1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:43:36.63 ID:388aynhyo
P「5人共かわいかったなぁ」

P「しかし、実際のところ、ポンコツだったらどうなるんだろ」

P「家政婦型アンドロイド、だっけ? 設定は」

P「メイド服なんかはイベントで着せたことあるしな」

P「アンドロイド……アンドロイドか」

P「こう、ガシャガシャって感じ?」

P「卯月だったらガンバロイドとか……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1386341016

引用元: モバP「ポンコツアンドロイドか」 


 

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS! キラッ! 満開スマイル
歌:島村卯月、小日向美穂、佐久間まゆ、櫻井桃華、双葉杏
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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:44:34.52 ID:388aynhyo
――
P『家政婦型アンドロイドを買ってみたけど、随分働きものだな』

UZK『ガンバリマス! ガンバリマス!』ガタガタ

P『昨日から、ずっと働いてくれてるみたいだし』

UZK『ガンバリマス! ガンバッ……』ドテッ

P『お? 大丈夫か?』

UZK『』ジタバタ

P『……え? 連続稼働時間が28時間超え!?』

P『一日以上働いてるじゃないか!!』

UZK『ガンバリマス……ガンバリマス……』

P『しっかりしろっ、タイプUZK型ー!!』
――

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:45:11.26 ID:388aynhyo
P「……」

P「これは、アカンな」

卯月「プロデューサーさん、お疲れ様ですっ」

P「おお、卯月、こないだのユニットCDもライブも良かったな」

卯月「あっ、えへへ……」

P「これからもがんばっ……」

卯月「はい、がんばります!」

P「あーいや、がんばりすぎなくていいぞ」

卯月「えっ、どうしてですか?」

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:46:32.89 ID:388aynhyo
P「まあ、それより、ほら。一足早いがプレゼントだ」ゴソッ

卯月「わっ、ど、どうしたんですか、こんな」

P「頑張ってるんだから、労わないとな」

卯月「……。あっ、中、見ても」

P「いいぞいいぞ」

卯月「マグカップと、ココア」

P「少し良いの探してきたんだ。暖かくして休むのも大事だろ」

卯月「プロデューサーさん……」

卯月「えへへ、一生大事にしますね」

P「いや、ココアは早めに飲んでくれよ」

卯月「あ、だったら、今すぐ淹れてきます! プロデューサーさんの分と一緒に」ダッ

P「あ、いや、それは卯月のために……あー、行っちゃった」

P「……ん、まあ、いいか」

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:48:16.17 ID:388aynhyo
みく「Pちゃん、何してるにゃ」ヒョコッ

P「おお、みくか。いや、こないだの打ち上げがちゃんと終わらなかったからな」

みく「にゃにゃっ! てことは、打ち上げ第二弾てこと?」

P「そうそう、あの5人でちょっと調整して」

みく「そう言ってくれれば、Pちゃんの分のパーティー用ネコミミセットを準備してきたのにっ!」

P「いや、なんで俺までネコミミだよ」

みく「だってみくは猫キャラなんだもん♪」

P「猫普及キャラではなかったと思うが……」

P(うーん、この強引さからすると、ニャンドロイドはこんな感じかな?)

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:48:51.20 ID:388aynhyo
――
MIK『マゲナイヨ! マゲナイヨ!』ガンッガンッ

P『』

MIK『ミクハ ジブンヲ マゲナイヨッ!』ガンッガンッ ガシャッ パリーン

P『曲がれぇえええええええええええええええええ!!!』

P『何で食事の準備をお願いしたら戸棚にぶつかってんのぉ!?』

MIK『……ニャ』クルリ

P『そうだ、ストップだ!』

MIK『ミクハ ジブンヲ マゲナイノ ニャ』

P『こっちを向いて可愛く見せてもダメ!』

MIK『ニャ?』
――

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:50:21.36 ID:388aynhyo
P「ダメだこりゃ」

みく「にゃっ!? いきなりダメ出し!?」

P「い、いや、別にみくのことじゃないぞ」

みく「う~、Pちゃんは急に変なこと言うからキライにゃ」

P「まあまあ、これやるから、機嫌直してくれ」ガサッ

みく「プレゼント?」

P「おう、CDとライブのお祝いだ」

みく「……スプーンと、紅茶?」

P「ちょっと良いやつだぞ」

P「……その、スプーンは値段が高いやつだから、曲げるなよっていう……」

みく「ぷっ」

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:51:09.90 ID:388aynhyo
 
P「笑うなよ、ちょっと考えて買ったのに」

みく「あははっ、だって、あははっ」

P「くそっ、面白いと思ったのに」

みく「ぜ~んぜん面白いにゃ、あはははっ!」

P「くそー、自分から言わなきゃ良かった」

みく「ふふ、あはっ、Pちゃん大好きにゃ~」ナデナデ

P「うるせっ」

みく「あ、紅茶入れてこようか?」

P「あ、いや、卯月がココア入れてくるって言ってたから」

みく「じゃあ、お湯沸かしてるところだから、みくもいれてくる!」タタッ

P「あ」

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:51:49.49 ID:388aynhyo
P「うーむ、確かにいろいろ飲んでる時間はあるがなぁ」

P「えっと、美穂と菜々はもう少ししたら来るか」

P「ん? 杏は?」

杏「いるけど」

P「いたのか」

杏「なんか、プロデューサーの金で飲み食いが出来るって聞いてたから」

P「それは間違ってないが、その言い方は間違っている」

杏「同じならいいじゃん」

P「いいかなぁ……」

P(うーむ、杏は仮にアンドロイドでもそのままっぽいな。アンズロイドというか)

11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:52:23.62 ID:388aynhyo
――
ANZ『ツカレター、ダルイー』

P『お前、本当にアンドロイドか?』

ANZ『ゴシュジンサマー、マッサージシテー』

P『お前がする方で、俺はされる方だろ?』

P『ちょっとはアンドロイドらしいことを言ったらどうだっ、タイプANZ型!』

ANZ『……』

ANZ『エラー、エラー、シュツリョクテイカ。エネルギーノ ホジュウヲ オコナッテクダサイ』

P『そういう意味じゃない』
――

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:53:35.76 ID:388aynhyo
P「ポンコツじゃねぇか!」

杏「えっ」

杏「……いや、そうかもしれないけどさ」

P「あー、違う違う、そうじゃない」

杏「何なの?」

P「ほれ、飴ちゃんやるから怒るなよ」

杏「お、おう、さんきゅー」

杏「……燃費悪いとか思ってない?」コロコロ

P「思ってるけどさ」

杏「思ってるじゃん」

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:54:47.05 ID:388aynhyo
P「思ってるけど……それだけじゃないからな」ゴソゴソ

杏「ん?」

P「ほれ、プレゼント」

杏「ん……リボン。と、コンパクト」

P「そうそう。おしゃれして、もっと可愛くなってくれや」

杏「……」

杏「あ、ありがと」

P「顔真っ赤だぞ」

杏「うるさいな」テレテレ

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:56:12.78 ID:388aynhyo
美穂「ただいま戻りましたぁ~」

P「おー、美穂、お疲れ様」

美穂「あっ、プロデューサー! あ、あの、菜々さんが少し遅れるって」

P「あれ、そうか。わざわざありがとう、美穂」

美穂「えへへ、そんなこと、大丈夫ですよ」

P(美穂も成長したなぁ)

杏「美穂ちゃんもプロデューサーから何かもらったら?」

美穂「えっ?」

杏「なんか食べ物だけじゃなくって、いろいろくれるみたいだし」

美穂「あ、あの……それって、その、あの」

P「おう、お祝いにな」

P(美穂がポンコツ……だとすると……)

15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:56:49.59 ID:388aynhyo
――
MIH『ゴシュジンサマ ホンジツノ ホウコクデス』ウィーン カタカタカタ

P『おっ、ありがとう』

P『さすが新型ミホドロイドは違うな……ん?』


「ゴシュジンサマト ドキドキ☆ ミホミホダイアリー♪」


P『』

MIH『ハッ ソ ソレハ ナイブデータデス!』

MIH『マチガイデス! ミチャ ダメデス!』バッ ステーン

P『お、落ち着け、これはこれでゆっくり見るから』

MIH『ミチャ ダメデス~~~!!!』
――

17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:58:36.01 ID:388aynhyo
P(かわいい)

P「かわいい」

美穂「えっ、あ、あの、プロデューサー!?」

P「ん? ああ、すまない。これだ、これ」ガサッ

美穂「わあ~! 猫さんの手帳だ!」

P「あと、ひざ掛けな。その、ひなたぼっこ好きなんだろ」

美穂「え、えへ、覚えてくれてたんですね」

P「冬場は日差しはあるけど、空気が冷たいからなー」

美穂「プロデューサー……ありがとうございますっ」

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/06(金) 23:59:11.66 ID:388aynhyo
杏「なんか、杏の時より良い物上げてない?」

P「バカ言うな。これもいろいろ探したんだぞ」

美穂「あっ? 杏ちゃんももらったんですね」

杏「ん……へへ」

美穂「ふふー」

P「……」

P「あ、そうだ。菜々はどのくらい遅れるって言ってた?」

美穂「あ、そうなんです! ちょっと怪我をしたみたいでって」

P「怪我!?」

ガチャッ

19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 00:00:28.17 ID:26Bw+dO1o
菜々「う……ウサミン、ただいま、戻りましたっ」

P「菜々、大丈夫か!」

菜々「だ、大丈夫です」ヨロヨロ

P「なんか怪我をしたって聞いたけど」

菜々「け、怪我……いえ、確かに、そうかもしれませんけど……」

杏「またやっちゃったの」

P「ああ……」

菜々「むぐぅぁっ! ち、違いますっ! ぎっくりとかそういうのではっ! たたたっ」

P「まあまあ、いいからソファにお座り」

菜々「ああ、プロデューサーさんが優しいのに涙が出る……」

20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 00:00:57.60 ID:26Bw+dO1o
――
P『くそっ、Gが出やがった!』

USM『ウサミンビームッ!』ビーッ! ボカン!

P『うおわっ!』

USM『大丈夫ですかっ、ゴシュジンサマ!』

P『お、おお、大丈夫じゃないのは家の壁だけどな』

USM『キャハッ☆ お家の安全まで、ウサミンドロイドにお任せッ』

P『そ、そうか。頼もしいな、壁に穴は空いたけど』

P『……ま、まあ、しゃべりも滑らかだし、高性能だな』

USM『ハウッ!』ドサッ

P『!? どうした!?』

USM『イマノデ……腰部パーツ……ソンショウ……』

P『』
――

21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 00:02:00.96 ID:26Bw+dO1o
P「おう、ポンコツってそういう意味じゃないからな」

菜々「はうっ! な、菜々の体はまだまだピチピチですっ!」

P「あ、いや、そういうことじゃなくってな」

P「じゃーん、頑張った菜々にプレゼント~」

菜々「えっ、えっ? ほ、本当ですか? 誕生日でもないのに?」

P「ああ。開けてみてくれ」

菜々「う、うう~、嬉しいです~」ガサゴソ

――湿布。

菜々「……」

P「よく効くらしいぞ」

杏「良かったね」

美穂「よ、良かったです……?」

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 00:02:34.06 ID:26Bw+dO1o
菜々「こういうの! こういうの求めてないんです!」

P「いや、これはこれでマジなんだが……」

P「でも、こっちも本命な」サッ

菜々「はっ」カサカサ

菜々「……あの」

P「どうした?」

菜々「く、くくく、口紅なんですけど……!」

P「おう。セクシー路線もやりたいなぁって思ってな」

P「ってかそれは取引先の試供品で、本命は欲しがってたアニソン歌手のサイン入りCD……」

菜々(こここ、これって、お返しはキスでって意味よね!? ね!?)

23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 00:03:41.64 ID:26Bw+dO1o
P「まあ、なんだ。やっぱりCuならセクシー系の衣装を着ないとなって」

杏「なるほど……道理で肌面積が広いのをよく着せられると思ってたよ」ジーッ

美穂「も、もしかして、スカートが短かったの……」ジーッ

P「あっ、い、いやいや」

菜々「はうう、着ます! 菜々、いっぱい着ちゃいますよぉ!」

卯月「何を着るんですか?」

菜々「あにゃぁっ! 卯月ちゃん」

みく「なんだか  い流れを感じるにゃ」

菜々「ひにゃぁっ! みくちゃん」

P「さー! みんな揃ったし、会場取ってるから行こうか!」

P「今日は第二弾の打ち上げというわけで!」

卯月「えっ、まだココアが」

24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 00:04:49.45 ID:26Bw+dO1o
菜々「あ、あの、菜々は、その……」コシガ……

P「しょうがない、背負っていくからつかまって」ぐいっ

菜々「あっ!」

菜々(ヤバい……幸せ絶頂過ぎて、今夜死ぬかも……)

みく「あっ!? Pちゃん、ナナちゃんだけずるいにゃ!」

みく「みくものせて!」

P「乗るわけ無いだろ」

杏「……。あー、アンズツカレチャッタナー」

P「!?」

杏「これは背負ってもらわないと、ウゴケナイナー」

卯月「あ、杏ちゃん、プロデューサーさん二人も背負えないから……」

25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 00:06:20.37 ID:26Bw+dO1o
杏「そんなこと言って、卯月ちゃんも背負われたいんでしょ?」

卯月「え!?」

美穂「あ、杏ちゃん! わ、私だって我慢してるんだから!」

みく「これは全員一人ずつ背負われて移動する流れにゃ!」

P「無理だから!」

みく「みくを背負ったら当たっちゃうかもなのにー?」

P「いや、そんなん言うても」

卯月「……」チラッ

美穂「……」コクコク

26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 00:06:57.85 ID:26Bw+dO1o
卯月「ぷ、プロデューサーさん。私、お仕事もっとがんばりますから……今日は、もし、よければ……!」

美穂「プロデューサー……」ウルウル

P「お、おう」

菜々「な、菜々、立てますよ!」

P「いや、無理しちゃダメだから!」


※全員Pが背負って行きました。ココアと紅茶は飲み干しました。


P「俺がポンコツになりそうだわ……」

おしまい。