【ガルパン安価】みほ「泣かす」 前編

477: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/02(水) 19:55:16.47 ID:kSlCt/Gd0
カエサル「はぁーっ!はぁーっ!」ガクガク

カエサル「誰かっ、誰か助けてっ!」ガクガク

カエサル「嫌だ、まだっ、死にたくない!」

カエサル「ひなちゃん....ひなちゃん....」ポロポロ

カエサル「ぅぅっ....まだ....まだひなちゃんに....」ポロポロ

カエサル「....」ポロポロ

カエサル「....ひなちゃん」ポロポロ

カエサル「うぅ....ぁぁ....」ポロポロ

カエサル「ひぐっ....ひぐっ....」ポロポロ

ガチャリ

カエサル「!!!!」ポロポロ

紗季「....」

カエサル「....」ブルブル

紗季「....」スッ

カエサル「そのナイフで....あれ?」

紗季「....」ピカー

引用元: 【ガルパン安価】みほ「泣かす」 


 

 
478: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/02(水) 19:55:52.11 ID:kSlCt/Gd0
カエサル「その謎の光が出る物体で私を殺すのか?」ニコ

紗季「....」スー

紗季「....」スー

紗季「....」スー

カエサル「殺すなら早く殺してくれ!」

紗季「....」スー

紗季「....終わり」

カエサル「は?」

紗季「....3Dスキャナー」

カエサル「....?」

紗季「....」ガサゴソ

カエサル「なにをっ!?」

紗季「....」ガサゴソ

紗季「....外れた」

カエサル「....」

紗季「....ありがとう」ニコ

カエサル「え?」

紗季「....もう帰って大丈夫」

カエサル「....」

カエサル「....」

カエサル「殺さないの?」

紗季「....」コクリ

カエサル「....」

カエサル「....それじゃあまた明日」

紗季「....」ペコリ

カエサル「....」テクテク

カエサル「....」テクテク

カエサル「なんだったんだ?」

カエサル「というか」

カエサル「私なんで殴られたんだ?」

480: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/02(水) 20:07:46.63 ID:kSlCt/Gd0
みほ「へーこんなことがあったんだ~」

みほ「(ところどころピーが入ってたけどあそこはなんなんだろう)」

みほ「素敵なビデオを見せてくれてありがとう!」

紗季「....」コクリ

みほ「でもなんでカエサルさんを泣かせようと思ったの?」

紗季「....」ボソボソ

紗季「....」ボソボソ

みほ「私への誕生日プレゼント!?」

みほ「紗季ちゃんありがと~!!」ギュー

紗季「....」ニコ

みほ「あの生首、すごくリアルだったから一瞬本物かと思っちゃったけど」

紗季「....」

みほ「3Dプリンターで作ってたんだね!」

紗季「....」コクリ

みほ「紗季ちゃん偉い偉い♪」ナデナデ

紗季「....」ニコ

みほ「やっぱり紗季ちゃんもこっち側の才能があるね!」

紗季「....」ニコ

481: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/02(水) 20:09:04.79 ID:kSlCt/Gd0
みほ「あ、みなさんこんにちは!」

みほ「誕生日の大宴会のあとそのまま寝ちゃって....」

みほ「気が付いたら1週間以上経っていました!」

みほ「遅くなっても1週間に1度は泣かせるつもりだったんですが....」

みほ「今後はできるだけそれを守っていくつもりです....」

みほ「お待たせしてしまって申し訳ありません....」ペコリ

紗季「....」ペコリ

みほ「あと....」

みほ「もう何作も書いているのにsagaを忘れていたことには触れないで上げてください....」

みほ「ということで本編に戻りましょう!」

紗季「....」ボソボソ

みほ「あ、紗季ちゃん帰っちゃうの?」

紗季「....」コクリ

みほ「それじゃあね、バイバ~イ」フリフリ

紗季「....」テクテク

ボトリ

みほ「あ、紗季ちゃん、これ落ちたよ....ん?」

482: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/02(水) 20:09:58.89 ID:kSlCt/Gd0
みほ「これ、なんだろ、まるで人のゆ

紗季「....」ガシッ

みほ「どうしたの?」

紗季「....」ボソボソ

みほ「ウインナー?なぁ~んだ、てっきり私....」

紗季「....」ペコリ

紗季「....」タッタッタッ

みほ「行っちゃった....」

みほ「今から次のターゲット一緒に決めてくれればよかったのに....」

みほ「....」

みほ「あれ?そういえば....」

みほ「私の誕生日パーティー、カエサルさんだけいなかったような....」

みほ「....」

みほ「用事でもあったのかな?」

みほ「まあいいや、次のターゲット決めちゃお」

みほ「次のターゲットは....」

みほ「>>483です!」

483: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 20:12:01.24 ID:HfndefFpo
メグミ

489: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/08(火) 23:02:24.61 ID:vpKx9ZlV0
みほ「メグミさんです!」

みほ「....」

みほ「えーっと....」

みほ「大学選抜の副官で雰囲気が  くて が大きい人がアズミさんで....」

みほ「なんとなくうるさそうで三人の中じゃ胸が一番小さいメガネがルミさんで....」

みほ「そうじゃないのがメグミさん....」

みほ「....」

みほ「あぁー!!!ダメだ!!!」

みほ「全然わからない!!!!」

みほ「そもそも大学選抜戦の時も敵同士だったからほとんどかかわりはなかったし....」

みほ「これじゃあメグミさんのこともわからないから作戦が建てられないよ~!!!!」

みほ「誰か助けて~~~~~!!!!!」

みほ「....」

みほ「といっても誰が助けてくれるわけでもなく」

みほ「私の標的になった人で誰かメグミさんに近い人いたかな....」

490: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/08(火) 23:03:13.75 ID:vpKx9ZlV0
みほ「....あ」

みほ「愛里寿ちゃんだ!!!」

愛里寿「どうしたのみほさん?」ニュル

みほ「うわっ!?」ビクッ

愛里寿「私の名前呼びましたよね?」

みほ「いや、呼んだけど....」

愛里寿「どうかした?」

みほ「(なんでいるんだろう....)」

みほ「ま、いいか」

愛里寿「?」

みほ「私が愛里寿ちゃんにドッキリを仕掛けたの覚えてる?」

愛里寿「9月20日のこと?」

みほ「う、うん....」

愛里寿「あのあともみほさんいろんな人にドッキリ仕掛けてた」

愛里寿「仕掛けるのはいいけど、できれば私だけを見て欲しい」ニコ

みほ「....はい」

愛里寿「みほさんは一番のお友達だから」ニコ

みほ「(本当に友達なのかな....)」

491: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/08(火) 23:03:48.08 ID:vpKx9ZlV0
みほ「それで今回は」

愛里寿「メグミがターゲットなんだよね」

みほ「聞いてたんだ....」

愛里寿「うん、ずーっと」ニコ

みほ「ずーっと....?」

愛里寿「ずーーーーーーーーーーーっと」

みほ「(深く考えたらダメだ)」

みほ「私、メグミさんのことあんまり知らないから愛里寿ちゃんに手伝ってもらおうかなーって」

愛里寿「任せて!」

みほ「ありがとう!それで、メグミさんってどんな人なの?」

愛里寿「どんな人か言葉では言いづらい....」

愛里寿「そうだ!この前大洗戦の反省会をあの三人とやったんだけど....」

みほ「ふむふむ....」

492: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/08(火) 23:04:26.22 ID:vpKx9ZlV0
愛里寿「こんなことがあった」

みほ「なるほど、それが」

みほ「『ガールズ&パンツァー 劇場版』ドラマCD5 新しい友達ができました! の」

みほ「6.愛里寿隊長の事をもっと知りたい大作戦!かぁ~」

愛里寿「どらまCD?」

みほ「よしよし、愛里寿ちゃんのおかげでシナリオが決まったよ、ありがとう」ニコ

愛里寿「どういたしまして////」

みほ「目玉焼きハンバーグ、これは使えるっ!」

みほ「この内容が知りたい方は、是非とも先ほどのドラマCDをお買い上げください!」

愛里寿「?」

みほ「じゃあ愛里寿ちゃん、はいこれ」スッ

愛里寿「電話?」

みほ「うん、今からメグミさんのところに行こう!」

愛里寿「了解」

493: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/08(火) 23:04:53.60 ID:vpKx9ZlV0
~メグミ宅~

メグミ「....」

メグミ「大学生って意外と暇なのよね....」

メグミ「はぁ~愛里寿隊長....」

メグミ「大学選抜の時しか会えないのは辛い....」

プルルルル

メグミ「隊長!!?!?!?!??!?!?」

メグミ「隊長から電話!?!?!?!?!?!?」

メグミ「どうしようどうしようっ!!!!」

メグミ「あっ、早く出なきゃっ!?!?!?!?」ポチ

メグミ「もももももももももししもし!!!!!」

愛里寿『もしもしメグミ?』

メグミ「どどどどどどどどどどどどど(うしたんですか?)」

愛里寿『今からメグミの家に遊びに行ってもいい?』

メグミ「どどどどどどどどどどどどど(うぞ)」

愛里寿『じゃあ今からいくから』ピッ

メグミ「....」

メグミ「はぁ~~~~~緊張した....」

メグミ「緊張しすぎて電話の内容全然覚えて....ん?」

メグミ「隊長さっきなんて言ってたっけ....」

メグミ「....」

メグミ「ま、いいか!隊長と話せただけで幸せだし!」

494: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/08(火) 23:05:28.37 ID:vpKx9ZlV0
~数十分後~

ピンポーン

メグミ「ん?なんだろう」

メグミ「はーい」ガチャ

愛里寿「こんにちは」

みほ「こんにちは~」

メグミ「!?!?!?!??!?!?!?!?!??!?!?」

メグミ「た、隊長!?!?!??!?!?」

愛里寿「うん、さっき言った通り遊びに来た」

メグミ「さ、さっきの電話ってそういう....」

みほ「よろしくお願いします」ペコリ

メグミ「(なんで西住みほまでいるの....)」

愛里寿「あの、メグミ、やっぱりいきなりは迷惑だった?」

メグミ「いっえいえいえいえいえいえいえいえ!!!!!」

メグミ「どうぞ上がってください!!!」

愛里寿「本当?よかった、おじゃまします」ニッコリ

メグミ「(カワイイ)」

みほ「おじゃましまーす」

みほ「あ、買ってきたもの冷蔵庫に入れてもいいですか?」

メグミ「うん?どうぞ?」

みほ「ありがとうございます」ニタァ

495: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/08(火) 23:05:59.36 ID:vpKx9ZlV0
メグミ「それにしても隊長、今日はどうしたんですか?」

愛里寿「////」モジモジ

メグミ「あの?」

みほ「愛里寿ちゃん、メグミさんともっと仲良くなりたいみたいなんです」ニコ

メグミ「ほっ、本当ですか!?!?」

愛里寿「////」コクリ

メグミ「うれしいですっ!!!!」

みほ「だから今日はメグミさんのことをもっと知りたい作戦なんです」ニコ

メグミ「そうだったんですか隊長~////」

愛里寿「うん、メグミのこともっと教えて?」

メグミ「はいっ!!!」

みほ「....」ジー

みほ「(自分より何歳も年上の人を手玉に取るなんて....)」

みほ「(愛里寿ちゃん、恐ろしい子....)」

みほ「それにしても愛里寿ちゃん」

愛里寿「なに?」

みほ「なんだかメグミさんの声って不思議だよね」

愛里寿「みほさんもそう思う?」

みほ「愛里寿ちゃんもなの!?」

愛里寿「うん、出会ったころからメグミの声を聞くと....」

みほ「ボコボコにしたくなる?」

愛里寿「そう!!!」

みほ「私たち二人ともそう思うなんて....」

みほ「不思議だね~」

愛里寿「不思議」

496: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/08(火) 23:06:37.08 ID:vpKx9ZlV0
~数時間後~

愛里寿「へ~そうなんだ」ニコ

メグミ「はい!そこのケーキがとてもおいしくて!」

愛里寿「あ、もうこんな時間....」

みほ「そろそろ私たち....」

メグミ「もう帰っちゃうんですか?」

愛里寿「帰らないよ?」

メグミ「あれ?」

みほ「メグミさん、愛里寿ちゃんの好物ってご存じですか?」

メグミ「もちろん!目玉焼きの乗ったハンバーグでしょ?」

愛里寿「そう、それを作ってくれるって反省会の時言ってた」

メグミ「え゛ぇ゛っ!?」

みほ「安心してください、材料はもう冷蔵庫の中です!」

愛里寿「私、すっごく楽しみ」ニコニコ

メグミ「う......」

愛里寿「メグミ?」

メグミ「....ま」

メグミ「任せてください!!!!」

みほ「(かかった)」ニヤァ

愛里寿「(計画通り)」ニヤァ

メグミ「じゃあ私は作ってきますね!待っててください!」タッタッ

みほ「愛里寿ちゃん、さすがだね」ニコ

愛里寿「みほさんのためだから」ニッコリ

みほ「ありがとう....」

497: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/08(火) 23:07:06.54 ID:vpKx9ZlV0
~数十分後~

メグミ「....」テクテク

愛里寿「メグミ!」

みほ「完成したんですか?」

メグミ「一応は....」

愛里寿「早く食べよう!」

メグミ「それが....その....」

愛里寿「?」

メグミ「これ....」オズオズ

みほ「うわぁ....」

メグミ「目玉焼きハンバーグを作ろうとしたんですが....」

愛里寿「....」

メグミ「隊長すみません....」

愛里寿「料理出来るんじゃなかったの?」

メグミ「すみません、実はあんまり得意じゃなくて.....」

愛里寿「....」

愛里寿「帰る」テクテク

メグミ「ま、待ってください隊長!」ガシッ

愛里寿「....」

498: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/08(火) 23:09:50.65 ID:vpKx9ZlV0
愛里寿「ハンバーグがうまく作れなかったのは別にいい」

愛里寿「でも変な見栄を張って嘘をついたのは許せない」ギロッ

メグミ「....」

メグミ「すみません....」シュン

愛里寿「目玉焼きハンバーグ楽しみにしてたのに」

愛里寿「私の期待、裏切られた」

メグミ「....」シュン

愛里寿「この前も、そんなだったから撃破されたのかもしれない」

メグミ「それは....違います....」シュン

愛里寿「まあ過ぎたことを言っても仕方ない」

愛里寿「私生活でそういうことするのはメグミの勝手だけど戦車道の時はやめて」

メグミ「....」シュン

愛里寿「二度と私の期待を裏切るようなことはしないで」

メグミ「はい....」シュン

愛里寿「じゃあ私たち帰るから」テクテク

みほ「失礼しました」ペコリ

メグミ「....」

メグミ「....」ウルウル

499: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/08(火) 23:11:14.36 ID:vpKx9ZlV0
メグミ「....あっ!」

メグミ「そうだっ!」タッタッ

メグミ「隊長~~~~!!!!」

愛里寿「....」ジロ

メグミ「私のせいであんなことになっちゃったので、これで何か食べてください」スッ

愛里寿「メグミ....」ジー

メグミ「どうぞ!」

愛里寿「....」

愛里寿「いらない」

テクテクテクテク

メグミ「....」

メグミ「すみませんでした....」ペコリ

メグミ「....」トボトボ

メグミ「....」ピタ

メグミ「....ぅ」ウルウル

メグミ「ぅぅぅっっっっ!!!!!」ポロポロ

メグミ「隊長に嫌われたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」ポロポロ

メグミ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!隊長ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」ポロポロ

500: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/08(火) 23:12:27.13 ID:vpKx9ZlV0
メグミ「うっ....ひぐぅっ.....」ポロポロ

メグミ「ぅぅ....」ポロポロ

メグミ「辛い....」ポロポロ

メグミ「そうだ、バーボン、バーボン飲も....」ポロポロ

メグミ「飲まなきゃやってられない....」ポロポロ

メグミ「....」グビグビ

メグミ「....」グビグビ

メグミ「....はぁ」

メグミ「....」

メグミ「うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!」ポロポロ

メグミ「隊長に嫌われたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」ポロポロ

メグミ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」

メグミ「うぇっ....ぇっ....」ポロポロ

メグミ「ごべんなさい....隊長ごべんなさいぃぃ....」ポロポロ

愛里寿「いいよ」ニコ

メグミ「....」ポロポロ

メグミ「た、」ポロポロ

メグミ「隊長ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ.....」ダバー

501: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/08(火) 23:13:19.81 ID:vpKx9ZlV0
メグミ「さっきはすみませんでしたぁぁぁぁぁ.....」ダバー

愛里寿「私もごめんね、さっきの言葉全部嘘だから」

メグミ「どういうことですか?」

愛里寿「実は、メグミを泣かせようっていうドッキリで」

メグミ「....よ」

メグミ「よかったぁぁぁぁぁぁぁぁ......」ダバー

メグミ「隊長大好きですぅ.....」ギュー

愛里寿「よしよし」ナデナデ

みほ「(この人本当に大学生なのかな....)」

みほ「(というか結構しっかりした人って印象だったのに色々と....)」

みほ「(やっぱりサンダース出身だからかな....)」

メグミ「よかったぁ....よかったぁ....うっ!!」

愛里寿「どうしたの?」

メグミ「うえぇぇぇぇぇぇぇ」ビチャビチャ

愛里寿「」

みほ「喜び過ぎて吐いた」

メグミ「ずびばぜん隊長....」

愛里寿「....」

愛里寿「帰る」

メグミ「またまたぁ隊長ったら、同じ手は

みほ「すみません、これたぶん本気のやつです....」

メグミ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!隊長ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」ポロポロ

愛里寿「....ふんっ」

502: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/08(火) 23:16:00.37 ID:vpKx9ZlV0
みほ「今までで一番印象の薄い人でしたが、なんとか無事に終わってよかったです!」

みほ「劇場版のキャラは描写が少ないので泣かせるのには苦労します....」

愛里寿「げきじょうばん?」

みほ「それにしてもメグミさんの声って....」

愛里寿「すごい魔翌力だった....」

みほ「泣き声もたまらなかったね....」

愛里寿「もっともっともっとボコボコにしたいくらい....」

みほ「同感....」

みほ「またメグミさんを個人的にボコボコにしようね!」

愛里寿「うん!」

みほ「それはそうと」

みほ「愛里寿ちゃん、手伝ってくれてありがとう」ニコ

愛里寿「ううん、みほさんのためならどんなことでも私できるから」

みほ「(目がマジだ....)」

みほ「う、うん、もしかしたらまた手伝ってもらう時があるかもしれないからその時ね?」

愛里寿「わかった」

みほ「それじゃあ愛里寿ちゃん、またね」フリフリ

愛里寿「うん、バイバイ」フリフリ

みほ「....」

みほ「いったかな?」

みほ「よーし、次のターゲットを決めましょう!」

みほ「次は....」

みほ「>>503です!!!」

503: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/08(火) 23:19:09.85 ID:7/l6M3T9o
小梅

512: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 11:26:02.74 ID:QNVrU/tQ0
みほ「小梅さんです!」

みほ「....」

みほ「小梅さんを指定してきたということは....」

みほ「あのエピソードで攻めろということですね」ニヤ

みほ「そうですよね?」ニヤニヤ

みほ「あー黒森峰では辛かったなあ苦しかったなあ!」

みほ「こういうことですね?」

みほ「これなら簡単そうです」

みほ「別にあの時はただの事故だったので小梅さんが悪いわけじゃないし」

みほ「そもそも全国大会の決勝の時に和解してますし」

みほ「特に責める理由もないんですが....」

みほ「安価ならしょうがないですね!」

みほ「いやーまいったなー小梅さんを泣かせるのキツイなー困ったなー」

みほ「ということで行きますか!」

みほ「でも黒森峰か....」

みほ「これは協力者が必要ですね」

みほ「でもあそこでもう泣かせた人って....」

みほ「うーん....」

513: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 11:26:39.90 ID:QNVrU/tQ0
みほ「....」

みほ「エリ....」

??「!!!!」ガサガサ

みほ「....」

みほ「エリ....」

??「み

みほ「襟裳岬」

??「....」

みほ「はぁ....」

みほ「エリカさん、隠れなくていいから出てきて」

エリカ「あらみほ、偶然ね」フン

みほ「ばれてるから」

みほ「(ずっとついて来てるの愛里寿ちゃんだけじゃないの....?)」

エリカ「それで、私は何をすればいいの!」

みほ「隠す気皆無だね....」

みほ「まあ利用出来るものは利用するけど....」

エリカ「小梅なんて適当にやればすぐ泣くでしょ?」

みほ「それはそうなんだけど、せっかくだから心の傷を抉ってあげたいし....」

エリカ「またそうやって他の人ばかり見て....」

みほ「私は美少女の涙、それだけを追い求めてるだけ....」

みほ「ずっと心の中にいる人はエリカさんだけだよ」ニコ

エリカ「はぁん////」バタリ

みほ「チョロイのはいいけど気絶までされると困るなぁ....」

514: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 11:27:23.24 ID:QNVrU/tQ0
~黒森峰~

小梅「....」テクテク

エリカ「えっ!?今度帰ってくる!?」

小梅「?」

小梅「(エリカさんの声....)」テクテク

小梅「....」ソー

エリカ「あんたが帰ってくるのも久しぶりね」

小梅「(なんだ、電話してたんだ)」

エリカ「で、何しに帰ってくるの?」

エリカ「へー、あんたもそんなこと考えるのね」ニコ

小梅「(帰ってくる?誰だろう?)」

エリカ「それで、もう会っても大丈夫なの、みほ」

小梅「(みほさん!?電話の相手ってみほさんだったんだ....)」

小梅「(そっか....みほさん帰ってくるんだ....全国大会以来だからまた

エリカ「わからないって....もうあれから1年以上経つのよ?」

小梅「(あれってもしかして....)」

エリカ「あんた、決勝の前に二人で話してたじゃない、それで終わったんじゃないの?」

小梅「....」ドキドキ

エリカ「はぁ....」

エリカ「あんたの気持ちもわかるけど、いい加減に....」

小梅「....」

515: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 11:29:58.74 ID:QNVrU/tQ0
エリカ「小梅のこと、許してあげたら?」

小梅「あ....」

小梅「....」ガクガク

小梅「っ....」タッタッ

エリカ「....」

エリカ「....成功よ」ニヤリ

みほ『そっか~、これで第一段階は成功だね』

エリカ「小梅、相当動揺してたわ」ニヤリ

みほ『小梅さんって黒森峰で一番まともだから』ボソ

エリカ「何か言った?」

みほ『いえいえ』

みほ『じゃあ明日そっちに行くね』

エリカ「待ってるわ、計画が終わったら私の部屋に泊まって

ツーツー

エリカ『....ちっ』

みほ「とか言ってそうだなあ....」

みほ「油断したらすぐ部屋に連れ込まれそうになるから気を付けないと....」

みほ「今のエリカさんの部屋に泊まったりしたら何されるかわからないよ....」

??「そんなことしたら私が許さない」ボソ

みほ「!?!?!??!?」グルリ

みほ「....」

みほ「迂闊なことはできないよ....」

517: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 17:27:50.38 ID:QNVrU/tQ0
~翌日~

エリカ「まっだかなまだかな♪」ウキウキ

小梅「....」テクテク

エリカ「あら小梅、おはよう!」

小梅「....おはようございます」

小梅「....」

小梅「どなたかいらっしゃるんですか?」

エリカ「あらいってなかったっけ?今日はみほが帰ってくるの♪」

エリカ「(私はちょっと前にあってるけど♪)」

小梅「あぁ....」

小梅「(エリカさん、前はあんなにみほさんに怒ってたのにどうしたんだろう....)」

小梅「(....私には関係ないけど)」

小梅「....楽しんでください」

小梅「それでは私は部屋に ガシッ

まほ「まあそういうな小梅、みほとのわだかまりももうなくなっただろう」

まほ「こういう機会もあまりないんだ、一緒に楽しもうじゃないか」ニコ

小梅「えっ....」チラ

エリカ「ふ、ふゅ~ふゅ~」プイ

小梅「(エリカさん逃げたな....)」

小梅「....」

518: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 17:28:22.32 ID:QNVrU/tQ0
小梅「わかりました、では少しだけ」

まほ「ああ、その方がみほも喜ぶだろう」

小梅「....」

小梅「(昨日のことのせいでみほさんに会うのはとても怖い)」

小梅「(でも、心のどこかで信じたくない自分がいる)」

小梅「(あの時の言葉は、笑顔は、)」

小梅「(本心だったと思いたい、そしてそれを確かめたい....)」

小梅「(許してほしいなんておこがましいかもしれないけど.....)」

小梅「(私は....)」

みほ「こんにちはー」

まほ「みほ、おかえり」

みほ「おかえりって、実家じゃないんだから」

エリカ「おかえりなさいみほ!ご飯にするお風呂に

みほ「お姉ちゃんもエリカさんもこの前会ったでしょ!大袈裟なんだから....」

小梅「お、お久しぶりです、みほさん!」ペコリ

みほ「....」

みほ「久しぶり、小梅さん!」ニコ

小梅「(よかったぁ、普通だ....)」ホッ

まほ「いつまでもこんなところで話していても仕方ない」

まほ「私に部屋に行こう」ニコ

みほ「うん!」

519: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 17:46:58.24 ID:QNVrU/tQ0
エリカ「それで、みほったら私にあんなことやこんなことを~」

みほ「してないから」

小梅「あはは....」

まほ「....」

まほ「こうして話しているとなんだか昔を思い出すな」

みほ「そんなに昔のことじゃないでしょ?」

小梅「それに、あの頃はこんなにくだけた話じゃなかったような....主にエリカさんが....」

まほ「確かに話の内容は変わったかもしれないが」

まほ「それだけだ、他は何も変わらない」ニコ

みほ「お姉ちゃん....」

小梅「....」

まほ「みほ、今日は泊まっていくんだろう?」

みほ「そのつもりだよ」

エリカ「だったら私の部

まほ「寮の部屋はそのままにしてある、そこを使うといい」

みほ「そうだったんだ....ありがとうお姉ちゃん!」

まほ「ふ....私だけではなくエリカにも言ってやってくれ」

エリカ「////」

みほ「....」

520: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 17:47:26.32 ID:QNVrU/tQ0
みほ「エリカさん」グイ

エリカ「な、何よ////(近い!!!!)」

みほ「ありがとう♪」コソコソ

エリカ「はぁ~ん////」ガクン

みほ「(無力化成功)」

みほ「じゃあそろそろ部屋に帰るね」

まほ「ああ、また明日」

みほ「おやすみなさい」テクテク

小梅「....」

小梅「(みほさん、私と話していても普通だった)」

小梅「(昔みたいに優しかった....)」

小梅「(....)」

小梅「(でもやっぱり....)」

小梅「....」

小梅「(みほさんは部屋で一人きり)」

小梅「(確かめるなら今晩しかない....)」

みほ「....」チラ

みほ「(悩んでる悩んでる)」ニタァ

みほ「(たっぷり悩み抜いた後)」

みほ「(私の部屋においで、小梅さん)」ニタァ

523: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 19:16:55.11 ID:QNVrU/tQ0
小梅「....」

小梅「ふぅ....」

小梅「....」

小梅「....」コンコン

小梅「....」

ガチャリ

みほ「小梅さん?どうしたの?」

小梅「少し、みほさんとお話をしたいと思って....」

みほ「ふーん....」

みほ「じゃあ入って」ニコ

小梅「おじゃまします」

小梅「....」

小梅「....」

みほ「それで、何を話すの?」

小梅「....実は」

小梅「みほさんに聞きたいことがあって....」

みほ「....」

小梅「みほさんは」

小梅「あの時のこと、恨んでいますか」

みほ「....」

524: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 19:17:44.11 ID:QNVrU/tQ0
みほ「そんなことないよ」ニコ

小梅「....」

小梅「本当ですか?」

みほ「本当だよ」ニコ

小梅「....」

小梅「みほさん、私、昨日エリカさんが電話で話しているのを聞いたんです」

小梅「エリカさんが、あなたはまだ私のことを許していないと言ったように聞こえました」

小梅「でも、聞き間違いだったんですよね?」

みほ「....」

みほ「だったら話が早いね」

小梅「え....」

みほ「私は小梅さんを」

みほ「憎んでる」

みほ「恨んでる」

みほ「殺したい」

みほ「消えて欲しい」

みほ「本当は顔なんて見たくもない」

小梅「そんな....」

みほ「なんでわざわざ自分から聞きに来るの?」

みほ「知らないふりしておけば私も言うつもりはなかったのに」

小梅「だって、決勝戦の時にみほさんは....」

みほ「....」

525: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 19:18:50.97 ID:QNVrU/tQ0
みほ「あの時だって本当は

みほ「試合中にうっかり死んでくれないかなって思ってたよ」

みほ「そしたら優勝出来ちゃった、あ、これは小梅さんのおかげなのかな?ありがとう」ニコ

小梅「....」

小梅「なんで、なんであの時も、その後も私にそれを言わなかったんですか」

みほ「あんなに酷いことをすっきり水に流して許せる、そんな隊長なら着いていきたいと思うでしょ?」

小梅「そんな....」

みほ「あれがなければ私、黒森峰の隊長になって」

みほ「西住流にもそのままいられて」

みほ「将来は西住流のために働くつもりだったのに」

みほ「全部壊れちゃった」

みほ「その原因を」

みほ「たった1年やそこらで許せるわけないでしょ!!!!!」バン

小梅「ひっ....」ビクッ

みほ「私は何も悪いことしてないのに」

みほ「なんでこんなに苦しまなきゃいけなかったの?」

みほ「教えてよ、小梅さん」ギロリ

小梅「ぅ....」ウルウル

みほ「....」ギロリ

526: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 19:21:40.15 ID:QNVrU/tQ0
小梅「ぅっ....」ポロ

小梅「すみませんでしたっ....ぅぅ....」ポロポロ

みほ「....はぁ」

みほ「泣けば許されるなら簡単だよね」

みほ「それならあの時私も泣けばよかったのかな」ニコ

小梅「ぇぐ....」ポロポロ

みほ「それだけなの?」

小梅「ぅ....」ポロポロ

みほ「私をあれだけ苦しめておいて、たったそれだけなの?」ギロリ

小梅「でっ、でも私には何もっ....」ポロポロ

みほ「私ね、大洗に行って、本当は戦車道やめるつもりだったんだ」

小梅「....」ポロポロ

みほ「....」スッ

小梅「....」ポロ

みほ「これあげる、お姉ちゃんに出せば戦車道辞められるから」

小梅「....」

小梅「私が戦車道を辞めれば」

みほ「違うよ?強制なんかするわけないでしょ」

みほ「いや」

みほ「強制された方がずっと楽かも」

小梅「そう、ですか....」

みほ「ずいぶん時間は空いたけど、あなたもそれくらい悩んでみれば」

みほ「少しは私の気持ちもわかるんじゃないかな」

みほ「そうすれば」

みほ「あんなに分かり切った質問、二度としなくなると思うよ」ギロリ

小梅「....失礼します」テクテク

527: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 19:28:17.73 ID:QNVrU/tQ0
小梅「....」

小梅「当り前だよね」

小梅「優しかったみほさんをたくさん苦しめて」

小梅「それでも押し殺した気持ちを自分から掘り返して」

小梅「嫌われるのも当然だなぁ」

小梅「何もわかってなかった」

小梅「私は紛れもなく」

小梅「加害者だったんだ」ポロ

小梅「甘かった、ごめんなさいみほさん」ポロポロ

小梅「いっぱい苦しんだつもりでした」ポロポロ

小梅「でも全然っ....ぅぅっ....」ポロポロ

小梅「ごめんなさい....ごめんなさいっ.....!」ポロポロ

小梅「なんで気づかなかったんだろう....」ポロポロ

小梅「みほさんがいなくなってからも、なんで戦車道、続けてしまったんだろう....」ポロポロ

小梅「ひぅっ....ぅっ....ぅっ....」ポロポロ

小梅「ごめんなさい....ごめんなさい....」ポロポロ

528: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 19:33:36.34 ID:QNVrU/tQ0
コンコン

まほ「?」

まほ「誰だ?こんな時間に....」

ガチャリ

小梅「....」

まほ「小梅?どうしたんだ?」

小梅「隊長、今までありがとうございました」ペコリ

小梅「どうぞ」スッ

まほ「?」

小梅「....」ポロ

小梅「おやすみなさい....」タッタッ

まほ「おい、ちょっと小梅!!!」

まほ「なんだったんだ?それに、泣いているようにも....」チラ

まほ「!?!??!?!??!?!?!?」

まほ「なんで今小梅が辞めるんだ!?!?!??!?!?!??!?!!?」

まほ「意味が分からないんだが!?!?!??!?!?!?」

まほ「なぜだ....なぜなんだ....」

まほ「なにか深刻な悩みがあるのか」

まほ「....」

まほ「....よし」

まほ「戦車道メンバーに辛い思いをさせるわけにはいかん」

まほ「これが私の、黒森峰隊長としての最後の仕事だ」

まほ「小梅を救う策を考えなければ....!!!!」

529: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 19:38:44.49 ID:QNVrU/tQ0
~翌朝~

小梅「zzz....」

小梅「zz....」パチリ

小梅「(もう朝....あんまり眠れなかった....)」サワサワ

小梅「ん?」チラ

みほ「zzzz....」スウスウ

小梅「!?!?!?!?!??!?!!??!?」ビクッ

小梅「(ななななんでみほさんが私の隣に!?!?!?!??)」サワサワ

小梅「ん?」チラ

エリカ「zzzz....」スウスウ

小梅「何でエリカさんまでぇ!?!!?!?!?」ビクッ

みほ「ん....」パチリ

みほ「あ、小梅さん、おはよう」ニコ

小梅「す、すみませんみほさんっ!!!!今すぐ出ていくので!!!!」

みほ「大丈夫だよ、私全然怒ってないから」ニコ

小梅「はい、申し訳....え?」

みほ「昨日のは小梅さんの涙を見るためのドッキリだよ」ニコ

みほ「ごめんね~」ニコニコ

小梅「は?え?あの、寝起きで頭が

エリカ「詳しくは私が説明するわ!!!!!」

530: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 19:41:53.42 ID:QNVrU/tQ0
小梅「なるほどそんなことが....」

みほ「うんうん」

エリカ「そうそう」

小梅「って!!!!全然納得できませんよ!!!!」

小梅「私がどれだけ悩んだと思ってるんですか!!!!!」

小梅「たった一晩のストレスで胃に穴が開くところでしたよ!!!!」

みほ「まあまあ」

エリカ「まあまあ」

小梅「まあまあじゃないですよまったく!!!!」

小梅「あ!!!!」

小梅「私、隊長に戦車道辞めるって言っちゃいました!!!!」

小梅「急いで撤回してきます!!!!!!」ダッダッ

みほ「よかったね許してくれて」

エリカ「あんたよくそれで戦況分析できるわね.....」

みほ「?」

531: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 19:46:31.53 ID:QNVrU/tQ0
まほ「ふぅ....」

まほ「完璧だ....」

まほ「これで小梅を救える....」

まほ「徹夜した甲斐が

小梅「隊長!!!!」

まほ「小梅っ!!!!」

まほ「戦車道を辞めるなんて

小梅「昨夜の言葉撤回します!!!!」

小梅「それじゃっ」タッタッ

まほ「....」

まほ「ん?」

まほ「あれ、これで終わりか?」

まほ「私の徹夜は?」

まほ「....」

まほ「まあいいか」フッ

まほ「何があったかはわからないが」

まほ「昨日とは真逆の」

まほ「今まで見たことのない笑顔だった」

まほ「きっとすべては解決したんだろうな」フフ

まほ「....」

まほ「よか....った....」バタリ

まほ「zzz.....」

532: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 19:51:20.05 ID:QNVrU/tQ0
みほ「誰かが....誰かが犠牲になった気がします....」

エリカ「そりゃあ小梅でしょ」

みほ「いえ、小梅さんだけではなく、別の誰かが....」

みほ「....」

みほ「ま、いっか!!!」

みほ「この計画、誰かが犠牲にならないと回らないのでいちいち気にしてられません!」

エリカ「ひっどいわね....」

みほ「エリカさん、もう出番終わったよ」

エリカ「え~もうちょっといいじゃない~」

みほ「ダメ、これ、原則一人ってルールなんだから」

エリカ「そんなルールもう完全になくなってるじゃない....」

みほ「うっ....」

みほ「し、仕方ないでしょ!もう500レス以上もやってるんだから!!!!」

みほ「ほら!早く帰った帰った!!!」シッシッ

エリカ「わかったわよ、でも困った時はいつでも呼ぶのよ!!!!」シュパ

みほ「....」

みほ「(どうせ近くにいるんだろうけど気にしちゃ負けだよね....)」

みほ「さて、気を取り直して次のターゲットに行きましょう!」

みほ「次は....」

みほ「>>533です!!!!」

537: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 20:31:45.18 ID:QNVrU/tQ0
みほ「まずい....まずいですよこれは....」

みほ「鶴姫しずかさん....」

みほ「って誰ですか!?」

みほ「ガルパンのコミックスはもっとらぶらぶ作戦しか読んでないんです....」

みほ「もちろんリボンの武者も未読なんです....」

みほ「本当に申し訳ありません....」

みほ「安価に応えられないなんて....」

みほ「安価スレ失格です....」

みほ「これはもう....」

みほ「>>535の言う通り打ち切りに....」

>>538「異議あり!!!!」ビシィ

みほ「あ、あなたは!?」

540: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/12(土) 21:05:26.11 ID:QNVrU/tQ0
まほ「異議あり!!!!」ビシィ

みほ「お姉ちゃん!?」

みほ「(どうしよう....お姉ちゃんはまだターゲットになってないからこの計画を知らないのに....)」

みほ「お、お姉ちゃん」

まほ「ものすごくアヤシイじゃないですか!」ビシィ

みほ「ん?」

まほ「したがって、この証人は‥‥、大ウソつきだ!」ムニャムニャ

みほ「お姉ちゃん?」

まほ「zzz....」

みほ「寝てる....」

みほ「なんだぁ、寝言かぁ....」

まほ「蘇る逆転は至高....」ムニャムニャ

みほ「危なかった~、もしお姉ちゃんが起きてたらターゲットから除外せざるを得ないところでした....」

まほ「zzz....」

みほ「幸せそうな顔で寝てる....」

まほ「zzz....」

みほ「いつもは冷静なお姉ちゃんのこんな顔を見てると....」

みほ「絶望でグチャグチャに塗りつぶしてやりたくなるなぁ!」ニヤァ

みほ「河嶋さんは普段から泣いてばかりだから、泣き顔に魅力皆無だけど」

みほ「そういうのとは縁のない人ほど」

みほ「涙がおいしくなるんだよね~」ニタァ

みほ「ということで!」

みほ「次回は安価下でお姉ちゃんをターゲットにしてもよろしいでしょうか?」

>>541

541: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/12(土) 21:07:47.58 ID:igADzR0uo
問題ない、いけ

547: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/19(土) 18:56:15.98 ID:zEFvJFO60
エリカ「エリカでございまーす!」

小梅「お魚くわえたボコ猫、おっかけーて!」

しほ「Ⅴ号中戦車パンターG型で、駆けてく!」

三人「陽気なサザーエさん!!!」

みほ「....」

三人「(ニコニコ)」

みほ「....」

みほ「....あの」

みほ「呼んでません」

三人「?」

みほ「え?みたいな顔しないでください!」

しほ「ほえ?」

みほ「お母さんはさくらちゃんみたいな声出さないでください!」

みほ「エリカさんに至っては次回予告で殺したはずなのに....」

エリカ「そんなあらかじめ日記みたいな効果はないわよ....」

エリカ「それに、今度のターゲットは隊長なんでしょ?」

小梅「私たち全員、みほさんに辛い思いをさせられました!」

しほ「今こそその憂さ晴らしをしたいのよ!」

みほ「他二人はいいとしてお母さんは....」

しほ「妹に与えられたストレスは姉が処理すべきよ!」

みほ「....」

548: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/19(土) 18:56:49.65 ID:zEFvJFO60
みほ「....はぁ」

みほ「何を言っても納得しなさそうですし」

みほ「仕方ないので手伝ってもらいます」

三人「わーい!」

みほ「その代わり」

みほ「真面目にやってくださいね」ニッコリ

みほ「失敗したら....」

三人「....」ゴクリ

みほ「さ、計画を練りましょうか♪」

エリカ「(何かとんでもないことに....)」

小梅「(首を突っ込んでしまったような....)」

しほ「(ほえ~)」

549: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/19(土) 18:57:19.41 ID:zEFvJFO60
~黒森峰~

みほ「またここに来る羽目になっちゃった....」

エリカ「まあまあ、いいじゃないの!」

小梅「エリカさん、目が怖いです」

しほ「みほはうちに泊まりなさい」

みほ「いや日帰りだから」

エリカ「....」ギリリ

しほ「....」ギリリ

小梅「みほさんの周りどうなってるんですか....」

みほ「コメントに『レ ネタばっかで気持ち悪』って書かれてたからできるだけ控えたいのに....」

小梅「は、はぁ....」

みほ「気を取り直して」

みほ「みんな、準備はいいですか?」

エリカ「もちろん」

小梅「任せてください」

しほ「まほを赤子のように泣かせてみせるわ」

みほ「了解です」

みほ「それでは各自、所定の場所へ向かってください」

三人「ラジャー!」

みほ「....」

みほ「序盤のギャグパートが定番になってきてるのは大丈夫かなぁ....」

553: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/19(土) 19:44:47.79 ID:zEFvJFO60
まほ「....」テクテク

まほ「(この前の小梅はなんだったんだろうか)」

まほ「(私にやめるといった時の顔、とてもふざけているようには見えなかった)」

まほ「(しかし次の日には満面の笑みで撤回....)」

まほ「(全ては解決したんだろうが真相が気になる....)」

まほ「....」

まほ「(いや、詮索なんてダメだ、何か事情があるんだろう)」

小梅「....隊長」

まほ「小梅?どうした?」

小梅「....」

小梅「隊長、今までありがとうございました」ペコリ

小梅「どうぞ」スッ

まほ「?」

小梅「....」ポロ

小梅「おやすみなさい....」タッタッ

まほ「おい、ちょっと小梅!!!」

まほ「ん?この流れどこかで....」チラ

まほ「!?!??!?!??!?!?!?」

まほ「またか!?!??!?!???!?」

まほ「....」

まほ「大丈夫だ、あの時徹夜で考えた作戦を使えばいい」ダッ

554: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/19(土) 21:57:39.96 ID:zEFvJFO60
コンコン

まほ「....」

コンコン

まほ「....」

まほ「小梅、開けなくてもいいから聞いてくれ」

まほ「お前が何を悩んでいるかはわからないが、もし私に出来ることがあったら何でも言ってほしい」

まほ「私はもうすぐ隊長ではなくなるが、それでもお前が大切な戦車道チームの仲間であることに変わりはない」

まほ「やめるなとは言わない、だがもう少しだけ考えてみないか」

まほ「私も一緒に ガチャ

まほ「開いてる?」

まほ「小梅?」ガチャリ

まほ「な....」

まほ「なぜ何もないんだ!?」

まほ「小梅の私物は....」

まほ「これは....手紙?」ピラ

まほ「....」

小梅『もう隊長には着いていけません』

まほ「....」

まほ「....」

まほ「....私か」

555: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/19(土) 22:04:25.36 ID:zEFvJFO60
まほ「....」

まほ「きっと今追いかけても無意味だろう」

まほ「落ち着いたころに説得を....」

まほ「いや、私ではダメか」

まほ「私が黒森峰の戦車道を去ってからエリカに行ってもらえば戻ってくるかもしれない」

まほ「....」

まほ「ここまでするとは、よほど悩んでいたはずだ」

まほ「....」

まほ「私のせいで、小梅にはすまないことをしてしまったな....」

まほ「....」

まほ「....このことをエリカに言いに行くか」

まほ「....」

ガチャリ

テクテク

テクテク

556: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/19(土) 22:14:04.54 ID:zEFvJFO60
みほ「さすがお姉ちゃん、小梅さん程度じゃ泣かないよね」

しほ「あの子は強い子です」

小梅「ちょっと、私に失礼じゃないですか?」

エリカ「まあまあ、あんたの出番は無事終わったんだからいいじゃない」

みほ「顔には出しませんが、お姉ちゃん、結構ダメージ受けてると思います」

しほ「さ、エリカ、中継ぎ投手の役割お願いしますよ」

エリカ「任せてください!」

エリカ「今年の森福並みの活躍してみせますよ!」ダッ

みほ「森福って....ワンポイントを自分で宣言していったよ....」

しほ「同じ変則なら秋吉にておけばいいのに....」

みほ「エリカさんはひねくれてるから....」

しほ「又吉くらい?」

みほ「ぐふっwwww」

小梅「....」

小梅「(なにいってんだこいつら)」

558: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/19(土) 22:53:55.20 ID:zEFvJFO60
エリカ「....」テクテク

まほ「あ」

まほ「おーいエリカ」

エリカ「?」

エリカ「なんですか隊長?」

まほ「実は....」

まほ「小梅が戦車道をやめるといって寮からも出ていってしまった」

エリカ「えっ!?」

エリカ「それ本当ですか!?」

まほ「あぁ....」

まほ「どうやら私の指導が合わなかったらしい....」

エリカ「....」

エリカ「私も小梅がそんなこと考えてたなんて気が付きませんでした....」

エリカ「....」

エリカ「それって今日いきなりですか?」

まほ「....」

559: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/19(土) 22:54:28.61 ID:zEFvJFO60
まほ「....いや」

まほ「1週間ほど前に小梅が私の部屋に来て、戦車道をやめると言ってきたな」

まほ「次の日にはすぐに撤回してきたから大丈夫だろうと思っていたんだが....」

エリカ「....」

エリカ「....なんでそのこと私に教えてくれなかったんですか」ギロリ

まほ「それは....小梅自身がすぐに撤回したから大丈夫だと....」

エリカ「そんなわけないじゃないですか!!!!」バンッ

まほ「....」

エリカ「高校に入ってから2年も続けてきた戦車道を自分から辞めるって言ったんですよ!!!」

エリカ「大丈夫なわけないじゃないですか!!!!」

まほ「....すまない」

エリカ「現に小梅は戦車道から去ったんです!一週間も、一人で悩んだ末に!!!!」

まほ「....」

エリカ「隊長は私を信用していないんですか!!!」

エリカ「信用しているから次の隊長を任せてくれたんじゃないんですか!!!!」

まほ「....そうだ」

エリカ「だったらなんで....」ウルウル

まほ「エ、エリカ....」

560: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/19(土) 22:54:57.71 ID:zEFvJFO60
エリカ「隊長はいつもそうです....いくら隊長と一緒に過ごしても....」ウルウル

エリカ「どこかで距離を置いて....」ウルウル

エリカ「っ....」ポロ

エリカ「私には....隊長が分かりません....」ポロポロ

まほ「....すまない」

エリカ「....もういいです」グイ

エリカ「....」テクテク

まほ「あ、エリカ!」

エリカ「....小梅に会って来ます」

まほ「でも今は....」

エリカ「迷ってる時間がもったいないので」テクテクテク

まほ「....」

まほ「私はよく分からない、か....」

まほ「エリカにも窮屈な思いをさせていたんだな....」

まほ「....」

561: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/19(土) 23:20:52.51 ID:zEFvJFO60
しほ「エリカ、迫真の演技だったわ」

エリカ「頑張りました!」

みほ「自分から涙を流すなんて....エリカさんもずいぶん染まってきたね....」

エリカ「あまりよくないわ....」

小梅「でも、自分が次期隊長に推したエリカさんにここまで言われると」

しほ「かなり傷ついたはずよ」

エリカ「すみません隊長....」

みほ「珍しく顔にも出てるから大ダメージだね!」

小梅「でも泣かないんですね」

しほ「そりゃあ西住流ですもの」

みほ「逆にここで泣かれたら意味がないよ」

みほ「なんてったってこの後は!」

しほ「西住家名物!」

二人「勘当!!」

エリカ「よくあんたネタに出来るわね....」

小梅「本当ですよ....」

562: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/20(日) 00:40:15.19 ID:pNv2uX/X0
~翌日~

まほ「(結局エリカは帰ってこなかった)」

まほ「(それだけ説得に時間がかかっているのか)」

まほ「(或いはエリカも私に愛想を尽かせたのか)」

まほ「....」

まほ「....今更考えても遅いか」

コンコン

まほ「どうぞ?」

ガチャリ

しほ「....」

まほ「お母様!?」

まほ「どうしたんですかわざわざ....」

しほ「....」

しほ「エリカから聞きましたよ」

まほ「....」

しほ「あなたはそれでも隊長ですか」

まほ「....すみません」

563: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/20(日) 00:41:44.32 ID:pNv2uX/X0
しほ「エリカはこんなものも持ってきましたよ」バサッ

まほ「これは?」

しほ「あなたが黒森峰の戦車道に今後一切関わらないで欲しいという署名です」

まほ「な....」

まほ「そっ、そんなわけっ....」バサバサ

しほ「そこに書かれた名前の数を見ましたか?」

まほ「そんな....」

しほ「まったく、あなたの人望のなさには呆れました」

しほ「私は今まであなたこそが西住流の後継者にふさわしいと思っていましたが」

しほ「見込み違いだったようですね」

まほ「....すみません」

しほ「....」

しほ「まほ、大学はあなたの好きなところに行きなさい」ニコ

まほ「....」

まほ「....それはもう西住流のことは気にするなということですか」

しほ「そうよ」

564: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/20(日) 00:42:30.50 ID:pNv2uX/X0
しほ「西住流には」

しほ「みほがいるもの」

まほ「しかしみほはっ!」

みほ「お姉ちゃん、私は大丈夫だよ」ニッコリ

まほ「みほ、なぜここに....」

しほ「私が呼びました」

しほ「みほが直接言えばあなたも安心するでしょう」ニコ

まほ「....」

まほ「....わ」

まほ「わかりました」

まほ「みほ、西住流は頼んだぞ」ニコ

みほ「うんっ!」

まほ「お母様、わざわざこんなところまで足を運んでくれてありがとうございました」

まほ「きっとみほなら西住流をさらに強くしてくれると思います」

しほ「ええ、そう思うわ」

まほ「....」

まほ「....私は予定があるので、失礼します」ペコリ

テクテクテクテク

565: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/20(日) 01:12:30.20 ID:pNv2uX/X0
まほ「....」トス

まほ「....」

まほ「晴れて自由の身か」

まほ「ふっ」クスリ

まほ「こんな形で西住流から解放されるとは思わなかったな」

まほ「....人望か」

まほ「今まで必死で西住流のため、黒森峰のために尽くしてきたつもりだった」

まほ「そのために普通の生活も何もかも犠牲にしてきた」

まほ「結局それは独りよがりでしかなかったんだろうな」

まほ「....」

まほ「しかし、結果的にはよかったのかもしれないな」

まほ「黒森峰のみんなは大嫌いな隊長が今後関わってくることはなくなり」

まほ「西住流は私よりも優秀な後継者を得て」

まほ「何よりみほが戻ってこられた」

まほ「私だって自由になれた」

まほ「誰も....」ウルウル

まほ「誰も損していないじゃないかっ」ポロリ

566: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/20(日) 01:14:30.77 ID:pNv2uX/X0
まほ「そう、誰も....」ポロポロ

まほ「....」ポロ

まほ「私は何もわからなかった」ポロポロ

まほ「戦車道のことも、みんなのことも、西住流のことも」ポロポロ

まほ「みほのっ....ことも....」ポロポロ

まほ「っ....」ポロポロ

まほ「この涙の理由もっ....ぅっ....」ポロポロ

まほ「自分のことなのにっ....ひぐっ....」ポロポロ

まほ「うぅ....」ポロポロ

まほ「エリカのっ」ポロポロ

まほ「言う通りだった」ポロポロ

まほ「私の気持ちなんて誰にもわかるわけなかった....」ポロポロ

まほ「私にも、私のことが分からないんだからっ....」ポロポロ

まほ「ぅ....」ポロポロ

まほ「私は....」ポロポロ

まほ「私はっ....!」ポロポロ

567: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/20(日) 01:15:05.31 ID:pNv2uX/X0
小梅「隊長はきっと戦車道が続けたいんですよ!」

まほ「そうだろうか....」ポロポロ

まほ「え?」

エリカ「そうです!隊長から戦車道を取ったら何も残りませんよ!」

まほ「あの

しほ「あなたから西住流を取ったらただの女子高生ですよ!」

まほ「そ

みほ「お姉ちゃんっ!西住流に戻ってきて!!!」

まほ「....」

まほ「あのこれは....」

みほ「さっきまでのこと、全部嘘!!!」

三人「(ニッコリ)」コクリ

まほ「....」

まほ「よく意味が分からないんだが....」

みほ「お姉ちゃんをドッキリにはめて涙を流させようという企画!!!」

まほ「....」

568: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/20(日) 01:15:53.57 ID:pNv2uX/X0
まほ「小梅は?」

小梅「やめません」ニコ

まほ「エリカは?」

エリカ「隊長大好き!」ニコ

まほ「お母様は?」

しほ「西住流の後を継ぐのはあなたしかいません」ニコ

まほ「みほは?」

みほ「誰が戻ってくるかこんな流派!」ケッ

まほ「....」

まほ「....ふっ」

まほ「まさか全て嘘だったとはな」フフ

まほ「これは一本取ら ポロポロポロポロ

まほ「ふぐぅ....」ポロポロ

しほ「おーよしよし、ごめんなさいね怖い思いさせちゃって」ナデナデ

まほ「やっ、やめてくだざいぃ....」ポロポロ

みほ「鬼の目にも涙とはまさにこのことだね!」

小梅「自分で泣かせておいてよくもまあ....」

エリカ「号泣する隊長、やっぱりいいわね!」

みほ「お姉ちゃんの涙でエリート塩でも作る?」

エリカ「黒森峰のビールに合いそうね!」

小梅「もうやだこの人達」

570: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/20(日) 01:20:21.19 ID:pNv2uX/X0
みほ「まさか一番最初に主要キャラの涙をコンプするのが黒森峰になるとは....」

みほ「みなさん結構鬼ですね....」

みほ「私は美少女の涙が見られれば私はそれでいいんですが!」

みほ「それにしても、黒森峰キャラが人気なのか....」

みほ「はたまた私への嫌がらせに因縁のあるキャラ優先にしたのか....」

みほ「....」

みほ「真相は安価のみぞ知るセカイということですね....」

みほ「これでやっとエリカさんともお別

イルワヨー

みほ「....」

みほ「ま、まあ仮にいたとしても今後呼ぶ機会はないです!」

チッ

みほ「さて、次のターゲットに行きましょうか!」

みほ「次は....」

みほ「>>571です!」

571: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/20(日) 01:21:29.90 ID:vbT6YnYNo
ちよきち

576: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/26(土) 21:05:10.06 ID:+4qtuisR0
桂利奈「ゆうじょ~♪それともライバル~♪」フンフン

みほ「あれ?なんだか唐突に出現した桂利奈ちゃん、何聞いてるの?」

桂利奈「押すよ~♪」フンフン

みほ「桂利奈ちゃん!」ユサユサ

桂利奈「スイッチ~♪」フンフン

みほ「....」

みほ「発射!!!」

ドカーン ドカーン ドカーン

桂利奈「ひぅっ!?」チョロ

みほ「ねえ桂利奈ちゃんってば!」

桂利奈「たいちょお!?どうしたんですか!?」

みほ「さっきから歌ってるその素敵な歌は何?」

桂利奈「歌って言うと....」

桂利奈「『灼熱スイッチ』のことですか?」

みほ「その歌、『灼熱スイッチ』っていうんだ~」

桂利奈「もしかして、『灼熱スイッチ』を知らないんですかぁ!?」

みほ「え、うん、そんなさも当然のように言われても....」

桂利奈「この歌『灼熱スイッチ』は2016年10月3日からテレビ東京、BSジャパン、AT-Xで好評放送中の『灼熱の卓球娘』のOPです!」

みほ「へ~そうなんだ~、どんなアニメなの?」

桂利奈「美少女が卓球をして心臓をドキドキ言わせたり汗をダラダラかくアニメです!」

みほ「えぇ....、それ、面白いの?」

桂利奈「絵柄はよくある萌え風ですが、ストーリーは意外と正統派熱血スポ根なんです!」

桂利奈「登場する卓球の技術も一応実際に存在するものですし」

桂利奈「可愛いキャラが熱く打ち合う姿には心惹かれます!」

みほ「へぇ~」

桂利奈「そんな素晴らしいアニメのOP、『灼熱スイッチ』が11月25日についに発売されたんです!」

桂利奈「私ももちろん発売日に買って聞き続けてたので、つい口から出ちゃいました!」

みほ「確かに、桂利奈ちゃん程度の歌唱力でもいい曲に聞こえたかも」

桂利奈「」

みほ「でも、そんなにいい曲なら、今すぐ買いに行かなくちゃ!」

桂利奈「さすが隊長!」

みほ「なお桂利奈ちゃんの出番はこれで終わりです」

桂利奈「あいー....」

577: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/26(土) 21:14:09.07 ID:+4qtuisR0
愛里寿「....」

愛里寿「今の茶番は?」

みほ「茶番?何のことかな?」

桂利奈「茶番じゃなくてステマだよ~!」

愛里寿「全然ステルス出来てないからステマとは言わない」

みほ「ま、まあまあ、お母さんの抱き枕カバー発売が決定した愛里寿ちゃん、そう怒らないで」

愛里寿「はぁ....」

みほ「というか....」

みほ「愛里寿ちゃん呼んでないんだけど!?」

愛里寿「うん」

みほ「いやうんじゃなくて!」

愛里寿「だって今回のターゲットは私のお母さんだから」

みほ「どうして当然のようにそれを知ってるのかな?」

愛里寿「みほさんだって、私のお母さんとはあまりかかわりもないし」

愛里寿「私がいないと泣かせるのは大変でしょ?」

みほ「ぐぬぬ....」

愛里寿「それに抱き枕カバーは『お母さんたち』だからたぶんみほさんのお母さんも出る」

みほ「」

愛里寿「それで、計画は?」

みほ「うん....」

みほ「千代さんって愛里寿ちゃんを溺愛してるよね」

愛里寿「うん」

みほ「じゃあ簡単でしょ?」

愛里寿「正直、前陣速攻並みに早く終わると思う」

みほ「前陣速攻?」

愛里寿「卓球での戦法で

みほ「愛里寿ちゃん、ステマ出来てないよ」ニコ

愛里寿「うぅ....////」

578: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/26(土) 22:43:56.56 ID:+4qtuisR0
~島田家~

千代「(ここ最近....)」

愛里寿「....」ショボン

千代「(愛里寿の様子が....)」

愛里寿「....」ショボン

千代「(おかしい....)」

愛里寿「....」ショボン

千代「(いったいどうしたのかしら....)」

千代「(もともと感情をあまり表に出す子ではないけれど....)」チラ

愛里寿「はぁ....」

千代「(最近の落ち込み具合は異常よ....)」

千代「愛里寿、ボコが始まるわよ?」

愛里寿「....うん」

愛里寿「....今日はいい」

千代「!??!?!??!?!??!??!?」

579: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/26(土) 22:46:32.48 ID:+4qtuisR0
愛里寿「....」ショボン

千代「(おかしすぎるわ....!)」

千代「(ボコよ!?あのボコさえも自ら拒むなんて....)」

千代「(今までそんなことありえなかったのに....)」

千代「....はっ」

千代「ま、まさか反抗期!?」

千代「どどどどうしましょう!?」

千代「愛里寿に反抗なんかされたら私....私....」ウルウル

愛里寿「お母さん」

千代「はーい////」

愛里寿「ご飯は?」

千代「はーい////」

みほ「(危な....)」

愛里寿「(さすがにまだ泣いてもらったら困る....)」

愛里寿「(お母さんのマザコンっぷりにお灸をすえるためにはもっと苦しんでもらわないと....)」

愛里寿「(そうだよね、みほさん!)」チラ

みほ「(カメラをにらんでる....)」

みほ「(そもそもなんでカメラの場所把握してるんだろう....)」

580: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/26(土) 22:52:52.63 ID:+4qtuisR0
~1週間後~

愛里寿「....」チラ

千代「」ゲッソリ

愛里寿「(なんだかお母さん、今までにないくらい疲れた顔してる....)」

千代「(1週間たっても愛里寿のことがわからないわ....)」

千代「(心配であまり寝られてない....)」

千代「(でも、寝てる場合じゃないわ....愛里寿....)」

愛里寿「(大丈夫かな....)」

愛里寿「(心なしか見た目も年相応に....)」

みほ『愛里寿ちゃん!』

愛里寿「はい」

みほ『そろそろいいんじゃない?』

みほ『これ以上やると千代さんが抱き枕カバーに耐えられない見た目になっちゃう....』

愛里寿「私もそう思ってた....」

みほ『じゃあ予定通りね』

愛里寿「了解」

581: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/26(土) 23:00:59.72 ID:+4qtuisR0
ピンポーン

千代「」ゲッソリ

愛里寿「....」

ピンポーン

千代「」ゲッソリ

愛里寿「お母さん、鳴ってる」

千代「ん、はーい....」

ガラガラ

千代「はい?」

みほ「こんにちは!」ニコ

千代「?」

千代「西住流の....」

みほ「お久しぶりです、西住みほです!」ニコ

千代「ええ、お久しぶり」

千代「それで、今日は?」

愛里寿「私が」

千代「?」

愛里寿「私が頼んで来てもらったの」

千代「あら、家に呼ぶくらい仲良くなったのね」ニッコリ

千代「先に言ってくれればおもてなしの用意を

愛里寿「違うの」

千代「....」

千代「違うって?」

愛里寿「お母さんに大事な話があるの」

千代「....」

千代「西住さん、どうぞあがって」

みほ「はい」

583: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/27(日) 00:21:44.00 ID:vG7JZndz0
千代「....」

愛里寿「....」

みほ「....」

千代「....」

千代「それで、話というのは?」

みほ「はい、実は

愛里寿「みほさん、私から」

みほ「....わかった」

千代「....」

愛里寿「お母さん」

愛里寿「私、留学する」

千代「....」

愛里寿「この前大洗と戦った時に、私にはまだまだ足りないものがあると気づいた」

愛里寿「せっかく高校に転入するなら留学をしてもっと経験を積みたい」

千代「....」

千代「あなたが最近悩んでいたのはそのことだったのね」

愛里寿「うん」

千代「....」

584: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/27(日) 00:22:17.20 ID:vG7JZndz0
千代「....はぁ」

千代「わかったわ、あなたが行きたいところに行くといいわ」

愛里寿「ありがとう!」

千代「それで、どこに留学したいの?」

愛里寿「熊本」

千代「は?」

愛里寿「熊本の西住流に留学する」

千代「」

千代「ダ、ダメよそんなの!!!」

千代「西住流とはライバルなのよ!!!!」

千代「第一そんなの向こうが

みほ「私の母は許可してくれました」ニコ

千代「」

愛里寿「この前は西住姉妹に負けてしまった」

愛里寿「負けた相手からも学ぶことはたくさんあるから西住流を選んだの」

千代「」

585: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/27(日) 00:22:46.74 ID:vG7JZndz0
愛里寿「あと、甘えてしまわないようにお母さんにも会わないことにする」

千代「いいいいいつまで?」

愛里寿「大学卒業まで」

千代「それって....」

みほ「高校1年から大学4年までと考えると....」

みほ「7年ですね!」ニッコリ

千代「」

愛里寿「そういうことだからお母さん、私

千代「駄目」

愛里寿「あの

千代「駄目です」

愛里寿「おか

千代「認めません」

みほ「あの

千代「黙れ小童ァ!」

愛里寿「....」

586: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/27(日) 00:23:16.24 ID:vG7JZndz0
愛里寿「近いうちに出発するので荷物を

千代「ふ」

愛里寿「お母さん?」

千代「ふぎゃぁ~~~~~~~~~~~!!!!!!」ポロポロ

千代「ヤダヤダヤダヤダ!!!!」ポロポロ

千代「愛里寿出て行っちゃヤダァ~~~~~~~!!!!!!」ポロポロ

みほ「うわぁ....」ドンビキ

愛里寿「おっ!?お母さん!!!恥ずかしいからやめて

千代「うわぁ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!」ポロポロ

みほ「(メイクが....)」

千代「行っちゃヤダ~~~~~~~~~~!!!!!!!」ポロポロ

千代「ひっぐ....ふっぐ....」ポロポロ

千代「普通のところならまだしもっ....西住流だなんてっ....うぅっ....」ポロポロ

みほ「(涙でメイクが落ちて....これ見て大丈夫かな....消されたりしないよね....)」

愛里寿「落ち着いてお母さん」

千代「愛里寿....ありっ....」ポロポロ

千代「わぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!」ポロポロ

千代「ダメダメダメダメダメダメ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!」ポロポロ

587: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/27(日) 00:23:44.81 ID:vG7JZndz0
みほ「愛里寿ちゃん、いろいろと不味いからそろそろ....」

愛里寿「私も、見てられない....」

愛里寿「お母さん」

千代「うぎゃぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!」ポロポロ

愛里寿「お母さん!!!!!」ギュッ

千代「ふぎゅ」

愛里寿「私決めた、やっぱりどこにもいかないから」

千代「ほ、本当?」ポロポロ

愛里寿「うん、ここからあまり離れてない高校に転入する」

千代「....」

千代「よかったぁ....」ポロポロ

愛里寿「ごめんね、心配かけて」ギュー

千代「ううん、私こそごめんなさい」ギュー

千代「これからはずっと一緒」ガチャリ

愛里寿「うん?」チラ

愛里寿「手錠?」

千代「もうどこにも行っちゃダメよ」ニッコリ

愛里寿「あ....」

千代「さ、地下室に行きましょう♪」ニッコリ

愛里寿「み、みほさん助けてっ!!!!」

シーン

愛里寿「い、いない....」

千代「ほら愛里寿、歩いて♪」ニッコリ

愛里寿「」

588: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/27(日) 00:24:13.19 ID:vG7JZndz0
みほ「みなさんは、ヤンデレ、というものをご存知でしょうか」

みほ「相手を愛するがあまり、病んでしまった状態のことです」

みほ「今回は、強い精神的ショックを受けてしまい」

みほ「その反動で心が病んでしまったようです」

みほ「愛里寿ちゃんの無事を祈ります」ナムナム

みほ「....」

みほ「結局、蛙の子は蛙」

みほ「ヤンデレの親はヤンデレ」

みほ「ということなのかもしれません」

みほ「それでは今日はこのあたりで」

世にも
奇妙な
ガルパン

589: ◆bL5b7ovQmQ 2016/11/27(日) 00:26:13.31 ID:vG7JZndz0
みほ「さ、ヤンデレ の片方も駆除できたことですし」

みほ「NEXT TARGETを決めましょうか!」

みほ「続いては~」

みほ「この方!!!」

みほ「>>590です!」

590: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/27(日) 00:26:47.87 ID:2DpPLGG2O
しぽりん

599: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/03(土) 14:00:48.94 ID:+Ru4MZw00
みほ「みなさ~ん、こーんにちわー!」

エリカ「こんにちわ~!」

みほ「エリカさんの出番はないです」

エリカ「(´・ω・`)」

みほ「今回は久々に大洗勢がターゲットなんですよね」

みほ「なぜかこの企画ではそこまで人気のない大洗勢、何か理由でもあるんでしょうか?」

みほ「しかもこれまた久々のあんこうチーム!」

みほ「気合いが入らずにはいられません!」

優花里「>>382の五十鈴殿味覚破壊回が10月15日だったので1か月半以上前になります!」

華「あれ以来私の満腹中枢は破壊されてしまったようで、食べる量がさらに増えてしまいました....」

二人「(変わってないような....)」

優花里「本題に入りますが西住殿、我々を招集したということは....」

華「ついに出番ということですね....」

みほ「はい、あんこうチームも残りは沙織さんと麻子さんだけ....」

みほ「過半数が作戦に参加できるならば、それに合った作戦にするしかありません....」

優花里「ズバリ、今回の作戦名は?」

みほ「『女の陰湿なイジメ』作戦です!」

華「いつものファンシーな作戦名はどこへ....」

みほ「それじゃあ行きますよ、パンツァー!」

三人「フォー!!!」

600: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/03(土) 14:01:18.30 ID:+Ru4MZw00

~学校~

みほ「おはようみんな!」

華「おはようございます」

優花里「おはようございます!」

みほ「麻子さんは?」

華「計画通り昏睡状態にしておきました、おそらく1週間は眠り続けたままかと」

優花里「五十鈴流は暗殺集団か何かですか?」

みほ「これであんこうチームには....」

優花里「性悪なイジメっ子しかいませんね....」

華「なんてクソみたいな集団なんでしょう!」

みほ「さ、みんなそろそろスイッチ切り替えて」

優花里「武部殿が来る時間ですね」

華「気合いを入れます」

沙織「おはよ~」

みほ「....」

優花里「....」

華「....」

沙織「?」

沙織「みんな起きてる~?お・は・よ!」

三人「....」

優花里「チッ」

みほ「行こう」

華「そうですね」

沙織「え、ちょ、ちょっと!」

沙織「行っちゃった....」

沙織「みんなどうしたんだろ....」

沙織「....」

601: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/03(土) 15:15:22.95 ID:+Ru4MZw00
みほ「それで~」

優花里「なんと!」

華「素敵です!」

沙織「なになに?何の話?」

三人「....」

沙織「もしかして恋?コイバナ!?」

三人「....」

沙織「....」

沙織「....あの」

沙織「私、み何かしちゃったかな....」

沙織「ごめんね、みんなが怒ってることがわからなくて....」

三人「....」

沙織「なんで怒ってるか教えてくれない....?」

三人「....」

みほ「わからないなら一生そうしておけばいいんじゃないかな」

華「もっと気配りのできる人だと思っていました」

優花里「はぁ....」

沙織「そんな....」

みほ「自分が何をしたのか、よく考えれば」

沙織「....」

602: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/03(土) 15:29:21.41 ID:+Ru4MZw00
沙織「....」トボトボ

沙織「....」トボトボ

沙織「(ずっと考えてみたけど全然わからないよ....)」

沙織「(でも、優しいみんながあんなに怒ってるんだもん、私が悪いに決まってる....)」

沙織「(どうすればいいんだろう....)」

沙織「(麻子に相談しようにも今日はいないし....)」

沙織「....」トボトボ

沙織「....」トボトボ

沙織「(ううん、ここでめげちゃダメだよね!)」

沙織「(私がみんなを傷つけちゃったなら頑張らないと....)」

沙織「(よし、明日もう一回謝ってみよう!)」

沙織「頑張るぞ~!」

タッタッタッタッ

603: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/03(土) 15:29:56.01 ID:+Ru4MZw00
優花里「無視されても前向きなんですねぇ....」

華「健気です....」

優花里「いいんでしょうかこんなことをしていて....」

華「なんだか申し訳ないです....」

みほ「うーん....」

みほ「思ったより響いてないなー」

二人「」

みほ「ここで泣いてくれればこれ以上する必要はなかったんだけど」

みほ「耐えちゃうならしょうがないね!」

二人「」

みほ「最初に『陰湿なイジメ』をするって宣言しちゃったし!」

二人「」

みほ「あと二人とも既に共犯だからね、逃がさないよ♪」

二人「」

605: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/03(土) 16:34:25.19 ID:+Ru4MZw00
~翌日~

沙織「いたっ!」タッタッ

沙織「みんなおはよう!」

三人「....」

沙織「あのね、私、昨日考えたけどやっぱりわからなくて、」

沙織「その分いっぱい謝ろうと思って」

沙織「みんなを怒らせちゃったことも、そのことに気が付かなかったことも全部私が悪いの!」

沙織「だから、」

沙織「ごめんなさい!」

三人「....」

沙織「お詫びってわけじゃないんだけど、これ」ソロリ

沙織「クッキー作ってきたの、食べて!」

三人「....」

優花里「....ぁ」

みほ「ふーん....」ジロジロ

みほ「こんなので許してもらおうなんて虫が良すぎるんじゃない?」

沙織「....」

みほ「こんな小麦粉の塊でっ!」グシャア

606: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/03(土) 16:34:58.90 ID:+Ru4MZw00
みほ「ね、二人とも?」

優花里「え....あ、はい....」

みほ「ほら、華さんも!」

華「そ、そうですね....」

華「こう、でしょうか....」グシャア

みほ「そうそう、ストレス解消くらいにはなるよ」

みほ「まあその原因も沙織さんなんだけどね、自給自足かなあ」

みほ「ねえ、優花里さん」ジロ

優花里「ぅ....」

みほ「優花里さん」ニッコリ

優花里「本当ですよまったく!どれだけ私たちをイライラさせたら気が済むんですか!」グシャア

優花里「こんなものっ!こんな、こんな!!」グシャッグシャッ

優花里「迷惑なんですよっ!!!」グシャリ

沙織「....」

みほ「それじゃあ」

みほ「あ、戦車道の時はちゃんと来てね、連絡事項があるから」

テクテクテクテク

沙織「....」

沙織「....」

沙織「大丈夫、きっと大丈夫」

沙織「私たちには戦車がある」

沙織「きっとやり直せる」

607: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/03(土) 16:52:20.99 ID:+Ru4MZw00
~練習後~

沙織「えっ....今なんて....?」

みほ「私たちずっと我慢してきたけど、もう限界なの」

みほ「ねえ?」

優花里「....」コクリ

華「....」コクリ

みほ「だから、あんこうチームを抜けて欲しいって言ったの」

優花里「通信手って別にいりませんし」

華「役に立たない人を置いておけるほどのスペースはないので」

みほ「あ、誤解しないでね、戦車道をやめろってわけじゃないの」

みほ「どこか余裕のあるチームに入れてもらってね」

沙織「そんな....」

沙織「みぽりんと華と、ゆかりんと麻子と、私の5人であんこうチームなんじゃないの?」

みほ「沙織さん、戦車道はお友達ごっこじゃないんだよ」

沙織「....」

みほ「新しいチームで頑張ってね」

みほ「1年生チームあたりがオススメだよ、沙織さんのこと慕ってるし」

沙織「....うん」

609: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/03(土) 17:51:26.54 ID:+Ru4MZw00
沙織「....」トボトボ

沙織「....」トボトボ

沙織「(みんなすごく怒ってる....)」

沙織「(何が駄目だったんだろう....)」

沙織「(ここまで来たらもう....)」

沙織「....」トボトボ

沙織「....いいや」

沙織「まだ大丈夫!」

沙織「そう、明日も、明後日も、」

沙織「許してもらえるまでずっと謝ればきっと!」

沙織「きっと....」ウルウル

沙織「っ....」ポロッ

沙織「もう、無理なのかなぁ....」ポロポロ

610: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/03(土) 17:51:54.16 ID:+Ru4MZw00
沙織「私わからないよ....いきなりこんなことになって....」ポロポロ

沙織「どうしてっ....この前まで普通だったのにっ....!」ポロポロ

みほ『私たちずっと我慢してきたけど、もう限界なの』

沙織「ずっと....?」ポロポロ

沙織「私だけ....?」ポロポロ

みほ『沙織さん、戦車道はお友達ごっこじゃないんだよ』

沙織「友達だと思ってたのは私だけだったのっ....ひぐ....」ポロポロ

沙織「ぅっ....」ポロポロ

沙織「私これからどうすれば.....」ポロポロ

沙織「みんなのっ、ことっ、嫌いになれないよっ....」ポロポロ

??「それを聞きたかった」

???「人間が生き物の涙を自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね」

?「友達料はそのクッキーです、あなたに払えますかね」

沙織「....」ポロポロ

沙織「やだも~....」ポロポロ

611: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/03(土) 17:55:46.08 ID:+Ru4MZw00
みほ「このあとメチャクチャ説明した」

みほ「その甲斐もあって理解してくれました」

みほ「理解したということはもちろん」

沙織「なんでそんなわけのわからないことするの!?」

沙織「イミワカンナイ!」

沙織「私、すっっっごく怖かったんだよ!?」

沙織「いっぱい悩んでいっぱい苦しんだよ!?」

沙織「それを狙ってやってたなんて信じられない!!!!」

沙織「私たち友達じゃないの!?」

みほ「....」ギロリ

沙織「ちょっと....その目やめてみぽりん....」

みほ「....」ギロリ

沙織「こ、今回だけは許してあげるけど、もうやっちゃダメだからね!」

みほ「....」ギロリ

みほ「ありがとう!」ニッコリ

沙織「う、うん....」

613: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/03(土) 18:03:55.17 ID:+Ru4MZw00
みほ「沙織さんはとてもいい子だということがあらためてわかった素晴らしい作戦でした!」

優花里「あのぅ....武部殿だけではなく私たちも心に傷を負ったんですが....」

華「あの時の沙織さんの顔、正直かなり心が....」

みほ「も~そんなことじゃだめだよ二人とも~」

みほ「これからまた出番があるかもしれないんだから~」

優花里「まだ駆り出される可能性があるんですか....」

華「最初にこのお話を頂いたときに断っておくべきでした....」

みほ「断ったところで二人の号泣動画を世界配信するだけだけどね」

二人「」

みほ「このスレだってまだ400以上残ってるんだし覚悟はしておいてね♪」

二人「」

みほ「それじゃあ、次のターゲット、行ってみよ~!」

みほ「次は....」

614: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/03(土) 18:05:12.99 ID:+Ru4MZw00
みほ「っとその前に」

みほ「私は>>606で『自給自足』を『自給自足』の意味で使ったんです」

みほ「『自業自得』と間違ったわけじゃありません」

みほ「妙な言いがかりはやめてください」

みほ「私がミスなんてするわけないんです!」

優花里「西住殿でもミスをするんですね~」

華「今後が心配ですね~」

みほ「チッ」

優花里「おっ?もしかして恥ずかしくて泣くんですか?」

華「泣け!泣け!」

みほ「おまえら覚えとけよ、明日のうちの学園公式サイト、楽しみにしてろ」

みほ「動画埋め込みくらい簡単だからな」

二人「」

みほ「それでは気を取り直して」

みほ「>>615です!」

620: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/03(土) 18:19:19.02 ID:+Ru4MZw00
みほ「二、二度目....」

みほ「二度目はちょっと....」

みほ「正直ネタがないんですよね....」

みほ「そもそも今の状態のエリカさんだと何をしても喜びそうなので....」

エリカ「すべてを受け止めてあげるわ!」

みほ「ほら....」

優花里「そもそも常にみぽりんのそばに潜んでるんでしょ?」

華「計画が漏れてる時点で泣かせることは厳しいのでは?」

エリカ「あぁ....///みほっ....///そんな、そんなところ攻められたらっ....///」

エリカ「泣いちゃうっ!泣いちゃうのぉ~~~~~~~~~~~~!!!!!」プシャーッ

みほ「何を想像したかわかりませんが泣いてるみたいですよ」

エリカ「あぁっ...////あぁん...///」ピチャピチャ

優花里「これ、泣いてるって言うんですかね....」

華「みなさんのご想像にお任せします」

みほ「ということで次回は安価下の麻子さんということでよろしいでしょうか」

優花里「賛成です!」

華「私も!」

みほ「ではそういうことでよろしくお願いします」ペコリ

626: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/07(水) 23:19:39.46 ID:OiDbl9OV0
~1週間後~

みほ「どうもこんにちは!」

みほ「麻子さんが五十鈴流奥義によって1週間寝ていたのでこうなりました」

優花里「1週間も寝る、って完全に昏睡状態ですよ」

優花里「点滴やカテーテルを付けないと酷いことになるでしょうし、」

優花里「頻繁に関節を動かしてやらないと目が覚めてから歩くのが大変そうです....」

華「そこは五十鈴流奥義、ぬかりはありません」

みほ「さっすが華さん!」

みほ「さ、早速目覚めたての麻子さんを泣かせよう!」

華「ですが、麻子さんを泣かせるのはかなり難しいのでは?」

優花里「そうですよ!冷泉殿はうちのチームでもダントツで感情の起伏が少ない方です!」

みほ「そうなんです、冷泉さんを泣かせるのはすごく難しいの」

みほ「でもみんな忘れてない?」

二人「?」

みほ「あの麻子さんが唯一激しく動揺した出来事が本編であったよね?」

優花里「冷泉殿が動揺...?」

華「そんなことありましたっけ....?」

みほ「みんなも考えてみてね!」

629: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/07(水) 23:28:36.24 ID:OiDbl9OV0
優花里「すみません....しばらく考えましたが思い当たりません....」

華「私もです....」

みほ「も~、じゃあ正解を教えるね」

みほ「答えは~」

みほ「おばあさんが倒れた時です!」

二人「」

優花里「に、西住殿!それはさすがに....」

華「そうですみほさん、こう言っては何ですがドッキリではすまなくなる可能性も....」

華「ですからそれ以上は....」

みほ「麻子さんはおばあさんを殺せば泣くと思うの!」

優花里「西住殿っ!!」

華「さすがにそれは....」

みほ「大丈夫大丈夫、五十鈴流奥義で仮死状態にしちゃえば問題ないよ!」

優花里「ご両親のこともありますし、麻子さんの心にとんでもないトラウマを植え付けることになるんじゃ....」

みほ「でも、それ以外に泣かせる方法思いつかないんだよね~」

華「いやしかし....」

みほ「あれぇ?随分二人とも渋るね?」

優花里「これはさすがにエグすぎませんか?」

みほ「う~ん....」

みほ「じゃあこうしよう!安価を取って多数決で決めよう!」

みほ「1.おばあ死亡ドッキリ 2.少し弱めのドッキリの2択です!」

みほ「このレスの下3つの方、選んでください!」

631: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/07(水) 23:31:29.75 ID:pDUJq9nA0
1

637: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/08(木) 00:04:39.91 ID:WCG6reBQ0
優花里「あーあ....」

華「なんということでしょう....」

みほ「民主主義万歳!!」

みほ「結構前になりますが、カルパッチョさん回の時に普段より少し過激なものをやったんですが」

みほ「その時、批判があったんですよね」

みほ「ですから今回は一応民意を聞いてみたんですが」

みほ「やっぱりみなさん、鬼畜なものがお好きなんですね」ニッコリ

優花里「こんなのあんまりですぅ....」

華「私もう知りません....」

みほ「華さんは実行犯でしょ」

華「」

みほ「私はちゃんと言いましたから!終わった後に批判しないでください!」

みほ「選んだのは皆さんです!私は悪くありません!」

優花里「狡猾です....」

みほ「それではお待ちかね、麻子さんを全力で泣かせるためのドッキリ」

みほ「スタートです!」

639: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/08(木) 00:30:26.90 ID:WCG6reBQ0
~冷泉家~

久子「....」トントントントン

麻子「....」ジー

麻子「(どういうわけかわからないが、私は1週間眠っていたらしい)」

麻子「(普段からよく寝るだと思っていたがまさかそんなに寝てしまうとは思わなかった)」

麻子「(何か重大な病気というわけではないらしいが、心配したおばあはずっと付き添っていてくれたらしい)」

麻子「(私はまたおばあに苦労をかけてしまった)」

麻子「(早く一人前になっておばあを楽させてあげたい)」

麻子「....」ジー

久子「体はなんともないんだろう?あんたも見てるだけじゃなくて手伝いな!」

麻子「....わかった」スッ

久子「あーまず手を洗ってくるんだよ!」

麻子「....」テクテク

麻子「(私が起きた途端にこれだ)」

麻子「(でもそんな当たり前の日常がうれしくもある)」

麻子「....」ゴシゴシ

ガッシャーン

麻子「?」

麻子「おばあ、大丈夫?」ジャー

シーン

麻子「おばあ?」テクテク

久子「....」

麻子「おばあ!?おばあどうしたの!!!」バッ

久子「....」

麻子「きっ、救急車っ!!!!」

麻子「おばあ待ってて!すぐ救急車来るから!!!」

久子「....」

640: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/08(木) 00:38:33.57 ID:WCG6reBQ0
~病院~

麻子「おばあ....」

麻子「....」

沙織「麻子っ!!」

みほ「麻子さんっ!!!」

麻子「沙織....みんな....」

沙織「おばあは!?」

麻子「....今集中治療室にいる」

沙織「そっか....」

みほ「....」

優花里「(西住殿、病院に運ばれてますけどこれ大丈夫なんですか!?)」

みほ「(あ、うん、たぶん)」

華「(心配です....)」

みほ「(死んだ人が蘇生して喜ばない人なんていないでしょ?)」

沙織「麻子、大丈夫、大丈夫だから」ギュッ

麻子「うん....」ギューッ

優花里「(あのもう一ついいですか?)」

みほ「(何?)」

優花里「(武部殿にこのことは....)」

みほ「(言ってないよ?)」

優花里「(やっぱりぃ~....)」

みほ「(前回の時ですらあんなに怒ってたのに、麻子さんにこんなドッキリ仕掛けるなんて言ったらボコボコにされるから)」

華「(絶対にばれるわけにはいきませんね....)」

みほ「(ま~ね~)」

みほ「(あっ、そろそろかも)」

華「(どうしました?)」

みほ「(そろそろ神妙な顔したお医者さんが出て来る頃かなって)」

優花里「(さすがのメンタルです....)」

641: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/08(木) 00:44:12.10 ID:WCG6reBQ0
ガラガラ

麻子「!!!!」

医者「....」テクテク

麻子「おばあはっ!!!!おばあは大丈夫ですかっ!!!!」

医者「....」

医者「治療の限りを尽くしましたが....」フルフル

麻子「....」

沙織「....」

医者「....」

医者「ご遺体の確認をお願いします」

麻子「....」

沙織「....」

沙織「....麻子」

麻子「....」

麻子「わかりました」

テクテクテクテク

642: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/08(木) 00:47:41.72 ID:WCG6reBQ0
久子「....」

麻子「....」

医者「冷泉久子さんで間違いありませんか?」

麻子「....はい」

医者「瞳孔」ピカー

医者「19時42分」

麻子「....」

医者「この後、警察の方から事情聴取があると思いますが、大丈夫でしょうか?」

麻子「....はい」

医者「....しばらくお待ちください」

麻子「....」

643: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/08(木) 00:52:12.76 ID:WCG6reBQ0
ガラガラ

麻子「....」

沙織「....ま

麻子「この後警察の聴取があるらしい」

麻子「たぶん長くなると思う」

麻子「夜も遅いし沙織は帰ってくれてかまわない」

沙織「....」

沙織「....麻子を独りにできないよ」

麻子「....」

麻子「....すまん」

沙織「ううん」フルフル

644: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/08(木) 00:55:46.54 ID:WCG6reBQ0
麻子「こんな時間まで本当にすまない」

沙織「私は大丈夫だから、ね?」ニコ

麻子「ありがとう....」

医者「ご遺体はどちらに安置されますか?」

麻子「....」

麻子「私の自宅に搬送してもらえますか」

医者「わかりました」

沙織「....」

麻子「....沙織、一緒に乗ってくれないか」

沙織「当り前じゃん」

麻子「....そうか」

沙織「うん....」


645: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/08(木) 01:06:31.81 ID:WCG6reBQ0
麻子「おばあ、着いたよ」

麻子「お葬式までここで待っててね」

沙織「....」

麻子「....とりあえず一段落だな」

沙織「....」

麻子「....」

麻子「....沙織、私はもう大丈夫だから本当に帰ってもらっても」

パタン

沙織「ここ、閉めるね」

麻子「....それじゃあおばあが寂しい」

沙織「....麻子」

沙織「ふすまは閉めたし、おばあからこっちは見えないよ」

麻子「....」

麻子「....何が」

沙織「おばあが心配しないように我慢してたんでしょ」

沙織「今は大丈夫だから」

麻子「....」

麻子「....っ」ポロ

麻子「いきなりっ....いきなりだったんだっ....!」ポロポロ

麻子「気づいたときにはおばあが倒れててっ....ひっく....」ポロポロ

麻子「何もできながっだ....!」ポロポロ

沙織「....うん」ギューッ

麻子「お母さんとお父さんの時っ、何も出来ながっだっ....」ポロポロ

麻子「だから私は勉強したんだっ....それなのにっ....ぅっ....」ポロポロ

麻子「結局助けられながっだっ....ぅぇ....」ポロポロ

沙織「....」ギューッ

646: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/08(木) 01:11:47.96 ID:WCG6reBQ0
麻子「単位だって....戦車だって....学校だって本当はいらなかった....」ポロポロ

麻子「おばあが元気ならそれでっ....!うぅっ....」ポロポロ

麻子「おばあだけでよかったのにっ....なんでっ....」ポロポロ

沙織「....」ギューッ

麻子「私にはもう、おばあしかいなかったんだ....」ポロポロ

麻子「うっ....あぁっ....」ポロポロ

麻子「おばあっ....!おばあっ....!」ポロポロ

沙織「....」ギューッ

647: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/08(木) 01:16:56.49 ID:WCG6reBQ0
麻子「....」ポロ

沙織「....」ギューッ

麻子「....」ポロ

麻子「....もう」ポロ

沙織「いいから」ギューッ

麻子「....」ポロ

沙織「....」ギューッ

麻子「....」ポロ

沙織「....」

沙織「明日から私、ここに住むから」

麻子「....」ポロ

沙織「麻子は独りじゃないよ」

麻子「....」ポロ

麻子「....ありがとう」ポロポロ

648: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/08(木) 01:20:32.82 ID:WCG6reBQ0
ガッシャーン

麻子「!?」

バッ

久子「麻子!なんだいこりゃ!?白い紙なんて顔にかけて縁起でもない!!!!」

久子「あんたは私に死んでほしいのかい!?えぇ!?」

麻子「」

沙織「お、おばあ!?」

久子「どうしたんだい二人とも辛気臭い顔して」

麻子「....ぉ」

麻子「おばあああああああああああ!!!!!!!!!」ガバッ

久子「ちょっと麻子!?重いから降りな!!!」

麻子「おばあああっ!!!!!!おばあっ!!!!!!」ガバッ

久子「なんだい本当に!?」

沙織「嘘みたい....」

麻子「おばあああああああああああっ!!!!!!!!」ガバッ

649: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/08(木) 01:26:02.04 ID:WCG6reBQ0
みほ「うーん泣ける、なんて泣けるんだろう!」

華「その割に目は乾いていますよみほさん」

みほ「泣けるって言葉は比喩だから!」

みほ「『泣ける』ってキャッチコピーはよく映画に使われるけど」

みほ「『泣ける』=『泣くことができる』だよ」

みほ「泣こう泣こうと思って映画を観に行く人はそりゃ泣くことができるよね」

優花里「どうしてこんな展開を人為的に作り出しておいてそんな身もふたもないこと言っちゃうんですか....」

みほ「ちなみに、このあと色々と処理が大変でしたが西住家の力でなんとかしました!」

みほ「あとこの感じだと、沙織さんは麻子さんとの同居を始めるんじゃないでしょうか?」

みほ「結果的には絆が深まってWINWINです!」

華「こんな絆の深まり方嫌です....」

優花里「冷泉殿完全にトラウマですよ....」

みほ「ますます沙織さんに依存するようになるかもね♪」

みほ「さ、じゃあ次のターゲット行きましょうか」

華「切り替えが早いです....」

みほ「次はー....」

みほ「>>650です!」

650: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/08(木) 01:27:25.84 ID:QOuaStcV0
ちょび

657: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:16:48.40 ID:JlDQDfxa0
みほ「最近ペースが落ち気味だったことに気が付いたので更新します」

みほ「というのも、このままではどう考えても年越しどころか今年度が終わるくらいまで続いてしまいそうなんです....」

みほ「ネタ切れに関しては特に心配していませんが、あまり長く続けるのもなあと思いまして....」

みほ「一応今後も1週間に1度のつもりですが、暇を見て更新していきたいと思います」

みほ「必ずスレを一杯にし終えるまではやめませんのでよろしくお願いします」

みほ「さあ、今回のターゲットはアンチョビさんですが....」

みほ「すでに指摘されているように協力者が....」

カルパッチョ「ぁ....ぁ....」

みほ「もう数カ月たつのにこんな状態なんですよね....」

みほ「カエサルさんもなぜか行方不明ですが、どうにか復活させるしかありません!」

みほ「ね、カチューシャさん!」

カチューシャ「なんで私!?もっと適任がいるでしょ!?」

みほ「カルパッチョさんを元気づけるために、カエサルさんに化けてください!」

カチューシャ「背丈も髪の色も何もかも違うんだけど!?」

みほ「ほら、このウィッグをかぶれば....」

カチューシャ「鏡見せて」

みほ「どうぞ」

カチューシャ「....」

658: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:17:31.38 ID:JlDQDfxa0
カチューシャ「私でしかないわ!!!」

カチューシャ「こんなので騙せるわけ....」

カルパッチョ「たかちゃん!!!」ムギュウ

カチューシャ「うげっ」

カルパッチョ「ずっとどこに行ってたの!連絡もしないで!!私心配してたんだから!!!」

カチューシャ「ぅぅ....ミホーシャ助け....」

カルパッチョ「絶対離さないんだから!!!」

カチューシャ「きゅう....」

みほ「ね?大丈夫だった....って聞こえてませんねもう」

カルパッチョ「たかちゃん....たかちゃん....」

みほ「ちなみにカチューシャさんを呼んだのは気紛れです♪」

みほ「出番もこれで終わりです♪」

659: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:18:00.03 ID:JlDQDfxa0
みほ「お久しぶりですカルパッチョさん」

カルパッチョ「お久しぶりです」ペコリ

みほ「もう大丈夫ですか?」

カルパッチョ「はい、すっかり元気です!」

みほ「今回の作戦ではカルパッチョさんに内部から協力していただきたいんです」

カルパッチョ「内部、というと?」

みほ「アンチョビさんを陥れてしまいましょう!」

みほ「会長も仕込みはもう済んでるんですよね?」

杏「もっちろん!チョビ子の泣き顔、楽しみだねえ!」

みほ「アンツィオに行くのも久々ですからね、楽しみましょう!」

660: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:19:05.28 ID:JlDQDfxa0
~アンツィオ高校~

アンチョビ「....」

アンチョビ「暇だな....」

アンチョビ「受験勉強もひと段落ついたし、戦車でも乗りたいところなんだが....」

アンチョビ「もう引退してるしなあ....」

アンチョビ「....」

アンチョビ「教室にいても仕方ないな」

アンチョビ「部屋に戻って勉強でもするか」

ダッダッダッダッ

ガラガラ

ペパロニ「姐さん大変です!」

アンチョビ「おいおい、私はもうドゥーチェじゃないと何度言ったら....」

ペパロニ「そんなこと言ってる場合じゃないんですよ!」

アンチョビ「ん、どうした?」

ペパロニ「修理に出してたP40なんスけど....」

アンチョビ「寄付金はまだ集まってないだろ?いつになったら帰ってくるんだろうな~」

ペパロニ「もう帰ってこないみたいなんッス!」

アンチョビ「はああああああ!?」

ペパロニ「さっき修理屋から電話が来て大騒ぎになってるんスよ~」

アンチョビ「ったく仕方ないな、私も今から行くから待ってろ!」

ペパロニ「ありがとうございますっ!」

ダッダッダッダッ

アンチョビ「(しかし帰ってこないってのはどういうことなんだ?)」

661: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:19:36.12 ID:JlDQDfxa0
~戦車庫~

生徒A「ドゥーチェ!お久しぶりッス!」

生徒B「助けに来てくれたんスね!」

生徒C「勝ったな!ガハハ!」

ペパロニ「そうともそうとも!姐さんが来たからにはもう安心だ!!」

アンチョビ「任せとけ!」

アンチョビ「それで、なんでP40は帰ってこないんだ?」

ペパロニ「それが、修理屋によると....」

ペパロニ「アンツィオ生が大洗に譲渡したって言ってるんスよ!」

アンチョビ「はぁ!?そんなわけないだろ!?」

ペパロニ「そうッスよねぇ....」

カルパッチョ「ドゥーチェ、大洗と連絡が取れました!」

アンチョビ「ん?ああ、当事者間で話をするのが一番か」

アンチョビ「もしも~し?」

杏『お~チョビ子?この前振り~、何の用?』

アンチョビ「何の用?じゃね~よ!うちのP40が大洗に取られたってこっちは大変なことになってるんだ!」

杏『P40?そりゃあ確かにうちにあるけどさ~』

杏『この前チョビ子がくれるっていったじゃ~ん』

アンチョビ「......」

アンチョビ「は?」

アンチョビ「いやいやいやいやいやいや!!!!」

アンチョビ「いくらなんでもそんなことするわけないだろ!」

杏『覚えてないの?この前チョビ子んちで一緒にご飯食べた時のこと』

アンチョビ「いや覚えてるけど、戦車道の話なんかしたか?」

杏『そっか~チョビ子相当酔ってたからな~、覚えてないか~』

アンチョビ「......詳しく聞かせてくれないか」

杏『いいよ~、確かあの時は......』

662: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:20:06.15 ID:JlDQDfxa0
~数日前~

アンチョビ『ったく....いきなり来たと思ったら飯作れ~だなんて....』

杏『まあまあいいじゃん!3年生同士たまには息抜きも必要ってね~』

アンチョビ『それは....』

杏『さ、料理も揃ったし早速~』

杏『かんぱ~い!』

アンチョビ『かんぱ~い!ん?』

アンチョビ『お、おい!こんなの飲んで大丈夫なのか!?』

杏『これ?ノンアルコールだから気分だけ~』

杏『大学生になったらそういう機会もあるし雰囲気だけでも慣れとこうと思ってさ~』

アンチョビ『びっくりさせるなよ~』ゴクゴク

アンチョビ『お、これ意外とうまいな~!』ゴクゴクゴクゴク

杏『(もちろんノンアルコールだよこれは)』

杏『(でもチョビ子は....)』

663: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:20:46.74 ID:JlDQDfxa0
~数時間後~

アンチョビ『それでな~うちは金がなさ過ぎるんだよぉ~』

杏『(雰囲気で酔う!既にリサーチ済みさ!西住ちゃんが!)』

杏『ねえチョビ子、そういや修理に出してたアレ、なんだっけ?』

アンチョビ『ぴぃ~40かぁ?あれもな~....あれもな~....』

アンチョビ『お金なくて修理屋に預けっぱなしなんらよなぁ~....』

杏『なんかもったいないね~』

杏『戦車もずっと暗い倉庫の中じゃかわいそうだし....』シンミリ

アンチョビ『そうらよなぁ....』シンミリ

杏『....そうだ!』

杏『修理代はうちが建て替えとく!』

アンチョビ『えぇ~?そんなことできるろかぁ?』

杏『修理代が集まったら払ってくれ、それまではうちで使うってのはどうだ?』

アンチョビ『んん?いいのかそれは?』

杏『大丈夫大丈夫!戦車も喜ぶしさ!』

アンチョビ『そうかな?そうらな!』

杏『じゃ~ここにちょちょっとサインしちゃって~』

アンチョビ『お前はいいやつらなあ!』カキカキ

杏『当り前じゃん~』ニタア

664: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:21:18.66 ID:JlDQDfxa0
杏『ってことがあったんだよ』

アンチョビ「....」アセアセ

アンチョビ「(どうしよう....全然覚えてない....)」アセアセ

杏『あの時着てた上着今着てる?それのポケットの中見てみ~』

アンチョビ「ポケット?」ガサゴソ

アンチョビ「あ....これもしかして....」

杏『契約書』

杏『しっかり読んでね~』ガチャリ

アンチョビ「....」ヨミヨミ

アンチョビ「....」ヨミヨミ

アンチョビ「なるほど、代金が支払われるまでP40は大洗の所有物に....」

アンチョビ「....」

アンチョビ「(私のせいだこれ!?)」アセアセ

アンチョビ「(どどどどうすりゃいいんだ....)」アセアセ

アンチョビ「....」

アンチョビ「(で、でもあいつらなら素直に謝れば案外許してくれるんじゃないか?)」

アンチョビ「(そもそも今回は完全に私が悪いし、謝るしかないな....)」

665: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:21:44.43 ID:JlDQDfxa0
カルパッチョ「どうでしたか?ドゥーチェ?」

アンチョビ「ん、んんっ!みんな聞いてくれ!」

ペパロニ「....」ゴクリ

アンチョビ「P40の件は今話した通りだ」

アンチョビ「私のミスのせいで迷惑をかけてしまってすまない」ペコリ

アンチョビ「大洗とは今後も交渉していってできるだけ早く取り返すつもりだ」

アンチョビ「しかしやることは前と変わらず、修理代を集めなきゃいけない」

アンチョビ「みんなも協力してくれ!」

ペパロニ「....」

ペパロニ「なぁ~んだ!結局保管場所が大洗に変わっただけってことなんスね!」

生徒D「だったら別にいいんじゃないッスか?」

生徒E「どうせ修理代払えませんし」アハハ

アンチョビ「(よかった....こいつらもわかって

カルパッチョ「待ってください」

666: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:22:26.97 ID:JlDQDfxa0
アンチョビ「どうした?」

カルパッチョ「修理屋に預けっぱなしだった戦車を大洗に与えてしまった、それがどういうことかみなさんわかっていません」

生徒F「さっきいった通りじゃ?」

カルパッチョ「いいえ、P40が大洗の手に渡ったということは」

カルパッチョ「大洗の戦力増強に我々が手を貸してしまったということです」

アンチョビ「....」

カルパッチョ「今年優勝し強豪校の仲間入りを果たした大洗を、さらに強くしてしまったんですよ、ドゥーチェは!」

ペパロニ「お、おいカルパッチョ、姐さんだって悪気があったわけじゃ....」

カルパッチョ「いいえ許せません!自分は卒業するから関係がないと思って軽率な行動をしたんです!」

カルパッチョ「みなさんもそう思うでしょう!?」

アンチョビ「....」

生徒B「そうだ、裏切者ッス!」

ペパロニ「おいおい!姐さんは今まで私たちのために

生徒C「自分がいい大学に入ればそれでいいんスか!」

生徒E「もうウチらのことなんてどうでもいいんスね!!」

アンチョビ「いやそんなことは....」

生徒A「ふざけるなッス!!!」

カルパッチョ「(わが校の生徒は扇動しやすい、計算通りです)」

667: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:22:56.43 ID:JlDQDfxa0
カルパッチョ「ドゥーチェ、いえ、安斎先輩」

カルパッチョ「もう」

カルパッチョ「ここには来ない方がいいかと」

アンチョビ「....」

ペパロニ「何言ってるんスか!?」

カルパッチョ「うちの生徒は直情的です、何をするかわかりませんよ」

ペパロニ「そんなぁ....」

アンチョビ「....」

アンチョビ「そもそも私は引退した身だ、今後来る必要もないさ」

アンチョビ「今回の件で問題があった時だけ私に言ってくれ」

アンチョビ「もう二度と来ないから安心してくれ」クルリ

カルパッチョ「助かります」ニコ

タッタッタッ

668: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:37:39.54 ID:JlDQDfxa0
アンチョビ「....」

アンチョビ「(あいつら....デカい口叩くようになりやがって....)」フフッ

アンチョビ「(ま、これで踏ん切りがついたな)」

アンチョビ「(高校戦車道への未練も経ち切れたし)」

アンチョビ「(よそ見してる場合じゃない)」

アンチョビ「(大学だけを見ていかなきゃな)」

アンチョビ「....」

アンチョビ「(....しかし)」

アンチョビ「(あいつらとの最後があんなってのは少し)」

アンチョビ「....寂しいな」ウルウル

ダダダダダダダダ

ペパロニ「姐えええええええさああああああん!!!!!」ガバッ

アンチョビ「うわぁっ!?」バタン

ドシーン

アンチョビ「ったたたた....なんだよいきなり!」

ペパロニ「姐さん、さっきはあいつらがあんなこと言ってすみませんでした!」

アンチョビ「いやー、あれはしょうがないだろ、私が悪いんだし」

アンチョビ「カルパッチョの言った通りだよ全部」

ペパロニ「....」

669: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:38:10.27 ID:JlDQDfxa0
ペパロニ「....いいんスか?」

アンチョビ「....」

アンチョビ「....何が」

ペパロニ「こんな終わり方でいいんすか!」

アンチョビ「....」

ペパロニ「姐さんが一から築いたアンツィオ戦車道が終わっちゃうかもしれないのにっ」

ペパロニ「みんなとの関係も終わっちゃうかもしれないのにっ」

ペパロニ「これでいいんスか!!!」

アンチョビ「....」

アンチョビ「....そんなの」

アンチョビ「ダメに決まってるんだろっ!!!!」ポロポロ

アンチョビ「でもしょうがないじゃないか!!!」ポロポロ

アンチョビ「私のせいでっ、あんなことになったんだ!!」ポロポロ

アンチョビ「ずっとお前たちのためにとっ、思ってっ....」ポロポロ

アンチョビ「それなのに....うぅっ....」ポロポロ

アンチョビ「最後にあんなミスするなんてっ....ひぐっ....」ポロポロ

アンチョビ「お前らに申し訳ないっ....」ポロポロ

アンチョビ「自分がっ、情けない....ぅ....」ポロポロ

ペパロニ「姐さん....」

アンチョビ「ごめんなぁ....みんなぁ....私のせいで....」ポロポロ

ペパロニ「....」

ペパロニ「姐さん、やっぱり私納得できないッス!」ガシッ

アンチョビ「ちょっ!?」ポロ

ペパロニ「姐さん軽いッスね!」ヒョイ

アンチョビ「なっ....」ポロ

ペパロニ「もう一回謝りに行きましょう!私もみんなに頼んでみるッス!」ダダダ

アンチョビ「だからってお姫様抱っこする必要ないだろぉぉぉぉぉ~~~~~」

670: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:43:58.55 ID:JlDQDfxa0
~戦車庫~

ガラガラ

ペパロニ「みんな!!!」

生徒D「あ、姐さんたち、遅かったッスね~」

生徒B「どこいってたんスかこんな大事なときに~」

ペパロニ「あれ?なんでこんなに和やかな....ん!?」チラ

アンチョビ「ど、どうした?」

ペパロニ「ね、姐さん、あれ....」ユビサシー

アンチョビ「んー?んんっ!?」チラ

アンチョビ「お、おいこれ!ぴ、P40!?」

カルパッチョ「さっき大洗の人が帰しにきましたよ」ニコニコ

アンチョビ「しかもこれ、修理までされてないか!?」

カルパッチョ「よかったですね、ドゥーチェ」ニコニコ

アンチョビ「」

カルパッチョ「これもすべて姐さんののおかげです!」

生徒A「やっぱり私たちのドゥーチェはドゥーチェだけッスね!」

生徒C「そうだそうだ!」

ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!

ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!

アンチョビ「ったくおまえら....」ウルウル

アンチョビ「本当に調子いいな....」ウルウル

ペパロニ「よかったッスね、姐さん!」

アンチョビ「ああ....」ポロリ

671: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 00:48:13.09 ID:JlDQDfxa0
カチューシャ「....ミホーシャ」ギロリ

みほ「あれカチューシャさん、帰ったんじゃ?」

カチューシャ「そんなことはどうでもいいのよ!」

カチューシャ「これどういうことよ!これ!」

みほ「?」

カチューシャ「なんでこんなにいい感じに終わってるのよ!」

カチューシャ「おかしいでしょ!?ほかの奴らの時は鬼畜だったのになんで今回だけ!?」

みほ「いや、私もそうするつもりだったんですけど....」

みほ「ペパロニさんがイケメン過ぎてつい....」

カチューシャ「うーん....」

カチューシャ「まあ確かにね....」

みほ「はい....」

みほ「あと、昔わざわざアンツィオの真面目なSS書いてるくらいアンツィオ大好きゴニョゴニョ」

カチューシャ「ん?なんだって?」

みほ「いえいえ、こちらの話です」

みほ「それじゃあ次のターゲットを決めましょう!」

カチューシャ「次は~?」

みほ「>>672です!」

672: >>630です 2016/12/11(日) 00:49:48.53 ID:UrhDqI1KO
こんな言葉を知ってる?

他人を傷つけた者は、同じくらい自分も傷つけられる事を覚悟しなければならないんだよ
(桜満 真名(ギルティクラウン)の台詞より)

という訳で、今までみほに泣かされたキャラ総出でみほを泣かし返そう

678: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 21:05:15.17 ID:JlDQDfxa0
みほ「次回はおりょうさんですね!」

みほ「あのダイナマイトボディを好きにできるかと思うと胸が躍ります!」

カチューシャ「いや別に体を好きにできるわけじゃないでしょ!?」

みほ「まあ私に任せといてくださいよ!」

みほ「かるーく泣かせてあげましょう!」

みほ「それじゃあまたどこかで会いましょうカチューシャさん!」

カチューシャ「ええ....」

テクテクテクテク

カチューシャ「....行ったかしら」

カチューシャ「出番もなくなったのにわたしが無意味にここに残るはずはないでしょ」

カチューシャ「ミホーシャ、慢心してるみたいね」フフン

カチューシャ「あなたの読み通りだわ」

杏「でしょでしょ~」

カチューシャ「それで、タイミング的にはどうなの?」

カチューシャ「今作戦を決行しちゃっても大丈夫?」

杏「うーんそれなんだよねー....」

杏「これを1エピソードとして消化してこの後も今まで通り続けることになるんだけど」

杏「今これやっちゃうとラストの締めがなくなるような気もするし」

カチューシャ「迷いどころね....」

杏「私だけじゃ決めきれないな~」

カチューシャ「そうね....」

杏「聞いちゃう?」

カチューシャ「それがいいかも」

杏「もし微妙な結果に終わっても責任とらなくて済むしね~」

カチューシャ「あんた、それでも上に立ってたわけ!?」

杏「まあまあ~」

杏「ってことで、このレスの下5までで多数決取るから~」

カチューシャ「ミホーシャを泣かせるか、まだ温めておくかの2択よ!」

杏「それじゃあ....」

二人「どうぞ!!」

681: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/11(日) 21:11:14.77 ID:OFDMvkT7O
泣かす

686: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 21:34:54.40 ID:JlDQDfxa0
杏「うえ~泣かせる決定か~」

杏「これでラストがグダグダになっても許されるね~」

杏「埋まったら次スレに移行すれば....」

カチューシャ「コラ!考えなしにとんでもないこと言うな!」

杏「ま、いっか~」

杏「しっかし西住ちゃんに復讐したい人も相当数いるわけだし~」

カチューシャ「でも全員に参加してもらうわけにはいかないわ、人数が多すぎると計画が漏れやすいし」

杏「じゃあ今まではめられた人の中から何人か抽選で選ぶことにしよう」

カチューシャ「どのくらい?」

杏「まー三人ってとこじゃないかな?」

カチューシャ「今まではめられた人っていうと....」

カチューシャ「多すぎてわかんないわよ!」キー

杏「さっき遡って調べてきたよ、疲れた....」

丸山紗季、阪口桂利奈、河西忍(退行)、島田愛里寿(監禁)、カチューシャ、澤梓、逸見エリカ(堕ち)西住しほ、秋山優花里、
ローズヒップ、角谷杏、カルパッチョ(たかロス)、五十鈴華、ミカ、ケイ、カエサル(行方不明)、メグミ(嘔吐)、小梅、西住まほ、
島田千代(年齢不詳)、武部沙織、冷泉麻子、アンチョビ

杏「こんなかから選んでもらおっか」

<くじ引きボックス>

カチューシャ「1人目は~」ガサゴソ

カチューシャ「これ!」ヒキッ

杏「おぉ~>>687!」

687: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/11(日) 21:39:02.20 ID:3MCuJKRro
カルパッチョ

688: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 21:44:56.78 ID:JlDQDfxa0
カチューシャ「えぇ....?この前見たけど大丈夫なのあの子?」

杏「やばそうならまたウィッグかぶって元気づけてあげればいいよ」

カチューシャ「また!?」

杏「さ、どんどん行くよ~」

杏「次は~」ガサゴソ

杏「この人ぉ!」ヒキッ

カチューシャ「ふーん>>679」

689: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/11(日) 21:45:10.01 ID:ILKBxAU9o
沙織

690: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 21:47:44.33 ID:JlDQDfxa0
カチューシャ「あっ!間違っちゃった!」

杏「正しくは>>689の武部沙織ってことで」

杏「う~んこっちこそ大丈夫かな~」

カチューシャ「なんで?」

杏「だって武部ちゃんこの前激怒してたし」

杏「冷泉ちゃんの件がばれたらさらに大変なことになるよ....」

カチューシャ「うーん....」

カチューシャ「その時はその時よ!」

カチューシャ「次行くわよ次!」ガサゴソ

杏「(自分のことじゃないから気にしてないな~)」

カチューシャ「最後はこれ!」ヒキッ

杏「>>691!」

691: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/11(日) 21:48:04.06 ID:DsX/tMB1O
まこ

692: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/11(日) 21:57:15.08 ID:JlDQDfxa0
カチューシャ「もうばらすの確定ね....」

杏「私らのくじ運どうなってんだか....」

カチューシャ「というか私たち参加できないの!?」

杏「しょうがないよ、絶対なんだからさ~」

カチューシャ「そうね....」

杏「じゃ、私はこの子たちに招集かけるから」

カチューシャ「しかし、あのミホーシャをどうやって泣かせるかが問題よね....」

杏「そもそも自分がドッキリ仕掛けてる分こっちが作戦立ててもすぐ気づかれそうだし....」

カチューシャ「元々のメンタルも強いから並大抵のことじゃ泣かないわよ....」

杏「ま、今日は仲間集めでおしまいだからその間に選ばれた子たちがゆっくり考えるんじゃない?」

カチューシャ「でも不安だわ....」

カチューシャ「....そうだ!」

カチューシャ「一応いい作戦が思いついた人はここに書きこんでもらうことにしましょう!」

杏「えぇ?それでいいの?」

カチューシャ「大した作戦が思いつかないかもしれないでしょ!保険よ保険!」

カチューシャ「そういうことだから、エグい作戦思いついた人は教えてくれるかしら!」

杏「もし書きこんでも採用は約束できないけど」

杏「正直ネタが浮かぶかわからないからよさげなのはどんどん教えてくれたらありがたいね~」

カチューシャ「じゃ、私はここに残って経過を観察することにするわ!」

杏「私も~」

708: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/18(日) 22:22:03.73 ID:QCM6qhy50
杏「はい!ということで始まりました!」

カチューシャ「『朝まで生 西住みほ泣かす』司会は私よ!」

麻子「....」

カルパッチョ「あの...」

沙織「これ何?」

杏「みんなに集まってもらったのはほかでもない」

杏「最近各地で頻発している泣かせテロ、その容疑者は知ってるよね?」

麻子「何のことだ?」

カルパッチョ「さあ....?」

沙織「みぽりんでしょ?」

杏「せ~か~い」

麻子「西住さんそんなことしてるのか....」

カチューシャ「この三人の共通点は、その被害者ってことなの!」

沙織「えぇっ!?二人も泣かされてたの!?私だけじゃなかったんだ....」

麻子「私そんなことされた覚えはないぞ....」

カルパッチョ「私もです....」

709: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/18(日) 22:23:08.93 ID:QCM6qhy50
杏「二人とも、最近最後に泣いたのいつ~?」

カルパッチョ「えーっと....、たかちゃんの生首が送られてきたとき....」

カチューシャ「ミホーシャの仕業よ!」

カルパッチョ「」

杏「冷泉ちゃんは?」

沙織「麻子はそんな頻繁に泣く子じゃないですよ?」

麻子「そうだな、最近だとおばあが倒れた時くらいか」

カチューシャ「ミホーシャの仕業ね!」

沙織「」

麻子「」

麻子「な....、そんなわけ....、だっておばあはあの時....」

杏「どうにかして仮死状態にしてたらしいよ~」

麻子「」

カチューシャ「それでね、今回は被害者のみんなも鬱憤がたまってるだろうから」

杏「復讐として逆に西住ちゃんを泣かせちゃおうって話なんだけど~」

杏「やる?」

710: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/18(日) 22:23:45.80 ID:QCM6qhy50
沙織「会長、戦車庫のカギ開いてます?」

杏「いやいやあくまで泣かせるのが目的であってね?」

麻子「実弾を積んでいこう」

カチューシャ「ないでしょ!?」

杏「あー....いやー....」

カチューシャ「あるの!?」

カルパッチョ「たかひなたかひなたかひなたかひなたかひなたかひなたかひな」

二人「....」

杏「まあまあ一旦落ち着いてよ~」

カチューシャ「そうそう、しっかり計画を練らないと返り討ちにされちゃうわ!」

沙織「....許さない」

麻子「....」コクリ

カルパッチョ「たかひなたかひなたかひなたかひなたかひなたかひなたかひな」

二人「....」

カチューシャ「ちょ、ちょっとタイム!」

711: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/18(日) 22:24:16.51 ID:QCM6qhy50
カチューシャ「ねえこれ大丈夫なの!?Rの方に言った方がいいんじゃない!?」コソコソ

杏「うーん確かにこれはちょっとやばいかもね~....」コソコソ

カチューシャ「あの子たちミホーシャを恨み過ぎじゃない!?次顔を見たら殺しかねないわ!」コソコソ

杏「さすがにそこまではしないんじゃ....」

沙織「....す」ボソッ

カチューシャ「ほら!今絶対殺すって言ったわ!?」コソコソ

麻子「....」コクリ

カチューシャ「あの子も頷いてるわよ!?」コソコソ

カルパッチョ「たかひなたかひなたかひなたかひなたかひなたかひなたかひな」

カチューシャ「....」

杏「ま~大丈夫でしょ~」コソコソ

カチューシャ「あんたの目見えてるの!?」コソコソ

杏「西住ちゃんには最強のボディーガードが付いてるし生命の危機に陥ることはないよきっと」コソコソ

杏「それに私たちも散々やられたんだし止める義理はないからね~」コソコソ

カチューシャ「えぇ....」コソコソ

カチューシャ「それなら、この後の作戦会議ちゃんと進めなさいよね」コソコソ

カチューシャ「あんなの私に扱える気がしないわ....」コソコソ

杏「まっかせて~」コソコソ

712: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/18(日) 22:28:53.54 ID:QCM6qhy50
杏「ってことで今からどうやって西住ちゃんを泣かせるか決めたいんだけど....」チラ

沙織「....」

麻子「....」

カルパッチョ「....」

杏「落ち着いた?」

カチューシャ「(黙ってるのが余計に怖いわ....)」ビクビク

沙織「会長、私たちがいきなり手荒な真似するわけないじゃないですか~」ヤダモー

麻子「一応女子高性だからな」

カルパッチョ「か弱いんです」ニッコリ

カチューシャ「(よかったぁ....)」

沙織「みぽりんにはたっぷり涙を流した後に....」ニッコリ

麻子「制裁を」ニッコリ

カルパッチョ「殺す」

杏「そっか~....」

カチューシャ「(本音出ちゃってる!)」

杏「一応ね、ほかの被害者たちからいろんな作戦の応募があったからそれを見てみよっか」

カチューシャ「(そのまま進めるの!?)」

715: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/18(日) 22:49:31.57 ID:QCM6qhy50
カチューシャ「えーっとじゃあまず....、島田愛里寿さんから....ってあの島田愛里寿!?」

杏「『椅子に縛り付けてボコが全うに勝つ新作アニメを26時間(4クール分)連続強制視聴させる 』」

沙織「お~これ効きそう!」

麻子「西住さんの唯一と言っていい泣き所だな」

カチューシャ「次は、阪口桂利奈さんから」

杏「『復讐する人全員が無言で腹パン』」

カルパッチョ「ストレートですね~」

杏「まああの子だからね~」

カチューシャ「次、澤梓さん」

杏「『みほの家にあるボコを全て改造して普通の熊のぬいぐるみにする』」

麻子「大洗の生徒には、すっかりボコキチが知れ渡ってるみたいだな」

沙織「あれだけ全面に押し出してたらね....」

カチューシャ「秋山優花里さん」

杏「『カルパッチョの告げ口により沙織麻子激怒。すぐ許してあげるが、数日後に呼び出され沙織がやはり許せないとフルスイングビンタ。その様子を隠れて見ていた麻子がみほの味方をしてしまい三角関係へ。結果沙織と麻子がみほのことで大喧嘩を始めてネタバラシ、的な 』」

カルパッチョ「相当キレてますねこの人は....」

麻子「秋山さんにここまで言わせるって逆に何したんだ....」

716: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/18(日) 22:50:11.05 ID:QCM6qhy50
カチューシャ「メグミさん」

杏「『   を剥ぎ取ってノー  生活を強要』」

沙織「うわぁ....」

カルパッチョ「小学生並みの発想ですがこの方は?」

麻子「大学生だ」

カルパッチョ「うわぁ....」

カチューシャ「ケイ」

杏「『ボコの着ぐるみを着せてサンドバッグに』」

沙織「ケイさんっぽい~」

麻子「逆に喜びそうだ、ドラマCDでもあったし」

カチューシャ「五十鈴華さん」

杏「『みほの全く知らないところでみほと同じようなことやってる輩が現れ、周りからみほがやったと疑われ続ける』」

麻子「五十鈴さんも相当お怒りらしい」

カルパッチョ「でも相手が西住さんだとこれじゃあ響かないかもしれませんね」

カチューシャ「丸山紗季さん、うわっ、これは....」

杏「『おりょうに逆ドッキリを仕掛けさせて泣かせるドッキリで追い詰められ過ぎてネタバラシ前に自殺したように見せかけるとか?』」

沙織「軽い感じで言ってるけどこれ酷いよね~」

麻子「エグイこと考えてるんだなあの子」

カルパッチョ「うーんこれこれ、こういうのでいいんだこういうので」コクコク

杏「(輸入雑貨の貿易商やってそう)」

カチューシャ「(テレ東でドラマ化されてヒットしそう)」

717: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/18(日) 22:51:00.75 ID:QCM6qhy50
カチューシャ「目ぼしいのはこれくらいかしら」

杏「みんな、たくさんの作戦立案、ありがと~」フリフリ

カルパッチョ「時間の都合で全部紹介できないけどちゃんと見てるわ!」

沙織「誰に言ってるのこれ?」

カルパッチョ「さぁ?」

杏「ま~本当はこれ全部やりたいとこなんだけどさ~」

杏「おそらく一回やっちゃったら次は絶対ばれるよね、西住ちゃんならなおさら」

麻子「だろうな」

杏「だからこの中で一番やりたいのを選んじゃってよ~」

三人「....」

沙織「二人とも決まってる?」

麻子「まああの中だったらな」

カルパッチョ「もちろんあれですよね」ニッコリ

杏「じゃあ結果発表~、せーのでやりたいのを言ってみよ~」

カルパッチョ「せーの!」

沙織「自殺」

麻子「自殺」

カルパッチョ「自殺」

杏「けって~!採用された丸山ちゃんには干し芋一年分を贈呈しま~す!」

四人「(いらない)」

杏「なにその顔~、欲しがってもあげないよ~」ヒラヒラ

四人「(いらない)」

718: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/18(日) 22:52:33.16 ID:QCM6qhy50
杏「じゃあ作戦はこれでいい?」

沙織「....」コクリ

麻子「....」コクリ

カルパッチョ「....」コクリ

カチューシャ「あなたは?」

>>719

719: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/18(日) 22:54:30.33 ID:WEsTYuDPo
蝶野

720: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/18(日) 23:02:24.01 ID:QCM6qhy50
蝶野「うん!いいんじゃない!!!」

沙織「蝶野さん!?」

麻子「何の脈絡もなく突然現れたな....」

カルパッチョ「いいんですか?部外者にこの計画が漏れても?」

杏「だってこの人酔っぱらってるし」

蝶野「もうこのさいおんなろこれもいいわぁ~!!!ね!あなたもそう思うでしょ!!!」ガシッ

カチューシャ「うぇ!?私!?ま、まあノンナなら....////」

蝶野「zzz.....」グースカ

杏「寝てるよ」

沙織「へ~やっぱりノンナさんなら....」

麻子「私は沙織となら....////」

カルパッチョ「やだも~」

カチューシャ「うっさいわよ!!!」

杏「おふざけはここまでにして」ガン

カチューシャ「(蹴ってる、年上の女性を蹴ってる....)」

杏「みんな、覚悟はいい?」

三人「....」コクリ

杏「あとは三人で頑張ってね」

三人「....」コクリ

杏「流血沙汰はダメだよ?」

三人「....」

カチューシャ「えぇ....」

杏「よし、必ず成功させよう!」

三人「おー!!!!!」

721: ◆bL5b7ovQmQ 2016/12/18(日) 23:03:58.26 ID:QCM6qhy50
杏「いや~なんとか決まってよかったね~」

杏「そういえば私たち実弾使ってるんだった~うっかり間違っちゃったよ~」

カチューシャ「私も間違っちゃったわ」クスクス

カルパッチョ「戦車内は特殊なカーボンで覆われていますからね」クスクス

ガシャン

麻子「あ」

沙織「も~麻子こんな時にエアガンで遊んじゃダ重っ!?」ズシン

麻子「....」

カルパッチョ「武部さん、ふざけてるんですか?二人して重っ!?」ズシン

麻子「....」

カチューシャ「あ、あんた、実弾ってもしかして....」

杏「....」

杏「ボッシュートです!」

チャチャッチャチャッチャーン

麻子「....チッ」

杏「....」

杏「誰から?」コソコソ

麻子「イニシャルKから」コソコソ

杏「ケイのやろ~....」

733: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/16(月) 02:01:42.48 ID:Wd8D3PU60
みほ「こんな言葉を知ってる?」

みほ「年の瀬は忙しい」

杏「....」

みほ「年の瀬は師すら走るほどに忙しいので師走と呼ばれたんです」

みほ「当然、西住流家元の娘である私も年末年始はそれはもう走り回っていました!」

カチューシャ「....」

みほ「....」

みほ「年末年始に人を泣かせる、それってこの世界に必要なことかな?」

沙織「....」

みほ「終わり良ければ総て良し」

みほ「年の終わりに誰かを泣かせたりしたらその人の一年は悪かったということになってしまう」

みほ「一年の計は元旦にあり」

みほ「私が年の初めに誰かを泣かせたりしたらこの後の一年間が悪いものになってしまう」

みほ「つまり年末年始に誰かを不幸にする真似はできないんですよ!」

三人「....」

みほ「....」

734: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/16(月) 02:02:30.35 ID:Wd8D3PU60
みほ「1か月間弱の期間お休みしていたわけですが」

みほ「それって本当に長い時間なのかな?」

みほ「医療の目覚ましい進歩の結果平均寿命は約80年に伸びたわけで」

みほ「その中のたった1か月と考えれば全く

カチューシャ「おっっっっっっっっっっっっそいに決まってるでしょ!!!!!!!!!」プッチン

カチューシャ「ほかの奴らはいいかもしれないけど私はプラウダ生なのよ!?」

カチューシャ「ミホーシャの作戦がいつ始まるかわからないからずっと大洗にいたけど」

カチューシャ「その結果1か月!?1か月もこの屁理屈生徒会長と同じ部屋で過ごしてたのよ!?」

沙織「えぇ....、それは帰りましょうよ....」

みほ「学校とか大丈夫なんですか?」

カチューシャ「私はもう引退の身よ、進学先も既に決まってるし単位なんてどうにでもなるわ!」

カチューシャ「ってそうじゃなくてミホーシャ!あんたサボりすぎなのよ!!!」

みほ「いやだってカチューシャさん前回の作戦が終わった後帰る雰囲気出してたじゃないですか~」

みほ「なんでわざわざ大洗に残ってるんですか?」

カチューシャ「あ、いや、それは、誰だったかしら、お中岡慎太郎とかいう子の泣く姿がどうしても見たくてね~あはは~....」

杏「おりょうちゃんね」

みほ「坂本龍馬の相棒と名前がごっちゃになってます」

沙織「そもそもおりょうは龍馬の奥さんの名前だからごっちゃになるとしても中岡慎太郎の奥さんの方を言うべきじゃ....」

カチューシャ「うるっさいわね!!!それもこれも全部ミホーシャのせいなんだから!!!」

みほ「えぇ....」

735: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/16(月) 02:03:00.94 ID:Wd8D3PU60
杏「一応待たせたのは事実だからね~、西住ちゃんも反省しときなよ~?」

みほ「はい....」

みほ「お待たせしてすみませんでした、家の関係で年末年始はどうしても外せない用事が多くて....」

みほ「気が付いたらこんな時期になってしまいました....」

杏「ね、西住ちゃんにも事情があるんだからこのあたりで許してあげたら?」

カチューシャ「む、むぅ....、確かにやむを得なかったみたいね....」

みほ「そうですよ、人の絶望した顔に愉悦を覚える私が自らの意思でこの企画を休むわけありません!」

杏「以前より症状が悪化してない?」

沙織「みぽりんもずっとこれが出来なくて相当ストレスが溜まってたんだ....」

みほ「あー乙女の涙で塩分補給したい!!!」

カチューシャ「これならモチベーションも問題なさそうね....」メソラシー

杏「やっぱり全力で挑んでもらわないと!」

沙織「(みぽりんが全力で挑めばいくら軍神でも周りが見えなくなるだろうし、そしたら私たちの方も成功しやすくなるからね!)」

杏「じゃあさっそく去年から温めてた作戦を決行しようじゃない」

みほ「あれ?そういえば....」

三人「?」

736: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/16(月) 02:05:54.27 ID:Wd8D3PU60
みほ「何で沙織さんがいるんですか?許してくれたとはいえ私に嵌められて怒ってたはずじゃ....」

杏「いや~もし西住ちゃんに招集かけられても私会長だからさ~、どうしてもいけないときが今後あるかもしれないでしょ?」

杏「だからそんな時のために私と同等の働きが出来る後継者を作っとこうとおもってさ~」

杏「今回は私とカチューシャも手伝うけど、武部ちゃんにも現場で学んでもらおうってわけ!」

沙織「私も本当はこんなこと手伝いたくないけど会長が学校にいられなくしちゃうよ?って言うから仕方なく....」

みほ「なるほど~、さすが会長さんですね!」

カチューシャ「(よくこうも嘘をペラペラ並べ立てられるわね....)」

カチューシャ「(ちなみにミホーシャは作戦がばれてないと思ってるマコーシャと)」

カチューシャ「(たかロスで正気を失ったままだと思っているカルパッチョーシャの存在は隠ぺいしてるわ!)」

カチューシャ「(作戦時はミホーシャにばれないよう隠密行動に徹してもらうの!)」

沙織「それで具体的にはどうやっておりょうさんを泣かせるの?」

みほ「はい、今回はですね、あのダイナマイトボディを利用します!」

カチューシャ「ミホーシャって  コンじゃなかったのね」ホッ

杏「今流行りの二刀流ってやつだね~」

みほ「違います!」

沙織「まあおりょうさんの●●●●は相当だもんね~....」

みほ「沙織さんの言う通り、あれを利用しない手はありません!」

杏「よ~しじゃあ久々の泣かせる大作戦、いってみよ~!」

みほ「お~!」

三人「....」ニヤリ

737: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/16(月) 02:06:22.84 ID:Wd8D3PU60
おりょう「....」テクテク

おりょう「....!」サッ

ヒュン

バシィ!

おりょう「....矢文?私は幕末専門でこういうのはよく分からんぜよ....」ホドキ

おりょう「ふむ....会長からぜよ、今すぐ生徒会室に来いと....」

おりょう「呼ばれたなら行くしかないぜよ....、しかしあの会長からの呼び出し....」

おりょう「面倒なことに巻きこまれそうな気がするぜよ....」テクテク

おりょう「....」テクテク

みほ「華さんさすがですね!」

カチューシャ「危ないでしょこんなの!?普通に携帯で連絡すればいいじゃない!?」

華「あのぅ、これだけのために私を呼び出さないで欲しいんですが....」

みほ「はいおこめ券」

華「頑張ってくださいね♪」シュタッ

沙織「華....」

杏「さ、私たちも早く学校に戻ろっか~」

738: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/16(月) 02:06:50.12 ID:Wd8D3PU60
~生徒会室~

おりょう「失礼するぜよ」ガチャリ

杏「や~や~おりょうちゃ~ん、よく来てくれたね~」

おりょう「....ぜよ」

沙織「....」ニッコリ

おりょう「奇妙なメンバー、今日はいったいどういう事情ぜよ?」

杏「かーしま、じゃなかった武部ちゃん、よろしく~」

沙織「はい会長、うちの学園艦が未だに財政難に苦しんでいるのは知ってるよね?」

おりょう「まあ、そもそも経営状況が悪いから一度は廃艦にされかけたわけぜよ」

おりょう「それが取り消しになったからといっていきなり経営が改善するはずもないぜよ」

杏「せいか~い」

沙織「寄付なんかも結構あったみたいなんだけどそれでも新しい戦車を買えるほどじゃなくて....」

杏「私たちは少しでもお金を稼ぎたいってわけ!」

おりょう「なるほど....」

おりょう「しかし私がそれとどんな関係があるぜよ?私の持ちうる技能など幕末史に多少通じているだけでお金になりそうなものは....」

杏「あるじゃないそこに立派なものがさ~」ユビサシ

おりょう「?」

739: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/16(月) 02:07:45.80 ID:Wd8D3PU60
沙織「これこれ~」グワシッ

おりょう「な....////」バッ

おりょう「いきなり何をするぜよ....////」カァーッ

杏「お~いいね~、おりょうちゃんもそんな顔するんだ~」ニヒヒ

沙織「その体でそんな顔してたら男は爆釣れだよ~やだも~」ヤダモー

おりょう「何を言ってるぜよ....////」

杏「さっき言ったじゃん、その立派な体でお金を稼ぐんだよ」ニヤリ

おりょう「は、はぁ!?」

沙織「誤解しないでね?別に体を売るとかそういうんじゃないから!」

杏「今ね、大洗女子の写真集の発売を計画しててね~」

沙織「全国優勝で話題になってる今それを出せば絶対売れるに決まってるよね!」

おりょう「一高校がそんなこと認められるわけないぜよ!」

杏「文科省にはこの前のこともあって顔が利くんだよね~私」ニタァ

沙織「ね、お願いおりょうさん!大洗女子を助けると思って一肌脱いでくれないかな?」

沙織「あ、撮影じゃ一肌どころじゃ済まないかもしれないけど」ヤダモー

おりょう「....」

740: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/16(月) 02:08:27.83 ID:Wd8D3PU60
おりょう「お断りさせてもらうぜよ」キッパリ

おりょう「私もこの学校は大切ではあるが、さすがに自分の体を見世物にしてまで尽くすつもりはないぜよ」

沙織「そっか....」

おりょう「すまないぜよ」ペコリ

杏「....」

杏「会長である私に逆らったらどうなるか分かってて言ってるんだよね?」ニコ

おりょう「え?」

杏「この学校にいられなくしちゃうよ?」

沙織「(出た決め台詞!)」プッ

おりょう「っ....!」

沙織「ねえねえおりょうさん、ここは素直に従っておいた方がいいよ?」

杏「そうそう、写真を何枚か撮るだけだからさ~、ね?頼むよ~」

おりょう「....」

おりょう「こんなことがばれたら学園艦はどうなるか....」

杏「私、日本のアル・カポネって言われてるからだいじょーぶ!」ブイッ

おりょう「....」

おりょう「この学校がどうなっても私に責任はないということだけは肝に銘じておいて欲しいぜよ」

杏「ど~にっもならないって~」ニタァ

沙織「(どうせおりょうさんの体を見るのはここにいる私たちと....)」

741: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/16(月) 02:12:44.09 ID:Wd8D3PU60
~別室~

みほ「別室にいる私たちだけだから心配いりません!」ニコニコ

カチューシャ「ミホーシャ、また酷い作戦を考えたわね....」ドンビキ

みほ「思いのほかおりょうさんは乙女心を持っているようなのでこの後は楽に終わりそうです」ニッコリ

カチューシャ「そうね....」

カチューシャ「(成功してもらわないと私たちも困るし)」

カチューシャ「(オリョーシャには犠牲になってもらうわ、ごめんなさい)」

カチューシャ「それにしても....」

みほ「?」

カチューシャ「あの二人演技上手すぎない?特にサオリーシャなんて初めてなんでしょ?」

カチューシャ「二人とも根っからのド変 コンビにしか見えないわ....」ドンビキ

みほ「あ、あぁ....、確かに気合いが入ってますよね....」

みほ「でも二人の熱演のおかげでスムーズに進んでいますしこちらとしては助かっています!」

カチューシャ「まあネタバラシした後もあの子は二人を変 としか見られなくなるかもしれないけどね」

みほ「選択と犠牲です」

カチューシャ「(さすが軍神ね....)」ブルッ

742: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/16(月) 02:53:03.97 ID:Wd8D3PU60
~数分後~

おりょう「ほ、本当にこれで撮るんですか....?」オズオズ

杏「うん、普通の格好でもある程度は売れるんだろうけどやっぱりそのくらいしないと大金は入ってこないよ~」

沙織「(よっぽど恥ずかしいのか口調素に戻っちゃってる、可愛い)」ニヤニヤ

おりょう「....」

おりょう「....////」ソロリ

杏「お~いいねぇ!」パチパチ

沙織「(デカっ!?)」

おりょう「恥ずかしい....////」

杏「やっぱ水着が一番だねぇ~」

沙織「おりょうさん、前も水着着てたのにそんなに恥ずかしいですか?」

おりょう「だって、水に入るためじゃなくて見せるために、しかも学校でこんな格好なんて....////」

沙織「(鼻血でそう)」ダバダバ

743: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/16(月) 02:53:29.98 ID:Wd8D3PU60
杏「よ~しじゃあ撮るよ~」

おりょう「え?それはプロの人とかがするんじゃないんですか?」

杏「こう見えて私写真はプロ級の腕前なんだよね~(大嘘)」

沙織「それにおりょうさんも男の人に撮ってもらうより気が楽かなって」ニコ

おりょう「会長....!」

杏「(無理やりやらせてる時点で相当酷いんだけどね~)」

沙織「(下げた後に上げてるから、普通のことなのに素晴らしいことに思えちゃうんだろうなあ)」

杏「は~いポーズ決めて!」

おりょう「こう、ですか....?」

杏「おっけ~!」パシャリ

杏「次は、ん~」

沙織「両腕で胸を寄せるとか?」

杏「さ~いよう!」

おりょう「どうですか....////」ムギュッ

杏「いいね~!!」パシャパシャ

杏「んじゃ次はね~」

744: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/16(月) 03:00:55.01 ID:Wd8D3PU60
~数時間後~

杏「どう?もう慣れてきたんじゃない?」

おりょう「なかなか楽しいものぜよ!」

沙織「(会長の巧みな話術によっておりょうさんの心は次第に操られてゆき)」

杏「じゃあそろそろ....」

杏「上、全部取っちゃおうか~!」

おりょう「え!?いやそれはさすがに....」

杏「ここまで来たら薄い布一枚くらい何も変わんないって~」

おりょう「でも....」

杏「それにおりょうちゃん素敵だからもっと良い写真撮りたいんだよお願い!」

おりょう「....ちょっとだけぜよ?」ハラリ

沙織「(遂に最後の壁さえも突破してしまったのでした)」

沙織「(よく『脱ぐ気はなかったけどカメラマンの人に乗せられて脱いじゃった』みたいなのを聞くけど)」

杏「お~だいた~ん!いいねその調子!綺麗だよ~!」パシャリ

おりょう「////」

おりょう「こんなのどうぜよ!」バッ

杏「ん~最高!」パシャパシャ

沙織「(本当にこんなのあるんだな~....)」

沙織「(会長が凄いだけかな....?)」

745: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/16(月) 03:11:56.44 ID:Wd8D3PU60
~別室~

カチューシャ「あいつの話術は凄まじいわね....」

みほ「口だけで自分より年上の大人たちと渡り合ってきた人ですからね」

みほ「その気になれば市議会議員くらいにはなれると思いますよ?」

カチューシャ「年齢制限あるのに!?」

みほ「まあこれでおりょうさんは堕ちたも同然ですね」ニコ

カチューシャ「そうね....」

カチューシャ「....」チラ

カチューシャ「み、見て!あの子ついに胸部装甲を外すわ!」

みほ「おぉっ!ご開帳ですね!」

カチューシャ「....!」

カチューシャ「....」サラサラ

みほ「うわぁ~なんて素晴らしい光景でしょう!ほら、カチューシャさんもよく見てください!」

カチューシャ「ええもちろんよ!」チラ

カチューシャ「(よし、気づかれてないわね)」アセアセ

カチューシャ「(こっちも順調、そっちも頑張りなさい)」

カチューシャ「....」

カチューシャ「(....私見てるだけって約束だったはずなのに思いっきり参加してるじゃない!)」

751: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/23(月) 00:16:10.49 ID:bOj+Knsq0
杏「よ~しこれくらいでいいかな~」

おりょう「え?もう終わりぜよ?」

杏「撮り足りない感じ~?」

おりょう「なんだか撮っているうちに楽しくなってきたぜよ♪」

おりょう「今までにない自分をさらけだせたというか....」

沙織「明治維新?」

おりょう「それだっ!」ビシィ

杏「あはは~、でもまああんまり撮っても使わない写真増えちゃうだけだしもったいないよ?」

沙織「それに、おりょうさんは気づいてないみたいですけどもう結構遅いし....」

おりょう「本当ぜよ!?楽しい時間は早く過ぎるとはよく言ったものぜよ!」

杏「んじゃ今日はこれでおしま~い、おりょうちゃんありがとね~」フリフリ

おりょう「こちらこそ、貴重な体験をさせてもらったぜよ!」

おりょう「それでは!」テクテクテク

二人「....」

752: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/23(月) 00:16:40.41 ID:bOj+Knsq0
沙織「なんかすご~くあっさり帰っていきましたけど本当に計画通りいくんですか?」

杏「ふっふっふ~、甘いね武部ちゃ~ん」

杏「あんなの私の話術に惑わされたに過ぎないんだよ」ニタァ

沙織「まあ最初はあんなに嫌がってたのに、最後はそのまま全裸で帰ろうとしてましたもんね....」ドンビキ

杏「だんだん感覚を麻痺させていったんだよね~、おかげで全裸の写真も手に入れて....」

沙織「リベンジポルノでもするんですか?」

杏「私たちからはしないよそんなことは~」

杏「私たちからは、ね?」ニタァ

沙織「(敵に回したくないなぁ....)」

沙織「(しかもおりょうさんに至ってはみぽりんを泣かせるための前座だし....)」

753: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/23(月) 00:17:34.67 ID:bOj+Knsq0
~別室~

カチューシャ「なんとか計画通り進んだわね....」

みほ「やっぱり会長は頼りになります!」

みほ「カチューシャさんと同じ年とは思えません....」

カチューシャ「うるさいわよ!!」

みほ「あ、身長は会長の方が高いし仕方ないのかな....」

カチューシャ「身長が高ければ頭が良くなるわけ!?じゃあなによ、アンドレ・ザ・ジャイアントは頭が超良かったって言うの!?」

みほ「知りませんよそんなこと....」

カチューシャ「ほーら!やっぱり身長と知能に因果関係なんてないんじゃない!」

みほ「でもカチューシャさんは子供っぽいじゃないですか、ほら、そうやってすぐピーピーいうところだってそうですよ?」

カチューシャ「ピーピーなんて言ってないわよ!!!」

みほ「しかし自分でこの計画を立てておいてなんですが、この後は完全におりょうさん次第ですよねー」

カチューシャ「ちょっと!私の話はまだ終わってないんだけど!?」

みほ「でもあの人が普通の乙女の感覚を持っているならきっとうまくいくかな」ニコ

カチューシャ「....」

754: ◆bL5b7ovQmQ 2017/01/23(月) 00:18:02.67 ID:bOj+Knsq0
カチューシャ「あの子、普通かしら?」

みほ「....」

みほ「ま、まあ羞恥心に関する部分が普通ならそれでいいですし....」

カチューシャ「(それ以外は普通じゃないって言いたいのね....、確かにそうだけど)」

みほ「それに撮影の時は素が出てましたし、野上武子さんに戻れば耐えられなくなります!」ニッコリ

カチューシャ「そうね!全国に自分の裸が出回るなんて、あの会長の口車に乗せられてなきゃ絶対承諾しないもの!」

みほ「その通りです、安心して待ちましょう」ニコニコ

カチューシャ「えぇ....」

カチューシャ「(順調ね....)」

771: ◆bL5b7ovQmQ 2017/02/16(木) 22:37:19.88 ID:zA1Heh040
おりょう「いや~今日は特別な体験をさせてもらったぜよ!」

おりょう「最初は少し恥ずかしかったが会長の言葉のおかげで新たな自分が出せたぜよ!」

おりょう「明治維新とはよく言ったものぜよ!」

おりょう「はっはっは!」

テクテクテク

おりょう「今まで歴史一辺倒だったから忘れていたが....」

おりょう「容姿について人から褒められるというのは心地よいぜよ////」

おりょう「これからは歴女の『歴』だけでなく『女』の方にも力を入れていきたいぜよ////」

おりょう「////」

おりょう「な、なんてな!あっはっはっは!」

おりょう「さ、早く家に戻らなければ!」

ヒョコヒョコヒョコ

772: ◆bL5b7ovQmQ 2017/02/16(木) 22:37:45.63 ID:zA1Heh040
沙織「....」ジー

杏「どう?」

沙織「校門前で立ち止まったかと思ったら突然ニヤニヤしだして」

沙織「そのままスキップしながら帰っていきました」

杏「あれ~?夜風に当たって頭が冷えれば正気に戻ると思ったんだけどなぁ~」

ガラガラ

カチューシャ「どうすんのよ!?これじゃ計画失敗よ!?」

みほ「....」

沙織「(今回だけはどうしても成功させなきゃいけないのに....)」

杏「どうする?西住ちゃん」

みほ「....そうですね」

みほ「果報は寝て待てと言います」

みほ「それに、ここで下手に動いても状況が肯定するとは思えません」

みほ「元々おりょうさんのメンタルに頼った作戦ですからこういうこともあります」

みほ「素に戻った時のおりょうさんからしてあれを後悔しないはずもありません」

みほ「少し様子を見てみましょう」

773: ◆bL5b7ovQmQ 2017/02/16(木) 22:38:38.56 ID:zA1Heh040
カチューシャ「そんなのんきなこと言ってていいの?」

みほ「なんだかカチューシャさん、今回はやけにやる気がありますね」

みほ「頼んでもいないのにこんなに積極的に参加して....」

カチューシャ「(ギクッ!)」

みほ「この計画が成功しなければいけない理由がほかにあるんですか?」ニッコリ

沙織「(これだから子供は....)」ハァ

カチューシャ「そんなことはないわ!」ダラダラ

みほ「....ふーん」

みほ「まあいいです、おりょうさんの涙は明日以降となりましたし今日は余興でも見てから解散ということで」ニコ

杏「余興?」

みほ「はい、実は先ほど私の飲み物に怪しい粉末を入れた人がいまして....」

カチューシャ「(ギクギクッ)」

みほ「何かわからないんですがとりあえず気づかれないように相手のものと入れ替えておいたんです」

カチューシャ「(ギクギクギクッ)」

みほ「悪戯はいけませんよ、カチューシャさん?」ニコォ

カチューシャ「」

774: ◆bL5b7ovQmQ 2017/02/16(木) 22:42:37.61 ID:zA1Heh040
みほ「あとは私たちで、薬の効果が出るのをじっくり眺めさせてもらうとしましょう」ニッコリ

カチューシャ「ちょちょちょちょっとまって!!!」

カチューシャ「ごめんなさいミホーシャ!ほんの出来心なの!」

カチューシャ「それにもう薬の効果は出てて!今すぐにでもトイレに駆けこまなきゃマズいの!!!」

カチューシャ「大変なことになるの!!!!」

みほ「なるほど」

カチューシャ「そういうことだからちょっと行って

ガシッ

カチューシャ「....ミミミミミホーシャ」ダラダラ

みほ「まあまあカチューシャさん、そう焦らないでください」ニッコリ

カチューシャ「お願いこのあとどんな罰でも受けるからだから

みほ「大か小か知りませんが」

みほ「この部屋からは全てが終わるまで一歩も出しませんよ?」ニッコリ

カチューシャ「そんなことしたら....」ダラダラ

775: ◆bL5b7ovQmQ 2017/02/16(木) 22:43:04.22 ID:zA1Heh040
みほ「あ!なんと偶然!こんなところに可愛らしいおまるがありますよ!よかったですねカチューシャさん!」

杏「(さすがに生徒会室汚されるのは困るからよかった....)」

沙織「(みぽりんが  コンでよかったですね....)」

みほ「  コンじゃありません」ギロリ

沙織「ひぃっ....」チョロ

みほ「さ、カチューシャさん!」

みほ「もう限界ですよね?遠慮なくこちらに座ってください!」ニコニコ

カチューシャ「ミホーシャお願い....許して....」ガクガク

みほ「カチューシャさんの大好きなノンナさんのイラスト付きですよ!」

杏「(えぇ....)」

沙織「(余計にしづらいよ....)」

カチューシャ「お願い....」ガクガク

みほ「ダーメ」ニコニコ

みほ「カチューシャさんは大人ですし、1人でおトイレできますよね?」ニッコリ

カチューシャ「」

776: ◆bL5b7ovQmQ 2017/02/16(木) 22:44:18.30 ID:zA1Heh040
おりょう「....ふぅ」ホカホカ

おりょう「働いた後の風呂は格別ぜよ....」ホカホカ

おりょう「....」チラ

おりょう「なんだか不思議な感覚ぜよ....」

おりょう「生まれてから毎日見てきたはずの自分の体が、別物に見える....」

おりょう「....」

おりょう「....綺麗、か」

おりょう「....////」チャプン

おりょう「....」

おりょう「しかし、褒められたことは有り難かったが」

おりょう「あれが全部....」

おりょう「....」

おりょう「あの時はつい舞い上がって大胆なことをしてしまったが....」

おりょう「....うーむ」

おりょう「....」チャプン

778: ◆bL5b7ovQmQ 2017/02/18(土) 19:30:38.30 ID:m4ARpHnb0
~翌朝~

杏「....」カリカリ

杏「....」カリカリ

コンコン

杏「?」

杏「(誰だろこんな時間に、まだ朝の7時なんだけどな~)」

杏「どうぞ~」

ガチャリ

おりょう「....」

おりょう「朝早くにすまないぜよ」

杏「(げぇっ!?)」

杏「お、おー昨日はご苦労さま~」

杏「(マズいな~、今私しかいないところで泣かれても西住ちゃん満足しないよ絶対....)」

おりょう「....そのことなんだが」

杏「ん~?どうかしたの?」

おりょう「....」

おりょう「実は、その....」

779: ◆bL5b7ovQmQ 2017/02/18(土) 19:31:12.91 ID:m4ARpHnb0
杏「(ダメだ~、もう話し始めちゃったし止められないよ~)」アセアセ

杏「(しょうがないから私だけで計画を進めて....)」プルルルルル

杏「ん?あーごめんごめん、ちょっと待って」ピッ

おりょう「....」

杏「もしもし~?」

みほ『おはようございます』

杏「う、うんおはよ」

みほ『私部屋からカメラで見ているのでやっちゃって大丈夫ですよ』

杏「あー、そう....」

みほ『じゃあ汚れ役頑張ってください!』ピッ

杏「(油断も隙もないや)」

杏「(まあでもこれで安心して作戦に専念できる!)」

杏「それで、何の用かな?」ニッコリ

おりょう「....」

おりょう「昨日のことはなかったことにしてもらいたいぜよ」

杏「へ~」ニコ

おりょう「....」

780: ◆bL5b7ovQmQ 2017/02/18(土) 19:31:44.99 ID:m4ARpHnb0
杏「....」ニコ

おりょう「....?」

おりょう「聞いてるぜよ?」

杏「うん、聞いてるよ」ニコ

おりょう「....」

杏「答えは....」

杏「Noだね」ニッコリ

おりょう「....」

おりょう「昨日帰ってから考えたぜよ」

おりょう「やはり女性が人前で肌を晒すなんてこと軽々しくしてはいけないぜよ」

杏「ふむふむ~」

おりょう「それが学校のためになるからといってしていいことではないぜよ!」

杏「あんなに楽しそうだったのに~?」

おりょう「そっ!?それは違うぜよ!ああいうことはあまり経験がなかったからちょっと調子に乗ってしまっただけで」

おりょう「一時の気の迷いぜよ!本心ではないぜよ!」

杏「なるほど~」

781: ◆bL5b7ovQmQ 2017/02/18(土) 19:32:15.94 ID:m4ARpHnb0
おりょう「だからお願いぜよ、いやお願いします」

おりょう「私が承諾したにもかかわらず身勝手なお願いですが、昨日のことはなかったことに....」ペコリ

杏「う~ん....」

杏「そこまで言われたら私としてはおりょうちゃんのお願いを聞いてあげたいよ~?」

おりょう「それじゃあ!」

杏「でもこれ見てよ~」スッ

おりょう「....これは?」

杏「予約状況」

おりょう「こ、こんなに....」

杏「なんだろうね~、この国には戦車道ファンが多いのかな~」

杏「とまあこんな感じで予約殺到中でさ~」

杏「今更内容変更するわけにはいかないってわけ」

おりょう「そう、ですか....」

782: ◆bL5b7ovQmQ 2017/02/18(土) 19:32:45.26 ID:m4ARpHnb0
おりょう「あれ?」

おりょう「そういえば最後に撮った、あの、裸の写真は....?」

おりょう「せめてあれだけでも....!」

杏「あ~あれ、あれはね、お偉いさん方用の特典!」

おりょう「そんな....」

おりょう「お願いします!どうにかなりませんか!」

杏「だ~から無理だってば~」

おりょう「....」

おりょう「....それじゃあ」

杏「外部に助け求めようったって無駄だと思うよ?」

おりょう「どうしてですか!」

杏「だっておりょうちゃんが自分から積極的に脱いで行ったのはバッチリ映像に収めてるしね~」

杏「ま、それも特典用なんだけどさ~」

おりょう「....」

783: ◆bL5b7ovQmQ 2017/02/18(土) 19:33:31.22 ID:m4ARpHnb0
杏「ま、せっかく一肌脱いでくれたんだからさ」

杏「それを役立てようよ、ね!」

おりょう「....」

杏「私だって本当はこんなことしたくないけどさ~」

杏「私がいなくなったあとのこの学園を救うために

おりょう「....」ツー

おりょう「....失礼します」フラフラ

杏「あ、行っちゃった」ピッ

杏「西住ちゃん、追跡できるの?」

みほ『任せてください、GPSで現在位置を確認できるので追ってください!』

みほ『私もすぐに現場へ向かいます』

杏「りょうか~い」ピッ

杏「さて、こっちの方も裏で進めとくか~」ピッ

沙織「もしもし武部ちゃん?もう始まってるよ~、起きてね~」

784: ◆bL5b7ovQmQ 2017/02/18(土) 19:35:20.49 ID:m4ARpHnb0
おりょう「....」フラフラ

おりょう「....」フラフラ

おりょう「どうすれば....」

おりょう「....」ピタ

おりょう「いや、どうしようもないか」

おりょう「私が迂闊だっただけの話ぜよ」

おりょう「....はぁ」ツー

おりょう「(私が恥をかくのは仕方ない、自分の責任だ)」

おりょう「....」

おりょう「(....しかし)」ポロ

おりょう「(親からもらったこの体を粗末に扱ってしまった)」ポロポロ

おりょう「(私はそれが許せないんだっ!)」ポロポロ

おりょう「(気の迷いといっても結局は己の弱さ)」ポロポロ

おりょう「(会長にうまく乗せられてあんなことをしてしまった自分がっ!)」ポロポロ

おりょう「情けないっ....!」ポロポロ

おりょう「私はなんて親不孝者なんだ....!」ポロポロ

杏「....」コソコソ

みほ「....」コソコソ

785: ◆bL5b7ovQmQ 2017/02/18(土) 19:35:48.79 ID:m4ARpHnb0
みほ「天を仰いで静かに涙を流してる....」

杏「なんかすっごい絵になる泣き方してるんだけど....」

みほ「あれで女子高生とは....」

杏「情欲的な体と相まってなおさら大人に見えるよ....」

みほ「さっきまでキャラ崩壊しかけてたのに泣くときになって復活なんて....」

杏「どっちが本物なのかわかんないねこれじゃ....」

みほ「キャラになりきっているうちに本質まで変わってしまったんじゃないですか?」

杏「恐るべき執念を感じる」

杏「よし、見るべきものも見られたし私たちは帰って打ち上げでもしようか!」

みほ「え?ネタバラシはまだしないんですか?」

杏「せっかくのレアケースなんだよ?ここで終わらせるのはもったいないでしょ!」

みほ「そう、ですかね....?」

杏「そうそう!この後ももっと追い詰めちゃって色んな泣き顔見ちゃおうよ!」

みほ「....」

みほ「会長も随分と悪い顔になりましたね」ニヤリ

杏「西住ちゃんのおかげだよ~」ニヤリ

みほ「じゃあさらに計画を練りましょう!」

杏「おー!」

杏「(これで西住ちゃんを現場から連れ出せた)」

杏「(あとは頼むよ~)」チラ

沙織「(任せてください)」グッ

789: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/20(月) 19:34:38.90 ID:uMjmOyse0
沙織「はいどうもこんにちは!」

おりょう「!?」ビクッ

おりょう「ま、待ってくれ!今はちょっと都合が悪いぜよ!」グス

沙織「くんくん....」

沙織「おりょうさんから微かな潮の香りがする....」

沙織「さては....」

沙織「涙を流してましたね!」ビシィ

おりょう「なっ!?」

沙織「と、冗談はここまでにして」

沙織「素晴らしい涙をありがとうございました」ペコリ

おりょう「....?」

沙織「わたくしこういうものです」スッ

おりょう「いや知っているが」

沙織「実はさっきまでのおりょうさんの号泣シーン、最初から最後までずっと見せてもらってたの!」

おりょう「....」

790: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/20(月) 19:35:52.53 ID:uMjmOyse0
おりょう「はああああああああああああ!?」

おりょう「どういうことぜよ!?!?!?!?」

沙織「簡潔に言うと」

沙織「おりょうさんが泣く原因になった出来事」

沙織「全部嘘なの!」ペカー

おりょう「....」

おりょう「はああああああああああああ!?」

沙織「あれは全ておりょうさんを泣かせるためだけに仕組まれたドッキリ!」

おりょう「もう何が何だか....」

沙織「詳細を説明すると....」

791: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/20(月) 19:36:18.94 ID:uMjmOyse0
おりょう「なるほど....」

おりょう「つまり私は隊長を嵌めるためだけに無駄にストレスを与えられ終いには情けない姿を晒したというわけか」

沙織「その通り!」

おりょう「....」

おりょう「まあ隊長を嵌める嵌めないは関係なく」

おりょう「いままでの被害者と同じように泣かされたと思えば....」

おりょう「いや、何もよくはないぜよ」

沙織「そういうわけで計画はようやく2割といったところです」

おりょう「私があれだけ苦労して涙を流したのにたった2割....」

沙織「ここからはおりょうさんの演技力の腕の見せ所だよ!一緒に頑張ろおりょりん!」

おりょう「その呼び方は出来ればやめて欲しいぜよ....」

792: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/20(月) 19:38:58.73 ID:uMjmOyse0
おりょう「それに演技なんて私には無理ぜよ....」

沙織「えぇ~なんで?素は普通にカワイイのにそんなキャラ演じてるってことは演技くらいできるよ~!」

おりょう「ちょっ!?素とかやめるぜよ!これはキャラや演技じゃ

沙織「この前の偽撮影の時普通の少女だったような~?」ニィ

沙織「それに演技って言っても管につながれて死体のように眠ってるだけだから大丈夫大丈夫!」

おりょう「えぇ....」

沙織「お願い!」

おりょう「わかったわかったやるぜよ!」

沙織「やった!」

おりょう「その代わり失敗しても知らんぜよ?」

沙織「もちろん!でもここまでは完璧に進んでるし成功するよきっと!」

おりょう「だといいが....」

沙織「じゃこれからの計画を家で説明するからついてきて!」

沙織「行こおりょりん!はダメだから....」

沙織「野上武子!」

おりょう「まだおりょりんの方がマシぜよ!」

793: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/20(月) 19:39:24.73 ID:uMjmOyse0
おりょう「普通の女子高生らしい部屋ぜよ」キョロキョロ

沙織「女子力高いって言って!」

おりょう「それで....」

カルパッチョ「たかひなたかひなたかひなたかひなたかひな」

麻子「さおまこさおまこさおまこさおまこさおまこさおまこ」

おりょう「この2人はいったい....?」

沙織「あー2人とも関係各所への根回しとか連絡で疲れてるみたい....」

おりょう「危ないうわごとを発するレベルの疲れ....どれだけ頑張ってるぜよ....」

カルパッチョ「それだけ西住さんへの恨みが」

麻子「強いということだ」

おりょう「私なんかとは比べ物にならない仕打ちを受けたようぜよ....」

沙織「まあね....」

794: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/20(月) 19:39:58.90 ID:uMjmOyse0
~翌朝~

カチューシャ「それで?計画はどうなったの?」

みほ「とりあえずおりょうさんの涙は拝めましたよ?」

カチューシャ「とりあえず?」

みほ「会長さんと相談して長期戦にすることを決めました」

みほ「昨日だけでは消化不良感もあったのでここからじっくり時間をかけて追い込み」

みほ「満足のいく落涙ライフを送りたいと思います!」ニッコリ

カチューシャ「ミホーシャはやっぱり悪魔ね....」

みほ「そんなことを言う悪いお口はここですかー?」プリッ

カチューシャ「そこ口じゃなくて肛

みほ「今度さっきみたいなこと言ったらこれですよー?」ニッコリ

カチューシャ「浣腸はやめて!!!お願い!!!」

みほ「だったらあんまり調子に乗らないでくださいね」ニコニコ

カチューシャ「わ、わかったわよ....」

カチューシャ「(そんな顔できるのも今のうちよ....)」ニヤリ

カチューシャ「(もうすぐその自信にあふれた顔が涙で歪むんだから....)」ニヤリ

みほ「なんですかその顔は」ブスリ

カチューシャ「あ゛ぁ゛っ!?!?!??!?」

795: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/20(月) 19:40:36.28 ID:uMjmOyse0
~昼休み~

みほ「え?おりょうさん今日おやすみなの?」モグモグ

沙織「うん、さっき会長が言ってた」モグモグ

みほ「困ったなぁ....」

みほ「家の中じゃ様子は見られないし、接触も難しいから家に籠られるのが一番困るんだよね....」

沙織「そだねー」

みほ「適当に脅して無理やり学校に来させるしかないかな~」モグモグ

沙織「発想が怖すぎるよみぽりん!」モグモグ

タッタッタッタッ

杏「西住ちゃん!!!!」

みほ「どうしたんですか会長?」

杏「はぁっ....!はぁっ....!大変なっ....!大変なことにっ....!はぁっ....!」ゼエゼエ

みほ「会長、そんなに焦ったらお昼ご飯が出ちゃいますよ?」

796: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/20(月) 19:42:20.23 ID:uMjmOyse0
杏「そんなこと言ってる場合じゃないよ西住ちゃん!!!!」

みほ「えぇ....?私まだ食べてる途中なんですけど....」

杏「おりょうちゃんが!!!!」

みほ「今日おやすみだって聞きましたよ?」

杏「それがマズかったんだ!!!!」

杏「おりょうちゃんが....!!!」

杏「さっき家で手首から血を流した状態で見つかったって!!!!!」

みほ「....え」

杏「今から病院に行くから一緒に来て!」

みほ「は、はい」

タッタッタッタッ

沙織「行っちゃった....」

沙織「....」ピッ

沙織「もしもし麻子?」

沙織「今みぽりん達そっちに向かったよ」

沙織「準備は?」

沙織「おっけ~私もすぐ行くから~」

沙織「は~い」ピッ

沙織「....」

797: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/20(月) 19:43:32.48 ID:uMjmOyse0
沙織「計画通り!」ニヤリ

沙織「じゃあ私も病院に行ってきますね!」

カチューシャ「ちょっと....私それどころじゃないんだけど....うっ....」

沙織「トイレはそこですよ?」

カチューシャ「ここまで来て私だけミホーシャの泣き顔を見ないわけにはう゛っ!!!!」グルグル

沙織「この後漏らされても困るからおとなしくトイレに籠っててください!」

カチューシャ「嫌よ!!!私もうぐぁっ!?」

沙織「ちょっと!ここ食堂ですよ!?」

沙織「早くトイレに行きましょう!」グイグイ

カチューシャ「ダメ!!!今動いたら出ちゃう!!!!」プルプル

カチューシャ「もう半分くらいこんにちはしてるの!!!!」プルプル

沙織「えぇ~....」

沙織「....」

沙織「じゃ、そういうことで!」タッタッタッ

カチューシャ「サオリーシャー!!!!!」

798: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/20(月) 19:44:06.80 ID:uMjmOyse0
~病院~

おりょう「....」

杏「発見が早かったから今はなんとか命をつなげてるけど」

杏「まだ予断は許さない状況だってさ....」

みほ「....」ウツムキ

杏「....」

杏「....私たちが思ってたよりずっと衰弱してたってことだね」

みほ「....」ウツムキ

杏「西住ちゃんのせいじゃないよ」

杏「誰もこんなことになるなんて予想できなかった」

みほ「....」ウツムキ

杏「....」

杏「....ごめん、ちょっと学校に連絡してくる」テクテク

みほ「....」ウツムキ

みほ「....」ウツムキ

みほ「....」ウツムキ

おりょう「....」

799: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/20(月) 19:54:20.67 ID:uMjmOyse0
~別室~

沙織「どうですか?」

杏「西住ちゃん、突然の事態にまだ現実が飲み込めてないかもしれないね」

麻子「でもあの感じだと相当動揺してるだろう」

カルパッチョ「理解してからは意外と早いかもしれません」

杏「そうかもね~」ニヤリ

沙織「あとは死にかけ役のおりょりんがそれまでばれずにやり通せるか」

麻子「あれだけ管に繋がれていたらさすがに疑いすらしないだろう」

カルパッチョ「突然すぎて疑うという感情すら芽生えないのでは?」

杏「まあ私たちはしばらく見とくしかないか」

沙織「....」

沙織「みぽりんのあんな顔、初めてかも....」

麻子「....確かにな」

800: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/20(月) 19:55:36.32 ID:uMjmOyse0
杏「西住ちゃんも昔色々あったわけだしね~」

沙織「....」

麻子「自分を犠牲にしてまで命を救った西住さんだが」

麻子「今度は自分のせいで命が失われようとしているわけだからな」

カルパッチョ「そう考えるとかなり残酷ですね....」

杏「復讐ってのは」

杏「成功したところで達成感は得られない」

杏「胸に残るのは虚しさだけだよ」

4人「....」

杏「ま、後悔はないけどね!!!」

沙織「あれだけ酷いことされてるし!!!」

麻子「許さないぞ西住さん....!!!」

カルパッチョ「たかちゃんの敵....!!!」

802: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/21(火) 00:02:59.92 ID:SVlMB2vP0
~数時間後~

みほ『....』ウツムキ

4人「....」

沙織「まったく動かないんだけど....」

麻子「おりょうさんよりよっぽど死んでるように見える....」

カルパッチョ「でも、寝てるわけじゃありませんし」

杏「ずっと黙ってうつむいてるね....」

4人「....」

杏「これを使うしかないか....」スッ

杏「あんまり長時間かかると迷惑かかるし....」

沙織「それって....」

杏「うん、心停止ボタン」

麻子「おぞましい響きだな」

カルパッチョ「まあ実際に停止するわけじゃありませんから....」

沙織「これを押すと心電図が徐々に乱れて最後は止まるんだったっけ?」

杏「そーそー」

杏「さすがにおりょうちゃんの死ぬ瞬間を目の当たりにしたら我慢できないだろうね~」ポチッ

沙織「押すの早っ!」

803: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/21(火) 00:03:50.33 ID:SVlMB2vP0
ピッ ピッ ピ ピッ

おりょう『....』

みほ『....』チラ

ピピッ ピッ ピッピッ

みほ『!』ハッ

みほ『おりょうさん!』

みほ『....』キョロキョロ

みほ『どうして....!?』

杏「そりゃ焦るよね」

麻子「容態の安定しない患者の心電図が乱れたら普通医者が飛んで来るはずだからな」

カルパッチョ「にもかかわらず誰も来る気配がない」

みほ『っ....!』ポチッ

杏「焦ってナースコールを押しても」

みほ『!?!?!?』キョロキョロ

804: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/21(火) 00:04:52.27 ID:SVlMB2vP0
みほ『....』タッタッ

みほ『....』ガラガラ

みほ『....』キョロキョロ

みほ『なんで!!!!』

杏「人っ子一人いない」

沙織「恐ろしいですねこれ....」

みほ『どうしよう....!!!!』

杏「でも死にそうなおりょうちゃんを置いて離れることもできない」ニヤリ

みほ『っ....!!』タッタッ

杏「結局」

ピッ ピッ ピ ピッ

おりょう『....』

みほ『おりょうさん!!おりょうさん!!!!』

杏「目の前で息絶えていく瞬間を見つめることしかできない」ニタァ

805: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/21(火) 00:05:51.97 ID:SVlMB2vP0
ピッ  ピッ  ピッ

おりょう『....』

みほ『おりょうさん!!!!』グッ

ピッ    ピッ

おりょう『....』

ピーーーーーーーーーーー

おりょう『....』

みほ『おりょうさんっ!!!!』バサッ

みほ『おりょうさん....あぁ....』

みほ『私のせいだ....』ポロ

みほ『私のせいで....』ポロポロ

杏「よし!」

沙織「勝った!」

麻子「苦しめ!」

カルパッチョ「もっと苦しめ!」

みほ『ひぐっ....』ボロボロ

杏「せっかく泣いてくれてるのにこの角度じゃ顔が見づらいな~」

カルパッチョ「向こうのカメラからじゃちょうど見えない微妙なところですね」

杏「じゃあもうネタバレしに行こっか!」

3人「さんせーい!!!」

806: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/21(火) 00:07:23.09 ID:SVlMB2vP0
~病室~

杏「西住ちゃん!」

みほ「会長....」

沙織「みぽりん....」

みほ「おりょうさんが....おりょうさんが....」

杏「西住ちゃん....顔を上げて....」

沙織「(そしてその泣き顔をもっとよく見せて!)」

パン パン  パン パン
デンデン   デンデン

4人「!?!?!?!?!?」

おりょう「....」メソラシー

みほ「Cause this is thriller ~♪ thriller night ~♪」

みほ「And no one's gonna save you from the beast about strike ~♪」

みほ「You know it's thriller ~♪ thriller night ~♪」

みほ「You're fighting for your life inside a ~♪」

みほ「killer, thriller tonight アウッ!」ビシッ

4人「....」

807: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/21(火) 00:07:53.96 ID:SVlMB2vP0
杏「ま、まさか....」

みほ「いやー踊りを覚えるの大変でした」ニッコリ

沙織「嘘でしょ....」

みほ「まさかみなさんが私を泣かせようとしていたなんて....」ニッコリ

みほ「危うく一本取られるところでした!」ニッコリ

麻子「で、でも西住さんさっき泣いてたんじゃ....」

カルパッチョ「そ、そうです!あれは紛れもなく....」

みほ「世の中にはこんなものがあるんです」ニッコリ

杏「め、目薬っ....だと....」

沙織「それがバレないようにカメラの角度まで計算しておりょうさんに縋り付くふりをしていたってこと....」

みほ「ポゥッ!!!!」ビシッ

麻子「全て西住さんの掌の上だったというわけか....」

カルパッチョ「完敗....ですね....」

みほ「でも危なかったですよ?もう少し早く気づいていればバックダンサーも用意できたんですけど....」

808: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/21(火) 00:08:23.76 ID:SVlMB2vP0
杏「ちなみにいつ気づいたの?」

みほ「カチューシャさんが私の飲み物に一服盛ろうとした時に違和感を覚えまして」

4人「(あのクソガキ....)」ギリリッ

みほ「そこから斥候を使って色々調べて」

みほ「そしてさっきおりょうさんに近づいてこっそり聞いていたら」

みほ「顔の動きですぐ分かりました」ニッコリ

沙織「やっぱりみぽりんを騙すのは無理かぁ~」

麻子「悔しいが私たちの負けだ....」

カルパッチョ「でもあと一歩でした!」

みほ「何敗者が爽やかな締め方をしようとしてるんですか?」ニッコリ

4人「....」

みほ「私を嵌めようとしてそのまま帰るなんて言わせませんよ?」ニッコリ

杏「マズいっ!?みんな逃げ

みほ「....」パンパン

エリカ「呼んだ?」シュタッ

愛里寿「みほさん」シュタッ

みほ「縛り上げてください」ニッコリ

4人「」

809: ◆bL5b7ovQmQ 2017/03/21(火) 00:12:51.31 ID:SVlMB2vP0
みほ「さて、みなさんには立場というものをわかっていただかないといけません」ニッコリ

4人「」

みほ「そしてこの先もずうっと」

みほ「私の充実した落涙ライフを支えていってくださいね」ニッコリ

杏「あの、西住ちゃ

みほ「さ!学校の地下にある謎の空間へ行って」

みほ「みなさんにお勉強してもらいましょう!」

4人「」

みほ「誰を泣かせようかな~♪」

沙織「みぽ

みほ「私はようやくのぼりはじめたばかりだからな!」

みほ「このはてしなく遠い涙坂をよ!」

4人「」

【完】