1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 00:06:24.96 ID:3ygXA60W0
~仕事帰り~

P「ふぅ・・・今日は一段と疲れたなぁ。」

P「ま、>>5が家で待っててくれると思うと、疲れも吹っ飛ぶけどな。」

引用元: P「安価でアイドルと新婚生活を送る」 


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5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 00:07:16.41 ID:A6mcdLOo0
ピヨ

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 00:09:58.37 ID:3ygXA60W0
ガチャリ
P「ただいまー」

小鳥「お帰りなさい、あなた。」

小鳥「今日も一日お疲れさまでした。上着、預かりますね。」

P「ああ、ありがとう。」

P「しかし、あなたって呼ばれるとまだなんかくすぐったいな。」

小鳥「いいじゃないですか。私の旦那様なんですもの。ね、あ・な・た?」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 00:14:04.63 ID:3ygXA60W0
P「ん。そうだな。」

小鳥「ちょっとずつ慣れていけばいいですよ。」

小鳥「さて、ご飯にしますか?御風呂にしますか?それとも・・・」

P「えっと、>>15にしようかな。」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 00:15:08.49 ID:zER2S2Yc0
離婚

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 00:18:57.03 ID:3ygXA60W0
P「あのさ、その前にちょっといいかな。話したいことがあるんだ。」

小鳥「?」

P「今日事務所で仕事しててさ、アイドル達が隣部屋で話してるのを聞いたんだよ。」

小鳥「えっと・・・何をですか?」

P「小鳥が居なくなっちゃって寂しい、とか、仕事の効率がちょっと落ちたよね、とか。そんな話でさ。」

小鳥「・・・そうだったんですか。それでちょっといつもより疲れてたんですね。」

P「ああ。」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 00:24:11.21 ID:3ygXA60W0
P「それでさ、俺なりにじっくり考えてみたんだ。」

P「やっぱり、小鳥は仕事を続けるべきだ」

P「前みたいな、付き合っているだけの関係のほうが、やっぱり相応しかったんじゃないかなって。」

小鳥「それはつまり・・・仕事に戻れということですか?」

P「いや、家庭を持ってしまったら、きっと仕事は続けられない。」

P「でも、確かに俺自身小鳥なしでの事務所の運営にはかなり無理があると思うんだ。」

P「かといって今から新人を採用してる暇はないし。」

小鳥「・・・」

P「だから・・・その、離婚をしよう。」

小鳥「・・・」

小鳥は何も言わずその場にへたり込んだ。
俺はその光景がいたたまれず、外へ駆け出した。
翌朝戻ってみると、小鳥の姿は既になく、彼女の衣服の類も一切消えていた。
そして、765プロの事務所に姿を現すこともなかった。

bad end

145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 03:33:46.02 ID:3ygXA60W0
風呂上り、肩を並べてテレビを見る二人。

ほんのりと頬が上気した小鳥の目線は、テレビよりも、それを眺めるPに注がれていた。

小鳥「あなた。」

P「ん?」

小鳥「いえ。呼んでみただけです。」

結婚してから毎日のように交わされる、恋人同士のお約束の会話。

小鳥「なんか、幸せ者ですね。私って。」

146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 03:40:33.66 ID:3ygXA60W0
P「俺も、幸せ者だよ。小鳥と結婚できたんだからね。」

小鳥「そう言ってもらえると嬉しいです。」

小鳥はそっと頭をPに預ける。

小鳥「幸せなのはいいですけど、あんまりテンションに任せて頑張りすぎないでくださいね?」

P「え?」

小鳥「最近、ちょっと疲れ気味じゃないですか。」

P「まぁ、少々は。でも小鳥だって最近結構疲れ溜まってるんじゃないか?家事仕事って意外と多いもんだし。」

147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 03:46:27.08 ID:3ygXA60W0
小鳥「そりゃあなたのためとなれば、私張り切っちゃいますよ。」

P「でも体には気をつけましょうね。お互い。」

小鳥「そうですね。」


小鳥「ふぁ・・・ 今日はちょっと眠いですね。」

P「俺もだよ。早めに寝るか?」

小鳥「それもなんだか惜しいですね。」

小鳥「あ、そうだ。膝枕、してあげましょうか?」

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 03:50:26.13 ID:3ygXA60W0
P「え?」

小鳥「前事務所に泊り込みで作業したとき、私にやってくれたじゃないですか。そのお返しも兼ねて。」

P「じゃあ、お言葉に甘えて。」

小鳥「ええ。さ、どうぞ。」

P「ん・・・ 予想外に落ち着くな。この位置。」

P「下から見上げる小鳥も新鮮で可愛いよ。」

小鳥「ほ、褒めても何も出ませんよ。」

P「素直な感想だよ。」

150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 03:54:39.26 ID:3ygXA60W0
小鳥「んっ あんまり頭動かさないでください・・・ くすぐったいです。」

P「ああ、ごめん。」

P(ほんとに落ち着くな。膝枕って。)

P(小鳥さんの体温のせいかな。)

P(なんか、眠く・・・)

P「zzz」

151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 04:00:46.53 ID:3ygXA60W0
小鳥「あら、もう寝ちゃったんですか・・・?」

小鳥「よっぽど疲れてたんですね。」

小鳥「他人の為に頑張りすぎて、自分の体壊しちゃうタイプですよね、あなたって。」

小鳥「プロポーズされたとき、私こう思ったんですよ。」

小鳥「あなたは誰かが支えていかないと、いつか倒れちゃう。」

小鳥「だったら、私が支えてあげないとって。」

小鳥「それでOKって返事をしたんです。」

152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 04:05:48.79 ID:3ygXA60W0
P「もっとロマンチックな理由であった欲しかったな・・・」

小鳥「お、起きてたんですかっ」

P「途中からな。」

小鳥「もう・・・それならそうと言ってくださいよ。」

P「小鳥の独白がちょっと聞きたかったんだよ。」

小鳥「別に聞いてもいいことなんかないですって。」

P「いいんだよ。俺は小鳥の声を聞くだけで幸せになれる。」

小鳥「恥かしいことをさらっと・・・寝ぼけてます?」

P「さぁな。」

153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 04:10:01.63 ID:3ygXA60W0
小鳥「まったく・・・」

P「zzz」

小鳥「また寝ちゃったの?」

小鳥「・・・そうみたいね。」

小鳥「気持ちよさそうに寝ちゃって。」

小鳥「たまにあなたって、子供みたいですね。」

小鳥「きっと、私だけが知っているあなたの一面ってやつですね。」

小鳥「ねぇ、あなた。」

小鳥「私、本当に、あなたのこと、愛してます。」

P「そっか。俺もだよ。小鳥。愛してる。」

小鳥「なっ もう・・・またおきてたんですか!」

154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 04:14:34.84 ID:3ygXA60W0
小鳥「なっ もう・・・またおきてたんですか!」

P「小鳥の声は寝てたって聞こえるんだよ。」

小鳥「またそんなこと言って・・・ でも、愛してるって言ってもらえたので、まぁよしとします。」

P「じゃぁ、ベッドにいこうか。このままだと小鳥が眠れないだろ。」

小鳥「そうですね。」

P「今度は俺が腕枕してやるよ。」

小鳥「ふふっ それは楽しみですね。」

小鳥(きっと、こんな他愛もない日々が、これからずっと続いていくんだろうな。)

P(誰かと生きていくって、こんなに楽しいことだったんだな。)

P「小鳥。」

小鳥「はい。」

P「これからも、一緒に楽しくやっていこうな。」

小鳥「そうですね。私は、一緒にいるだけで幸せだし、楽しめます。」

155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 04:17:17.88 ID:3ygXA60W0
P「ああ。小鳥はコロコロ表情が変わるからな。見てて飽きない。」

小鳥「からかわないでくださ・・・んっ」

小鳥「・・・不意打ちのキスなんて、反則です。」

P「したかったんだから、仕方ないだろう。」

小鳥「折角ならもっとゆっくりしたかったです・・・」

P「いつでも、いくらでもしてあげるよ。」

P「二人の時間はまだまだたくさんある。」

P「ずっと、一緒だからな。」

小鳥「そうですね。いつまでも、ご一緒します。」

おしまい

174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 09:57:17.89 ID:3ygXA60W0
~仕事帰り~

P「今日は冷えるなぁ・・・」

prrr prrr

P「ん? >>177から電話だ。家で何かあったのかな。」

177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 09:59:50.25 ID:oflbiXZf0

182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 10:03:16.28 ID:3ygXA60W0
P「もしもし?」

響「ぷっ プロデューサー!大変なことになったさ!」

P「どうした?」

響「せ、洗濯機が・・・兎に角大変なんだよ!」

P「わかった。急いでかえるよ。」

ガチャリ

P「ただいま・・・ん?なんだこの匂い。洗剤?」

183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 10:07:58.11 ID:3ygXA60W0
響「あっ おかえり! こっちだぞ!」

P「あ、ああ。」

P「なんだこりゃ。洗濯機が泡を吹いてる・・・」

響「ごめんな・・・二人分の洗濯だから洗剤もたくさんいると思ってドバって入れたら・・・」

P「床まで泡だらけじゃないか。」

P「>>186

1 慰める
2 叱る

186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 10:16:53.94 ID:zxyid/ND0
2

187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 10:21:56.20 ID:3ygXA60W0
P「なぁ響。」

響「うん?」

P「舞い上がる気持ちも分かるが、最近ちょっと失敗が多いんじゃないか?」

P「今は手をちょっと切ったり洗濯失敗したりで済んでるけど、もし響が大怪我するようなことになったら元も子もないだろう。」

P「ちょっと、気をつけてくれよ。」

響「うぅー 面目ないさー・・・」

188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 10:25:56.72 ID:3ygXA60W0
響「ほんとにごめん。」

P「まぁ、そう落ち込むな。これから気をつけてくれればいいよ。」

P「床、一緒に掃除しようか。」

響「うん。」

P「案外大して汚れてないな。こぼれたのが洗剤だから当たり前か。」


P「よし、こんなもんでいいだろ。」


189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 10:30:46.37 ID:3ygXA60W0
P「もうお腹がペコペコだよ。夕食はもうできてるか?」

響「ご飯はバッチリ美味しいの作ったぞ。」

P「おっ そりゃ楽しみだな。」

~リビング~

響「さ、食べて。」

P「いただきます。」

P「これはゴーヤ・・・だよな?なのに苦くない。」

響「前にプロデューサーは苦いの苦手って言ってたから、ちょっと多めにわたをとってみたんだぞ。」

190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 10:36:24.26 ID:3ygXA60W0

P「そうなのか。ありがとう。いつにもまして旨いよ。」

響「自分完璧だからな!」

P「相変わらずお調子者だな。まぁ、俺はそんな無邪気なとこに惹かれたんだけど。」

響「ん?そうなのか?」

P「ああ。一緒にいて楽しいし、和む。」

響「そっか。なら、プロデューサーと結婚してよかったな。」

192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 10:42:26.66 ID:3ygXA60W0
響「自分、プロポーズされたときちょっとだけ悩んだんだ。」

響「自分と結婚してプロデューサーは幸せになれるかなって。」

P「なれるに決まってるだろ。」

響「えへへ。」

P「響とでも、じゃない。響とだから、幸せになれるんだ。」

響「そっかぁ・・・ 自分嬉しいぞ。」

P「うん。ごちそうさま。旨かったよ。」

193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 10:49:04.73 ID:3ygXA60W0
響「はいさい!んじゃあプロデューサーはくつろいでて。」

P「手伝わなくて大丈夫か?」

響「大丈夫さー。」

P「ならお言葉に甘えて。」

P(ふぅ。今日はあちこち走り回ったから疲れたなぁ。)

P(響、エプロン結構似合うな。様になってるじゃないか。)

P(毎日この光景が見られるのか・・・)

P(幸せ、だなぁ・・・)ウトウト

194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 10:55:22.86 ID:3ygXA60W0
P「zzz」



響「洗物終わったぞー・・・って、プロデューサー?」

響「寝ちゃったのか?」

響「仕方ないなぁ。折角一緒にお風呂はいろーって誘おうと思ったのに・・・」

響「よく寝てるし、先入っちゃお。」

197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 10:59:39.37 ID:3ygXA60W0
P「zzz」

P「ふぁあ・・・」

P「あれ、何時の間に寝て・・・」

P(ん?響、髪下ろしてるな。あ、風呂上りか。)

響「~♪おっ 起きたのか?」

P「ああ。今しがたな。」

響「プロデューサーも御風呂入ってくるといいさ。気持ちいいぞ。」

P「うん。そうするよ。」

198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 11:05:17.90 ID:3ygXA60W0
P「あ、響」

響「ん?」

P「髪下ろしたお前もなかなか可愛いぞ。」

響「うぁ・・・/// そういう言葉は夜まで取っておいてほしいぞ・・・」

P「もう十分夜になってるよ。」ガチャン

響「うぅー 言い逃げなんてずるいさー・・・」

199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 11:10:34.03 ID:3ygXA60W0
~風呂場~
P「さむいな・・・」

P(ん?なんだこれ。料理本? なんでこんなとこに。)

P(・・・)

P(響、文句一つ言わないけど、なれない家事って大変なんだろうな。)

P(最近失敗が多いのって、疲れがたまってるせいなのか。)

P(明日はオフだし、どこかに連れて行ってやろうかな。)



P「ふぅ いい湯だった。」

響「あ、プロデューサー、この番組面白いぞ!一緒に見よ?」

P「ん、ああ。動物ものか。」

響「この犬が可愛くてなー。まぁイヌ美には適わないけどな!」

P「・・・なぁ響。」

響「んー?」

P「明日、動物園にでもいかないか?」

201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 11:15:37.35 ID:3ygXA60W0
響「動物園?いいけど、唐突にどうしたんだ?」

P「久しぶりにお前と二人でデートがしたくなった。」

響「デート、かぁ。うん。いいぞ!」

P「よし、決まりだな。」

響「だったら、今日は早く寝ないとな。」

P「ああ。」

202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 11:19:29.74 ID:3ygXA60W0
~寝室~


P「響、おいで。」

響「ん? うあっ」ギュッ

響「じ、自分は抱き枕じゃないさー!」ジタバタ

P「響を抱っこしてると落ち着くんだよ。」

響「プロデューサーはヘンなとこが子供のまんまだぞ・・・///」

P「あったかいな。」

響「うん。」

P(響の髪・・・同じシャンプーのはずなのに良い匂いがするな・・・)

203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 11:23:02.88 ID:3ygXA60W0
響「zzz」

P(なんだかんだで響の方が先寝ちゃってるし。)

P(寝顔も可愛いな・・・響は。)

響「・・・自分もダイスキだぞ・・・ぷろでゅーさー・・・zzz」

P(どんな夢を見てるんだか。)


P「俺も大好きだよ。響。」



おしまい