6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 09:49:14.68 ID:cIRkfyJM0
――――――オーディション会場

雪歩「うっ・・・うぅ・・・えぐっ、えぐ・・・・っ」グスグス

P「・・・雪歩はよくやったよ、ちゃんとレッスンの成果がでてたぞ」

雪歩「せ、せっかくプロデューサーさんと一緒に、レッスンしたのに・・・」グスグス

P「また、頑張ろう」

雪歩「は、はいっ・・・う、うっごほっゲホっ、がっ、ゴホッゴホッ!」

P「泣きすぎてむせるなよ・・・」トントン・・・

引用元: P「雪歩を嫁にしたいんですよ」 小鳥「ピヨッ!?」 



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8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 10:17:24.25 ID:cIRkfyJM0
――――――765プロ事務所

小鳥「不合格だったんですか・・・残念です」

P「はい、でも次の機会も絶対つくりますから、これからです」

小鳥「フフ、応援してますよ・・・どうぞ、お茶です」

P「あ、どうもすみません・・・」ズズッ・・・

P「・・・・雪歩のお茶が飲みたいなぁ」ボソッ

小鳥「ゆ、雪歩ちゃん今日はオフでしたよね」イラッ

P「ええ、家族と出かけるといってました・・あ、TVつけていいですか?」

小鳥「どうぞ、なにか見たい番組でも?」

P「春香のインタビューがあるんですけど、その時近くにいた雪歩も映ってるはずなんですよ・・・
あっ、ほら見てください音無さん!あこ、ね?」

小鳥「・・・」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 10:25:38.22 ID:cIRkfyJM0
小鳥「プロデューサーさん・・・随分雪歩ちゃんに入れ込んでますね」

P「はい、さっきも言ったように雪歩はこれからなんです。
苦手な犬、男性も克服してきましたし、自分とコミュニケーションとってるのがいい例です」

P「いつか・・・大きいドームを雪歩ファンいっぱいにしたいなぁ・・・」

小鳥「プロデューサーさん・・・雪歩ちゃんの事、どう思っていますか?」

P「大事なアイドルですよ、なにを今更」

小鳥「いえ、その・・・女性として見るとどうかな、と思いまして」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 10:30:49.37 ID:cIRkfyJM0
P「女性として、ですか?・・・・うーん」

小鳥「今のはちょっと意地悪な質問でしたね、でも事務員としては
そういった事にも気にかける必要が・・・」

P「お嫁さんに・・・したいですね」

小鳥「」

P「ちょっと、固まらないでくださいよ、ただの願望ですから」

小鳥「そういう願望を持ってることが問題だと思いますけど・・・」

P「手をだしたりなんてしませんよ、雪歩にはトップアイドルになってもらわないと」

小鳥「・・・・・一応、信用します」

P「あー、早く明日にならないかなー」

小鳥「・・・」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 10:42:11.82 ID:cIRkfyJM0
雪歩「うぅっ・・・緊張します・・・・初めての・・・テレビ出演・・・」

P「大丈夫さ、やよいと伊織も一緒だ。リラックスリラックス」

雪歩「でも、私が一番年上ですから・・・・し、しっかりしないとととと」ビクビク

P「あ、そういえばな昨日駅前を歩いていたら雪歩の言ってた
お茶専門店を見つけてな、入ってみたんだけど・・・どれを買えばいいかわからなくてな・・・」

雪歩「えっそ、そうなんですか?」

P「あんまり詳しくもないし、結構値が張ったし無闇に買うのもなぁ・・・そうだ!
今日仕事が終わったら一緒に選んでくれないか?あ、無理にとはいわないが・・・」

雪歩「い、行きます、行かせてください!」

P「いやー、雪歩は頼りになるなぁ。俺だけじゃわからないことも多いよ」

雪歩「そ、そんなことないですぅ・・・プロデューサーの方がすごく頼りになります・・・」モジモジ

<本番入りまーす

P「お、始まるぞ。行って来い雪歩」

雪歩「はいっ行ってきます!」

タッタッタ・・・

P(少しは緊張とれたみたいだな・・・)

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 10:50:54.61 ID:cIRkfyJM0
P「雪歩!無理はするな!ここは俺がっ・・・・!」

雪歩「プ、プロデューサー、大丈夫ですっ・・・!私、行けます!」

P「しかし、まだ無理はしないほうが・・・・」

雪歩「大丈夫です・・・プロデューサーと乗り越えた力・・・見てください・・・!」

サワサワ・・・

雪歩「や、やりましたぁ!プロデューサー見てください!
私、こんな大きい犬を撫でることができました・・・!」

P「やったな雪歩!流石だぞ!」

飼い主「あ、あの・・・もう行ってもいいですか?」

犬「ハッハッハ」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 11:03:10.28 ID:cIRkfyJM0
P「雪歩、先に行くんだ!俺はここで・・・後から行くから、さぁ!」

雪歩「そんな私、プロデューサーを置いて行くなんて・・・・できない・・・」

P「いいんだ、これがプロデューサーとしての役目だ・・・・行けっ行くんだ!」

雪歩「!・・・はいっ・・待ってます・・・ずっと、ずっと・・・

」タッタッタ・・・・・

P「・・・行ったか・・・・」

P「俺はここで・・・階段を上がる雪歩のスカートの中を除く輩がいないか警戒しなければ!」

あずさ「あの~プロデューサーさん?階段あがってもいいでしょうか~?」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 11:15:10.55 ID:cIRkfyJM0
――――――765プロ事務所

小鳥「最近雪歩ちゃん、調子いいですね。メディア出演も増えてきましたし」

P「ええ、やっぱりこの前のモバマス事務所アイドルとの
うなぎつかみ取り対決が評判よかったみたいです。
騒ぎすぎて現場スタッフにつまみ出されましたけど、いいものが見れました」

小鳥「このままだとドームを雪歩ちゃんファンでいっぱいにする夢、叶いそうですね」

P「まだまだですよ、これからもっとすごいですよ、見ていてください!」

小鳥(私の考えすぎだったみたい・・・プロデューサーさんは純粋に雪歩ちゃんのプロデュースを・・・)

P「雪歩みたいなお嫁さん・・・・いや、雪歩をお嫁さんにしたいなぁ・・・」じみじみ

小鳥(・・・・)

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 11:23:15.31 ID:cIRkfyJM0
雪歩「は、ははは初めてのライブッ・・・・!緊張、します・・・・!」ガクガク

P「雪歩、ほら深呼吸深呼吸・・・」

雪歩「深呼、吸ですね、はい・・・・スゥー・・・ゴッゴホッゲホッ!」

P「・・・雪歩、聞いてくれ」

雪歩「ゴホゴホッ、ゲッホゲッホ!」

P「雪歩はすごい勇気がある子だと思う。雪歩みたいに弱気でおどおどした子はいっぱいいるけど
そんな自分を変えたいと思って、この世界に飛び込んでくるなんてそうそうできない」

雪歩「ゴホッ・・・プロデューサー?」

P「しかも、会場は小さいけど雪歩を応援してくれるファンでいっぱいだ」

P「雪歩が頑張ってきた証拠だ」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 11:32:42.12 ID:cIRkfyJM0
P「雪歩なら、できる!俺もついてる、できないわけないさ」

雪歩「プロデューサー、わ、私・・・」

P「雪歩・・・・」

雪歩「プロデューサー・・・」スッ・・・

P「!さ、さ雪歩、もうすぐ始まるからな!俺は、ちょっとスタッフと話があるから!」

雪歩「あっ・・・・はい」

P「・・・頑張れ、雪歩」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 11:38:20.66 ID:cIRkfyJM0
P(雪歩の初ライブは見事成功を収めた)

P(・・・しかし、なんだかあの後から気まずさがある)

P(・・・・)

社長「君、少しいいかね?」

P「はい、なんでしょうか社長?」

―――――――――

雪歩「えっ解散・・・?」

P「ああ、俺と雪歩のコンビは・・・今年いっぱいで終わりだそうだ」

雪歩「今年・・・いっぱい、ですか・・・・」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 11:45:04.06 ID:cIRkfyJM0
P「ああ、残念だけど・・・・」

雪歩「・・・」

P「でも、俺は諦めない!今年が終わるまでには、雪歩を一人前のトップアイドルに」

雪歩「プロデューサーは、どうして私にそこまでしてくれるんですか?」

P「え、どうしてって・・・そりゃプロデューサーだから・・・」

雪歩「ちゃんと、私の目を見て行ってください」ジッ

P(うっな、なんだか最近迫力が・・・・)

P「・・・俺は、雪歩を尊敬してるんだ」

雪歩「尊敬・・?」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 11:55:22.46 ID:cIRkfyJM0
P「俺、子供の頃はさ・・・人見知りで、口下手だったんだ」

P「友達作りも下手くそで、学生の頃はよく隅っこにいたもんだ」

雪歩「そうだったんですか・・・」

P「だから雪歩と初めて会った時、ああ、昔の俺みたいだな、俺がこの子を守ってやらないと・・
そう思ったんだ・・・そう思っていた」

雪歩「・・・・今は、違うんですか?」

P「この前のライブ始まる前、言っただろう?雪歩は踏み出す勇気がある、俺には・・・ない」

P「・・・俺が守る必要なんてなかったみたいだな、雪歩はちゃんと一人で歩いいけるみたいだ」

雪歩「本気で・・・いってますか?」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 12:03:32.33 ID:cIRkfyJM0
P「・・・」

雪歩「・・・今日はもう、帰ります・・・」タッタッタ・・・・

P(これで、いいんだ)

P(俺がいつまでも雪歩にしがみついているわけにもいかない・・・)

P(今年が終わるまでに、俺の全力をだして雪歩をトップアイドルに・・・)

P(そして、送り出してやろう)

P(・・・元々、そのつもりだったんだ。それが早まっただけ・・・それだけ・・・)

P「雪歩みたいなお嫁さん・・・欲しかったな」ボソッ

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 12:08:36.54 ID:cIRkfyJM0
――――――翌日

P「はぁ・・・・」

P(やっぱり・・・気が思いなぁ・・・・)とぼとぼ

P「おはようございまーす・・・」ガチャッ

雪歩「おはようございます、プロデューサー」

P「ゆ、雪歩!?おはよう、ございます・・・」

雪歩「今日は早くきちゃいましたぁ」

P「う、うん。大分早いな」

雪歩「だって、いてもたってもいられなくて。今年までに、トップアイドルにならなくちゃって思うと・・・
頑張りましょう、プロデューサー!」

P「雪歩・・・」

P「あ、ああ!頑張ろうな!」

P(やっぱり、雪歩は強いな・・・・俺がいなくても、大丈夫だな)

雪歩(・・・)

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 12:25:07.87 ID:cIRkfyJM0
雪歩「み、見てください、ワニさんですよぉ・・・っうわぁ、ワニ革ですぅ・・・・」ザラザラ

P「ゆ、雪歩がワニを触るなんて・・・」

小鳥「赤ちゃんですけどね」

――――――

雪歩「こん、なの、へい、平気ですっ・・・うっ・・・!」

P「雪歩が心霊スポットレポートなんて・・・」

小鳥「真昼間ですけどね」

――――――

雪歩「す、すごいボリュームで、味もこってりで・・うぷっ」

貴音「雪歩残してはなりません、もし無理なら私に・・・・」

P「雪歩が二郎をたべるなんて・・・」

小鳥「それは別にいいんじゃ・・・」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 12:31:10.18 ID:cIRkfyJM0
P(雪歩の頑張りはすごかった)

P(まさに破竹の勢いでトップアイドルの道を突き進んでいった)

P(なんだか、自分がいなくても大丈夫だといわれているようで、安心するような、寂しいような)
 
P(そして、年末・・・)

――――――765事務所

小鳥「いよいよ、明日ラストライブですね・・・プロデューサーさん、まだ帰らなくていいんですか?」

P「雪歩の引き継ぎ、きっちりやっておきたいんです・・・・もう、これくらいしかできませんから」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 12:36:43.11 ID:cIRkfyJM0
小鳥「はぁっ・・・明日に差し支えない程度にしてくださいね」

P「はい・・・」カタカタ・・・・

小鳥「明日・・・成功するといいですね・・・」

P「雪歩なら・・・大丈夫です、絶対」カタカタ

小鳥「そうですね・・・ライブも、あっちも、成功しますよね」

P「?あっちってなんですか?」

小鳥「フフッ、なんでもないですよ」

P「はぁ・・・?」

小鳥(頑張ってね・・・雪歩ちゃんも、プロデューサーさんも・・・)

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 12:44:05.29 ID:cIRkfyJM0
―――――――――ラストライブ会場

ザワザワ・・・

P「・・・満員、だな」

雪歩「はい・・・お客さんいっぱい来てくれました・・・」

P「・・・」

雪歩「私・・・プロデューサーの夢、叶えることができましたか?」

P「え、なんでその事?」

雪歩「音無さんに教えていただいたんです・・・よく事務所で言ってるって・・・」

P「・・・そっか」

P「ああ、叶ったよ、夢。雪歩のお陰だ、ありがとう」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 12:51:25.86 ID:cIRkfyJM0
P「雪歩の、お陰、で・・・」じわっ

雪歩「プ、プロデューサー?まだ、その我慢して下さい、ライブまだ始まってないです」

P「そうだな・・・ははっ、雪歩に泣き止めなんて言われるなんて・・・これじゃ逆だな」

P「強くなったな、雪歩」

P(いや、俺が弱くなっただけか・・・)

雪歩「その涙は、ライブが終わるまでとっておいて下さい」

雪歩「スゥー・・・ハァー・・・よし!行ってきます」ダッ!


ウオオォォォォ!!・・・・・・

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 12:57:06.03 ID:cIRkfyJM0
P(俺たちの、最後のライブが始まった・・・・)

P(ドームいっぱいのファンの声援に答え、雪歩は精一杯歌って、踊った)

P(最高に輝いてるぞ・・・雪歩・・・)





雪歩「今日は本当に、本当にっ・・・ありがとうございました!」

<ウオオォォォォ!!
<アリガトー!!
<ユキポ―!!


P「終わった・・・」

雪歩「プロデューサ!」タタッ


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 13:06:50.56 ID:cIRkfyJM0
雪歩「私、私できました・・っ!最後のライブ・・・・ちゃんとっ・・・!」

P「・・・・」

雪歩「プロ、デューサー・・・・?」

P「よく、よくやったよっ雪、歩っ・・・!俺は・・俺はもう・・!」グスグス・・・

雪歩「はいっ・・・・はい!」

P「これでもう・・・思い残すことも・・・ゲホッ、ゴホゴホッ!ヴォエッホッゴホッ!」

雪歩「だ、大丈夫ですか!?ほら、チーンして下さい・・・」トントン


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 13:15:52.78 ID:cIRkfyJM0
――――――ライブ会場外

P「情けない所みせちゃったなぁ・・・・」

雪歩「そんなことないですよ・・・・」

P「もう、俺がいなくても大丈夫だな。明日からはもう・・・」

雪歩「プロデューサー」

P「ど、どうした雪歩?」

雪歩「私、もう大丈夫です。明日からも、アイドル続けて行こうと思います」

P「!・・・あ、あぁ・・・うん・・・雪歩ならこれからも輝けるさ」

雪歩「プロデューサー言ってましたよね・・・解散だって決まった日」

雪歩「私は一人で歩いて行ける、勇気があるって・・・」

P「ああ、言ったな・・・」

雪歩「・・・そんなこと、ないんです」

雪歩「プロデューサーがいなきゃ、ダメなんです!」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 13:21:21.64 ID:cIRkfyJM0
雪歩「勇気は、もらってたんです。プロデューサーから、いっぱいいっぱいっ」

雪歩「一人じゃこんな所までこれませんでした。プロデューサーがいたから、ここまで・・・」

P「で、でも、最初の頃はそうだったかもしれないが最近の雪歩は本当に・・・」

雪歩「それは・・・決めたことがあったからです」

P「決めたこと?」

雪歩「解散は悲しいけど・・・せめて、プロデューサーさんが心配しないように
自分のできる限りの力で、やろうって」

雪歩「プロデューサーの、夢を叶えたい、一緒に見たいって、決めたから!・・・」

P「雪歩・・・」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 13:28:05.83 ID:cIRkfyJM0
雪歩「こ、こんなこと、言うの・・・すごく、ドキドキしますっ・・・でも、言います!」

雪歩「き、聞いてください、プロデューサー!」

P「は、はい!なんでしょうか・・・・?」

雪歩「わ、私今日まで一生懸命頑張ってきました・・・で、でもそれはプロデューサーがいたからで・・・」

雪歩「プロデューサーさんに、ご、ご、ご褒美あげます・・・!」

雪歩「目、目をつむって、もらえますか・・・・?」

P「雪歩・・・・」

雪歩「あ、あとかがんでもらえるとありがたいです・・・・」

P「・・・」スッ・・・・

雪歩「プロデューサー・・・・」


―――――――――




51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 13:35:24.18 ID:cIRkfyJM0
雪歩「送ってもらってありがとうございます、今日は本当に・・・最高の日でした」

P「あぁ、俺も最高の一日だったよ」

P「もう、仕事場で会うってこともなくなるかもな・・・・」

雪歩「はい・・・でも、仕事場以外ではあってもらえますか?」

P「・・・雪歩がよければ、会いにいくよ」

雪歩「ぜ、是非、お誘いして下さいっ」

雪歩「・・・プロデューサーはこれからも、プロデューサーを続けますよね?」

P「ああ、そのつもりだけど・・・なんだか夢が一つ叶って気が抜けたって感じだな」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 13:42:44.74 ID:cIRkfyJM0
雪歩「・・・まだ一つ叶ってないですよ」

P「へ?な、なんかあったか?」

雪歩「あ、あのそれは夢っていうか、ドームをいっぱいにするっていう夢と、もう一つ
よく言ってるって音無さんから教えてもらって・・・・」

P「小鳥さんから・・・・!!い、いやっそれはだな、えぇっと・・・」アタフタ

雪歩「・・・私も・・・・」

P「ん?」

雪歩「私も、その夢・・・叶えてみたいですからっ・・・!その、一緒に・・・プロデューサーと二人で・・・」

P「雪歩・・・」

P「・・・いつになるかわからないけど、俺頑張るから・・・その・・・」

P「待っててくれるか?」

雪歩「はいっ待ってます・・・ずっと、ずっと」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 13:48:23.48 ID:cIRkfyJM0
―――――――――数ヶ月後

P「よっしゃ、それじゃあ現場行ってきます!」

小鳥「プロデューサーさん、最近気合入ってますね」

P「そりゃあもう、新しい夢ができましたから」

小鳥「あら、どんな夢でしょうか?」

P「雪歩を嫁にしたいんですよ!」



おわり

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 14:22:54.44 ID:cIRkfyJM0
――――――?年後

雪歩「あなた、スーツは出しておきましたけど・・・ネクタイはどれにしますか?」

P「ああ、今日はこれをつけていくよ・・・・」キュッ

雪歩「あれ?見たことない柄ですね・・・」

P「昨日、伊織からもらったんだ。なんでもオリコン1位とった記念とかで」

雪歩「へぇ・・・あ、ずれてますよ。直しますから動かないでください・・・」

P「ありがとう」

雪歩「・・・・」ギュウッ・・・

P「ゆ、雪歩?ちょっと、きつ、い・・・・」

雪歩「・・・・・・はい、できました。今日も、その・・・かっこいいですぅ・・・///」

P「は、ハハハ・・・・ありがとう・・・」

P(ちょっと、怖かった・・・・)

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/27(金) 14:28:16.68 ID:cIRkfyJM0
P「じゃ、行ってきます・・・の前に、雪歩・・・」

雪歩「・・・はい」スッ・・・

P「・・・」チュッ

P「うん、元気でた。今日も一日頑張れる!」

雪歩「や、やっぱりまだ恥ずかしいですぅ・・・・」モジモジ・・・

P(俺の夢はすべて、雪歩が叶えてくれた・・・いや、二人で叶えた)

P(もう、新しい夢をもつことはないだろう)

P(だって、今、この瞬間も最高の夢を見ているから)



雪歩「行ってらっしゃいあなた」ニコ



後日談 おわり