから!」


14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/13(月) 04:00:48.25 ID:wMNlee7/o
パラケルスス「マシュさん」

マシュ「あ、結構です」

パラケルスス「用件を言う前に断られるとは、信用されてませんね、私は悲しい……」

トリスタン「!?」

パラケルスス「まあ、冗談はさておき、ここに飲むだけで黄金率(体)になれるだろう薬があるのですが一本いかがですか?」

邪ンヌ「はぁ?そんな都合のいい薬なんてあるわけないじゃない、どうせなんかヤバい副作用でもあるんでしょ」

パラケルスス「まあ、あるにはあるのですがこのままカエサル氏になっていくよりかは良いかと」

邪ンヌ「なるかもしれないってだけじゃない、話にならないわね」

パラケルスス「本当にそうでしょうか、現在、カルデアの食料の大半は俵氏が担っておりますが」

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/14(火) 03:50:27.85 ID:EQm/OaQLo
パラケルスス「彼の宝具と言っても元は魔翌力、サーヴァントにはごく少量ですが霊基にダメージを与えていたのです、なにか心当たりはあるでしょう?」

邪ンヌ「……、ないわ、そんなの、こんな与太話に付き合う道理もなかったわ」

ジル「おお、ジャンヌ!此処にいらしたのですか!頼まれていた服の仕立て直し、しっかりとこなしてまいりました!」

ジル「しかしジャンヌよ、サーヴァントの身でサイズが変わるとは……成長でもしたのですかな?」

邪ンヌ「台無しよバカァ!」

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/14(火) 04:07:20.78 ID:EQm/OaQLo
メイヴ「ふふ、あの反転聖女ったら顔真っ赤にしてざまぁないわね!」

スカサハ「……のう、メイヴよ、なぜ今そのコートを羽織っているのだ?」

メイヴ「……」

スカサハ「……」

メイヴ「……言いたくないわ」

スカサハ「ふむ、そうか、そういえばすこしばかりこの部屋は寒いな、空調の温度を高くしてもらおう」

メイヴ「駄目よ」

スカサハ「……なぜだ」

メイヴ「……、そうやって自分の都合で他の人に負担をかけるのいけないとおもうの」

クーフーリン「ええ……、おまえがそれ言うのか……」

メイヴ「てか、寒いってなによ更年期障害かなにかかしら?」

スカサハ「……ほう、そうさな、最近は運動も控えておったからすこしばかり体も鈍っておってな、すこし手合わせに付き合ってもらおうか、貴様も運動が出来て好都合だろう?」

クーフーリン「は?むしろ最近は手合わせの回数増やしてるじゃねーか、あっ、もしかしてあのキャスターの言ってることってマジ」

スカサハ「おっと槍が滑ったァ!!!!」ゲイボルクオルタナティブー

クーフーリン「ぐああああっ」グサー

メイヴ「クーちゃんが死んだ!?」

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/14(火) 04:33:08.73 ID:EQm/OaQLo
食堂〈ワーワーギャーギャー

ダヴィンチ「いつも騒がしいけど今日は一段と騒がしいね」

マシュ「あっ、ダヴィンチちゃん、実は……」

ダヴィンチ「なるほど、……まずはマシュの不安を晴らすけど、マシュは成長期が来ただけだよ」

マシュ「えっ、成長期……ですか?」

ダヴィンチ「そ、俵氏の宝具は確かにサーヴァントにはすこしばかりカロリーが高いようなものだが生者にはそうではないんだ」

ダヴィンチ「むしろ生活習慣病が直ったとか体の調子がよくなったりといい報告ばかりだね、今のマシュは殆ど生身だからその恩恵を受けているはずだ」

ぐだ男「ううーん……」

モリアーティー「おっと、マスター目が覚めたかね?」

ぐだ男「うん、なんとか、一体なにが……」

モリアーティー「それはその、言いづらいのだが実はだね……」

ぐだ男「えっ」

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/14(火) 04:48:22.01 ID:EQm/OaQLo
ぐだ男「マシュごめん!」

マシュ「先輩!いえ、別に怒ってたりはしてないので頭をあげてください!」

ダヴィンチ「あ、ちょっと先に聞きたいんだけど、実はね、成長期だと言ったけどデータを並べるとちょっと発育が良すぎないかな?って思ってね、なにか心当たりがないか聞きたいんだけど」

マシュ「心当たりですか?特には……あっ」

フォウ君「フォウフォーウ」

マシュ「あの、フォウさん、もしかしてなのですが私を助けてくれたときなにかしましたか……?」

フォウ君「……」

マシュ「……」

フォウ君「フォフォーウ」(自我はないが何処と無くやってやったぜとでも言いたげな自信に満ち溢れた顔)

マシュ「」

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/14(火) 05:11:39.80 ID:EQm/OaQLo
ぐだ男「ふぅ、あれから騒ぎをおさめるためにいろいろ頑張ってもう夕飯の時間だ、まさかレオニダスブートキャンプが半年予約待ちになるぐらいにみんな色々気にしてたなんて……」

マシュ「ダヴィンチちゃんとバベッジさんが計算してエミヤさんとメニュー提案したりと忙しい一日でした」

ぐだ男「でも、本当に良いの?あんなこといったのに、ご飯を一緒に食べるだけで許してくれるなんて」

マシュ「はい、もともと先輩にはそんなに怒ってはいませんし……」

ぐだ男「そっかありがとう、今日の献立はなにかな?」

マシュ「はい、今日はリス鍋をつくってみました!」

おわり