1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 23:59:29.97 ID:6hH9igmX0
P「あのー、アンドロイドを買いに来たんですけど」
「あ、お話は伺ってます」
「詳しい性能などは、本人たちに聞いてください」
春香「お客さんだよ!お客さん!」
小鳥「ピヨッ」ガタッ
美希「小鳥、落ち着くの」
伊織「まーでもさすがに今回は伊織ちゃんが選ばれるわね」
「あ、お話は伺ってます」
「詳しい性能などは、本人たちに聞いてください」
春香「お客さんだよ!お客さん!」
小鳥「ピヨッ」ガタッ
美希「小鳥、落ち着くの」
伊織「まーでもさすがに今回は伊織ちゃんが選ばれるわね」
アイドルマスター 缶バッジ「音無 小鳥」
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3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:01:26.78 ID:6UD9tkpv0
小鳥「スルーされ続けてX年……、今度こそ……」
伊織「で?どんな奴だった?」
春香「何か、普通の人だったよ?メガネで……」
美希「どうせモテない男が彼女の代わりでも探しに来たの」
小鳥「か、彼女!?」
春香「か、彼女!?」
伊織「で?どんな奴だった?」
春香「何か、普通の人だったよ?メガネで……」
美希「どうせモテない男が彼女の代わりでも探しに来たの」
小鳥「か、彼女!?」
春香「か、彼女!?」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:03:11.77 ID:6UD9tkpv0
春香「彼女かあ……」
小鳥「私、ちょっとお化粧を直しに……」
美希「無駄なことは止めておくの」
伊織「何だか今日は毒舌ね?」
小鳥「私、ちょっとお化粧を直しに……」
美希「無駄なことは止めておくの」
伊織「何だか今日は毒舌ね?」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:06:09.94 ID:6UD9tkpv0
美希「だって、わざわざアンドロイドを彼女の代わりにする男なんて
ろくなもんじゃないの」
美希「キモいの」
春香「そ、そうかなー」
美希「そうなの」
美希「どうせ、ミキ達のこともいやらしい目で見てくるに違いないの」
ろくなもんじゃないの」
美希「キモいの」
春香「そ、そうかなー」
美希「そうなの」
美希「どうせ、ミキ達のこともいやらしい目で見てくるに違いないの」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:08:40.88 ID:6UD9tkpv0
P「こんにちはー」
春香「いらっしゃいませ!!」
伊織「いらっしゃいませ^~!!」
小鳥「いらっしゃいませ!!」
P「おお、凄い元気なあいさつですね……」
美希「あふぅ」
春香「いらっしゃいませ!!」
伊織「いらっしゃいませ^~!!」
小鳥「いらっしゃいませ!!」
P「おお、凄い元気なあいさつですね……」
美希「あふぅ」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:11:49.50 ID:6UD9tkpv0
伊織「ちょっとあんた、何寝てんのよ?」小声
美希「だってヤル気出ないの」小声
伊織「はあ?ちょっと美希、あんた売れないと廃棄処分よ!?」
美希「むう、それは困るの……」
小鳥「さあさあ、どうぞこちらにお掛け下さいませ」
P「あ、どうも……」
春香「お茶が良いですか?コーヒーが良いですか?」
美希「だってヤル気出ないの」小声
伊織「はあ?ちょっと美希、あんた売れないと廃棄処分よ!?」
美希「むう、それは困るの……」
小鳥「さあさあ、どうぞこちらにお掛け下さいませ」
P「あ、どうも……」
春香「お茶が良いですか?コーヒーが良いですか?」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:15:24.31 ID:6UD9tkpv0
小鳥「あの、今回はどのような個体をお探しで?」
P「あ、それはですね、ちょっとお話してから……」
小鳥「お、お話!?」
P「どういう性能なのかを見させてもらってですね」
小鳥「せ、性能!?」
P「なぜいちいち驚くんですか?」
小鳥(スペックの話になると勝ち目がない……)
P「あ、それはですね、ちょっとお話してから……」
小鳥「お、お話!?」
P「どういう性能なのかを見させてもらってですね」
小鳥「せ、性能!?」
P「なぜいちいち驚くんですか?」
小鳥(スペックの話になると勝ち目がない……)
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:18:47.98 ID:6UD9tkpv0
美希「見てみるの。どう考えてもモテない男なの
あんなの落とすのはラクショーなの」
伊織「そうね……。どう見てもモテないタイプね……
ここで一発伊織ちゃんの魅力でメロメロにして……」
春香「そ、そうかなあ?」
春香(でも確かにモテないタイプ……かも……)
あんなの落とすのはラクショーなの」
伊織「そうね……。どう見てもモテないタイプね……
ここで一発伊織ちゃんの魅力でメロメロにして……」
春香「そ、そうかなあ?」
春香(でも確かにモテないタイプ……かも……)
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:22:04.80 ID:6UD9tkpv0
春香「じゃあ私から売り込むね!!」
春香「はいはーい!私、お料理出来ます!」
P「うわっ!びっくりした」
小鳥(まずい……春香ちゃんからとは……)
P「えーっと、春香ちゃん?へー、料理出来るんだ?」
春香「はい!古今東西を問わず、レシピが残っていれば
全て完璧に再現できます!!」
春香「はいはーい!私、お料理出来ます!」
P「うわっ!びっくりした」
小鳥(まずい……春香ちゃんからとは……)
P「えーっと、春香ちゃん?へー、料理出来るんだ?」
春香「はい!古今東西を問わず、レシピが残っていれば
全て完璧に再現できます!!」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:25:39.39 ID:6UD9tkpv0
伊織「しまった……」
美希「モテない男は料理を作られると一発でオチるの
これは決まったかもしれないの」
美希「まったく、胃袋を掌握されるとオチるなんて安い人間なの」
春香「あ、それからですね、レシピ再現モードもありまして……」
P「え?何か凄そう」
春香「失われたレシピを解明するため、世界の果てまで行って
調査研究を機能停止まで行うモードです!!」
美希「モテない男は料理を作られると一発でオチるの
これは決まったかもしれないの」
美希「まったく、胃袋を掌握されるとオチるなんて安い人間なの」
春香「あ、それからですね、レシピ再現モードもありまして……」
P「え?何か凄そう」
春香「失われたレシピを解明するため、世界の果てまで行って
調査研究を機能停止まで行うモードです!!」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:28:18.36 ID:6UD9tkpv0
P「え?」
春香「もちろん、障壁になるような政治的関門はクラッキングでどうにかしますし、
相手が実力を行使したら、こちらも実力で排除を……」
P「ス、ストップストップ!別にそういうのは求めてないから!」
春香「えー?」
P「いいじゃない!ね?普通に料理!素晴らしい!」
春香「もちろん、障壁になるような政治的関門はクラッキングでどうにかしますし、
相手が実力を行使したら、こちらも実力で排除を……」
P「ス、ストップストップ!別にそういうのは求めてないから!」
春香「えー?」
P「いいじゃない!ね?普通に料理!素晴らしい!」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:30:51.57 ID:6UD9tkpv0
伊織「まずいわ……。次、私が行くわよ!」
伊織「性能で言うなら、私の方が上じゃない?」
春香「げっ、伊織……」
P「た、助かった……」
伊織「私、ビーム出せるわよ」
P「え?」
伊織「性能で言うなら、私の方が上じゃない?」
春香「げっ、伊織……」
P「た、助かった……」
伊織「私、ビーム出せるわよ」
P「え?」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:33:17.00 ID:6UD9tkpv0
伊織「こう、額から……、照射角度を絞って……」
伊織「そこの壁のハエ、見ててね」
P「はあ……」
伊織「……」くわっ
P「……」
P「壁ごと真っ二つ……」
P「瞬殺無音……」
伊織「そこの壁のハエ、見ててね」
P「はあ……」
伊織「……」くわっ
P「……」
P「壁ごと真っ二つ……」
P「瞬殺無音……」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:35:53.30 ID:6UD9tkpv0
春香「そういうことなら、私、一時的に分裂してですね!」
伊織「分裂しても私のビームで真っ二つよ」
伊織「強度を変えれば5cmの鉄板だって……」
春香「でもビームしか……」
P「いや、僕は別に戦闘兵器が欲しいわけじゃないから」
伊織「分裂しても私のビームで真っ二つよ」
伊織「強度を変えれば5cmの鉄板だって……」
春香「でもビームしか……」
P「いや、僕は別に戦闘兵器が欲しいわけじゃないから」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:39:45.70 ID:6UD9tkpv0
美希「もー、見てらんないの」
伊織「げ、美希……」
美希「そんなんだから、二人とも貰い手が無いの」
小鳥(三人なんですけど……)
美希「この人は、モテないかわいそうな人なんだから
もっとビジュアルでアピールするの」
P「あ?」
伊織「げ、美希……」
美希「そんなんだから、二人とも貰い手が無いの」
小鳥(三人なんですけど……)
美希「この人は、モテないかわいそうな人なんだから
もっとビジュアルでアピールするの」
P「あ?」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:43:01.58 ID:6UD9tkpv0
美希「美希、この中では最新モデルだから、
デザインは一番だって思うな」
春香「む、それはそうかも……」
伊織「そんなことないわよ!伊織ちゃんだって……」
美希「……」ニヤッ
伊織「何よ……」
美希「モテないで毎日モンモンとしてる男の人は、おっぱいが
大きい方が好きに決まってるの」
P「何このイジメ」
デザインは一番だって思うな」
春香「む、それはそうかも……」
伊織「そんなことないわよ!伊織ちゃんだって……」
美希「……」ニヤッ
伊織「何よ……」
美希「モテないで毎日モンモンとしてる男の人は、おっぱいが
大きい方が好きに決まってるの」
P「何このイジメ」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:48:39.50 ID:6UD9tkpv0
美希「さらにミキには、このビジュアルを保つ凄い機能がついてるの」
P「……まあ一応聞こうか」
美希「スリープモードなのー!!」
美希「オプションのキットを買ってもらうと、一般家庭でも
お手軽に冷凍睡眠を再現できるの」
美希「あ、でも、ミキの体のモーターを使うから、ミキしか
冷凍睡眠はできないの」
美希「あはっ、ミキの美しい姿を半永久的に眺められるなんて
買った人は超幸せだよねー」
P「……まあ一応聞こうか」
美希「スリープモードなのー!!」
美希「オプションのキットを買ってもらうと、一般家庭でも
お手軽に冷凍睡眠を再現できるの」
美希「あ、でも、ミキの体のモーターを使うから、ミキしか
冷凍睡眠はできないの」
美希「あはっ、ミキの美しい姿を半永久的に眺められるなんて
買った人は超幸せだよねー」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:51:38.36 ID:6UD9tkpv0
伊織「寝てるんじゃ意味ないじゃない」
春香「そうだよ!」
美希「どうして?」
伊織「だって、この人モテないんでしょ?
ずっと寝てたら、モテなかった青春を取り戻せないじゃない」
美希「……がーん」
美希「そこは気が付かなかったの……」
P「どうして僕がモテないことになってるの?」
春香「そうだよ!」
美希「どうして?」
伊織「だって、この人モテないんでしょ?
ずっと寝てたら、モテなかった青春を取り戻せないじゃない」
美希「……がーん」
美希「そこは気が付かなかったの……」
P「どうして僕がモテないことになってるの?」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:55:46.64 ID:6UD9tkpv0
美希「ミキ、そこまで考えてなかったの……」
美希「モテない人の気持ちを全然考えてなかったの……」
伊織「美希……。そんなに悲観することないじゃない
あなたの性能は誰しもが認めるところよ?」
春香「そうだよ。元気出しなよ、美希。今日ひとつ成長できたんだし」
美希「うう……二人とも、ありがとうなの……」
P「……」
美希「モテない人の気持ちを全然考えてなかったの……」
伊織「美希……。そんなに悲観することないじゃない
あなたの性能は誰しもが認めるところよ?」
春香「そうだよ。元気出しなよ、美希。今日ひとつ成長できたんだし」
美希「うう……二人とも、ありがとうなの……」
P「……」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 00:58:07.55 ID:6UD9tkpv0
P「えーっと、あなたはどういう機能をお持ちで?」
小鳥「ドウセコノママウレノコッテハイキショブンピヨ」
P「あのー?」
小鳥「は、はい?」
P「あなたの性能を聞かせていただきたいんですが」
小鳥「性能……」
小鳥「普通の機能しかついてないです……」
小鳥「ドウセコノママウレノコッテハイキショブンピヨ」
P「あのー?」
小鳥「は、はい?」
P「あなたの性能を聞かせていただきたいんですが」
小鳥「性能……」
小鳥「普通の機能しかついてないです……」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 01:02:12.51 ID:6UD9tkpv0
小鳥「簿記3級程度の事務処理能力が付いてるくらいです……」
小鳥「ハイパーモードとか、強力兵器とか、絶対領域とか付いてないです……」
小鳥「普通に家事ができる程度です……」
小鳥「もうX年も売れ残ってる程度の性能しかないです……」
P「……」
小鳥「ハイパーモードとか、強力兵器とか、絶対領域とか付いてないです……」
小鳥「普通に家事ができる程度です……」
小鳥「もうX年も売れ残ってる程度の性能しかないです……」
P「……」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 01:04:22.90 ID:6UD9tkpv0
P「決まりました」
「はいはーい!」
P「春香と伊織と美希、お願いします」
春香「三体!?」
伊織「ふぇ!?」
美希「結構お金持ちなの?」
「はいはーい!」
P「春香と伊織と美希、お願いします」
春香「三体!?」
伊織「ふぇ!?」
美希「結構お金持ちなの?」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 01:06:23.74 ID:6UD9tkpv0
「では梱包はお任せください」
P「よろしくお願いします」
春香「私たち……ついに……」
伊織「貰われる先が……決まったのね……」
美希「あふぅ」
小鳥「」
P「よろしくお願いします」
春香「私たち……ついに……」
伊織「貰われる先が……決まったのね……」
美希「あふぅ」
小鳥「」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 01:09:26.57 ID:6UD9tkpv0
春香「あの……小鳥さん、元気出して……」
伊織「そうよ……。きっとすぐいい人が見つかるわよ」
美希「ま、どこにも物好きはいるの」
小鳥「えへへ……みんな……元気でね……」
「あて先は事務所でいいんですか?」
P「ええ」
「しかし大丈夫ですかね?アンドロイドをアイドルデビューさせるなんて」
「しかも問題児三体を」
伊織「そうよ……。きっとすぐいい人が見つかるわよ」
美希「ま、どこにも物好きはいるの」
小鳥「えへへ……みんな……元気でね……」
「あて先は事務所でいいんですか?」
P「ええ」
「しかし大丈夫ですかね?アンドロイドをアイドルデビューさせるなんて」
「しかも問題児三体を」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 01:12:20.10 ID:6UD9tkpv0
「まあスペックは申し分ないんですが……」
「何分製作者の頭が……」
P「学習能力は高いんですよね?」
「それはもう」
P「今日の3人を見て確信しました」
P「一人だと無理だけど、三人なら何か得体のしれない化学反応を
起こして、上手くいきそうな気がします」
「そういうもんですか」
「何分製作者の頭が……」
P「学習能力は高いんですよね?」
「それはもう」
P「今日の3人を見て確信しました」
P「一人だと無理だけど、三人なら何か得体のしれない化学反応を
起こして、上手くいきそうな気がします」
「そういうもんですか」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 01:15:53.33 ID:6UD9tkpv0
P「あ、それから、小鳥さんも梱包してください」
「お買い上げありがとうございます。あて先はいかがいたしましょう?」
P「僕の部屋でお願いします」
小鳥「廃棄処分は嫌ー!!」
春香「小鳥さん……」
伊織「ま、まだ大丈夫よ……。多分……」
美希「今までもしぶとかったんだし、今度も大丈夫なの」
終わり
「お買い上げありがとうございます。あて先はいかがいたしましょう?」
P「僕の部屋でお願いします」
小鳥「廃棄処分は嫌ー!!」
春香「小鳥さん……」
伊織「ま、まだ大丈夫よ……。多分……」
美希「今までもしぶとかったんだし、今度も大丈夫なの」
終わり
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 01:46:26.25 ID:6UD9tkpv0
小鳥「ううーん……」
小鳥「あと十分……」
小鳥「あと十五分……」
小鳥「このさいあと三十分……」
小鳥「……」
小鳥「はっ!」
小鳥「知らない……天井……」
P「あ、起きた?」
小鳥「あと十分……」
小鳥「あと十五分……」
小鳥「このさいあと三十分……」
小鳥「……」
小鳥「はっ!」
小鳥「知らない……天井……」
P「あ、起きた?」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 01:48:51.00 ID:6UD9tkpv0
小鳥「……え?」
小鳥「あなたは……」
小鳥「え?」
小鳥「えー!!!」
P「おはよう」
小鳥「……」
小鳥「あなたが……私のご主人様ですか?」
P「ああ、うん、君のマスターコードは俺になってるね」
小鳥「あなたは……」
小鳥「え?」
小鳥「えー!!!」
P「おはよう」
小鳥「……」
小鳥「あなたが……私のご主人様ですか?」
P「ああ、うん、君のマスターコードは俺になってるね」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 01:52:02.69 ID:6UD9tkpv0
P「あ、ご飯出来てるけど食べる?俺、結構上手いんだよ」
小鳥「……」
小鳥「いただきます……」
小鳥「……」ズズッ
P「いやー、食べ物が同じでいいなんて便利だね」
小鳥「美味しいです……」
小鳥「……」
小鳥「いただきます……」
小鳥「……」ズズッ
P「いやー、食べ物が同じでいいなんて便利だね」
小鳥「美味しいです……」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 01:54:56.07 ID:6UD9tkpv0
P「えっと……部屋を案内しようかな?」
小鳥「どうして……」
P「え?」
小鳥「どうしてあの3人じゃなくて私だったんですか?」
P「うーん」
P「どうしてかなあ?」
TV「アンドロイドの人権に関する法案が審議入りし……」
小鳥「どうして……」
P「え?」
小鳥「どうしてあの3人じゃなくて私だったんですか?」
P「うーん」
P「どうしてかなあ?」
TV「アンドロイドの人権に関する法案が審議入りし……」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 01:58:58.81 ID:6UD9tkpv0
小鳥「結構、お部屋片付いてますね?」
P「そう?割とまめに掃除するからね、俺」
小鳥(あんまり私の出番が無さそう……)
P「おっと、いかんいかん。ゆっくりしすぎたな」
P「そろそろ出勤の準備しないと」
小鳥「……?」
小鳥「そういえば、どちらにお勤めなんですか?」
P「あー、それはね……」
P「そう?割とまめに掃除するからね、俺」
小鳥(あんまり私の出番が無さそう……)
P「おっと、いかんいかん。ゆっくりしすぎたな」
P「そろそろ出勤の準備しないと」
小鳥「……?」
小鳥「そういえば、どちらにお勤めなんですか?」
P「あー、それはね……」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 02:03:10.22 ID:6UD9tkpv0
―事務所―
社長「いやー、よくやってくれたよ!」
P「申し訳ありません。僕の独断でいきなり3人になってしまいまして」
社長「いや、3人とも粒ぞろいじゃないか」
小鳥「……どうして私がここに……?」
美希「あー、小鳥なの!!」
春香「小鳥さんも事務所に?」
社長「いやー、よくやってくれたよ!」
P「申し訳ありません。僕の独断でいきなり3人になってしまいまして」
社長「いや、3人とも粒ぞろいじゃないか」
小鳥「……どうして私がここに……?」
美希「あー、小鳥なの!!」
春香「小鳥さんも事務所に?」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 02:06:42.91 ID:6UD9tkpv0
伊織「何があったか知らないけど、無事でよかったわ」
小鳥「ありがとう……」
小鳥「実は、そちらのPさんに貰われて……」
春香「な!?」
伊織「そんな……」
社長「ほう……君もアンドロイドをね……」
P「はい。これからは彼女に身の回りの世話をお願いしようかなと」
社長「これから忙しくなるからね」
小鳥「ありがとう……」
小鳥「実は、そちらのPさんに貰われて……」
春香「な!?」
伊織「そんな……」
社長「ほう……君もアンドロイドをね……」
P「はい。これからは彼女に身の回りの世話をお願いしようかなと」
社長「これから忙しくなるからね」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 02:10:22.62 ID:6UD9tkpv0
小鳥「みんなは何を?」
春香「それが……」
小鳥「アイドル!?」
小鳥(よりによってこの3人……大丈夫かしら……)
P「ここの事務もお願いしようかなと」
社長「それなら、事務服を支給しよう。何、いくらでもある
持って行きたまえ」
春香「それが……」
小鳥「アイドル!?」
小鳥(よりによってこの3人……大丈夫かしら……)
P「ここの事務もお願いしようかなと」
社長「それなら、事務服を支給しよう。何、いくらでもある
持って行きたまえ」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 02:16:11.13 ID:6UD9tkpv0
―ダンスレッスン―
トレーナー「さあ、頑張っていきましょう」
トレーナー「私がお手本を見せますから、その通りに踊って下さいね」
美希「あの通りに踊ればいいの?」
P「そうだよ」
美希「じゃあ、もういいの。踊れるの」
トレーナー「す、すごい……」
P「流石性能だけはお墨付き」
小鳥「踊ってみたら足首関節がぐきっと行ったピヨ」
トレーナー「さあ、頑張っていきましょう」
トレーナー「私がお手本を見せますから、その通りに踊って下さいね」
美希「あの通りに踊ればいいの?」
P「そうだよ」
美希「じゃあ、もういいの。踊れるの」
トレーナー「す、すごい……」
P「流石性能だけはお墨付き」
小鳥「踊ってみたら足首関節がぐきっと行ったピヨ」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 02:19:35.31 ID:6UD9tkpv0
―ビジュアルレッスン―
伊織「熱源察知!!」
伊織「こっちね!!」
P「おお!」
伊織「次はこっちかしら?」
P「……伊織、凄いけどいちいちビーム撃たないで」
伊織「……戦場では一瞬の油断が命取りなのよ?」
小鳥「うっふ~ん」
伊織「熱源察知!!」
伊織「こっちね!!」
P「おお!」
伊織「次はこっちかしら?」
P「……伊織、凄いけどいちいちビーム撃たないで」
伊織「……戦場では一瞬の油断が命取りなのよ?」
小鳥「うっふ~ん」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 02:23:33.90 ID:6UD9tkpv0
―ボーカルレッスン―
春香「タハー」
春香「トブー」
P「なんだろう……不安と心地よさが同居している」
P「製作者の趣味なんだろうか?」
小鳥「♪~」
春香「タハー」
春香「トブー」
P「なんだろう……不安と心地よさが同居している」
P「製作者の趣味なんだろうか?」
小鳥「♪~」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 02:26:37.94 ID:6UD9tkpv0
―帰り―
小鳥「アイドルって大変そう……」
P「うん」
小鳥「でも、楽しそうですね……」
P「うん、夢を売る仕事だからね」
P「君もやりたくなった?」
小鳥「……いいえ」
小鳥「私は……あなたのお世話がいいです」
小鳥「アイドルって大変そう……」
P「うん」
小鳥「でも、楽しそうですね……」
P「うん、夢を売る仕事だからね」
P「君もやりたくなった?」
小鳥「……いいえ」
小鳥「私は……あなたのお世話がいいです」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 02:29:17.23 ID:6UD9tkpv0
P「さて、着いた着いたっと……」
小鳥「あ、ちょっと待ってください」
P「ん?」
ガチャ
小鳥「お帰りなさい」
P「……」
P「ただいま」
小鳥「あ、ちょっと待ってください」
P「ん?」
ガチャ
小鳥「お帰りなさい」
P「……」
P「ただいま」
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