1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:36:09.14 ID:7jjbUcudi
切嗣「では、>>4からはじめようか」

引用元: 切嗣「安価でセイバーと仲良くなる」 


 

 
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:37:02.75 ID:ZEL25tUi0
デート

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:46:16.98 ID:7jjbUcudi
切嗣「セイバー……」

セイバー「!?」

切「買い物に付き合って欲しいんだ」

セイバー「構いませんが、急にどうしたのですか?」

切「マイヤを使いに出していてね、君しかいないんだ」

セイバー「は、はぁ」(君……?)

切「食事も一緒に済ませようと思っているが構わないね?」

セイバー「食事…ですか…楽しみにしておきます。切嗣」(なんだぁ?)

切「そうか、ではまた後で」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:52:41.81 ID:7jjbUcudi
切(さて、セイバーを買い物と食事に付き合わせる約束はした。まずは何を買い物に行くかだな……そうだ、>>15の予備が無かった。それと食事は>>20で済ませよう)


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:56:10.75 ID:LSwj7Pw60
コンビニ

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:04:12.44 ID:7jjbUcudi
切「セイバー、いるかい?」

セイバー「なんでしょうか、切嗣」

切「そろそろ出ようと思うんだが……黒スーツで行くのか?」

セイバー「あ、あなたも同じような服装では無いでしょうか!?」

切「日本ではねセイバー、男のスーツは普段着みたいな物なんだよ」

セイバー「私は男としてブリテンの王としてうんたらかんたら」

切「女の子なんだから、女の子らしい服装をしないと」

セイバー「!?」(寒気が…)


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:16:31.03 ID:7jjbUcudi
切「しょうがない、煮干しを買いに行くついでにセイバーの服を買いに行こう」

セイバー「……分かりました切嗣」

切「車を正面玄関に回すからそこに居てくれるかな?」

セイバー「はい」

~正面玄関~

切「待たせたね」ガチャッ

セイバー「……わざわざすいません」(外道かと思っていましたが紳士なところあるのですね切嗣)

切「閉めても大丈夫かい?」

セイバー「ええ」バタン




37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:29:19.07 ID:7jjbUcudi
~車内~

切「一回だけ煮干しを切らしてしまって鰹で出汁をとったら、アイリが怒ってしまってね。2週間は口を聞いてくれなかったよ」

セイバー「は、はぁ」

切「アイリはたまに強情なところがあるが守ってやってくれ」

セイバー「全力を尽くすことを誓います、切嗣 しかし運転中は前に集中したほうが…」

切「おっと、すまない……君と友好的な関係を築いたほうが今回の聖杯戦争を有利に進められるということに気づくのが遅くなってしまって」

セイバー「構いません、過去の事をとやかく言うつもりはありません」

切「君は強いな……そろそろデパートだ」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:45:15.21 ID:7jjbUcudi
切「女性服のコーナーは……」

セイバー「確かにこの格好では視線を感じますね」

切「この先のようだね、君は映えが良いからね。男性服では余計に目立ってしまう」

セイバー「そ、そうですか」///

通行人A「おい、コクトーあっちから凄いのが歩いてくるぜ」

通行人B「こら、シキ人を指指すんじゃない」

通行人A「あの歩き方只者じゃないぜ」

通行人B「モデルさんみたいな歩き方だね」

通行人A「バカ、外人の方はエモノ振りましてますよって感じだし横の煤けたのは両脇に下げてやがる」

通行人B「ははは、すいません。ほら行くよシキ」

通行人A「わっ、やめろコクトー今夜の獲物見つけたのに、このバカっ」

セイバー「……目立たない服が早急に欲しいです」

切「ここで買おうか」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:54:17.21 ID:7jjbUcudi
~女性服コーナー~

切「……」

セイバー「……」

切「……」

セイバー「切嗣」

切「なんだい?」

セイバー「どれを着れば良いんですか?」

切「……そ、そうだな」

>>48

1.学生服
2.着物

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:55:58.80 ID:SLedtdqE0
2

54: >>45趣味かな 2012/07/15(日) 00:05:24.46 ID:eoP0g/pZi
切「日本と言ったら着物かな…」

セイバー「そうなのですか、さっきの方は着物の上に革のジャンパーを羽織っていましたがあれが今の流行りなのでしょうか?」

切「僕も日本は久しぶりだからね、そうかもしれない。あとで買っておこう」

セイバー「はい」

切「この青いのなんかいいんじゃないか?」

セイバー「切嗣はこれが似合うと思うのですか?」

切「うん」(何を着ても似合うと僕はおもうが…)

セイバー「では、これを」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:18:30.30 ID:eoP0g/pZi
セイバー「お待たせしました」

切嗣「……」(なんて事だ、東洋と西欧の奇蹟と言ったところか…着物の気品に負けず劣らず己の優美さを醸し出している)

セイバー「あの、切嗣?」

切「いや、すまない」

セイバー「似合っていませんか…」しゅん

切「違うんだ、似合いすぎてるというか…流石と言うべきか」あせあせ

セイバー「気に入って頂けましたか」にこっ

切「……ッ」(世界はなんて愚かなんだこんな年端の少女を祀り上げて戦争をさせるなんてッ)

セイバー「?」

切「セイバー…そろそろ帰ろうか」

セイバー「はい、切嗣」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:30:57.84 ID:eoP0g/pZi
セイバー「着物って歩きにくいですね…」よろっ

切「大丈夫かい?」スッ

セイバー「すいません、お手を煩わせるような事では…」

切「僕はいいんだ、セイバーは嫌かい?」

セイバー「……し、失礼します」/// ギュッ

切「……」

セイバー「……」///

切「……」

セイバー「あ、あの…切嗣」///

切「?」

セイバー「お、お腹が空きま…した」///

切「王様がお腹を空かせていては大変だ」にこっ

セイバー「……」///

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:43:16.39 ID:eoP0g/pZi
ピンポーン 「いらっしゃませー」

セイバー「こ、ここは?」

切「コンビニと言ってな、日用品と食糧なら24H何時でも手にはいる場所なんだ」

セイバー「む…いい匂いが」くんくん

切「これはおでんだね」

セイバー「この丸いのは…」

切「肉まんだね」

セイバー「じゅる」くぎゅゅぅう

切「はははっ」

セイバー「申し訳ありません」///

切「そこのテーブルにいるから、好きなもの何でも買っておいで、僕に美味しそうな物を頼むよ」

セイバー「感謝します、切嗣」

セイバーが切嗣に買ってきたもの
1.激辛麻婆豆腐(ご飯無し)
2.ミク饅
3.焼酎とタバコ

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:43:37.64 ID:eoP0g/pZi
>>80

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:44:46.61 ID:B5A8Cjuh0

86: >>85ないーす 2012/07/15(日) 00:57:55.73 ID:eoP0g/pZi
切「んー?」(なんだ…これは…色や見た目から察するに明らかに毒物…)

セイバー「ガツガツ、もきゅっもきゅっ」ガサガサ

切「なぁ、セイバー?これは…」

セイバー「先ほどの肉まんと言うやつですが」もきゅもきゅ

切「……何か店員が薬を混入したり魔術を行使していなかったか?」

セイバー「いえ、私が毒味しましょう」パクッもぐもぐ

切「セイバー!」

セイバー「ごくん……問題ありません。普通の肉まんです」

切「そ、そうか。この、肉まん食べて良いぞセイバー」

セイバー「ありがとうございます」ぱくっもきゅもきゅ


95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:10:20.89 ID:eoP0g/pZi
店員「394円になるが、カードはお持ちかな?」

切「あ、すいません15番2箱とファミチキください」

店員「袋はご一緒でよろしいかな?」

切「はい」

店員「また来店するがよい」

セイバー「ごちそうさまでした、切嗣」

切「ほら、デザートのアイスだよ」

セイバー「はーげんだっつすとろべりー?」

切「苺のアイスだよ、とても美味しいんだ」

セイバー「む…!?」ぱくぱく

切「?」

セイバー「美味しいですあと>>98個食べたいです切嗣」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:11:45.21 ID:FA3yS0Oh0
98

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:29:52.93 ID:eoP0g/pZi
セイバー「あと98個食べたいです、切嗣」

切嗣「98個か…近くのコンビニ回ってみようか」

セイバー「切嗣……あなたは私の最高のマスターです」

~7店舗目~

切嗣「今何個目だい、セイバー?」

セイバー「86個目を開けたところです」

切嗣「ここで98個に至りそうだな」

???「お前らか俺のハーゲンダッツストロベリーを買い占めてる不届き物は」

???「やめなよシキ、明日買って行ってあげるから。それにアイスそんなに好きじゃないよね?」

シキ「うるさいコクトー、好きじゃないが今食べたいんだ」

切嗣「それはすまない事をした、ここに何個かあるので持って行ってくれ」

セイバー「切嗣!それは出来ない、これらは私への褒美である、手を出すなら斬るっ」

シキ「面白いじゃないか、退屈してたんだ」



129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:43:46.78 ID:eoP0g/pZi
切嗣、コクトー「やれやれ」

切嗣「まて、セイバー!お前の力では被害が大きすぎる」

セイバー「しかし、このままでは…」

切嗣「僕が闘おう」

セイバー「!?さ、しかし」

切嗣「どうやらお互いにプロのようだ、致命傷にはならないよ」

セイバー「切嗣……お願いします、私も服を血で汚したくない」

コクトー「シキ…君はもう…」

シキ「向こうは遊んでくれるみたいだぜ」

コクトー「怪我する前にやめなよ、女の子なんだから。それと殺すのは無しだ」

シキ「分かったよ、でも腕くらいは覚悟して欲しい物だね」

切嗣「お互いにプロだ、潔く決着をつけよう」

シキ「あんたが相手してくれるのかおっさん」チャキン

切嗣「……」カチャ

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:13:01.47 ID:eoP0g/pZi
シキ「縮地ッ」先に動いたのはシキだった、一歩で敵の懐まで入り込んで勝利を確信したシキだったが……切嗣「ダブルアクセル」あっさりと式の間合いから外れ体勢を立て直す。

お互いに相手の動きに違和感を覚えつつも暗闇の中で何度も刃と刃がぶつかり合う、両者とも小さな隙を伺っている状態だ。

そんな中、切嗣が唐突に視線を外した、シキが反射的に間合いを詰める。そこへ1台の車が入ってきた、式が車のランプに目を細める。そこへ切嗣が斬りかかる。かろうじてナイフを弾いた式の眼はナイフの死を見ていた「直死の魔眼」、切嗣は次の1手で詰みを予感した。

しかし、突然切嗣のナイフに異変が起こった。

砕けた、割れた、折れた。それらが同時に起こったように切嗣のナイフは形を成していなかった。

式のナイフが頭上高く降ってくる、咄嗟に脇にさしてあるグロックに左手が伸びた、がなんとか思い留まり切嗣「トリプルアクセル」落下中のナイフの刃を右手で拾い直し式の喉元へ投げた。

式のナイフは喉元のナイフを弾くために使われ切嗣を撫ぜることはなかった。

144: 疲れた 2012/07/15(日) 02:28:20.20 ID:eoP0g/pZi
切嗣「……ぜぇぜぇ」

式「はぁ~やめだ、やめだ!ナイフ持ったガンマンと遊んだっておもしろくもなんともねーぜ」スタスタ

コクトー「すいませんでした」ぺこっ

セイバー「……」

切嗣「……」どさっ

セイバー「切嗣! 大丈夫ですか?」

切嗣「はは、遊ぶには大きすぎる猫だったよ」

セイバー「……本気で心配しましたよ」

切嗣「そろそろ帰ろうか、セイバー」

セイバー「えぇ」

148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:46:37.66 ID:eoP0g/pZi
~城~
アイリ「あら、おかえり」

セイバー「只今戻りました」

切「ただいま、アイリ」

アイリ「ご飯出来てるわよ?」

セイバー「食事は済ませてきましまので」

切「僕もたべてきたよ」

アイリ「あらあら、そんな事言わないで、お味噌汁が上手にできたんですから。鰹出汁のね」

セイバー、切嗣「 」

切「違うんだアイリ、忘れたんじゃないんだっ鰹出汁の良さもわかってもらいたかったんだ」

セイバー「そ、そうなんです。この通りお土産も」ガサガサ

アイリ「ふーん、この溶けたアイスがお土産ですか?」ぐちゅぐちゅびちゃっ

切「あ、アイリ、君は何か誤解を……」

セイバー「わ、私達は、は全力を尽くしました」

アイリ「セイバーにはこんな可愛い着物を買ってあげてるのに私には煮干しすら無いんですか、そうですか。」

切、セイバー「すいませんでしたっ」

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:48:49.63 ID:eoP0g/pZi
アイリの不機嫌を治すためにこれからも尽力して行くことになります。二人にはマスターと英霊以上の絆が生まれたことでしょう。終わり