Ｐ「というわけで、事務所のご当地キャラが決定したぞ！」

茄子「わーわー」

薫「ぱふぱふー！」

詩織「あの、それは？」

Ｐ「茄子っしー」

詩織「……え？」

茄子「かこっしーでーす♪　お近づきの印に茄子どうぞ♪」

詩織「あ、これはどうも……じゃなくて……」

薫「じぃー……」

茄子「あ、薫ちゃんにもあげますね」

薫「えへへ、やったぁ！」

詩織「なんで茄子さんがナスの着ぐるみを……」

Ｐ「縁起がいいから」

詩織「そういう理由でっ？」

茄子「ナス汁ぷしゃー♪」

薫「きゃー♪」

Ｐ「きゃー♪」

詩織「Ｐさん……」

詩織「あ……そういえば、茄子さんは島根県出身だったような……？」

茄子「そうですよ～」

詩織「島根県はナスが有名なんですか？」

茄子「びくっ」

Ｐ「びくっ」

詩織「……？」

薫「せんせぇ、どうしたの……？」

茄子「……」

Ｐ「……島根はナスが有名なわけじゃないです」

詩織「えっ？」

茄子「むしろ全国的に下から数えたほうが早いですよね……」

Ｐ「全国出荷量４０位くらいかな……」

詩織「そ、そうなんですか……」

薫「せんせぇ、泣かないで！」

Ｐ「ありがとう薫。俺は負けないよ」

詩織「あの、なすっしーも負けないで……」

茄子「あ、ありがとうございます……！」

茄子「……」

Ｐ「……島根はナスが有名なわけじゃないです」

詩織「えっ？」

茄子「むしろ全国的に下から数えたほうが早いですよね……」

Ｐ「全国出荷量４０位くらいです……」

詩織「そ、そうなんですか……」

薫「せんせぇ、泣かないで！」

Ｐ「ありがとう薫。俺は負けないよ」

詩織「あの、なすっしーも負けないで……」

茄子「あ、ありがとうございます……！」

音葉「ナスの語らう大自然の営みが聞こえるわ……」

Ｐ「あ、音葉」

詩織「よく分かりましたね……」

茄子「音葉さんも、一度どうです？」

音葉「お願いしてもいいかしら……」

薫「薫ももう一回！」

茄子「ナス汁ぷしゃー♪」

薫「きゃー♪」

音葉「きゃー……♪」

Ｐ「きゃー♪」

詩織「音葉さん……Ｐさん……」

詩織「皆さんは、ナスがお好きなんですか……？」

薫「薫はちょっと苦手かも……けど好き嫌いしないよっ！」

Ｐ「薫えらい。かわいい」

音葉「ナスは癌に効くといいますし、素敵ですね……」

Ｐ「炒めてもいいし漬けてもいいし、煮込んでも美味しいから好きだぞ」

詩織「まあ。ちなみにどんな料理が一番なんですか？」

Ｐ「焼きナスかなぁ」

音葉「和え物です……」

薫「煮物ー！」

楓「ナスはナイスです」

茄子「やっぱりナスって美味しいですよねー♪」

詩織「うふふ、そうですね……」

２

モバＰ「詩織さんかわいい」

詩織「……」

Ｐ「……」

詩織「うとうと……」

Ｐ「……」

詩織「……はっ」

Ｐ「……」

詩織「……ごしごし」

Ｐ「うたた寝して起きた時真っ先によだれの跡拭いちゃう詩織さんかわいい」

Ｐ「階段気をつけてくださいね」

詩織「もう、子供じゃないんですから……」

Ｐ「１２段ありますからね」

詩織「はい」

Ｐ「……」

詩織「……」

Ｐ「……」

詩織「……えっと」

Ｐ「最後の一段を計算に入れるか入れないかで葛藤する詩織さんかわいい」

詩織「こたつはいいですね……」

Ｐ「ほんとですねえ……」

詩織「みかんもいいですね……」

Ｐ「まったくですね……」

詩織「むきむき……」

Ｐ「……」

詩織「……」

Ｐ「……」

詩織「くんくん……はうっ」

Ｐ「みかん剥いて指を嗅いでみたら予想以上に苦ったい詩織さんかわいい」

詩織「……はむはむ」

Ｐ「……」

詩織「Ｐさんもおひとつどうぞ……」

Ｐ「ありがとうございます」

詩織「……」

Ｐ「……」

詩織「もぐもぐ……」

Ｐ「……」

詩織「うっ……」

Ｐ「アルベド食べてみたらやっぱりあんまり美味しくなかった詩織さんかわいい」

詩織「ナスって美味しいな……」

Ｐ「……」

詩織「ナスかぁ……」

楓「……」

Ｐ「……」

詩織「ええと……」

楓「……しお」

詩織「ナスの美味しさに成す術がない……うふふっ」

楓「！！！」

Ｐ「助言しようとして先を越されたショックで固まる楓さんもかわいい」