1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 07:43:42.65 ID:Xb8rdpgHi
~春香~


春香「プロデューサーさんっ、海ですよ!
海!」

P「おいおい、そんなにはしゃぐと…」



春香「きゃあ!?」

P「やっぱり」

春香「いたた…」

引用元: P「のんびり」 


 

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歌:天海春香、星井美希、如月千早、高槻やよい、萩原雪歩、菊地真、双海亜美/真美、水瀬伊織、三浦あずさ、四条貴音、我那覇響、秋月律子
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3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 07:46:28.24 ID:Xb8rdpgHi
P「今日は水着を中に着てるのか」

春香「っ!」

春香「プロデューサーさんのエッチ!」

P「痛いっ!見たんじゃない!見えたんだ!」



春香「もうっ!」

P「…すまん」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 07:50:14.17 ID:Xb8rdpgHi
P「ほら」

春香「…はい?」

P「手を繋ごうか」

P「そうすれば転ばずに済むだろう?」


春香「…はいっ、しっかり繋いでて下さいね?」

P「お任せあれ」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 07:53:06.05 ID:Xb8rdpgHi
春香「もし、手を離しちゃったら…大変な事になりますよ~?」

P「えっ」

春香「透けてきたり、暗殺者に狙われたり、打ち切られたり…」


P「離すぞ?」

春香「あぁ!ごめんなさい!冗談ですって!」

P「まったく…」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 08:00:01.22 ID:Xb8rdpgHi
春香「でも、私といる時は手を繋いでいて欲しいです」

春香「転ばないように…ずっと側にいられるように、です


P「うん、わかった」

春香「約束ですよっ」

P「約束するよ」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 08:08:28.23 ID:Xb8rdpgHi
P「それより、せっかく海に来たんだから」

春香「はい、楽しみましょう!」

P「そうしよう」

P「春香の水着姿が楽しみだ」



春香「さっき見てたクセに…」

P「ぐっ」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 08:16:06.63 ID:Xb8rdpgHi
春香「ま、まあプロデューサーさんに見て欲しくて買ったものですから」

春香「今日は許してあげますっ」

P「さすが春香さん、懐が深い」

春香「へへん!」


春香「さあ、楽しみますよ!」

P「がってん!」


~fin~

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 08:23:16.17 ID:Xb8rdpgHi
~あずさ~


あずさ「ここ、どこかしら?」

あずさ「あ、雨…」


あずさ「困ったわね…」

あずさ「………」



P「やっと見つけた…ここにいましたか」

あずさ「あら、プロデューサーさん」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 08:32:09.20 ID:Xb8rdpgHi
P「傘持ってなかったんですか?」

あずさ「ええ、ふふっ」

P「…なにか嬉しいことでもあったんですか?」

あずさ「ええ、とっても…」

P「そうですか」

あずさ「そうなんです」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 08:39:02.97 ID:Xb8rdpgHi
P「さ、とにかく行きましょうか」

あずさ「はい」

P「すいません、コンビニで買ったビニール傘なので」

あずさ「いいえ、このくらい狭い方が…」


P「…!!」

あずさ「こうして、密着していられますから」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 08:45:29.41 ID:Xb8rdpgHi
あずさ「迷惑でしたか?」

P「滅相もない」

P「あずささんとの相合傘を嫌がる人なんていませんよ」

あずさ「ふふ、相変わらず褒め上手ですね」

P「いえいえ、本当の事ですよ」

P「あずささんの方こそ、俺なんかとで…」


あずさ「言わないと、わかりませんか?」

P「失言でしたね」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 08:53:38.44 ID:Xb8rdpgHi
あずさ「そういう所は、鈍感なままなんですね」

P「面目ないです」

あずさ「でも、そこがプロデューサーさんのいい所です」

あずさ「誰にでも分け隔てなく優しいですから」

P「そうでしょうか」


あずさ「個人的には…私だけを見ていて欲しいですけど、ね」

P「あずささん…」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 08:59:52.95 ID:Xb8rdpgHi
あずさ「せめて今だけは、プロデューサーさんを独り占めさせてもらいます」

P「ええ…独り占めされましょう」

あずさ「ふふっ、では遠慮なく…」


P「さ、どこへ行きます?」

あずさ「あなたとなら、どこへでも…」


~fin~

19: >>18昨日は途中で寝ちまった 2012/07/06(金) 09:06:05.02 ID:Xb8rdpgHi
~美希~


美希「お邪魔しまーす」

P「はいはい」

美希「んーっ、久しぶりのハニーのお部屋なの!」

P「そうだったか?」

美希「ぶー、ちゃんと覚えてて欲しいの…」

P「すまんすまん」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 09:12:49.83 ID:Xb8rdpgHi
美希「ハニーってばヒドいの…」

P「…そういえば、いちごババロアが冷蔵庫に入ってるぞ」

美希「ハニー!愛してるの!!」

P「はいはい」



P「はは、現金なやつだ」

美希「ぶー、ミキはそんな単純じゃないの…」

P「食いながら言うかね」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 09:20:15.72 ID:Xb8rdpgHi
P「ところで、今日は何でわざわざ俺の家に来たかったんだ?」

美希「それは…」

P「それは?」


美希「お昼寝するためなの!」

P「何だって?」

美希「お昼寝なの!」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 09:32:18.93 ID:Xb8rdpgHi
P「それなら自分の家でも…」

美希「ハニーと一緒にお昼寝するのが大事なの!」

P「なんだそういう事か」

美希「そういう事なの」

美希「それに…ハニーの家のソファは寝心地がいいから」

P「から?」

美希「だから、これは運命だと思うな!」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 09:39:53.88 ID:Xb8rdpgHi
P「どんな運命だよ…」

美希「いっしょにソファでお昼寝する運命なの!」

P「まぁ、運命なら仕方が無いな」

P「レッツお昼寝だ」

美希「なの」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 09:47:42.04 ID:Xb8rdpgHi
P「よし、じゃあ隣に座るぞ…」

美希「どうぞなの」

美希「ハニーの肩借りるね?」

P「ん、いいよ」



美希「ミキの頭、重くない?」

P「いや、平気だぞ」

美希「ならよかったの…あふぅ」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 09:54:54.09 ID:Xb8rdpgHi
P「もう眠たくなったか?」

美希「うん…暖かくてお昼寝日和なの」

P「そうか」

P「まぁ、寝るといいさ」

美希「ミキが寝てる間に、どこかに行かない?」

P「行かないよ」

美希「なら安心なの」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 10:05:25.79 ID:Xb8rdpgHi
美希「お休みなの」

P「うん、お休み」



美希「……んぅ…」

P「…寝たかな」

美希「…はにぃ……」

P「うん?」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 10:10:52.63 ID:Xb8rdpgHi
美希「だぁいすき…なの……」

美希「………すぅ…」

P「はいはい」



P「さて…俺も寝ようかな」



~fin~

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 10:17:58.22 ID:Xb8rdpgHi
~真~


真「うーん」


真「きゃぴぴぴぴーん!」


真「……パーフェクトだ!」

P「何がだ」

真「うわぁ!」

真「ぷぷプロデューサー!?」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 10:27:23.42 ID:Xb8rdpgHi
P「そんなに驚かなくても…」

真「いつからそこに居たんですか!?」

P「フリフリな衣装を着て踊り出したあたりから」

真「ほとんど最初からじゃないですか…」


P「そうなるか」

真「そうですっ!」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 10:36:39.91 ID:Xb8rdpgHi
P「この衣装の真は……」

P「うーん、これは…」


真「うぅ、なんなんですか」

P「アリ、だと思うかなぁ?」

真「なんで疑問系なんですか!」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 10:41:40.32 ID:Xb8rdpgHi
真「ちゃんと見て下さい!」


真「うー……」

真「きゃぴぴぴぴーん!」



真「どうです?」

P「はは、かーわいい」

真「……」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 10:50:08.71 ID:Xb8rdpgHi
真「…何か言い残した事は?」


P「大好きだぞ、真」

真「はへ?」

P「それが遺言だ」

真「え、ちょっと…」

P「さあ、一思いに殺ってくれ」

真「ストップ、ストーップ!」

真「今なんて?」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 10:58:17.45 ID:Xb8rdpgHi
P「せめて苦しまずに殺してくれと」

真「そこじゃないです!」

P「それが遺言だと」

真「もう少し戻りましょう!」

P「はは、かーわいい」

真「あぁもう!」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 11:09:28.17 ID:Xb8rdpgHi
真「いま、確かにボクの事」

真「すすす好きだって……」

P「うん、言った」

真「」

P「…フリーズしたな」


P「おーい、真?」

真「はい、ボクは女の子ですよ!?」

P「……ダメかもわからんね」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 11:20:10.75 ID:Xb8rdpgHi
P「では、目覚ましのキスを」

真「……!」

真「んー……」



P「甘いな!」


真「いてっ…ヒドいですよ」

P「ふっふっふ」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 11:29:26.72 ID:Xb8rdpgHi
真「うぅー……」

真「ってぇい!」



P「なっ!?」

真「へへ、油断しましたね?」

真「修行が足りませんよっ」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 11:36:17.21 ID:Xb8rdpgHi
真「今度はプロデューサーの方から、して下さいね?」

真「今日はもう帰りますっ」

P「あ、おい真!」

真「お疲れ様です!」



P「あいつ……」

P「あの衣装のまま帰りよった…」


~fin~

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 11:47:08.26 ID:Xb8rdpgHi
~貴音~


貴音「あなた様、少し外を歩きませんか?」

P「ああ、いいぞ」

P「もう少し待っててくれ」

貴音「はい」

貴音「私も支度をして待っております」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 12:00:38.36 ID:Xb8rdpgHi
P「…よし、お待たせ」

貴音「いえ、では参りましょうか」




P「うーん、さすが夜は涼しいな」

貴音「ええ、まこと良き夜風ですね」

P「寒くないか?」

貴音「いえ、平気です」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 12:09:23.28 ID:Xb8rdpgHi
P「…にしても」

貴音「静かな夜ですね」

P「世界中に俺と貴音のふたりだけみたいだ」


P「なんて、キザすぎたかな」

貴音「ふふ、不覚にも胸が高鳴ってしまいました」

P「そうか、それなら言った甲斐があった」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 12:21:14.95 ID:Xb8rdpgHi
P「少し先に公園があるから、そこに行かないか?」

貴音「はい」

P「まあ、のんびり行こう」

貴音「そうですね、急く理由もありません」

P「そういう事だ」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 12:30:18.78 ID:Xb8rdpgHi
P「……」



貴音「あの、あなた様?」

P「嫌だったか?」

貴音「いえ、少し驚いただけです」

P「そうか」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 12:38:57.63 ID:Xb8rdpgHi
貴音「……静かな夜であること、今になって少し恨めしく思います」

P「どうしてだ?」

貴音「…はやり、察しては頂けませんか」

P「すまん」

P「でも、繋いだ手から緊張は伝わって来てるよ」

貴音「…いけずです」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 12:47:56.27 ID:Xb8rdpgHi
P「あ、あれ…」

貴音「あれは、おぉ…面妖な」



P「先客が居たみたいだな」

貴音「そのようです」

P「堂々とイチャイチャしてたな」

貴音「仲睦まじいようで何よりではありませんか」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 13:01:47.38 ID:Xb8rdpgHi
P「…予定変更だな」

貴音「それが宜しいかと」

P「どうする?」

貴音「当てもなく散歩するのも一興でしょう」

P「それもそうか」

貴音「ええ」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 13:17:48.20 ID:Xb8rdpgHi
貴音「ふふ、先ほどの空気に当てられたようです」

P「貴音?」

貴音「私の、この鼓動の早さも…こうすれば伝わるでしょうか?」


P「たわわな感触が強すぎる」

貴音「ふふっ、助平ですね」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 13:27:16.72 ID:Xb8rdpgHi
貴音「何やら、体が熱くなってきました」

P「…」

貴音「この火照りを、冷まして頂けますか?」

P「俺で良ければ、喜んで」

貴音「はい、宜しくお願いします」



~fin~

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 13:37:16.85 ID:Xb8rdpgHi
~雪歩~


P「お、ゴールデンレトリバーだ」

雪歩「あ、本当ですぅ」

雪歩「可愛いなぁ」




P「え?」

雪歩「え?」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 13:45:06.64 ID:Xb8rdpgHi
P「嘘だろ!?」

雪歩「ひゃあ!?」

雪歩「どうしたんですか?」

P「雪歩がどうしたんだよ?」

P「ナチュラルに犬を撫でるなんて…」


雪歩「それはですね……」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 14:00:13.18 ID:Xb8rdpgHi
……




P「なるほど、響が」

雪歩「はい、克服に協力してくれたんですぅ」

P「まぁ…克服するには、おあつらえ向きだな」

雪歩「お陰で、普通に触れるようになったんですよ」

P「それは良かった」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 14:10:06.10 ID:Xb8rdpgHi
P「と、いう事は」

P「男性恐怖症も……」

雪歩「あぁっ!その……まだ男の人は…」

P「ああ、そうなのか」

雪歩「はい…」

雪歩「まだまだ私はちんちくりんですぅ」

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 14:23:03.91 ID:Xb8rdpgHi
P「じゃあ、男性恐怖症もそのうち…」

雪歩「えっと、その…」

P「どうした?」

雪歩「男の人は、プロデューサーだけで…そのぅ」

P「……」

雪歩「あの、やっぱり迷惑ですか?」

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 14:36:39.47 ID:Xb8rdpgHi
P「いや、男冥利に尽きるんだけど」

雪歩「えへへ」

P「営業先のスタッフに話しかけられても、逃げないようにしないとな」

雪歩「うぅ……頑張りますぅ」



P「うーん…」

雪歩「わわっ!?」

P「俺にてを握られても、こうなるもんなぁ」

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 14:53:39.82 ID:Xb8rdpgHi
雪歩「それは、その…プロデューサーだからです」

P「俺だから?」

雪歩「普通の男の人だと、怖くてビックリしますけど」

雪歩「プロデューサーだと…胸がドキドキして」


雪歩「やっぱり、変ですか?」

P「いや、そんな事はないぞ」

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 15:17:16.95 ID:Xb8rdpgHi
雪歩「えへへ、そう言ってくれると安心しますぅ」

P「そうか」

雪歩「そうですよ」


雪歩「…ありがとうございます」

P「どうしたんだ?急に」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 15:23:32.85 ID:Xb8rdpgHi
雪歩「いつも、いつもプロデューサーに助けられてきたから」

P「大した事はしてないさ」

雪歩「私にとっては、とっても大きな事だったんですよ」

P「……」

雪歩「ひんそーでひんにゅーでちんちくりんな私を支えてくれてありがとうございます」

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 15:31:32.65 ID:Xb8rdpgHi
P「これからも、ずっと雪歩の支えになるさ」

雪歩「はい、よろしくお願いしますぅ」

P「こちらこそ、よろしくな」



~fin~

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 15:42:17.57 ID:Xb8rdpgHi
~亜美・真美~



亜美「んっふっふ」

真美「ついにこの日が来たね」

亜美「兄ちゃん家で」

真美「お泊り会!」


亜美「楽しみだね?」

真美「楽しみだよ?」

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 15:49:42.17 ID:Xb8rdpgHi
亜美「さっぱりムフフといきたいですな」

真美「すっぽりムフフだよ」



P「しっぽりムフフ、だぞ」

亜美「や!」

真美「ほーう!」

P「人の家の玄関で何してるんだ」

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 15:58:47.43 ID:Xb8rdpgHi
亜美「チャイム押したんだけど」

真美「鳴らなかったのかな?」

P「あれ、壊れたのかなぁ」

P「まぁいいや、入って入って」

亜美「オジャマしま→す」

真美「しま~す」

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 16:09:27.81 ID:Xb8rdpgHi
亜美「真美隊長、こちら亜美!」

亜美「タ→ゲットの部屋に潜入成功!」

真美「うむ、引き続き怪しい物がないか捜索するのだ!」



P「つまみだすぞ?」

亜美「え→?」

真美「真美たち、お酒のめないよ?」

P「そうじゃなくて」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 16:23:10.20 ID:Xb8rdpgHi
P「全く、少しは静かにしてなさい」

亜美「今のりっちゃんぽかったYO」

真美「兄ちゃんも鬼軍曹に…」

P「誰が鬼軍曹だ」


亜美「そんな事より」

真美「ゲームしようYO!」

P「はいはい」

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 16:37:28.93 ID:Xb8rdpgHi
……




亜美「あ、兄ちゃんヒドい!」

真美「こうなったら…」

P「あっ、メタナイトは卑怯だろ!」

亜美「亜美のロボをいじめた罰っしょ」

P「あぁ、ピット君が…」

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 16:50:40.44 ID:Xb8rdpgHi
P「くそう…」

亜美・真美「「ふっふっふ」」

亜美「ふわぁ→」

真美「んぅ…もう一回やる?」



P「…眠いだろ?」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 17:07:41.15 ID:Xb8rdpgHi
P「明日は休みだ、今日はもう寝ようか」

亜美「ぶー」

真美「ぶー」

P「美希の真似しても駄目だ」

亜美「は→い」

真美「けち→」

P「はいはい、歯磨きしておいで」

114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 17:15:34.19 ID:Xb8rdpgHi
P「はぁ、手のかかる妹をもった気分だ」

P「いや、娘かな?」



亜美「終わったYO」

真美「着替えもバッチリ!」

P「よし、ふたりはベッドで寝てくれ」

亜美「え?」

真美「そりゃなしっしょ」

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 17:23:41.04 ID:Xb8rdpgHi
亜美「ステップワン!」

真美「兄ちゃんがべっどの真ん中に寝転がります」

P「…こうか?」

亜美「ステップツ→!!」

真美「そのまま腕を広げます」

P「ふむふむ…」

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 17:34:39.13 ID:Xb8rdpgHi
亜美「そして…ステップスリ→!!!」

真美「兄ちゃんの腕枕を亜美と真美が満喫します」


P「なるほど」

亜美「んっふっふ~」

真美「両手に花とは、兄ちゃんも罪な男ですな~」

P「蕾が何を言うか」

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 17:51:05.26 ID:Xb8rdpgHi
P「まだ、綺麗な花を咲かせる前だろう?」

亜美「ぐぬぬ」

真美「これからに期待だYO……」


P「さ、寝るぞ」

亜美「がってん承知!」

真美「あ、その前に…」

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 17:59:06.99 ID:Xb8rdpgHi
P「ん?忘れ物…」



亜美「…んっ」

真美「…んっ」

P「はい?」

亜美「今日のところは」

真美「頬でガマンしてやるZE!」

P「お、おう?」

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 18:04:46.89 ID:Xb8rdpgHi
亜美「それじゃ、お休み!」

真美「いい夢見てね!」

P「え、お休み…」



亜美「……zzz」

真美「……zzz」

P「正直、眠れない……」



~fin~

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 18:15:40.77 ID:Xb8rdpgHi
~やよい~


やよい「んしょ、んしょ…….と」

やよい「今日はちょっとお買い物し過ぎたかなーって……」

やよい「まだお家が遠い……」



やよい「ああっ!ドロボーさんですか!?」

やよい「返して下さいー!」

129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 18:25:22.35 ID:Xb8rdpgHi
P「誰がドロボーだ」

やよい「あ、プロデューサー」

やよい「あ!荷物重くないですか?」

P「すっごい重い」

P「家まで車で送るよ」

やよい「ええ!?いいんですかぁ?」

P「うん、この荷物はやよい一人じゃ無理だ」

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 18:35:37.72 ID:Xb8rdpgHi
やよい「じゃあ、お言葉に甘えて…」

P「うん、存分に甘えなさい」

やよい「……」

P「どうした?」

やよい「あっ、なんでもないです!」

やよい「さ、いきましょー!」

P「おー」

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 18:47:17.45 ID:Xb8rdpgHi
……




やよい「プロデューサーの車、久しぶりです」

P「そうだなぁ」

P「送って行こうとしても変に遠慮するんだもんな」

やよい「お仕事で疲れてるのに、悪いかなーって……」

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 18:58:17.88 ID:Xb8rdpgHi
P「そんなに気を使わなくてもいいんだぞ?」

P「さっきも言った通り、存分に甘えてくれて大丈夫だ」

やよい「うっうー、そうですかぁ?」

やよい「じゃあ、もし困った時は助けて下さいね?」

P「うむ、任せておきなさい」

136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 19:05:08.65 ID:Xb8rdpgHi
P「さ、着いたぞ」

やよい「ありがとうございます、お陰で助かりました!」

P「それは良かった」

やよい「お疲れ様です、お兄ちゃん」


やよい「あっ!」

P「ん?」

141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 19:14:56.29 ID:Xb8rdpgHi
やよい「ひゃわ~!?」

P「あ、おい!やよい!?」




P「お兄ちゃん…ねぇ…」

P「ははっ」


~fin~

144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 19:27:25.52 ID:Xb8rdpgHi
~響~


響「おぉ、そうかー」

響「楽しそうだなー」

響「うん、うん」

響「自分は仕事が忙しいから帰れないかなー」

響「うん、またなー」



響「はぁ……」

146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 19:32:47.14 ID:Xb8rdpgHi
P「どうした?元気ないな」

響「なんくるないさー…」

P「こりゃ重傷だな…何があった?」

響「友達からの電話だったさ」

P「沖縄の?」

響「うん」

響「旅行客と仲良くなって遊んでるみたいだぞ」

148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 19:40:12.83 ID:Xb8rdpgHi
響「パラセーリングしたりダイビングしたり」

響「パイン割りしたりバナナボートに乗ったり」


P「それはそれは」

響「うあー!羨ましーさー!」

P「…で、響は仕事があるから帰れないと」

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 19:49:15.07 ID:Xb8rdpgHi
響「うう、寂しくなんてないぞ」

P「そうだな、俺がいるし」

響「ぷろ…うん?」

P「今日は一日付き合うよ」



響「……かなさんどー!」

P「わっ!?急に抱きつくな!」

153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 19:58:22.82 ID:Xb8rdpgHi
響「さすがプロデューサーだなー」

P「…で、今日は何をする予定だったんだ?」

響「ハム蔵たちのエサを買いに行くくらいかなー」

P「そうか」

P「いぬ美たちも元気か?」

響「そりゃもう、元気いっぱいだぞ!」

155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 20:10:25.63 ID:Xb8rdpgHi
P「やっぱり飼い主に似て、元気に育つんだな」

響「へへ、自分完璧だからな!」

P「逆に、落ち込んでる時は元気を貰ってるんだろう?」

響「そうそう……?」

響「……ひょっとして自分の家、ピヨ子に監視されてるか?」


P「え、なんで!?」

158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 20:18:29.67 ID:Xb8rdpgHi
P「さすがにそこまではしないだろう」

響「だったらなんで、昨日の事」

響「あっ……」

P「なるほど、昨日も落ち込んでたと」

響「うぅ、穴があったら入りたいぞ」

響「雪歩ぉ~」

164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 20:31:07.14 ID:Xb8rdpgHi
P「テンションガタ落ちじゃないか」

響「うー、プロデューサーにナデナデされたら元気になるかも……」

P「よし、任せろ!」

響「なーんて、ってアレ?」



響「わわっ!?」

P「よしよし」

166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 20:44:05.14 ID:Xb8rdpgHi
響「うあー!」

P「うりうり」

響「やめ、ちょっと……」

P「響はかわいいなぁ」

響「ぅ……ひぐ…ぐすっ……」

P「えっ」

響「うわーーーーん!!」

P「……よしよし」

168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 20:53:34.14 ID:Xb8rdpgHi
P「……落ち着いたか?」

響「…うん」

響「あ、まだ離れちゃ嫌だぞ!」

P「はいはい」



響「…えへへ」

P「やっと元気になったな」

響「おまじないのお陰さー」

170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 21:05:05.53 ID:Xb8rdpgHi
響「よし、そろそろエサを買いに行くさ!」

P「付き添うか?」

響「大丈夫!プロデューサーにいっぱい元気貰ったからな!」

P「ん、そうか」

響「今日は本当にありがとう!大好きだぞ、プロデューサー!」

P「おーう」


~fin~

173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 21:16:23.35 ID:Xb8rdpgHi
~伊織~


伊織「……はい、これ!」

P「ん、映画のチケット?」

伊織「ん!」

P「ああ、俺に?」

伊織「アンタ以外誰がいるってのよ!?」

177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 21:22:00.22 ID:Xb8rdpgHi
P「やよいとか?」

伊織「………」

伊織「って、今回はガマンよ…」

P「だいぶ揺れたな」

伊織「苦渋の決断だったわ」

P「ほう?」

179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 21:31:07.84 ID:Xb8rdpgHi
伊織「なーにニヤけてるのよ!」

P「いたっ!?ごめんごめん」

伊織「と、とにかく明日観に行くわよ!」

P「りょうかい」

伊織「遅刻は厳禁だからね?」

P「気をつけるさ」

182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 21:37:24.26 ID:Xb8rdpgHi
……




P「一時間前に来て、遠くから伊織の様子を観察しようと思ったのに」

伊織「……」

P「……なぜかもう居る」

伊織「………」

P「ソワソワしてるなぁ」

185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 21:42:30.18 ID:Xb8rdpgHi
伊織「…」

P「ん?手鏡?」

伊織「……!!」

P「髪型を整えてる」


伊織「……」

P「鏡に向かって笑顔の練習…だと?」

186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 21:47:54.57 ID:Xb8rdpgHi
P「辛抱たまらん!」


P「おーい、お待たせ!」

伊織「え、はやっ…じゃなくて!」

伊織「この私を待たせるとはいい度胸じゃない?」

P「ちなみに、いつから待ってた?」

伊織「に…1時間まえからよ!」

P「」

189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:02:17.12 ID:Xb8rdpgHi
伊織「と、とにかく行くわよ」

P「はいはい」

P「ところで、どんな映画なんだ?」

伊織「小鳥が言うには」

伊織「アイドルとプロデューサーの禁じられた恋、らしいわ」

P「ほーう?」

P「晩飯はからあげだな」

伊織「そうね」

192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:13:06.90 ID:Xb8rdpgHi
P「はい、オレンジジュース」

伊織「む、気が利くじゃない」

P「ポップコーンは?」

伊織「キャラメル味なら貰うわ」

P「どうぞ」

伊織「…ありがとう」

194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:19:54.05 ID:Xb8rdpgHi
P「……」

伊織「……」

P(食い入るように観てるな…)


伊織「……」

P「……!?」

P(泣いてる…のか?)

195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:23:59.55 ID:Xb8rdpgHi
P(ここはひとつ……)

伊織「……!?」


P(手でも握ってみようか…)

伊織「……」

P「……」

200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:30:12.87 ID:Xb8rdpgHi
伊織「思ったより、いい映画だったわね」

P「…ああ、からあげは勘弁しておこうか」

伊織「そうね」

P「……」

伊織「いつまで私の手を握ってるつもり?」

P「ん、ああスマン」

伊織「あっ……」

201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:34:25.95 ID:Xb8rdpgHi
P「ん?」

伊織「その…どうしても、って言うなら」

伊織「まだ繋いでていいわよ?」

P「いえ、もう結構です」

伊織「………」

P「あぁゴメン!泣かないで!?」

203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:40:21.42 ID:Xb8rdpgHi
伊織「もう……」

P「面目ない」

伊織「そう簡単には許してあげないわよ?」

伊織「今日一日、甲斐甲斐しく私に尽くしなさい!」

伊織「にひひっ」



~fin~