1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 22:37:25.68 ID:KhGw0SNP0
P「うん、元気あるね」

後輩P「はい、元気には自分自信ありッス」

P「おーけぃ、おーけぃ」

後輩P「先輩、先輩」

P「ん?」

後輩P「ここって女の子ばっかじゃないッスか?」

P「そうだね」

後輩P「やっぱ、ハーレムッスか?よりどりみどりッスか?」

P「ははは、ないない」

P「そんなこと、あるわけないじゃないか」

後輩P「そうなんスか」

P「うん」

引用元: P「君が新人の……」後輩P「よろしくお願いします、がんばります!」 


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7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 22:40:22.43 ID:KhGw0SNP0
後輩P「へえ、なんかイメージしてたのと違うッスね」

P「どんなイメージだよ」

後輩P「そりゃ、アイドル皆に好かれてて」

後輩P「とっかえひっかえ、みたいな?」

P「ねーよ、俺は発情期の猿か」

後輩P「そんなことは言ってないッスけど」

P「それに、アイツらもんなすぐに  くほど盛ってないって」

後輩P「へーぇ」

P「しかもガキだし」

後輩P「なるほど」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 22:43:54.30 ID:KhGw0SNP0
P「そもそも、そういうのってどーよ?」

P「いわば、教え子とズ   バ   する教師みたいなもんだぞ?」

後輩P「あー、そういうと何かアウトっすね」

後輩P「でも、  るならしたいでしょ?」

P「ないない。ノータッチ、ノータッチ」

後輩P「えー、堅いっすね先輩は」

P「普通だと思うよ」

後輩P「でも、仕事回してやるから抱かせろやーとかはしないんスか?」

P「そういうのもやらないかな?」

P「まあ、局の偉い人がそういうの言ってきたら……どうだろう?」

後輩P「あれ、そういうときはホイホイアイドル差し出すんスか?」

P「本人次第」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 22:49:30.26 ID:KhGw0SNP0
P「まあ」

P「俺もプロデューサーだし、手を出しちゃいかんだろ」

後輩P「まあ、そうッスよね」

P「アイツらも、アイドルなんだから。俺とヤっちゃいかんだろ」

後輩P「あー、周りの子に「身体で仕事とってる」とか思われちゃいますからね」

P「だろ?」

P「互いのためにも、そういうのはしない方がいいわけよ」

後輩P「だいたい理解できたッス」

P「まあ、小鳥さんならいいかな」

後輩P「小鳥さん?」

P「事務員さんだよ。あの人はまあ、アイドルじゃないし、歳的にも社会的にも平気だろ」

後輩P「へー」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 22:51:32.85 ID:KhGw0SNP0
P「まあ、とりあえず。所属アイドルを覚ようか?」

後輩P「あ、はーい」

P「とりあえず、コレが皆のプロフィールね」

後輩P「…わー、やっぱ皆可愛いッスね」

P「アイドルだからね」

後輩P「…あれ、この子、男の子っすか?」

P「いや、真は女の子だよ」

後輩P「いや、そうじゃなくて。水瀬って子」

P「は?」

後輩P「え?」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 22:55:44.45 ID:KhGw0SNP0
P「いやいやいや、どうみても女の子だろ?」

後輩P「え?」

P「むしろ、なんで男だと思った」

後輩P「だって、伊織って名前じゃないッスか」

P「……え?」

後輩P「いや、名前が」

P「あ、ああ、はいはい。そういうことか」

P「ほら、アキラとか、ジュンとか、そういう系統みたいな?」

後輩P「あーっ!なるほど、そういうことッスか」

後輩P「そうっすよね、こんな可愛い子、男なわけないッスよね」

P「うん、つかここの所属アイドル全員女だからな」

後輩P「そういえば、そうでした」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 22:58:42.03 ID:KhGw0SNP0
後輩P「でも、先輩」

P「ん?」

後輩P「ここの女の子とヤってないんですよね?」

P「やってないって。俺をなんだと思ってるんだよ、ひでー侮辱だぞ」

後輩P「そういう対象じゃないんスか?」

P「妹とか、そういうカンジかな。ムラっとはしない」

後輩P「裸みてもッスか?」

P「見たことないなあ……」

後輩P「妄想してもっすか?」

P「妄想したとしても、その場で発散するじゃん?」

後輩P「え、そうなんスか?」

P「うん」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 23:03:13.88 ID:KhGw0SNP0
P「……まあ」

P「メンバーがさ、すげー濃いの」

後輩P「へー」

P「多分、大変だと思うけど」

後輩P「はい」

P「がんばれよ?」

後輩P「はい、がんばるッス!自分、超やる気あるッス!」

P「うむ」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 23:06:25.04 ID:KhGw0SNP0
P「まあ、今日はくる子すくないんだけどね」

後輩P「オフっすか?」

P「うん」

後輩P「先輩、スケジューリング下手っすか?」

P「そんなことはない、ちゃんと考えてるよ」

後輩P「でもー、あんまり人数休ませると、当人同士遊びにいっちゃうッスよ」

P「いいじゃん」

後輩P「それで、週刊誌に写真とられるじゃないっすか」

P「いいじゃん」

後輩P「仕事入ってこない事務所だと思われるっす」

P「いいじゃん。半分事実だし」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 23:09:35.49 ID:KhGw0SNP0
あずさ「おはようございます~」

P「おはようございます、あずささん」

後輩P「お、あれは、えーっと……」

P「三浦あずささん、うちの最年長」

後輩P「そう、それっす」

後輩P「って、最年長とか言っちゃだめッスよ」

P「あ、悪い」

後輩P「自分じゃなくて、あずささんに謝るッス」

P「す、すいません、あずささん」

あずさ「あらあら、別にいいんですよ」

あずさ「それで…、その人は?」

P「あ、今日からプロデューサーになった新人」

後輩P「よろしくお願いしますー」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 23:12:58.51 ID:KhGw0SNP0
あずさ「うふふ、元気があっていいですね」

後輩P「自分、元気には自信あるっす」

P「ということで、色々と教えてあげてくださいな」

後輩P「教えるのは先輩ッスよ」

P「いや、他にも色々だな」

後輩P「でも、あずささん胸デカいっすよね」

あずさ「えっ」

P「だろ」

あずさ「あ、あの……」

後輩P「どうやったら大きくなるんすかね」

P「さあ、俺は男だしわからん」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 23:18:54.38 ID:KhGw0SNP0
後輩P「こういう武器もってる人は、尊敬するッス。さすがッス」

P「でもな、胸だけじゃないぞ。このおっとりとした佇まい。そして醸す母性」

後輩P「理想の女性像ッス」

P「へー、こういうのが理想なんだ」

後輩P「はい、バイーン、としてて、優しそうなのがイイっす」

P「ダハハ、むりむり」

後輩P「ムリじゃないッスよ、いけるッス」

P「あずささんはどう思います?ムリだと思いますよね」

あずさ「え、えーっと…」

あずさ「そうですね~……」

あずさ「きっと、大丈夫だと思いますよ?」

後輩P「うっしゃあああああ!勝ったッス!自分バインバインっす!」

P「新人甘やかしちゃダメですよ、あずささん?」

あずさ「プロデューサーさん、新人さんをいじめちゃダメですよ?」

P「はーい」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 23:23:24.92 ID:KhGw0SNP0
後輩P「でも、先輩」

P「ん?」

後輩P「アイドルとかガキでありえねーとか言ってたじゃないっすか」

後輩P「あんなヤツら抱くほど俺は発情してないって」

P「まあ、うん」

後輩P「自分、あずささんなら自信持って先輩に紹介できるッス」

P「あずささんはほら、大人だけど」

P「やっぱり、アイドルだし。ねえ、あずささん」

あずさ「えっ!?……は、はい、……そうですね」

P「な?」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 23:31:29.54 ID:KhGw0SNP0
後輩P「あずささんはどーっすか?」

後輩P「先輩とそういうことしたいっすか?」

あずさ「後輩さん」

後輩P「はい」

あずさ「そういう事を、いっちゃだめよ?」

後輩P「だめっすか」

P「そりゃだめだろ」

後輩P「でも、あずささん」

後輩P(プロデューサーのこと、すきなんでしょ?)ゴニョ

あずさ(うふふ、ひみつです)ゴニョ

P「あ、あずささん、そろそろ仕事の時間ですよ」

あずさ「あらあら~…、それじゃそろそろ行かないと」

P「送りますよ。後輩、お前運転できるか?」

後輩P「できるっす。MTの免許っす!」

P「そうか、じゃあこの場所まで送ってやってくれ」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 23:35:59.73 ID:KhGw0SNP0
後輩P「ただいまっす」

P「おかえり、どうだった?」

後輩P「すごかったッス、あずささん」

P「へえ、そうなのか」

後輩P「トイレいくのも道に迷っちゃうから、自分がんばって案内したっす」

P「そうか、そりゃよかった」

後輩P「先輩、何してるんすか?」

P「ん、次の新曲なにがいいかな、と」

後輩P「可愛いのがいいんじゃないんスかね?」

P「アイドルだから?」

後輩P「やっぱり、アイドルは可愛くあるべきっす」

P「だな」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 23:40:35.63 ID:KhGw0SNP0
P「あ、そうそう」

P「さっき、もう1人きたぞ」

後輩P「だれっすか?」

P「千早」

後輩P「ちは……」

P「ほら、あの髪の長い」

後輩P「髪長い子結構いったっす」

P「ちょっとクールそうな」

後輩P「2人くらいいたっす!」

P「暗い色の方」

後輩P「……あー、あの子」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 23:46:28.99 ID:KhGw0SNP0
P「そんなわけで、この子が如月千早だ」

後輩P「よろしくッス」

千早「よ、よろしくおねがいします」

P「で、こいつは新人のプロデューサー」

後輩P「がんばるっすー」

千早「は、はあ」

P「とりあえず、後輩には千早についてもらうことにした」

後輩P「了解っす」

千早「……わかりました」

P「じゃ、彼女を頼んだぞ」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 23:50:50.70 ID:KhGw0SNP0
後輩P「千早ちゃん、千早ちゃん」

千早「どうかしましたか?」

後輩P「さっきボーカルレッスンやったじゃないスか」

後輩P「千早ちゃん、歌うまいっすよね」

千早「あ、…ありがとうございます」

後輩P「いや、自分も千早ちゃんくらい歌うまければなー」

後輩P「そしたらアイドルとかになれたかもしれないのに」

千早「後輩さん、アイドルになりたかったんですか?」

後輩P「ちょーっとだけっすよ」

後輩P「でも、自分にゃむいてないなと」

後輩P「こっちのほうがいいな、って思ったス」

千早「そうなんですか……」



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 23:54:24.67 ID:KhGw0SNP0
後輩P「あ、そーだ」

千早「?」

後輩P「千早ちゃん、下着どこで買ってるんスか?」

千早「えっ?し、したっ…、えぇっ!?」

後輩P「いや、ちょっと気になったんで。デパートとか、大型スーパーっすか」

千早「…………」 コクン

後輩P「ありがとうっす、これで大丈夫っす。いけそうっす」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 23:58:40.32 ID:KhGw0SNP0
後輩P「今日も疲れたッスわ」

P「お疲れさん」

後輩P「あ、先輩」

後輩P「先輩、先輩!」

P「なんだよ」

後輩P「千早ちゃん、デパートで下着かってるらしいっす!」

P「ぶふぉっ…!な、なにいってんだお前!」

後輩P「いやー、いいこと知ったッスわ」

P「そ、それはよかった……」

P(こいつ、よく聞けたな)

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:02:58.32 ID:w7PFaeGe0
後輩P「で、先輩」

P「なんだよ」

後輩P「他の子はどんなこっすか?」

P「あえばわかるよ」

後輩P「自分せっかちッス。知りたいッス!」

P「プロフィールみなさい」

後輩P「それだけじゃわからないッスよ!」

後輩P「先輩、お願いします、自分、はやく打ち解けたいッス」

P「しょうがないな…」

P「そうだな、……大食いがいる」

後輩P「マジすか」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:07:40.54 ID:w7PFaeGe0
P「やたら食う。そして太らん」

後輩P「すげー!人間じゃねーっす!」

P「ほら、四条っていたろ?」

P「ばいーんとしてて、髪の色がすげーの」

後輩P「はいはい、わかるっす。」

P「あの娘」

後輩P「へー、あの娘が」

後輩P「じゃあ、自分も大食いとかやってみよっかな~」

P「プロデューサーがキャラづけしてどうする」

後輩P「ですよね」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:11:39.89 ID:w7PFaeGe0
後輩P「でも」

後輩P「あずささんみたいな人、あこがれるッス」

P「そうなんだ」

後輩P「はいっす」

P「へー、そうなんだ」

後輩P「先輩はどうっすか?」

P「よくわからんな」

後輩P「ほんと、ばいーんのおっとりはすげーっす」

P「まあ、それはわかるが」

後輩P「あれこそ理想の女性っす」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:14:06.59 ID:w7PFaeGe0
後輩P「自分、こんなだから恋人いねーっす」

P「うん」

後輩P「でも、あずささんならいそーっす」

P「いないよ」

後輩P「まじすか」

P「うん」

後輩P「男ってみる目ねーすね」

P「だよなあ、あんな美人なのに」

後輩P(先輩もッスよ)

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:15:48.48 ID:w7PFaeGe0
P「ていうかな」

後輩P「はい」

P「あんまばいーんとか言うな」

P「俺がはずかしくなってくる」

後輩P「はーい」

P「ほら、今日はもう遅いから」

後輩P「はいっす」

P「気ィつけて帰れよ」

後輩P「アイアイサー」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:19:07.15 ID:w7PFaeGe0
次の日

P「おはよ」

後輩P「おはよっス-」

P「今日も元気だな」

後輩P「とりえッス!」

P「そりゃよかった」

後輩P「自分、今日はなにやるッスか?」

P「千早はオフだからな」

後輩P「じゃあ、自分事務員さんの手伝いするっす」

P「わかった」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:24:29.83 ID:w7PFaeGe0
後輩P「えっと、小鳥さんスか?」

小鳥「あら、えっと、確か……」

後輩P「新人のプロデューサーッス」

P「千早を任せてあるんですけど、彼女は今日オフなので」

P「小鳥さんの紹介を含めて、ちょっと手伝わせてみようかと」

小鳥「そうなんですか、じゃあ早速お願いしちゃおうかしら?」

後輩P「なんでもいってくださいっす!」

小鳥「じゃあ、彼にお茶を入れてあげてくれませんか?」

後輩P「りょーっかいっす」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:28:28.72 ID:w7PFaeGe0
後輩P「先輩、お茶っす」

P「サンキュ」

P「あ、うまい」

後輩P「じぶん、お茶入れるの得意っす。大好きっす」

P「へー、そうなんだ」

後輩P「小鳥さんもどーぞっす」

小鳥「ありがとうございます」

小鳥「……あら、本当。美味しい」

後輩P「いやー、照れるっす。マジ照れるっす!」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:32:18.86 ID:w7PFaeGe0
春香「おはようございますー」

P「おはよう」

後輩P「あ、えっと…」

P「サラサーテ」

後輩P「……が、外人の子っすか」

P「違うよ、冗談。天海春香」

P「つか、いい加減覚えろよ」

後輩P「面目ないッス」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:36:16.71 ID:w7PFaeGe0
後輩P「春香ちゃん、よろしくッスー」

春香「プロデューサーさん、この人は?」

P「新人のプロデューサー」

春香「へぇ……………」

後輩P「よろしくっす、よろしくっす!」

P「はいはい、わかったからいくぞ」

後輩P「ぎゃーっ、先輩、服引っ張っちゃだめっすよー!」

春香「……………」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:40:02.94 ID:w7PFaeGe0
後輩P「シーツに皺がついちゃったじゃないっすか!」

P「悪い悪い」

後輩P「こんなんじゃ、他の子に挨拶できないッス!」

P「気にするなよ」

後輩P「気にするッスよー!」

P「そういうもん?」

後輩P「もちろんッス!」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:41:32.49 ID:w7PFaeGe0
ミスってた


後輩P「スーツに皺がついちゃったじゃないっすか!」

P「悪い悪い」

後輩P「こんなんじゃ、他の子に挨拶できないッス!」

P「気にするなよ」

後輩P「気にするッスよー!」

P「そういうもん?」

後輩P「もちろんッス!」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:46:22.64 ID:w7PFaeGe0
P「まあ、聞け」

後輩P「?」

P「今のが春香な、覚えたか?」

後輩P「はい、リボンの子っす」

P「おーけぃ」

後輩P「かわいいっすね」

P「アイドルがブサイクってとんだ地獄じゃねーか」

後輩P「確かに」

P「そうだな。春香=リボンみたいに、特徴と照らし合わせて覚えよう」

後輩P「はいっす。あずささんはばいーん。千早ちゃんは歌がうまい」

後輩P「……あれ、千早ちゃんって見た目でどういう特徴が」

P「ないか?」

後輩P「…髪っす、髪」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:48:17.88 ID:w7PFaeGe0
P「よし、じゃあ他のやつも着てるだろうし」

後輩P「顔みせっすね」

P「うむ」

後輩P「がんばって覚えるっす!」

P「うん、がんばれ」

なでなで

後輩P「髪さわっちゃだめっす、乱れるっす!」

P「悪い悪い」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 00:55:49.65 ID:w7PFaeGe0
P「…じゃ、後輩。あれ、わかる?あ、響。こいつ新人のプロデューサーね」

後輩P「……」

響「……」

後輩P「が、…が、」

P「そうそう、がだ。が!」

後輩P「……がな、…」

響「そうそう、がな…、だぞー」

後輩P「我那覇!」

P「うむ!」

後輩P「やったッス、覚えられたッス!」

響(でも、プロデューサーやるなら普通な気がするなあ……)

P「彼女は沖縄出身だ」

後輩P「すげー!離島の子って始めてみたっす!うわー、すげーっす!」

響「すごい、のかな?」

P「すごいんじゃない?」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 01:01:10.80 ID:w7PFaeGe0
後輩P「響ちゃん、沖縄ってどうすっか?」

響「いいところだよー」

後輩P「今度、言ってみてもいいっすか?」

響「えっ?じ、自分に聞かれても…な」

P「行きたきゃ行け。」

後輩P「行くっす。いって沖縄っぽいの食うっす。何があるっすか?」

P「ヤギ汁」

響「プロッ…、それは……、流石に」

後輩P「わかったっす。ヤギ汁っすね?覚えておくっす」

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 01:07:28.93 ID:w7PFaeGe0
P「そうだ、後輩」

P「北海道もいいところだ、いつか言ってみるといい」

後輩P「わー、行くっす!」

P「ちなみに、北海道ではジンギスカンキャラメルが有名だ」

後輩P「わかったッス。北海道いったらそれ食うっす!」

P「おう」

響「ねえ、プロデューサー」

P「どうした?」

響「ジンギスカンキャラメルって本当に有名なの?」

P「ああ、まずいってな」

響「えぇ…自分、ちょっとひいたぞ」

P「あはは」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 01:15:51.36 ID:w7PFaeGe0
後輩P「うーん、響ちゃんはいい子そうっすね」

P「まあな」

後輩P「なんか、かわいいじゃないっすか」

P「みんなかわいいよ」

後輩P「そうっすね」

ガチャ

美希「あれ、プロデューサーと……」

P「ああ、コイツは新人の……」

後輩P「あわわわわわわ……」

P「どうした?」

後輩P「胸でっけーッス!」

P「これでなんと15歳だ」

後輩P「まじっすか!すげーっす!」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 01:19:09.22 ID:w7PFaeGe0
美希「新人のアイドルなの?」

P「プロデューサーだ」

美希「そうなんだ…」

後輩P「すげーっす、胸でけーっす」

P「そうだね、大きいね」

美希「ミキ、ちょっとこの人怖いの……」

P「害はないよ、大丈夫」

後輩P「胸良いなぁ」

P「胸、胸言うな、はしたない」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 01:24:26.64 ID:w7PFaeGe0
後輩P「おっぱ……胸っていいっすね」

P「いいな、胸」

美希「ミキね、今日のお仕事まだ聞いてなかったんだけど……」

P「美希はきょうはラジオだぞ」

後輩P「いいっすね、自分もラジオでたいっす」

P「お前はプロデューサーだろ」

べしっ

美希「プロデューサー、殴っちゃだめなの」

P「はいはい、っと」

後輩P「美希ちゃんやさしいっす」

P「あれ、美希の名前は覚えてたのか」

後輩P「はいっす、だってミキミキいってるもん」

P「なるほどね」

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 01:30:05.23 ID:w7PFaeGe0
後輩P「ムネ、大きい人多いスね」

P「まあな」

後輩P「小鳥さんも結構あったッス」

P「だな」

P「まあでも、胸はかざりだろ」

P「多分」

後輩P「違うっす、胸は母性っす、愛っす、夢っす!」

後輩P「……」

P「なにテンションさがってんだよ」

後輩P「なんでもねッス」

P「つか、そういうことを大声でいうなよ、はしたないぞ?」

後輩P「はァい」

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 01:34:56.81 ID:w7PFaeGe0
後輩P「…………」

律子「…………」

後輩P「でかいっす」

P「そうだね」

律子「この子が、昨日はいった新人さんですね?」

P「ああ、そういう事だ」

後輩P「自分、がんばるっす」

P「まあ、俺じゃできないことをやってもらおうかと」

律子「あら、私にだってできますよ?」

P「律子は威圧感あるからな、これくらいの方が彼女たちもラクだろ」

律子「ちょっと、軽すぎません?」

P「いいんだよ、これくらい」

後輩P「なんの話っすか?」

P「お前には期待してるってこと」

後輩P「やったっす、がんばるっす!」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 01:42:53.42 ID:w7PFaeGe0
後輩P「律子さん、律子さん」

律子「どうしたの?」

後輩P「なんでそんなに胸……」

P「胸はいい」

後輩P「ぶー」

P「なんで胸にこだわるんだよ」

後輩P「だって、胸が、こんなに大きいな胸が」

P「はいはい、胸胸」

P「確かに、律子も相当な胸だけどだな」

律子「あの、本人の前で胸の話しないていただけません?」

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 01:49:08.48 ID:w7PFaeGe0
後輩P「はあ、胸禁止されちゃったッス」

千早「元気だしてください、後輩さん」

後輩P「はー、大きいな胸っていいスよね」

千早「そうですね…」

後輩P・千早「はあ……」

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 01:52:21.74 ID:w7PFaeGe0
後輩P「決めたっす」

千早「何をきめたんですか?」

後輩P「自分、がんばるっす」

千早「な、なにを……」

後輩P「がんばって、いいプロデューサーになるっす」

後輩P「コンプレックスなんか、吹き飛ばしてやるっす」

後輩P「千早ちゃんも、がんばってください!」

千早「は……・」

千早「はい」

109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 01:55:03.73 ID:w7PFaeGe0
後輩P(これで、自分には敵はないっす)

後輩P「……ん、こんな所にボールが二個」

後輩P「……だれもいないっす」

モゾモゾ

後輩P「ばいーん!」

後輩P「おお、自分、ばいんばいんッス」

後輩P「ちょっと、鏡の前に立ってみよう」

後輩P「お、おお…すげー、なきそうっす……」

後輩P「よし、ちょっと写メるッス」

ピー、カシャ

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 01:57:51.65 ID:w7PFaeGe0
後輩P「…まだ撮ってない」

P「……ふっ」

後輩P「先輩、今の撮ったっすか」

P「うん」

後輩P「ぎゃーっ!消してください、消すっす、消すっすよー!」

P「やーだよ」

後輩P「もー、自分だって胸でばいーんと…!」

P「だから、女の子が胸連呼するなって!」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 02:01:20.54 ID:w7PFaeGe0
後輩P「だって、自分、胸小さいし」

後輩P「おっきくなりたいっすー!」

P「もうおっきくなる余地ねーよ」

後輩P「むっー」

P「まあ、いいじゃないか。小さくても」

後輩P「男の人はそういうけど、本人には死活問題ッスー!」

P「とりあえず、ボール返せ」

後輩P「あと五分」

P「だめ」

114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 02:03:37.19 ID:w7PFaeGe0
後輩P「神様は酷いっすよ」

後輩P「あずささんはあんなにばいーんとしてるのに」

後輩P「自分はぺたーんっす」

後輩P「ブラジャーもサイズ売ってないっす!」

P「そうなの?」

後輩P「可愛い柄があっても、サイズがないっす!」

後輩P「やっとサイズがあっても、柄が微妙だったりするッスよ」

P「へー」

後輩P「興味なさそーっすね」

P「まあ、よくわからんし」

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 02:09:52.15 ID:w7PFaeGe0
後輩P「もういいっすよー」

後輩P「自分はこのまな板を抱いて生きて死ぬっす」

P「まあ、そうなるだろうな」

後輩P「でも、揉まれたら大きくなるらしいっすよ」

P「揉まんぞ」

後輩P「ケチっす!」

P「セクハラだろーが、それは」

後輩P「あ」

P「あ、じゃないよ」

後輩P「あはははは」



春香「……」 ジー

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 02:16:04.67 ID:w7PFaeGe0
後輩P「あれ、春香ちゃん。どうしたッスか?」

春香「えっ?いや、何でもないですよ?」

後輩P「そうっすか、なら問題ないっす」

春香「あの、後輩さん、少しいいですか?」

後輩P「?構わないっすけど」

P「じゃあ、俺は席を外そう」

後輩P「気を使わせて申しわけないっすね」

P「いいっていいって」

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 02:21:08.76 ID:w7PFaeGe0
後輩P「で、なにっすか?」

春香「後輩さん、最近プロデューサーさんと仲いいですよね」

後輩P「同僚っすから」

春香「……ふーん」

後輩P「どうかしたッスか、春香ちゃん」

春香「本当に、ただの同僚?」

後輩P「はい」

春香「本当に?」

後輩P「はい、そうッス」

春香「そっか」

春香「なら大丈夫です、ごめんなさい」

後輩「いえいえ」

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 02:26:58.18 ID:w7PFaeGe0
後輩P(なんだったんすかね)

後輩P「あ」

後輩P「なるほど」

後輩P「なんだかんだ、先輩もてもてかぁ」

P「おーい、後輩。ちょっといいかー?」

後輩P「まあ、分からなくもないけど。あんまオススメできねっす。あのひと多分鬼っす」

P「おい、早くしろってこの抗菌まな板」

後輩P「まなっ……はーい」

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 02:31:18.97 ID:w7PFaeGe0
後輩P「で、何か」

P「ん、ちょっと色々手伝ってほしい」

後輩P「しょうがねッスね」

P「なんだよ、それ」

後輩P「じゃあ、やるッスやるッス」

P「なあ、何にやついてるの?」

後輩P「なんでもねーっす」

後輩P(春香ちゃんは先輩が好きっす、多分あずささんもそうッス)

P「…なんかむかつく」

べしっ

後輩P「ぎゃーっ!」

P「はよ働け」

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/17(月) 02:35:10.40 ID:w7PFaeGe0
後輩P「先輩、先輩」

P「なんだよ」

後輩P「これやったら、胸おおきくなるっすかねー」

P「なるわけねーだろ!」

後輩P「うー、胸ほしいっす」

P「はいはい」

後輩P「はあ、ばいーんへの道は遠い…、でも諦めねッス!」

P「がんばれー」

後輩P「感情こもってねーっす!」

後輩P「絶対ばいーんになるッスよ…!みてろッス!」

P「はいはい……」




おわ り