1: 名無しさん@おーぷん 2017/08/25(金)21:44:16 ID:UMy

晶葉「助手!助手!」

P「ん?」

晶葉「できてないぞ!」

P「……なにが?」

晶葉「新しい発明品だ」

P「できてないんでしょ?」

晶葉「できてないぞ!」

P「……うん、できてから言いに来なさい」

晶葉「…………」

晶葉「助手」

P「え?」

晶葉「できてないぞ」

P「うん、できてないのは分かった。できてから来てよ。悪いけど、この資料を完成させないといけないからさ」

晶葉「むっ、助手もできてないのか」

P「うん」

晶葉「私と一緒だな!」

P「……うん、そう。あの、あっち行って完成させてきなさいよ」

晶葉「わかった」

引用元: 晶葉「できてないぞ!」 


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2: 名無しさん@おーぷん 2017/08/25(金)21:45:11 ID:UMy
10分後


晶葉「助手!助手~~ッ!!!」

P「ど、どうした!?」

晶葉「あ、新しい発明品が……!」

P「できたのか……!?」

晶葉「できてないぞ!」

P「できてねぇのかよ!」

晶葉「できてないぞ」

P「なんで?できてから伝えに来なさいよ。あんな感じで来られたら、完成したのかと思ってちょっと期待しちゃうじゃん」

晶葉「期待してくれてたのか?」

P「まあ……どんな発明なのかわからないけどさ」

晶葉「ふっふっふ……それは完成してからのお楽しみだ」

P「えぇ…めっちゃ気になる……早く完成させてきてよ」

晶葉「ああ、助手も早くその資料を完成させるんだぞ?」

P「うん……いや、お前が言うなよ。お前が完成してないのを報告しに来るから…」

晶葉「また来る!」

P「話を聞きなさいよ」

3: 名無しさん@おーぷん 2017/08/25(金)21:45:40 ID:UMy
20分後


晶葉「助手~~~!!!!」

P「できたのか?」

晶葉「できてないぞ!」

P「なんでだよ!」

晶葉「なんでだろうな」

P「作らないからだろ!なに?かまってほしいの?寂しさの現れなの?よ~し待ってろ。ちゃちゃっと終わらせてうんと遊んでやるからな」

晶葉「じゃ!」

P「だから話を聞きなさいよ!」

4: 名無しさん@おーぷん 2017/08/25(金)21:46:30 ID:UMy
30分後


晶葉「助手!」

P「できてないんだろ?」

晶葉「できてないぞ!」

P「もう!なんで!30分もなにやってたの!!」

晶葉「昼食をとってた」

P「ご飯食べちゃダメだろ!」

晶葉「お腹空いたから……」

P「ご飯食べる間を惜しんで発明しなさいよ!そんで完成させなさいよ!それから報告しにきなさいよ!」

晶葉「そういう助手はどうなんだ!資料は進んだのか!」

P「まだだよ!」

晶葉「さっさと完成させろ!」

P「こっちのセリフだよ!」

晶葉「また来る!」

P「もう来るんじゃないよ!」

5: 名無しさん@おーぷん 2017/08/25(金)21:47:17 ID:UMy
2時間後



P「本当に来なくなるんじゃないよ!」

晶葉「だって来るなっていうから…」

P「ちょっと心配しちゃったじゃん!なにしてたの?」

晶葉「午後ローを観てた」

P「午後ロー観ちゃダメだろ!!!」

晶葉「いや、あれだぞ、グーニーズ」

P「えっ、グーニーズやってたの……教えなさいよ……」

晶葉「資料作ってるって言ってただろう。資料はできたのか?」

P「できてないぞ!」

晶葉「なんでだ!」

P「お前のことが気になって手が進まなかったの!お前もできてないんだろ!?」

晶葉「できてないぞ!」

P「よし、わかった!お互い、今から一時間後までに完成させよう」

晶葉「わかった。一時間後だな?」

P「そうだ、もしできてなかったら罰ゲームだからな」

晶葉「望むところだ」

P「あれだからな、デコピンとかじゃ済まないからなマジで。覚悟しておけよ」

晶葉「そっちこそ、今のうちに小指の感触を脳裏に焼き付けておくんだな」

P「えっ、そんな怖いことするの!?えっ、ちょっと待って、ねぇ、おい!おーい!」

6: 名無しさん@おーぷん 2017/08/25(金)21:48:13 ID:UMy
1時間後


晶葉「できたぞ!」

P「できたの!?」

晶葉「ああ、できたぞ。そっちは?」

P「……できてない」

晶葉「なんでだ……」

P「小指の感触を味わってた……」

晶葉「バカなのか?」

P「うぅ……小指とお別れしたくない……」

晶葉「まったく……あんなの冗談に決まってるだろう」

P「……ほんと?」

晶葉「ああ、そんな酷いことをするわけがないだろう。助手はバカだなぁ」

P「うぅ……晶葉ぁ……」

晶葉「よしよし」

P「ふぅ…落ち着いたよ、ありがとう……よし、じゃあ晶葉の完成品を見せてもらおうかな!」

晶葉「ああ、私の発明品それは……」

晶葉「今この瞬間……助手との思い出、かな!」

P「やかましいわ!」