223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:30:55.96 ID:giBA2fKgO
純一「と思うんだけどどうかな?」
絢辻「は?何言ってるの?頭大丈夫?」
純一「そ、そこまで言わなくても」
絢辻「バカな事を考えてる暇があったら宿題でもやりなさい」
純一「うう…」
絢辻「は?何言ってるの?頭大丈夫?」
純一「そ、そこまで言わなくても」
絢辻「バカな事を考えてる暇があったら宿題でもやりなさい」
純一「うう…」
引用元: ・橘「絢辻さんを呼び捨てにしてみよう」
135: ◆s/pnQAfvyU 2012/09/20(木) 23:21:06.86 ID:YaX9VxCti
橘「……」
梅原「た、大将?どうした?この世の終わりみたいな顔して」
橘「……いや、これが喪失感なのか、と感傷の浸ってた」
梅原「え?お、おい、大将?ちょっとどこに……行っちまった」
絢辻「……」
梅原「ほんとどうしちまったんだ?いきなり絢辻さんを呼び捨てにしたと思ったら、いきなり落ち込んだりーー」
絢辻「……梅原君」
梅原「ん?ああ、絢辻さん、今から帰るところですか?」
梅原「た、大将?どうした?この世の終わりみたいな顔して」
橘「……いや、これが喪失感なのか、と感傷の浸ってた」
梅原「え?お、おい、大将?ちょっとどこに……行っちまった」
絢辻「……」
梅原「ほんとどうしちまったんだ?いきなり絢辻さんを呼び捨てにしたと思ったら、いきなり落ち込んだりーー」
絢辻「……梅原君」
梅原「ん?ああ、絢辻さん、今から帰るところですか?」
136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:21:48.49 ID:Am+TR7Vm0
紗江「どうしたんですか?先輩。元気ないみたいですよ」
純一「紗江ちゃん!」(ガバッ
純一「この匂い、この感触、癒されるなぁ」
紗江「先輩!そんなぁ。あっ。こんなところで駄目ですよぉ」
純一「紗江」
紗江「はい?」
純一「紗江は呼び捨てでも気にならないんだね」
紗江「先輩が呼びたいならどう呼ばれても嬉しいです」
純一「ありがとう。紗江も僕のことを純一と読んでよ」
紗江「はい。じ、純一…大好き」
純一「僕も好きだよ、紗江。結婚しよう」
紗江「うん」
純一「紗江ちゃん!」(ガバッ
純一「この匂い、この感触、癒されるなぁ」
紗江「先輩!そんなぁ。あっ。こんなところで駄目ですよぉ」
純一「紗江」
紗江「はい?」
純一「紗江は呼び捨てでも気にならないんだね」
紗江「先輩が呼びたいならどう呼ばれても嬉しいです」
純一「ありがとう。紗江も僕のことを純一と読んでよ」
紗江「はい。じ、純一…大好き」
純一「僕も好きだよ、紗江。結婚しよう」
紗江「うん」
142: ◆s/pnQAfvyU 2012/09/20(木) 23:33:36.19 ID:YaX9VxCti
絢辻「ええ」
梅原「そうですか。……絢辻さん、変な質問するけど、なんか今日の大将、おかしいと思わないか?急に絢辻さん、呼び捨てにしたり……」
絢辻「ええ、可笑しかったわね 」
梅原「あ、絢辻、さん?」
絢辻「そう、可笑しかったわ。ほんとは、妙に嬉しかった。まるで『あれ』みたいだもの、あたしが心なのどこかで望んでいた関係、それが目前まで近づいたような気がして……」
梅原「絢辻さ、様?」
絢辻「なのに、あたしは何を優先した?くだらないうわべの希薄な関係を優先したのよ?一番ほしいものじゃなくて、薄っぺらいつながりを……ふふふふふ」
タッタッタ
梅原「……今、絢辻さんのバックに、修羅の影が見えた」
梅原「そうですか。……絢辻さん、変な質問するけど、なんか今日の大将、おかしいと思わないか?急に絢辻さん、呼び捨てにしたり……」
絢辻「ええ、可笑しかったわね 」
梅原「あ、絢辻、さん?」
絢辻「そう、可笑しかったわ。ほんとは、妙に嬉しかった。まるで『あれ』みたいだもの、あたしが心なのどこかで望んでいた関係、それが目前まで近づいたような気がして……」
梅原「絢辻さ、様?」
絢辻「なのに、あたしは何を優先した?くだらないうわべの希薄な関係を優先したのよ?一番ほしいものじゃなくて、薄っぺらいつながりを……ふふふふふ」
タッタッタ
梅原「……今、絢辻さんのバックに、修羅の影が見えた」
145: ◆s/pnQAfvyU 2012/09/20(木) 23:39:40.48 ID:YaX9VxCti
橘「……」
美也「あっ、お帰りにぃにーー」
橘「あぁ、美也か……」
美也「に、にぃに?どうしたの?ローアングル探偵団が廃刊になったみたいな顔して? 」
橘「何でもないさ……何でも」
美也「そんなわけ……え、ちょ、にぃに!」
タッタッタ
美也「……多分、押し入れに閉じ籠るつもりだ。……なにか、学校であったのかな?」
美也「あっ、お帰りにぃにーー」
橘「あぁ、美也か……」
美也「に、にぃに?どうしたの?ローアングル探偵団が廃刊になったみたいな顔して? 」
橘「何でもないさ……何でも」
美也「そんなわけ……え、ちょ、にぃに!」
タッタッタ
美也「……多分、押し入れに閉じ籠るつもりだ。……なにか、学校であったのかな?」
149: ◆s/pnQAfvyU 2012/09/20(木) 23:51:21.81 ID:YaX9VxCti
【翌日】
梅原「大将が登校拒否!?」
薫「あの能天気が取り柄の純一が?」
美也「うん……。声を掛けても生返事だし、押し入れから出てこなくて……しかも、まともに食事もしないんだよ?何かあったっていうのはまるわかりなんだけど……お兄ちゃん、昨日学校で何かあったの?」
薫「昨日?それはもうおかしかったわ!いきなり絢辻さんを呼び捨てのしたり……」
美也「絢辻さんって、あの絢辻さん?」
梅原「ああ、しかもそんなことがあったと思ったら、いきなり落ち込んで、まるで魂が抜けたみたいになるしよ……そういえば、絢辻さんも――」
薫「あれ?そういえば絢辻さんは?」
梅原「ん?確かに、いつも学校に早く来てるはずなのに、今日はまだ来てないな」
美也(……まさか)
梅原「大将が登校拒否!?」
薫「あの能天気が取り柄の純一が?」
美也「うん……。声を掛けても生返事だし、押し入れから出てこなくて……しかも、まともに食事もしないんだよ?何かあったっていうのはまるわかりなんだけど……お兄ちゃん、昨日学校で何かあったの?」
薫「昨日?それはもうおかしかったわ!いきなり絢辻さんを呼び捨てのしたり……」
美也「絢辻さんって、あの絢辻さん?」
梅原「ああ、しかもそんなことがあったと思ったら、いきなり落ち込んで、まるで魂が抜けたみたいになるしよ……そういえば、絢辻さんも――」
薫「あれ?そういえば絢辻さんは?」
梅原「ん?確かに、いつも学校に早く来てるはずなのに、今日はまだ来てないな」
美也(……まさか)
224: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:36:10.99 ID:giBA2fKgO
純一「なあ美也」
美也「んー?」
純一「女子って男子から呼び捨てにされたくないものなのか?」
美也「そりゃそうだよ。よっぽど仲が良くなきゃ」
純一「そ、そうか」
純一(つまり僕と絢辻さんはまだそこまで仲が良くない…って事なのかな)
美也「じゃあ、まんま肉まん3つね」
純一「え?」
美也「みゃーが相談に乗ったんだから当然だよ」
純一「一言で終わる相談に、まんま肉まん3つは法外すぎるぞ」
美也「じゃあ2つで許してあげる!」
美也「んー?」
純一「女子って男子から呼び捨てにされたくないものなのか?」
美也「そりゃそうだよ。よっぽど仲が良くなきゃ」
純一「そ、そうか」
純一(つまり僕と絢辻さんはまだそこまで仲が良くない…って事なのかな)
美也「じゃあ、まんま肉まん3つね」
純一「え?」
美也「みゃーが相談に乗ったんだから当然だよ」
純一「一言で終わる相談に、まんま肉まん3つは法外すぎるぞ」
美也「じゃあ2つで許してあげる!」
225: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:40:15.89 ID:giBA2fKgO
純一「くっ、予定外の出費だよ…」
純一(それにしても仲、仲か……)
森島「あら、キミも今からお昼?」
純一「あ、はい」
森島「じゃあご一緒しちゃおうかしら!」
純一(そういえば、森島先輩とは結構仲が良いような気がするなぁ)
純一「あ、あの」
森島「ん?なぁに?」
純一「先輩のこと、呼び捨てにしてみても良いですか?」
純一(それにしても仲、仲か……)
森島「あら、キミも今からお昼?」
純一「あ、はい」
森島「じゃあご一緒しちゃおうかしら!」
純一(そういえば、森島先輩とは結構仲が良いような気がするなぁ)
純一「あ、あの」
森島「ん?なぁに?」
純一「先輩のこと、呼び捨てにしてみても良いですか?」
226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:44:13.49 ID:giBA2fKgO
森島「え?ん~……どうしよっかなぁ」
純一「た、試しにで良いので!」
森島「その目には弱いのよね……良いわよ、試しに呼び捨てにしてみて」
純一「は、はい……じゃあ……」
森島「わくわく」
純一「今日も綺麗だね、はるか」
森島「っ!?」ボッ
純一「た、試しにで良いので!」
森島「その目には弱いのよね……良いわよ、試しに呼び捨てにしてみて」
純一「は、はい……じゃあ……」
森島「わくわく」
純一「今日も綺麗だね、はるか」
森島「っ!?」ボッ
227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:49:01.41 ID:giBA2fKgO
森島「は、はぃ……」
純一「あ、あの、森島先輩?」
森島「あ、え、えーと~……や、やだなー、名前を呼ぶだけかと思ったのに」
純一「あ、すみません……それだけってのも不自然かと思いまして……」
森島「そ、そんな事ないと思うけど……」
純一「そ、それで、どうでした?僕に呼び捨てにされてみて」
森島「そ、そうね……た、たまには呼び捨てにされても良いかなぁ……って思っちゃった」
裡沙「なん……だと……」ギリッ
純一「あ、あの、森島先輩?」
森島「あ、え、えーと~……や、やだなー、名前を呼ぶだけかと思ったのに」
純一「あ、すみません……それだけってのも不自然かと思いまして……」
森島「そ、そんな事ないと思うけど……」
純一「そ、それで、どうでした?僕に呼び捨てにされてみて」
森島「そ、そうね……た、たまには呼び捨てにされても良いかなぁ……って思っちゃった」
裡沙「なん……だと……」ギリッ
229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:58:07.20 ID:giBA2fKgO
純一「紗江」
中多「はうっ!」ドキーン
純一「逢」
七咲「……っ!な、なんですか先輩、まるで恋人みたいな…こ、こい、こいびと……」ブツブツ
純一(普段呼び捨てにしてないけど仲の良い女の子たちを呼び捨てにしてみたけど)
純一(反応は悪くなかったから、やっぱり絢辻さんは、あんまり仲が良くないと思われているのかもなぁ)
純一(はは……なんか寂しいなあ)
塚原「あら橘くん、こんなところで偶然ね」
純一「あぁ、響」
塚原「!?」ボフッ
純一「わあぁぁっ!すみません、間違えました、塚原先輩!」
塚原「きゅ、急に、ど、どうしちゃったのかと思ったわよ……」ドキドキ
純一「いやぁ……ちょっと考えごとをしてまして……」
塚原「そ、そう?」
塚原(この子ったら、本当に……もう……)
中多「はうっ!」ドキーン
純一「逢」
七咲「……っ!な、なんですか先輩、まるで恋人みたいな…こ、こい、こいびと……」ブツブツ
純一(普段呼び捨てにしてないけど仲の良い女の子たちを呼び捨てにしてみたけど)
純一(反応は悪くなかったから、やっぱり絢辻さんは、あんまり仲が良くないと思われているのかもなぁ)
純一(はは……なんか寂しいなあ)
塚原「あら橘くん、こんなところで偶然ね」
純一「あぁ、響」
塚原「!?」ボフッ
純一「わあぁぁっ!すみません、間違えました、塚原先輩!」
塚原「きゅ、急に、ど、どうしちゃったのかと思ったわよ……」ドキドキ
純一「いやぁ……ちょっと考えごとをしてまして……」
塚原「そ、そう?」
塚原(この子ったら、本当に……もう……)
231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 10:02:21.95 ID:giBA2fKgO
純一「梨穂子」
桜井「なぁに~?」
純一「薫」
棚町「ん?どうかした?」
純一「絢辻さん」
絢辻「……」
純一「紗江」
中多「は、はぃっ」カァァ
純一「逢」
七咲「なんですか、先輩?」ポッ
純一「絢辻さん」
絢辻「…………」
桜井「なぁに~?」
純一「薫」
棚町「ん?どうかした?」
純一「絢辻さん」
絢辻「……」
純一「紗江」
中多「は、はぃっ」カァァ
純一「逢」
七咲「なんですか、先輩?」ポッ
純一「絢辻さん」
絢辻「…………」
235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 10:05:14.12 ID:giBA2fKgO
純一「はるか」
森島「な、なぁに?」ドキーン
純一「響」
塚原「ば、ばかね……」ドキドキ
純一「絢辻さん」
絢辻「…………」
裡沙「…………」
梅原「最近クラスの雰囲気がやけに重いぜ……」
森島「な、なぁに?」ドキーン
純一「響」
塚原「ば、ばかね……」ドキドキ
純一「絢辻さん」
絢辻「…………」
裡沙「…………」
梅原「最近クラスの雰囲気がやけに重いぜ……」
239: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 10:12:13.21 ID:giBA2fKgO
絢辻「ちょっと橘くん」
純一「は、はい、なんでしょう」
絢辻「ねえ、あなた。最近先輩後輩に関わらず、女子を呼び捨てにして回ってるそうじゃない」
純一「な、なんでそれを!」
絢辻「すごい噂になってるわよ」
純一「そうなの!?……あまり人気のないところを選んでたのに」
絢辻(まぁ、噂なんて嘘だしね)
絢辻「あんまり誤解させるのも良くないし、止めた方が良いんじゃないかしら」
純一「うーん……でも最初は僕から試しにって話しを持ちかけたけど、今では向こうから……」
絢辻「は?」ギロッ
純一「な、なんでもないです」
絢辻「だ、だから、これからは私一人を呼び捨てにしなさいよ」
純一「えっ」
純一「は、はい、なんでしょう」
絢辻「ねえ、あなた。最近先輩後輩に関わらず、女子を呼び捨てにして回ってるそうじゃない」
純一「な、なんでそれを!」
絢辻「すごい噂になってるわよ」
純一「そうなの!?……あまり人気のないところを選んでたのに」
絢辻(まぁ、噂なんて嘘だしね)
絢辻「あんまり誤解させるのも良くないし、止めた方が良いんじゃないかしら」
純一「うーん……でも最初は僕から試しにって話しを持ちかけたけど、今では向こうから……」
絢辻「は?」ギロッ
純一「な、なんでもないです」
絢辻「だ、だから、これからは私一人を呼び捨てにしなさいよ」
純一「えっ」
241: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 10:15:53.26 ID:giBA2fKgO
絢辻「か、勘違いしないでよ。これは……これは、そう、校内の風紀のためだし」
絢辻「あんまり変な人がクラスにいたらクラス委員の私の問題にもなるし?」
絢辻「これで泣く子が出たら後味悪いじゃない?」
絢辻「分かるわよね?優しい優しい橘くんならそう思うわよね?」
純一「え、い、いや」
絢辻「思うって言いなさい」
純一「はい、思います」
絢辻「よろしい」ニッコリ
絢辻「あんまり変な人がクラスにいたらクラス委員の私の問題にもなるし?」
絢辻「これで泣く子が出たら後味悪いじゃない?」
絢辻「分かるわよね?優しい優しい橘くんならそう思うわよね?」
純一「え、い、いや」
絢辻「思うって言いなさい」
純一「はい、思います」
絢辻「よろしい」ニッコリ
244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 10:24:12.70 ID:giBA2fKgO
絢辻「じゃあ従順な橘くんにはご褒美をあげます」
純一「」ガタッ
絢辻「私のこと、今、一度だけ呼び捨てで呼ばせてあげる」
純一「え、あぁ、いや、それは別に……」
絢辻「」ズコー
絢辻「な、なんでそこで遠慮するのよ!?」
純一「いやぁ、やっぱり、仲良くならないと、だめかなって」
絢辻(変なところでモラルを発揮するわね、橘くん)
絢辻「あぁ、もう。分かったわよ、分かりました。単刀直入に言ってあげる」
純一「」ガタッ
絢辻「私のこと、今、一度だけ呼び捨てで呼ばせてあげる」
純一「え、あぁ、いや、それは別に……」
絢辻「」ズコー
絢辻「な、なんでそこで遠慮するのよ!?」
純一「いやぁ、やっぱり、仲良くならないと、だめかなって」
絢辻(変なところでモラルを発揮するわね、橘くん)
絢辻「あぁ、もう。分かったわよ、分かりました。単刀直入に言ってあげる」
245: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 10:25:30.69 ID:giBA2fKgO
純一「?」
絢辻「……私のことだけ、呼び捨てにしないよ……」
純一「絢辻、さん」
絢辻「もう、かっこつかないわね、橘くん。そこは、詞、でしょ」
純一「……うん、ありがとう、詞」
絢辻「……!……はい、どういたしまして」
純一「あはは……なんだか照れくさいね」
絢辻「ふ、ふん……ばか……///」
裡沙「………………」
絢辻「……私のことだけ、呼び捨てにしないよ……」
純一「絢辻、さん」
絢辻「もう、かっこつかないわね、橘くん。そこは、詞、でしょ」
純一「……うん、ありがとう、詞」
絢辻「……!……はい、どういたしまして」
純一「あはは……なんだか照れくさいね」
絢辻「ふ、ふん……ばか……///」
裡沙「………………」
246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 10:35:28.55 ID:giBA2fKgO
ざわ…ざわ…
純一「おはよう、梅原。なんだか騒がしいけどなんかあった?」
梅原「お、おお、大将、待ってたぜ」
純一「待ってた……って僕を?」
梅原「ああ、実はよ、昨日大将と絢辻さんが仲睦まじく名前を呼び捨てにしてたって噂でもちきりなんだ」
純一「!?」
梅原「どうなんだ?どうなんだよそこんとこ!大将まさか……あの絢辻さんと……」
マサ「事と次第によっちゃぁ……」
ケン「あぁ……ちょいとばかし……な……」
純一「おはよう、梅原。なんだか騒がしいけどなんかあった?」
梅原「お、おお、大将、待ってたぜ」
純一「待ってた……って僕を?」
梅原「ああ、実はよ、昨日大将と絢辻さんが仲睦まじく名前を呼び捨てにしてたって噂でもちきりなんだ」
純一「!?」
梅原「どうなんだ?どうなんだよそこんとこ!大将まさか……あの絢辻さんと……」
マサ「事と次第によっちゃぁ……」
ケン「あぁ……ちょいとばかし……な……」
247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 10:37:08.50 ID:giBA2fKgO
純一「ひ、1人に決めたのに結局噂になっちゃうなんてこんなのおかしいよ!」
梅原「そ、それはまさか……た、大将~!?」
ケン「追えーっ」
マサ「逃がすか!」
絢辻「……ばーか」
梅原「待て、大将~~!」
裡沙(ふふ……これで絢辻さんとの仲もダメになるよね!ミッションコンプリートだよ!)
絢辻「さて、こっちは女同士でお話ししましょうか」
絢辻「……2年C組、上崎裡沙さん……?」ニヤァ
裡沙「」
完
梅原「そ、それはまさか……た、大将~!?」
ケン「追えーっ」
マサ「逃がすか!」
絢辻「……ばーか」
梅原「待て、大将~~!」
裡沙(ふふ……これで絢辻さんとの仲もダメになるよね!ミッションコンプリートだよ!)
絢辻「さて、こっちは女同士でお話ししましょうか」
絢辻「……2年C組、上崎裡沙さん……?」ニヤァ
裡沙「」
完
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