料理

ガヴ｢……｣ｸﾞｰｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ

ガヴ｢お腹すいたしなんか食べるか｣ｶﾞﾁｬｯ

ガヴ｢うぇ、冷蔵庫ろくなもんないじゃん、カップ麺も切らしてるし｣ｶﾞｻｺﾞｿ

ガヴ｢そうだ、ちょうど時間も持て余してるんだし自分でなんか作るか｣

ガヴ｢>>16が食べたい、>>16を作るぞ｣

プリン

ガヴ｢甘いものが食べたい気分だな｣

ガヴ｢えーと、なんか使えそうなものは｣ｺﾞｿｺﾞｿ

ガヴ｢おっ、卵発見、他には牛乳に、砂糖に、プリンとか作れそうなメンツだな、ていうかこれ以上漁るのめんどーだしプリン作ろ｣ｺﾞｿｺﾞｿ

ガヴ｢早速取りかかるか｣


出来栄え>>22

うんち

プリンになるはずだったもの｢｣

ガヴ｢うわあ……｣

ガヴ｢見た目は完全に●●●だな……いや、でもゲテモノは案外味はいけるっていうし……｣

ガヴ｢味見だけ……｣ｿｯ

ガヴ｢エンッ!!!｣

ガヴ｢げほっ、ごほっ、ダメだわこれ美味いマズイの次元じゃないぞ……｣

ガヴ｢でもこの私がせっかく作ったんだし捨てるのもなあ……｣

ガヴ｢>>27に食わせるか｣

グラサン

放課後、職員室

ガヴ｢ちーす、先生｣

グラサン｢天真か、どうした｣

ガヴ｢これ、作ったんで先生に食べてほしくて｣ｽｯ

グラサン｢どれどれ｣

プリンになるはずだったもの｢｣ｸﾞｯﾁｬｱ

グラサン｢｣


…………


ガヴ｢食べ物を粗末にするなとか色々めっちゃ怒られた……｣

ガヴ｢だいぶ時間を取られたしなんか気分も沈んだわ……｣ｽﾞｰﾝ

ガヴ｢気晴らしに>>33でもしよ……｣

料理

ガヴ｢試食部に顔出すようになってからちょっとは身に付いたつもりだったんだけどなあ……｣

ガヴ｢このまま終わるのも悔しいし、リベンジするかな……料理｣

ガヴ｢今なら帰り際に材料も色々買えるしな｣

ガヴ｢今度は>>41を作ろう、もう失敗しないぞ！｣

ハンバーグ

ガヴ｢ハンバーグを作ろう、このごろまともなもの食べてないし、何かガッツリしたものを食べたい｣

ガヴ｢たまにヴィーネがうちに来て作ってくれるハンバーグが美味いんだよなー｣

ガヴ｢材料はひき肉と、玉ねぎに、あとなんだろ…調べるか、ふふっ頑張るぞ｣


おうち

ガヴ｢ええと、まずは玉ねぎをみじん切りにして、と｣

ガヴ｢ひき肉に調味料加えて練って、卵とか牛乳とか……結構複雑だなー｣

ガヴ｢ヴィーネが作ってんの見てると簡単に見えてたんだが、あいつには頭が上がらないな｣

ガヴ｢ええと、最初は中火で焼いて数分か｣

ガヴ｢焼き上がりが楽しみだ、今度こそ美味いもんが食いたいぞ……｣

出来栄え>>45

サターニャ級

ハンバーグになるはずだったもの｢｣

ガヴ｢｣

ガヴ｢お、おかしい、ちゃんとレシピ通り作ったはずなのに……｣

ガヴ｢これは……悪魔で例えるならサターニャ級……！｣

ガヴ｢うぅ……才能ないのかな私……泣きそうになってきた……｣

ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝ

ガヴ｢おわあ！？ ｣

サターニャ｢ガヴリールー！ おじゃまするわよ！！｣ﾊﾞﾀｰﾝ

ガヴ｢サ、サターニャ！？ お前いきなり……ていうか何しに来たんだよ｣

サターニャ｢あんたの部屋の換気扇から美味しそうな匂いがしたからつられてきたのよ！｣

サターニャ｢あんたでも料理とかするのね、当然私の分もあるのよね！｣

ガヴ｢いや普通に作ってないけど、それにこれは……｣

サターニャ｢あむっ｣

ガヴ｢あぁ……サターニャが●●●食ってる……｣

サターニャ｢もぐもぐもぐもぐ……｣

サターニャ｢美味しいじゃない！｣

ガヴ｢えっ｣

サターニャ｢あんたも中々やるわね！ なんなら、うちのお城のシェフに――――｣

ガヴ｢サターニャー！！｣ｶﾞﾊﾞｯ

サターニャ｢うわっ、ちょ｣

ガヴ｢私の料理の良さを分かってくれるのはお前だけだ！｣

サターニャ｢な、なんだかよくわからないけど、もっと食べていいのかしら｣

ガヴ｢うん……うん、これからもいくらでも作ってやる！｣

サターニャ｢本当に！？｣

ガヴ｢ああ、約束だ！ ほらどんどん食え｣

ガヴ(サターニャ、美味しそうに食べてくれてるな、頑張って作ってよかったかもしれん)

ガヴ(今度はまともなもの作って、皆にも食べてもらいたいな…)

おわり、オチが思いつかなんだすまんな