1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 16:53:49.53 ID:0FoCUBK60
一夏(みんなボコボコ俺のこと殴りすぎだからな・・・いくら鍛えてるといっても痛いもんは痛いしいつか怪我することになる)

一夏(そうなるまえに一回びっくりさせて、簡単に人を殴ったらいけないんだってことをわかってもらおう)

一夏(血糊は演劇部の人が快く貸してくれた。手に持って殴られたところにつけてもいいし口に入れても大丈夫らしい)

一夏(よし、あとは殴られるのを待つだけだ・・・)

一夏(・・・殴られるのを待つってのもなんかあれだな)

一夏(適当にぶらついてみるか)


一夏(お、あれは・・・)

>>7

引用元: 一夏「今度殴られたら盛大に血糊を吐いてやろう」 



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7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 16:55:54.63 ID:MX69C93X0
姉貴

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 17:04:40.00 ID:0FoCUBK60
一夏「あ、千冬ねえだ」

一夏「おーい千冬ねえ」タッタッタ

千冬「織斑先生だろ」バシッ

一夏「いてっ・・・うぐぅ」

千冬「まったくお前は何度言っても直らないな。学校では先生と」

一夏「っつ・・・」ポタポタ

千冬「!?」

千冬「い、一夏!?お、おいなんで、そんなに強く叩いたわけでは」

一夏「うぅぅ・・・」ポタポタ

千冬「くっ、早くおぶされ!今医務室に連れてってやる!」

一夏「いいよ・・・また殴られたらやだし」

千冬「誰がそんなことをするか!」

一夏「だっていつも殴るだろ・・・」

千冬「うぐっ」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 17:10:13.28 ID:0FoCUBK60
一夏「一人で歩けるからいいよ。じゃあな織斑先生・・・」フラフラ

千冬「い、一夏・・・」





一夏(よしよし・・・これで千冬ねえも簡単に人を殴らなくなるだろ)

一夏(しかしバレるかと思ったけどすごいリアルだなこの血糊・・・千冬ねえを騙すなんて)

一夏(千冬ねえがあんなに焦った顔してんの久しぶりに見たぜ)

一夏(この調子でどんどん更生させていこう!)

一夏(いくら女尊男卑の世の中とはいってもああもすぐ人を殴ったらいけないよな!)


一夏「ふんふふーん♪」

一夏「お、いたいた」

>>30

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 17:11:45.67 ID:yTNJQJay0
中国

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 17:16:27.42 ID:0FoCUBK60
中国「あ、一夏だ。おっす」

一夏「おっす。なにやってんだこんなとこで」

中国「アリーナいって訓練しようかなって。一夏もいかない?」

一夏「俺はいいや。なんか今日は散歩したい気分だから」

中国「ふ~ん・・・じゃ、じゃああたしも散歩しよっかな!」

一夏「そうか、じゃあまたな」

中国「うんまたね~っておい!そこは一緒に行くかって言う流れでしょ!」

一夏「だって鈴は訓練いくんだろ?」

中国「そ、そのつもりだったけど」

一夏「じゃあまたな」

中国「さいちぇーんじゃない!あたしも一緒に行く!」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 17:24:02.91 ID:0FoCUBK60
一夏「今日は一人で散歩したい気分なんだ」

中国「なによ!あたしがいたらダメなの?」

一夏「ラウラとかなら静かでいいけど鈴はちょっとな。ほら今尖閣問題もあるし」

中国「そういう政治的なことはあたしに関係ないもん!!」

一夏「じゃあそういうことで」

中国「待てって言ってんでしょ馬鹿一夏!!!」バキッ!

一夏「いでっ!?」

中国「なんなのよいっつも!二組だとか中国だとか、幼馴染なのに!!」

一夏「うぅ・・・」

中国「聞いてんの!?なに痛いフリなんかしてんのよ!!」

一夏「いっつぅ・・・」ポタポタ

中国「あぇっ、うえ?」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 17:34:45.49 ID:0FoCUBK60
一夏「いってぇ・・・これやばいやつだ・・・」ポタポタ

中国「ぁっ、あの、だ、だいじょぶ・・・?」

一夏「大丈夫に見えるのかよ・・・」

中国「うぅっ・・・あの、でも・・・でも一夏が」

一夏「軽い冗談言っただけなのに・・・鈴はいつもすぐ人のこと殴りすぎなんだよ・・・」

鈴「うっ・・・ごめんなさい。き、傷見せて、ハンカチでおさえれば」スッ

一夏「触んなよ!」バシッ!

鈴「っ!」

一夏「あ、ごめん・・・でもまた殴られるのかと思って」

鈴「・・・ぐすっ・・・」

一夏「・・・・・・とりあえず医務室行くか。じゃあな」


一夏「・・・」フラフラ

鈴「・・・」トボトボ

一夏「・・・ついてくんなよ!」

鈴「ぅっ・・・」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 17:44:35.99 ID:0FoCUBK60


一夏(ちょっと言い過ぎて可哀想だったかもしれないけど、これで鈴も懲りるだろ)

一夏(鈴の場合は冗談じゃすまないレベルの攻撃してくるからな)

一夏(リアルに怪我っていうか死の危険も今まであったし)

一夏(さてさて、このペースで次行ってみよう)


一夏「色づいた~鳥達の~羽ばたきが~♪」スタスタ

一夏「お、あの後ろ姿は」

>>88

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 17:46:36.81 ID:zfmFJK810
もっぷ

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 18:33:38.15 ID:NHoNmCof0
一夏「よう箒。」

箒「一夏か。ちょうどいい、私とその…、一緒に…」

一夏「なんだよ。早く言ってくれよ。」

箒「い、一緒にお茶でもしないか…!」

一夏「お茶?すまん箒。今日はそういう気分じゃないんだ。」

箒「うっ…。そうか…、ならばいい…」

一夏「悪いな」

箒「いや、いいんだ。気にしないでくれ。」

シャル「あっ、一夏。ねぇねぇ、これ見て!クッキー焼いてみたんだ。一緒に食べない?」

一夏「おぉ、美味そうだな。いいぜ、俺の部屋に来いよ。紅茶淹れて一緒に食べようぜ。」

シャル「いいの?ありがと♪」

箒「………」ギリッ

144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 18:41:50.31 ID:0FoCUBK60
飯食って帰ってきたら続ける雰囲気じゃなくなってたでござる


鈴「クリリンのことかーーーーーーーーー!!!!」

                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                   \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                      ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙      .'                            ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:               ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                             ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
                ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´
終わり

あとは任せた

165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 18:52:13.47 ID:NHoNmCof0
-1時間後-

一夏「シャルありがとな。」

シャル「こちらこそご馳走様でした。一夏って紅茶淹れるのも上手だよね。今度教えてね。」

一夏「ああ、もちろん。」

シャル「じゃあ、また後でね♪」

一夏「おう。さて、食器を片付けるか…」

バンッ

一夏「!!??」

箒「一夏ァ!!お前という奴は……どうしてそう女にふしだらなのだ!!」

一夏「何怒ってるんだよ箒?シャルとお茶しただけだろ…」

箒(こいつ!私のお茶の誘いを断っておきながら……!!)ギリリ

箒「お前の性根を叩きなおしてやる!!」ブンッ

ガンッ

一夏「うぐぁ……!!」ブシャァ

174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 19:00:15.16 ID:NHoNmCof0
箒「これに懲りたら、お前のその浮ついた態度を改めるんだな。聞いているのか?」

一夏「くっ…ぐぅ……」ボタボタ

箒「なっ……!い、一夏!?大丈夫か!?」

一夏(やべぇ……血糊使ってねえのにすごい出血だ……)

箒(早く医務室に運ばないと!くっ、なんで私だけこんな目に…一夏が悪いのに!)

箒「お、お前が悪いんだぞ…!このくらい避けろ!」

一夏(うぜぇ……)

箒「とりあえず医務室に運んでやる。肩を…」

ガチャッ

箒「!?」

千冬「一夏いるか?さっきは悪かった…って、どうした一夏!?」

一夏(ナイスタイミングだ千冬姉!)

191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 19:17:00.82 ID:NHoNmCof0
一夏「千冬姉、箒にやられた……」

箒「い、一夏!?」

千冬「ほう。私の弟をこんな姿にしたのは貴様か、篠ノ之?」

箒「くっ、一夏が私の木刀を避けなかったのがいけないんです!避けてくれたらこんなことには……」

千冬「貴様の言い分はそれだけか?なら篠ノ之、貴様には私の太刀を避けてもらおうか。」ジャキッ

箒「どうしてそうなるんですか!?意味がわかりません!」

千冬「黙れ!ただ一人の肉親が血まみれにされたんだぞ!当然の報いだ!」

箒「頼む、一夏からも言ってくれ!このままじゃ私は……!」

一夏「…………」

一夏「やっちまってくれ千冬姉。」

千冬「任せろ。」

箒「一夏ァァァァァ!!!」

195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 19:24:57.71 ID:NHoNmCof0
一夏(さっきはひどい目にあったな。ま、箒よりはマシだけどな。)

一夏(箒は緊急搬送されちまったが、これに懲りて木刀を振り回すのはやめてくれるだろう。)

一夏(あいつも暴力さえなければいい友達なんだけどな…)

一夏(次に懲らしめる相手は誰にしようか…>>200

201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 19:28:12.38 ID:u090Box40
ラウラ

215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 19:43:12.44 ID:NHoNmCof0
一夏(ラウラか…。あいつにも叩かれたり、寝技かけられたりで酷い目にあったからな)

一夏(無闇に技をかけないようここらでお灸を据えてやるか。)

一夏(ラウラは寝てればいつの間にかベッドに忍び込んでくるからな。朝まで待つとしよう。)

-朝-

ピピピピ……

一夏「ん~……ラウラは?」

ラウラ「すぅすぅ……」

一夏「やっぱりいたか。ったく、寝顔は天使そのものなんだけどなぁ。」

ラウラ「んんぅ……一夏?」

一夏「おはよう、ラウラ。何度も言ってるけど勝手にベッドに入るなって。誤解されるだろ。」

ラウラ「私たちは夫婦だぞ。嫁の側に夫がいて何が悪いのだ?」

一夏「はぁ…もういいや。部屋のセキュリティ上げてもらおっかな……」

228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 19:55:17.39 ID:NHoNmCof0
ラウラ「それは困る、考え直せ!」

一夏「って、言われてもなぁ…」

ラウラ「一夏は私と寝るのがイヤなのか?」

一夏(正直嫌じゃないけど、ここはあえて厳しく!)

一夏「俺とラウラはまだ夫婦じゃないからな、一緒には寝られない。次に部屋に忍び込んだら千冬姉に相談するからな。」

ラウラ「強情な嫁だ。しかたない…」ヒュッ

一夏「がぁ……!ラ、ラウラ……!?」

ラウラ「一夏、私と一緒に寝ることを受け入れろ。そうすればこの技は解いてやる。」

一夏「ぐっ……!そんな手には……!うぐぅぅ……!」

ラウラ「早く楽になりたいだろ?さあ、認めろ!嫁!」

一夏「ごほっ……!も、もう、やめ……!」ボタボタ

232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 20:05:21.49 ID:NHoNmCof0
ラウラ「一夏!?そんな、ち、血が……!」

一夏「ゲホッ、ゲホッ……!」

ラウラ「すまない嫁!こんなことになるとは思ってなくて!」

ラウラ「すぐに応急処置を…!」

一夏「やめろ!」バシッ

ラウラ「!?」

一夏「俺は暴力とか嫌いなんだよ!もう俺に触んないでくれ!」

ラウラ「い、一夏…うっ……ごめん……なさい」

一夏「なに泣いてんだよ。泣きたいのこっちだ!ゲホッ、ゴホッ!」ビ゙チャー

一夏「見ろ!こんなに血を吐いちゃったじゃないか!」

ラウラ「わ、私が…悪かった。お願いだ……ひぐっ……許してくれ……」

一夏「やだね」

250: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 20:27:34.68 ID:u090Box40
ラウラ「どうしたら許してくれるんだ」 
 
一夏「どうってそれくらい自分で考えてくれよ」 
 
ラウラ「うぅっ…そんなっ…言い方しなくても…いいじゃない…か…」 
 
一夏「………ちょっと気持ちに整理つけたいから、出てってくれ…」 
 
ラウラ「そっ……そうか…わかった…本当にすまない一夏…」 
 
パタン 
 
一夏「……ふぅ。あのラウラの顔…涙目かわいかったな…」 
 
 
 
 
 
一夏「次はもう少し踏み込んでみるか… >>253 」

253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 20:30:13.92 ID:1b/Ea+yn0
のほほん

259: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 20:42:23.30 ID:u090Box40
教室 
 
一夏「布仏さんー」 
 
布仏「なにー?」 
 
一夏「千冬姉じゃない。織斑先生が後で職員室にきてくれってさ」 
 
布仏「あい。了解ー。ところで織斑くんはケガ大丈夫なのかなー?」 
 
一夏「ああ、みんなに散々やられたからな。まぁなんとか…」 
 
布仏「モテル男は辛いねー」ドン 
 
一夏「ッッゴフッ!!」 
 
布仏「―――ッえ……?」 
 
一夏「ゲホッ!ゲホッ!オェッ!」 
 
布仏「ちょっと…織斑くん……大丈夫?」 
 
ざわざわ…… 
 

261: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 20:43:41.90 ID:u090Box40
「ちょっとのほほんさんがやったの?」 
 
「織斑くんかわいそー」 
 
布仏「いや…わたし…違う……」 
 
一夏「ぐあああああッッ!!」ビシャ 
 
布仏「ヒッ!!」  
 
「ちょっと織斑くんから離れなさいよ!」 
 
「そうよ!!出て行きなさい!」 
 
布仏「そんな……みんなー、ひどいよー」 
 
「今更キャラ作ってんじゃないわよ!」 
 
「でーてーけ!でーてーけ!でーてーけ!!」 
 
布仏「うわああああああ!!」 
 
一夏(………俺は悪くない) 
 

264: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 20:49:11.27 ID:u090Box40
山田「ちょっと何の騒ぎですかー?」 
 
「先生ーのほほんさんが織斑くんに暴力を!」 
 
山田「え?そんなまさかって…すごい血じゃないの織斑くん!」 
 
山田「先生は織斑くんを医務室に連れて行きますから、誰か掃除をお願いします」 
 
「織斑くんの血だって!」 
 
「キャーわたしがやるー!」 
 
山田「さ。織斑くん先生に掴まってください」 
 
一夏「……すみません…」 
 
のほほん「わたしじゃない……わたしは何もシテイナイ……」 
 
一夏(まったく女は怖いぜ… 次>>265

265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 20:49:52.29 ID:Lqwx9L1Q0
シャル

272: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 20:56:52.28 ID:u090Box40
医務室 
 
コンコン 
 
シャル「一夏ー?入るよー」 
 
一夏「ああ」 
 
シャル「なんか大変だったみたいだねー。大丈夫?」 
 
一夏「まぁなんとかな…」 
 
シャル「話に聞くと何回も吐血してるらしいじゃん。一回ちゃんと病院で見てもらった方がいいよ?」 
 
一夏「いや大丈夫だ。伊達に鍛えられてないからな」 
 
シャル「そう…。ならいいんだけど」 
 
一夏(まいったな……。殴られる要素がない…) 
 
シャル「ん?どしたのかな?」コクビカシゲ  

276: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 21:02:29.68 ID:u090Box40
一夏「いや…別に…。シャルは優しいなと思って」 
 
シャル「えッ?そ…そうかな?こういうのって普通だと思うけど!」 
 
一夏「いや。ほんとシャルだけだって。こうやって見舞いにも来てくれるしさ」 
 
シャル「一夏が苦しんでたら、ぼくはどこにでも行くよ!」 
 
一夏「ありがとうシャル」ブル 
 
シャル「一夏?寒いの?」 
 
一夏「少しな…。もう冬だし」 
 
シャル「そっか、……じゃあ。ちょっとずってみてくれる?」 
 
一夏「ん?ああ…」 
 
シャル「隣お邪魔するね…。あったかい?一夏」 
 
一夏「…………」 
 

288: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 21:14:53.45 ID:u090Box40
シャル「…一夏?」 
 
一夏「ゲホッ!!」ドヴァッ 
 
シャル「へ?」 
 
一夏「いきなり何してんだよシャルッ……!」 
 
シャル「何って…。その、一夏を暖めようかと思って……」 
 
一夏「なんでベッドに入ってくるんだよ!!暖房つければいいだろ!?」 
 
シャル「え…だって……」 
 
シャル(少しでも近くに居たいって思っただけなのに…) 
 

293: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 21:16:17.02 ID:u090Box40
一夏「もうこれって一種の暴力だぜ?性の暴力だ!」 
 
一夏「風呂には入ってくるわ。同じ部屋で裸見るわッ!箸が苦手だから食べさせてだとか!」 
 
一夏「俺だって男なんだぞ!分かってんのかよ!なぁッ!?」 
 
シャル「……えっと。ごめんなさい……」 
 
一夏「本当に分かってんのか!?大胆に肌見せて、しおらしくなったり。男心動かすの得意だもんな……」 
 
シャル「そんなつもりッ!!」 
 
一夏「なんたって妾の子だもんなッ!!お前は!!」 
 
シャル「…………そんな…」 
 
一夏「母親譲りの手練手管で何する気だよ!」 
 
シャル「ひどい……一夏は分かってくれると思ってたのに……うぅ…ひっく…」 
 
一夏「お前はそこにいろよ!!俺は出て行く!!妾の子にはベッドがお似合いだぜ!!ハハッ!」 
  
シャル「一夏ぁ…まって……よ…」 

ピシャンッ 
 
一夏(正直やりすぎた!!) 
 
一夏「反省をして原点回帰だな。>>292 」

297: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 21:17:43.26 ID:ktfvbzFE0
フランス

304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 21:25:30.38 ID:u090Box40
ガラガラッ 
 
シャル「…ひぐっ……うぅ…いちかぁ…」 
 
一夏「ゴハッ!」ビシャ 
 
一夏「メソメソ泣きやがって!!」 
 
一夏「あーもう体調わりーのに、ムカムカでまた血吐いちまったー。体調わりーのによー」 
 
一夏「お前も女なら月のモノで血が出るキツさ分かるだろ!?ばーか!」 
 
ピシャン 
 
シャル「うあああああああん!!!」 
 
 
 
一夏「追撃完了だな……流石に居たたまれない」 
 
一夏「原点回帰だ >>308 」

308: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 21:26:45.79 ID:m8ZCGmiX0
シャルに謝る

317: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 21:42:06.30 ID:u090Box40
ガラガラッ 
 
シャル「ッッ!」ビクッ 
 
シャル「一夏…ボクはまたナニかしたのカナ…」 
 
一夏「シャル…ごめんな…さっきはいいすぎた……」ぎゅ 
 
シャル「一夏ぁ…あたタかイ……一夏の温モリだァ…」 
 
シャル「でも…一夏はボクのコト嫌いダカラ……」 
 
一夏「シャル。誰も嫌いなんて言ってないぞ?」 
 
一夏「少し自重してくれってお願いをしたんだからな?」 
 
シャル「嫌いじゃないの…?」 
 
一夏「当たり前だろ?シャルを嫌いになる理由なんて砂浜でダイヤを探すより困難なくらいさ」 
 
シャル「よかったぁ……嫌われたのかと…」ぎゅ 
 
一夏「だからもう泣かないでくれ」ナデナデ 
 

360: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/03(土) 22:38:11.31 ID:00U32m8v0
シャル