1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 17:27:13.36 ID:rY6Ea4tr0
引用元: ・女「ねえ、>>2しようよ!」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 17:27:29.10 ID:8oG3504Xo
放火
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 17:30:09.67 ID:rY6Ea4tr0
男「そんな物騒な」
女「わかんない?」
男「何が?」
女「それくらい怒ってんの。君に」
男「放火レベルとか物騒過ぎる」
女「だって男、>>4したじゃん。怒るのも当然よ」
女「わかんない?」
男「何が?」
女「それくらい怒ってんの。君に」
男「放火レベルとか物騒過ぎる」
女「だって男、>>4したじゃん。怒るのも当然よ」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 17:31:39.40 ID:cvQJ8tx/0
女の家に放火
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 17:35:50.11 ID:rY6Ea4tr0
男「なにそれ初耳なんだけど。家燃えたん?」
女「焼け跡に消化器と君からの手紙が置いてあったし」
男「おいおい、確信犯過ぎるだろそれ。俺じゃない」
女「え、そうなの? うそ、もう放火計画立てたんだけど」
男「やめろよ。手紙なんて書いてあったん?」
女「>>8。男より。って」
女「焼け跡に消化器と君からの手紙が置いてあったし」
男「おいおい、確信犯過ぎるだろそれ。俺じゃない」
女「え、そうなの? うそ、もう放火計画立てたんだけど」
男「やめろよ。手紙なんて書いてあったん?」
女「>>8。男より。って」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 17:41:04.77 ID:cvQJ8tx/0
好きです、燃え上がるほどに
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 17:44:20.31 ID:rY6Ea4tr0
男「なるほど、わからん」
女「意味わかんないよね」
男「ひとつ、わかる。俺そんなの書かないわ」
女「書かないけど…?」
男「燃やしてもないわ。かなり悪質なんだな。煽りのアフターケアまで忘れてない」
女「そだね。というわけでさ」
男「なに」
女「泊めてくんない? あんた1人暮らしじゃん」
男「やだよ。若い男の家に女が泊まりに来るなよ」
女「普通逆でしょ」
女「意味わかんないよね」
男「ひとつ、わかる。俺そんなの書かないわ」
女「書かないけど…?」
男「燃やしてもないわ。かなり悪質なんだな。煽りのアフターケアまで忘れてない」
女「そだね。というわけでさ」
男「なに」
女「泊めてくんない? あんた1人暮らしじゃん」
男「やだよ。若い男の家に女が泊まりに来るなよ」
女「普通逆でしょ」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 17:54:29.49 ID:pQ7llD3EO
男「親と一緒にどこか泊まるだろ普通」
女「両親とも親戚の家に行ったよ。そこからだと私は学校通いにくいからさ」
男「こっち残ったってことか」
女「うん」
男「女子の家行けよ」
女「もう夕方じゃん。女の子ひとりでこれから彷徨わせるの?」
男「うう。じゃあ>>13ってのは?」
女「なにそれ」
女「両親とも親戚の家に行ったよ。そこからだと私は学校通いにくいからさ」
男「こっち残ったってことか」
女「うん」
男「女子の家行けよ」
女「もう夕方じゃん。女の子ひとりでこれから彷徨わせるの?」
男「うう。じゃあ>>13ってのは?」
女「なにそれ」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 18:04:06.67 ID:cvQJ8tx/0
いっそ家を建てる
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 18:17:03.27 ID:pQ7llD3EO
女「無理だよ」
男「そうかな? 頑張ってお金集めてさ」
女「そんなことより泊めてよ」
男「なっ…」
女「嫌なの?」
男「嫌だよ! 年頃の男の部屋に…」
女「だからそれ逆でしょ。私が悩むとこじゃん」
男「家を建てるってのは」
女「できたらやってる」
男「ですよねー。なんで俺なのさ」
女「いちばん近くにいたから」
男「なっ…。それって」
女「距離だよ。照れてんの?」
男「んなわけ」
女「で、もうそろそろいい? 家どこだっけ」
男「そうかな? 頑張ってお金集めてさ」
女「そんなことより泊めてよ」
男「なっ…」
女「嫌なの?」
男「嫌だよ! 年頃の男の部屋に…」
女「だからそれ逆でしょ。私が悩むとこじゃん」
男「家を建てるってのは」
女「できたらやってる」
男「ですよねー。なんで俺なのさ」
女「いちばん近くにいたから」
男「なっ…。それって」
女「距離だよ。照れてんの?」
男「んなわけ」
女「で、もうそろそろいい? 家どこだっけ」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 18:18:34.09 ID:pQ7llD3EO
男 (無理だ。>>17がある限り女を部屋には入れられない!)
女「そんなに悩むとこ? もー」
女「そんなに悩むとこ? もー」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 18:21:00.58 ID:7y8kEW/80
女家に放火した時の証拠
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 18:42:38.00 ID:pQ7llD3EO
男 (しかし、このまま連れて帰ると証拠が見つかる…。よし、>>19しよう)
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 18:46:57.73 ID:cvQJ8tx/0
女を始末
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 19:06:12.03 ID:pQ7llD3EO
男 (そうだ、女を殺してしまえば……!)
女「おーい」
男「うおっ?! 顔覗き込むなよ」
男 (顔近いっ!)
女「なんか急に顔色悪くなってる。体調わるい?」
男「いや、大丈夫だよ。それよりさ」
女「ん?」
男「>>21」
女「おーい」
男「うおっ?! 顔覗き込むなよ」
男 (顔近いっ!)
女「なんか急に顔色悪くなってる。体調わるい?」
男「いや、大丈夫だよ。それよりさ」
女「ん?」
男「>>21」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 19:08:13.49 ID:cvQJ8tx/0
悪いがここで消えてもらおう
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 23:27:06.79 ID:rY6Ea4tr0
女「なにそれ。そんなに嫌ならもういいよ」
男「えっ…」
女「もう別のとこ行く。野宿かもなー」
男「待てって。危ないから」
女「いいよ。野宿ってのは嘘。心配してはくれてるんだ」
女「それだけでいいよ。ありがとね」
男「お、おう…」
男「……」
男「えっ…」
女「もう別のとこ行く。野宿かもなー」
男「待てって。危ないから」
女「いいよ。野宿ってのは嘘。心配してはくれてるんだ」
女「それだけでいいよ。ありがとね」
男「お、おう…」
男「……」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 23:34:08.25 ID:rY6Ea4tr0
男「家に着いたわけだが。ったく、どうしたものか」
男「『俺のとこにも手紙が来てた。どうぞ読んでください』なんて言えねえよなー」
男「こんなの見せたら犯人、俺で確定じゃん。やってもない罪被るのは…」
『放火をしたのはお前じゃない。お前を恨んでいる誰かだ。これは勝負だ。負けて死ね』
男「誰だよこんなの送ってくるやつ。放火してんじゃねえぞコノヤロー」
男「しかし、だ。唯一の救いでもある。手がかりだ。真犯人を見つけられるかもしれない」
男「まずは>>24しよう」
男「『俺のとこにも手紙が来てた。どうぞ読んでください』なんて言えねえよなー」
男「こんなの見せたら犯人、俺で確定じゃん。やってもない罪被るのは…」
『放火をしたのはお前じゃない。お前を恨んでいる誰かだ。これは勝負だ。負けて死ね』
男「誰だよこんなの送ってくるやつ。放火してんじゃねえぞコノヤロー」
男「しかし、だ。唯一の救いでもある。手がかりだ。真犯人を見つけられるかもしれない」
男「まずは>>24しよう」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 23:37:46.38 ID:Qq4/LsLDO
女を口説き落とそう
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 23:57:39.75 ID:rY6Ea4tr0
prrrrr
男「よう」
女「どしたの。電話なんか」
男「ちょっと、な」
男 (なにが『ちょっと、な』だよ?! めちゃくちゃ緊張してるじゃねえかっ!)
男 (口説くってのはこんなに…恥ずかしいんだな)
女「ちょ、ちょっと」
男「ん? 誰かいんの?」
女「ううん。そんなんじゃないよ」
男「そうか。ちょっといい?」
女「なに?」
男「>>26」
男「よう」
女「どしたの。電話なんか」
男「ちょっと、な」
男 (なにが『ちょっと、な』だよ?! めちゃくちゃ緊張してるじゃねえかっ!)
男 (口説くってのはこんなに…恥ずかしいんだな)
女「ちょ、ちょっと」
男「ん? 誰かいんの?」
女「ううん。そんなんじゃないよ」
男「そうか。ちょっといい?」
女「なに?」
男「>>26」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 00:00:30.23 ID:4GN4RAM1o
やっぱり俺の家に来い
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 14:58:42.81 ID:4Lld/G9I0
女「…え? いいの」
男「おう」
男 (…次は)
男「>>28」
男「おう」
男 (…次は)
男「>>28」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 15:35:14.70 ID:tFli6ZJA0
一緒に燃えよう!
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 17:55:58.31 ID:4Lld/G9I0
女「ちょ、それっ…」
男「え?」
男 (おい、燃えようってなんだよ! 火事の件もあって二重にやばいじゃないか)
男「いやいや、深い意味はないよ。すまん」
女「そ、そう。今から行ってもいいの?」
男「おう」
男「え?」
男 (おい、燃えようってなんだよ! 火事の件もあって二重にやばいじゃないか)
男「いやいや、深い意味はないよ。すまん」
女「そ、そう。今から行ってもいいの?」
男「おう」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 17:59:51.03 ID:4Lld/G9I0
男「よし。証拠はどうしようか…。見つかったらまずいよな」
>>31
>>31
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 18:18:29.34 ID:ce1F4SlXo
仏壇に隠す
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 18:28:20.61 ID:4Lld/G9I0
男「よし、仏壇に隠そう!」
男「……よし。まあ、なんとかなったろ」
男「それにしても、犯人誰なんだ」
男「さっきは血迷ったが、俺が濡れ衣着させられる云々よりも先に女の身の安全を優先してやらないとな」
男「べ、別に好きとかそんなんじゃねえし…って何言ってんだろ」
男「……よし。まあ、なんとかなったろ」
男「それにしても、犯人誰なんだ」
男「さっきは血迷ったが、俺が濡れ衣着させられる云々よりも先に女の身の安全を優先してやらないとな」
男「べ、別に好きとかそんなんじゃねえし…って何言ってんだろ」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 18:42:34.05 ID:4Lld/G9I0
男「まだ女が来るまで時間がありそうだな」
男「テレビでも見るか。この時間はどこもニュースだな」
「火は約3時間後に止められましたが、焼け跡からは2人の遺体が見つかりました。警察は遺体が」プツン
男「縁起がわるいな。もうすぐ女が来るのにこんなの見てたら何も言ってやれん」
男「せめてもの救いは、被害者が出なかったことか…」
「おーい」コンコンコン
男「はいはい」
男「テレビでも見るか。この時間はどこもニュースだな」
「火は約3時間後に止められましたが、焼け跡からは2人の遺体が見つかりました。警察は遺体が」プツン
男「縁起がわるいな。もうすぐ女が来るのにこんなの見てたら何も言ってやれん」
男「せめてもの救いは、被害者が出なかったことか…」
「おーい」コンコンコン
男「はいはい」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 19:24:17.19 ID:4Lld/G9I0
男「ようこそ」
女「ありがとね。へえ、綺麗にしてるんだね」
男「まあな」
女「外見はアレだけどね」
男「家賃が安いんだよ。このアパート」
女「ボロだもんね」
男「まあな」
女「ありがとね。へえ、綺麗にしてるんだね」
男「まあな」
女「外見はアレだけどね」
男「家賃が安いんだよ。このアパート」
女「ボロだもんね」
男「まあな」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 19:31:03.34 ID:4Lld/G9I0
男「もう飯食ったの?」
女「まだだけど」
男「俺も。何かあったかな」
男「うーん、買い物しとくんだった」
女「どうする?」
男「>>37にしよう」
女「まだだけど」
男「俺も。何かあったかな」
男「うーん、買い物しとくんだった」
女「どうする?」
男「>>37にしよう」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 19:37:45.56 ID:DZNPqTnSO
女の肉
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 21:10:37.45 ID:4Lld/G9I0
女「えっ?!」
男「はむ」
女「…? この! 甘噛みするな!」
男「おいしい」
女「もー」
男「ごめんごめん。何か買ってこようか」
女「いいの?」
男「もちろん。その前に少し一服…」ゴソゴソ
女「タバコ? まだそんな歳じゃないでしょ」
男「やめられないとまらない」
女「そうだ。私にも一本吸わせてよ」
男「吸ってみたいの?」
女「なんとなく」
男「ふう……」カチッ スパー
男「ほい、タバコとライター」
女「ん」
男「はむ」
女「…? この! 甘噛みするな!」
男「おいしい」
女「もー」
男「ごめんごめん。何か買ってこようか」
女「いいの?」
男「もちろん。その前に少し一服…」ゴソゴソ
女「タバコ? まだそんな歳じゃないでしょ」
男「やめられないとまらない」
女「そうだ。私にも一本吸わせてよ」
男「吸ってみたいの?」
女「なんとなく」
男「ふう……」カチッ スパー
男「ほい、タバコとライター」
女「ん」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 21:22:52.52 ID:4Lld/G9I0
女「火ちょうだい」
男「ライターの使い方わからない?」
女「ううん。火ならそこにあるじゃん」
男「俺のタバコ?」
女「うん」
男「……」
女「ん…」
男 (なんで咥えたまま火移してんだ。確かこういうの…シガーキス? とか言うんじゃ…)
女「うぅ…」ケホッケホッ
男「慣れないことするからだよ」
女「そうだね。あはは」
男「ふう…」スパー
男「……そ、そうだ。吸い終わったし買い物行ってくる」
男「ライターの使い方わからない?」
女「ううん。火ならそこにあるじゃん」
男「俺のタバコ?」
女「うん」
男「……」
女「ん…」
男 (なんで咥えたまま火移してんだ。確かこういうの…シガーキス? とか言うんじゃ…)
女「うぅ…」ケホッケホッ
男「慣れないことするからだよ」
女「そうだね。あはは」
男「ふう…」スパー
男「……そ、そうだ。吸い終わったし買い物行ってくる」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 21:38:27.04 ID:4Lld/G9I0
男「やっぱりだ。女のことが好きかもしれん」
男「どうしたものか。…どうしようもないな」
男「手紙の、放火の犯人を早く見つけよう」
男「…買い物はコンビニでいいか」
男「どうしたものか。…どうしようもないな」
男「手紙の、放火の犯人を早く見つけよう」
男「…買い物はコンビニでいいか」
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 21:49:30.97 ID:4Lld/G9I0
女「…行っちゃった。何しよ」
>>42
>>42
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 22:00:47.84 ID:wdoXDP970
ここで火事が起きたときのためにシミュレーションする
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/13(日) 20:54:37.74 ID:/OZ8pCJZ0
女「どこから火がついたとしても…」
女「このアパートの感じからして火が回るのは早いね」
女「家具とか多い訳じゃないけど玄関から逃げるのは無理だと思う…」
女「私なら……そうじゃなくても窓から逃げるかな」キョロキョロ
女「二階だからってさすがにこの程度飛び降りてもね」
女「このアパートの感じからして火が回るのは早いね」
女「家具とか多い訳じゃないけど玄関から逃げるのは無理だと思う…」
女「私なら……そうじゃなくても窓から逃げるかな」キョロキョロ
女「二階だからってさすがにこの程度飛び降りてもね」
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/13(日) 20:55:51.78 ID:/OZ8pCJZ0
女「窓から逃げたら、生き残れる」
女「まったく、どっちなんだろ。あはは…」
女「まったく、どっちなんだろ。あはは…」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/13(日) 21:09:30.57 ID:/OZ8pCJZ0
男「コンビニでも買えるなんてな。ウイスキーと牛乳まで調達できた」
男「いつもの店員さんでよかったな~」
男「なんだか空が明るいな。あれは…煙か?!」
男「おいおい、俺の家の方角じゃないか?」
男「…まさかな」ダダダダッ
店員 (あいつ、荷物放ってどこ行くってんだ…)
男「いつもの店員さんでよかったな~」
男「なんだか空が明るいな。あれは…煙か?!」
男「おいおい、俺の家の方角じゃないか?」
男「…まさかな」ダダダダッ
店員 (あいつ、荷物放ってどこ行くってんだ…)
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/13(日) 21:19:45.97 ID:/OZ8pCJZ0
男「やっぱり…俺のアパート!」
野次馬「おいお前、危ねえぞ!」
男「俺の家なんだよ!」
男 (まさか隠してた証拠から出火したのか…? 十分あり得る。女は無事に逃げただろうか…!)
男「あああああ! じっとしてらんねぇよ!」ダダダダッ
男「女ァァ!!」
野次馬「おいお前、危ねえぞ!」
男「俺の家なんだよ!」
男 (まさか隠してた証拠から出火したのか…? 十分あり得る。女は無事に逃げただろうか…!)
男「あああああ! じっとしてらんねぇよ!」ダダダダッ
男「女ァァ!!」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/13(日) 21:22:51.38 ID:/OZ8pCJZ0
男「ゲホッゲホッ」
男「ひでえな。今にも崩れそうって感じだ」
男「さっきまで俺の部屋だったのかここ。…そんなことより」
男「女ー! 大丈夫かー?!」
ドドドゴゴンッ!!
男「な…?! 玄関が崩れ落ちた…?」
男「女は…いない? それともこの部屋のどこかに…?」
男「どうする、俺…!」
>>48
男「ひでえな。今にも崩れそうって感じだ」
男「さっきまで俺の部屋だったのかここ。…そんなことより」
男「女ー! 大丈夫かー?!」
ドドドゴゴンッ!!
男「な…?! 玄関が崩れ落ちた…?」
男「女は…いない? それともこの部屋のどこかに…?」
男「どうする、俺…!」
>>48
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/13(日) 21:45:48.00 ID:/OZ8pCJZ0
男「うおおおおッ!」バッ
男「はあはあ、暑い…いや、熱いな」
男「女ー! どこにいるんだー!」
男「どうする、どこを探す!」
>>50
男「はあはあ、暑い…いや、熱いな」
男「女ー! どこにいるんだー!」
男「どうする、どこを探す!」
>>50
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/13(日) 21:54:40.40 ID:Kx7I4L4ao
風呂場
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/14(月) 22:57:54.21 ID:xbBLpT2s0
男「いない…!」
男「いや、正解だ。こんなとこに逃げ込んだらどうしようもなくなっていた」
男「ゲホッゲホッ」
男「居間に戻って来たが…。女ァァ! いないかー?!」
男「ゲホッ、いないのか? 先に逃げてくれたのか…?」
男「次はどうする…>>52」
男「いや、正解だ。こんなとこに逃げ込んだらどうしようもなくなっていた」
男「ゲホッゲホッ」
男「居間に戻って来たが…。女ァァ! いないかー?!」
男「ゲホッ、いないのか? 先に逃げてくれたのか…?」
男「次はどうする…>>52」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/14(月) 23:26:02.24 ID:u6KMDYeKo
窓が開いているか確認
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/15(火) 00:02:08.23 ID:eb1ZsOjk0
男「窓は開いているな。ここからなら安全に逃げられるか…?」
「おとーさーんたすけてー 熱いよー」
男「子供?! お隣さんの子か!」
男「壁が焼け落ちている。これなら隣の部屋まで行けるが」
>>54
「おとーさーんたすけてー 熱いよー」
男「子供?! お隣さんの子か!」
男「壁が焼け落ちている。これなら隣の部屋まで行けるが」
>>54
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/15(火) 01:27:08.51 ID:e2X8taRA0
面倒だから聞かなかったことにする
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/15(火) 22:09:30.80 ID:eb1ZsOjk0
男「…面倒だな。それに今は女の方が優先事項だ」
ガタガタガタッ!!!
男「うぐあああッ! 天井が崩れた…! クソ、破片が足にめり込んでいる」
男「しかし、ここまで探していないなら女は逃げられたんだな…」
男「無駄なことしてたって訳か」
男「体に力が入らん…」
ガタガタガタッ!!!
男「うぐあああッ! 天井が崩れた…! クソ、破片が足にめり込んでいる」
男「しかし、ここまで探していないなら女は逃げられたんだな…」
男「無駄なことしてたって訳か」
男「体に力が入らん…」
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/15(火) 23:07:49.56 ID:eb1ZsOjk0
青年「こんにちは」
女「…」
青年「ぼくの顔をみてなんとなく察したってところですか」
青年「身体中こんな感じですよ。不自由なことも多い」
女「でも…!」
青年「知らぬ存ぜぬでは通りません。色々と調べました」
青年「ぼくや彼だけじゃない。あなたの両親も同じようにしたんだろう? この罪は深く重い」
女「ッ…」
青年「その日、彼はコンビニで買い物をした。店員だった男から聞きました。彼はその後、燃えている最中の…。そして」
女「もうやめて! …そんなつもりじゃ……」
青年「ぼくはまだ覚えています。彼はずっとあなたの名を叫んでいた」
青年「…あなたの顔を見るとわかります。もうすぐ死のうとしている」
女「生きる理由なんてとっくに燃えて無くなった…」
青年「…さない。許さないッ!! ぼくは許さないぞ! あんたの両親や男さんが許しても、ぼくは絶対に!!」
女「…」
青年「…これからはぼくの命令を生きる理由にしろ」
女「な、なにを…」
青年「燃やして欲しいものがあるんだ」
おわり
女「…」
青年「ぼくの顔をみてなんとなく察したってところですか」
青年「身体中こんな感じですよ。不自由なことも多い」
女「でも…!」
青年「知らぬ存ぜぬでは通りません。色々と調べました」
青年「ぼくや彼だけじゃない。あなたの両親も同じようにしたんだろう? この罪は深く重い」
女「ッ…」
青年「その日、彼はコンビニで買い物をした。店員だった男から聞きました。彼はその後、燃えている最中の…。そして」
女「もうやめて! …そんなつもりじゃ……」
青年「ぼくはまだ覚えています。彼はずっとあなたの名を叫んでいた」
青年「…あなたの顔を見るとわかります。もうすぐ死のうとしている」
女「生きる理由なんてとっくに燃えて無くなった…」
青年「…さない。許さないッ!! ぼくは許さないぞ! あんたの両親や男さんが許しても、ぼくは絶対に!!」
女「…」
青年「…これからはぼくの命令を生きる理由にしろ」
女「な、なにを…」
青年「燃やして欲しいものがあるんだ」
おわり
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