1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 01:00:29.96 ID:ofh3sv3t0
朝 学校――
サターニャ「ガブリール、昼休みに屋上に来なさい! 勝負よ!」
ガヴリール「朝っぱらからうっせーな……」
サターニャ「いいから来るのよ!」スタスタ
ヴィーネ「……ねぇガヴ、行くの?」
ガヴリール「行かなかったら行かなかったでうるさいからな」
ガブリール「暇だし、相手してやるか」
ヴィーネ「そう……なら私も付いていくわ」
ガヴリール「すきにしなー」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1494086429
サターニャ「ガブリール、昼休みに屋上に来なさい! 勝負よ!」
ガヴリール「朝っぱらからうっせーな……」
サターニャ「いいから来るのよ!」スタスタ
ヴィーネ「……ねぇガヴ、行くの?」
ガヴリール「行かなかったら行かなかったでうるさいからな」
ガブリール「暇だし、相手してやるか」
ヴィーネ「そう……なら私も付いていくわ」
ガヴリール「すきにしなー」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1494086429
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 01:01:22.43 ID:ofh3sv3t0
昼休み屋上――
ガチャ
ガヴリール「……サターニャー、来てやったぞ」
サターニャ「……」銃ツキツケ
ガヴリール「はぁ……呼び出しといてなんだ」
サターニャ「……ぬっふっふっふっふ……なーっはっはっはっは! よく来たわねガヴリール!」
サターニャ「私がこの銃の引き金を引けばガヴリールが私に跪くこと間違いないんだから!」
ガヴリール「毎度毎度元気だな」
ヴィーネ「また魔界通販で何か買ったの?」
サターニャ「何でヴィネットもいるのよ」
ガヴリール「別に居てもいいだろ」
ガチャ
ガヴリール「……サターニャー、来てやったぞ」
サターニャ「……」銃ツキツケ
ガヴリール「はぁ……呼び出しといてなんだ」
サターニャ「……ぬっふっふっふっふ……なーっはっはっはっは! よく来たわねガヴリール!」
サターニャ「私がこの銃の引き金を引けばガヴリールが私に跪くこと間違いないんだから!」
ガヴリール「毎度毎度元気だな」
ヴィーネ「また魔界通販で何か買ったの?」
サターニャ「何でヴィネットもいるのよ」
ガヴリール「別に居てもいいだろ」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 01:02:08.06 ID:ofh3sv3t0
サターニャ「……まあいいわ、よく聞いてくれたね!」
サターニャ「これは分身弾! この弾に打たれた人は分身して撃った人のいう事しか聞かない下僕になるのよ!」トリセツガンミ
サターニャ「ガブリール! これを今から…
ラフィエル「ガヴちゃんを撃って分身したガヴちゃんを忠実な性奴隷にする、という事ですね♪」
サターニャ「な゙!? いつの間に来たのよ!」
ラフィエル「サターニャさんがいるところはどこでも沸きます♪」
サターニャ「これは分身弾! この弾に打たれた人は分身して撃った人のいう事しか聞かない下僕になるのよ!」トリセツガンミ
サターニャ「ガブリール! これを今から…
ラフィエル「ガヴちゃんを撃って分身したガヴちゃんを忠実な性奴隷にする、という事ですね♪」
サターニャ「な゙!? いつの間に来たのよ!」
ラフィエル「サターニャさんがいるところはどこでも沸きます♪」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 01:02:53.55 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール「サターニャ、私を性奴隷って……マジで引くわ……」ヒキ
ヴィーネ「サターニャ……」ヒキ
サターニャ「え……ちょっとラフィエル! 何適当な事言っているの! せ、性奴隷って!」
ラフィエル「あらあら~♪」ニコニコ
ヴィーネ「サターニャ……」ヒキ
サターニャ「え……ちょっとラフィエル! 何適当な事言っているの! せ、性奴隷って!」
ラフィエル「あらあら~♪」ニコニコ
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 01:04:13.14 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール「まあラフィエルの言ったことは冗談として、サターニャ」
サターニャ「何よ、降参宣言? 今更降参したってもう遅いのよ! 私は撃つわ!」
ガヴリール「いいから私の話を聞けって」
ガヴリール「いきなり私が二人ってクラスに迷惑かかるだろ?」
ガヴリール「だからそれを撃つなら休みの日にしろ」
ガブリール「その間その銃没収だ、ほれ貸せ」
ガヴリール(まあ、返さないがな)
サターニャ「何よ、降参宣言? 今更降参したってもう遅いのよ! 私は撃つわ!」
ガヴリール「いいから私の話を聞けって」
ガヴリール「いきなり私が二人ってクラスに迷惑かかるだろ?」
ガヴリール「だからそれを撃つなら休みの日にしろ」
ガブリール「その間その銃没収だ、ほれ貸せ」
ガヴリール(まあ、返さないがな)
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 01:07:30.02 ID:ofh3sv3t0
ヴィーネ「確かにガブが2人は……大変ね」
サターニャ「ガヴにしては真っ当な判断ね」
ガヴリール「自分っで言っておいて何だが、傷つくな……」
ヴィーネ(でも分身は撃った人のいう事しか聞かない)
ヴィーネ(つまり分身だがガヴにあんなことやこんなことも……ガヴを性奴隷にっ!)ハァハァ
ラフィエル「あらあらヴィーネさん、何を想像しちゃったのですか♪」ニコニコ
ヴィーネ「な、なにも想像してないわよ!」
ガヴリール「……まぁ、その銃は没収だ」
サターニャ「その手には乗らないよ! 取った瞬間以前みたいに私を打つでしょ!」ジャキッ
ガヴリール「だから言ったじゃん、いきなり同じ人が2人いたら迷惑かかるって、だから打つわけないだろ」
サターニャ「ガヴにしては真っ当な判断ね」
ガヴリール「自分っで言っておいて何だが、傷つくな……」
ヴィーネ(でも分身は撃った人のいう事しか聞かない)
ヴィーネ(つまり分身だがガヴにあんなことやこんなことも……ガヴを性奴隷にっ!)ハァハァ
ラフィエル「あらあらヴィーネさん、何を想像しちゃったのですか♪」ニコニコ
ヴィーネ「な、なにも想像してないわよ!」
ガヴリール「……まぁ、その銃は没収だ」
サターニャ「その手には乗らないよ! 取った瞬間以前みたいに私を打つでしょ!」ジャキッ
ガヴリール「だから言ったじゃん、いきなり同じ人が2人いたら迷惑かかるって、だから打つわけないだろ」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 01:09:10.67 ID:ofh3sv3t0
サターニャ「ぬぅぅ……もう、仕方がないわね」ポイ
ガヴリール「うゎっと! 投げるなって」
ラフィエル「面白そうなことになりそうだったのに……残念です」ショボン
ヴィーネ「ね、ねえガヴリール、その銃あとから貰えない? ちょうだい!」ハアハア
サターニャ「それ私の!」
ガヴリール「ヴィーネ、息が荒いよ」
ガヴリール「うゎっと! 投げるなって」
ラフィエル「面白そうなことになりそうだったのに……残念です」ショボン
ヴィーネ「ね、ねえガヴリール、その銃あとから貰えない? ちょうだい!」ハアハア
サターニャ「それ私の!」
ガヴリール「ヴィーネ、息が荒いよ」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 01:11:06.83 ID:ofh3sv3t0
ラフィエル「……そういえば分身でしたらガヴちゃんは出来ましたよね?」
ヴィーネ「え? マジで!?」
サターニャ「な゙!?」
ガヴリール「ここに来てからはしてなかったな」
ヴィーネ「ガヴ分身出来るの!?」
ガヴリール「出来るよ、下界に来る前に『私が二人いればもっと人を幸せに導けるー』とかで一人頑張って勉強して習得したなぁ」シミジミ
ガヴリール「でも分身した自分を操るのは相当頭使わないといけなく面倒だし結局は下界に降りて活用はしなかったな」
ヴィーネ「え? マジで!?」
サターニャ「な゙!?」
ガヴリール「ここに来てからはしてなかったな」
ヴィーネ「ガヴ分身出来るの!?」
ガヴリール「出来るよ、下界に来る前に『私が二人いればもっと人を幸せに導けるー』とかで一人頑張って勉強して習得したなぁ」シミジミ
ガヴリール「でも分身した自分を操るのは相当頭使わないといけなく面倒だし結局は下界に降りて活用はしなかったな」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 01:14:44.44 ID:ofh3sv3t0
ヴィーネ「ねぇ、ちょっと分身ってみない?」
ヴィーネ「あわよくばお持ち帰りを!」(あわよくばお持ち帰りを!)
ガヴリール「ヴィーネ心の声ダダ漏れだよ!? 何しようとしているのさ!」
サターニャ「天使って何でもありなの?」
ラフィエル「天使学校にいた頃のガヴちゃんは本当に優秀でしたからね♪」ニコニコ
ラフィエル「同じ天使として悔しいのですが天使学校で分身はガヴちゃんしかできないし、そもそも全天使の中でも両手で数えれるぐらいしかいないですよ」
ラフィエル「だからガヴちゃんの努力は何でもありにしちゃいますね♪」ニコニコ
ヴィーネ「あわよくばお持ち帰りを!」(あわよくばお持ち帰りを!)
ガヴリール「ヴィーネ心の声ダダ漏れだよ!? 何しようとしているのさ!」
サターニャ「天使って何でもありなの?」
ラフィエル「天使学校にいた頃のガヴちゃんは本当に優秀でしたからね♪」ニコニコ
ラフィエル「同じ天使として悔しいのですが天使学校で分身はガヴちゃんしかできないし、そもそも全天使の中でも両手で数えれるぐらいしかいないですよ」
ラフィエル「だからガヴちゃんの努力は何でもありにしちゃいますね♪」ニコニコ
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 01:15:44.65 ID:ofh3sv3t0
ヴィーネ「1回だけだから! 先っちょだけだから! お願い!! お・ね・が・い!!」ハアハア
ガヴリール「先っちょって……あぁもう分かったよ!」
ガヴリール「ただ持ち帰りは無しだからな」
ヴィーネ「そんなぁ……」ガックリ
サターニャ「どんだけ必死なのよ……」
ガヴリール「先っちょって……あぁもう分かったよ!」
ガヴリール「ただ持ち帰りは無しだからな」
ヴィーネ「そんなぁ……」ガックリ
サターニャ「どんだけ必死なのよ……」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 01:18:22.15 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール「人は居ないよな……一応結果張って」ヴォン
ガヴリール「……じゃあするよ」ハネバサッ
サタヴィー「……」ゴクリ
ラフィエル「♪」ニコニコ
ガヴリール「久しぶりでできるか分からないけど……」
ガヴリール「私を導いて……分身」パアアアアア
サタヴィーラフィ「まぶしっ」
ガヴリール「……じゃあするよ」ハネバサッ
サタヴィー「……」ゴクリ
ラフィエル「♪」ニコニコ
ガヴリール「久しぶりでできるか分からないけど……」
ガヴリール「私を導いて……分身」パアアアアア
サタヴィーラフィ「まぶしっ」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 08:31:17.81 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール「一応成功したみたいだな」
ガヴリール(分身)「……」
ヴィーネ(ガヴリールが2人! パンツまで一緒なのかしら?)ピラッ
ヴィーネ「今日は純白っ!」
ガヴリール「おい! ヴィーネ!? 分身だからって何しているんだよ!?」
ヴィーネ「こっちのガヴも確認……確認……エヘヘ」
サターニャ「何か今日のヴィーネおかしくない?」
ラフィエル「ため込んでいたものが出ているだけだと思いますよ♪」ニコニコ
ガヴリール(分身)「……」
ヴィーネ(ガヴリールが2人! パンツまで一緒なのかしら?)ピラッ
ヴィーネ「今日は純白っ!」
ガヴリール「おい! ヴィーネ!? 分身だからって何しているんだよ!?」
ヴィーネ「こっちのガヴも確認……確認……エヘヘ」
サターニャ「何か今日のヴィーネおかしくない?」
ラフィエル「ため込んでいたものが出ているだけだと思いますよ♪」ニコニコ
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 08:43:23.77 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール「落ち着け!」ハラパン
ヴィーネ「ぐへっ!?」ドゴォ
サターニャ「あっガヴリールの腹パン……体力測定の結果悪かったくせ結構痛かったのよね」
ラフィエル(ではこの中でガヴちゃんの腹パンを受けていないのは私だけ……まあ、いいですけどね♪)
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「はっ……私は何を……」
ガヴリール「ようやく正気に戻ったみたいだな」
ヴィーネ「ぐへっ!?」ドゴォ
サターニャ「あっガヴリールの腹パン……体力測定の結果悪かったくせ結構痛かったのよね」
ラフィエル(ではこの中でガヴちゃんの腹パンを受けていないのは私だけ……まあ、いいですけどね♪)
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「はっ……私は何を……」
ガヴリール「ようやく正気に戻ったみたいだな」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 08:50:02.98 ID:ofh3sv3t0
ラフィエル「分身はどうします?」
ガヴリール(分身)「……」
ガヴリール「もちろん戻す、戻せるから分身したんだよ、どこかの銃みたいに一日経たないと戻れないという事は無いからな」
サターニャ「それ何? 嫌味?」
ヴィーネ「落ち着きなさいサターニャ」ハアハア
ヴィーネ(我が双眸に映るは二人の天使っ!)ハアハア
サターニャ「……」
サターニャ(一番落ち着かないといけないのはヴィーネ、あんただと思うの)
ガヴリール(分身)「……」
ガヴリール「もちろん戻す、戻せるから分身したんだよ、どこかの銃みたいに一日経たないと戻れないという事は無いからな」
サターニャ「それ何? 嫌味?」
ヴィーネ「落ち着きなさいサターニャ」ハアハア
ヴィーネ(我が双眸に映るは二人の天使っ!)ハアハア
サターニャ「……」
サターニャ(一番落ち着かないといけないのはヴィーネ、あんただと思うの)
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 08:54:59.12 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール「確か、額をしばいたら…」ペシ
ガヴリール分身「……」
ガヴリール「……」ペシペシ
ガヴリール分身「……」
ガヴリール「あ、あれ?」ペシペシ
ガヴリール分身「……」
ガヴリール分身「……」
ガヴリール「……」ペシペシ
ガヴリール分身「……」
ガヴリール「あ、あれ?」ペシペシ
ガヴリール分身「……」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 09:03:37.17 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール「嘘だろ、おい……」
ラフィエル「ガヴちゃん、どうしましたか?」
サターニャ「あんだけ言っておいて、まさか戻せないとかぁ~」ニヤニヤ
ヴィーネ「なら仕方ないわね、こっちのガヴは貰うわよ」ハアハア
ガヴリール「ヴィーネ!? まだ戻ってなかったの!?」
ガヴリール「落ち着け!」ハラパン
ヴィーネ「グボァ」ドゴォ
ラフィエル「ガヴちゃん、どうしましたか?」
サターニャ「あんだけ言っておいて、まさか戻せないとかぁ~」ニヤニヤ
ヴィーネ「なら仕方ないわね、こっちのガヴは貰うわよ」ハアハア
ガヴリール「ヴィーネ!? まだ戻ってなかったの!?」
ガヴリール「落ち着け!」ハラパン
ヴィーネ「グボァ」ドゴォ
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 09:23:46.34 ID:ofh3sv3t0
ヴィーネ「はっ……私は何を……」
サターニャ「ガヴリールも容赦ないわね……お昼食べたばっかりの状態で腹パンなんて」
ラフィエル「そうですね、サターニャさん♪」
ガヴリール「でも本当にどうしよう、消せない」ペシペシペシ
ガヴリール分身「……」
ヴィーネ「ガヴリールが2人?」
サターニャ「ヴィネット、もうそういうのいいから」
ヴィーネ「え?」
サターニャ「ガヴリールも容赦ないわね……お昼食べたばっかりの状態で腹パンなんて」
ラフィエル「そうですね、サターニャさん♪」
ガヴリール「でも本当にどうしよう、消せない」ペシペシペシ
ガヴリール分身「……」
ヴィーネ「ガヴリールが2人?」
サターニャ「ヴィネット、もうそういうのいいから」
ヴィーネ「え?」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 09:44:46.43 ID:ofh3sv3t0
ヴィーネ「ガヴが2人ってどういう事なの? まさかあの銃で撃たれた?」
ガヴリール「そこから記憶がないのか」
ガヴリール「実はかくかくしかじかで……」
ヴィーネ「なるほどねぇ……」
ガヴリール「はぁ……本当にどうしよう……」
ガヴリール分身「……」
ガヴリール分身「……」フラァ
ガヴリール分身「ッ!」ガバッ
ガヴリール「うわ! いったぁ!!」ズテン
ラフィエル「あら?」
サターニャ「は?」
ヴィーネ「え?」
ガヴリール「そこから記憶がないのか」
ガヴリール「実はかくかくしかじかで……」
ヴィーネ「なるほどねぇ……」
ガヴリール「はぁ……本当にどうしよう……」
ガヴリール分身「……」
ガヴリール分身「……」フラァ
ガヴリール分身「ッ!」ガバッ
ガヴリール「うわ! いったぁ!!」ズテン
ラフィエル「あら?」
サターニャ「は?」
ヴィーネ「え?」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 10:47:02.07 ID:ofh3sv3t0
ラフィエル「あら~」ニコニコ
ラフィエル(何か面白いことになりそうですね♪)
サターニャ「ぷぷっ思いっきり操作ミスっているじゃないの!」
ヴィーネ「ガヴとガヴがくんずほくれつ……」ハアハア
サターニャ「ヴィネット、落ち着きなさい」
ガヴリール「操作していないよ! 何なんだ分身のくせに、離れろ!」グヌヌ
ラフィエル(何か面白いことになりそうですね♪)
サターニャ「ぷぷっ思いっきり操作ミスっているじゃないの!」
ヴィーネ「ガヴとガヴがくんずほくれつ……」ハアハア
サターニャ「ヴィネット、落ち着きなさい」
ガヴリール「操作していないよ! 何なんだ分身のくせに、離れろ!」グヌヌ
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 11:37:51.68 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール分身「ようやく……ようやく分身しましたね……」
ガヴリール「なに勝手にいってんだよ!」
ラフィエル「あら、しゃべることもできるんですね」
ガヴリール分身「観念しなさい! ダメダメな私!」
4人「!?」
ガヴリール「分身のくせに……何を言ってんだ!」ゲンコツ
ガヴリール分身「痛!」
ラフィエル「げんこつでも消えませんね」
サターニャ「どうなってんのよ」
ガヴリール「なに勝手にいってんだよ!」
ラフィエル「あら、しゃべることもできるんですね」
ガヴリール分身「観念しなさい! ダメダメな私!」
4人「!?」
ガヴリール「分身のくせに……何を言ってんだ!」ゲンコツ
ガヴリール分身「痛!」
ラフィエル「げんこつでも消えませんね」
サターニャ「どうなってんのよ」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 11:44:47.42 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール「分身の分際で喧嘩売ろうってんのか? 上等じゃねえか、立場を分からしてやる」
ガヴリール分身「うぅ~いきなり殴るなんでひどいですよぉ~」ナミダメ
サターニャ「こっちのガヴリールちょっとキモイ」
ヴィーネ「でもこの声は……」
ラフィエル「これはこれは」ニコニコ
ラフィエル(絶対面白いことになる!)
ガヴリール分身「うぅ~いきなり殴るなんでひどいですよぉ~」ナミダメ
サターニャ「こっちのガヴリールちょっとキモイ」
ヴィーネ「でもこの声は……」
ラフィエル「これはこれは」ニコニコ
ラフィエル(絶対面白いことになる!)
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 13:57:48.26 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール分身「あっ、皆さんすみません、申し遅れました……ラフィエルさん、ヴィーネさん、お久しぶりですね!」
ガヴリール「勝手に何言ってんだ」
ラフィエル「あらあら♪」ニコニコ
ヴィーネ「もしかして……」
ガヴリール分身「そしてサターニャさんは初めまして、ですね」
サターニャ「へ? ナニコレ?」キョトン
ガヴリール「勝手に何言ってんだ」
ラフィエル「あらあら♪」ニコニコ
ヴィーネ「もしかして……」
ガヴリール分身「そしてサターニャさんは初めまして、ですね」
サターニャ「へ? ナニコレ?」キョトン
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 19:12:43.23 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール分身「私は、こちらのガヴリールの主人格……といえばいいのでしょうかね」
ガヴリール「はぁ? だから分身が何言ってんだ」ゴツン
ガヴリール分身「アイタ!」
ヴィーネ「ねえガヴ、もしかして分身に自我を持ってしまったの?」
ガヴリール「しらねえよ、まったく分身のくせにご主人様に歯向かうなってんだ」
ガヴリール「しかも消えないとか……どうすんだよコレ」
ガヴリール分身「また殴られた……」ナミダメ
ガヴリール「はぁ? だから分身が何言ってんだ」ゴツン
ガヴリール分身「アイタ!」
ヴィーネ「ねえガヴ、もしかして分身に自我を持ってしまったの?」
ガヴリール「しらねえよ、まったく分身のくせにご主人様に歯向かうなってんだ」
ガヴリール「しかも消えないとか……どうすんだよコレ」
ガヴリール分身「また殴られた……」ナミダメ
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 19:26:34.59 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール「そうだ、おい分身、私の代わりに授業出ろ」
サターニャ「自身の分身に授業を生かせて本人はサボる……なかなかの悪魔的行為じゃないの」
ガヴリール分身「あなたが授業出なくちゃ意味ないじゃない!」
ガヴリール「また分身のくせに歯向かうのか、いい度胸してるじゃん?」パキパキ
ラフィエル「まあまあ……一つ聞いてもよろしいでしょうか? そちらのガヴちゃん♪」
ガヴリール分身「はい、なにか御用でしょうか?」
ラフィエル「もしかして、天使学校の時のガヴちゃんの人格ですか?」
ガヴリール「何言ってるんだ、そのころの記憶もあるぞ」
ヴィーネ「私も下界に降りて間もないガヴだと思ったわ」
サターニャ「自身の分身に授業を生かせて本人はサボる……なかなかの悪魔的行為じゃないの」
ガヴリール分身「あなたが授業出なくちゃ意味ないじゃない!」
ガヴリール「また分身のくせに歯向かうのか、いい度胸してるじゃん?」パキパキ
ラフィエル「まあまあ……一つ聞いてもよろしいでしょうか? そちらのガヴちゃん♪」
ガヴリール分身「はい、なにか御用でしょうか?」
ラフィエル「もしかして、天使学校の時のガヴちゃんの人格ですか?」
ガヴリール「何言ってるんだ、そのころの記憶もあるぞ」
ヴィーネ「私も下界に降りて間もないガヴだと思ったわ」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 21:09:32.83 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール分身「はい、その認識で間違いないです♪」
ガヴリール「いやいやいやいや、おかしいだろ」
ラフィエル(ありえもしないこの二人が出会うなんて……とてつもなく面白いことの塊です!)
サターニャ「あんたたち昼休み終わるけどいつまでその状態でいるつもり?」
ガヴリール「うわ、もうこんな時間……という事であとはよろしく」
ガヴリール分身「よろしくではありません、ちゃんと授業に出席してください!」
ガヴリール「自分で主人格と名乗っておいてその主人格様が授業サボりとはいけませんねぇ」
ヴィーネ「ちょっと二人とも言い合いしないの!」
ラフィエル「昼を開けて突然性格が変わったらガヴちゃんに何かあったのかと周りが心配をされると思われるので私は出席した方がいいと思いますよ♪」
ガヴリール「……ラフィエルがそういうなら仕方がない」
ガヴリール「分身、放課後になるまで動くんじゃないぞ!」
ガヴリール分身「大丈夫ですよ」
ガヴリール「いやいやいやいや、おかしいだろ」
ラフィエル(ありえもしないこの二人が出会うなんて……とてつもなく面白いことの塊です!)
サターニャ「あんたたち昼休み終わるけどいつまでその状態でいるつもり?」
ガヴリール「うわ、もうこんな時間……という事であとはよろしく」
ガヴリール分身「よろしくではありません、ちゃんと授業に出席してください!」
ガヴリール「自分で主人格と名乗っておいてその主人格様が授業サボりとはいけませんねぇ」
ヴィーネ「ちょっと二人とも言い合いしないの!」
ラフィエル「昼を開けて突然性格が変わったらガヴちゃんに何かあったのかと周りが心配をされると思われるので私は出席した方がいいと思いますよ♪」
ガヴリール「……ラフィエルがそういうなら仕方がない」
ガヴリール「分身、放課後になるまで動くんじゃないぞ!」
ガヴリール分身「大丈夫ですよ」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 21:20:55.00 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール分身「後結界も解いておきましたので」
ガヴリール「あっそういえば……どうやって」
ガヴリール分身「私はあなたです、あなたが出来る事が私にできないことは無いですよ」
ガヴリール分身「逆もそうですがね」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「ガヴリール遅れるわよ」
ガヴリール「あ、ちょっと待って」タッタッタッ
ガヴリール「あっそういえば……どうやって」
ガヴリール分身「私はあなたです、あなたが出来る事が私にできないことは無いですよ」
ガヴリール分身「逆もそうですがね」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「ガヴリール遅れるわよ」
ガヴリール「あ、ちょっと待って」タッタッタッ
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 21:44:34.79 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール分身「……」
ガヴリール分身(待って、とは言われたものの)
ガヴリール分身(待つだけでは暇ですね……)
ガヴリール分身(あっそうだ、一度家に帰ってゼルエル姉さんに連絡をして……この時間帯に連絡したらきっと怒られますね……)
ガヴリール分身(では授業中は家の掃除をしておきましょう! 中で見ていた限り相当散らかっているはずですから)
ガヴリール分身(……ここなら学校の皆からは見られないですよね……よしっ)
ガヴリール分身「……」ハネバサッ
ガヴリール分身「神足通」シュンッ
ガヴリール分身(待って、とは言われたものの)
ガヴリール分身(待つだけでは暇ですね……)
ガヴリール分身(あっそうだ、一度家に帰ってゼルエル姉さんに連絡をして……この時間帯に連絡したらきっと怒られますね……)
ガヴリール分身(では授業中は家の掃除をしておきましょう! 中で見ていた限り相当散らかっているはずですから)
ガヴリール分身(……ここなら学校の皆からは見られないですよね……よしっ)
ガヴリール分身「……」ハネバサッ
ガヴリール分身「神足通」シュンッ
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 21:51:13.93 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール分身「……」
ガヴリール分身「……あれ?」
ガヴリール分身「移動できてな、っ!!」スカートオサエ
ガヴリール分身「何かスース―すると思ったら……まさか……パンツだけが移動!?」カアア
ガヴリール分身「……あれ?」
ガヴリール分身「移動できてな、っ!!」スカートオサエ
ガヴリール分身「何かスース―すると思ったら……まさか……パンツだけが移動!?」カアア
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 22:27:17.76 ID:ofh3sv3t0
放課後 屋上――
ガヴリール「よう分身、大分またせたな」
ガヴリール分身「あうあう……」カアア
ヴィーネ「どうせなら皆と一緒に帰りま……どうしたの? 顔真っ赤だけど?」
ガヴリール「大方授業中に神足通を使って私の家に行こうとしたんだがパンツだけ飛んで行ったというかんじだな」
ガヴリール分身「……」コクリ
ヴィーネ(じゃあ今このガヴはノーパン!?)ハアハア
ラフィエル「ヴィーネさんまた発作ですか♪」ニコニコ
サターニャ「ガヴリールすごいわね……どうしてわかったの?」
ガヴリール「こいつの言うとおりのここにくる以前の私であるのであればと思ったら簡単だよ……ほれこれ着ろ」スッ
ガヴリール分身「これはジャージ?」
ガヴリール「たとえ分身だろうが、私がそんな恰好でいたら恥ずかしいだろ……」
ガヴリール分身「……」
ガヴリール分身「ありがとうございます」ペコリ
ガヴリール「よう分身、大分またせたな」
ガヴリール分身「あうあう……」カアア
ヴィーネ「どうせなら皆と一緒に帰りま……どうしたの? 顔真っ赤だけど?」
ガヴリール「大方授業中に神足通を使って私の家に行こうとしたんだがパンツだけ飛んで行ったというかんじだな」
ガヴリール分身「……」コクリ
ヴィーネ(じゃあ今このガヴはノーパン!?)ハアハア
ラフィエル「ヴィーネさんまた発作ですか♪」ニコニコ
サターニャ「ガヴリールすごいわね……どうしてわかったの?」
ガヴリール「こいつの言うとおりのここにくる以前の私であるのであればと思ったら簡単だよ……ほれこれ着ろ」スッ
ガヴリール分身「これはジャージ?」
ガヴリール「たとえ分身だろうが、私がそんな恰好でいたら恥ずかしいだろ……」
ガヴリール分身「……」
ガヴリール分身「ありがとうございます」ペコリ
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/07(日) 22:55:38.30 ID:ofh3sv3t0
ガヴリール「じゃあ、私の家に帰るぞ」
サターニャ「あらー、ガヴリールったらずいぶん親切じゃないの?」ニヤニヤ
ガヴリール「うるせ」
ヴィーネ「っはぁー危なかった……という事で一緒に帰りましょ」
サターニャ「でも暫くいるのだったら呼び方別にしないと紛らわしくなるわね」
ラフィエル「それもそうですね」
サターニャ「でも予め考えておいたんだから! こっちが天ガヴリールでこっちが駄ガヴリール」
ガヴリール「おいこっち指して駄ガヴリールって言ったな『駄』ってなんだよ」
ヴィーネ「『駄目』ね」
ガヴリール「ヴィーネ!?」
サターニャ「あらー、ガヴリールったらずいぶん親切じゃないの?」ニヤニヤ
ガヴリール「うるせ」
ヴィーネ「っはぁー危なかった……という事で一緒に帰りましょ」
サターニャ「でも暫くいるのだったら呼び方別にしないと紛らわしくなるわね」
ラフィエル「それもそうですね」
サターニャ「でも予め考えておいたんだから! こっちが天ガヴリールでこっちが駄ガヴリール」
ガヴリール「おいこっち指して駄ガヴリールって言ったな『駄』ってなんだよ」
ヴィーネ「『駄目』ね」
ガヴリール「ヴィーネ!?」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/08(月) 19:29:40.97 ID:ysxsvqOP0
校門――
ガヴリール「あー結局いい案が浮かばないなぁ……」
サターニャ「だから、私が言った、」
ガヴリール「それ却下」
ガヴリール分身「その呼び方は私に言われている用で嫌ですね……」
サターニャ「え~」
ヴィーネ「でも本当にどうしましょうね……ややこしくなるわね……」
ラフィエル「ダメダメなガヴちゃんでしょうが、いい子いい子なガヴちゃんでしょうが私は好きですよ♪」ニコニコ
ガヴリール「ラフィエル、話聞いてた?」
ガヴリール「あー結局いい案が浮かばないなぁ……」
サターニャ「だから、私が言った、」
ガヴリール「それ却下」
ガヴリール分身「その呼び方は私に言われている用で嫌ですね……」
サターニャ「え~」
ヴィーネ「でも本当にどうしましょうね……ややこしくなるわね……」
ラフィエル「ダメダメなガヴちゃんでしょうが、いい子いい子なガヴちゃんでしょうが私は好きですよ♪」ニコニコ
ガヴリール「ラフィエル、話聞いてた?」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/08(月) 21:29:19.76 ID:ysxsvqOP0
委員長「あら、あの人たちまだ帰っていなか……あれ?」
委員長「天真さんが二人?」
委員長「……」メゴシゴシ
委員長「……やっぱり二人」
田中「あれあれ、委員長委員長、どうしましたか?」
上野「どうしちゃいましたか?」
委員長「いや……あれ」ユビサシ
田中「……あれは天真さんたち?」
上野「ん~、天真さんが二人いるぞ?」
田中「呼んじゃいましょう! おーい天真さん's!」タッタッタ
委員長「ええ!? ちょっと!」ダッ
上野「待ってくださーい!」タッタッタ
委員長「天真さんが二人?」
委員長「……」メゴシゴシ
委員長「……やっぱり二人」
田中「あれあれ、委員長委員長、どうしましたか?」
上野「どうしちゃいましたか?」
委員長「いや……あれ」ユビサシ
田中「……あれは天真さんたち?」
上野「ん~、天真さんが二人いるぞ?」
田中「呼んじゃいましょう! おーい天真さん's!」タッタッタ
委員長「ええ!? ちょっと!」ダッ
上野「待ってくださーい!」タッタッタ
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/08(月) 21:42:34.83 ID:ysxsvqOP0
天真さん's「げ!(あら♪)」
ガヴリール(最悪なタイミングだ……)
田中「天真さん、今帰りですか?」
委員長「ちょっと、いきなり走らないでよ」ハアハア
上野「近くで見るとそっくりですね~」ミクラベ
ガヴリール分身(えっと……確か、まち子さんと調理部の田中さんと上野さんですね)
ヴィーネ「ええ、そうよ」アセッ
サターニャ「……」チラッ
ガヴリール「?」
サターニャ「……」ニタァ
ガヴリール(こいつ良からぬ事を考えてていそうだな)
ガヴリール(最悪なタイミングだ……)
田中「天真さん、今帰りですか?」
委員長「ちょっと、いきなり走らないでよ」ハアハア
上野「近くで見るとそっくりですね~」ミクラベ
ガヴリール分身(えっと……確か、まち子さんと調理部の田中さんと上野さんですね)
ヴィーネ「ええ、そうよ」アセッ
サターニャ「……」チラッ
ガヴリール「?」
サターニャ「……」ニタァ
ガヴリール(こいつ良からぬ事を考えてていそうだな)
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/08(月) 23:16:10.84 ID:ysxsvqOP0
サターニャ「こいつはわた」
ガヴリール「!」ハラパン
サターニャ「グボヘッ!」ドゴォ
サターニャ「……」バタリ
ガヴリール「……」
ガヴリール「よいしょ」セオイ
ガヴリール「……重たい」ポイ
委員長「胡桃沢さんには容赦ないわね……ちょっと、胡桃沢さん、大丈夫?」
ガヴリール「おぉ、委員長ちょうどよかった、そいつ連れて帰って」
委員長「わたし!?」
田中「それよりも、お二人はどういう関係ですか?」ヒョコッヒョコッ
ガヴリール「!」ハラパン
サターニャ「グボヘッ!」ドゴォ
サターニャ「……」バタリ
ガヴリール「……」
ガヴリール「よいしょ」セオイ
ガヴリール「……重たい」ポイ
委員長「胡桃沢さんには容赦ないわね……ちょっと、胡桃沢さん、大丈夫?」
ガヴリール「おぉ、委員長ちょうどよかった、そいつ連れて帰って」
委員長「わたし!?」
田中「それよりも、お二人はどういう関係ですか?」ヒョコッヒョコッ
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/08(月) 23:31:21.93 ID:ysxsvqOP0
ラフィエル「まあまあ、サターニャさんは私が連れて帰ります♪」
ガヴリール「ラフィエル、サンキュー」
ガヴリール(サターニャナイスフォロー、これで委員長達の話題もそらせるだろ)
ヴィーネ(こいつらサターニャを餌にした!?)
ガヴリール分身「アワワ」アセアセ
上野「もしかしてお二人さんは……」
ガヴ&分身「!」ギクッ
ヴィーネ(でも無理みたいね)
上野「ズバリ! 双子ですね!」
ガヴ&分身「……」
ガヴリール(その案に乗るしかない!)
ガヴリール「ラフィエル、サンキュー」
ガヴリール(サターニャナイスフォロー、これで委員長達の話題もそらせるだろ)
ヴィーネ(こいつらサターニャを餌にした!?)
ガヴリール分身「アワワ」アセアセ
上野「もしかしてお二人さんは……」
ガヴ&分身「!」ギクッ
ヴィーネ(でも無理みたいね)
上野「ズバリ! 双子ですね!」
ガヴ&分身「……」
ガヴリール(その案に乗るしかない!)
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/08(月) 23:47:56.09 ID:ysxsvqOP0
ガヴリール「あぁ、こいつは離れた所に暮らしていた双子の妹だよ……姉か? どっちがいい?」
ガヴリール分身「えぇ!? 双子ですか!?」
田中「そこ自分で驚くとこ?」
委員長「双子? 道理でそっくり……というか同一人物ですね」
ガヴリール(そりゃ自分の分身ですからね)
上野「やっぱり双子だったんだ! 初めて見た!」キャッキャッ
ガヴリール「そうそう、双子双子~」
ガヴリール「という事で、じゃあ! お前もこっち!」テツナギダッシュ
ガヴリール分身「あっ」タッタッタ
ヴィーネ「じゃあ私はこれで、また明日ね」
ラフィエル「ではではしつれいしますね♪」ニコニコ
背負われたサターニャ「……」グッタリ
ガヴリール分身「えぇ!? 双子ですか!?」
田中「そこ自分で驚くとこ?」
委員長「双子? 道理でそっくり……というか同一人物ですね」
ガヴリール(そりゃ自分の分身ですからね)
上野「やっぱり双子だったんだ! 初めて見た!」キャッキャッ
ガヴリール「そうそう、双子双子~」
ガヴリール「という事で、じゃあ! お前もこっち!」テツナギダッシュ
ガヴリール分身「あっ」タッタッタ
ヴィーネ「じゃあ私はこれで、また明日ね」
ラフィエル「ではではしつれいしますね♪」ニコニコ
背負われたサターニャ「……」グッタリ
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/08(月) 23:53:14.81 ID:ysxsvqOP0
委員長「……」
委員長「名前、知りたかったわ……あと胡桃沢さんは大丈夫なのかしら」
上野「確かり知りたかったね~名前」
田中「明日のお楽しみだね、でももしかすると……」
委員長・上野「?」
田中「この学校に来たという事は近々転校しに来るかもしれないね!」
委員長「確かにそれもそうね!」
委員長「……」
委員長「でも胡桃沢さん大丈夫なのかしら……」
委員長「名前、知りたかったわ……あと胡桃沢さんは大丈夫なのかしら」
上野「確かり知りたかったね~名前」
田中「明日のお楽しみだね、でももしかすると……」
委員長・上野「?」
田中「この学校に来たという事は近々転校しに来るかもしれないね!」
委員長「確かにそれもそうね!」
委員長「……」
委員長「でも胡桃沢さん大丈夫なのかしら……」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/09(火) 00:01:12.52 ID:R+lyUmOD0
学校外――
ガヴリール「何とか……騙せたな……」ゼーゼー
ヴィーネ「逃げて帰るようなことして、かなり強引だったけどね」
ガヴリール分身「ナニコレ……タイリョクオチスギデス……」ヒューヒュー
ラフィエル「あらあら、体力面はガヴちゃんと同じみたいですね♪」
背負われたサターニャ「……ハッ! ここは私! どこは誰!」
ガヴリール「大分混乱してるな、誰がこんなこと……大丈夫か?」
ヴィーネ「おい原因」
ガヴリール「何とか……騙せたな……」ゼーゼー
ヴィーネ「逃げて帰るようなことして、かなり強引だったけどね」
ガヴリール分身「ナニコレ……タイリョクオチスギデス……」ヒューヒュー
ラフィエル「あらあら、体力面はガヴちゃんと同じみたいですね♪」
背負われたサターニャ「……ハッ! ここは私! どこは誰!」
ガヴリール「大分混乱してるな、誰がこんなこと……大丈夫か?」
ヴィーネ「おい原因」
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/09(火) 00:11:52.67 ID:R+lyUmOD0
ガヴリール「そういえば、おい分身……私?」
ガヴリール分身「はい……何でしょう……」ゼーゼー
ガヴリール「お前、自分の事『主人格』とか言っていたけど、まるで自分が二重人格みたいな言いぐさだったが……」
ヴィーネ「こっちに来た頃と比べたら本当に二重人格と言える違い様だわね」
ガヴリール「ヴィーネ、何か今日あたり強くない?」
ラフィエル「これもヴィーネさんの得意技のツッコミが鋭く磨かれているという事ですね♪」
ガヴリール「まあとにかく、私は下界の娯楽に触れて自然に堕落して今の私がいる、それなのになんでそんな事言える?」
ガヴリール分身「はい、確かに私はこちらの娯楽に触れて自然に堕落しました……」
ガヴリール分身「ですがあまりにも急激過ぎないとは思いませんか?」
ガヴリール「そうか? 落ちるときは落ちると思うが?」
ガヴリール分身「はい……何でしょう……」ゼーゼー
ガヴリール「お前、自分の事『主人格』とか言っていたけど、まるで自分が二重人格みたいな言いぐさだったが……」
ヴィーネ「こっちに来た頃と比べたら本当に二重人格と言える違い様だわね」
ガヴリール「ヴィーネ、何か今日あたり強くない?」
ラフィエル「これもヴィーネさんの得意技のツッコミが鋭く磨かれているという事ですね♪」
ガヴリール「まあとにかく、私は下界の娯楽に触れて自然に堕落して今の私がいる、それなのになんでそんな事言える?」
ガヴリール分身「はい、確かに私はこちらの娯楽に触れて自然に堕落しました……」
ガヴリール分身「ですがあまりにも急激過ぎないとは思いませんか?」
ガヴリール「そうか? 落ちるときは落ちると思うが?」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/09(火) 00:33:22.22 ID:R+lyUmOD0
ガヴリール分身「早すぎます、段階を踏まえずに……一気に落ちました」
ガヴリール分身「確か夜でしたね……PCゲーム触れたった一日で不登校でネトゲ三昧の引き困りに……それを『自然に堕落した』と言うのは難いです」
ヴィーネ「言われてみれば……早いわね」
サターニャ「それはこの大悪魔、胡桃沢=サタニキア=マクドウェルが早々に天使のあんたに対して悪魔的作戦<<デビルズミッション>>をしたことの結果よ!」ドヤァ
ガヴリール「お前は復活が早いな、んで嘘をつくな」
ラフィエル「復活が速いのもサターニャさんのいい所です♪」
ガヴリール分身「……とにかく、私は堕落してしまった日から私の心の奥底で『私自身の意識』はありました、そこで考えました」
ガヴリール「で、出た答えは?」
ガヴリール分身「確か夜でしたね……PCゲーム触れたった一日で不登校でネトゲ三昧の引き困りに……それを『自然に堕落した』と言うのは難いです」
ヴィーネ「言われてみれば……早いわね」
サターニャ「それはこの大悪魔、胡桃沢=サタニキア=マクドウェルが早々に天使のあんたに対して悪魔的作戦<<デビルズミッション>>をしたことの結果よ!」ドヤァ
ガヴリール「お前は復活が早いな、んで嘘をつくな」
ラフィエル「復活が速いのもサターニャさんのいい所です♪」
ガヴリール分身「……とにかく、私は堕落してしまった日から私の心の奥底で『私自身の意識』はありました、そこで考えました」
ガヴリール「で、出た答えは?」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/09(火) 21:45:12.85 ID:R+lyUmOD0
ガヴリール分身「……あなたは私が抑え込んでいた事が膨らんで出来た人格」
ガヴリール「……」
ラフィエル「といいますと?」
ガヴリール分身「私は天界にいた頃は真面目……いえ真面目過ぎた故に『力を抜く事』、『だらける』といった第三者からは悪い印象を持たれる事をするのを極度に避けていました……」
ガヴリール分身「それが積もり積もって私の中で膨らみ続け……PCゲームという『ガス抜きの針』を初めて触ったため膨らんだ物が破裂し表に出て、入れ替わりで私の意識は内側に入っていった」
ガヴリール分身「こういう結論にいたったのです」
ヴィーネ「つまり、今まで我慢し続けた結果このガヴを無意識に形成して、PCゲームをきっかけに入れ替わったという事ね」
ガヴリール「ふ~ん」
ガヴリール「……」
ガヴリール「でもさ、それって結局は主人格とか難しい事ではないよな」
ガヴリール分身「へ?」キョトン
ガヴリール「……」
ラフィエル「といいますと?」
ガヴリール分身「私は天界にいた頃は真面目……いえ真面目過ぎた故に『力を抜く事』、『だらける』といった第三者からは悪い印象を持たれる事をするのを極度に避けていました……」
ガヴリール分身「それが積もり積もって私の中で膨らみ続け……PCゲームという『ガス抜きの針』を初めて触ったため膨らんだ物が破裂し表に出て、入れ替わりで私の意識は内側に入っていった」
ガヴリール分身「こういう結論にいたったのです」
ヴィーネ「つまり、今まで我慢し続けた結果このガヴを無意識に形成して、PCゲームをきっかけに入れ替わったという事ね」
ガヴリール「ふ~ん」
ガヴリール「……」
ガヴリール「でもさ、それって結局は主人格とか難しい事ではないよな」
ガヴリール分身「へ?」キョトン
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/09(火) 22:36:06.54 ID:R+lyUmOD0
ガヴリール「全く、難しく考えすぎなんだよ……もし天界にいた頃にガス抜きとして『だらける』事をしたらどうなっていたと思う?」
ガヴリール分身「それは……」
ガヴリール「たぶん今の私みたいなのが少なからずお前の意識の元で出てるはず」
ガヴリール「私が演技でもで善行をしようとした時はお前のように立ち振る舞えた事がそれを証明している」
ラフィエル「ゼルエルさんが此方に来た時ですね♪」
ガヴリール「うん、だからさ……私はお前で、お前は私だと思う」
ガヴリール「『主人格』という言葉を使いたいのであれば……『どちらとも主人格』だな」
ガヴリール「まあ、私のように駄目になったのを認めるのは流石につらい事だと思うがな」
ガヴリール分身「……」
ガヴリール分身「クスッ♪」
ガヴリール「なんだ、変なこと言ったか?」
ガヴリール分身「いえ、いつもは適当な事を言っているつもりでもこういう時はやっぱり確りと受け止め考えていると改めて感じました」
ガヴリール分身「ありがとうございます、大分楽になりました」
ガヴリール分身「それは……」
ガヴリール「たぶん今の私みたいなのが少なからずお前の意識の元で出てるはず」
ガヴリール「私が演技でもで善行をしようとした時はお前のように立ち振る舞えた事がそれを証明している」
ラフィエル「ゼルエルさんが此方に来た時ですね♪」
ガヴリール「うん、だからさ……私はお前で、お前は私だと思う」
ガヴリール「『主人格』という言葉を使いたいのであれば……『どちらとも主人格』だな」
ガヴリール「まあ、私のように駄目になったのを認めるのは流石につらい事だと思うがな」
ガヴリール分身「……」
ガヴリール分身「クスッ♪」
ガヴリール「なんだ、変なこと言ったか?」
ガヴリール分身「いえ、いつもは適当な事を言っているつもりでもこういう時はやっぱり確りと受け止め考えていると改めて感じました」
ガヴリール分身「ありがとうございます、大分楽になりました」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/09(火) 23:06:07.57 ID:R+lyUmOD0
ガヴリール「ちょっと待った、『やっぱり』ってなんだ?」
ガヴリール「まさか……私の中に居た時に私の感がえが筒抜けで……」
ガヴリール分身「はい、そうです♪」
ガヴリール「んな゙っ!」
ガヴリール分身「あっ、勘違いしてほしくないのは聞きたくて聞いているのではなく、勝手に鳴り響くというか……」
サターニャ「ならちょうどいいわ! そこのガヴリール! こっちのガヴリールの弱点を教えなさい!」
ガヴリール分身「それはちょっと……」
ガヴリール「その前にだ! 私と……こいつのの呼び方をどうするかだよ!」
サターニャ「だから私が」
ガヴ・分身「それは嫌!(です)」
ラフィエル「あらあら、息がぴったりね♪」ニコニコ
ヴィーネ「ガヴはガヴで、こっちのガヴリールは……天真さんでいいのでは?」
ガヴリール「う~ん……それしかないかなぁ……」
ガヴリール分身「私はかまいませんが」
ヴィーネ「ならそれで決まりね!」
ガヴリール「まさか……私の中に居た時に私の感がえが筒抜けで……」
ガヴリール分身「はい、そうです♪」
ガヴリール「んな゙っ!」
ガヴリール分身「あっ、勘違いしてほしくないのは聞きたくて聞いているのではなく、勝手に鳴り響くというか……」
サターニャ「ならちょうどいいわ! そこのガヴリール! こっちのガヴリールの弱点を教えなさい!」
ガヴリール分身「それはちょっと……」
ガヴリール「その前にだ! 私と……こいつのの呼び方をどうするかだよ!」
サターニャ「だから私が」
ガヴ・分身「それは嫌!(です)」
ラフィエル「あらあら、息がぴったりね♪」ニコニコ
ヴィーネ「ガヴはガヴで、こっちのガヴリールは……天真さんでいいのでは?」
ガヴリール「う~ん……それしかないかなぁ……」
ガヴリール分身「私はかまいませんが」
ヴィーネ「ならそれで決まりね!」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/09(火) 23:14:34.79 ID:R+lyUmOD0
天真「では、これからもよろしくお願いしますね、ガヴリール♪」テダシ
ガヴリール「……やっぱり自分の苗字を言うのはちょっと違和感があるな……でも……」
ガヴリール「……こっちこそよろしく……その……天真」アクシュ
ラフィエル「これからこの先どのようか困難があれども二人は協力して切り抜き、皆が尊敬する偉大なる大天使へと成長していくのであった……」
ラフィエル「完!!」
ガヴリール「勝手にナレーションっぽいの付けて終わらさないでくれる!?」
ガヴリール「……やっぱり自分の苗字を言うのはちょっと違和感があるな……でも……」
ガヴリール「……こっちこそよろしく……その……天真」アクシュ
ラフィエル「これからこの先どのようか困難があれども二人は協力して切り抜き、皆が尊敬する偉大なる大天使へと成長していくのであった……」
ラフィエル「完!!」
ガヴリール「勝手にナレーションっぽいの付けて終わらさないでくれる!?」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/09(火) 23:43:18.90 ID:R+lyUmOD0
ガヴリール「ところでさ、お前は私の」
天真「『天真』です!」ムムムー
ガヴリール「……ったく……天真はさ、私の分身なのに額を叩いてもどうして解けないんだ?」
天真「それは私の人格を分身した瞬間に分身側に移動させて、分身が解けない様に且つ実体化させる術を使ったからですね」
ガヴリール「さらっと言うが、それ無茶苦茶むずくね?」
天真「論理的には天界で学んだおばけを実体化させ触れるようにする術を応用した物です……ただ、分身したては暫く動けなかったですね」
ガヴリール「は~……何か私が怖い」
ラフィエル「どちらのガヴちゃんも、やればできるんですから、だからガヴちゃんもできますよ♪」ニコニコ
サターニャ「ねえ、天使ってやっぱり何でもありなの?」
ヴィーネ「私はサターニャがよく利用している魔界通販のほうが天使よりよっぽど何でもありだと思うわ」
ラフィエル「確かにそうですね……一体魔界通販って何なのかしら?」
サターニャ「さあね、ただ言えることはあるわ」
5人「?」
サターニャ「魔界通販は魔界通販よ!」ドヤァァ
ガヴリール「うん、それ知っている」
ラフィエル「サターニャさんのドヤ顔、カメラに収めました!」パシャパシャ
天真「カメラ!? いつの間に……」
ヴィーネ「これも平常運転ね」ハア
天真「『天真』です!」ムムムー
ガヴリール「……ったく……天真はさ、私の分身なのに額を叩いてもどうして解けないんだ?」
天真「それは私の人格を分身した瞬間に分身側に移動させて、分身が解けない様に且つ実体化させる術を使ったからですね」
ガヴリール「さらっと言うが、それ無茶苦茶むずくね?」
天真「論理的には天界で学んだおばけを実体化させ触れるようにする術を応用した物です……ただ、分身したては暫く動けなかったですね」
ガヴリール「は~……何か私が怖い」
ラフィエル「どちらのガヴちゃんも、やればできるんですから、だからガヴちゃんもできますよ♪」ニコニコ
サターニャ「ねえ、天使ってやっぱり何でもありなの?」
ヴィーネ「私はサターニャがよく利用している魔界通販のほうが天使よりよっぽど何でもありだと思うわ」
ラフィエル「確かにそうですね……一体魔界通販って何なのかしら?」
サターニャ「さあね、ただ言えることはあるわ」
5人「?」
サターニャ「魔界通販は魔界通販よ!」ドヤァァ
ガヴリール「うん、それ知っている」
ラフィエル「サターニャさんのドヤ顔、カメラに収めました!」パシャパシャ
天真「カメラ!? いつの間に……」
ヴィーネ「これも平常運転ね」ハア
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/09(火) 23:58:16.33 ID:R+lyUmOD0
――――――
――――
ガヴリール宅――
ガチャ
ガヴリール「たっだいまー、ネトゲネトゲっと」
天真「ガヴリール、その前にする事がありますよね」
ガヴリール「なんだよ……」
天真「部屋の掃除です! 一緒にしましょう」
ガヴリール「また今度やるよ、その前に大切なネトゲのイベントスタートの日なんだ、ダッシュを切らないと」
天真「むぅぅ……」
ガヴリール「……」
ガヴリール「はぁ、わかったわかった、するよ……ちょっとだけだからな」
天真「……」パアア
ガヴリール(何かこいつには悲しい顔させたくないな……私自身だからかな)
――――
ガヴリール宅――
ガチャ
ガヴリール「たっだいまー、ネトゲネトゲっと」
天真「ガヴリール、その前にする事がありますよね」
ガヴリール「なんだよ……」
天真「部屋の掃除です! 一緒にしましょう」
ガヴリール「また今度やるよ、その前に大切なネトゲのイベントスタートの日なんだ、ダッシュを切らないと」
天真「むぅぅ……」
ガヴリール「……」
ガヴリール「はぁ、わかったわかった、するよ……ちょっとだけだからな」
天真「……」パアア
ガヴリール(何かこいつには悲しい顔させたくないな……私自身だからかな)
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/10(水) 00:07:09.30 ID:4+bRTZ/s0
天真「私はこの部屋をしますので、ガヴリールは入口辺りをお願いしますね」ニコニコ
ガヴリール「へいへい」
ガヴリール「……」
ガヴリール(こんなところに私のパンツ……私でもこんな所にパンツは脱ぎ散らかさないぞ)
天真「どうかしましたか?」
ガヴリール「いや、こんな所にパンツが落ちていてな、私でもこんな所にパンツは脱ぎ散らかさないから不思議に思って」
天真「もしかしたら、私が神足通で……」
ガヴリール「神足通? あぁ、確か屋上で神足通をしようとして下着だけとんでったっけ……」
天真「……」コクリ
ガヴリール「へいへい」
ガヴリール「……」
ガヴリール(こんなところに私のパンツ……私でもこんな所にパンツは脱ぎ散らかさないぞ)
天真「どうかしましたか?」
ガヴリール「いや、こんな所にパンツが落ちていてな、私でもこんな所にパンツは脱ぎ散らかさないから不思議に思って」
天真「もしかしたら、私が神足通で……」
ガヴリール「神足通? あぁ、確か屋上で神足通をしようとして下着だけとんでったっけ……」
天真「……」コクリ
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/10(水) 00:22:36.09 ID:4+bRTZ/s0
ガヴリール「これがその時の……」
ガヴリール「……」
ガヴリール「……」クンクン
天真「ちょちょっちょっと!? 何私のパンツを嗅いでいるんですか!? ちょっと返してください!」カアア
ガヴリール「いやー、自分の匂いって自分でなかなか分からないじゃないですかー」
ガヴリール「分身だが他人でもある天真のパンツを嗅ぐと自分のパンツがどんな匂いか分かるかなとおもってさー」
天真「平然とそんなことしないでください!」カアア
ガヴリール「……」
ガヴリール「……」クンクン
天真「ちょちょっちょっと!? 何私のパンツを嗅いでいるんですか!? ちょっと返してください!」カアア
ガヴリール「いやー、自分の匂いって自分でなかなか分からないじゃないですかー」
ガヴリール「分身だが他人でもある天真のパンツを嗅ぐと自分のパンツがどんな匂いか分かるかなとおもってさー」
天真「平然とそんなことしないでください!」カアア
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/10(水) 22:31:43.59 ID:4+bRTZ/s0
………………
天真「今日はここまでにしましょう、まだ汚れている所はありますが明日にしましょうね」
ガヴリール「どこが汚れているんだよ十分綺麗だろ……しんど」
ガヴリール「ネトゲしよ」
天真「今から晩御飯の買い物に行きましょうよ!」
ガヴリール「インスタントで十分だろ」
天真「栄養価が偏りますよ! 気を付けないと、病気になってからでは遅いんですから!」
ガヴリール「でも買うためにお金は無いぞ、明日まで待てば天界からの振り込みはあるがな」
天真「むぅぅ……仕方がありません、今日はインスタントで済ませましょう」
ガヴリール「んじゃ、頼むねー」カチカチ
天真「……仕方がありませんね」
天真「今日はここまでにしましょう、まだ汚れている所はありますが明日にしましょうね」
ガヴリール「どこが汚れているんだよ十分綺麗だろ……しんど」
ガヴリール「ネトゲしよ」
天真「今から晩御飯の買い物に行きましょうよ!」
ガヴリール「インスタントで十分だろ」
天真「栄養価が偏りますよ! 気を付けないと、病気になってからでは遅いんですから!」
ガヴリール「でも買うためにお金は無いぞ、明日まで待てば天界からの振り込みはあるがな」
天真「むぅぅ……仕方がありません、今日はインスタントで済ませましょう」
ガヴリール「んじゃ、頼むねー」カチカチ
天真「……仕方がありませんね」
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/10(水) 22:52:56.00 ID:4+bRTZ/s0
3分後――
天真「できましたよー」
ガヴリール「あいよ、サンキュー」
天真「いただきます」
ガヴリール「……」ズルズル
天真「……」ズルズル
ガヴリール「……」モグモグゴックン
ガヴリール「なあ、これからどうすんだ?」
天真「どうするとはどういう事でしょうか?」
ガヴリール「一応分身であるお前が肉体を持ってしまったのだから、これからどうするのかと思ってな」
天真「できましたよー」
ガヴリール「あいよ、サンキュー」
天真「いただきます」
ガヴリール「……」ズルズル
天真「……」ズルズル
ガヴリール「……」モグモグゴックン
ガヴリール「なあ、これからどうすんだ?」
天真「どうするとはどういう事でしょうか?」
ガヴリール「一応分身であるお前が肉体を持ってしまったのだから、これからどうするのかと思ってな」
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/11(木) 00:03:44.48 ID:jHO92Vwd0
天真「……行きたい」
ガヴリール「は?」
天真「私、また学校に行きたい!」
天真「私、あなたの中でずっと見ていました! 聞いていました!」
天真「学校でもっと友達やクラスのみんなと話したい! やっぱり学校は楽しそうです!」
ガヴリール「お、おう……」
ガヴリール「でも席はどうするんだ?」
ガヴリール「もともとのお前の席は今の私の席だから転校という形で学校に来ないと無理だぞ」
天真「ゼルエル姉さんに頼みましょう!」スマホポチポチ
ガヴリール「えーゼルエル姉さ……いや、もう電話してるの!? 行動はっや! というかそれ私の!」
天真「あなたの物ですから私の物でもありますよね? あっ、もしもしゼルエル姉さんですか?」
天真「少し変わった? まあ……そうですね、来たら分かると思うのですが」
天真「今すぐ来る? あっ……切れました」
ガヴリール「は?」
天真「私、また学校に行きたい!」
天真「私、あなたの中でずっと見ていました! 聞いていました!」
天真「学校でもっと友達やクラスのみんなと話したい! やっぱり学校は楽しそうです!」
ガヴリール「お、おう……」
ガヴリール「でも席はどうするんだ?」
ガヴリール「もともとのお前の席は今の私の席だから転校という形で学校に来ないと無理だぞ」
天真「ゼルエル姉さんに頼みましょう!」スマホポチポチ
ガヴリール「えーゼルエル姉さ……いや、もう電話してるの!? 行動はっや! というかそれ私の!」
天真「あなたの物ですから私の物でもありますよね? あっ、もしもしゼルエル姉さんですか?」
天真「少し変わった? まあ……そうですね、来たら分かると思うのですが」
天真「今すぐ来る? あっ……切れました」
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/11(木) 00:20:34.83 ID:jHO92Vwd0
ガヴリール「え、来るってマジ!?」
シュン
ゼルエル「どうしたガヴリール、お前から電話してきて珍しい、今までの愚行を反省し……」
ガヴリール「あー……」
天真「……」
ゼルエル「……」
ゼルエル「妹のガヴリールが二人……まさか我が家族に隠し子がいたのか……いや、まさかクローンの実験に……それとも」
天真「姉さん!? ちょっと落ち着いてください」
ガヴリール「まあ……私から話すよ」
――――――
――――
シュン
ゼルエル「どうしたガヴリール、お前から電話してきて珍しい、今までの愚行を反省し……」
ガヴリール「あー……」
天真「……」
ゼルエル「……」
ゼルエル「妹のガヴリールが二人……まさか我が家族に隠し子がいたのか……いや、まさかクローンの実験に……それとも」
天真「姉さん!? ちょっと落ち着いてください」
ガヴリール「まあ……私から話すよ」
――――――
――――
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/11(木) 12:11:41.10 ID:jHO92Vwd0
――――
――――――
ガヴリール「……という事です」
ゼルエル「理解はしたが……にわかには信じられないな」
天真「そこで本題です! 姉さん!」
ゼルエル「なんだ?」
天真「私も学校に行きたいです!」
ゼルエル「まあ、私から校長に直に相談してみるが……それ以前に名前はどうする」
ゼルエル「呼び方だけ変えても同姓同名同容姿の人物が2人、非常に紛らわしくなるぞ」
ガヴリール「ならもういっその事こいつに仮の名前を付けましょうよ」
ゼルエル「ガヴリール、お前はそれでいいのか?」
天真「はい! 私は大丈夫です!」
――――――
ガヴリール「……という事です」
ゼルエル「理解はしたが……にわかには信じられないな」
天真「そこで本題です! 姉さん!」
ゼルエル「なんだ?」
天真「私も学校に行きたいです!」
ゼルエル「まあ、私から校長に直に相談してみるが……それ以前に名前はどうする」
ゼルエル「呼び方だけ変えても同姓同名同容姿の人物が2人、非常に紛らわしくなるぞ」
ガヴリール「ならもういっその事こいつに仮の名前を付けましょうよ」
ゼルエル「ガヴリール、お前はそれでいいのか?」
天真「はい! 私は大丈夫です!」
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/11(木) 15:36:46.42 ID:jHO92Vwd0
ゼルエル「……では仮名を決めないとな」
ガヴリール「ジブリエルはどうだ?」
ゼルエル「ジブリエルか……どうだ?」
天真「はい、素敵な名前です♪」
ゼルエル「……よし、では私から校長にこの事態と一緒に相談するとしよう」
ゼルエル「ガヴリール、だらけるんじゃないぞ」
ガヴリール「うるさいな、分かってるよ」
ゼルエル「では私は行くからな、気を付けるんだぞ」
天真「はい」
ガヴリール「ヘイヘイ」
シュン
ガヴリール「ジブリエルはどうだ?」
ゼルエル「ジブリエルか……どうだ?」
天真「はい、素敵な名前です♪」
ゼルエル「……よし、では私から校長にこの事態と一緒に相談するとしよう」
ゼルエル「ガヴリール、だらけるんじゃないぞ」
ガヴリール「うるさいな、分かってるよ」
ゼルエル「では私は行くからな、気を付けるんだぞ」
天真「はい」
ガヴリール「ヘイヘイ」
シュン
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/11(木) 21:06:10.32 ID:jHO92Vwd0
天真「……」ワクワク
ガヴリール「はやく食べないと伸びてしまうぞ」ズルズル
天真「あっ、そうでした」ズルズル
ガヴリール「やっぱ美味いな」
天真「明日からは確りとした物を食べますからね」ズルズル
ガヴリール「へいへい」
――――
――――――
ガヴリール「はやく食べないと伸びてしまうぞ」ズルズル
天真「あっ、そうでした」ズルズル
ガヴリール「やっぱ美味いな」
天真「明日からは確りとした物を食べますからね」ズルズル
ガヴリール「へいへい」
――――
――――――
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/11(木) 22:37:13.35 ID:jHO92Vwd0
ガヴリール「ふう、食ったな」PCカチカチ
天真「私はお風呂を沸かしますね」
ガヴリール「おぅ、サンキューサンキュー」カチカチ
シュン
ゼルエル「ガヴリール」
天真「あっ、姉さん」
ガヴリール「!」ササッ
天真「学校の件、どうでしたか?」
ゼルエル「校長からは前例は無いが了解を得られた、明日にでも学校に行けるぞ」
天真「やった! ありがとうございます!」パアア
ガヴリール「よかったな」
ゼルエル「あと、ガヴリール」
ガヴリール「なんでしょうか?」
ゼルエル「学校という人目のつく場所で術を使ったから、厳重注意という意味合いで今月の仕送りが減るみたいだぞ」
ガヴリール「……マジか~」
天真「私はお風呂を沸かしますね」
ガヴリール「おぅ、サンキューサンキュー」カチカチ
シュン
ゼルエル「ガヴリール」
天真「あっ、姉さん」
ガヴリール「!」ササッ
天真「学校の件、どうでしたか?」
ゼルエル「校長からは前例は無いが了解を得られた、明日にでも学校に行けるぞ」
天真「やった! ありがとうございます!」パアア
ガヴリール「よかったな」
ゼルエル「あと、ガヴリール」
ガヴリール「なんでしょうか?」
ゼルエル「学校という人目のつく場所で術を使ったから、厳重注意という意味合いで今月の仕送りが減るみたいだぞ」
ガヴリール「……マジか~」
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/12(金) 00:12:41.44 ID:qzlii0gN0
ゼルエル「では、私は帰らしてもらうぞ」
ゼルエル「ずっとお前たちの事は監視できないが、修行頑張るんだぞ、特にお前はな」
ガヴリール「姉さん一言多いんだよ……」ボソ
ゼルエル「何か言ったか?」
ガヴリール「別に~」
ゼルエル「……はぁ、ではな、また来るかもしれないからな」
シュン
ガヴリール「……」
天真「……」
天真「やったです!」
ガヴリール「うぉ!」
天真「学校、行けるのですよね! 早く明日にならないかな♪」キャッキャッ
天真「あっ、お風呂沸かしますね♪」タッタッタ
ガヴリール「……」
ガヴリール(私って学校如きであそこまではしゃげたんだ……)
ガヴリール(まあ、私の中でずっと居たからな……しょうがないのかな)
ゼルエル「ずっとお前たちの事は監視できないが、修行頑張るんだぞ、特にお前はな」
ガヴリール「姉さん一言多いんだよ……」ボソ
ゼルエル「何か言ったか?」
ガヴリール「別に~」
ゼルエル「……はぁ、ではな、また来るかもしれないからな」
シュン
ガヴリール「……」
天真「……」
天真「やったです!」
ガヴリール「うぉ!」
天真「学校、行けるのですよね! 早く明日にならないかな♪」キャッキャッ
天真「あっ、お風呂沸かしますね♪」タッタッタ
ガヴリール「……」
ガヴリール(私って学校如きであそこまではしゃげたんだ……)
ガヴリール(まあ、私の中でずっと居たからな……しょうがないのかな)
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/12(金) 22:59:10.62 ID:qzlii0gN0
――――――
――――
天真「お風呂湧きましたよー」
ガヴリール「はいよー」カチカチ
天真「……あの」
ガヴリール「何? ネトゲで忙しんだけど」カチカチ
天真「一緒にお風呂入りませんか?」
ガヴリール「はあ? 二人じゃ狭いしネトゲしたいから嫌だよ」
天真「駄目です! 入りましょう! 確か昨日も入っていませんよね!」グイグイ
ガヴリール「あーもう止めろ止めろ! 分かったから! 入るから!」
天真「やった♪」
――――
天真「お風呂湧きましたよー」
ガヴリール「はいよー」カチカチ
天真「……あの」
ガヴリール「何? ネトゲで忙しんだけど」カチカチ
天真「一緒にお風呂入りませんか?」
ガヴリール「はあ? 二人じゃ狭いしネトゲしたいから嫌だよ」
天真「駄目です! 入りましょう! 確か昨日も入っていませんよね!」グイグイ
ガヴリール「あーもう止めろ止めろ! 分かったから! 入るから!」
天真「やった♪」
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/12(金) 23:41:38.86 ID:qzlii0gN0
浴室――
ガヴリール「……」
天真「♪」
ガヴリール「狭い……」ブクブク
天真「これから毎日入ってもらいますからね!」
ガヴリール「えー」
天真「『えー』ではありませんよ、心の汚れを取るにはまず体からと言いますよね♪」
ガヴリール「聞いたことないよ」
ガヴリール「……」
天真「♪」
ガヴリール「狭い……」ブクブク
天真「これから毎日入ってもらいますからね!」
ガヴリール「えー」
天真「『えー』ではありませんよ、心の汚れを取るにはまず体からと言いますよね♪」
ガヴリール「聞いたことないよ」
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/13(土) 00:19:34.33 ID:QLa3LK5j0
天真「さでは、体を洗いますよ、浴槽から出てください♪」
ガヴリール「そんぐらい自分で洗うって」
天真「駄目です! 洗わさせてください!」
ガヴリール「洗わせてってオカンか! はぁ……手短に頼むよ」ジャバッ
天真「♪」ゴシゴシ
ガヴリール「本当に世話好きだな」
天真「あなたは私ですからこれぐらいは当たり前ですよ♪」
ガヴリール(……楽しんでるだろ)
ガヴリール「そんぐらい自分で洗うって」
天真「駄目です! 洗わさせてください!」
ガヴリール「洗わせてってオカンか! はぁ……手短に頼むよ」ジャバッ
天真「♪」ゴシゴシ
ガヴリール「本当に世話好きだな」
天真「あなたは私ですからこれぐらいは当たり前ですよ♪」
ガヴリール(……楽しんでるだろ)
73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/13(土) 00:36:17.57 ID:QLa3LK5j0
――――――
――――
天真「いいお湯でしたね♪」
ガヴリール「あづい……風呂に30分ってわけわかんねぇよ」
天真「堕落する前はこれぐらい入っていましたよ」
ガヴリール「マジか……忘れたよ、昔の事は」
天真「まだ一年も過ぎていじないじゃないですか!?」
ガヴリール「私は過去に囚われない!」ドンッ
天真「少しは囚われてくださいよ!」
ガヴリール「さて、イベントを進めよう」カチカチ
天真「無視しないでくださいよー」
ガヴリール(こんなにかまってちゃんだったっけ!?)
――――
天真「いいお湯でしたね♪」
ガヴリール「あづい……風呂に30分ってわけわかんねぇよ」
天真「堕落する前はこれぐらい入っていましたよ」
ガヴリール「マジか……忘れたよ、昔の事は」
天真「まだ一年も過ぎていじないじゃないですか!?」
ガヴリール「私は過去に囚われない!」ドンッ
天真「少しは囚われてくださいよ!」
ガヴリール「さて、イベントを進めよう」カチカチ
天真「無視しないでくださいよー」
ガヴリール(こんなにかまってちゃんだったっけ!?)
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/13(土) 10:23:38.22 ID:QLa3LK5j0
――――――
――――
天真「そろそろ寝ましょう」
ガヴリール「んじゃ、おやすみー」カチカチ
天真「一緒に寝ましょう! こっちこっち♪」フトンポンポン
ガヴリール「床で上等だって」カチカチ
天真「駄目です! こっちに来てください」
ガヴリール「だから狭いって……分かったから……もう」
天真「♪」
――――
天真「そろそろ寝ましょう」
ガヴリール「んじゃ、おやすみー」カチカチ
天真「一緒に寝ましょう! こっちこっち♪」フトンポンポン
ガヴリール「床で上等だって」カチカチ
天真「駄目です! こっちに来てください」
ガヴリール「だから狭いって……分かったから……もう」
天真「♪」
75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/13(土) 10:45:16.31 ID:QLa3LK5j0
ガヴリール「……」
天真「……」スウスウ
ガヴリール「……起きてるか?」
天真「まだ寝付いていませんよ」
ガヴリール「……明日、やっぱ楽しみなのか?」
天真「はい、そうですね」
天真「言ったと思うのですが、あなたの中で見ていました」
天真「本当に楽しそうです……私もあの輪の中に入りたいと思っていました」
天真「ですから、とても楽しみです」
ガヴリール「ふ~ん」
ガヴリール「分かった、じゃあ、おやすみ」
天真「おやすみなさい♪」
天真「……」スウスウ
ガヴリール「……起きてるか?」
天真「まだ寝付いていませんよ」
ガヴリール「……明日、やっぱ楽しみなのか?」
天真「はい、そうですね」
天真「言ったと思うのですが、あなたの中で見ていました」
天真「本当に楽しそうです……私もあの輪の中に入りたいと思っていました」
天真「ですから、とても楽しみです」
ガヴリール「ふ~ん」
ガヴリール「分かった、じゃあ、おやすみ」
天真「おやすみなさい♪」
76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/13(土) 19:10:10.42 ID:QLa3LK5j0
ガヴリール「……」スウスウ
天真「……」スウスウ
ガヴリール「……」スウスウ
天真「……」モゾモゾ
天真「……」ギュッ
ガヴリール「……」
ガヴリール(私は抱き枕じゃないぞ)
――――
――――――
天真「……」スウスウ
ガヴリール「……」スウスウ
天真「……」モゾモゾ
天真「……」ギュッ
ガヴリール「……」
ガヴリール(私は抱き枕じゃないぞ)
――――
――――――
78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/13(土) 21:47:15.66 ID:QLa3LK5j0
早朝――
天真「ガヴリール、おはようございます、起きてください!」ユサユサ
ガヴリール「ん~……まだ6時じゃん……お休み」スゥスゥ
天真「早く支度をしましょう! 顔を洗って!」
ガヴリール「もうちょっと……あと2時間」
天真「そんなに寝ていては学校が始まってしまいます!」
ガヴリ-ル「まだ寝れるってー」スゥスゥ
天真「早く体を起こしてください」グイグイ
天真「もう髪がボサボサじゃないですか、私が梳いてあげますから、ささ、来てください♪」
ガヴリール「へいへい、ねむ……」
ガヴリール(こいつ世話好きヴィーネと張り合うな……)
ガヴリール「……」
ガヴリール(つまり私も内面的には世話好き?)
天真「ガヴリール、おはようございます、起きてください!」ユサユサ
ガヴリール「ん~……まだ6時じゃん……お休み」スゥスゥ
天真「早く支度をしましょう! 顔を洗って!」
ガヴリール「もうちょっと……あと2時間」
天真「そんなに寝ていては学校が始まってしまいます!」
ガヴリ-ル「まだ寝れるってー」スゥスゥ
天真「早く体を起こしてください」グイグイ
天真「もう髪がボサボサじゃないですか、私が梳いてあげますから、ささ、来てください♪」
ガヴリール「へいへい、ねむ……」
ガヴリール(こいつ世話好きヴィーネと張り合うな……)
ガヴリール「……」
ガヴリール(つまり私も内面的には世話好き?)
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/13(土) 23:44:47.19 ID:QLa3LK5j0
天真「では行ってきます♪」
ガヴリール「いってきまーす……誰もいないけど……」
天真「早く行きましょう!」ワクワク
ガヴリール「分かったから慌てるなって……そもそもこの時間学校開いてんの」
本当に世話好き、自分でも嫌気がさすぐらい
でもなんだか安心する
自分がもう1人加わった生活……意外と悪くないかも
これから先がどうなるのか少し楽しみな自分がいる
おしまい
ガヴリール「いってきまーす……誰もいないけど……」
天真「早く行きましょう!」ワクワク
ガヴリール「分かったから慌てるなって……そもそもこの時間学校開いてんの」
本当に世話好き、自分でも嫌気がさすぐらい
でもなんだか安心する
自分がもう1人加わった生活……意外と悪くないかも
これから先がどうなるのか少し楽しみな自分がいる
おしまい
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