アレルヤ

ヒイロ「…」

宗介「……」

刹那「………」


アレルヤ「なんだかこの三人はよく似ている」

デュオ「ふー、あんたはまともそうな人でよかったぜ」

デュオ「ったくこいつらときたら口も聞かねーで黙りこくってさぁ」

デュオ「辛気臭ぇったらありゃしねぇ。なぁ？　そう思うだろ？」

アレルヤ「……」

デュオ「おい、どうした？」

ハレルヤ「………あん？　んだてめぇ、気安く話かけやがって」ｶﾞｼｯ

ハレルヤ「女みてぇになげぇ髪の毛してやがるじゃねぇか！　ちょんぎりたくなったぜヒャハハハハ」

デュオ「おいおいまじかよ」

デュオ「なんとかしてくれ>>15」

ザビーネ


改造後の

この３作で

>>20

ガウルン

ガウルン「よぉ～～～！　カ～シ～ムゥ～！！」

宗介「！！」

刹那「アリー・アル・サーシェス！　いや、違う！」

ガウルン「おやおや～？　カシムにお友達か？」

ヒイロ「誰だこの男は」

宗介「ガウルゥゥゥン！」

デュオ「おいやめろよこんな狭い部屋でドンパチしたら全員お陀仏だぜ」

ハレルヤ「ハハハハ！　全員ぶちころせ！　血で血を洗うバトルロワイヤルのはじまりだ！」

デュオ「くそったれぇ！」

ヒイロ「俺には関係ない」

デュオ「お前はこういうときでも冷静なのな」

デュオ「>>30なんとかしてくれよ！」

ロラン

この３作品キャラで

>>37

荒熊

セルゲイ「……子供しかおらんか」

デュオ「おいそこのダンディーなおっさん！　こいつらなんとかしてくれよ」

セルゲイ「……」ｷｮﾛｷｮﾛ

セルゲイ「なるほどテロリストの集まりか。殲滅する」

ハレルヤ「おっさんがよぉおお！　俺たちを殲滅するてぇええ！？」

ハレルヤ「笑わせんなよ！！　撃ち殺せ！」

デュオ「おい敵同士かよ！　ちっくしょー」

ヒイロ「……俺には関係ない」

刹那「……」

デュオ「なぁおい、ちょっとこいつらを見習って落ち着こうぜ」

デュオ「俺たちこの部屋から出られなくなったんだからよ」

デュオ「>>50なんとかしてくれ」

トレーズ「やめたまえ。ここで我々が争うことに意味はない」

ハレルヤ（なんだこいつ……すげぇ眉毛だ）

デュオ「と、トレーズ！　てめぇもいやがったのか！」

ヒイロ「！」

荒熊「む…なんというカリスマ。たった一言で争いの場を……」

ガウルン「ﾁｯ、まぁいいぜカシムゥ、ASに乗ってないお前をいじめても楽しくないからなぁ」

宗介「ガウルン……！　あとで後悔させてやる」

刹那「その眉毛の男の言うとおりだ。俺たちの至上目的はこの空間からの脱出」

デュオ「そうだぜ！　こんだけ工作員がいるんだから脱出する方法もあるはず！」

トレーズ「そこで、私にひとつ妙案がある。聞いてくれないか諸君」

トレーズ「>>65だ」

トレーズ「世界中のトイレを水洗化することで無益な争いは根絶する」

デュオ「なにいってやがる！」

ハレルヤ「ひゃははは！　とんだクレイジーやろうだぜ！」

荒熊「……いや、一理ある」

刹那「クルジスに水洗トイレはなかった……」

宗介「アフガニスタンでは毎日のように疫病が蔓延し、たくさんの難民キャンプが崩壊した」

ガウルン「そういえば俺も水洗トイレをつかったのはアマルガムに所属してからだったな」

ヒイロ「……」

トレーズ「排便という生理現象は文明人にとって恥ずべき行為だ」

トレーズ「だがゆえに、エレガントでなくてはならない……」

トレーズ「それは君たち戦士にとっても同じ」

トレーズ「戦いとは崇高なもの。汚れた尻で機体にのることはエレガントではない」

トレーズ「私はいまここを発信源として、完全水洗トイレ主義を唱えたい……」

デュオ「なにいってやがる！！」

ヒイロ「……」

刹那「………」

宗介「…………」

ガウルン「……」

デュオ「お、おい……冗談だろ？」

ヒイロ「デュオ、お前を殺す」

ガウルン「カシムの前にぶっ殺したいやつが1人できたぜ」


デュオ「助けてくれ>>85」

デュオ「おいそこのあんた！」

ｱﾚｯｸｽ「　」

デュオ「し、死んでる！！」

ガウルン「あー、さっき俺とカシムとそこのイカレ野郎の戦いに巻き込まれてな」

ハレルヤ「真っ二つだぁー！！　ひゃはははは！」

トレーズ「戦士の気高き死をみなで弔おう」

デュオ「おいおい、やべぇよ冗談じゃねぇ」

デュオ「みんなで仲良く脱出するって誓ったじゃねぇか！」

ヒイロ「デュオ」

デュオ「んだよ！　お前はもうちょっと慌てるとか取り乱すとかしろよ！」

ヒイロ「お前には無理だ。荷が重すぎる」

デュオ「へいへいじゃあ好きにしてみろよ！」

ヒイロ「>>95、任務了解」

ヒイロ「この中に通信機をもっているものはいるか」

デュオ「そうか通信！　考えたなヒイロ」

ハレルヤ「やるじゃねぇかあのタンクトップ！」

トレーズ「さすがヒイロ・ユイ……我が友の永遠のライバル」

宗介「通信なら任せろ。トゥアハー・デ・ダナンに衛星通信で連絡がとれそうだ」


　「ウルズ7……ウルズ7……こちらトゥアハー・デ・ダナン」

宗介「大佐殿。相良宗介軍曹であります」

テッサ「あぁよかった！　急に音信不通で位置情報も特定できなくてびっくりしたんですよ」

宗介「もうしわけありません。現在謎の密室に集団で監禁されています」

テッサ「ご無事ですか？」

宗介「はっ！　しかし厄介なやつと一緒でして……なにか指示をいただけますか」

テッサ「では、>>105をしてください！」

テッサ「はしっこで誰か自爆してください」

ヒイロ「！」

宗介「はぁ……しかし一体なぜです」

テッサ「その部屋の壁はどれくらいの硬度なのですか」

宗介「先ほどグレネードランチャーを直撃させましたが、無傷です」

テッサ「そうですか……それだと厳しいかもしれませんね」

ヒイロ「……」

テッサ「あら、あなたは？　相良軍曹にとっても目つきが似ていらっしゃいますね」

ヒイロ「それがお前の与える任務か」

テッサ「え？」

ヒイロ「……任務了解」

テッサ「あの……冗談ですよ？　私そっちの殺伐とした場を和ませようと……」

デュオ「おいヒイロよせ！」

刹那「とめても無駄だ」

デュオ「お前に何がわかるっての！」

刹那「俺にはわかる。アレは俺と同じ…戦いのために命を投げ捨てたものの顔だ」

刹那「無粋な真似はするな」

トレーズ「ヒイロ・ユイ。爆薬のセッティングはすませた」

宗介「不備はない。安心して任務を遂行しろ」

ヒイロ「了解」

荒熊「大丈夫なのか……」

アレルヤ「僕が変わってあげられるものなら変わってあげたいよ」

テッサ「私のタイミングで爆破してください」

テッサ「３・２・１！　ドーン！」


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デュオ「あーあ……やっちまったよ」

荒熊「また若い命を私は救えなかった……」

宗介「……これでこの空間から脱出できたらいいが」

刹那「……」

テッサ「相良さん、首尾はどうですか？」

宗介「いま確認します……壁は無傷です！」

テッサ「じゃあ次は>>120してください次は絶対うまくいきます」

アレルヤ「いま思えば、なぜ彼は爆発したんだ」

宗介「大佐殿の命令だ」

荒熊「戦術的に無意味に見えるが……」

宗介「貴様！　大佐殿を愚弄するのか！」

テッサ「次の指令です！　いま自爆した彼を水洗トイレに流してください！」

ガウルン「おいおい艦長さぁん……ちょっとあんたおかしいぜ」

デュオ「ヒイロになんの恨みがあるんだこんちくしょー！！」

テッサ「いいから早く私のいうとおりに！」

トレーズ「……わかった。さっそく始めよう」

デュオ「水葬じゃあるまいしやめてくれよぉーー！」

宗介「……だが任務だ、開始する」

刹那「アレルヤは足をもて」

アレルヤ「血まみれだし意識がない……いや死んでいるのか」

デュオ「ヒイロー！　冗談だって言ってくれよ……」

ガウルン「おいさっさとはじめようぜめんどくせぇ」


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デュオ「また1人減っちまったな……」

アレルヤ「寂しくなるね」

宗介「だが現状はなにもかわっていないぞ」

刹那「……」

トレーズ「……ﾌｯ、君たち、通信モニタをみたまえ」


テッサ「私の思惑通りでしたね」

ヒイロ「脱出に成功した」


デュオ「げぇ！ヒイロ！」

荒熊「つまりこれこそが…唯一の脱出ルート！！」

ガウルン「ってことは眉毛のお前」

刹那「これを見越して水洗トイレを設置したのか！」

トレーズ「私のしたことはタダの偶然だ……」

トレーズ「モニタの小さい彼女の奇抜な発想と叡智が我々を救うことになっただけだ」

トレーズ「実にエレガントな女性だ。クイーンリリーナにも匹敵する」

宗介「さすがです大佐殿」

テッサ「では相良軍曹もそこから脱出してください」


宗介「…んっ」

テッサ「どうしました？」

宗介「い、いえ……」

デュオ「わかるぜ軍曹。さすがに……なぁ？」

トレーズ「では私は一足先に脱出させてもらおう」

トレーズ「洗浄であったときにはまた頼む、テロリストの諸君」


ｺﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ……


デュオ「お、俺には無理だー！！」

宗介「数々の修羅場をくぐりぬけた俺にもコレはかなりの難題だ」

テッサ「どうしてです？　ザブンと飛び込めばいいんですよ」

デュオ「お譲ちゃんなにか他の手はねぇかな」

テッサ「ほかですか？　そうですねぇ…」

テッサ「じゃあ>>142してみたらどうでしょう！」

テッサ「ぼっとん便所にダイブしてみたらどうでしょう！」

宗介「た、大佐……？」

テッサ「ぼっとん便所ですよ！」

宗介「大佐殿のご命令…とあれば……うっ」

テッサ「私相良さんが○○○まみれになるとこを見たいんです！」

ガウルン「ひゅー、モテる男はつらいねぇカシムゥ」


ｻﾞﾌﾞﾝ

宗介「　　　」

ガウルン「あーあ、2階級特進しちまったよ」

荒熊「敬礼！」

ガウルン「ﾁｯ、カシムが死んだんじゃ楽しくねぇな」

ガウルン「そこそこ楽しめたし俺はおいとまするぜ」

ガウルン「じゃあなテロリストの小僧ども」

ｺﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ…


荒熊「私もそろそろ任務につかねば、では検討をいのる」

ｺﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ


デュオ「これであとは俺たちだけか」

デュオ「なんとかしようぜ」

デュオ「なぁ、>>155！　ほんとはいいアイデアあるんだろ！？」

デュオ「結局残された手はこれしかねぇか……」

刹那「最後の手榴弾か」

デュオ「あぁ、ほとんどの火薬はヒイロが自爆するときにつかっちまったからな」

ｱﾚﾙﾔ「これ1つでなんとかするしかないね」

刹那「逃げないのか」

デュオ「へへ……俺はこれでも逃げまくりの人生でね。血にまみれて、泥をすすって生きてきたさ」

デュオ「でもよぉ、○○○は別だ…○○○だけは駄目なんだよ」

デュオ「人としてトイレに流れるは御免だぜ…せめて綺麗なままで死なせてくれぇ……」

刹那「……そうか」

デュオ「お前もそう思うか？　へへ、俺たちいい友だちになれそうだな」

デュオ「地獄でも仲良くしようぜぇ……」


刹那「俺はまだやることがある。アレルヤ、行くぞ」

アレルヤ「うん」

ｺﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ

デュオ「は！？」

デュオ「おいおい……」ｷｮﾛｷｮﾛ

デュオ「まじかよ……」

宗介「　　」

デュオ「○○○にまみれた軍曹と」

ｱﾚｯｸｽ「　　」

デュオ「真っ二つの知らないやつとこのまま一緒かよ…」


デュオ「ヒイロじゃねぇんだ、自爆なんて柄じゃねえ」

デュオ「なぁ頼むぜヒイロ！！　いやだれでもいい！　俺を…俺を助けてくれ……」


ヒイロ「>>168をしろ。それがお前の最後の任務だ」

ヒイロ「潔く自決しろ」

ヒイロ「お前は戦闘で死んだことにしておいてやる」

デュオ「まじかよ！　とんでもねぇ薄情なやつだ」

荒熊「友達をトイレにながした君のいうセリフか！」

ハレルヤ「そうだぜロン毛のおさげ野郎。早く死んで楽になれよ」

トレーズ「それがもっともエレガントな解決方法だと私は思うのだ…」

デュオ「う…うっ……やっぱ俺は死神に愛されてるんだ」

ヒイロ「デュオ、1つ忠告しておく」

デュオ「！　な、なんだ！？　まさか妙案が！？」

デュオ「なんだかんだで俺のこと助けてくｒ」

ヒイロ「死ぬほど痛いぞ」

デュオ「ちっ、ちっくしょおおお！！！」ﾋﾟﾝｯ



宗介「激しい爆発音とともに奴ははじけ飛んで死んだ」

宗介「そして俺はいつまでここにはまっていればいいんだ…」


完