1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 22:35:51.23 ID:n0rO82cG0
P「自分で言うのもなんだが…」
P「俺は今、プロデューサーとしてアイドル達と良い信頼関係を築けていると思う」
P「そして、いつしか下の名前で呼ぶ、呼ばれることを当たり前のように感じていた」
P「……」
P「今更名字で呼んでみたら、どんな反応をしてくれるんだろうか…」
P「俺は今、プロデューサーとしてアイドル達と良い信頼関係を築けていると思う」
P「そして、いつしか下の名前で呼ぶ、呼ばれることを当たり前のように感じていた」
P「……」
P「今更名字で呼んでみたら、どんな反応をしてくれるんだろうか…」
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8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 22:38:48.17 ID:n0rO82cG0
ガチャ…
春香「おはよーございまーす!」
P「(春香…)」
P「(春香はもう春香呼びで定着してるからな…)」
P「(じゃあ、天海?)」
P「……」
P「(違和感が酷いから「さん」付けしてみるか…)」
春香「あっ、おはようございます!プロデューサーさん!」
P「あぁ、おはよう、天海さん」
春香「はい!おは……」
春香「…えっ?」
春香「おはよーございまーす!」
P「(春香…)」
P「(春香はもう春香呼びで定着してるからな…)」
P「(じゃあ、天海?)」
P「……」
P「(違和感が酷いから「さん」付けしてみるか…)」
春香「あっ、おはようございます!プロデューサーさん!」
P「あぁ、おはよう、天海さん」
春香「はい!おは……」
春香「…えっ?」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 22:41:04.32 ID:n0rO82cG0
春香「えーっと…」
春香「……」
春香「おはようございます、プロデューサーさんっ!」
P「ははっ、朝から元気だなぁ」
春香「そ、そりゃもう!」
春香「私の取り得は明るいことですしっ!」
P「じゃあ、俺ももう一度言っておくか」
P「おはよう」
P「天海さん」
春香「…っ!?」
春香「……」
春香「おはようございます、プロデューサーさんっ!」
P「ははっ、朝から元気だなぁ」
春香「そ、そりゃもう!」
春香「私の取り得は明るいことですしっ!」
P「じゃあ、俺ももう一度言っておくか」
P「おはよう」
P「天海さん」
春香「…っ!?」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 22:43:50.05 ID:n0rO82cG0
春香「(き、気のせいじゃなかった…)」
春香「(今、ハッキリと私の名字を…)」
春香「(えっ?どうして?)」
春香「(出会った時から今まで…)」
春香「(ずーっと、春香だったのに…)」
P「……」
P「(流石に戸惑っているみたいだな…)」
P「(それもそうだろうな…)」
P「(「さん」付けで呼んでる時点で俺自身違和感が凄いもんな…)」
春香「(今、ハッキリと私の名字を…)」
春香「(えっ?どうして?)」
春香「(出会った時から今まで…)」
春香「(ずーっと、春香だったのに…)」
P「……」
P「(流石に戸惑っているみたいだな…)」
P「(それもそうだろうな…)」
P「(「さん」付けで呼んでる時点で俺自身違和感が凄いもんな…)」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 22:47:39.46 ID:n0rO82cG0
春香「(名字呼び…)」
春香「(しかも、どこか他人行儀な「さん」付け…)
春香「(もしかして、私プロデューサーさんに嫌われたの…?)」
春香「……」
春香「…あはは」
P「…?」
P「はる…天海さん?」
春香「そうですよね…」
春香「私っていっつもドジで迷惑かけてばかりですもん…」
春香「うん!そうですよ!」
春香「むしろ今まで愛想尽かされなかったのが不思議っていうか!」
春香「はは…」
P「(春香…)」
春香「(しかも、どこか他人行儀な「さん」付け…)
春香「(もしかして、私プロデューサーさんに嫌われたの…?)」
春香「……」
春香「…あはは」
P「…?」
P「はる…天海さん?」
春香「そうですよね…」
春香「私っていっつもドジで迷惑かけてばかりですもん…」
春香「うん!そうですよ!」
春香「むしろ今まで愛想尽かされなかったのが不思議っていうか!」
春香「はは…」
P「(春香…)」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 22:52:57.36 ID:n0rO82cG0
春香「いやだなぁ、プロデューサーさん!」
春香「イヤならイヤとハッキリ言ってくれたら良かったのに!」
春香「プロデューサーさんは優しいから無理しちゃってくれてたんですよね?」
P「い、いや、俺は…」
春香「…私」
春香「プロデューサーさんの優しさにどこか甘えちゃってたんだ…」
春香「だから…」ジワッ…
春香「…あ、うっ」
春香「う、ぅぅぅぅっ…!」ポロポロ…
P「!?」
P「(なんてこった…)」
P「(名前1つで春香に自分のイヤな面を吐き出させることになるだなんて…)」
春香「イヤならイヤとハッキリ言ってくれたら良かったのに!」
春香「プロデューサーさんは優しいから無理しちゃってくれてたんですよね?」
P「い、いや、俺は…」
春香「…私」
春香「プロデューサーさんの優しさにどこか甘えちゃってたんだ…」
春香「だから…」ジワッ…
春香「…あ、うっ」
春香「う、ぅぅぅぅっ…!」ポロポロ…
P「!?」
P「(なんてこった…)」
P「(名前1つで春香に自分のイヤな面を吐き出させることになるだなんて…)」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 22:57:54.66 ID:n0rO82cG0
春香「ごめ、んなさい…!いつも迷惑ばかりかけちゃって、ごめんなさいっ…!」グズグズ…
春香「プロデューサーさんは、私のこと…とっくにキラいになっちゃってるかもですけど…」
春香「わ、私のプロデューサーはプロデューサーさんじゃないと…ひっぐっ…」
春香「ダメなんですっ…!」
春香「だからぁ…!」
P「……」
P「…ごめん、春香」
春香「…えっ」
春香「い、今…なんて…?」
P「春香」
春香「……」
春香「…っ!!!」
春香「ぷろりゅーさーさぁぁぁんっ!!!」ダッ…!
P「おわっ!?」
春香「プロデューサーさんは、私のこと…とっくにキラいになっちゃってるかもですけど…」
春香「わ、私のプロデューサーはプロデューサーさんじゃないと…ひっぐっ…」
春香「ダメなんですっ…!」
春香「だからぁ…!」
P「……」
P「…ごめん、春香」
春香「…えっ」
春香「い、今…なんて…?」
P「春香」
春香「……」
春香「…っ!!!」
春香「ぷろりゅーさーさぁぁぁんっ!!!」ダッ…!
P「おわっ!?」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:01:39.10 ID:n0rO82cG0
~~~~~~~~~~~~~~~~
春香「…試しに呼んでみただけ?」
P「いや、「天海さん」って新鮮だなぁって思って…」
春香「えー!?そんな理由だったんですかぁ!?」
P「いや、それだけでまさかこんなことになるんて…」
春香「そんなー!私の涙、返してくださいよー!」
P「すまん…」
春香「それに「それだけ」で済ましちゃダメですよぉ!」
P「えっ?」
春香「…試しに呼んでみただけ?」
P「いや、「天海さん」って新鮮だなぁって思って…」
春香「えー!?そんな理由だったんですかぁ!?」
P「いや、それだけでまさかこんなことになるんて…」
春香「そんなー!私の涙、返してくださいよー!」
P「すまん…」
春香「それに「それだけ」で済ましちゃダメですよぉ!」
P「えっ?」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:06:01.48 ID:n0rO82cG0
春香「良いですか?」
春香「女の子にとって信頼してる人から名前で呼ばれること!」
春香「それはとても嬉しいことなんです!」
P「春香…」
春香「…信頼してます」
P「!!」
春香「プロデューサーさんはこんな私のことを信頼してくれていますか?」
P「…当たり前だろ」
P「そりゃ、ドジなとこだってあるさ」
P「でも、明るくてひたむきで頑張りやのお前のことを」
P「信頼していないって方がおかしな話だ」
春香「プロデューサーさん…」
P「そうだろ?「春香」」
春香「あっ…///」
春香「…はいっ!」
春香「女の子にとって信頼してる人から名前で呼ばれること!」
春香「それはとても嬉しいことなんです!」
P「春香…」
春香「…信頼してます」
P「!!」
春香「プロデューサーさんはこんな私のことを信頼してくれていますか?」
P「…当たり前だろ」
P「そりゃ、ドジなとこだってあるさ」
P「でも、明るくてひたむきで頑張りやのお前のことを」
P「信頼していないって方がおかしな話だ」
春香「プロデューサーさん…」
P「そうだろ?「春香」」
春香「あっ…///」
春香「…はいっ!」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:08:57.08 ID:n0rO82cG0
―――――――
――――――
――――
P「いや、参ったな…」
P「まさか、のっけから泣かせてしまうだなんてな…」
P「これから先が思いやられるな…」
P「……」
P「…待てよ?」ティン
P「もう、これで終われば良いんじゃないのか!」
P「うん!そうだな!」
P「アイドル達を試す様な真似なんて良くないことだ!」
P「くだらないことは忘れて仕事、仕事…」
おわり
――――――
――――
P「いや、参ったな…」
P「まさか、のっけから泣かせてしまうだなんてな…」
P「これから先が思いやられるな…」
P「……」
P「…待てよ?」ティン
P「もう、これで終われば良いんじゃないのか!」
P「うん!そうだな!」
P「アイドル達を試す様な真似なんて良くないことだ!」
P「くだらないことは忘れて仕事、仕事…」
おわり
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:21:45.14 ID:n0rO82cG0
ガチャ…
伊織「おは…ってアンタだけか」
P「あぁ、いお…」
P「……」
P「(伊織か…)」
P「(春香の時にもうやらないと決め込んだわけだが…)」
P「(担当アイドルじゃない伊織だと、どうなるんだろうな…)」
P「(…もう1回ぐらいは良いかな)」
伊織「ちょっと、この伊織ちゃんが来たのよ?」
伊織「挨拶ぐらいしたらどうなの?」
伊織「ホント、アンタは…」
P「あぁ、おはよう。水瀬さん」
伊織「はい、おは…」
伊織「……」
伊織「えっ?」
伊織「おは…ってアンタだけか」
P「あぁ、いお…」
P「……」
P「(伊織か…)」
P「(春香の時にもうやらないと決め込んだわけだが…)」
P「(担当アイドルじゃない伊織だと、どうなるんだろうな…)」
P「(…もう1回ぐらいは良いかな)」
伊織「ちょっと、この伊織ちゃんが来たのよ?」
伊織「挨拶ぐらいしたらどうなの?」
伊織「ホント、アンタは…」
P「あぁ、おはよう。水瀬さん」
伊織「はい、おは…」
伊織「……」
伊織「えっ?」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:27:41.83 ID:n0rO82cG0
P「ん?どうした、水瀬さん?」
伊織「……」
伊織「あぁ、なるほどね」
伊織「なんせ私はスーパーアイドル伊織ちゃんだものね!」
伊織「敬うって気持ちが芽生えるってのは当然よね!」
P「ははっ、確かにお前は凄いアイドルだよ」
P「竜宮小町のリーダーを務めるだけはあるさ」
伊織「にひひ♪わかってるじゃない♪」
伊織「アンタにしては中々良いことを考え付くじゃないの」
伊織「けど、今更って感じね」
伊織「しょーがないけど、別に今まで通りで良いわよ?」
伊織「伊織ちゃんが許してあげるから感謝してあげなさい」
P「ん?今まで通り?」
P「なんのことだ、水瀬さん?」
伊織「…えっ?」
伊織「……」
伊織「あぁ、なるほどね」
伊織「なんせ私はスーパーアイドル伊織ちゃんだものね!」
伊織「敬うって気持ちが芽生えるってのは当然よね!」
P「ははっ、確かにお前は凄いアイドルだよ」
P「竜宮小町のリーダーを務めるだけはあるさ」
伊織「にひひ♪わかってるじゃない♪」
伊織「アンタにしては中々良いことを考え付くじゃないの」
伊織「けど、今更って感じね」
伊織「しょーがないけど、別に今まで通りで良いわよ?」
伊織「伊織ちゃんが許してあげるから感謝してあげなさい」
P「ん?今まで通り?」
P「なんのことだ、水瀬さん?」
伊織「…えっ?」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:32:35.56 ID:n0rO82cG0
伊織「いや、なんのことって…」
伊織「ば、バカねーアンタ!」
伊織「そういうネタは一回で終わらせておく方が面白いのよ!」
伊織「そう何度も繰り返すと…!」
P「ネタ?なんのことだ?」
P「なんか俺、面白いこと言ったか?」
P「水瀬さん」
伊織「…!?」
P「それに今まで通りって…なんだ?」
伊織「(ちょ、ちょっと…どういうこと…?)」
伊織「(さっきのは…わざとじゃないってこと…?)」
伊織「(じゃあ…どうして…)」
P「……」
P「(まずい…やめておいた方が良かったかもしれない…)」
伊織「ば、バカねーアンタ!」
伊織「そういうネタは一回で終わらせておく方が面白いのよ!」
伊織「そう何度も繰り返すと…!」
P「ネタ?なんのことだ?」
P「なんか俺、面白いこと言ったか?」
P「水瀬さん」
伊織「…!?」
P「それに今まで通りって…なんだ?」
伊織「(ちょ、ちょっと…どういうこと…?)」
伊織「(さっきのは…わざとじゃないってこと…?)」
伊織「(じゃあ…どうして…)」
P「……」
P「(まずい…やめておいた方が良かったかもしれない…)」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:39:06.29 ID:n0rO82cG0
P「(とは言っても、今更ネタバラシするのもな…)」
P「(それに伊織ぐらい頭良ければ、きっと自力で途中で気づいて…)」
伊織「…呼びなさいよ」
P「えっ?」
伊織「名前で…呼んでよ…」
P「水瀬さん?」
伊織「っ!!」
伊織「ちがうっ!!」
P「!?」
伊織「(…って、私、何大声出してんのよ…)」
伊織「(それに普通に考えてみれば、わかることじゃない…)」
伊織「(私の言動やワガママでアイツが愛想尽かしたことぐらい…)」
伊織「(だから、今こうやって「水瀬さん」って呼ばれているわけで…)」
伊織「(…優しいプロデューサーを知らず知らずのうちに傷つけたりもして…)」
伊織「(あはは…バカみたい…)」
P「(それに伊織ぐらい頭良ければ、きっと自力で途中で気づいて…)」
伊織「…呼びなさいよ」
P「えっ?」
伊織「名前で…呼んでよ…」
P「水瀬さん?」
伊織「っ!!」
伊織「ちがうっ!!」
P「!?」
伊織「(…って、私、何大声出してんのよ…)」
伊織「(それに普通に考えてみれば、わかることじゃない…)」
伊織「(私の言動やワガママでアイツが愛想尽かしたことぐらい…)」
伊織「(だから、今こうやって「水瀬さん」って呼ばれているわけで…)」
伊織「(…優しいプロデューサーを知らず知らずのうちに傷つけたりもして…)」
伊織「(あはは…バカみたい…)」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:43:24.17 ID:n0rO82cG0
伊織「…ごめん」
伊織「いや、ごめんなさい…大きな声出したりして…」
伊織「思い返せば、そうよね…」
伊織「因果応報…ってやつよね…」
伊織「……」
伊織「…あ、ぐっ」ジワッ…
P「(やっちまった…)」
伊織「…名前」
伊織「名前で…呼んでよぉっ…!」グズグズッ…
P「伊織…」
伊織「えっ?」
P「あっ」
伊織「いや、ごめんなさい…大きな声出したりして…」
伊織「思い返せば、そうよね…」
伊織「因果応報…ってやつよね…」
伊織「……」
伊織「…あ、ぐっ」ジワッ…
P「(やっちまった…)」
伊織「…名前」
伊織「名前で…呼んでよぉっ…!」グズグズッ…
P「伊織…」
伊織「えっ?」
P「あっ」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:47:08.59 ID:n0rO82cG0
~~~~~~~~~~~~~~~~
伊織「は?」ギロッ…
P「いや、そのな…」
伊織「私との信頼関係を確認する為に試したぁ!?」
伊織「アンタ、バカじゃないの!!」
P「いや、返す言葉も…」
伊織「……」
伊織「一度しか言わないわ」
P「えっ?」
伊織「確かに私は竜宮小町よ」
伊織「だけど、アンタのこと…」
伊織「そ、それなりに…信頼…してるから…」
P「伊織…」
伊織「だから二度と、この伊織ちゃんを怒らせるような真似はしないこと!」
伊織「良いわね!!」
伊織「は?」ギロッ…
P「いや、そのな…」
伊織「私との信頼関係を確認する為に試したぁ!?」
伊織「アンタ、バカじゃないの!!」
P「いや、返す言葉も…」
伊織「……」
伊織「一度しか言わないわ」
P「えっ?」
伊織「確かに私は竜宮小町よ」
伊織「だけど、アンタのこと…」
伊織「そ、それなりに…信頼…してるから…」
P「伊織…」
伊織「だから二度と、この伊織ちゃんを怒らせるような真似はしないこと!」
伊織「良いわね!!」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:50:15.51 ID:n0rO82cG0
――――――――
――――――
――――
P「離れていても…か」
P「なんていうかプロデューサー名利に尽きるな…」
P「……」
P「しかし名字を呼んだだけで、いきなり凄まじい距離感を感じるよな…」
P「これ以上は俺自身もダメージを受けかねない…」
P「くだらないお遊びはここまでにして…」
P「さて、今日も仕事仕事…」
おわる
――――――
――――
P「離れていても…か」
P「なんていうかプロデューサー名利に尽きるな…」
P「……」
P「しかし名字を呼んだだけで、いきなり凄まじい距離感を感じるよな…」
P「これ以上は俺自身もダメージを受けかねない…」
P「くだらないお遊びはここまでにして…」
P「さて、今日も仕事仕事…」
おわる
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:01:43.65 ID:hH49/ydxO
P「よし、じゃあ次は千早で言ってみるか」
小鳥「プロデューサーさん、千早ちゃんは止めておいた方が…」
P「いやいや、小鳥さんも見てみたいですよね?千早が、どんな顔するか」
小鳥「…」
――ガチャッ
P(きた!)
千早「おはようございます」
小鳥「プロデューサーさん、千早ちゃんは止めておいた方が…」
P「いやいや、小鳥さんも見てみたいですよね?千早が、どんな顔するか」
小鳥「…」
――ガチャッ
P(きた!)
千早「おはようございます」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:04:00.59 ID:hH49/ydxO
P「あぁ。おはようございます。如月さん」
千早「はい。おはようございま…」
千早「如月、さん?」
P「?」
P「何か変なところでも?」
如月さん「えっ…あっ…いえ…」
P「あ、今日のスケジュールはリストにしてあるので、後で取りに来てください」
千早「…」
千早「はい。おはようございま…」
千早「如月、さん?」
P「?」
P「何か変なところでも?」
如月さん「えっ…あっ…いえ…」
P「あ、今日のスケジュールはリストにしてあるので、後で取りに来てください」
千早「…」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:06:36.19 ID:hH49/ydxO
千早「あの…プロデューサー?」チラッ
P「何ですか?」
千早「笑えませんよ?…その冗談。敬語とか、名字とか…」
P「はぁ…何の事です?私は貴女のプロデューサーであって、身内ではない」
P「だから、敬語も当たり前ですし、名字で呼ぶのも当然ですよね?」
千早「」フラフラ
P「何ですか?」
千早「笑えませんよ?…その冗談。敬語とか、名字とか…」
P「はぁ…何の事です?私は貴女のプロデューサーであって、身内ではない」
P「だから、敬語も当たり前ですし、名字で呼ぶのも当然ですよね?」
千早「」フラフラ
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:08:42.47 ID:hH49/ydxO
―――
――
―
千早「…」ブツブツブツ、ブツブツブツ
P「…」
小鳥(ど、どうするんですか?プロデューサーさん!)コソコソ
P(ちょっと…やり過ぎちゃいましたかね…)コソコソ
小鳥(ちょっとどころじゃないですよ)
千早「」ガタッ
P・小鳥「「っ!」」ビクッ
千早「」フラァ
――
―
千早「…」ブツブツブツ、ブツブツブツ
P「…」
小鳥(ど、どうするんですか?プロデューサーさん!)コソコソ
P(ちょっと…やり過ぎちゃいましたかね…)コソコソ
小鳥(ちょっとどころじゃないですよ)
千早「」ガタッ
P・小鳥「「っ!」」ビクッ
千早「」フラァ
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:11:20.63 ID:hH49/ydxO
千早「そうそう…今日はこれを持ってきてて良かったです…うふふふふ…」ゴソゴソ
P(な、何をする気だ…)
千早「」カパッ
つ【ビン】
千早「ふふっ…ふふふ…」ザラザラザラ...
千早「んっ…」コクン
P「」ドキドキ
P(な、何をする気だ…)
千早「」カパッ
つ【ビン】
千早「ふふっ…ふふふ…」ザラザラザラ...
千早「んっ…」コクン
P「」ドキドキ
132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:14:39.66 ID:hH49/ydxO
千早「あぁ…来ました…」ワナワナ、ワナワナ
千早「うふふ…プロデューサー」フラフラ
P「」
小鳥(何かトリップしてますよ!?)コソコソ
P「ビン!ビンの銘柄!」
P「あった!」
千早「うふふ…プロデューサー」フラフラ
P「」
小鳥(何かトリップしてますよ!?)コソコソ
P「ビン!ビンの銘柄!」
P「あった!」
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:16:34.96 ID:hH49/ydxO
千早「…ふぅ。懲りましたか?プロデューサー」
P「…」
P「えっ?」
P「…」
P「えっ?」
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:19:25.71 ID:hH49/ydxO
千早「私を騙くらかそうだなんて、ほんとにいけないプロデューサーです!」ムスッ
P「えっ?えっ?これは?」
千早「それはただのラムネです。はい、あーん」ヒョイッ
P「んむっ…あまずっぱい」
千早「これに懲りたら、二度と他人行儀な真似はしないでくださいね?」ムスッ
P「…」
千早「分かりましたか?」ジロッ
P「は、はい!」
千早「ふふっ」クスクス
P「えっ?えっ?これは?」
千早「それはただのラムネです。はい、あーん」ヒョイッ
P「んむっ…あまずっぱい」
千早「これに懲りたら、二度と他人行儀な真似はしないでくださいね?」ムスッ
P「…」
千早「分かりましたか?」ジロッ
P「は、はい!」
千早「ふふっ」クスクス
145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:21:22.17 ID:hH49/ydxO
千早「さてと、じゃあ今日も一緒に頑張りましょうね?」
P「あ、あぁ!今日も頑張ろうな?千早!」ナデナデ
千早「ふふっ///」
千早「…」フゥ...
千早「でも…」スッ
P「ん?」
P「あ、あぁ!今日も頑張ろうな?千早!」ナデナデ
千早「ふふっ///」
千早「…」フゥ...
千早「でも…」スッ
P「ん?」
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:22:47.71 ID:hH49/ydxO
千早「次は…許しませんからね?」ボソッ
P「」ゾクッ
千早はこんな感じになりそうじゃね?
それより>>1はよ続き
P「」ゾクッ
千早はこんな感じになりそうじゃね?
それより>>1はよ続き
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:29:42.71 ID:hH49/ydxO
――雪歩の学校校門
P「そろそろ雪歩が出てくるな…」チラッ
「あれぇ?プロデューサー?」
P(よし、計画通りに)ニヤッ
P「萩原さん、お迎えに来ましたよ」
雪歩「へぇっ?おっ、お迎えですかぁ!?」
雪歩「…えっ?萩原…?」ピクッ
P「?さぁ早く車に乗ってください」
雪歩「…」
P「そろそろ雪歩が出てくるな…」チラッ
「あれぇ?プロデューサー?」
P(よし、計画通りに)ニヤッ
P「萩原さん、お迎えに来ましたよ」
雪歩「へぇっ?おっ、お迎えですかぁ!?」
雪歩「…えっ?萩原…?」ピクッ
P「?さぁ早く車に乗ってください」
雪歩「…」
159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:32:02.95 ID:hH49/ydxO
P「…」ブーブー、ブーブー
雪歩「あ、あの…プロデューサー?」
P「はい?どうかしましたか?」
雪歩(また…)
雪歩「あの…何でさっきから敬語なんですか?それに、萩原って…」
P「いえ、考えを改めたんですよ」
雪歩「考えを…ですかぁ?」
P「えぇ」
雪歩「それって、どういう…」
雪歩「あ、あの…プロデューサー?」
P「はい?どうかしましたか?」
雪歩(また…)
雪歩「あの…何でさっきから敬語なんですか?それに、萩原って…」
P「いえ、考えを改めたんですよ」
雪歩「考えを…ですかぁ?」
P「えぇ」
雪歩「それって、どういう…」
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:48:24.67 ID:hH49/ydxO
P「いえ、今までの自分は少しアイドルの皆さんに馴れ馴れしかったと反省しまして」
雪歩「…そ、そうですかぁ…」シュン
――ピリリリリ、ピリリリリ
P「」ピッ
P「もしもし?(ハンズフリー)」
P「どうした?『春香』」
雪歩「!?」ピクッ
雪歩「…そ、そうですかぁ…」シュン
――ピリリリリ、ピリリリリ
P「」ピッ
P「もしもし?(ハンズフリー)」
P「どうした?『春香』」
雪歩「!?」ピクッ
182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:50:42.12 ID:hH49/ydxO
P「いいか、春香」
P「…」
P「……だ。じゃあまた事務所でな」ピッ
雪歩「…」
雪歩「そっかぁ…」
P「あぁ、すみませんでした。それで、なんのはな雪歩「…ない」
P「えっ?」
雪歩「いらない」ボソッ
P「ゆっ…ゆき、ほ?」
P「…」
P「……だ。じゃあまた事務所でな」ピッ
雪歩「…」
雪歩「そっかぁ…」
P「あぁ、すみませんでした。それで、なんのはな雪歩「…ない」
P「えっ?」
雪歩「いらない」ボソッ
P「ゆっ…ゆき、ほ?」
184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:51:40.83 ID:hH49/ydxO
雪歩「そんなプロデューサーなんか、いらない」
194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:56:03.48 ID:hH49/ydxO
――ガッシャーン
「事故ですってよ?」ヒソヒソ、ヒソヒソ
「まぁ、怖い」ヒソヒソ
――ピーポーピーポー、ピーポーピーポー
BAD COMMUNICATION
「事故ですってよ?」ヒソヒソ、ヒソヒソ
「まぁ、怖い」ヒソヒソ
――ピーポーピーポー、ピーポーピーポー
BAD COMMUNICATION
214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 01:19:07.41 ID:hH49/ydxO
P「あずささんを名字で呼んでみよう」
――ガチャッ
P(任務…開始)キリッ
あずさ「うふふ~。今日は遅れずに来れましたぁ。おはようございます。プロデューサーさん」クスクス
P「おはようございます。三浦さん」
あずさ「え~?なんですかぁ?」
P「今日の三浦さんのスケジュール、まとめておきましたよ?」
――ガチャッ
P(任務…開始)キリッ
あずさ「うふふ~。今日は遅れずに来れましたぁ。おはようございます。プロデューサーさん」クスクス
P「おはようございます。三浦さん」
あずさ「え~?なんですかぁ?」
P「今日の三浦さんのスケジュール、まとめておきましたよ?」
215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 01:20:13.07 ID:hH49/ydxO
あずさ「あの~?プロデューサーさん?その…三浦さんって…?」
P「なにか、おかしいですか?」
あずさ「…」プクー
あずさ「…」トテトテトテ
P「?」
P「なにか、おかしいですか?」
あずさ「…」プクー
あずさ「…」トテトテトテ
P「?」
217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 01:21:25.29 ID:hH49/ydxO
あずさ「めっ!」ペチッ
221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 01:23:07.57 ID:hH49/ydxO
P「!?」
P(かわいい)
あずさ「いいですか~?女の子には…そういうイタズラはしちゃダメなんですよ~?」
P「ごっ…ごめんなさい…」
あずさ「うふふ~。ちゃんと謝れてえらいえらい♪」ナデナデ
P「あずささんは女神だなぁ…」
P(かわいい)
あずさ「いいですか~?女の子には…そういうイタズラはしちゃダメなんですよ~?」
P「ごっ…ごめんなさい…」
あずさ「うふふ~。ちゃんと謝れてえらいえらい♪」ナデナデ
P「あずささんは女神だなぁ…」
231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 01:40:58.76 ID:O+iQdrRn0
P「ふぅ……いやぁ、呼び方を変えるだけで違和感ありまくりだなぁ」
P「新鮮な反応が見られるのはいいが、相手を選ばないと大変なことになりそうだ」
ガチャッ
美希「あふぅ……おはようございますー……なのー……」
P「おっ」
美希「……あっ!ハニー、おはようなのっ!」 ギュー
233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 01:47:22.49 ID:O+iQdrRn0
P(うーん……美希、美希かぁ……)
美希「あれっ、美希が抱きついても怒らない……」
P(さすがに傷つくかな、いやでも案外……)
美希「これはきっと、ついにハニーがミキを受け入れてくれたってことなの!やったやったやったぁ!」
P(まあ、ものは試しだよな、うん)
美希「じゃあハニー、そっちのソファでぎゅーってくっつきながら式の日取りとかのお話ししよっ?」 グイグイ
P「あははっ、朝から元気ですねー、星井さん」
美希「」
P「星井さん?」
美希「」 ズサァ……
P「ちょっ、頭からソファに崩れ落ちないで危ないから」
236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 01:57:48.37 ID:O+iQdrRn0
美希「あ、あれっ?今……」
P「?」
美希「き、きっと気のせいなの!空耳ってやつなの!そうだよね、ハニー!」
P「何がですか、星井さん」
美希「」 ドサァ
P「二度目!?」
美希「……は、ハニー?なんで、ミキのこと……」
P「ああ、自分なりに考えたんですが」
P「本来、アイドルとプロデューサーの距離感はこうあるべきかと」
P「ファンのためにも、アイドルのためにも、適切な距離感が必用だと思いまして」
美希「……え、でも、そんなの……」
P(さあ、きっと美希ならここで、そんなのってないの!と……)
239: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:02:38.72 ID:O+iQdrRn0
美希「……わかったの」
P「はい、それなら……え?」
美希「……み、ミキのため、なんだよね?ミキのために、ハニーがそうしたいんだよね……?」
P「あ、ああまあその、そうしたいと言うかそうするべきと言うか」
美希「そ、それならミキ、我慢するの……さみしいけど、我慢します……なの」
P「え、あ……あの」
美希「それじゃ美希、お仕事行ってきます、なの……」 トボトボ
バタン
P「…………」
P「ど、どうしよう……」
243: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:08:41.31 ID:O+iQdrRn0
・
・
・
P「さすがに悪いことしちゃったなぁ……」
P「お詫びに買った苺ババロアも準備したし」
P「そろそろ美希も戻ってくるだろうから、早くネタバラシして謝ろう……」
ガチャッ
美希「戻りました、なの」
P「おっ、おうお疲れ様!そうだ、苺ババロア買っておいたぞ!」
美希「へえ……ありがとうございますなの、プロデューサー」
P「ああ、それでだな……うん?」
美希「後でいただきます、なの……そうそう、プロデューサー」
P「あ、ああ……?」
美希「話し方、戻っちゃってるの。しっかりしないとダメです、なの」
P「」
・
・
P「さすがに悪いことしちゃったなぁ……」
P「お詫びに買った苺ババロアも準備したし」
P「そろそろ美希も戻ってくるだろうから、早くネタバラシして謝ろう……」
ガチャッ
美希「戻りました、なの」
P「おっ、おうお疲れ様!そうだ、苺ババロア買っておいたぞ!」
美希「へえ……ありがとうございますなの、プロデューサー」
P「ああ、それでだな……うん?」
美希「後でいただきます、なの……そうそう、プロデューサー」
P「あ、ああ……?」
美希「話し方、戻っちゃってるの。しっかりしないとダメです、なの」
P「」
247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:15:20.27 ID:O+iQdrRn0
・
・
・
P「な、なあ、飯でも食いながら話でも……」
美希「ご飯なら春香たちと一緒に食べます、なの」
P「そ、そうか……」
美希「それじゃ、休憩行ってきます、なの」
P「そ、そうだ、今度の日曜に、衣装合わせに行かないか?」
美希「それならプロデューサーじゃなくて律子……さんに、お願いしてます、なの」
P「そ、そうか……」
美希「休みの日にプロデューサーと二人でお出かけなんて、アイドルとして問題アリって思います、なの」
P「あー……そ、そうだよなぁ……あはは」
美希「それじゃ、行ってきますなの」
バタン
P「……やっべ、なにこれ寂しさが尋常じゃない」
・
・
P「な、なあ、飯でも食いながら話でも……」
美希「ご飯なら春香たちと一緒に食べます、なの」
P「そ、そうか……」
美希「それじゃ、休憩行ってきます、なの」
P「そ、そうだ、今度の日曜に、衣装合わせに行かないか?」
美希「それならプロデューサーじゃなくて律子……さんに、お願いしてます、なの」
P「そ、そうか……」
美希「休みの日にプロデューサーと二人でお出かけなんて、アイドルとして問題アリって思います、なの」
P「あー……そ、そうだよなぁ……あはは」
美希「それじゃ、行ってきますなの」
バタン
P「……やっべ、なにこれ寂しさが尋常じゃない」
251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:25:17.95 ID:O+iQdrRn0
【……一週間後】
小鳥「あの、プロデューサーさん……?」
P「……はい?」
小鳥「な、なんだかスリムになったと言うか、やつれたと言うか……魂が半分抜けてる、と言うか」
P「いえ、多摩市の仕事は入ってないです……」
小鳥「これは重症ね……まあ、理由は間違い無く……」
ガチャッ
美希「おはようございます、なの」
P「お、おお、おはよう……」
小鳥「…………」
P「…………」
美希「…………」
小鳥「あの、プロデューサーさん……?」
P「……はい?」
小鳥「な、なんだかスリムになったと言うか、やつれたと言うか……魂が半分抜けてる、と言うか」
P「いえ、多摩市の仕事は入ってないです……」
小鳥「これは重症ね……まあ、理由は間違い無く……」
ガチャッ
美希「おはようございます、なの」
P「お、おお、おはよう……」
小鳥「…………」
P「…………」
美希「…………」
252: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:26:17.88 ID:O+iQdrRn0
小鳥「……ふぅ」
P「…………」
小鳥「あっ、いけない!社長におつかいを頼まれていたんだったわ!」
P「えっ?」
小鳥「ああ、急いで行かないとクビになっちゃう!ということでプロデューサーさん、ちょっと出てきますね!」
P「え?は、はあ、わかりました……」
バタン
P「…………」
美希「…………」
P「…………」
小鳥「あっ、いけない!社長におつかいを頼まれていたんだったわ!」
P「えっ?」
小鳥「ああ、急いで行かないとクビになっちゃう!ということでプロデューサーさん、ちょっと出てきますね!」
P「え?は、はあ、わかりました……」
バタン
P「…………」
美希「…………」
254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:35:49.30 ID:O+iQdrRn0
美希「えーっと、今週のスケジュールはー……」
P「…………」
美希「…………」
P(そうだよな、自分の都合で距離を取ったり取らなかったり、都合が良い大人に見えるよな……)
P(今さら、俺の方から呼び方を戻してくれなんて…………)
P「…………」 ブツブツ
美希「…………」
P「…………美希」 ボソッ
美希「うん、なぁに?ハニー」
P「…………あれっ」
美希「アハッ、やっと美希って呼んでくれたの!」
256: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:42:20.68 ID:O+iQdrRn0
P「……あれ?あの、美希……」
美希「ハニーっ!!」 ガバッ
P「おわっ!?」
美希「ハニーハニーハニーハニーハニーハニー!!」 ギュー
P「み、美希?お前、怒ってたんじゃ……」
美希「怒ってないよ?寂しかったけど」
P「うっ……」
美希「でもね、ここで引いて……オトナのカケヒキをして、ハニーの気を引けばイチコロ!って聞いて」
P「……ちなみに、誰に聞いた」
美希「え、それは……」 チラッ
??「ピヨッ!?」 コソコソ
P(あぁんのピヨ助ぇええええええええ!!!!)
258: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:47:34.15 ID:O+iQdrRn0
美希「えへへっ、ハニー?」
P「お、おう?」
美希「寂しかった?」
P「…………」
美希「んふふっ」 ジーーッ
P「寂しかった……です」
美希「ミキもなの、つまりこれは、ソーシソーアイっやつなの!」
P「いや、それは……あれ?そうなの?」
美希「そうなの!これはもう、ゴールインするしかないって思うな!」
P「話が飛躍しすぎだ……あの、一旦離れて」
美希「ヤ!」
P「お、おう?」
美希「寂しかった?」
P「…………」
美希「んふふっ」 ジーーッ
P「寂しかった……です」
美希「ミキもなの、つまりこれは、ソーシソーアイっやつなの!」
P「いや、それは……あれ?そうなの?」
美希「そうなの!これはもう、ゴールインするしかないって思うな!」
P「話が飛躍しすぎだ……あの、一旦離れて」
美希「ヤ!」
262: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:52:39.84 ID:O+iQdrRn0
美希「今までずっとずーっと寂しかったんだから、今日くらい……ね?」
P「そ、それを言われると……」
美希「えへへっ、やったぁ」 スリスリ
P「……小悪魔め」
美希「小悪魔じゃないの、イチズな恋するオトメなの」
P「…………」
美希「ねえねえ」 ギュッ
P「なんだ、美希」
美希「ハニー、大好きなの!」
響「なあなあ、忘れ物取りに行きたいんだけど」
小鳥「もうちょっと待って!もうちょっと録画してから……」
おわり
P「そ、それを言われると……」
美希「えへへっ、やったぁ」 スリスリ
P「……小悪魔め」
美希「小悪魔じゃないの、イチズな恋するオトメなの」
P「…………」
美希「ねえねえ」 ギュッ
P「なんだ、美希」
美希「ハニー、大好きなの!」
響「なあなあ、忘れ物取りに行きたいんだけど」
小鳥「もうちょっと待って!もうちょっと録画してから……」
おわり
295: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 05:47:11.87 ID:O+iQdrRn0
P「ドッキリ、ですか?」
小鳥「そうです! 題して……」
P「普段と違う呼び方をして、アイドルの反応を見る、と」
小鳥「その通りです!」
P「ちょっと悪趣味じゃあないですかね」
小鳥「でもプロデューサーさん、実はわくわくしてません?」
P「……ちょっとだけ」
小鳥「そして、ターゲットはこちら! ざんっ!」
P「テンション高いなぁ」
小鳥「四条貴音さんです!」
P「やっべテンション上がってきた」
298: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 05:54:27.26 ID:O+iQdrRn0
小鳥「奥ゆかしくもミステリアスな白銀の女王こと四条貴音さんが、どんな反応を見せてくれるのか!」
P「これは俺も少し……ちょっと……けっこう興味がありますね」
小鳥「それではプロデューサーさん、協力していただけますね?」
P「もうしょうがないですねー、ちょっとだけですよ?」 ワクワク
ガチャ
貴音「お早う御座います」
小鳥「あら、早いのねー。おはよう」 ニコニコ
P(え、早っ! あの、まだ心の準備が) ヒソヒソ
小鳥(今さら何を言ってるんですか、ドーンといっちゃってください!) ヒソヒソ
P(で、でも何と呼べば) ヒソヒソ
小鳥(そこはプロデューサーさんにお任せしますから!) ヒソヒソ
貴音「…………?」
P「これは俺も少し……ちょっと……けっこう興味がありますね」
小鳥「それではプロデューサーさん、協力していただけますね?」
P「もうしょうがないですねー、ちょっとだけですよ?」 ワクワク
ガチャ
貴音「お早う御座います」
小鳥「あら、早いのねー。おはよう」 ニコニコ
P(え、早っ! あの、まだ心の準備が) ヒソヒソ
小鳥(今さら何を言ってるんですか、ドーンといっちゃってください!) ヒソヒソ
P(で、でも何と呼べば) ヒソヒソ
小鳥(そこはプロデューサーさんにお任せしますから!) ヒソヒソ
貴音「…………?」
301: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 05:59:52.61 ID:O+iQdrRn0
貴音「お二方、どうかされましたか?」
小鳥「う、ううん、何でもないの!」
貴音「そうですか? ……あなた様、本日もよろしくお願い致します」 ペコリ
P「あ、ああ、うん。よろしくお願いします、四条さん」
貴音「はい……」
P「…………」
貴音「…………」
小鳥「…………」
貴音「……はて?」
小鳥(ちょっ、プロデューサーさん!) ヒソヒソ
P(は、はい) ヒソヒソ
小鳥(何ですか今の! 私が期待してたのは、貴音ちゃん♪とかそういう呼び方で照れさせるって感じの……) ヒソヒソ
P(な、何故か口から出ちゃったんですよ!) ヒソヒソ
貴音「……あの、あなた様」
P「は、はいっ!?」
302: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 06:04:56.58 ID:O+iQdrRn0
貴音「何やら、いつもと様子が違うようですが……」
P「い、いえその、俺なりに色々と考えまして」
貴音「はい」
P「こう、プロデューサーとしてですね、アイドルとの距離感を、その、えっと……」
貴音「これが適切な距離感である、と?」
P「そ、そういうわけです。やっぱり、あんまり馴れ馴れしいとですね、アイドル活動に支障が出かねないというか」
貴音「……ふむ」
P「…………」 ドキドキ
小鳥(ああもう、これで貴音ちゃんが落ち込んじゃったらどうするんですか……)
貴音「……畏まりました。あなた様が仰るのであれば」
小鳥「えっ」
P「えっ」
貴音「?」
P「い、いえその、俺なりに色々と考えまして」
貴音「はい」
P「こう、プロデューサーとしてですね、アイドルとの距離感を、その、えっと……」
貴音「これが適切な距離感である、と?」
P「そ、そういうわけです。やっぱり、あんまり馴れ馴れしいとですね、アイドル活動に支障が出かねないというか」
貴音「……ふむ」
P「…………」 ドキドキ
小鳥(ああもう、これで貴音ちゃんが落ち込んじゃったらどうするんですか……)
貴音「……畏まりました。あなた様が仰るのであれば」
小鳥「えっ」
P「えっ」
貴音「?」
303: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 06:10:28.07 ID:O+iQdrRn0
小鳥「え、えーっと……いいの?」
貴音「わたくしのアイドル活動を考えてのことでしたら、異存ありません」
P「そ、そうk……そうですか」
貴音「それでは、あなた様……いえ、プロデューサー」
P「は、はい!」
貴音「本日の予定は、営業の後にレッスンで間違いありませんか」
P「あ……えっと、そうですね、はい」
貴音「では参りましょう、よろしくお願い致します」
P「そ、そうですね……それじゃあ音無さん、行ってきます」
小鳥「は、はい!」
バタン
小鳥「……プロデューサーさんの方が慌てちゃってるじゃない」
貴音「わたくしのアイドル活動を考えてのことでしたら、異存ありません」
P「そ、そうk……そうですか」
貴音「それでは、あなた様……いえ、プロデューサー」
P「は、はい!」
貴音「本日の予定は、営業の後にレッスンで間違いありませんか」
P「あ……えっと、そうですね、はい」
貴音「では参りましょう、よろしくお願い致します」
P「そ、そうですね……それじゃあ音無さん、行ってきます」
小鳥「は、はい!」
バタン
小鳥「……プロデューサーさんの方が慌てちゃってるじゃない」
304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 06:17:06.52 ID:O+iQdrRn0
・
・
・
ガチャ
貴音「ただいま戻りました」
P「戻りましたー……って、あれ? 誰もいないな……」
貴音「プロデューサー、本日もありがとうございました」 ペコリ
P「い、いえ……今日のダンスレッスン、バッチリでしたね」
貴音「いいえ、まだまだ精進あるのみです」
P「いえいえ、四条さんの歌とダンスは本当に……」
貴音「…………」
P「素晴らしい、って言うか……その」
貴音「……プロデューサー」
P「な、何ですか? 四条さん」
貴音「本日は、少々疲れました……少し、事務所で休憩してから帰ります」
・
・
ガチャ
貴音「ただいま戻りました」
P「戻りましたー……って、あれ? 誰もいないな……」
貴音「プロデューサー、本日もありがとうございました」 ペコリ
P「い、いえ……今日のダンスレッスン、バッチリでしたね」
貴音「いいえ、まだまだ精進あるのみです」
P「いえいえ、四条さんの歌とダンスは本当に……」
貴音「…………」
P「素晴らしい、って言うか……その」
貴音「……プロデューサー」
P「な、何ですか? 四条さん」
貴音「本日は、少々疲れました……少し、事務所で休憩してから帰ります」
305: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 06:23:02.87 ID:O+iQdrRn0
P「そ、そうですか……あ、飲み物ありますよ」
貴音「ありがとうございます」
P「…………」
貴音「……二人きり、ですね」
P「え? そ、そうですね……音無さんはどこに行ったのかなー、あはは……」
貴音「……それに、今宵は……月が、まこと美しく見えます」
P「……あ、あの、四条さん……急に呼び方を変えたりして、その」
貴音「ふふっ、少々戸惑っております。ですが……」
P「ですが?」
貴音「本日、プロデューサーと一日を過ごして、わかりました」
P「わかったって、何を」
貴音「わたくしも、プロデューサーも……何も変わることはない、ということをです」
貴音「ありがとうございます」
P「…………」
貴音「……二人きり、ですね」
P「え? そ、そうですね……音無さんはどこに行ったのかなー、あはは……」
貴音「……それに、今宵は……月が、まこと美しく見えます」
P「……あ、あの、四条さん……急に呼び方を変えたりして、その」
貴音「ふふっ、少々戸惑っております。ですが……」
P「ですが?」
貴音「本日、プロデューサーと一日を過ごして、わかりました」
P「わかったって、何を」
貴音「わたくしも、プロデューサーも……何も変わることはない、ということをです」
306: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 06:28:54.23 ID:O+iQdrRn0
貴音「満ち欠けによって呼び方が変わろうとも、月は変わらずそこにあるように」
貴音「わたくしの想い、あなた様の想い」
貴音「例え呼び方が変わっても、接し方が変わっても、心まで変わることはないと」
貴音「今日一日を共に過ごして、よくわかりました……」
P「…………」
貴音「……というのは、わたくしの本心ですが」
P「あ、ああ……うわっ!?」
貴音「少し……ほんの少しだけ……寂しく感じるのも、本心なのです」 ギュッ
P「…………」
貴音「……ふふっ、我が儘が過ぎますでしょうか」
貴音「わたくしの想い、あなた様の想い」
貴音「例え呼び方が変わっても、接し方が変わっても、心まで変わることはないと」
貴音「今日一日を共に過ごして、よくわかりました……」
P「…………」
貴音「……というのは、わたくしの本心ですが」
P「あ、ああ……うわっ!?」
貴音「少し……ほんの少しだけ……寂しく感じるのも、本心なのです」 ギュッ
P「…………」
貴音「……ふふっ、我が儘が過ぎますでしょうか」
310: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 06:34:19.71 ID:O+iQdrRn0
P「貴音」
貴音「……はい、あなた様」
P「うん、やっぱりこっちの方がしっくりくるな」
貴音「はい、わたくしもです……あなた様」
P「ああ……ごめんな、急にこんなこと」
貴音「いえ、大方あなた様と……」 チラッ
P「?」
貴音「今、ドアの隙間から覗いている小鳥嬢が、何かを企てているのではと思っておりましたので」
P「…………」 ジロッ
小鳥「……ピヨピヨ、私は通りすがりのひよこですよー……ピヨ」 コソコソ
貴音「……はい、あなた様」
P「うん、やっぱりこっちの方がしっくりくるな」
貴音「はい、わたくしもです……あなた様」
P「ああ……ごめんな、急にこんなこと」
貴音「いえ、大方あなた様と……」 チラッ
P「?」
貴音「今、ドアの隙間から覗いている小鳥嬢が、何かを企てているのではと思っておりましたので」
P「…………」 ジロッ
小鳥「……ピヨピヨ、私は通りすがりのひよこですよー……ピヨ」 コソコソ
311: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 06:39:34.40 ID:O+iQdrRn0
P「何と言うか、その……すみませんでした」
貴音「いえ、わたくしも良い機会となりました」
P「機会?」
貴音「わたくしの気持ちを、より強く確かめることができましたので」
P「そ、それってどういう?」
貴音「ふふっ……とっぷしぃくれっと、です」
P「そ、そうか」
貴音「はい……それでは、改めて」
P「ん」
貴音「……これからもよろしくお願い致します、あなた様」
おわり
貴音「いえ、わたくしも良い機会となりました」
P「機会?」
貴音「わたくしの気持ちを、より強く確かめることができましたので」
P「そ、それってどういう?」
貴音「ふふっ……とっぷしぃくれっと、です」
P「そ、そうか」
貴音「はい……それでは、改めて」
P「ん」
貴音「……これからもよろしくお願い致します、あなた様」
おわり
319: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 06:51:20.71 ID:ngsCQiND0
亜美「おはよう兄ちゃん!」
P「おはよう双海」
亜美「い、いきなり呼び方変えてイメチェンでもしたの?」
P「まあそんなところだ(効いてる効いてる)」
P「おはよう双海」
亜美「い、いきなり呼び方変えてイメチェンでもしたの?」
P「まあそんなところだ(効いてる効いてる)」
321: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 06:59:38.19 ID:ngsCQiND0
P「今日の双海の仕事は…」
亜美「(今日の兄ちゃん先生みたいだ)」
亜美「(…なんだかムネがモヤモヤする)」
P「双海、ちゃんと聞いてるのか?」
亜美「え?あ、うんちゃんと聞いてるから大丈夫だYO!」
亜美「(今日の兄ちゃん先生みたいだ)」
亜美「(…なんだかムネがモヤモヤする)」
P「双海、ちゃんと聞いてるのか?」
亜美「え?あ、うんちゃんと聞いてるから大丈夫だYO!」
332: なんか責任を感じるので 2012/09/21(金) 07:45:23.60 ID:/fuctsl/O
P「……とまあ、以上だ。じゃあ双海、今日も頑張れよ」
亜美「…………」
P「双海ー?聞いてるかー?」
亜美「えっ!?あ、あーうん!聞いてたチョ→聞いてた!」
P「なんだ、おかしな奴だなぁ」
亜美(おかしいのは兄ちゃんだよ、チョーシ狂うなー……)
亜美「…………」
P「双海ー?聞いてるかー?」
亜美「えっ!?あ、あーうん!聞いてたチョ→聞いてた!」
P「なんだ、おかしな奴だなぁ」
亜美(おかしいのは兄ちゃんだよ、チョーシ狂うなー……)
334: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 07:48:55.07 ID:/fuctsl/O
ガチャッ
真美「おっはよ→ん!」
亜美「あ、真美……」
真美「もう亜美、一人だけ先に行っちゃうなんて……あっ兄ちゃん、おはー!」
亜美「ま、真美、今兄ちゃんは……」
P「おう真美、今日は別々で来たのか」
真美「うんっ、ちょっと用事があったかんねー!」
亜美「……あ、あれっ?」
真美「おっはよ→ん!」
亜美「あ、真美……」
真美「もう亜美、一人だけ先に行っちゃうなんて……あっ兄ちゃん、おはー!」
亜美「ま、真美、今兄ちゃんは……」
P「おう真美、今日は別々で来たのか」
真美「うんっ、ちょっと用事があったかんねー!」
亜美「……あ、あれっ?」
335: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 07:55:36.56 ID:/fuctsl/O
P(ふっふっふっ……亜美め、戸惑ってるな)
P(俺が楽しみに取っておいた水羊羹を全て食べたこと……後悔するがいい!)
P「そう言えば真美、さっき音無さんが呼んでたぞ」
真美「そなの?じゃあ行ってくるね、兄ちゃん!」
P「おう……そうそう、双海」
亜美「…………」
P「ん?双海?」
亜美「…………」 ジワッ
P「……あっ」
P(俺が楽しみに取っておいた水羊羹を全て食べたこと……後悔するがいい!)
P「そう言えば真美、さっき音無さんが呼んでたぞ」
真美「そなの?じゃあ行ってくるね、兄ちゃん!」
P「おう……そうそう、双海」
亜美「…………」
P「ん?双海?」
亜美「…………」 ジワッ
P「……あっ」
338: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 07:59:27.67 ID:/fuctsl/O
亜美「なっ、なん、なんで……なんでぇ……」 グスッ
P「」
亜美「あ、亜美が、何かしたん……だよ、ね……っ?」 グズグズ
P「ま、まあ、そういうことなんだけど」
亜美「あ、謝るっ、謝るからぁ……」 ギュッ
P「うっ……」
亜美「ご、ごめん、ごめんなさいっ……ぐすっ」
P「どどどどうしよう」
339: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 08:01:11.88 ID:/fuctsl/O
亜美「水羊羹……?」
P「ま、まあ、その事は水に流そう、うん。俺も大人気なかったな」
亜美「水羊羹なんて、食べてないよ?」
P「えっ」
341: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 08:06:10.77 ID:/fuctsl/O
真美「たっだいまー☆」 モグモグ
亜美「あ、あれ?」
P「……真美、それって」
真美「あ、これ兄ちゃんのだったっけ?」
P「…………」
真美「んっふっふー、ピヨちゃんとお話してたら甘いのが欲しくなってさー」
亜美「…………」
真美「で、二人で食べながらお喋り……あれ?どったの?」
亜美「……兄ーちゃーん……」
P「よし土下座だ」
亜美「あ、あれ?」
P「……真美、それって」
真美「あ、これ兄ちゃんのだったっけ?」
P「…………」
真美「んっふっふー、ピヨちゃんとお話してたら甘いのが欲しくなってさー」
亜美「…………」
真美「で、二人で食べながらお喋り……あれ?どったの?」
亜美「……兄ーちゃーん……」
P「よし土下座だ」
343: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 08:14:07.55 ID:/fuctsl/O
…………翌日
亜美「んもー、兄ちゃん!手が止まってるYO!」
P「は、はいはい……」 ナデナデ
亜美「んふふー、兄ちゃんの膝の上で食べるアイスはカクベツですなー♪」
P「はいはい……こら、双海」
真美「ひ、ひゃいっ!?」
P「お仕置きとしてトイレ掃除、ちゃんとやるんだぞ」
真美「ううう、はぁーい……」
P「事務員さんもやってくださいね」
小鳥「くすん……はぁーい……」
亜美「兄ちゃん、もっと撫でて撫でてー」 スリスリ
P「はいはい、仕方ないなぁ」 ナデナデ
亜美・小鳥「「もうつまみ食いはやめよう……」」
おわり
亜美「んもー、兄ちゃん!手が止まってるYO!」
P「は、はいはい……」 ナデナデ
亜美「んふふー、兄ちゃんの膝の上で食べるアイスはカクベツですなー♪」
P「はいはい……こら、双海」
真美「ひ、ひゃいっ!?」
P「お仕置きとしてトイレ掃除、ちゃんとやるんだぞ」
真美「ううう、はぁーい……」
P「事務員さんもやってくださいね」
小鳥「くすん……はぁーい……」
亜美「兄ちゃん、もっと撫でて撫でてー」 スリスリ
P「はいはい、仕方ないなぁ」 ナデナデ
亜美・小鳥「「もうつまみ食いはやめよう……」」
おわり
358: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:08:07.66 ID:QsaqzKad0
ガチャ…
やよい「おはよーございまーす!!」
P「おっ、やよ…」
P「……」
P「(やよいか…)」
P「(我ながらやよいとは良い信頼関係を築けていると思う)」
P「(それにやよい自身はとても素直な良い子だ)」
P「(そんなやよいでも呼び方1つで何か変わったりするんだろうか?)」
P「(…ちょっと興味あるな)」
やよい「あっ、プロデューサー!おはよーございまーす!」
P「ああ、おはよう。高槻さん」
やよい「はいっ!おは…」
やよい「……」
やよい「…ふぇっ?」
やよい「おはよーございまーす!!」
P「おっ、やよ…」
P「……」
P「(やよいか…)」
P「(我ながらやよいとは良い信頼関係を築けていると思う)」
P「(それにやよい自身はとても素直な良い子だ)」
P「(そんなやよいでも呼び方1つで何か変わったりするんだろうか?)」
P「(…ちょっと興味あるな)」
やよい「あっ、プロデューサー!おはよーございまーす!」
P「ああ、おはよう。高槻さん」
やよい「はいっ!おは…」
やよい「……」
やよい「…ふぇっ?」
360: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:11:51.86 ID:QsaqzKad0
P「(あぁ、この反応)」
P「(やっぱり呆気には取られるんだな)」
P「(でも、やよいなら気にせずすぐに適応してくれそうだと思うんだが…)」
やよい「あの~…プロデューサー?」
P「ん?どうした、高槻さん?」
やよい「えっとぉ…」
やよい「私の妹の名前って、わかります?」
P「あぁ、かすみちゃんだろ」
P「元気にしてるか?」
やよい「あっ…はい…」
やよい「……うー」
P「……」
P「(…まずい)」
P「(思いつめた表情をしてきた…)」
P「(やっぱり呆気には取られるんだな)」
P「(でも、やよいなら気にせずすぐに適応してくれそうだと思うんだが…)」
やよい「あの~…プロデューサー?」
P「ん?どうした、高槻さん?」
やよい「えっとぉ…」
やよい「私の妹の名前って、わかります?」
P「あぁ、かすみちゃんだろ」
P「元気にしてるか?」
やよい「あっ…はい…」
やよい「……うー」
P「……」
P「(…まずい)」
P「(思いつめた表情をしてきた…)」
361: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:16:12.59 ID:QsaqzKad0
やよい「あっ!じゃあじゃあ!」
やよい「長女の名前はわかりますか!?」
P「ん?長女って…」
やよい「……」ワクワク
P「高槻さん本人だろ?」
やよい「はいっ!」
やよい「……」
やよい「…そうなんですけどぉ」
やよい「そうじゃなくて~…」ウルッ…
P「……」
P「(これは本格的にまずくなってきた…)」
P「(けど、やよいの反応が健気で可愛くて、もう少しだけ続けたい…)」
やよい「長女の名前はわかりますか!?」
P「ん?長女って…」
やよい「……」ワクワク
P「高槻さん本人だろ?」
やよい「はいっ!」
やよい「……」
やよい「…そうなんですけどぉ」
やよい「そうじゃなくて~…」ウルッ…
P「……」
P「(これは本格的にまずくなってきた…)」
P「(けど、やよいの反応が健気で可愛くて、もう少しだけ続けたい…)」
363: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:20:03.21 ID:QsaqzKad0
やよい「う、うー…」
やよい「ぷ、ぷろでゅーさー…」
P「ど、どうした?」
やよい「私の名前、高槻やよいですっ!」
P「えっ?」
やよい「やよいですっ!」
やよい「忘れちゃったりしたら、やですー!!」
やよい「やよいって呼んでもらえないと、やだぁ!!!」グズッ…
P「……」
P「(ここまでか…)」
P「…ごめん、やよい」
やよい「あ…」
やよい「ぷ、ぷろでゅーさー…」
P「ど、どうした?」
やよい「私の名前、高槻やよいですっ!」
P「えっ?」
やよい「やよいですっ!」
やよい「忘れちゃったりしたら、やですー!!」
やよい「やよいって呼んでもらえないと、やだぁ!!!」グズッ…
P「……」
P「(ここまでか…)」
P「…ごめん、やよい」
やよい「あ…」
364: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:22:30.76 ID:QsaqzKad0
やよい「お、思い出してくれましたかぁ!?」
P「思い出すも何も…」
やよい「よかったぁ…」
やよい「プロデューサー…ううん…」
やよい「お兄ちゃんに名前を忘れられるなんて…悲しいもん…」
やよい「えへへ…♪」
P「……」
P「ごめん!本当にごめん、やよい!!」
やよい「う?」
P「思い出すも何も…」
やよい「よかったぁ…」
やよい「プロデューサー…ううん…」
やよい「お兄ちゃんに名前を忘れられるなんて…悲しいもん…」
やよい「えへへ…♪」
P「……」
P「ごめん!本当にごめん、やよい!!」
やよい「う?」
367: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:28:48.39 ID:QsaqzKad0
~~~~~~~~~~~~~~~
やよい「じゃあ、私の名前を忘れちゃってたわけじゃなかったんですか?」
P「本当にごめん…試すような真似をして…」
P「(流石のやよいも怒るだろうな…)」
やよい「そっかぁ…良かった…」
P「…え?」
やよい「私のこと、プロデューサーは覚えていてくれてたんだなぁって…」
やよい「プロデューサーとはいつも一緒にいられても…」
やよい「心が遠くになっちゃったら、悲しいもんっ…」
P「やよい…」
やよい「えへへ…///」
やよい「プロデューサー!」
やよい「私がいくつになっても…」
やよい「ずーっと、「やよい」って呼んでくださいね!」
P「(やよい…なんて天使なんだ…)」
やよい「じゃあ、私の名前を忘れちゃってたわけじゃなかったんですか?」
P「本当にごめん…試すような真似をして…」
P「(流石のやよいも怒るだろうな…)」
やよい「そっかぁ…良かった…」
P「…え?」
やよい「私のこと、プロデューサーは覚えていてくれてたんだなぁって…」
やよい「プロデューサーとはいつも一緒にいられても…」
やよい「心が遠くになっちゃったら、悲しいもんっ…」
P「やよい…」
やよい「えへへ…///」
やよい「プロデューサー!」
やよい「私がいくつになっても…」
やよい「ずーっと、「やよい」って呼んでくださいね!」
P「(やよい…なんて天使なんだ…)」
424: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:16:02.92 ID:CXq/UEawi
事務所内にて
P(律子を名字で呼んでみるとどうなるか、激しく気になる)
P(ちょっと試してみようか)
律子「おはようございます」
P「おはよう、秋月さん」
律子「…頭でも打ったんですか?」
P「いや、いつも通りですけど」
律子「ああそうですか。またしょうもないイタズラなんですね」
P「ははは。なにを仰りますか秋月さん」
律子「はいはい。仕事しましょうね」
P「ぬぅ…」
P(律子を名字で呼んでみるとどうなるか、激しく気になる)
P(ちょっと試してみようか)
律子「おはようございます」
P「おはよう、秋月さん」
律子「…頭でも打ったんですか?」
P「いや、いつも通りですけど」
律子「ああそうですか。またしょうもないイタズラなんですね」
P「ははは。なにを仰りますか秋月さん」
律子「はいはい。仕事しましょうね」
P「ぬぅ…」
429: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:21:46.45 ID:CXq/UEawi
P(マズイ、このままではいつも通り相手にされかねない)
律子「えっと、この書類は…」
P「秋月さん、今日も可愛いですね」
律子「バカなこと言ってないで仕事してください」
P「秋月さん、今日もキュートですね」
律子「意味が同じですよ、プロデューサー殿?」
P「秋月さん、お茶でも入れましょうか」
律子「…」
P「秋月さん」
律子「…バカにしてるんですか?」
律子「えっと、この書類は…」
P「秋月さん、今日も可愛いですね」
律子「バカなこと言ってないで仕事してください」
P「秋月さん、今日もキュートですね」
律子「意味が同じですよ、プロデューサー殿?」
P「秋月さん、お茶でも入れましょうか」
律子「…」
P「秋月さん」
律子「…バカにしてるんですか?」
432: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:28:13.89 ID:CXq/UEawi
P「いやいや、バカになんて」
律子「じゃあなんでさっきから名前で読んでくれないんです?」
P「呼んでるじゃないですか、秋月さ…」
律子「そうじゃなくて!」バンッ
P「!」
律子「何か私悪いことでもしました?」
律子「私のなにが気に入らないんですか?」
P(マズイ)
P「いや、違うんだりt」
律子「なにが違うんですか…プロデューサー…」グスッ
律子「じゃあなんでさっきから名前で読んでくれないんです?」
P「呼んでるじゃないですか、秋月さ…」
律子「そうじゃなくて!」バンッ
P「!」
律子「何か私悪いことでもしました?」
律子「私のなにが気に入らないんですか?」
P(マズイ)
P「いや、違うんだりt」
律子「なにが違うんですか…プロデューサー…」グスッ
433: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:31:54.98 ID:CXq/UEawi
P「…すまん、律子」
律子「…!」
P「どんな反応するかみたくて、ちょっと悪ふざけし過ぎた」
律子「…ばか」グスン
P「すまん…」ナデ
律子「嫌われたんじゃないかって…思っちゃったじゃないですか」
P「俺が律子の事嫌いになるわけないだろ?」
律子「本当ですか?」
P「ああ、当たり前だろ」
律子「…!」
P「どんな反応するかみたくて、ちょっと悪ふざけし過ぎた」
律子「…ばか」グスン
P「すまん…」ナデ
律子「嫌われたんじゃないかって…思っちゃったじゃないですか」
P「俺が律子の事嫌いになるわけないだろ?」
律子「本当ですか?」
P「ああ、当たり前だろ」
437: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:36:47.53 ID:CXq/UEawi
律子「…目、閉じてくれません?」
P「え、なんで?」
律子「いいから、ほら早くしてください」
P「あ、ああ…」
律子「…」チュッ
P「おま、今何して!?」
律子「何もしてませんよ、プロデューサー殿。さ、仕事しますよ仕事!」
P「…そうだな、仕事するか!」
P(律子は可愛いなぁ!)
律子(今回はこれで許してあげますよ、プロデューサー…でもいつか…)
小鳥(なんなのこのバカップル)
P「え、なんで?」
律子「いいから、ほら早くしてください」
P「あ、ああ…」
律子「…」チュッ
P「おま、今何して!?」
律子「何もしてませんよ、プロデューサー殿。さ、仕事しますよ仕事!」
P「…そうだな、仕事するか!」
P(律子は可愛いなぁ!)
律子(今回はこれで許してあげますよ、プロデューサー…でもいつか…)
小鳥(なんなのこのバカップル)
510: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 18:50:16.69 ID:M34IS9FAO
P「おはようございます小鳥さん」ガチャ
小鳥「おはようございます、プロデューサーさ………ん?」
小鳥(ピヨ?今、今確かに小鳥さんって言った気がするピヨ)
P「それにしても相変わらず凄い仕事の量ですね」
小鳥「そうなんですよ。誰か優しい人が手伝ってくれると嬉しいんですけど、ね?プロデューサーさん」
P「はぁ、わかりました。まだアイドル達はきてないみたいですし少しなら手伝いますよ」
P「小鳥さん、そっちの左の書類渡してください」
小鳥「はーい。お願いします」
小鳥(……!やっぱり聞き間違いじゃなかったピヨ!)
小鳥さんは名字→名前だからそのまま職場内恋愛とか良いよね
誰かやってくれるだろ(チラッ
小鳥「おはようございます、プロデューサーさ………ん?」
小鳥(ピヨ?今、今確かに小鳥さんって言った気がするピヨ)
P「それにしても相変わらず凄い仕事の量ですね」
小鳥「そうなんですよ。誰か優しい人が手伝ってくれると嬉しいんですけど、ね?プロデューサーさん」
P「はぁ、わかりました。まだアイドル達はきてないみたいですし少しなら手伝いますよ」
P「小鳥さん、そっちの左の書類渡してください」
小鳥「はーい。お願いします」
小鳥(……!やっぱり聞き間違いじゃなかったピヨ!)
小鳥さんは名字→名前だからそのまま職場内恋愛とか良いよね
誰かやってくれるだろ(チラッ
518: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 19:13:34.02 ID:v8rfOB6Ki
小鳥「うふふふ…」ニヤニヤ
P(またトリップしている)
律子「全く、仕事もしないで…」
P「律子、ちょっといいか?」
律子「なんです?」
P「小鳥さんを呼び捨てにしたらどうなるか気にならないか?」
P(またトリップしている)
律子「全く、仕事もしないで…」
P「律子、ちょっといいか?」
律子「なんです?」
P「小鳥さんを呼び捨てにしたらどうなるか気にならないか?」
519: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 19:18:29.33 ID:v8rfOB6Ki
律子「まぁ、少しは気になりますけど」
P「だろ?」
小鳥「はっ!仕事仕事」
P「よし、作戦開始だ」
P「だろ?」
小鳥「はっ!仕事仕事」
P「よし、作戦開始だ」
520: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 19:24:03.56 ID:v8rfOB6Ki
小鳥「プロデューサーさん、この資料なんですけど…」
P「あ、これはこうだよ、小鳥」
小鳥「ありがとうございま…ピヨッ!?」
P「なにか?」
小鳥「い、いえ、何故か呼び捨てで呼ばれた気がしたんです…」
P「ああ、確かに呼んだけど」
小鳥「ピッ!?」
律子(ああ、動揺してる)
P「あ、これはこうだよ、小鳥」
小鳥「ありがとうございま…ピヨッ!?」
P「なにか?」
小鳥「い、いえ、何故か呼び捨てで呼ばれた気がしたんです…」
P「ああ、確かに呼んだけど」
小鳥「ピッ!?」
律子(ああ、動揺してる)
522: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 19:28:35.53 ID:v8rfOB6Ki
小鳥(どうして私のこと小鳥、だなんて…まさか、私に気があるのかしら…)
P「小鳥?」
小鳥「ひゃいっ」
P「どうかしたか?」
小鳥「い、いえっ、なにもありませんっ」
P(動揺してる小鳥さん可愛い)
P「小鳥?」
小鳥「ひゃいっ」
P「どうかしたか?」
小鳥「い、いえっ、なにもありませんっ」
P(動揺してる小鳥さん可愛い)
523: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 19:32:37.28 ID:v8rfOB6Ki
小鳥「…」カタ…カタ…
律子「どうするんですかプロデューサー、仕事が手に付かなくなってるじゃないですか」
P「正直どうしようか悩んでる」
律子「いっそのこと告白して付き合っちゃえばいいんじゃないですか?」
P「…まぁ、それもありかもしれないな」
律子「えっ」
P「えっ」
律子「どうするんですかプロデューサー、仕事が手に付かなくなってるじゃないですか」
P「正直どうしようか悩んでる」
律子「いっそのこと告白して付き合っちゃえばいいんじゃないですか?」
P「…まぁ、それもありかもしれないな」
律子「えっ」
P「えっ」
524: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 19:39:54.25 ID:v8rfOB6Ki
律子「ちょ、ちょっと本気なんですか?」
P「まぁ若干いいなぁとは思ってたんだけどな」
小鳥「プロデューサーさんに呼び捨て…」ブツブツ
P「ほら、あれも若干可愛いし」
律子「ダメだこのプロデューサー」
小鳥(どどどどどうしよう、呼び捨てなんて女友達にしかされたことないのに、本当にプロデューサーは私に気が?いやでも律子さんとかもっといい女の子いるだろうしああでも)
小鳥「ピヨ…」プシュー
律子「あ、ショートした」
P「まぁ若干いいなぁとは思ってたんだけどな」
小鳥「プロデューサーさんに呼び捨て…」ブツブツ
P「ほら、あれも若干可愛いし」
律子「ダメだこのプロデューサー」
小鳥(どどどどどうしよう、呼び捨てなんて女友達にしかされたことないのに、本当にプロデューサーは私に気が?いやでも律子さんとかもっといい女の子いるだろうしああでも)
小鳥「ピヨ…」プシュー
律子「あ、ショートした」
527: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 19:46:35.74 ID:v8rfOB6Ki
P「あああ小鳥さん、大丈夫ですか?」
小鳥「ぷ、プロデューサーさん?」
P「すいません、ちょっとした冗談だったんです」
小鳥「じ、冗談?」
P「小鳥さんの事を呼び捨てにしたらどうなるか、みたいな感じで」
小鳥「ピヨ…そうだったんですか…」
P「すみません」
小鳥「もう、色々考えちゃったじゃないですかぁ…プロデューサーさんのばか…」
P「」キュン
律子「あれは可愛いわ…」
小鳥「ぷ、プロデューサーさん?」
P「すいません、ちょっとした冗談だったんです」
小鳥「じ、冗談?」
P「小鳥さんの事を呼び捨てにしたらどうなるか、みたいな感じで」
小鳥「ピヨ…そうだったんですか…」
P「すみません」
小鳥「もう、色々考えちゃったじゃないですかぁ…プロデューサーさんのばか…」
P「」キュン
律子「あれは可愛いわ…」
529: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 19:53:56.85 ID:v8rfOB6Ki
小鳥「まったく、こんな冗談はやめてくださいよ?私だって女の子なんですから…」
律子「私は止めたんですけどね」
P「なっ…」
小鳥「もう、プロデューサーさんにはお仕置きを受けて貰わないといけませんねっ」
P「あんまりハードなのはやめてくださいよ…?」
小鳥「今度のお休み、デートして下さいっ!拒否は認めませんからっ」
P「…わかりました!」
小鳥「うふふ、楽しみです」
律子(…まぁいいか、お似合いっぽいし)
律子「私は止めたんですけどね」
P「なっ…」
小鳥「もう、プロデューサーさんにはお仕置きを受けて貰わないといけませんねっ」
P「あんまりハードなのはやめてくださいよ…?」
小鳥「今度のお休み、デートして下さいっ!拒否は認めませんからっ」
P「…わかりました!」
小鳥「うふふ、楽しみです」
律子(…まぁいいか、お似合いっぽいし)
530: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 19:55:46.28 ID:v8rfOB6Ki
おわり
いちゃラブになりそうだった
いちゃラブになりそうだった
560: >>554-555 軽くね 2012/09/21(金) 20:43:44.12 ID:9Sw3+Lmc0
P「……ということなんだ。面白いと思わないか?」
律子「またしょうもない悪戯を……。まあ、あの娘にはいい薬になるかもしれませんね。いいですよ、やってみましょう」
P「さすが律子、愛してるーっ!」
律子「調子にのるな」チョップ
P「ごめんなさい」
美希「おはようなのー」
P(お、来たぞ)
律子(き、緊張しますね)
美希「あ、ハニー、おはよーっ! 律子、さんもおはようなの」
P「おお、おはよう美希」
律子「おはようございます、星井さん」
美希「え?」
律子「またしょうもない悪戯を……。まあ、あの娘にはいい薬になるかもしれませんね。いいですよ、やってみましょう」
P「さすが律子、愛してるーっ!」
律子「調子にのるな」チョップ
P「ごめんなさい」
美希「おはようなのー」
P(お、来たぞ)
律子(き、緊張しますね)
美希「あ、ハニー、おはよーっ! 律子、さんもおはようなの」
P「おお、おはよう美希」
律子「おはようございます、星井さん」
美希「え?」
563: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 20:45:44.00 ID:9Sw3+Lmc0
P「どうした、美希」
律子「どうかしましたか、星井さん」
美希「え? あぅ……え? 律子……さん?」
P「ああ、律子の呼びかけ方か」
律子「戸惑っておられるようですね、星井さん。実を言いますと、私も慣れないんですが、今日から変えてみたんですよ」
美希「な、なんで?」
律子「いえ、これまで星井さんに私を呼ぶ時にさんをつけるようにと注意してきたわけですが」
律子「そう強要するならば、私自身も範を垂れるべきと言いますか、気をつけていくべきだと考えまして」
美希「え? え?」
P「簡単に言うと、律子のことをさんづけさせるなら、律子の方もきっちり呼びかけるべきだってことだな」
律子「ええ」
律子「どうかしましたか、星井さん」
美希「え? あぅ……え? 律子……さん?」
P「ああ、律子の呼びかけ方か」
律子「戸惑っておられるようですね、星井さん。実を言いますと、私も慣れないんですが、今日から変えてみたんですよ」
美希「な、なんで?」
律子「いえ、これまで星井さんに私を呼ぶ時にさんをつけるようにと注意してきたわけですが」
律子「そう強要するならば、私自身も範を垂れるべきと言いますか、気をつけていくべきだと考えまして」
美希「え? え?」
P「簡単に言うと、律子のことをさんづけさせるなら、律子の方もきっちり呼びかけるべきだってことだな」
律子「ええ」
564: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 20:48:39.23 ID:9Sw3+Lmc0
美希「え、で、でもね、律子……じゃなかった、律子さん」
律子「なんですか? ああ、そうそう。さんづけしろともうるさくは言わないことにします」
律子「これから、お互い気遣う中で、自然と呼び合えるようになるといいですね、星井さん」ニッコリ
美希「……」ポカーン
律子「まあ、慣れるまでは……っと電話だわ」
律子「ああ、伊織? 今日の予定はもう伝えてあるでしょ? ええ、うん……ああ、それなら……」
美希「でこちゃんには……」
律子「ああ、もう、亜美。電話中だから邪魔しないで。そう……うん、そうね……」
美希「亜美にも……」
美希「美希、だけ……」
P(うわー、あんな沈んだの見るの久しぶりだな)
律子「なんですか? ああ、そうそう。さんづけしろともうるさくは言わないことにします」
律子「これから、お互い気遣う中で、自然と呼び合えるようになるといいですね、星井さん」ニッコリ
美希「……」ポカーン
律子「まあ、慣れるまでは……っと電話だわ」
律子「ああ、伊織? 今日の予定はもう伝えてあるでしょ? ええ、うん……ああ、それなら……」
美希「でこちゃんには……」
律子「ああ、もう、亜美。電話中だから邪魔しないで。そう……うん、そうね……」
美希「亜美にも……」
美希「美希、だけ……」
P(うわー、あんな沈んだの見るの久しぶりだな)
566: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 20:50:07.37 ID:9Sw3+Lmc0
美希「ハニー……」チョイ
P「ん?」
美希「律子、さん、怒ってるの?」
P「いや、怒ってるとかじゃないと思うけどな」(俺の仕掛けだし)
美希「……もう、怒ってもくれないってこと、だね」
P「あ、いや。ええとな、美希」
美希「ミキ、見捨てられちゃった……」
P「い、いや、そんなことはないだろう。そう、うん、律子は別に……」
P「ん?」
美希「律子、さん、怒ってるの?」
P「いや、怒ってるとかじゃないと思うけどな」(俺の仕掛けだし)
美希「……もう、怒ってもくれないってこと、だね」
P「あ、いや。ええとな、美希」
美希「ミキ、見捨てられちゃった……」
P「い、いや、そんなことはないだろう。そう、うん、律子は別に……」
569: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 20:52:55.04 ID:9Sw3+Lmc0
律子「プロデューサー。私、急ぎで出てきますので、冗談はこれくらいで」
P「え?」
律子「ああ、美希、さっきのおふざけはこの人の発案だから、責任追及はそっちにね」
美希「え?」
律子「じゃ、いってきまーす」
美希「……ハニー?」
P「いや、これはだな。って、律子、本気で行っちゃうのか、おい、ちょっと……」
美希「は・に・ぃ?」
P「い、痛い痛い。ち、違うんだって、い、いててててて!」
小鳥「その後も、美希ちゃんはとってもいい笑顔でプロデューサーさんを攻撃してました。本当に嬉しそうにしてたのは、きっと……」
小鳥「今日も765プロは平和です」
P「え?」
律子「ああ、美希、さっきのおふざけはこの人の発案だから、責任追及はそっちにね」
美希「え?」
律子「じゃ、いってきまーす」
美希「……ハニー?」
P「いや、これはだな。って、律子、本気で行っちゃうのか、おい、ちょっと……」
美希「は・に・ぃ?」
P「い、痛い痛い。ち、違うんだって、い、いててててて!」
小鳥「その後も、美希ちゃんはとってもいい笑顔でプロデューサーさんを攻撃してました。本当に嬉しそうにしてたのは、きっと……」
小鳥「今日も765プロは平和です」
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