1: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/17(土) 22:47:47.39 ID:8tkTNclu0



小梅「えと・・・CPの、プロデューサーさん・・・だよね・・・う、うん・・・担当してもらってたこと、あるよ・・・?」

速水奏「そ、そうだったのね、やっぱり・・・莉嘉ちゃんとみりあちゃんからとっても仲が良さそうだったって聞いていたから」

小梅「そ、そう・・・かな・・・? そう、だったら・・・いいなぁ・・・えへへ・・・♪」

楓「あらあら。うふふ♪」





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1481982467

引用元: 白坂小梅「CPの・・・プロデューサーさん、が?」高垣楓「担当だったか、ですか?」 



 
6: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/17(土) 23:07:26.97 ID:8tkTNclu0



渋谷凛「か、楓さんも・・・?」キリキリ

楓「ええ♪」

凛「そ、そうなんだ・・・そうなんじゃないかなって、話してたんだ・・・」

神谷奈緒(わー! わー! 楓さんって言ったら346を代表するアイドルじゃん! そんな人までプロデュースしてたなんて!)グイグイッ

北条加蓮(ふふっ、はいはい。すごいねー♪)コソッ




8: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/17(土) 23:14:25.71 ID:8tkTNclu0



楓「・・・出会いは運命だったんじゃないかって、今でもふと思うんです。そんなうんめい(旨い)話、なんて―」

楓「元々モデル部門にいた私がなぜかアイドル部門の扉を叩いて、人見知りだったのにアナタとならできるかもって・・・♪」ペラペラ

楓「私に人と飲むお酒の楽しさを教えてくれたのもプロデューサーさんでしたっけ・・・♪」ペラペラ




9: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/17(土) 23:15:49.60 ID:8tkTNclu0



楓「ふふふ、それなのにひどいですよねぇ。『同じ事務所ですから』、だなんて」モー

楓「男の人ってそういうことあんまり言いたがらないって聞きますけど、それでもやっぱり寂しいですよねぇ」クス

奏(そんな友達に紹介されない彼女みたいな言い回し・・・!)

楓「これはもう、今夜は薄情な理由を白状してもらわナイト、だなんてその日はついにお家まで行っちゃって♡ うふふ♪」クスクス

鷺澤文香(お家にまで・・・?!)



奈緒「・・・・・・家・・・?」

凛(ひっ・・・!)



・・・




10: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/17(土) 23:16:50.81 ID:8tkTNclu0



・・・



ピンポーン ピピピピピンポーン ピピピピピピピピ

武内P「やめてください・・・」ガチャッ

楓「う~・・・う~・・・! ・・・ヒック」フラフラ

武内P「そんなに酔われて・・・」

武内P「・・・仕方がありません。どうぞ」スッ

楓「うー・・・」トテトテ

パタン




11: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/17(土) 23:17:45.83 ID:8tkTNclu0



武内P「はい、はい・・・申し訳ありませんが、よろしくお願いします」ピッ ツー ツー ツー

武内P「千川さんが迎えに来てくれますよ、高垣さん」

楓「・・・ヒック」

武内P「しじみの味噌汁ならすぐに用意できるでしょうか・・・」ガサゴソ

武内P「まったく・・・こんなになるまでどうして・・・」イソイソ

楓(・・・だって・・・いつも止めてくれた人がいなかったから・・・)

武内P「・・・」トントントントン




12: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/17(土) 23:18:25.63 ID:8tkTNclu0



武内P「・・・今の、担当の方は・・・」キュッ ジャー


楓「妊娠したそうです・・・」


武内P「・・・おめでとうございます」カチッ チチチチチ




13: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/17(土) 23:19:14.30 ID:8tkTNclu0



楓(どうして“同じ事務所だから”なんて言ったんですか~・・・)ゴンッ


武内P「・・・」コトコト


楓(一緒に頑張ってきたじゃないですか~・・・)ゴンッ ゴンッ


武内P「・・・」コトコト


楓(・・・はあ・・・言えない・・・)ゴンッ ゴンッ ゴンッ


武内P「頭をこたつに打ち付けないでください・・・」クル…


楓「・・・」ゴンッ…




14: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/17(土) 23:20:35.07 ID:8tkTNclu0



楓(もし担当していたと言ったら・・・)


武内P「・・・本当に、お酒が好きになりましたね」コトコト


楓(この人には実績があると、きっとあの子たちはアナタのこともっと早く信頼するようになって・・・)




15: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/17(土) 23:21:24.57 ID:8tkTNclu0



武内P「勧めてしまった私が言うのもなんですが・・・程々にはしてください」ヨソイ


楓(それで・・・)


武内P「高垣さんは歌も魅力的なのですから、のどを労わって・・・」クイッ


楓(私と比べてしまうかもって・・・心配したんですか・・・?)




16: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/17(土) 23:22:59.97 ID:8tkTNclu0



楓(おこがましいですよね・・・こんなことでぐずぐずしてる女なのに・・・)


武内P「少なくとも、どなたかと一緒にいられてなら安心なのですが・・・」カチッ


楓(それでも・・・アナタと見た、夢は・・・アイドルの私は、本当に輝けていて・・・)


武内P「泥酔して何かあってはことです。今日のような時は、必ず連絡をするように」ヨソイ


楓(私は・・・アナタの特別には・・・なれないんですか・・・?)



武内P「私が、いつでも貴女を迎えに行きますから」コトッ



楓「・・・!」





17: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/17(土) 23:24:46.25 ID:8tkTNclu0



楓「なら・・・」ズズー…

武内P「・・・?」

楓「今から・・・付き合ってもらえますか?」

武内P「今から・・・ですか?」

楓「千川さんが来るまでの、ほんの少しでいいんです・・・」

楓「後生ですから、五升だけ・・・」

武内P「・・・それは飲み過ぎです」

楓「・・・ふふふ♪」

武内P「・・・ふふ」

武内P「ちょっとだけですよ」

楓「はーい♪ お猪口でちょこっと―ああっ、減ってる! 二人で飲もうってあげたのに~・・・」ガサゴソ

武内P「す、すみません・・・つい・・・」



・・・





35: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/25(日) 10:54:33.80 ID:UTsq78tv0



・・・



楓「な~んて・・・お互い不器用で、困っちゃいますよね」フフ



奈緒(・・・なんだよ、誰にでも優しいのかよ・・・別に、あたしには関係ないけどさ・・・!)


奈緒(・・・てゆーか、アイドル部門ができて以来なら精々2年だろ?)


奈緒(それをずーっとお互いす、好きなのに立場とかで進めないこじれた関係みたいに・・・!)

奈緒(まあ!? あたしには?! 関係ねーけどな!!)


凛(分からない・・・奈緒になんて話しかければいいのか全然分からない・・・!)キリキリ

文香(だ、大丈夫、大丈夫です・・・! 大人というアドバンテージはありますがそこまで押しが強いということもありません・・・!)ガタガタ

文香(例え家を知っていようと、担当でなくとも気にかけられていることを確認できたということはお二人の関係は決して深くないということ・・・論破です・・・!)ブルブル

奏(い、いいわ・・・! 付き合っていなければもうそれでいいわ・・・!)



小梅「おお・・・大人・・・だね・・・!」キラキラ




38: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/27(火) 23:49:39.57 ID:9C7d0e+70



大槻唯「小梅ちゃんはどんなことあったのー? プロデューサーちゃんと仲良くって、今でもよく話すんでしょー?」ナデナデ ウリウリ

小梅「そ、そうだなぁ・・・えと・・・担当代わるけど、お互い頑張ろうねーって、なってからしばらくしたらね、プロデューサーさんから電話があって・・・」

楓「まあ、プロデューサーさん“から”連絡」

小梅「う、うん・・・」




41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/29(木) 00:16:48.19 ID:W7z039N00



小梅「今度、担当する子がね・・・私と、好きなものが一緒かもしれないから、いろいろ教えてほしいって・・・電話が、あってね?」

小梅「それなら、一緒にDVD借りて、映画見ようよって、誘ったの・・・♪」

唯「えー小梅ちゃんだいた~んっ♪」ヒューヒュー


小梅「ええ・・・そ、そんなこと・・・はう・・・」




42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/29(木) 00:18:30.49 ID:W7z039N00



小梅「・・・おほん」


小梅「あれはまだ・・・お昼が長くて、風に気持ちいい初夏のころ・・・」ヒュードロドロ


小梅「蘭子ちゃんをプロデュースするために、ゴシックホラーについて調べてようとしたプロデューサーさんと・・・ホラー映画を見ることになった私は・・・」


小梅「私のお仕事のロケ地まで迎えに来てくれたプロデューサーさんの車に乗って、帰りがけにBDを買って、山道を走っていたの・・・」




43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/29(木) 00:19:37.47 ID:W7z039N00













小梅「・・・それが、あんな悲劇を生むことになるなんて知りもせずに・・・・・・」


・・・




44: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/31(土) 23:43:27.91 ID:nykfejhV0



・・・



ブロロロロロロ…



小梅「借りるどころか・・・買っちゃった・・・ね・・・♪」ガサッ

武内P「はい。きっと、何度も見ることになるかと思いましたので」

武内P「それに、返すためにここまで来るのもなんでしたから」

小梅「あんなところに・・・よくレンタルショップ、あったよねぇ・・・」

武内P「そうですね・・・」

小梅「一緒にいっぱい、見ようね・・・えへへ・・・♪」

武内P「ありがとうございます。ですが、白坂さんの時間も使って教えていただくのですから、余り遅くならないうちに本日は終えましょう」

小梅「気にしなくていいのに・・・」



小梅「・・・・・・ふふふ・・・」




45: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/31(土) 23:45:28.59 ID:nykfejhV0



武内P「撮影はいかがでしたか?」

小梅「楽しかったよ・・・あのね、昔・・・人体実験をしていた疑惑のある・・・つぶれた診療所で、ね・・・!」キャッキャッ

武内P「そ、そうですか・・・」ゾッ…

小梅「新しい、友達も・・・できたんだぁ・・・♪」

武内P「そ、それは良かったですね」

小梅「うん・・・♪」



武内P(・・・白坂さんだけの撮影だったはず・・・き、きっとスタッフさんですね・・・)






小梅「・・・あっ、うん・・・この人が、そうだよ・・・」




46: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/31(土) 23:46:56.82 ID:nykfejhV0



小梅「映画・・・どこで、見るの・・・?」

武内P「CPのプロジェクトルームにしようかと。プロジェクターもあることですし」

小梅「大画面、だね・・・!」

武内P「はい・・・おや・・・?」


ブロロ   ブロロロロ…


小梅「どう、したの・・・?」

武内P「いえ・・・」

武内P(心なしかアクセルの利きが悪い・・・)

武内P(メーターは・・・ガス欠、というわけではなさそうですが・・・?)




47: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/31(土) 23:47:47.01 ID:nykfejhV0



小梅「・・・暗くなって、きたね・・・」

武内P「ええ・・・もうすぐ日没ですし、木が生い茂っていますから余計にそう感じます」

武内P(未だ山道の半ば・・・プロダクションどころか市街地へはまだ距離がある・・・)

武内P「あれは、自動販売機・・・すみません、少し寄らせて頂きます」

小梅「? う、うん・・・?」






キキー…



・・・




48: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/31(土) 23:49:54.81 ID:nykfejhV0



・・・



武内P「どうぞ」スッ

小梅「あっ、ありがと・・・」カシュッ クピクピ

小梅「・・・車、調子悪い・・・?」

武内P「そのようで・・・すみません、ちゃんと整備していれば・・・」パカッ

小梅「ううん・・・私なら、平気だよ」

武内P「ありがとうございます。すぐに対処いたしますので」カチャカチャ

小梅「うん・・・♪」

小梅(一緒の時間が、増えるんだから・・・♪)




49: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/31(土) 23:52:46.85 ID:nykfejhV0



武内P(走行中のエンスト・・・こういう場合、ハンドルやブレーキも重くなると聞いていたのですが・・・そんなことはありませんでしたね・・・)



小梅「・・・え・・・? 車・・・止めちゃったの・・・?」



武内P(電気は変わらず使えている・・・)



小梅「やっぱり降りたくなったって・・・あ、酔っちゃったの・・・? よ、よしよし・・・」



武内P(ダメですね・・・まるで分りません・・・)



小梅「もう、帰る・・・? う、うん。またね・・・ばいばい・・・」



武内P(幸い、電波もとどいていれば自動販売機にここの住所も載っている・・・)



小梅「あっ・・・車は・・・治せない・・・? そ、そっかー・・・」



武内P(ここは無理をせず、ロードサービスを呼びましょう)ピッポッパ



・・・




50: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/31(土) 23:54:38.60 ID:nykfejhV0



・・・



武内P「やはりここまでだと、来るまでかなりかかるようです・・・」

小梅「そうなんだ・・・あ、それなら・・・」ガサゴソ

武内P「・・・?」

小梅「これ、映画・・・今見ない・・・?」スッ

小梅「プロデューサーさんの、車のカーナビ・・・これ、見れるよね・・・?」

武内P「見られますが・・・こ、ここでですか・・・!?」

小梅「ふ、雰囲気・・・すごいよねぇ・・・!」ワクワク

武内P「え、ええ・・・あの、本当に・・・?」



・・・


51: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/31(土) 23:56:01.93 ID:nykfejhV0



・・・



カー カー



武内P「・・・!」ドキドキ


小梅(うわぁ・・・うわぁ・・・プロデューサーさん、怖がってる・・・♪)ワクワク


     ガサ


武内P(しゃ、車内のスピーカーのせいで後ろからも音が聞こえる・・・)クルッ


小梅(あ・・・そろそろ、この二人の首飛んじゃうけど・・・ど、どうかな・・・?)ドキドキ


      スパッ



武内P「・・・!」ビクッ



小梅(おお・・・いい・・・♪)ウットリ




52: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/31(土) 23:56:58.56 ID:nykfejhV0



ザッ ザッ ザッ…



トントン トントン…



武内P(ち、違う・・・気のせいです・・・映画以外の音がするなんて・・・!)



ガサガサッ


小梅「怪談とか、してると・・・寄ってくるって、話あるよね・・・? あれはね・・・?」


武内P「ど、動物たちですよきっと・・・! 大丈夫です・・・!」




53: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/31(土) 23:58:04.73 ID:nykfejhV0



武内P(・・・はっ!? い、いけません、神崎さんのためにこの世界観を理解しなければ・・・!)メモメモ


小梅(あ・・・お仕事モード・・・むう・・・)


小梅「!」ピコーン


小梅(・・・お仕事も、大事だけど・・・)ソロソロ


小梅(もっと私をかまっても、いいんじゃないかなぁ・・・?)ソロー


小梅「・・・あーん」


カプ


武内P「!!!」ギクゥッ



ダキッ ガチャッ



小梅「あ、あれ・・・?」ヒョイー



ズダダダダダダー……!




54: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/31(土) 23:59:09.67 ID:nykfejhV0



ズダダダダダダー……!



武内P「!!!」



小梅(小脇に抱えながらよく走れるなぁ・・・)



小梅(もうちょっとしっぽりとは・・・いかないかぁ・・・)


         ギュッ



小梅(まあ・・・いっか・・・♪)ギュー



・・・




55: ◆h8PchLJM6BH7 2016/12/31(土) 23:59:50.94 ID:nykfejhV0



・・・



小梅「けっきょく・・・無我夢中で、私を抱えながら走るプロデューサーさんが・・・ロードサービスの人の車と会って・・・」

小梅「その時は、それで何もなく終わったんだ・・・」




56: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/01(日) 00:00:47.93 ID:e2FIuVJv0



小梅「でも・・・この話には、続きがあって・・・」



「「「・・・・・・・・・」」」ゴクリ






小梅「実は・・・蘭子ちゃんは・・・ホラーがそんなに好きじゃなかったの・・・!」



「「「きゃー!!!」」」






奈緒「いや、きゃーって」




57: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/01(日) 00:03:14.91 ID:e2FIuVJv0



唯「いやーんプロデューサーちゃんかわい~♪」

小梅「ねー・・・♪」



文香「どうしましょう凛ちゃん・・・! 私・・・! 今夜一人でトイレに行けないかもしれません・・・!」メソッ

凛「う、家に泊まりに来ていいよ・・・!」ガタガタ

奏「わ、私も一緒にいいかしら・・・?」ブルブル


奈緒「いやいやいや、ホラーっぽく話されただけで普通の話だったと思うぞ? おちつけ?」

加蓮(普通の話でもなかった気がするけど・・・まあいっか)




58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/01(日) 00:07:40.59 ID:e2FIuVJv0
※安価処理

白坂小梅
元担当
ホラー映画鑑賞
噛みつき(小梅→P)

ここまで


楓さんは
元担当
二人っきりで飲み会(P宅で宅飲み)

でした

61: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/01(日) 14:42:07.27 ID:e2FIuVJv0



楓「あっ、そろそろいかないと・・・」チラッ

楓「皆さんはこの後もあの人の話を聞きに行くんですよね?」

文香「ええ、そのつもりですが・・・?」

楓「良ければ今度聞かせてください。また悩んだ時は、私も力になってあげたいですから」

凛(いや・・・楓さんは話しちゃいけない方の人だから・・・)

奏(まだ13歳の小梅ちゃんにプロデューサーさんの方から連絡があったってことにも反応していたし・・・ねぇ・・・)

楓「それじゃあすみません。高垣、失礼させていたがきますね」フフフ

楓「小梅ちゃんも、あんまり困らせちゃダメよ?」ウフフ

小梅「はーい・・・じゃあね・・・」フリフリ




62: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/01(日) 14:47:16.11 ID:e2FIuVJv0



小梅「えと、私も・・・お仕事あるから、もう行かないとなんだけど・・・ごめんね・・・」

文香「そうでしたか。いえ、お時間をとっていただきありがとうございます」

小梅「・・・あの」クイクイ

凛・奏・文香「「「・・・?」」」

小梅「な、なにか大変なことになってるみたいだけど・・・が、がんばって・・・ね・・・」

小梅「私にできることなら・・・手伝うから・・・」

文香「こ、小梅さん・・・!」ホロリ

奏「その言葉だけで十分よ・・・!」ウルウル

凛「うん、私達はまだ戦える・・・! ありがとう、小梅・・・!」グスッ



・・・




63: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/01(日) 15:12:00.33 ID:e2FIuVJv0



・・・

小梅「・・・・・・ばいばい・・・」フリフリ


テクテク…




小梅「・・・え? あ、あれでよかったのかって・・・?」

小梅「うん・・・だって、ライバルって・・・思われてない方が、動きやすいし・・・」



小梅「・・・うん・・・そういうこと・・・」

小梅「油断してるところから来るのって、怖くていいよねぇ・・・」

小梅「トップアイドルになって、プロデューサーさんが受け入れてくれるようになったころには・・・いったいみんな、何歳になってるんだろうね・・・」


小梅「ふふふ・・・ふふふふふふふ・・・♪」



・・・




66: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/01(日) 16:00:49.03 ID:e2FIuVJv0



・・・


唯「藍子ちゃんが教えてくれたのってあと美穂ちゃん? 連絡つかなかったんだっけ」

文香「ええ・・・お仕事中かもしれませんし、女子寮で待っていた方がいいかもしれませんね」

奈緒「じゃ、じゃあ・・・CP・・・行くか・・・?」

凛「!? い、今はやめた方がいいんじゃないかな・・・?! た、たぶん誰もいないし・・・!」

唯「あっ、もしもしプロデューサーちゃん? 唯だよー☆」プルルルル ガチャ

奏「!?」




67: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/01(日) 16:19:06.13 ID:e2FIuVJv0

69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/01(日) 16:27:05.65 ID:e2FIuVJv0
※確認したけどやっぱり藍子ちゃんとこっひの画像スマホからだと見えないっぽい?

すみません、パソコンから見ていただければ・・・

誰かひらめ以外に開かず画像が見れるものがあったら教えて・・・

75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/01(日) 22:33:08.05 ID:e2FIuVJv0
>>0�なんで書いてる私のスマホからは見えないの・・・)

(アドレス開かずに見える画像ってさ、「あれ、知らなかったけどこの子可愛いじゃん」って、なりそうでいいよね)


76: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/01(日) 22:35:32.55 ID:e2FIuVJv0



唯「今大丈夫ー? そろそろいい時間だしご飯いかない? え、そこいるの!」

凛(やめてやめてやめてやめて・・・!)

唯「うんっ、唯も行く行くー♡ じゃあ、うん!」ピッ

唯「唯ちょっと行ってくるねー♪」ピューン

加蓮「追うよ、奈緒!」ダッ

奈緒「ええっ!? お、おう・・・!」ダッ

奏「ま、待って、唯・・・!」ダッ

文香「ゆ、唯ちゃん・・・!」テテテ

凛「お、お願いやめてぇ・・・!」ダッ



・・・




77: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/01(日) 22:36:58.29 ID:e2FIuVJv0



・・・



奈緒「おい加蓮、大丈夫か・・・!?」サスサス

加蓮「い、いいから・・・! お、追いなさいって・・・!」ゼェーハーゼェーハー

奈緒「バカ! ほっとけるわけないだろ!?」サスサス

加蓮「ぜぇ・・・もーっ! 見失ったー!・・・げほっ・・・」

奈緒「しっかりしろ加蓮! 今救急車を―」ピッ ポッ

加蓮「ちょ、そこまでじゃないからー!?」



・・・




78: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/01(日) 22:38:23.07 ID:e2FIuVJv0



・・・



文香「わ、私を置いて・・・先を行って下さい・・・」コヒュー コヒュー

凛「大丈夫、文香・・・?」

文香「心配無用です・・・ここから先へは、誰も通しませんから・・・」ゴローン

凛「それは通行の邪魔だからやめよ・・・?」グイー




79: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/01(日) 22:39:16.58 ID:e2FIuVJv0



文香「ですが、それでは奏さんが一人で・・・」スクッ…

凛「・・・・・・大丈夫、私は奏を信じてる・・・」

文香「・・・・・・そう、ですね・・・」

凛「・・・・・・ちょっと、休もうか・・・」

文香「・・・・・・そうですね・・・」



カランコロンカラーン


安部菜々「いらっしゃいませー!」



82: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/02(月) 06:18:25.33 ID:P6gW3QnY0



菜々「わあ、凛ちゃんに文香ちゃん! ライブ以来ですねー! あっ、2名様ですね? あちらの席へどうぞ♪」

凛「ありがとう」

文香「その節は・・・」ペコッ




83: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/02(月) 06:20:41.12 ID:P6gW3QnY0



凛「ふう・・・でもさ、正直思っていたより―」スワリ

文香「はい。CPの方々からお話を聞いていた時と比べると、あまり事態が逼迫しているような気配はありませんでしたね・・・」スワリ

文香「無論、錯覚なのですが」ズーン

凛「だよね・・・」ズーン




84: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/02(月) 06:22:46.82 ID:P6gW3QnY0


文香「十時愛梨さん、高垣楓さん、白坂小梅ちゃん・・・」

文香「年齢や反応から考えて小梅ちゃんは除外しますが、愛梨さんと楓さんがプロデューサーさんに対して親愛以上の感情、恋慕の情を抱いていることは間違いないでしょう」

文香「ですが、お二人にはこれまでに伺ったCPの方々にあった他のアイドルに対する対抗心のようなものを感じませんでした」

文香「これは、それぞれの担当時の境遇の差異、プロデューサーさんとのコミュニケーション時に第三者からの接触等の要因の有無が関わっているのではないかと考えます」

文香「愛梨さんは他の担当の方を知りませんでしたから」

凛「嫉妬・・・奪われるかもって危機感が今までなかった・・・?」

文香「ええ」コク



86: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/02(月) 06:27:36.61 ID:P6gW3QnY0


文香「元担当の方々にお会いする前に立てていた仮説を覚えていますか?」

凛「かつて担当したアイドルにプロデューサーと親密な仲の人はいない、それはプロデューサーの挫折に対して解決できなかった負い目があるか挫折自体を知らないからっていう・・・?」

文香「はい。ですが実際は異なりました」

文香「自分はプロデューサーさんと共に高みまで来た・・・その自負―」

文香「―これまでの実績、それがあの方をこの業界へ繋ぎ止めていた・・・これもまだ仮説ではありますが―」

文香「職務のため立ち振る舞いを改めるまでもない本来のあの方と相性が良いというのは間違っていないのでしょう」

凛「勝利を確信しているからこその余裕・・・」

文香「そうとも言えるかもしれませんね」




87: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/02(月) 06:29:16.19 ID:P6gW3QnY0


文香「言わばあの方たちは、昨日までのアナスタシアさん達なのです」

文香「あの方と一番仲がいい人は自分であると改めて考えるまでもなく、当たり前のようにそう思っていた・・・」

文香「そのように仮定すると・・・このまま当初の予定通りにCPの休戦協定に加えて良いものか、私には分からなくなってしまうのです・・・」

文香「あの方を想う、他の方の存在を知る度に爆発におびえていたのですから・・・」ガタガタ

凛「うう・・・」ブルブル



89: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/02(月) 06:34:59.51 ID:P6gW3QnY0


文香「ですが放っておいた場合、条約を結んだ方々が離反する可能性もあります・・・」

凛「自由な人がいるなら、自分達だけがルールを守るなんてって・・・?」

文香「恋と戦争においては全てが公正である―まさにその通りになりかねません・・・」

凛「あ、愛梨・・・行かせちゃったよ・・・?」

文香「・・・・・・あの時の私達にはあれが最善だったのです・・・」



「はあ・・・」」



片桐早苗「な、なによなのよ。若い子がそろいもそろってため息ついちゃって」



93: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/02(月) 16:35:55.92 ID:P6gW3QnY0


菜々「ご注文はお決まりに―だ、大丈夫ですか・・・?」テテテ

凛「ダメ、なんかもう・・・自分がどんなキャラだったかも思い出せない・・・」

菜々「ああ・・・ナナ、分かります。自分は今こう、こうなんだーって言い聞かせているとごくたまにあれっ? 本当の自分はどうだったっけって―ててて苦悩するシーンドラマとかでありますよねーっ!? ナ、ナナの実体験にはありませんがっ・・・! ええ・・・! まだ17歳ですので・・・!」

早苗「なんの話よこっちは・・・」



94: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/02(月) 16:41:06.01 ID:P6gW3QnY0


早苗「・・・ふう、何か悩み事があるならお姉さんたちに話してみる?」

文香「・・・え?」

早苗「見ての通り、お姉さん達は大人のオンナで凛ちゃん達はまだ子供なんだから。二人ともしっかりいしてるけど、こんな時ぐらい頼っちゃってもいいのよ?」

早苗「菜々ちゃんは~・・・まだ17歳だけど、人生経験はすっごく濃いから! まあ大丈夫ね!」

菜々「ええ・・・で、でも確かに話せば心が少しは軽くなるかもしれませんし、ナナ達で良ければお話聞きますよ? あっ、ウサミン星人は口も堅いですから! 秘密のお話でも守りますよ!」

凛「なんて温かい言葉・・・」ジーン

早苗「そうそう! お姉さん達にどうにもできなくてもきっと良くはなるって! それにもう気になっちゃってるから話してくれないとあたしもモヤモヤしちゃうし!」ケラケラ



95: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/02(月) 23:38:24.48 ID:P6gW3QnY0


文香「・・・・・・その、CPのプロデューサーさんなのですが・・・」

「「プロデューサーさん(君)に何か!?」」



「「・・・ん?」」



101: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:16:49.82 ID:nkbfXPSq0



菜々「・・・早苗さん、CPのプロデューサーさんと面識があったんですか?」

早苗「・・・ええ。彼、楓ちゃんとか茄子ちゃんとかお酒好きな子達の担当だったことあるからその付き合いの時とか、ね」

凛(ストーカー騒動の時にプロデューサーにオモチャの手錠かけてたっけ・・・流石に知り合いだったんだ・・・)

文香(そんなことより今、今! ここまで候補に出なかった方の名前が出たのですが!?)



103: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:31:00.07 ID:nkbfXPSq0


早苗「それに、あたしも彼にスカウトされてアイドルになったから担当だったといえば担当だったし」

凛「スカウト!?」

早苗「ふふん♪ お姉さんも罪なオンナよねぇ・・・」

菜々「・・・わぁ、スカウト! ナナ、そのお話聞いてみたいです!」

早苗「そう? しかたないわねぇ。まあ、いいかしら」

早苗「あれはまだ、お姉さんがバリバリの婦警さんだった頃―」



・・・



104: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:33:29.33 ID:nkbfXPSq0


・・・



早苗「さーて、本日のパトロールしゅうりょ―うん?」


武内P「・・・」テクテク


早苗(・・・絵に描いたように怪しい・・・)

早苗(殺し屋・・・麻薬密売・・・それとも人身売買・・・?)コソッ

早苗(交通課のお姉さんがまさかこんな巨悪のしっぽを掴んでしまうなんて・・・)ニジリニジリ…

早苗(で、でもこういうの、一度やってみたかったのよねー!)

早苗(おっといけない。見失っちゃうわ・・・!)コソコソ


・・・



105: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:34:51.14 ID:nkbfXPSq0


菜々「・・・」ジトー


早苗「ほら、よく見ると愛嬌あるけど、よく見ないと不審者じゃない? 彼」


早苗「お姉さん交通課だったからドラマとか警察のイメージにあるような巨悪に立ち向かうなんてこと本当になくってねー」


早苗「この男の逮捕があたしの警察人生を変える、そんな予感を感じていたわ」



106: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:35:57.41 ID:nkbfXPSq0


・・・


ポロッ…

武内P「? あの、落とされましたよ?」ヒョイ

「えっ・・・? ひっ・・・!」

早苗「ちょっといいかしら? あたしこういうものなんだけど。あ、お姉さんはもう行っていいわよ?」パカッ

「は、はい・・・!」スタコラサッサ

武内P「え? ま、待ってください。これを・・・」

早苗「はいはいあんまり困らせないでねー」ガシッ



107: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:36:51.98 ID:nkbfXPSq0


早苗「ちょっと署までいいかしら? 拒否したらシメちゃうけど」

武内P「ご、誤解です! 誤解なんです刑事さん!」

早苗(刑事・・・悪くない響き・・・!)


・・・


・・・


早苗(なぜあたしは始末書を書かされているんだろ・・・)カキカキ

早苗(かつ丼まで奢ったのに・・・! あの男~!)カキカキ

早苗(麻薬も危険物も所持してないなんてそれでも悪党!? 絶対尻尾を掴んでやるんだから~!)カキカキ



108: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:37:47.65 ID:nkbfXPSq0


・・・


武内P「あの、アイドルに興味は―」スッ

「あわわわわ私そういうお仕事は・・・!」ガタガタ

早苗「その女の子から離れなさい!」ザッ


・・・


早苗「・・・」カキカキ



109: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:38:46.02 ID:nkbfXPSq0


・・・


「君なかなか面白そうだね~・・・ねーねー志希ちゃんつまんなーい! 遊んでほしー♪」キャッキャッ

武内P「では・・・ボーカルレッスンなどいかがでしょうか」


早苗「今度こそ言い逃れさせないわよ!」ザッ


・・・


・・・


早苗「・・・」カキカキ



110: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:40:00.07 ID:nkbfXPSq0


・・・


早苗(あたし、刑事の才能ないのかしら・・・?)

早苗(・・・あ、いた)コソッ

武内P(アイドルのスカウト・・・本当に上手くいかない・・・)

早苗(今度という今度は確たる証拠を・・・!)



111: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:41:11.76 ID:nkbfXPSq0



「お父さんアイス買ってくるから、ちゃんとここで待ってるんだぞ?」

「はーい!」

「風船、放さないようにな」ヨシヨシ

「だいじょうぶー!」ニギッ



早苗(家族と公園か・・・刑事になったらいつになるんだか・・・)フッ…



112: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:42:31.59 ID:nkbfXPSq0


「あっ・・・風船・・・!」パッ


フワー


早苗(あ・・・木に引っかかっちゃた・・・)


「んっ・・・と、とどかない~・・・」メソッ



武内P「・・・」


テクテク ヨジッ ヒョイ



113: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:43:31.70 ID:nkbfXPSq0


武内P「どうぞ・・・」スッ

「え・・・あ・・・」

「アイス買ってきたぞ~・・・え? あ、ああ風船拾っていただけたんですか! は、放しちゃだめだって言ったろ~! ありがとうございますそれじゃあ失礼します!」アセアセ

スタコラサッサ



「危ないから、ああいう人には近づいちゃだめだからな・・・?」コソッ




武内P「・・・」シュン…


114: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:44:15.08 ID:nkbfXPSq0


ポンポン

早苗「見ていたわ、全部・・・」

武内P「刑事さん・・・」

早苗「今日は飲みましょ? お姉さんが奢ってあげる」


・・・




115: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:45:04.30 ID:nkbfXPSq0


・・・


早苗「ぷはーっ!」ドンッ

早苗「おっちゃんおかわりー!」

コトッ

早苗「もうお姉さんは本当に恥ずかしい! あなたみたいな人をずっと疑っていたなんて!」グビグビ

武内P「慣れていますから・・・もうそのあたりにされた方が・・・」ゴクッ

早苗「これが飲まずにいられる!? あなたも足りないわよ! おっちゃん、この人にビールおかわりー!」

コトッ

早苗「腐っちゃだめよ! 大丈夫! あなたを分かってくれる人がきっといるから!」グビグビ

早苗「なんかあったらこの早苗お姉さんに言いなさい! なんでもしてあげるから!」グビグビ

武内P「片桐さん・・・」ジーン

早苗「偏見がなんだー!」グビグビ


・・・



116: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:46:24.06 ID:nkbfXPSq0


・・・


早苗「ぐう・・・」Zzz…

武内P「もう閉店ですよ、片桐さん」ユサユサ


「送ってやんな、いつもこうなんだ」


武内P「・・・はい。すいません、お代は・・・」


「早苗ちゃんが寝る前にもう貰ったよ」


武内P「そうでしたか・・・片桐さん・・・」ユサユサ

武内P「仕方がない・・・ごちそうさまです」ヒョイ


「またおいで」


ガラガラ ピシャ


「・・・今日は俺の奢りだ」




117: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:47:06.69 ID:nkbfXPSq0


テクテク

武内P「私を、分かってくれる人・・・か・・・」チラッ

早苗「う~ん・・うふふ~・・・♪」Zzz…


・・・



118: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:47:57.89 ID:nkbfXPSq0


・・・


早苗「あいたたた・・・署に届けることないじゃない・・・」カキカキ

早苗(はあ・・・なんだかんだ楽しんでちゃったけど、あの追いかけっこももう終わりねぇ・・・)


武内P「おはようございます、片桐さん」ヌッ

早苗「へっ? あ、あなたどうしたの? もうここに用はないはずじゃ・・・ま、まあ今までもあたしが無理矢理引っ張り込んでただけなんだけど・・・」

武内P「折り入って片桐さんにお話がありまして」

早苗「お、お話? お姉さんに?」ドキッ

武内P「はい。片桐さん」



武内P「アイドルに、興味はありませんか?」スッ



・・・




119: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/03(火) 17:50:17.65 ID:nkbfXPSq0


・・・


早苗「―ていう、お姉さんがタイホされちゃったお話」ポッ

凛「へ、へぇー・・・そんなことがあったんだ・・・!」

早苗「でも、ここからがひどいのよ」

早苗「ちょうど新しいユニットが企画されてるってことでレッスンもそこそこでぽんって異動させてくれちゃって」プクー

早苗「まあ・・・セクシーギルティは楽しいユニットだからいいんだけど」

早苗「・・・それに、その後もけっこう気にしてくれて、今でも一緒に飲んだり話聞いてくれたりして、ね・・・♪」テレッ

文香(惚気にしか聞こえません)




123: ◆h8PchLJM6BH7 2017/01/04(水) 23:10:30.95 ID:5JquqgSk0


早苗「ね、ねえ・・・これってやっぱりそういうことよね!?」

文香「そ、そういうこと・・・ですか?」

早苗「懐いちゃってる子も多少いるみたいだけど彼あんなんだし、これはお姉さんが貰ってあげなきゃかなー♪ なーんて!」キャー キャー



160: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/20(土) 14:11:23.88 ID:jvuCQypH0



菜々「だ、ダメですよぉ! そんなのっ!!!」



164: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/21(日) 13:47:39.47 ID:G+ywD8Te0


凛「な、菜々さん・・・?」ビクッ

菜々「はっ・・・! い、いやあのナ、ナナ達はアイドルですし! それにプロデューサーさんにも立場というものがありますからっ!」

早苗「え~・・・でも前例あるわよ?」

菜々「あれはトップアイドルだからで―じゃなくて! トップアイドルになってもCPのプロデューサーさんはダメなんですぅ!」

早苗「? 菜々ちゃんって彼とどういう・・・ああ、プロジェクトに加わったんだっけ?」

菜々「・・・はい。道に迷いかけたあの時、救いの手を差し伸べてくれました・・・」

菜々「ナナが今のナナのままでいられるのは、みくちゃんとプロデューサーさんのおかげなんです!」

菜々「それにナナには、プロデューサーさんの人生に責任があるんです!」

文香(せ、責任・・・!?)



・・・


166: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/21(日) 13:49:35.27 ID:G+ywD8Te0


・・・



菜々「いらっしゃいま―ああっ、プロデューサーさんじゃないですかぁ!」

武内P「どうも」ペコ

菜々「もーぜんぜん来てくださらないんですからー! お一人ですか?」

武内P「ええ」

武内P(私が常連になると、他の方が来にくいでしょうし・・・)

菜々「分かりました! カウンターへどうぞ♪」



167: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/21(日) 13:50:59.65 ID:G+ywD8Te0


菜々「はい、メニューをどうぞ♪ 今日の『店長の気まぐれパスタ』はマルゲリータピザになりまーす♪」

武内P「では・・・『メイドのガチパフェ』を」

菜々(はぁ・・・ついにピザにまで変えたのに誰も頼んでくれない―)

菜々「—じゃなかった! はい『メイドのガチパフェ』ですね♪ 少々お待ちを~」イソイソ

武内P「・・・それから、『店長の気まぐれパスタ』も」

菜々「! は~い、『店長の気まぐれパスタ』ですね! ただいま~!」パタパタ



武内P「さて・・・」ペラ…

菜々「お水とおしぼりをどうぞ♪ それから、当店自慢のブレンドコーヒーになりまーす♪」コトッ

武内P「? 頼んでいませんが・・・」

菜々「店長からサービスだそうで」ヒソッ…

武内P「ありがとうございます・・・?」

菜々「いえいえ。ところで、なんだかお悩みのご様子ですね?」

菜々「はっ! や、やっぱりナナのことでなにかありましたか!? こ、この度は本当になんとお礼してよいやら・・・!」アタフタ

武内P「い、いえ・・・! その件は何の問題も・・・! それに、これも悩みというほどでは・・・」ペラ…

菜々「同窓会のお知らせ・・・? ―ってええ~!?」

菜々「お、おな、同じ高校じゃないですか~!?」



168: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/21(日) 13:52:18.52 ID:G+ywD8Te0


・・・



凛「ちょ、ちょっと待って!」

菜々「? はい」

凛「そ、それって、プロデューサーもウサミン星人ってこと!?」

菜々「え゙っ」

早苗「ぐふ・・・!」プルプル

文香「ま、待ってください凛さん。この場合、菜々さんの地球上での学校の卒業生だったのではないでしょうか?」

凛「! そ、そうだよね・・・! びっくりしたぁ・・・」

菜々(ナナはお二人の反応にびっくりです・・・)



169: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/21(日) 13:53:08.73 ID:G+ywD8Te0


早苗「それで、同じ高校だったことがどうプロデューサーくんの人生の責任につながるのよ?」

菜々「そ、そっちじゃなくて拾ってもらえたことです! た、ただでさえプロデューサーさんは上の方針に反発するアイドルたちのために頑張っているのに菜々のことまで加わって、そもそも―ってこの話はげっふんげっふん!」

菜々「な、ナナだって複雑なんです~!」ウワーン

早苗「え~・・・」

菜々「うう~・・・!」


・・・



170: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/21(日) 13:54:44.94 ID:G+ywD8Te0


武内P「今回は行けそうにないなと・・・しかし、安部さんが高校の後輩だったとは・・・」

菜々「え!? あ、ああっ、び、びっくりですねぇー! ままままさか地球の勉強の為に転入した学校がプロデューサーさんの母校だったなんてー!」アハハハハ!

武内P「そうだ、あの先生はまだいらっしゃるでしょうか?」

武内P「名前が出てこないのですが・・・ドナじいというキャラクターに似た、数学の・・・」

菜々「あ、ああ~! いましたいました! ご結婚されたそうですよー!」

武内P「そうでしたか。私が三年生の時の夏に初めて結婚されて、しばらく前の同窓会で離婚されてしまったと聞いていたものでしたから」

武内P「よかったですね」

菜々「そ、そうですね・・・!」

菜々(・・・同い年だこれー!?)

菜々(あああそういえば聞いたことある! 別のクラスに一見超怖いけど意外といい人って友達が噂してた人・・・!)

菜々(というか、ええー・・・離婚しちゃったんだ・・・いい先生だったのに・・・)

菜々(同窓会なんて、全然いけないしなぁ・・・)



171: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/21(日) 13:55:16.68 ID:G+ywD8Te0

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira137538.jpg
ドナじい(画像左下)


172: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/21(日) 13:56:38.39 ID:G+ywD8Te0


菜々(はぁ~・・・まさか同級生とこんな形で会っていたなんて・・・)

菜々(・・・あれ? もしかして、プロデューサーさんも気づいてない? な、なんかショック・・・)

菜々(別の形ですけど、同じ業界を夢見た人、か・・・お話したかったなぁ・・・)

菜々「・・・プロデューサーさんは、その・・・いつからプロデューサーさんになりたいって、思っていたんですか?」

武内P「私、ですか・・・?」

武内P「そうですね・・・昔からテレビで歌うアイドルの方を憧れて見たりしていましたが・・・ああ―」



武内P「そういえば、まだ高校生だった頃、学校内に密かに人気だった女性がいたんです」




173: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/21(日) 13:58:05.03 ID:G+ywD8Te0


武内P「特定の部活には入っていなかったそうなのですが、遠めに見ても小さい体でなかなかパワフルに動かれていて、体育祭などの学校行事でも、彼女のいるクラスはとても楽しそうでした」

武内P「何が好きとか、どんな話をしていたとか、私のクラスの男子でも話に出すほどで」

菜々「へぇ・・・そんな人が・・・」

菜々(誰だろう・・・?)

武内P「ある日、教室の移動に歩く彼女の後ろ姿とすれ違ったことがあるのですが、その時―」


『メルヘン、チェーンジ・・・』


菜々「!」

武内P「確か、当時のアニメだったか、他に誰もいないのを確認してそんなセリフを呟くのを聞きまして」

菜々(・・・そ、それって・・・)


174: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/21(日) 13:59:47.73 ID:G+ywD8Te0


武内P「思わず隠れてしまったのですが、そうか、そういうものが好きだったのか。その話を誰かとはしないのだろうか―」

武内P「もし、はばからず好きだといえるもの、なりたいと憧れるものに導けるとしたら、それは素敵なことなのではないかと・・・」

菜々(ナナがきっかけ・・・?)キュゥン

武内P「・・・そういえば、あれはどなただったのでしょうか? 思えばそれが、私のプロデューサーを目指す・・・―安部さん?」

菜々「え、ええっ!? あ、ああー! そ、そろそろピザ焼けたかなー!? ちょ。ちょっと見てきますねー!!!」カァ

ダダダダダ・・・



・・・



菜々(こんな話は言うわけにはいかないですしっ!)ワーン

早苗「?」




177: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/21(日) 21:10:45.81 ID:G+ywD8Te0


ギャー ギャー

凛「ま、まあまあ・・・!」

文香(それにしても、気になるのはこれまで名前の出なかった担当していた方、鷹富士茄子さん・・・)

文香(も、もしや・・・他にもいるのでしょうか・・・?)

文香(もう一度、ちゃんと調べなくては・・・)

文香(奏さんは大丈夫でしょうか・・・?)



・・・



178: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/21(日) 21:16:25.90 ID:G+ywD8Te0


三村かな子「あ、奏さ~ん!」フリフリ

奏「どうも、お邪魔させてもらうわね・・・」

双葉杏「や、やっほ~・・・」

緒方智絵里「・・・お疲れ様です」

唯「お、奏ちゃんも来ちゃったか~・・・みんなは?」

奏「・・・追いつけなかったみたいね。あ、凛からメール・・・」

奏「そっちは任せた・・・と。来なさそうね」


武内P「お久しぶりです、速水さん」


奏「!・・・ええ、お久しぶり」


180: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/21(日) 21:27:54.70 ID:G+ywD8Te0


奏「不思議ね・・・ずっと貴方のことばかり考えていたわ」

武内P「え・・・?」

奏「やっと恋焦がれた人に再開したみたい・・・いっそここでエンディングロールでも流れてくれないかしら・・・」ハァ…

武内P「? それはどういう・・・」

智絵里「・・・」

杏「ま、ままままあいいじゃん! それより立ち話もなんだし早くお店入っちゃおうよ!」

武内P「と、そうですね」スタ…

かな子「ここ、私のおすすめなんですよ? 事務所からも近いですし♪」

武内P「楽しみですね」

杏( く う き よ ん で ! )パクパク

奏(ご、ごめんなさい・・・)パクパク



182: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/21(日) 21:44:32.29 ID:G+ywD8Te0


カランコロンカラーン


「こちらのお席へどうぞ」

かな子「何にしましょうか? プロデューサーさん」スト パカッ…

武内P「そう、ですね・・・」ジッ…

智絵里「・・・!」

奏(3人席の向かい合った6人テーブル―)

奏(一番奥に座ったと思ったらすぐに彼を隣に・・・!)

杏(かな子ちゃんが早すぎる・・・)

奏(―じゃなかった)

奏「私は、どうしようかしら?」グイッ

杏(! プ、プロデューサーの隣を抑えたぁ・・・!?)

奏(乱戦になるのは避けたい・・・となると、両隣と正面にかな子・唯・智絵里ちゃんは揃えたくないの・・・!)

杏「ほ、ほら智絵里ちゃん!こっちこっち!」スト

智絵里「! う、うん・・・!」スト

唯「じゃあ唯こーこ!」スト

奏(! 正面を智絵里ちゃんに・・・)

杏(杏の立場も考えて!)



190: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/24(水) 06:01:07.29 ID:aglfQL4t0


杏「か、かな子ちゃん! おすすめってある? 杏、もうお腹ペコペコだよ~」ニコニコ

かな子「ここはね~、ハニートーストがすっごく美味しいの~♪」

かな子「ああ、でもでも! フレンチトーストも美味しいし、パンケーキも絶品で・・・!」

杏「迷っちゃうね~。智絵里ちゃんは決めた?」ニコニコ

智絵里「私は・・・えと・・・」ヨミヨミ

杏「どれも美味しそうだし、量も多そうだからね~。そうだっ! それならプロデューサーと分け―」ニコニコ


新田美波「あっ、やっぱり・・・プロデューサーさ~ん♪」フリフリ

杏(なにぃっ!?)ニコニコギクリ

武内P「新田さん、お疲れ様です」


武内P「それに皆さんも」


アナスタシア「プリヴィエート♪」フリフリ

前川みく「Pチャ~ン♥」フリフリ



192: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/24(水) 06:11:45.40 ID:aglfQL4t0


奏(CPの部屋に居たんじゃ・・・この様子だと、愛梨とはすれ違ったのかしら・・・?)

「お席、お繋げいたしましょうか?」

美波「あ、お願いします」

武内P「皆さんでなにかされていたのですか?」

美波「みんなでお話ししてたんです」

多田李衣菜「き、近況報告とかです」

本田未央「そ、そうそう! あと、これからのこととか・・・!」

武内P「なるほど。なにか必要でしたらご相談ください」

美波「うふふ、ありがとうございます♪」



193: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/24(水) 06:13:16.42 ID:aglfQL4t0


みく(じー・・・♥)

武内P「? 前川さん・・・?」チラッ

みく「んーん♥ 何でもないよ♪」

みく(ふふー♪ やっぱりみくが見てるとすぐ気がつくにゃ♥)


イラッ


アーニャ「・・・!」ジー

武内P「・・・迷う。・・・? アナスタシアさん?」チラッ

アーニャ「! スパシーバ♪ 何でもありません♪」

武内P「はぁ・・・?」




杏(さ、最悪だ・・・!)ニコニコキリキリ

杏(ここからかな子ちゃんと智絵里ちゃんにプロデューサーとの会話を均等に振る予定だったのに・・・!)ニコニコキリキリ

杏(奏ちゃんと唯ちゃん? それは杏の管轄外だよ!)ニコニコキリキリ

杏(あっ・・・! き、きらりがいない・・・! やっぱりちびっ子3人を連れ出したままか・・・!)ニコニコキリキリ

杏(いいのきらり・・・!? きらりもプロデューサーのこと・・・! で、でもかな子ちゃんと智絵里ちゃんが・・・!)ニコニコキリキリ

杏(ああああ本当に杏はどうしたらいいんだああぁぁ!!!)ニコニコキリキリ



561: ◆h8PchLJM6BH7 2017/05/27(土) 23:18:05.65 ID:dbgtahAj0


美波(・・・我慢、我慢よ美波)

美波(プロデューサーさんは私の婚約者・・・つまり、みくちゃんやアーニャちゃん達が甘えられるのは今だけ・・・)ムム

美波(コンディションへの影響もあるだろうし、多少のことは目を瞑ってあげなくちゃよね。妻として夫を信じ、どっしりと構えて・・・)

美波(でも待って―)ムムーン

美波(いずれプロデューサーさんと私は結婚する。その時、ちゃんと諦められるように私達の仲を見せること、勝てないと分からせてあげることも必要なんじゃないかしら・・・?)ムムムーン

美波(次へ進めるようにしてあげること。それがリーダーとして、一人の女としての責任・・・!)

美波(ああでも婚約してることは内緒にしなくちゃだし、どう加減すればいいのかしら・・・)ムムムーン



572: ◆h8PchLJM6BH7 2017/06/07(水) 00:40:17.14 ID:kY3njlh00


唯「あっ! こ、この人数・・・!」ピコーン

唯「プロデューサーちゃんプロデューサーちゃん! あれ、できるんじゃない!?」

武内P「あれ・・・ですか? もしかして、先ほどは相川さんに止められた・・・」

唯「そう、あれ! すみませーん!」ピンポーン


573: ◆h8PchLJM6BH7 2017/06/07(水) 00:43:05.37 ID:kY3njlh00


「お待たせいたしました。ご注文はお決まりでしょうか?」

武内P「メニューのここから」スッ

唯「ここまでくださーい☆」ビシッ

武内P「一品ずつでお願いします」

「はい、メニューのここからここまでですね」ピッピッピッ

「ご注文は以上でしょうか?」

武内P「残りはまた、あらためて」

「かしこまりました。少々お待ちくださいませ」ペコリ

パタパタパタ…


唯「・・・うおおお~・・・! ヤバすぎっしょこれー☆」キャーキャー

唯「うっひょー!」

みく「あ、李衣菜ちゃんにゃ」

李衣菜「ちょっとぉ!」



574: ◆h8PchLJM6BH7 2017/06/07(水) 00:45:40.74 ID:kY3njlh00


奏「初めて見たわ・・・・平気なの?」ヒソッ…

武内P「最後のページだけなので、デザートとドリンクだけです」ヒソッ…

奏「ああ、だから貴方が最初に・・・」

武内P「しー・・・です」シー…

奏「! ふふっ・・・か、可愛いことしないで・・・!」プルプル

武内P「あ、いや、その、これは・・・!」

武内P(お恥ずかしいことを・・・しかし―)

奏「ふふ、うふふふふふ・・・♪」プルプル

武内P(笑顔になっていただけたようなので・・・まあ・・・)フフ




825: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/03(月) 00:49:38.48 ID:l6qM+WfY0


唯「ねーねー! キャンディの3人はさっきまでお仕事だったんでしょ?」

唯「何やってきたのー?」

かな子「あんきランキングの取材だよ」

かな子「今回は杏ちゃんも一緒だったんだ~」

智絵里「杏ちゃん、すごかったよね・・・!」

かな子「うん! あんなに速くてびっくりしちゃった」

智絵里「ぴゅーって、次の人に取材に行っちゃって!」

杏「あ、飴の話ときたら杏だからね!」

杏(二人だけにするのが怖かった・・・なんて言えないに決まってる・・・)

杏「いやーこんなお仕事なら毎日だって望むところだよ!」

かな子「ほ、本当に珍しい・・・!」

杏「まあこれは流石に言いすぎかな? へへっ」

杏(・・・仕事の方が精神的に楽だなんて、知りたくなかったなぁ)



826: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/03(月) 00:50:57.43 ID:l6qM+WfY0


武内P「良いことだと思います。勿論、以前の双葉さんの在り方にも人を惹き付ける魅力があったことは確かですが」

杏(こ、この人はどうしてこう恥ずかしげもなく・・・!)

唯「あんきランキング、最初はチョー初々しかったよねー☆ 可愛かったー♪」

智絵里「い、今はもうちょっとうまくできるようになりました・・・!」

武内P「はい、目を合わせてお話できる時間が増えましたね」

智絵里「プ、プロデューサーさんがいっぱい練習してくれたから・・・♥」

唯「かな子ちゃんも全然落ち着いてるし!」

かな子「ううん、内心ドキドキだよ~」

奏(唯ちゃんのコミュ力すごい・・・!)オオ…

杏(味方か・・・!?)オオ…



827: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/03(月) 00:53:35.54 ID:l6qM+WfY0


唯「これはごほーびが必要なんじゃない? プロデューサーちゃん!」

武内P「ご褒美、ですか? そうですね・・・なにがいいか考えておいてください」

智絵里「そ、そんな・・・!」ブンブンブン

かな子「こ、こんなことでもらうわけには・・・!」ブンブンブン



828: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/03(月) 00:54:36.03 ID:l6qM+WfY0


「お待たせいたしました。お先にドリンク、パンケーキとハニートーストでございます」コトッ

唯「あっ、きたきた☆」

「ごゆっくりおくつろぎくださいませ」イソイソ

唯「ごほーびとい・え・ば? あ~んだよね~☆」

唯「準備はいい? 智絵里ちゃん!」

智絵里「え、ええっ!? そ、そんなみんなの前でなんて、プロデューサーさんに―」ワタワタ


829: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/03(月) 00:56:09.36 ID:l6qM+WfY0


唯「はい、あ~ん☆」グイ

智絵里「むぐっ」

唯「美味しい? まだいくよ~それ~♪」ヒョイ ヒョイ

智絵里(ゆ、唯ちゃんがやるんだ・・・)モッモッ

智絵里「お、美味しいでふ・・・!」モッモッ

唯「智絵里ちゃんかわいい~☆」ヒョイヒョイ



830: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/03(月) 00:57:15.57 ID:l6qM+WfY0


かな子「あ、はは・・・」

かな子「あっ、こっちのハニートースト! 私のオススメなんですよ♪」

かな子「プロデューサーさんも食べてみてください! はい、あ~ん♥」スッ

武内P「えっ!? み、三村さんここでは・・・!」


(・・・ここでは?)


奏「! あむっ!」グイッ パクッ

かな子「わっ、奏さん・・・!」

奏「なるほど・・・絶品ね」モッモッ

奏「ふふっ、ごめんなさいね。つい我慢できなくて」

奏「そのフォークは私が使うわ」

かな子「は、はい・・・」



831: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/03(月) 00:58:44.44 ID:l6qM+WfY0


シュワーシュワーコオーリノーダイヤニーヌレーナガーラソットー♪


武内P「失礼。はい。ああ、これは、お世話になっております」ピッ


武内P「はい。本当ですか。ありがとうございます」

武内P「では詳しい話を・・・分かりました、すぐに伺います」ピッ ツーツー


奏「お仕事かしら?」

武内P「はい。新しい企画が通りそうで」

武内P「すみません、ここで失礼します」スクッ…

アーニャ「ダヴァイ、頑張ってくださいね?」

みく「でも無理しちゃダメだよ?」

武内P「はい。ありがとうございます」

奏「あっ、待って」スクッ

武内P「はい?」



832: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/03(月) 01:02:37.36 ID:l6qM+WfY0


奏「ネクタイ、少し曲がってるわ。髪も整えて・・・」ナオシナオシ ナデナデ

武内P「は、速水さん・・・あの・・・っ」タジ…

奏「勤勉なのはいいことだけど、もう少し自分にも優しくして?」イソイソ

奏「ふふっ、食事をとる話ばかり聞くのよ? それとも食いしん坊なのかしら?」パッパッ



833: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/03(月) 01:03:18.03 ID:l6qM+WfY0


奏「はい、出来た。うん、なかなか素敵じゃない?」

武内P「あ、ありがとうございます・・・」タジタジ

奏「それから・・・はい、あーん」グイッ

武内P「むぐ」ゴクン

かな子「あっ・・・」

奏「ちょっとは食べないとね」グイッ

奏「ふふ、はちみつだから本当にくまさんみたいね♪」グイッ

武内P「も、もう充分ですから・・・」ムグムグ



834: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/03(月) 01:03:52.58 ID:l6qM+WfY0


武内P「で、では失礼します・・・!」

奏「いってらっしゃい」フリフリ



スタコラサッサ…

武内P「すみません、あの席の会計を」



835: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/03(月) 01:04:27.56 ID:l6qM+WfY0


奏「・・・やっぱりチャーミングね、彼♪」

唯「奏ちゃんだいたーん☆」

奏「あっ」


みく「あーん、ってした・・・」

智絵里「間接キス・・・」

美波「まるで奥さんみたいにお世話を・・・」

アーニャ「・・・」



836: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/03(月) 01:05:38.66 ID:l6qM+WfY0


みく「さて・・・」

アーニャ「んんっ、アー・・・カナデ?」

美波「詳しく聞かせてもらえるんですよね? 色々調べてること報告してほしいの」

美波「あっ、もちろんさっきのこともね?」

卯月「・・・美穂ちゃん、電話でないんです・・・」ツー ツー

杏(奏ちゃんは迂闊。杏覚えた・・・)ガタガタガタ


かな子(変なの・・・甘いのに、美味しくないや・・・)パクッ…


・・・



857: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/05(水) 01:31:46.52 ID:dLr0ZUno0


・・・


文香「・・・気づかれずに、離れられたようですね・・・」コソッ…

凛「うん。はぁ・・・あのまま、また誰が一番かって話にならなくて良かったよ・・・」

文香「悲劇の歴史を繰り返してはならないのです・・・」

凛「本当にね・・・」



858: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/05(水) 01:34:38.21 ID:dLr0ZUno0


文香「これからの行動ですがなのですが・・・早苗さんのおっしゃっていた、鷹富士茄子さんという方にも接触したいところですね・・・」

文香「まさかまだ、プロデューサーさんが担当していた方がいたなんて・・・」

凛「・・・それなんだけど、一度CPのプロジェクトルームに戻ろうかって思うんだ」

文香「! しょ、正気ですか・・・!? あの地獄にまた・・・あ、ああ・・・!」ガタガタガタ

凛「奏からメールの返信があって、今ならみんな出てるみたい」



859: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/05(水) 01:35:25.08 ID:dLr0ZUno0


凛「今になってなんだけど、ちひろさんに聞いてみようと思うんだ」

文香「な、なるほど、CPのアシスタントの方ですね。何かとお詳しいでしょうし、調べることも確かに私たちよりは容易でしょう」

凛「うん。前のこととか、今のスケジュールとかね」


((あわよくば全部押し付けたい・・・))



860: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/05(水) 01:37:31.70 ID:dLr0ZUno0


文香「そうとなれば・・・っと」フラッ…

凛「ふ、文香・・・!?」

文香「も、申し訳ありません・・・あまり、休めなかったもので・・・それに、食事も・・・」

文香「ですが、それは凛ちゃんも同じこと・・・ここで倒れるわけには・・・!」ググッ…

凛「・・・無理しないで。プロジェクトルームには私だけで行くよ。文香は医務室で休んでて」

文香「り、凛ちゃん・・・!」ジーン


文香(自分も辛いことは容易に想像がつきます。それでいながら私の身を気遣い・・・うっ・・・!



861: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/05(水) 01:39:00.30 ID:dLr0ZUno0


文学少女は祈らない。


この身が彼女の支えとならずとも、


いつかきっとたぶんもしかしたら再び共に戦う時のため


勝利をつかむ算段に思考を費やす。



862: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/05(水) 01:43:43.64 ID:dLr0ZUno0


志を同じくする同志たちのため、蒼き魂を燃やす少女は一人、戦地へと戻る。



『プロデューサー、ちょっといい・・・!?』

アイドル達が想い人と親密になることを試みる度に、そう割り込む茨の道を歩み続けるのだ。




蒼の戦乙女の戦いは、まだ始まりを迎えたばかり―




863: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/05(水) 01:44:16.63 ID:dLr0ZUno0


お・わ・り






864: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/05(水) 01:45:15.03 ID:dLr0ZUno0


凛「あとで迎えに行くから」


文香「・・・・・・・・・・・・はい・・・」


文香(・・・ああ、私たちの戦いはこれからも・・・)



865: ◆h8PchLJM6BH7 2017/07/05(水) 01:46:07.45 ID:dLr0ZUno0


つ・づ・く