1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:33:12.43 ID:iC4c/6kD0
~京子ショップ~
綾乃「やっとバイト代10万円たまったわ……」
綾乃「これで、歳納京子を飼うんだからっ!」
結衣「あれ、綾乃、どうしたのこんな所で」
綾乃「ふ、船見さん!?」
結衣「もしかして、綾乃も京子飼うの?」
綾乃「そ、そんな訳ないじゃないっ!」ワタワタッ
結衣「?」
綾乃「そ、そういう船見さんこそ……京子ショップで何してるの?」
結衣「え、ああ、うちは小さい頃から京子を飼ってるんだよ」
結衣「で、京子のご飯を買いに良く来てるんだ」
綾乃(船見さん、歳納京子を飼ってたのね……)
綾乃「やっとバイト代10万円たまったわ……」
綾乃「これで、歳納京子を飼うんだからっ!」
結衣「あれ、綾乃、どうしたのこんな所で」
綾乃「ふ、船見さん!?」
結衣「もしかして、綾乃も京子飼うの?」
綾乃「そ、そんな訳ないじゃないっ!」ワタワタッ
結衣「?」
綾乃「そ、そういう船見さんこそ……京子ショップで何してるの?」
結衣「え、ああ、うちは小さい頃から京子を飼ってるんだよ」
結衣「で、京子のご飯を買いに良く来てるんだ」
綾乃(船見さん、歳納京子を飼ってたのね……)
引用元: ・綾乃「歳納京子を飼うわよ!」
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3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:37:14.03 ID:iC4c/6kD0
結衣「それで、綾乃はどんな京子を飼うつもりなの?」
綾乃「え、私は別にっ……飼うつもりなんかっ」プイッ
結衣「けど、興味は有るんだよね?京子ショップに来てるくらいだし」
綾乃「う……」
結衣「私は京子歴長いから、色々と助言できると思うよ?」
綾乃「……助言?」
結衣「京子は繊細な生き物だからね、飼い主の性格とか、部屋の広さとか色々考えないと駄目なんだ」
綾乃「そうだったの……全然知らなかったわ」
結衣「綾乃は、自分の部屋で京子飼うつもりなんだよね」
綾乃「か、飼うとしたら、そうなるかしら」
結衣「それなら、広さもある程度確保できるだろうし、どの京子でも飼えるかな」
綾乃「歳納京子ってそんなに沢山種類が居るの?」
結衣「うん」
綾乃「え、私は別にっ……飼うつもりなんかっ」プイッ
結衣「けど、興味は有るんだよね?京子ショップに来てるくらいだし」
綾乃「う……」
結衣「私は京子歴長いから、色々と助言できると思うよ?」
綾乃「……助言?」
結衣「京子は繊細な生き物だからね、飼い主の性格とか、部屋の広さとか色々考えないと駄目なんだ」
綾乃「そうだったの……全然知らなかったわ」
結衣「綾乃は、自分の部屋で京子飼うつもりなんだよね」
綾乃「か、飼うとしたら、そうなるかしら」
結衣「それなら、広さもある程度確保できるだろうし、どの京子でも飼えるかな」
綾乃「歳納京子ってそんなに沢山種類が居るの?」
結衣「うん」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:39:14.53 ID:iC4c/6kD0
結衣「ほら、ゲージの中を見て御覧?沢山京子が居るよね?」
綾乃「あっ///」
キャーキャー
ワイワイッ
キョッピッキョッピッ
綾乃(小さい歳納京子が沢山居て、可愛いっ///)
結衣「綾乃、あの布に包まってる京子を見てみて」
綾乃「え?」
結衣「あれはね、幼京子だよ」
綾乃「幼京子?」
綾乃「あっ///」
キャーキャー
ワイワイッ
キョッピッキョッピッ
綾乃(小さい歳納京子が沢山居て、可愛いっ///)
結衣「綾乃、あの布に包まってる京子を見てみて」
綾乃「え?」
結衣「あれはね、幼京子だよ」
綾乃「幼京子?」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:42:32.50 ID:iC4c/6kD0
結衣「幼京子は一般的には泣き虫で気弱な子が多いんだ」
結衣「だから、構ってあげられる時間が少ないとすぐに弱っちゃう」
綾乃「そうなの……」
綾乃(何か想像してたのと違うわね、けど可愛いっ///)
結衣「それとは別に、ゲージの真ん中を転げまわってる京子が居るよね?」
綾乃「ええ、凄く元気そうね」
結衣「あれは、リボン京子だよ」
綾乃「リボン京子……」
結衣「みんなが一番最初に想像する京子は、あのタイプだね」
結衣「幼京子と同じように寂しがり屋だけど、基本的には元気だから飼いやすいよ」
綾乃「へぇ……」
綾乃(元気そうでこっちの歳納京子も可愛いわ///)
結衣「だから、構ってあげられる時間が少ないとすぐに弱っちゃう」
綾乃「そうなの……」
綾乃(何か想像してたのと違うわね、けど可愛いっ///)
結衣「それとは別に、ゲージの真ん中を転げまわってる京子が居るよね?」
綾乃「ええ、凄く元気そうね」
結衣「あれは、リボン京子だよ」
綾乃「リボン京子……」
結衣「みんなが一番最初に想像する京子は、あのタイプだね」
結衣「幼京子と同じように寂しがり屋だけど、基本的には元気だから飼いやすいよ」
綾乃「へぇ……」
綾乃(元気そうでこっちの歳納京子も可愛いわ///)
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:47:17.51 ID:iC4c/6kD0
結衣「あとは、誘い受け京子かな」
綾乃「誘い受け?」
結衣「うん、普段は元気にじゃれついてくるんだけど、こちらが構いに行くと途端に弱気になるんだ」
綾乃「弱気になったら構うのやめた方がいいのかしら……」
結衣「いや、弱気になってもこっちが構うのをやめると寂しそうにするから……」
結衣「がんがん構ってあげた方がいい見たい」
綾乃「がんがん構う……」ゴクッ
綾乃(歳納京子、構うと喜んでくれるのね……可愛いっ///)
結衣「他にも、珍しい所では攻め京子とかもいるけど、これは初心者では飼いにくいかな」
綾乃「本当に色々な種類の歳納京子が居るのね……」
結衣「それで、綾乃はどの京子にするの?」
綾乃「わ、私は……」
綾乃(どうしよう、迷うわ)
綾乃(オーソドックスにリボン京子にするか、幼京子も可愛いのよね、けど夜の事を考えると誘い受け京子も……)
綾乃「誘い受け?」
結衣「うん、普段は元気にじゃれついてくるんだけど、こちらが構いに行くと途端に弱気になるんだ」
綾乃「弱気になったら構うのやめた方がいいのかしら……」
結衣「いや、弱気になってもこっちが構うのをやめると寂しそうにするから……」
結衣「がんがん構ってあげた方がいい見たい」
綾乃「がんがん構う……」ゴクッ
綾乃(歳納京子、構うと喜んでくれるのね……可愛いっ///)
結衣「他にも、珍しい所では攻め京子とかもいるけど、これは初心者では飼いにくいかな」
綾乃「本当に色々な種類の歳納京子が居るのね……」
結衣「それで、綾乃はどの京子にするの?」
綾乃「わ、私は……」
綾乃(どうしよう、迷うわ)
綾乃(オーソドックスにリボン京子にするか、幼京子も可愛いのよね、けど夜の事を考えると誘い受け京子も……)
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:48:40.93 ID:iC4c/6kD0
綾乃「……あら」
結衣「ん?どうしたの?質問があるなら判る範囲で応えるけど」
綾乃「船見さん、あの隅っこに居る歳納京子はどかん歳納京子なの?」
結衣「……」
綾乃「船見さん?」
結衣「……あれはあんまりお勧めしないよ」
綾乃「え?」
結衣「あれはね……」
結衣「ん?どうしたの?質問があるなら判る範囲で応えるけど」
綾乃「船見さん、あの隅っこに居る歳納京子はどかん歳納京子なの?」
結衣「……」
綾乃「船見さん?」
結衣「……あれはあんまりお勧めしないよ」
綾乃「え?」
結衣「あれはね……」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:48:58.34 ID:iC4c/6kD0
.
結衣「鬱京子なんだ」
.
結衣「鬱京子なんだ」
.
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 23:51:34.27 ID:iC4c/6kD0
綾乃「鬱京子?」
結衣「うん……凄くメンタルが弱くてね」
結衣「すぐ自殺するし、場合によっては飼い主を傷付ける事もあるんだ」
綾乃「え……」
結衣「どうしてこの京子ショップは鬱京子置いてるのかな……」
結衣「これじゃ、他の京子にわるい影響が出ちゃうよ」
綾乃「……鬱京子は、どう扱うのが正しいのかしら」
結衣「んー、好事家の中には鬱京子をこのむ人が居るのは確かだけど」
結衣「一般的には、1人で隔離しておくか、または……」
綾乃「または?」
結衣「……保険所行きかな」
綾乃「え……」
結衣「うん……凄くメンタルが弱くてね」
結衣「すぐ自殺するし、場合によっては飼い主を傷付ける事もあるんだ」
綾乃「え……」
結衣「どうしてこの京子ショップは鬱京子置いてるのかな……」
結衣「これじゃ、他の京子にわるい影響が出ちゃうよ」
綾乃「……鬱京子は、どう扱うのが正しいのかしら」
結衣「んー、好事家の中には鬱京子をこのむ人が居るのは確かだけど」
結衣「一般的には、1人で隔離しておくか、または……」
綾乃「または?」
結衣「……保険所行きかな」
綾乃「え……」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 00:02:21.11 ID:vpRAnjuY0
綾乃「ほ、保険所に送っちゃうの?こんなに可愛いのに?」
結衣「表面上は確かに可愛いけど……」
結衣「ほら、綾乃、よく聞いてみて?」
綾乃「え?」
結衣「鬱京子の鳴き声」
綾乃「鳴き声……」
綾乃(確かに耳を澄ますと何か……)
ハァ……ジサツシタイ……
綾乃「!!」
結衣「ね、鬱京子自身も、生きていくことを望んでないんだよ……」
結衣「だから、早く終わらせてあげた方がいいんだ」
綾乃「……」
結衣「表面上は確かに可愛いけど……」
結衣「ほら、綾乃、よく聞いてみて?」
綾乃「え?」
結衣「鬱京子の鳴き声」
綾乃「鳴き声……」
綾乃(確かに耳を澄ますと何か……)
ハァ……ジサツシタイ……
綾乃「!!」
結衣「ね、鬱京子自身も、生きていくことを望んでないんだよ……」
結衣「だから、早く終わらせてあげた方がいいんだ」
綾乃「……」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 00:04:19.55 ID:vpRAnjuY0
綾乃(船見さんの言う通りなのかしら)
綾乃(確かに、歳納京子自身がそう望んでるのなら、仕方ないわよね)
綾乃(そもそも私は、初心者なんだし……ここはやっぱり、誘い受け京子辺りで……)
ナンデ……
綾乃「?」
ナンデ、ワタシバッカリ……
綾乃「……」
綾乃「あ、あのっ!店員さんっ!」
あかね「はい?」
綾乃「私っ!歳納京子買いますっ!」
綾乃(確かに、歳納京子自身がそう望んでるのなら、仕方ないわよね)
綾乃(そもそも私は、初心者なんだし……ここはやっぱり、誘い受け京子辺りで……)
ナンデ……
綾乃「?」
ナンデ、ワタシバッカリ……
綾乃「……」
綾乃「あ、あのっ!店員さんっ!」
あかね「はい?」
綾乃「私っ!歳納京子買いますっ!」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 00:06:48.38 ID:vpRAnjuY0
結衣「……綾乃、本当に良かったの?」
綾乃「ええ」
結衣「今なら、まだ間に合うと思うよ?あの店員さんは知り合いだから、他の京子に代えて貰う事も」
綾乃「いいの」
結衣「……そっか、綾乃がそこまで言うなら、何も言わないよ」
結衣「けど、困ったことがあったらいつでも連絡してね、力になれると思うから」
綾乃「ありがとう、船見さん……」
綾乃「ええ」
結衣「今なら、まだ間に合うと思うよ?あの店員さんは知り合いだから、他の京子に代えて貰う事も」
綾乃「いいの」
結衣「……そっか、綾乃がそこまで言うなら、何も言わないよ」
結衣「けど、困ったことがあったらいつでも連絡してね、力になれると思うから」
綾乃「ありがとう、船見さん……」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 00:09:37.79 ID:vpRAnjuY0
~綾乃の部屋~
綾乃「さあ、歳納京子?今日からここが貴女のお家よ?」
箱「……」
綾乃「歳納京子?」
箱「……」
綾乃(連れて帰る時に入れて貰った箱から出てこないわ)
綾乃(どうしよう……)
綾乃「そ、そうだ、歳納京子、お腹空いてる?」
箱「……」
綾乃「船見さんから聞いてた歳納京子の大好物……買ってきてあるわよっ!」
箱「……」
綾乃「さあ、歳納京子?今日からここが貴女のお家よ?」
箱「……」
綾乃「歳納京子?」
箱「……」
綾乃(連れて帰る時に入れて貰った箱から出てこないわ)
綾乃(どうしよう……)
綾乃「そ、そうだ、歳納京子、お腹空いてる?」
箱「……」
綾乃「船見さんから聞いてた歳納京子の大好物……買ってきてあるわよっ!」
箱「……」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 00:11:31.10 ID:vpRAnjuY0
綾乃「えっと、小さいお皿に少しだけ盛って……」
綾乃「はい、歳納京子、ラムレーズンよ?」コトッ
箱「……」
綾乃(箱の前に置いてあげたし……あとは我慢比べかしら)
箱「……」
綾乃「……」ドキドキドキドキ
綾乃「……」ドキドキドキ
綾乃「……」ドキドキ
綾乃「……」ドキ
綾乃「……」
綾乃「……」
綾乃「……」
綾乃「はい、歳納京子、ラムレーズンよ?」コトッ
箱「……」
綾乃(箱の前に置いてあげたし……あとは我慢比べかしら)
箱「……」
綾乃「……」ドキドキドキドキ
綾乃「……」ドキドキドキ
綾乃「……」ドキドキ
綾乃「……」ドキ
綾乃「……」
綾乃「……」
綾乃「……」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 00:14:21.00 ID:vpRAnjuY0
綾乃(全然出てこないわね)
綾乃(……ちょっとだけ、覗いてみようかしら)
綾乃「……」ソーッ
パカッ
綾乃(……ちゃんと居るわ)
綾乃「……歳納京子?お腹空いてるでしょ?」
綾乃「このラムレーズン、食べていいのよ?」
……ウソ
綾乃「え?」
綾乃(……ちょっとだけ、覗いてみようかしら)
綾乃「……」ソーッ
パカッ
綾乃(……ちゃんと居るわ)
綾乃「……歳納京子?お腹空いてるでしょ?」
綾乃「このラムレーズン、食べていいのよ?」
……ウソ
綾乃「え?」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 00:16:21.66 ID:vpRAnjuY0
食ベテ……安心シタトコロヲ……グサッ……ト
綾乃「し、しないわよっ!そんなことっ!」
私ヲ……コンナ所ニ……連レテキテ……
監禁スル……ツモリナノ……
綾乃「え……」
ヒドイ……ヒドイヨ……私……ワルイコト……シテナイノニ……
綾乃「歳納京子……」
綾乃「し、しないわよっ!そんなことっ!」
私ヲ……コンナ所ニ……連レテキテ……
監禁スル……ツモリナノ……
綾乃「え……」
ヒドイ……ヒドイヨ……私……ワルイコト……シテナイノニ……
綾乃「歳納京子……」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 00:23:09.11 ID:vpRAnjuY0
綾乃「監禁なんて、しないわよ……歳納京子が好きなように暮らしてくれていいから、ね?」
……ジャア……外ニ……連レテ行ッテ……
綾乃「え、何処に?」
川トカ……建物ノ……屋上トカ……
綾乃「貴女、それ自殺するつもりなんでしょ……」
……ソンナコトナイヨ
……ジャア……外ニ……連レテ行ッテ……
綾乃「え、何処に?」
川トカ……建物ノ……屋上トカ……
綾乃「貴女、それ自殺するつもりなんでしょ……」
……ソンナコトナイヨ
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 00:23:31.33 ID:vpRAnjuY0
綾乃「……」ハァ
綾乃(私、どうしてこんな歳納京子を買ったのかしら……)
綾乃(他の歳納京子を買ってたなら、もっと楽しく過ごせてたんだろうに……)
綾乃(……けど)
『 ナンデ……ナンデ、ワタシバッカリ 』
綾乃(あの時の歳納京子の声を聞いたら……どうしてか放っておけなくなっちゃったのよね……)
綾乃(私、どうしてこんな歳納京子を買ったのかしら……)
綾乃(他の歳納京子を買ってたなら、もっと楽しく過ごせてたんだろうに……)
綾乃(……けど)
『 ナンデ……ナンデ、ワタシバッカリ 』
綾乃(あの時の歳納京子の声を聞いたら……どうしてか放っておけなくなっちゃったのよね……)
141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 18:14:58.97 ID:vLb37iKj0
綾乃(そうだ!何かに依存させればいいじゃない!)
綾乃(それが生きる理由になれば!)
綾乃(…この子が依存しそうなこと…それは?)
綾乃(…分からないわ)
チキュウオワラナイカナ
綾乃(それが生きる理由になれば!)
綾乃(…この子が依存しそうなこと…それは?)
綾乃(…分からないわ)
チキュウオワラナイカナ
145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 18:25:55.92 ID:vLb37iKj0
綾乃(船見さんに聞く…前に何を聞くか整理)
綾乃(飼い主の性格がどうとか言ってたわね)
綾乃(それと部屋の広さ…こればかりはどうしようも無いけど)
綾乃(性格は私次第で変わる)
綾乃(でも、どう変わればいい?)
綾乃(その辺を聞いてみようかしら)
綾乃(飼い主の性格がどうとか言ってたわね)
綾乃(それと部屋の広さ…こればかりはどうしようも無いけど)
綾乃(性格は私次第で変わる)
綾乃(でも、どう変わればいい?)
綾乃(その辺を聞いてみようかしら)
148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 18:39:08.63 ID:vLb37iKj0
綾乃「よしっ」カチャ
綾乃「この子のためよ…」プルルル
綾乃(きたっ!)モシモシ?
綾乃「あの、もしもし杉浦ですけど」
結衣「あぁ…鬱京子のこと?」
結衣「あればかりは私もよく分からないんだ」ユイー
結衣「鬱京子は保健所に引き渡すのが賢明な判断だよ」ヘッドスピンー
綾乃「この子のためよ…」プルルル
綾乃(きたっ!)モシモシ?
綾乃「あの、もしもし杉浦ですけど」
結衣「あぁ…鬱京子のこと?」
結衣「あればかりは私もよく分からないんだ」ユイー
結衣「鬱京子は保健所に引き渡すのが賢明な判断だよ」ヘッドスピンー
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 18:45:27.97 ID:vLb37iKj0
綾乃「あの、そうじゃなくて…」
結衣「?」
綾乃「あの、飼い主の性格がどうとか言ってたわよね?」
結衣「あぁ、京子を選ぶ際にどれがその人に適しているのかが分かるんだ」
綾乃「その、幼京子はどんな人が適しているの?」
結衣「気の強くて、優しい人、思いやりのある、そんな人が幼京子に適しているよ」
結衣「?」
綾乃「あの、飼い主の性格がどうとか言ってたわよね?」
結衣「あぁ、京子を選ぶ際にどれがその人に適しているのかが分かるんだ」
綾乃「その、幼京子はどんな人が適しているの?」
結衣「気の強くて、優しい人、思いやりのある、そんな人が幼京子に適しているよ」
152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 18:55:43.43 ID:vLb37iKj0
綾乃「じゃあリボン京子は?」
結衣「基本は誰でも大丈夫なんだ、思いやりのある人ならね」
綾乃「じゃあ誘い受け京子はは?」
結衣「気の弱そうな人っぽい人向きだね」
綾乃「ぽい?」
結衣「昼は受け、夜は攻め、一転攻勢ができるような、内に野獣を潜めている人、と相性がいいんだ」
綾乃「そ、そう」
結衣「他は?」
綾乃「あ、これだけなの、ありがとう船見さん」
結衣「基本は誰でも大丈夫なんだ、思いやりのある人ならね」
綾乃「じゃあ誘い受け京子はは?」
結衣「気の弱そうな人っぽい人向きだね」
綾乃「ぽい?」
結衣「昼は受け、夜は攻め、一転攻勢ができるような、内に野獣を潜めている人、と相性がいいんだ」
綾乃「そ、そう」
結衣「他は?」
綾乃「あ、これだけなの、ありがとう船見さん」
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 19:01:12.19 ID:vLb37iKj0
結衣「あぁ、困ったらまたいつでも」
綾乃「うん、それじゃあ」ピ
綾乃「…強気で優しい…ねぇ」
綾乃「強気だけど、優しい…」
綾乃「そうね…変わらなきゃ」
綾乃「うん、それじゃあ」ピ
綾乃「…強気で優しい…ねぇ」
綾乃「強気だけど、優しい…」
綾乃「そうね…変わらなきゃ」
158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 19:08:51.01 ID:vLb37iKj0
綾乃「お、おい京子」
ハナシカケナイデ・・・
綾乃「…っあなたは私が買ったのよ!素直に言うことを聞きなさい!」
キカナイト ドウスルノ?
綾乃「聞かないと……」
コロス?コロス?
綾乃「嫌とは言わせないわ!絶対に言うことを聞いてもらうわよ!」
ハナシカケナイデ・・・
綾乃「…っあなたは私が買ったのよ!素直に言うことを聞きなさい!」
キカナイト ドウスルノ?
綾乃「聞かないと……」
コロス?コロス?
綾乃「嫌とは言わせないわ!絶対に言うことを聞いてもらうわよ!」
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 19:14:44.39 ID:vLb37iKj0
イヤダイヤダコロセバイイノニ
綾乃「絶対に死なせないわ!」
コノモミアゲー!
綾乃「何もしなけりゃ調子に乗って!」
ギャーギャー
綾乃「絶対に死なせないわ!」
コノモミアゲー!
綾乃「何もしなけりゃ調子に乗って!」
ギャーギャー
162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 19:19:06.53 ID:vLb37iKj0
~~~~
綾乃「ご飯を食べなさい」
鬱京子「嫌だ」
綾乃「食べなさい」
鬱京子「嫌だって言ってるだろ!」
綾乃「食べなさいって言ってるでしょ!」
鬱京子「うるさい!紫頭!」
綾乃「黙って食べなさい!」
鬱京子「嫌だ!」
~~~
綾乃「ご飯を食べなさい」
鬱京子「嫌だ」
綾乃「食べなさい」
鬱京子「嫌だって言ってるだろ!」
綾乃「食べなさいって言ってるでしょ!」
鬱京子「うるさい!紫頭!」
綾乃「黙って食べなさい!」
鬱京子「嫌だ!」
~~~
166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 19:25:59.06 ID:vLb37iKj0
綾乃「はぁ…はぁ…ちょっとトイレ…」
鬱京子「二度と戻ってくるな!」
ガチャ
鬱京子「こんなの…」
鬱京子「…一口だけ」
~~~
綾乃「ふぅ…ただいま」
鬱京子「…」
綾乃「…ん?食べてる?」
鬱京子「食いたくなったから食ってる、お前が言ったからじゃない」
綾乃「ふーん、まあ食べてくれたには違いないしね、ありがとう」
鬱京子「二度と戻ってくるな!」
ガチャ
鬱京子「こんなの…」
鬱京子「…一口だけ」
~~~
綾乃「ふぅ…ただいま」
鬱京子「…」
綾乃「…ん?食べてる?」
鬱京子「食いたくなったから食ってる、お前が言ったからじゃない」
綾乃「ふーん、まあ食べてくれたには違いないしね、ありがとう」
168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/12(水) 19:31:08.10 ID:vLb37iKj0
鬱京子「何で、お礼なんて…」
綾乃「まあいいじゃない、言いたくなっただけよ」
鬱京子「なんだよそれ、別に綾乃のためじゃない」
綾乃「あ、名前で呼んでくれた」
鬱京子「……もう寝る!」
綾乃「名前で呼んだ~」
ツンデレ京子「うるさい!」
おわり
綾乃「まあいいじゃない、言いたくなっただけよ」
鬱京子「なんだよそれ、別に綾乃のためじゃない」
綾乃「あ、名前で呼んでくれた」
鬱京子「……もう寝る!」
綾乃「名前で呼んだ~」
ツンデレ京子「うるさい!」
おわり
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