70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 23:17:42.75 ID:trh9xQDa0
伊織「はぁ、何が参観日よ。どうせお父様なんて来れないんだし」

ヤベェ、オレノオヤキタ モウ、ナンデキテルノヨ!コナイデッテイッタノイニ

伊織(・・・)

伊織「(・・・っつ、べ、別に気にして何かないしっ)」

伊織「(このスーパーアイドル水瀬伊織ちゃんにかかればこのぐらい何ともないんだからっ!)」

伊織「(・・・はぁ)」

伊織「(こんなときにあいつが来てくれればいいのに)」

伊織「(べ、別にあいつが来たって全然うれしくないんだからっ)」

伊織「(・・・授業に集中しましょ)」


P「服装OK!カメラOK!予備のカメラOK!よし準備は完璧だ!伊織ぃぃぃいいぃの制服ばっちり撮るぞおおぉぉ」

こうですか?わかりません><

引用元: P「アイドル達の参観日にこっそり行ってみる」 



THE IDOLM@STER MASTER PRIMAL ROCKIN' RED
天海春香、如月千早、四条貴音、秋月律子
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83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 23:26:37.82 ID:trh9xQDa0
先生「ですからこうなって・・・」

伊織「・・・」

ガラガラ

スイマセン、チョットマエシツレイシマス

P(着いた!ここが伊織が勉強してる教室っ!)

P(クンカクンカ、スーハースーハーいいにおいだな!)

P(・・・っは、いけないいけない)

P(さて伊織はどこかな)

もう無理だれかパス

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 23:32:26.27 ID:trh9xQDa0
P(あっいた)

伊織「・・・」ボーットシナガラソトミテル

P(肘ついて窓の外見てる伊織かわいい!)

P(とりあいず持ってきたカメラで●REC)

P(あぁ、もう!かわいいなぁ!!)

伊織(・・・はぁ、退屈だわ)

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 23:38:40.54 ID:trh9xQDa0
伊織(早く終わって事務所に行きたいわね)

伊織(春香の焼いてくれたクッキー食べて、あいつに「水瀬さん、聞いてますか」

伊織「っ!あっはい、すいません・・・」

先生・P「怒られてシュンってなった伊織かわいい」

先生「では罰としてここの問題の空白記入してください」

伊織「はい」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 23:44:04.87 ID:trh9xQDa0
伊織(っーーーギリギリ届かない!何で黒板の上の方にかいてあるのよ)

P(背伸びしてる伊織かわいいって場合じゃない!伊織が困ってる!これは緊急事態だ)

P(何か台になるものは・・・駄目だ、何にもないどうしよう)

P(そうだ!)

P(俺 が 台 に な れ ば い い ん だ)

P(俺が・・・俺が台だ!)

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 23:51:00.55 ID:trh9xQDa0
P「うおおおぉおおーー伊織ぃぃぃいいい」

伊織(!この声はプロデューs「俺を踏み台にしろーーーー」

全員「!?」

ネェ、チョットアレナニ キモチワルーデモイケメン ナニ、ミナセサンノカレシカナ?

イオリンニカレシハイナインダ!オレノテンシナンダ

伊織「ばっ、あんた何言い出してんのよ!馬鹿じゃないの!」アシデゲシゲシ

P「んんんー気持ちぃぃぃぃいいい!!!怒ってるいおりんかわいい」

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08(木) 23:57:34.26 ID:trh9xQDa0
伊織「本当最悪っ!あんた一回死になさいよ」

P「いや、本当にすいません。伊織がかわいいのがいけないんだ!そうに違いな・・・いてて足踏まないで」

伊織「本当に反省してるのこの馬鹿プロデューサーはっ!」

女子生徒A「水瀬さん、ちょっといいかな?」

伊織「?なにかしら」

女子生徒B「そこの男声の方って水瀬さんの彼氏さん?ニヤニヤ」

113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 00:05:43.71 ID:OYKIiIZW0
伊織「かかか彼氏じゃないわよ!こいつはただの知り合いよ!」

P(動揺してる伊織かわいいなあ!)

女子生徒C「そうなんだ!ねぇお兄さん伊織の知り合いの方なんですよね?普段の水瀬さんはどんな感じですか?」

P「ん?普段の伊織か」

P「普段は意地っ張りでツンツンしてて誤解されたりする部分もある」

P「けど面倒見がよく仲間が悩んだりしたら本気で心配してやれるいいやつだよ」

P「だから今の竜宮小町があるんだよ」

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 00:12:33.30 ID:OYKIiIZW0
伊織「あああんた///何言ってるのよ///どうどうと恥ずかしいいこと言ってんじゃないわよ!」

女子生徒A「やっぱただの知り合いじゃないですね。水瀬さんのお仕事の関係者の方だったりします?」

P「あぁ、プロデューサーしてるよ」

女子生徒B「キャーッ!プロデューサーだってかっこいい!やっぱり水瀬さんのことよく分かってますね」

P「何せ俺の彼女だからな」

全員「!?」

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 00:16:56.59 ID:OYKIiIZW0
キャーキイタ!カレシダッテ!コレスキャンダルジャナイ!? イケメンPカレシカー
オレモウシヌワーイマシヌワー

P「まぁ冗談だけどな・・・って誰も聞いてない」

P「まぁそろそろ事務所に行くか。伊織行くぞ・・・って」

伊織「」カタマッテル

P「固まってる伊織かわいいなあ!」

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 00:25:33.83 ID:OYKIiIZW0
   --車の中ーー
伊織「本当にあんたはっ!今日何しに来たの!」

P「まさかあんなことになるとは」

伊織「あの後誤解解くの大変だったんだからね!アイドルとプロデューサーが恋愛なんていいスキャンダルじゃない」

P「俺はいつでも伊織が一番だよ!!」

伊織「うるさい馬鹿プロデューサー」

伊織「でも・・・その・・・」

P「ん?どうした」

伊織「今日はあっあの、来てくれて・・・ぁりがとう」

P「いおりんのデレきたーーーー!」

伊織「ちゃかしてんじゃないわよ!この馬鹿!」

伊織「まぁ、これからもあたしのことをしっかり見てなさいよ にひひ♪」

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 00:31:32.86 ID:OYKIiIZW0
伊織編おわり
初めて書いたから意味不ですまそ
後は任せた

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 00:32:24.36 ID:nvBBCLWE0
当日。

P「ばっちりスーツで決めた。まあいつものスタイルなわけだが」

P「さて、亜美と真美の教室は……ここだな。他の保護者も来てるし怪しまれはせんだろ」

ガラリッ

P(お、もう始まってる。えーと、二人は……いた。真面目に受けてるな)

教師「で、この文章で作者は~」

亜美「……」

真美「……」

P(ふむ、やっぱ二人とも中学生なんだよな。こうしてみるとよくわかる)

P(さって……挨拶でもしておこうかなー)

P(っと……うん?二人のご両親は来てないみたいだな。仕事が忙しいのか)

P(……寂しいよな、自分たちだけ親が来ないって。今日は俺が代理で見守ってやるか)

周りの親(親にしてはえらく若いし、誰だろう……)

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 00:34:53.00 ID:nvBBCLWE0
亜美(うあー、全然わかんなーい……まあウチは誰も来てないし気楽でいいや)

真美(亜美!亜美!)

真美(ん?どしたの真美?)

真美(静かに後ろ見て!声出しちゃダメだよ!)

亜美(へ?何かあるの……って兄ちゃん!!!???」

P「」

教師「ふ、双海さん?どうかしたの?」

亜美「あ……な、なんでもないです!」

真美(亜美のアホー……)

教師「そ、そう。授業中は静かにね」

亜美「すいませーん……」

亜美(真美!なんで兄ちゃんが来てんのさー!?)

真美(うあうあー、知らないよー!亜美が教えたんじゃないの!?)

亜美(そんな記憶ないよー!)

P(まったく授業に集中できなくなっとる……)

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 00:37:45.42 ID:nvBBCLWE0
教師「じゃあ次の文章の作者の気持ちをー……双海真美さん、答えてみて?」

真美「うぇ!?え、え、わ、分かりません!」

教師「ちょ、ちょっとは考えてほしいなー……」

P(真美……兄ちゃん悲しいぞ)

真美(うあー!全然聞いてなかったよー!)

亜美(やーい真美のアホー)

教師「仕方ないわね。そう、じゃあ双海亜美さんどうかな?」

亜美「」

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 00:39:12.46 ID:nvBBCLWE0
亜美(う……兄ちゃんに恥ずかしいところを見られちゃったよ)

教師「んーじゃあこのときの主人公の気持ちとして適切なのはどれか、わかる人いるかな?」

亜美(ここは名誉卍解するしか!)

亜美「はい!」

教師「げ、元気ね。それじゃあ双海亜美さん」

P(お!今度こそ亜美頑張れ!)

亜美「えっと、『自分勝手な行動が恥ずかしいと感じた』です!」

教師「はい、大体その通りです、ありがとう。これは前の文章のですね……」

P(よっしゃああああああああ!亜美すごいぞ!!!!天才だ!!!!)

P(バラエティ、いやクイズ番組だな。元気いっぱいでも知的さを魅せるアイドル。い け る)

137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 00:41:05.27 ID:nvBBCLWE0
真美(な……先を行かれたぁー!)

亜美(んっふっふ~?真美、一歩リードだぜー)

真美(うあー!姉として負けるわけには!)

教師「次の文章は……誰かに読んでもらおうかなー」

真美「!? はい!」

P(おお!次は真美か!)

教師「じゃあ今度は双海真美さんお願いね」

真美「……っと、『次の日、メアリーは海岸沿いを……』」

P(いい感じで読めてる……これは真美はきっと大女優になれる素質がある!)

P(成長、してるんだな二人とも……来て、良かった……)

周りの親(なんで泣いてるんだろうこの人)

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 00:42:16.77 ID:nvBBCLWE0
亜美「兄ちゃん!なんでいるの!?」

P「お、おい。授業終わったと思ったらえらく元気だな」

真美「そんなことはいいから!なんでここにいるのさ~」

P「なんでって言われても。お前ら授業参観のプリント、事務所に忘れてっただろ?あれ見た」

亜美「うぇええ!?そ、そんなのセクハラだよー!」

周りの親「セクハラ……?」

P「ちょ、人聞きの悪いこと言うな!普段のお前らを見ることもプロデュースの一環としてだな……」

真美「乙女のプライマリーだよ!」

P「多分それプライバシーな」

140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 00:43:39.00 ID:nvBBCLWE0
P「いやしかし、素のお前らをもっと活かしていこうと思ったが……いつも通りだな」

亜美「? どういう意味?」

真美「おおう、兄ちゃん。もしかして真美たちはいつも素敵だねってほめてる?」

亜美「ほう、なるほどー。んっふっふ~、兄ちゃん惚れ直したかい?」

P「そうだな、自然体の二人が一番輝いてるってのは間違いないな」

P「俺の一番好きな二人の姿だ、来て良かったよ」

亜美「」

真美「」

男子A(年上の男性からのストレートなくさいセリフ…)

男子B(あの双海姉妹をこうも簡単に……やりおる)

女子A(言われてみたい……)

女子B(765プロ、よし。私もアイドルを目指そう)

教師(いい天気ね……こんな日にはいい出会いがありそうだわ)←3×歳独身

142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 00:44:23.39 ID:nvBBCLWE0
P「さ、授業参観はさっきの時間で終わりだろ?二人とも事務所でスケジュールとか確認があるからあとで迎えにくるよ」

女子A(お迎え!?)

亜美「さっすが兄ちゃん!終わったら電話するYO→」

真美(なんかクラスメートの視線が怖い)

P「ああ、お前らも残りの授業頑張れよ」

真美「ちょ、兄ちゃん……(みんなの前で頭ナデナデは恥ずかしいっしょ……)」

亜美「へへー」

P「じゃあまた後でな」

亜美「はーい!まったねー」

真美「お迎えよろしくー」

144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 00:45:36.87 ID:nvBBCLWE0
亜美「……いやーしかし驚き桃の木でしたなぁ」

真美「うん、まさか来てくれるとはね→」

亜美「で、なんで亜美たち囲まれてるのかな?」

真美「……」

真美「み、みんな。お手柔らかにね→」

亜美「助けて兄ちゃああああん!」



P(来てよかった。二人の新しい道も見えたし、かなりの収穫だったな)

P(こりゃあ他のアイドルの授業参観も見に行く価値はあるな))

P(そうとなれば早速それぞれの参観日とスケジュールを合わせないと!)

P(燃えてきた……待ってろ授業参観!)

P「俺 の プ ロ デ ュ ー ス は こ れ か ら だ !」

オチもなくやよいおりの授業参観へと続く

162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 01:05:26.74 ID:OYKIiIZW0
きたか

205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 03:14:13.51 ID:IPAAbdqC0
あずさ「プロデューサーさん、千早ちゃんのお部屋をお掃除していたらこんな物が出てきたんですけど…」

P「ん?どれどれ…」

授業参観のお知らせ
本校ではいつでも、保護者の方が来校して構わない、と定めておりますが、決まった日が無いというものも来校し辛いとものがあります
そこでX/Xの五時限目を授業参観日として生徒達の学業に励む姿をご覧頂きたいと思います
尚、授業後に懇談会も行いますのでそちらにも振るってご参加下さいませ

P「なるほど、授業参観ですね」

あずさ「えぇ…千早ちゃん、御両親とあまり仲が良くないようですから、学校でこういう催し物があると肩身が狭いと思うんです」

P「ふ~む…X/Xですか…。その日は…あぁ、調度開いてるようですからあずささんさえ良ければ行ってあげて下さい」

あずさ「いえ、そうではなくて…」

あずささんと千早が同居してるのはMA5の設定から
授業参観の設定は自分がいた高校がこうだった。とは言え、集まった親は35人以上のクラスで7、8人だったけど 

206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 03:16:01.82 ID:IPAAbdqC0
千早「はぁ…」

「あー、あの右から3番目だろ。目の辺りとかクリソツじゃん」

「ちょwww特定すんなwww」

千早「(学校の休み時間なんていつも退屈だけれど、授業参観だなんて…御両親と仲が良いのを見せつけられるのは尚更憂鬱だわ…)」

「ちょ…マジかよ…」

「流石にそっくりさんとかじゃね?…だとしてもそれはそれで凄いわな」

「いや、あれは俺のスカウターがモノホンと告げてるわ」

千早「(…?やけに騒がしいわね…何かしら?)」

あずさ「千早ちゃーん!」

千早「えっ!?えっ?な、何故、あずささんがここに!?」

あずさ「うふふっ、来ちゃった♪」

207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 03:18:09.26 ID:IPAAbdqC0
「凄げぇ…マジモンの三浦あずさかよ」

「そういえば如月と同じ事務所なんだっけ?」

「そういや、如月とあずささんって顔つきとか似てね?三浦って芸名で姉妹とか?」

「隣にいるのは彼氏か?うぉー!!!だが、俺はあずささんのファンは止めんぞぉ!!!」

千早「ちょっと…困ります!…ってプロデューサーまで!?」

「プロデューサー?あーあずささんのマネージャーみたいなもんか」

「なら、安心」

あずさ「保護者とは書いてあったけれど、御両親でないといけないとは書いてなかったわ」

P「俺も千早の保護者に入るからなぁ…」

千早「くっ……」


P「…で、何で俺まで来なきゃならなかったんです?」

あずさ「私一人ではまた迷子になってしまうと思って…」

P「あー…ごもっともです…まぁアイドルの管理も仕事の内ですからまんざらでも無いですけど」

209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 03:19:46.73 ID:IPAAbdqC0
教師「よーし、今日は37ページから。御両親が来ているからって妙にはりきったり緊張したりするなよーじゃあこの部分を遠山に読んで貰おうかな」

「はい、では…『昔、男ありけり…』」


あずさ「うふふ、伊勢物語ですね」

P「こうして見ると千早も普通の高校生って感じがしますね」

あずさ「そうですね…」

P「(でも『応援団を作られそうで困ってます』ってメールが来たくらいだし、あまり学校に馴染めてないみたいなんだよな…)」

あずさ「(千早ちゃん、学校の事はあまり話したがらないから、上手くやれているのか心配だわ…)」

210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 03:21:55.60 ID:IPAAbdqC0
千早「(ど、どうしようかしら…あずささんとプロデューサーに見られていると思うと緊張するわ…)」

教師「水沢、お疲れ。じゃあ短歌の解釈を…如月にお願いしようかな」

千早「(あぁ…もし、当てられたらと思うと…駄目だわ)」

教師「おーい!如月ぃー?」

千早「は、はい!?」

教師「短歌の解釈お願いな」

千早「え、えぇーと…」

教師「何だ、何だ。普段は優等生の如月が珍しいな。お兄さんとお姉さんに見られているから緊張しているのか?」

千早「!!!!あ、いえ…決してそういうのでは」


P「お兄さん…ねぇ…」

あずさ「ふふっ、千早ちゃんのお姉さんですって」

P「ま、普段は十分な成績取っている事は成績表見せて貰いましたし、知ってますけどね」

あずさ「たまに御勉強のことを聞かれるのですけど、千早ちゃんの方がよく分かってるくらいですもの」

212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 03:25:25.41 ID:IPAAbdqC0
千早「『梓弓 引けど引かねど 昔より 心は君に 寄りしものを』この歌の解釈は…あ、いえ!決してあずささんのことを呼び捨てにしたわけではありません!」チラッ

ははははは

何だよ、それ

如月って普段はムスっとしてるけどあんなに面白い奴だったの?

あずさ「(うふふ、頑張って~♪)」手フリフリ

千早「(は、恥ずかしい…萩原さんでは無いけれど穴掘って埋まってしまいたい気分だわ)」

教師「何だ、何だ…今日は本当にどうしたんだ?緊張して答えられないのか?」

千早「い、いえ…そういうわけでは…解釈の方ですけれど…あ、あなたが私の心を引こうが引くまいが、昔から私の心はあなたに寄り添っていた…という意味かと」

教師「ん。その通り。それでこそ如月だ。座ってよし」

千早「(本当、恥ずかしいわ…早く終わってくれないかしら…)」



P「千早の新たな一面が見られましたね」

あずさ「ふふっ、とっても可愛かったですね」

213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 03:27:49.24 ID:IPAAbdqC0
千早「プロデューサー!あずささん!一体どういうつもりです!?」

P「えー…だって俺はプロデューサーだからアイドルの管理くらいちゃんとしないといけないし…」

あずさ「私はお姉ちゃんだから、妹がしっかり学業に励んでいるか気になったのよ~」

千早「プロデューサーだからだの姉だの…悪ふざけもいい加減にしてください!特にあずささん!自分の立場を少しは御理解するべきかと!」

あずさ「でも、さっきの千早ちゃんとっても可愛かったわ」

P「ですね。良い物見られた。新たなプロデュースの方向性も見えたし実りのある一日だった」

千早「……///可愛かった…?そ、そういう事言われてもご…誤魔化されませんからね!」

P「いや、本当に可愛か」

「あの…三浦あずさ…さんですよね?ファンなんです!サインをお願いしたいんですけど…」

あずさ「ふふっサインくらいお安いご用ですよ。良いですよね、プロデューサーさん?」

P「えぇ、サインくらいなら」

「本当ですか?ありがとうございます!」

千早「あずささん!プロデューサーも止めて下さい!」

P「でもファンは大切にしないと駄目だろう?」

214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 03:29:51.30 ID:IPAAbdqC0
あずさ「はい、これで良いかしら?」

「わぁ~ありがとうございます。大切にしますね」

あずさ「代わりと言っては何だけど…一つお願いをしても良いかしら?」

「…?何ですか?」

あずさ「千早ちゃんのこと、少し気遣ってあげてくれないかしら…。勿論、私の方から強要は出来無いけれど」

千早「……」

「あぁ、如月さんのことでしたら…。以前、応援団を作ろうと思ったのですけど断られてしまって…」

あずさ「ふふっ、千早ちゃんはね。少し不器用だけれど押しに弱い娘なの。今日の授業中みたいな可愛い一面もあるのよ。ね?応援団があった方が本当は嬉しいんでしょう?」

千早「はぁ…あずささんに言われては仕方ありませんね。宮川さん、応援団の件よろしくお願いするわ」

「本当!?やったぁー!!恵子と由美にも伝えてくるねー!!」

P「これにて一件落着、ですかね」

あずさ「うふふっ」


えーマジマジ?本物の三浦あずさ?俺もサイン貰ってこようかな。私も私も

あずさ「あら……あらあらあら……」

215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 03:34:37.55 ID:IPAAbdqC0
千早「はぁ…結局、あずささん全員にサインしちゃうんですから…」

あずさ「うぅ…腕が痛いわ…」

P「いやぁ…ファンを大切にとは言ったが、あぁなることは想像…出来てたかもな…」

千早「本当、今日は災難の続きの一日です。授業で恥欠かされましたし、お節介焼かれますし、無駄な時間を取らされますし…」

あずさ「て、手厳しいのね…」

千早「当然です。……けれど……ではなかった…」

P「どうした、千早?」

千早「(私には血の繋がりはないけれど大切な姉や愛すべき人がいる…学校の人達とももしかしたらそういう絆を結べるかも知れない…)」

千早「(そしていつかは両親とも…。それが確認できただけでも…無駄ではなかった…)何でもありません。さ、無駄な時間を費やした分今日はハードにレッスンしましょうか」

あずさ「えぇー!私、今日はオフなのだけれど…」

P「ははっ…いつもの千早ですね」

Bonds of people is the true power

222: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 03:46:16.01 ID:9LJ7FxijO
真の書き溜め頑張るわ

223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 04:16:30.89 ID:9LJ7FxijO
とりま保守

265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 09:06:43.54 ID:9LJ7FxijO
ほも

271: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 09:39:27.11 ID:9LJ7FxijO
>>270
頑張って下さい

275: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 10:24:59.71 ID:XTCgiIBa0
春香「プロデューサーさん。参観日ですよ、参観日!!!」

P「いきなりどうした、春香」

春香「明日、参観日なんです。でもお母さんもお父さんも仕事で来れなくて…」

こんな話でよければ

286: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 10:46:59.64 ID:XTCgiIBa0
P「でもなぁ、明日は仕事が入ってて無理なんだよなぁ~」

春香「そうなんですか。なら大丈夫です。すいません無理言っちゃって…」

春香「それじゃあ今日は帰りますね。」

P「おう、また明日な」

バタン

春香「あ~あ」

291: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 10:54:50.48 ID:XTCgiIBa0
小鳥「あの、プロデューサーさん。今、律子さんから連絡があって」

P「何かあったんですか?」

小鳥「明日の仕事律子さんが近くに行くから私がやるって…」

P「えっ…」

小鳥「なんで明日は春香ちゃんの参観日見に行ってあげて下さい。
 春香ちゃんものすごく楽しみにしてたので…」

P「分かりました」

294: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 11:00:41.78 ID:XTCgiIBa0
P「ここが春香の行ってる学校か、良い所じゃないか」

キーンコーンカーンコーン

P「やばい、チャイムが鳴ってる。早く行かないと…」

P「春香の教室はどこかな、、、ここか」ガラガラ

春香「ガタッ」

春香「プロデューサーさん!!!」

299: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 11:11:21.85 ID:XTCgiIBa0
生徒A「あれだれかな?」
生徒B「謎のイケメンきたーーーーー」
生徒C「何テンション上がってんだwww」

教師「天海さん、どうかしましたか?」

春香「何もないです。(今日はがんばろう)」

P(元気そうで良かった)

教師「ここの問題をだれk」

春香「はいっ」

教師「それじゃあ、天海さん。黒板に書いてちょうだい」

ツカツカドンガラガッシャ―ン

ワラワラガヤガヤ

P(楽しそうでよかった)

302: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 11:24:37.41 ID:XTCgiIBa0
キーンコーンカーンコーン

春香「プロデューs…」

生徒B「あなた誰なんですか―――」
生徒D「メアド教えてもらっていいですか」
生徒B「イケメソ杉わろたwwww」
生徒C「だから何テンションあがってんだ」

P「うわああああ」ドーン

放課後
P「なぁ~許してくれよ春香~」

春香「プイッ」

P「あっ!!!あそこに春香が好きなカフェ見ーーーっけ」

春香「えっ」

P「入るか」

春香「はいっ」

305: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 11:33:18.94 ID:XTCgiIBa0
P「何をそんなに怒ってるんだ?」

春香「プロデューサーさんは私がどんな気持ちだったか知ってます?」

P「えっ」

春香「いっぱい私の同級生に目立って…私僻んじゃいます」

P「そうだったのか・・・すまない事をした。確かに春香の言うとおりだな」

P「どうすれば許してくれるんだ?」

春香「一つお願いがあります」

P「なんだ?」

春香「私にキスして下さい」

P「えっ」

307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 11:38:22.59 ID:XTCgiIBa0





というかこの先はご想像にお任せします。
あんな事やこんな事想像してもいいぞ。

ノシ

390: んじゃお先に4・2・0ィィィィ~ 2012/11/09(金) 18:19:20.75 ID:9LJ7FxijO
P「(ここが真の通う学校か……女子校なんて男の俺が入って大丈夫なのかよ)」キョロキョロ

P「(雪歩から授業参観の話を聞いて丁度仕事も休みだったから真を驚かせるために来たはいいがなぁ……周りの親御さんも母親ばっかりだし浮くな)」キョロキョロ

母親A「なぁにあの人……校門の前でキョロキョロして……」ヒソヒソ

母親B「まさか不審者?最近は物騒だからもしかしたら……」ヒソヒソ

母親C「ちょっと怪しいわね。学校の人を呼んできましょうか」ヒソヒソ


P「やっぱ帰るか。いきなり俺何かが来たら真も嫌だろうし迷惑がかかるな。家に帰って真が出てた番組でも『少しよろしいでしょうか?』あひぃ!?」

教員「突然申し訳ありません。先程保護者の方々からお話しがありまして、何か此方に御用でも御座いますでしょうか?」

391: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 18:26:29.03 ID:9LJ7FxijO
P「ああ~……いや、そのですねぇ~(まずい、オロオロしているのが不審者に見えたか……って女子校の前でそんな行動をしていたらそうにしか見えないよなぁ)」

教員「……」ジィー

P「す、すみません。私の知り合いが此方に通う生徒でして、その授業参観をされると聞いた物の……」アーダコーダ

教員「……」ジィー

P「えーと……(あかん、これは通報される。先生の疑いの眼差しが半端じゃないぞ。こんなんで逮捕されちゃうの?まじかよやべぇよ……)」



真「~♪(今日の授業参観は体育だなんて珍しいなぁ~。まあ身体を動かすのは大好きだし、ボクは大歓迎だけどね)」スタスタ

真「(授業参観と言ってもお父さんもお母さんも都合が合わなかったからボクにはいつも通りの授業と変わりないか)」スタスタ

真「あ、結構来てるなぁ。あれは~~ちゃんのお母さんだ。皆お化粧にも気合いが入ってて……あれ?」

P「ですから……」オドオド

真「(見慣れたスーツ姿に見知った背格好、そして少し頼りなさそうな雰囲気且つ優男っぽい表情をしたあの男の人は……あれれ?)」

真「……ぅええ!?ぷろ、プロデューサー!?」ガビーン

394: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 18:32:25.30 ID:9LJ7FxijO
P「!?ま、真ぉ!!」パァァ

教員「菊地さん……?」

真「ちょっ、な、何でプロデューサーがボクの学校に居るんですか!?お仕事はどうしたんですか!?てか本当になんで居るんですか!?」

P「ま、まず仕事は休みだ。んでここに居るのは真の学校で授業参観が行われると知り合いの穴掘りが得意なアイドルから聞いてな」

真「絶対雪歩じゃないですか!!いや、まあそれは別に良いんです!!それはそうとして……」

教員「あら、菊地さんの保護者の方なのかしら?」

真「えっ!!ま、まあ保護者と言いますか仕事場の関係者と言いますかですね……」

P「この子の、菊地真の保護者です。家族も同然の付き合いをさせてもらっています。むしろ家族以上です(真、マジ助けて。後でハーゲンダッツ奢るから)」チラッチラッ

真「んなぁ!?ちょっ、プロデューサー!!(状況が理解出来ないです!!理由はちゃんとあるんですよね?適当な理由だったら怒りますから!!後ハーゲンダッツじゃなくて雪見だいふくが良いです!!)」チラッチラッ

399: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 18:38:24.83 ID:9LJ7FxijO
教員「んー……とりあえず菊地さんのお知り合いなのね?お互い名前も知っているようだしそれで良いの菊地さん?」

真「うぅ……ハイ、ボクの保護者の人です。授業参観に来てくれたみたい……ですね」

P「イエス、授業参観に来ました」

教員「……分かりました。それではごゆっくりされて行って下さい。それと保護者の方を疑ってしまい申し訳ありませんでした」

P「いえいえ、此方こそ疑われるような行動をしてしまい申し訳ありませんでした。お忙しいのにどうもすみません」

教員「それでは失礼致します」スタスタ

P「……」チラッ

真「……プロデューサー?ボクが言いたい事、分かります?とりあえず説明をして下さいね?」ニコッ

P「まず土下座してもいい?あ、すみません説明しますごめんなさい」


~ピヨッ数分後ピヨッ~


真「はぁ~……なんですかもう。ボクを驚かせたいからって子供のイタズラじゃあるまいし」

P「正直すまん、ちょっと亜美真美の影響を受けすぎた。次からは大人のイタズラを考えて実行するよ」

真「亜美と真美のせいにしないで下さい。後セクハラで訴えますよ?」

400: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 18:44:15.53 ID:9LJ7FxijO
>>397
自分で救えばいいじゃない!


P「いやぁ~でも助かった。真が助けてくれなかったら今頃警察署に連行されてたわ、ありがとうな」

真「まあそれはそれで困りますからね。それにしても貴重な休みを使ってまでボクの授業参観に来なくても……」

P「ほら、アイドルとしての真は良く知っていても学園生活を謳歌している女子高生の真は良く知らないからな。担当プロデューサーとしてそこはやっぱり気になる訳ですよ、後イタズラ心もかなりありました」

真「アイドルのボクと学校でのボクはどっちも変わらないと思うけどなぁ。友達もちゃんと居ますし、勉強も頑張ってますよ。オマケに付け足した最後のは余計だと思います」

生徒A「真くーん、そろそろ授業始まるよー」

生徒B「今日は体育だし真くんの活躍期待してるからね♪」

生徒C「それじゃまた後で」フリフリ

真「あはは、ありがとう。すぐ行くねー」フリフリ

P「ふむふむ、流石は真。女子に人気なのは私生活でも健在って感じだな、友達も多そうで安心したよ」

真「へっへーん、そこはやっぱりボクの人望がなす技って感じですよ」エッヘン

401: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 18:49:37.17 ID:9LJ7FxijO
P「調子にのるんじゃありません」ペシッ

真「あてっ」

P「と言うか美希がいつも呼ぶように『くん』付けで呼ばれてるんだな」

真「ボクもそれには頭を悩ませていますよ……本当は『ちゃん』付けで呼んでもらいたいのに」ズゥーン

P「まあ慕われているならそれで良し!!」

真「うぅ~慕われているなら嬉しいんですけど、なんだか複雑な気持ちですね……」

P「とりあえず、今日は真の頑張っている姿を存分に見せてくれよ?俺もあの子達以上に期待しちゃうからな」ニコッ

真「し、仕方ないですねぇ~。プロデューサーがそう言うんだったらボクの活躍を見せつけてやります!!」

P「おし、その意気だ。そろそろ授業始まるんだろ?急がなくていいのか?」

真「あ、もうこんな時間だ。それじゃプロデューサー、ちゃんと見てて下さいね!!」タタタッ

P「ふぃ~……サプライズ的な事は出来なかったけどまあこれはこれで良いか。真も嫌がっている感じでも無かったし良かった良かった」

404: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 18:55:37.46 ID:9LJ7FxijO
真「(まさかプロデューサーが来るとは全く思って無かったけど……やっぱり授業参観に知ってる人が来てくれると嬉しいなぁ)」

真「(それともプロデューサーだったからこんなに嬉しいのかもしれない。うん、きっとそうだ。ボクの大好きな人だもん)」

真「えへへ……よぉし!!プロデューサーに良い所見せるぞ~!!頑張れボク!!ファイトだボク!!」マッコリーン


~体育館~


P「体育館の場所を真に訪ねときゃ良かった……予想以上に校内が広いせいで少し迷ったぞ」

ワーワーヘイパスパス!!ナイッシュー!!

P「お、もう始まってるな。種目はバスケか、高校生ってだけあって皆若々しい元気があるなぁ」キョロキョロ

P「それに今時ブルマとはなんとも古風と言いますか……うん、良いと思います。新しい衣装に使えそうですね」キリッ

P「さて肝心の真はっと……」キョロキョロ


真「(プロデューサーまだ来てない……もしかして校内で迷子になったのかも、結構広いし場所も教えてなかったからなぁ)」ソワソワ

生徒A「あ、真くん。あそこに居る人ってさっき真くんと話してた人じゃない?」

405: 支援どもー 2012/11/09(金) 19:01:06.75 ID:9LJ7FxijO
真「えっ!!どこどこ?」キョロキョロ

生徒C「そこの二階席の真ん中位に居るよ、あっちも探してるんじゃないかな」

P「(お、見つけた見つけた。おーい真~気付いてくれ~)」フリフリ

生徒B「あはは、手を振ってくれてるね。ほらほら、真くんも返してあげたら?」

真「う、うん。そうだね///(良かったちゃんと来てくれた……でもプロデューサー、そんなに大きく手を振らないで下さいよぉ)」フリフリ

P「よしよし、これで真も俺に気付いてくれたな。真の出番はまだみたいだし、後はゆっくりと保護者気分に浸って授業を見ますか」

P「(まこと~頑張れよぉ~)」※口パク

真「!!えへへ、プロデューサーったら……」ニマニマ

生徒C「初めて見たけどあの人って真くんのお兄ちゃん?」

真「ううん、あの人はボクの事務所のプロデューサーさんだよ。今日はお父さんとお母さんの代わりに来てくれたんだ(ボクには内緒だったけど)」

生徒B「へぇ~プロデューサーなんだぁ~。あ、なんか見たような気がしたと思ったら真くんの携帯の待ち受けに写ってた人じゃん」

408: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 19:07:18.99 ID:9LJ7FxijO
真「ええっ!!な、なんでボクの待ち受け知ってるの!?いつ見たのさ!!」

生徒B「真くんがすっごくニマニマしながら携帯を見ている時に隙をみて後ろからチラッと見ちゃいました♪」テヘペロ

真「う、うわぁ~!!な、なんで今まで黙ってたんだよぉ~!!」

生徒C「はは~ん、と言う事は……真くん。あの人に惚の字って事ですかな?」ニヤニヤ

生徒B「学園の王子様である真くんがねぇ~♪」ニヤニヤ

真「あう、いや、うぅ~……///」モジモジ

生徒C「この反応……マジっすか!?」

生徒A「おお~!!なんかテンション上がる!!」

生徒B「で?で?あの人ってどんな人なの?」ワクワク

真「ど、どんな人って……ちょっと子供っぽいけど優しくてどこか温かくてちゃんとボクの事を見てくれるしボクにとっては王子様と言うか……///」モジモジ

生徒達『……』ポカーン

真「ぁ……い、今の無し!!聞かなかった事にして!!///」アセアセ

414: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 19:14:01.94 ID:9LJ7FxijO
生徒A「これが恋する『乙女』の力か」ゲハッ

生徒C「私達の王子様である真くんはあの人の前では王子様では無く、可愛らしいお姫様になる訳ですね」ゴフッ

生徒B「砂糖を吐ける程の甘さ……だと……?だがそれが良い」ブハッ

生徒達『御馳走様です!!』ニヤニヤ

真「もうからかうのは止めてぇ~!!///」ウガァー

生徒『きゃぁ~♪』


P「なんか真とお友達さんが異常に盛り上がってるなぁ~。やっぱり親御さん達が来るとテンションがハイになるのかねぇ。分からなくもないけどさ」

P「まあ友達との仲も良いみたいだし真が楽しそうで何よりだ」ウンウン

先生「次はAチームとCチーム~試合を始めるぞ~」

P「真の出番かな?遠目からでも分かる位に気合い入れてるなぁ……真らしくて実に良い」

先生「準備は出来たか~?それでは試合開始!!」ピピィピョ

真「ほいっと……生徒Bちゃんパスっ!!」

415: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 19:19:53.28 ID:9LJ7FxijO
P「おお、ダンスの時と言い相変わらず身体の動きが良いな。お友達さんとの連携も上手に出来てる、流石は真だ」ウンウン

生徒C「真くんっ!!」

真「任せて!!」シュッ
ピピー!!
P「すっごいな、スリーポイントをいきなり決めたよ。どこぞの緑○もびっくりな綺麗なフォームだった、これは天才やで」ウンウン

周りの生徒達『きゃぁ~!!真くんカッコイイ~♪』

真「へへっ、やっりぃ~!!」

P「はは、あの子達は真のファンクラブか何かか?一挙一動で騒がれるとは真も羨まし、いや流石だな」

真「!!」チラッ

真「えへへ……(見てましたかプロデューサー)」ブイッ

P「真の奴……全く可愛らしいな」フリフリ

生徒A「見ましたか?あれが愛コンタクトですよ」ニヤニヤ

生徒B「誰が上手い事を言えと」ニヤニヤ

生徒C「恋する乙女、ばく進中ですなぁ」ニヤニヤ

生徒達『羨ましぃなぁ~』ニヤニヤ

真「もう!!ニヤニヤしないの!!///」

417: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 19:25:19.18 ID:9LJ7FxijO
~それからそれから~

P「おっ、真お疲れ~結構早かったな」

真「あれ?プロデューサー、まだ帰ってなかったんですか?」

P「まあな、せめて真を家まで送って行こうかなと思ってさ。それに雪見だいふくも買わないといけないし」

真「覚えてたんですね。それじゃお言葉に甘えて送ってもらいます♪」

P「おう。と言っても車は無い、歩きで行くが大丈夫か?」

真「それは別に大丈夫ですけど……学校からボクの家までの帰り道分かるんですか?」

P「それは大丈夫、ちゃんと携帯の地図で調べたから安心して下さいな。それにいざとなったら真が居るしね。さあ行こうか」

真「了解です♪」

P「今日は凄い活躍だったな、真チームの圧勝で見てて楽しかったよ」

真「へへっ、皆の頑張りのお陰ですよ♪」

P「一番活躍していたのは真だと思うぞ?他の皆も凄かったがやっぱり真が一番だったように見えた」

真「そ、そうかなぁ///なんだか褒められると恥ずかしいですね」テレテレ

420: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 19:30:21.52 ID:9LJ7FxijO
P「本当だぞ?プロデューサーウソツカナイ、マコトカガヤイテタ、エムブイピーネ」

真「あはは、なんで片言なんですか~」クスクス

P「ははは。でも今日は有意義な1日だったよ、久しぶりにゆっくり出来た気がする」

真「ボクはハラハラドキドキしたりと大変な1日でしたけどね……(色々な意味で)」

P「いやぁ~サプライズ的な事に関してはマジですまんかった。雪見だいふくもう一個オマケするから許して」

真「そっちじゃないですぅ~!!まあ別にプロデューサーは知らなくて良いですけどね~。後オマケはピノがいいです」

P「はぇ?お、おう」

真「へへっ、プロデューサー」ニコニコ

P「ん?どうした?」

真「今日はボクも楽しかったし嬉しかったですよ。プロデューサーが来るとは思ってはいなかったけど、プロデューサーが来てくれたお陰でボクにも良い1日になりました」ニコッ

421: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 19:35:08.98 ID:9LJ7FxijO
P「そ、そうか?そりゃ良かった。真が喜んでくれて心底安心した……」ホッ

真「(これは雪歩にも感謝しないとなぁ……)」

P「真の新しい一面も見れた事だし、明日からのアイドル業もまた一段と頑張らないといけないな!!」

真「そうですね!!ボクもレッスン頑張ります!!」

P「よぉし、目指せトップアイドル!!目指せ可愛い王子様!!俺のアイドル菊地真!!」

真「おぉー!!って可愛いとか俺のアイドルとか恥ずかしいじゃないですかぁ!!///」バシンッ

P「ああっ!!俺の大事なPヘッドの御守りがぁ!!」

真「……えへへ、授業参観でだけ見守るんじゃなく、これからもずっとボクを見守って下さいねプロデューサー♪」

P「おう!!ずっと見守っててやるよ!!」

真「んなっ!!///な、なんでこう言う時だけ聞こえるんですかぁ!!///」バシンッ

P「Pヘッドぉ~!!」

422: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 19:37:23.13 ID:9LJ7FxijO
おわり

長時間スレ占領&もしもしでの書き込みすまんかった
SS初めて書いたがこれ楽しいな

小鳥さんも書きたかったが思いつかんかった
支援とか色々ありがとう、真はマジで天使だわ

491: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 22:40:04.90 ID:Kg7vy5V60
貴音「あなた様、お時間よろしいでしょうか?」

P「ん?どうしたんだ?」

貴音「あなた様はここ連日、事務所の皆の授業参観に参られているとお聞きしました」

P「あぁ、貴音も知ってたのか」

貴音「……」

P「なんだったら今度機会があれば一緒に…」

貴音「…羨ましい」

P「えっ?」

貴音「私の授業参観にも来て欲しい…」ジッ…

P「いや…そんな上目遣いで見られても…」

495: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 22:43:32.30 ID:Kg7vy5V60
P「そもそも貴音は学校には通って無いだろ?」

貴音「ご安心ください」

貴音「講師は連れてきております」

P「えっ?」

貴音「今日はよろしくお願いします、伊織」ペコッ…

伊織「まぁ、頭脳明晰な伊織ちゃんからすれば勉強を教えてくれと言われて断るわけにはいかないわよね」

伊織「それじゃあ伊織ちゃんの7カ国語講座始めるわよー♪」

P「……」

P「えっ?」

496: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 22:45:19.41 ID:Kg7vy5V60
伊織「それじゃあ席に着いてー」

貴音「はい」スッ…

P「(ソファー…)」

伊織「では、始めます」

貴音「お願いします」

伊織「リピートアフタミー」

伊織「変態」

貴音「変態」

伊織「ド変態」

貴音「ド変態」

P「……」

P「(…なにこれ)」

501: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 22:49:58.36 ID:Kg7vy5V60
伊織「流石ね。日本語は問題無しよ」

貴音「ありがとうございます」

伊織「にひひ♪ちゃんと勉強しているみたいで先生、嬉しいわ」

貴音「あの方が見ている授業参観で恥をかくわけにもいきませんので」キリッ!

伊織「でも、ここからは難しいわよ~?」

伊織「リピートアフタミー」

伊織「The Hentai」

貴音「…!」

貴音「ざ、へんたい…?」

伊織「おっけー♪」

貴音「…ほっ」

P「(いやいやいやいや)」

507: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 22:53:58.12 ID:Kg7vy5V60
伊織「苦手な英語もちゃんと復習してきたのね」

貴音「日々の積み重ねが大切だと教わりました」

貴音「私、就寝前には必ず声に出して、ざへんたい、と叫んでおりました」

伊織「先生の教えをしっかりと実践してるなんて、偉いじゃない♪」

P「(なに教えてんだよ…)」

伊織「これなら苦手な横文字もすぐに習得出来るわね」

貴音「ありがとうございます」

キンコーンカンコーン♪

伊織「あら?時間みたいね?」

P「(携帯の着メロ…)」

509: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 22:56:56.39 ID:Kg7vy5V60
伊織「それじゃあ次回はイタリア語とフランス語をやるから」

伊織「しっかりと予習しておくのよ」

貴音「はい。今日もありがとうございました」

伊織「それじゃあ、号令」

貴音「はい」

貴音「起立!」スッ…

貴音「礼!」ペコッ…

伊織「じゃあ、私仕事行くから」ヒラヒラ…

貴音「伊織、今日は真にありがとうございました」

P「……」

貴音「……」クルッ…

P「…!」

511: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 23:00:19.69 ID:Kg7vy5V60
貴音「いかがでしたか、あなた様?」

P「え、いや、その…」

貴音「……」ジーッ…

P「うっ…」

P「よ、よく頑張ったな…」ナデナデ…

貴音「…!」

貴音「…うふふっ♪」

貴音「あなた様に褒めていただけるなんて…///」

貴音「しっかりと予習、復習した甲斐がありました♪」

P「そ、そうか…」

貴音「授業参観…真、良いものでございますね…///」ポワーン…

P「……」

P「(…まぁ、満足してるみたいだし、これはこれで良いか…)」

534: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 00:11:30.44 ID:tiNs74vo0
響「ねえねえプロデューサー!ちょっとこれ見てみてよ!」

P「ん?なになに…授業参観の案内か」

響「そうそう!で、プロデューサー……お願いなんだけど……」

P「ああ、言わなくてもわかるさ。これに来て欲しいんだろ?わかったよ」

響「ほ、ほんとに!?」

P「ああ、ほんとだよ。 さ、話はここまでにして仕事行くぞー」

響「うん!いやー嬉しいなー」

539: やっぱり書くわ 2012/11/10(土) 00:25:41.25 ID:tiNs74vo0
P「ここが響の通う学校か…久しぶりだなぁ学校なんて」

P「えっと、響がいる教室は……ここだな。」

P「響はどこかなぁ……お、いたいた。よっ、響」

響「あっ、プロデューサー!来てくれたんだね!」

P「約束したんだから当たり前だろ?もうそろそろ授業始まるのか?」

響「うん、そうだぞ。国語の授業さー」

542: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 00:37:15.97 ID:tiNs74vo0
P「国語かぁ、なんか小説家とかの話しか覚えてないなぁ。夏目漱石とか中島敦とかの」

響「へー、プロデューサーが自分と同じくらいの時からあったんだねそういうの」

P「みたいだなぁ、あんまり内容変わってないのかな」

響「まあそれくらい優れた文学作品ってことなんだろうね」

P「おっ、響らしからぬ知的な面が……」

響「らしからぬってなんだよ!自分そんなにふらーっぽく見えるのか!?」



※ふらー=アホ・バカ

546: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 00:47:29.63 ID:tiNs74vo0
P「ははっ、冗談だよ冗談!響は良い子だよ」ナデナデ

響「むっ……ま、まあそう言われたら許してあげなきゃ可哀想だし許してあげる!」

P「ああ、ありがとうな……ん?響、あそこの子が呼んでるぞ」

響「えっ、あっ!ごめんごめん今行くさー!」

響「ごめんねプロデューサー、もう授業始まっちゃうしまた後でね!」

P「おう、頑張れよ!」

P「響にもちゃんと友達もいるみたいで安心したよ」

P「あ、なんか赤くなってら」

549: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 01:02:15.41 ID:tiNs74vo0
キーンコーンカーンコーン

P(お、始まったか。じゃあ俺も後ろに移動しよ)

先生「えー、いつもならみなさんは夏目漱石の『こころ』を勉強していますが」

先生「今日は授業参観ということで皆さんのお父さんお母さんが来られていますのでちょっと違う授業をしましょうか」

P(何するんだろうなぁ、そういえば生徒の人数に対して机が多いな)

先生「今日は親子で一緒に授業を受けてもらいましょう、勉強するものも『こころ』ではなく『モチモチの木』です」

P(へぇ、楽しそうだな。しかも懐かしい話だ)

先生「では、みなさんお子さんの隣の席にお座りください」

552: >>550 まあわけわかめな展開なのは許してくれ 2012/11/10(土) 01:12:08.77 ID:tiNs74vo0
P「よいしょっと……おっす響、また会ったな」

響「うん、先生もいきなりだよねー。何にも知らされてなかったし、机は多いしおかしいと思ってたんだ」

P「そっか、まあいいじゃないか。結構面白そうな先生に俺は見えるけど」

響「まあ間違ってないけどさー……あ、プリント回ってきた」

P「ありがと」

554: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 01:22:14.88 ID:tiNs74vo0
先生「それでは授業を始めますね、まずは誰かに朗読してもらいましょうか」

響「はいはい!先生!じぶ、私がやります!」

P(いつものことだが元気だなぁ)

先生「では我那覇さんお願いします」

響「はい!~~」

P(おぉ、結構淀みなく読めてるな。こういう路線もアリかもしれん)

P(それに感情表現もバッチリだ、さすがは我が765プロのアイドルだな)

556: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 01:33:53.55 ID:tiNs74vo0
先生「はい、ありがとうございました。とっても良かったですよ、さすがアイドルですね」

響「ホントですか!?いやぁ~照れちゃうなぁ~」

ハハハ ガナハハカワイイナー

P(反応も上々だし、やっぱり響は凄いなぁ……おっといかん、思考が営業モードに)

557: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 01:42:27.61 ID:tiNs74vo0
P(その後も授業は続き、楽しげな雰囲気の中で授業は終了した)

放課後

P「いやぁ、今日の響はホントに凄かったな」

響「ふふん、そうだろそうだろ!自分、完璧だからな!」

P「ホントに今日の響は完璧と言っても良いほどだったよ、よく頑張ったな」ナデナデ

響「んんっ……うん、ありがとう……」

559: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 01:59:25.78 ID:tiNs74vo0
P「今日は響の新たな一面を見れたし、こういう路線もありかもしれんな」

響「路線って?」

P「いや、響の朗読を聴いてて思ったんだけど、朗読CDとかもありかなと思ってさ」

響「朗読CDって、いろんなお話を俳優さんだったり声優さんが朗読するやつだよね?」

P「そうそう、感情表現も俺としては凄く上手いと思ったからさ。どうかなーって」

響「うーん、自分は体動かす方が好きだけど仕事ならちゃんとやるぞ」

P「そっか、じゃあ今度からはそういうところにも営業行ってくるよ」

響「楽しみにしてるぞ」

560: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 02:04:24.27 ID:tiNs74vo0
P「おう、任せとけ。さて、今日は頑張った響のためになんでもしてやろう」

響「ホントに?じゃあ、家に来てよ。ご飯作ってあげる!」

P「それでいいのか?でもそれじゃ俺なんにもしてあげられてないから俺に作らせてくれよ」

響「えー、プロデューサー料理できるのか?」

P「俺も結構料理好きなんだよ」

響「じゃあそれでお願いするぞ」

響「さぁ、そうと決まれば買い物さー!プロデューサーもついてこーい!」

561: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 02:05:14.71 ID:tiNs74vo0
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                   _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'  ┼ヽ ヽ/〝 レ |
                _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'     d⌒) (__   __ノ (おわり)

604: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 07:37:58.95 ID:Ae64WsCg0
その日のレッスン後

真「千早、今日は何だか『良い事があった』って顔をしてるね」

千早「そう?普段からこういう顔だけれど?ふふっ」

真「(それにあずささんは今日はオフだってホワイトボードに書いてあったはずなんだけどなぁ…)」

千早「(そういえば、授業参観に誰かが来てくれた、だなんて何年振りだったかしら?)」

千早「お礼が遅れて申し訳ありませんが、今日は貴重なオフの時間を私の為に割いて頂きありがとうございました、あずささん」

あずさ「あら、別に良いのよ。そうそう、千早ちゃんさえ良ければ『お姉ちゃん』って呼んでくれても良いわ」

千早「ですから、もうっ!からかわないでください…///」

あずさ「早く、早くぅ~」

真「亜美と真美だっていつも『あずさお姉ちゃん』って呼んでるから気にしなくて良いと思うけどなぁ…」

605: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 07:38:37.79 ID:Ae64WsCg0
千早「もぅっ!最初で最後ですからね…。お姉ちゃん……」

あずさ「なぁに?ち・は・や」

千早「何でもありません!」

真「よし、何ならボクの事も『お姉ちゃん』って呼んでも」

千早「真の場合はお姉ちゃんと言うより……お兄ちゃん」

真「な、何だとー!千早ーー!!表に出ろーーー!!!」

あずさ「ま、真ちゃん。抑えて、抑えて」


P「…って事があったんですよ。ま、俺はあいつ等のファン第一号として喜んでくれれば何でも良いですけどね」カタカタ

小鳥「……」

~~~~
千早「小鳥お姉ちゃん、だぁい好き」
~~~~

小鳥「ピョヘヘヘ…えぇわぁ…」

P「仕事して下さい……」

補足的に書いたから千早が礼儀知らずに見えるけど、まぁ良いや

660: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 14:46:11.29 ID:Ae64WsCg0
待たせた。一部自重してないしあんまり出来良くないけど、まぁ良いや

661: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 14:47:58.62 ID:Ae64WsCg0
P「んー…亜美と真美が双子で入れ替わりアイドルやってる…っていうのをどう公表すれば」

Prrrrr

P「はい。もしもし、765プロですけど」

?「もしもし、765プロさんですか。始めまして、私は星井美希の姉の菜緒という者ですけど」

P「あぁ、星井さんのお姉さんの…今日はどういった御用件で?」

菜緒「はい、実は美希の事でプロデューサーさんにお頼みしたい事がありまして…。いつならお時間頂けますか?」

P「星井さんの事でしたら…今からでも構いませんよ」

菜央「そうですか。では、X時頃に伺わせて頂きます」

―――
――


「あー授業参観とかマジで無くなれば良いのになー」

「分かる分かる。家帰ってから親が超うるさいんだよねー」

「美希の所はお姉さんが来るんでしょう?良いなぁ…」

美希「うん、パパもママも共働きで忙しいからね。菜緒お姉ちゃんはガミガミ言わないし、ミキとしても気が楽なの」

「うわ、何それ。超うらやましいんだけど~」

662: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 14:49:37.29 ID:Ae64WsCg0
教師「はい、では父兄の皆さんに入場して貰います」

ワイワイガヤガヤ

「あーうち、親父まで来てるよ~マジやめて欲しいんだけど」

美希「(ん~お姉ちゃんは……まだ来てないみたいだね。眠いの…)」

教師「はい、それでは85ページを開いて下さい」

美希「あふぅ…(早く終わらないかな~)」

ガラガラガラガラ

菜緒「失礼します」

美希「(あ、お姉ちゃんだ……えっ!?)」


P「今、気付いたんですが」

菜央「何です?」

P「俺が同伴する必要あったんですかね?」

菜緒「だ、だって…この歳になって彼氏の一人もいないだなんて恥ずかしいじゃないですか///」ギュッ

P「ちょ…ちょっと、菜緒さん?」

663: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 14:51:12.29 ID:Ae64WsCg0
美希「(何でハニーとお姉ちゃんが腕組んでるのー!?)」

美希「お姉ちゃん!ハニーとどういう関係なの!?」ガタッ

教師「星井さん?」

美希「あっ…」シュン

ハニーって何だ?星井さんって確かアイドルやってるのよね?で、お姉さんがあの方でお隣の方が彼氏?


P「あのー流石にこれは俺も恥ずかしいんですけど…」

菜緒「わ、私も少し恥ずかしいです…ハ、ハニー…」

P「な、菜緒さん?」

美希「(むー…!)」

菜緒「(こうすれば美希が少しでもプロデューサーさんに良い所を見せるよう頑張るか…と思ったのだけれど…恥ずかしいのは事実ね…)」

667: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 14:57:25.45 ID:Ae64WsCg0
even it may hurt,even it brings pain within,my mind’s determined
even it may kill,even it may change me,ready to face truth

教師「では、この文を訳せる人、誰かいませんか?」

美希「はい!」

教師「はい、じゃあ星井さん」

美希「『たとえ傷付いてても、打ちのめされても、心に決めたんだ。たとえひどく辛くても、私が私じゃなくなっても真実と向き合う覚悟は出来てるよ』という意味だと思います!」

教師「若干、意訳が混じってますが素晴らしい訳です。では、次の『stranger than any movies,ignorance is not bliss』という文を…」

美希「はい!」

教師「はい、ではまた星井さん」

美希「『事実は小説よりも奇なりとも言うし、知らぬが仏だなんて事は無いよ』という意味だと思います!」

教師「ブリリアント!」」

今日の美希、どうしたんだろ?星井さん凄いな。これから英語は美希に教えてもらおうかな」

668: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 14:59:05.40 ID:Ae64WsCg0
教師「この文を」

美希「はい!」

教師「今日の星井さんは本当素晴らしいですね。どうぞ」


P「先生の言う通り美希、凄いですね」

菜緒「えぇ、アイドル活動だけでなく何に対してもこれだけ頑張ってくれると良いのですけど…やれば出来る娘なのですから」

P「でも美希も逆上がりが出来無かったのが今更悔しいって言ってましたし、あの娘の中で色々と変わりつつあるのかも知れませんね」

菜緒「そんな事が…ふふっ、感謝してます」

P「へっ…?あ、あぁ…どういたしまして」

669: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 15:01:38.35 ID:Ae64WsCg0
美希「もー!お姉ちゃん。ハニーを取っちゃ嫌なの!ハニーもデレデレしちゃダメ!」

P「で、デレデレなんてしてないぞ。確かに菜緒さんは綺麗な人だけどさ」

菜緒「あら、お上手なんですね。それより…今日の美希凄く良かったわよ。いつもこの調子でやりなさいね、ふふっ」

P「そうそう、菜緒さんの言う通り今日の美希は凄かったぞ。いつもこうなのか?」

美希「いつもは…うん、いつもこうなの!」

菜緒「美希…!」

美希「あ…うん、いつもはちょっと違うかな…。ね、ハニーは今日みたいな美希好き?」

P「ん?そうだな。基本、俺は頑張ってる娘は好きだぞ」

美希「そう…美希、これからも頑張るの!」

P「おう、美希はアイドルなんだからみんなの模範じゃないとな」

670: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 15:02:55.20 ID:Ae64WsCg0
菜緒「プロデューサーさん、御協力感謝します。では、私は懇談会の方がありますからこれで。これからも美希の事、よろしくお願いしますね」

P「あ、はい。全力でプロデュースしていきます」

菜緒「美希はこれから事務所に行くんでしょう?やるからには何事もしっかりやりなさい?」

美希「あっ…お姉ちゃん…今日はその…ありがとう」

菜緒「んー何が?私は教師を志す者として教育現場を見にきただけよ。きっかけがあれば、どんな生徒もやる気になれる。うん、良い教訓だわ」

美希「もう…素直じゃないなぁ!」

菜緒「なんてね。じゃあプロデューサーさん、機会があればまた美希の事聞かせて下さいね」

P「はい、是非。じゃあ美希、行こうか」

美希「うん、今日もレッスン頑張っていっぱいキラキラするの」

おしまい

菜緒さんは真面目との事なんで、千早+律子なつもりで書いた。オリキャラっぽくなったのはちと遺憾だけど

680: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 16:51:01.90 ID:r8ZXzTyUO
小鳥「お疲れ様プロデューサー、授業参観はどうでした?」

P「お疲れ様です、そうですね、あの娘達の今までとは違った一面が見れて楽しかったですよ」

小鳥「では、今週も頑張りましたということで」

P 小鳥「乾杯」

682: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 17:09:38.50 ID:r8ZXzTyUO
P「律子はいつ来るんですか?」

小鳥「もう少し書類まとめてからって言ってました あ、生追加いります?」

P「ありがとうございます じゃああと一時間くらいですかね あとキュウリ頼みましょう好きなんですよ」

小鳥「わかりました…っと」


小鳥「ところでプロデューサー、さっきの話なんですが」

P「授業参観ですか?」

小鳥「そうです!結局あたし詳しく聞いてないんですよ!」

P「あー…そういえばそうでしたすみません じゃあこのあいだの春香のときから」

686: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 17:31:53.40 ID:r8ZXzTyUO
―――――――――

P「真はスポーツやってるとやっぱり真だなってぇかんじでした」グイット


小鳥「ブルマーな王子様もアリですねぇ 普段の女子高生のときはどうでした?」

P「それ!俺正直心配だったんすよ! 教室でまっこまっこりーんとかしてないかwww」

小鳥「そwwwれwwwはwwwなwwwいwww」

―――――――――

P「伊織俺が入って来たとき二度見ですからねwww」7杯目

小鳥「いいな~楽しそうだな~あたしそれ気になって仕事も手につかなかったんでぇ」8杯目

P「それいつもじゃないですかぁwww」

小鳥「フヒヒwwwサーセンwww」

687: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 17:41:56.61 ID:r8ZXzTyUO
P「というか音無さんもうらやましいならこれば良かったんれすよ」

小鳥「ちーがーうーんーでーすー!保護者じゃないですよ!学生の立場になりたいんですー!」

P「音無さんが学生って尋常小学校の時代でしょう?wwwwww」

小鳥「あたしwwwwww幾つだwwwwww」


小鳥「ほんとに乙女心のわからない人ですねぇ」

小鳥「あたしだってプロデューサーみたいなイケメンなお兄さんに授業参観に来てもらいたかったんですよ!」

小鳥「そしたら…」

――――――――――

689: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 17:56:39.89 ID:r8ZXzTyUO
―――小鳥ワールド―――

小鳥(16)「あぁ…憂鬱だわ…」

P(イケメン)「どうしたんだ小鳥?」

小鳥(16)「今週家族みんな用事でいないの、だから…いえ、なんでもないわ…またね」ピラッ

P(イケメン)「これは…授業参観のお知らせ…」

―――――――――

小鳥「ってな感じではじまってぇ///」

P「自分から落とすあたりなんかあからさまですねぇ」

小鳥「良いんですぅ それでぇ参観当日になにも知らない小鳥の前にP(イケメン)が来るんです」

691: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 18:10:16.39 ID:r8ZXzTyUO
―――小鳥ワールド―――

小鳥(16)「あぁ…憂鬱だわ…」

友達「どうしたの小鳥?」

小鳥(16)「授業参観なんて言われても家族みんな忙しくて、誰も来ないの」

友達「それは残念ね~あら、授業始まるわ」

先生「それでは父兄の方に入っていただきましょう」

P(イケメン)「(さて、小鳥はどこかな)」

小鳥(16)「…」

―――――――――

小鳥「こんなで最初は気付かないんですよぉ~」

P「たしかにまぁ有りっちゃ有りですね」

695: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 18:18:35.27 ID:r8ZXzTyUO
―――――――――

小鳥「それでそれで授業の真ん中くらいで気付くんです」

―――小鳥ワールド―――

小鳥(16)「あぁ…憂鬱だわ…」

ソレデハ133ページヲ イシダサン
ハイ セキヲシテモヒトリ

小鳥(16)「(こんなときP(イケメン)さんでも来てくれたらなぁ…)」

小鳥(16)「って!あれっ!?」

―――――――――

小鳥「まどガラスに後ろが映ってプロデューサーさんに気付くんです」

P(音無さん楽しそうだなぁ…)

698: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 18:34:56.10 ID:r8ZXzTyUO
――――10分後

小鳥「こうやって二人はアツいキスをするの!」キャッキャッ

P「夕暮れの帰り道…割と王道ですね」8杯目

小鳥「良いでしょう?」10杯目


小鳥「こーんな風にあたしならプロデュースするわぁ」

P「…プロデュース?」

P「音無さん…そいつは宣戦布告と受け取りましたよ」

P「酔っ払い音無さんのではまだまだです 俺が本当の授業参観プロデュースを見せてやりますよ!」

小鳥「言うわね…朴念仁が… それなら私は学生の役になるわ!アナタのプロデュースを見せてみなさい!」

律子(…なんだこれ)

699: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 18:40:49.54 ID:r8ZXzTyUO
――――

小鳥「『あぁ…憂鬱だわ…』」

P「まずここからです! なんで毎回『あぁ憂鬱だわ』から始まるんですか!二回目からはカットですよ!」

小鳥「ダメよ!アナタは各回の『あぁ憂鬱だわ』に込められた意味がわかってないわ!」

ギャーギャーワーワー


律子(二人とも楽しそうね)

702: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 18:48:41.34 ID:r8ZXzTyUO


小鳥「この夕焼けが表す叙情的な…」

――

P「ここで階段からジャンプするのは抑制された性の解放を…」

―――

ギャーギャーワーワー


律子「あ、アンキモと…まんぼうの刺身?をお願いします」




小鳥「なかなかやるわね」

P「小鳥さんこそ…酔っ払いなのに頑張りますね」

小鳥「ふふ…酔いは覚めたわ…ここからが本番よ!」

P「なん…だと…?」



律子(赤マンボウってマグロみたいなのね…)

705: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 18:55:13.75 ID:r8ZXzTyUO
――――――さらに20分後

P「良い戦いだった」

小鳥「こちらこそ、アナタのおかげで最高の授業参観がプロデュースされるわ」

「握手だ!」「友情が芽生えたぞ!」


P「さぁ…それじゃ」

小鳥「おひらきで」

律子「ちょっと待ちなさい!」

706: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 19:00:59.36 ID:r8ZXzTyUO
小鳥「げ!」

P「律子いつの間に!?」

律子「さっきからずっといましたよ…誰かさんが書類ほっぽりだして授業参観行ったり、誰かさんが妄想して一切仕事してないおかげで遅くなりましたが」

P「すまぬ…」

小鳥「すまぬ…」

708: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 19:07:18.94 ID:r8ZXzTyUO
律子「さっきから聞いてたら授業参観のプロデュースだそうですねぇ」

P「はい…」

律子「それなら明日、私にもプロデュースさせてください小鳥さん」

小鳥「ぴよっ!?」

律子「そうですねぇ…授業参観ではなく、職場参観ってことにしましょう」

律子「プロデューサーが保護者役で」

P「う…」

律子「私が先生役で、授業が始まったらこう言うんです」

律子「『今日は保護者の方にも参加していただきましょう』って」

709: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 19:09:34.27 ID:r8ZXzTyUO
終わり


ピヨだって妄想でなら女子高生になれる
授業参観できる
そう思ったが、俺には愛が足りなかったらしい

スレチと駄文すまぬ