1: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 01:36:05.02 ID:YVKwJ0lh0
チェイス「ハート、今日使うのはこっちの粉チーズだ」

ハート「おお、そうか。これは違うのか」

チェイス「いや、丁度とろけるチーズも無くなっていたところだ。それもカゴに入れてくれ」

ハート「なんだ結局買うのか」

チェイス「お前が毎朝トーストにチーズを乗せるからだろう」

ハート「いいじゃないか。あれ美味いんだぞ?特に最近は片方に粒マスタードを塗ってハムを挟むとな」

チェイス「そう言えばハムも無いな。買っておくか」

ブレン「チェイス。ソースは買わなくて良いのですか?」

チェイス「ああ、それは既に作ってある」

ハート「ははっ、本当に頼もしいやつだ」

ブレン「あと足りないものはありますか?チーズに野菜に…あとは肉ですかね」

チェイス「ハムも買っておかなくてはな」

ブレン「ああ、そう言えば最近ハートがよく消費しますもんねぇ」

ハート「すまんな、どうも最近トーストがマイブームなんだ」

ブレン「まぁ、美味しいですし分かりますけれども」

チェイス「メディックの方は順調だろうか」

ブレン「大丈夫でしょう。別にあの女があれこれする訳でもないんですし」

ハート「かと言っていつまでも1人にさせているのも可哀想だ。買い物を済ませて早く戻るとしよう」

ブレン「ハート、だからハムを買うんですってば」

チェイス「待てブレン。そっちは高い。こちらの方が安くて量がある」

ハート「おっ!どら焼きがセール中だぞチェイス!」

チェイス「おやつは1つまでと言った筈だ」






注・結城丈二とヨロイ元帥がコタツでおせちをつつく程平和です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1511109364

引用元: ハート「チェイス、そこのチーズを取ってくれ」 



2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/20(月) 01:39:00.66 ID:YVKwJ0lh0


剛「シフトカー返せ」

メディック「あら蛮野の息子。御機嫌よう」

剛「開口一番で史上最低の呼び方すんなオイ」

剛「いいからホレ、シフトカー返せ。進兄さんから聞いたぞオマエらが借りに来たって」

メディック「もう少し待っていただけません?あとちょっとで出来上がりますわ」

剛「ったく…コイツらにホイホイ貸す方も貸すほうだけどよ。んで、何やってんだよ」

メディック「あら、ご覧になってわかりません?」

剛「…石窯にしか見えねぇんだけど」

メディック「正解ですわ」

剛「何やってんの!?」

メディック「いえ、ハート様が「本格的なピザを食べてみたい」というものですから」

剛「オマエらそんな事でアジトに石窯設置すんのかよ!どんだけ食に拘るんだ!」

メディック「あ、完成したみたいですわ。はいお疲れ様。さ、お返ししますわ」

剛「ダンプにミキサー…お前らも当たり前のように協力すんなよ。しかもこんな事に」

メディック「もうすぐハート様とチェイスも戻ってきますし、折角ですから貴方もいかが?」

剛「俺は進兄さんの代わりにコイツら回収に来ただけだっつーの!」

剛「あとオマエ、サラッとブレンの事ハブいたな今」

メディック「お茶ぐらいは出してあげますわ。紅茶でよろしくて?」

剛「お構いなく」

メディック「えーっと、貴方用のマグカップは…あっ、ありましたわありましたわ」

剛「何であんの!?」

メディック「寒かったらそこのヒーター付けてくださって結構ですわよ」

剛「お構いなく」

メディック「ハート様達まだかしら。蛮野の息子が寂しそうに待ってるとメールしましょうか」タプタプタプ

剛「お構いなくゥ!」





ハート「ん?なんだ、詩島剛が来ているらしいぞ」ピロリンッ

ブレン「あの男も何だかんだ暇なんですねぇ」

チェイス「尚更早く帰らねばな。ハート、立ち読みはそれぐらいにしておけ」

ハート「すまない、もうちょっとだけ待ってくれ。風都探偵だけ読んでおきたいんだ」

ブレン「雑誌買えばいいじゃないですか」

3: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 01:41:16.93 ID:YVKwJ0lh0

剛「だぁーーっ!トゲゾー甲羅持ったまま人の後ろにピッタリ張り付くんじゃねぇ!」

メディック「うふふふふふふふふふふふ」

剛「やめろチクショウ!もうちょいでゴールだっつーのに…あーっ撃ちやがったぁ!」

メディック「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」

剛「あークソッ!止めだ止めっ!っつーか何でオマエとマリカーやってんだ俺!?」

メディック「暇だ暇だとうるさかったのは貴方じゃありませんの」

剛「悪うござんした!」

ガチャッ

ハート「なんだなんだ、随分楽しそうだな」

ブレン「ただいま戻りましたよ。ああ、アジトの中は暖かいですねぇ」

チェイス「遅くなってすまなかった」

メディック「お帰りなさいハート様、チェイス。あとそこの」

ブレン「貴女だけ宅配ピザにしましょうか」

チェイス「よせ。デリバリーは高い」

ハート「値段の問題なのか?」

チェイス「剛も、待たせてしまったようだな」

剛「別に待ってねーよ。俺はシフトカー返しにもらいに来ただけだっつの」

メディック「とか言いながら、しっかり待っていたじゃありませんの」

ブレン「珍しい組み合わせで留守番してましたね」

ハート「おお、これが例の…!よく出来てるじゃないかメディック!」

メディック「ええもちろん。ハート様の為、誠心誠意励ませていただきましたわ」

剛「嘘つけぇ。全部シフトカーが作っただろうがぁ」

ブレン「チェイス。どうです?」

チェイス「ああ、これなら問題なく出来そうだ」

ハート「石窯で焼くピザ…とうとう実現するのだな。心が躍るぞ!」

メディック「私も楽しみで楽しみで、お茶も満足に喉を通りませんでしたわ」

剛「嘘つけぇ。マリカーしながらカントリーマァム1袋空けてただろうがぁ」

チェイス「生地の仕込みは出来ている。後は具の準備だけだな」

ハート「何か手伝える事はあるか?チェイス」

チェイス「いつものようにテーブルを片付けておいてくれ」

剛「へいへい、んじゃゲーム機片付けっぞー」

ブレン「マリカーやってたのですか。どうせこの腹黒の事ですから甲羅構えて人の後ろに張り付いてたんじゃありませんか?」

メディック「まぁ人聞きの悪い。私がそんな陰険なことをするとでも」

剛「嘘つけぇ!毎回毎回ゴール寸前でスピンさせやがって!」

4: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 01:51:48.73 ID:YVKwJ0lh0
ブレン「チェイス、あとは生地を伸ばしてソースと具を乗せるだけなのですよね?」

チェイス「ああ」

メディック「あ、ならたまにはみんなで作りません?具を乗せたりするだけなら私たちでも出来ますし」

ハート「おお!それはいいな名案だ!」

剛(日曜日の仲良し家族か)

ハート「ほう、チーズも随分種類を揃えたな」

チェイス「クワトロフォルマジオも作ってみたくてな」

メディック「何だか必殺技のような名前ですわね」

ブレン「フォルマジオって、ジョジョの第5部にいませんでしたっけ」

剛(ホルマジオな)

ハート「バジルにトマトにサラミに…照り焼きチキン、だと?」

チェイス「デリバリーのチラシを見ていると食べたくなってな」

チェイス「注文するより、実際自分で用意した方が断然安い」

ブレン「もう、ただの主夫ですね」

メディック「ベーコンにウィンナーに海老にコーンに明太子…ああ、もう見ているだけでお腹が空きますわ」グゥゥ

剛(さっきオヤツしこたま食っただろ)

ハート「宅配ピザのチラシは、注文する気が無くてもつい眺めてしまうよな」

メディック「わかります。わかりますわ」

ブレン「貴女ファミレスとかのメニュー見るの好きですもんねぇ」

チェイス「生地の方もいい具合だな」

ハート「これだけ焼いて食べても美味そうだな」

剛(それじゃただのフォカッチャじゃねぇか)

チェイス「ハート。それではただのフォカッチャだ」

剛「被ったよチクショウ」

チェイス「どうした、剛」

剛「何でもねーよ」

ハート「そう寂しがるな。ほらお前もこっちに来て一緒に作ろう」

剛「お構いなく!」

ブレン「メディック、もう少しそっち詰めなさい。詩島剛が入れないでしょう」

メディック「良い事思いつきましたわブレン。貴方ちょっとコアになってくださらない?」

剛「お前ら俺の事めっちゃ構うのな!?」

5: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 01:58:19.35 ID:YVKwJ0lh0
チェイス「では、生地を伸ばしていくぞ」

ハート「うん?チェイス、手の上でクルクル回したりしないのか?」

ブレン「ああ、前にテレビで見たときやってましたねえ」

チェイス「あれはほとんどパフォーマンスだ。そもそも極力生地に触れている時間は少ないほうがいい」コネコネ

メディック「最近流行りのインスタ映えとかいうものなのかしら」

剛「それはちょっと違わね?」

チェイス「こうして、手早く薄く延ばして…こんなものか」

ハート「…意外と地味だな」

チェイス「だからクルクルするのはパフォーマンスだ」

ブレン「ほらほらハート、トッピングしましょう。好きなソースと好きな具材を好きなように乗せられますよ?」

チェイス「加減は考えるんだぞ」

剛「肉類てんこもりとかやめろよ?」

ハート「・心配するな。それぐらいは弁えているさ」

メディック(0.5秒謎の間があったのは触れませんわハート様)

ハート「どれ…うん、まずは定番のトマトソースでいくとするか」

チェイス「好きにしろ。どうせお前たちは山ほど食べるのだろう。材料は大量に用意している」

剛「オマエら前々から思ってたけど食費どうしてんだよ」

ブレン「それぞれ一応稼ぎはありますからねえ」

メディック「万が一生活費が足りなくなってもフリーズが援助してくれますわ」

剛「防衛局長官が何してんだよ」

ブレン「たまに遊びにきますよ。大抵コタツでのんびりお茶を飲んでいるか商店街を散歩するかですけど」

剛「ただの祖父じゃねーか」

ハート「よし、ソースが塗れたぞ!」

チェイス「中々上手いな」

ブレン「具はどうします?やはりチーズは欠かせませんよね」

ハート「そうだな…最初の1枚なのだし王道中の王道、マルゲリータにするとしよう」

メディック「なら、チーズはモッツァレラですわね」

チェイス「これだ」スッ

ブレン「バジルは…おや、葉っぱとペースト両方用意してあるんですね」

剛「ペーストでいいんじゃね?食べやすくて」

ハート「そうだな。では…トマトソースの上にバジルを垂らして…おっとと」

ブレン「鮮やかな赤に艶やかな緑。まるでハートと私のようですね」

メディック「チェイス。黒いものはありませんの?」

チェイス「こしあんしか無いぞ」

剛「自分のカラーが黒って自覚あんのな」

6: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 02:06:35.94 ID:YVKwJ0lh0
ハート「…よし、こんなものか」

ブレン「おお、流石はハート。お見事っ」

チェイス「次の生地だ。今度は誰が作る?」

メディック「あ、じゃあ私やりたいですわっ」

ブレン「ベーコンとサラミとウィンナーとかやめてくださいよ?」

メディック「あら、石窯ちゃんと火が入ってるかしら?丁度ここによく燃えそうなハンカチが」

ブレン「おやめなさい!」

ハート「こらこら、じゃれてないでちゃんと作れ」

チェイス「剛。お前の分だ」スッ

剛「おおぅ、サラリと馴染ませんな。この仲良し空間に」

ハート「何を今更」

ブレン「何を今更」

メディック「マリカー18連敗」プッ

剛「おうそこの黒いの。やるか?やるか?」シグナルバイクッ

ハート「こらこら、じゃれてないでちゃんと作れ」

剛「ハートにツッコまれるのかよ!?」

メディック「えーっと、ソースはどうしましょう…お肉にはチリソースかしら」

ブレン「やっぱり肉じゃないですか」

剛「んじゃ俺はバジルソースでいってみるか」

剛(…こうして誰かとワイワイ料理すんの、ガキの頃姉ちゃんと以来だな…)

チェイス「ハート。お前の作ったピザをよこせ。早速焼こう」

ハート「ああ、頼む」

メディック「ウィンナーと、ベーコンと…」

ブレン「肉ばっかりじゃないですか」

メディック「もう、いちいち煩いメガネね。ネビュラガス流し込みますわよ」

ブレン「バランスというものをお考えなさい。せめてタマネギぐらい乗せてください」

チェイス「火力が少し足りないな…ハート、そこのマックスフレアを取ってくれ」

剛「ちょい待てシフトカーはオマエらの便利家電じゃねぇ…って少しは躊躇しろよフレアぁ!」

7: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 02:19:41.99 ID:YVKwJ0lh0
剛「…うっし、どうよ。流石俺だろ」

ハート「バジルソースとチーズでマガールを再現したのか」

ブレン「無駄なところで器用ですね、貴方」

剛「おいおい、褒めろ褒めろ」

チェイス「食べたら何か曲がりそうだな」

剛「何が曲がるんだよ。性根か?」

ブレン「ハッハッ、ならメディックに食べさせましょうか」

メディック「どういう意味かしら」チューン マックスフレア

ブレン「やめなさい洒落にも冗談にも脅しにもなりませんよ貴女の場合!」

チェイス「返せ、俺のブレイクガンナー」

剛「返せシフトカー」

ハート「おぉぉ…窯の中でチーズがグツグツと…。早速良い匂いがしてきたぞ」

チェイス「あまり近くで見ていると火傷するぞ」

ハート「なに、デッドゾーンの方が熱いさ」

剛「何だその理屈」

ブレン「では次は私の番ですね。どんなピザにしましょうか」

メディック「バジルソースにバジルてんこもりにすればブレンピザですわね」

チェイス「彩り皆無のビザだな」

ブレン「バジルの味しかしませんよねぇ!」

ハート「おお、生地のほうも良い焼き色がついてきて…これは待ちきれないぞ」ワクワク

剛「おーい、あんま近づくと燃えるぞー。ただでさえオマエのコートのモコモコよく燃えそうなんだし」





戒斗「何やら隣が騒がしかったな」

紘汰「あー、なんか石窯作ってたんだとさ。ほら、コレうるさくしてごめんなさいって。クッキー貰ったぞ」

戒斗「毎度毎度騒々しい連中だ。…フン、悪くはないな」モグモグ

9: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 02:30:33.61 ID:YVKwJ0lh0
メディック「ホワイトソースにイカと海老とネギ…何というか、まぁブレンらしい微妙なチョイスですわね」

ブレン「いいじゃないですか!シーフードもあって然るべきでしょう!」

チェイス「今」

ハート「チョイスだチェイス。チョイスだぞ」

チェイス「そうか」

剛「オマエ一度りんなさんに診て貰えって」

ブレン「これで全員作りましたね。でも5人で4枚ではすぐに無くなりそうですね」

チェイス「案ずるな。材料はまだまだある。大量に作って無くなり次第追加して焼けばいい」

メディック「いいですわね。ではもっともっと作りましょう。さぁハート様も」

ハート「そうだな。ならば今度は自分だけのオリジナルピザといこうじゃないか」

剛「一応ちゃんと定番モノも作っておけよ?」

ブレン「ではさっきチェイスが言っていたクワトロフォルマジオも作ってみましょうか」

メディック「確か4種類のチーズを使うんでしょう?ええっと…雪印と…?」

剛「初っ端から違うわぁ」

チェイス「4種類のチーズを使うのが定義だな。モッツァレラにパルミジャーノ、ゴルゴンゾーラ、リコッタあたりがお勧めだ」

メディック「呪文のようですわね」

剛「モッツァレラはアレだろ?水牛のチーズだっけか」

チェイス「日本で広く出回っているのは牛乳で作られたものだがな」

剛「え、マジか」

ハート「ゴルゴンゾーラもよく聞く名だな。どんなチーズなんだ?」

チェイス「青カビのチーズだ。多少味と匂いにクセはあるがその分料理に使用すると風味と味わいに深みが増す」

メディック「青カビ…そう聞くとちょっとだけ変な気分になりますわね」

ブレン「何を言ってるんですか。貴女の好きなカマンベールは白カビですよ」

メディック「え」

チェイス「コクのあるパルミジャーノとゴルゴンゾーラ。滑らかな舌触りのモッツァレラとリコッタ。取り合えずこの組み合わせでいこう」

ハート「なるほど…チーズの組み合わせ方だけでも全然違ったものになる訳か。…奥が深いな」

チェイス「ちなみに上質のモッツァレラは醤油で食べると特に美味いらしいぞ」

剛「オマエはどっからそういう知識を得てくるんだよ」

10: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 02:34:17.89 ID:YVKwJ0lh0
チェイス「そろそろ焼きあがるな」

ハート「おおっ!ブレン、テーブルのセッティングは」

ブレン「抜かりなく完璧に万全に」

メディック「飲み物用意しますわ」

チェイス「冷蔵庫にアイスティーの入ったピッチャーがある。ピザには麦茶より紅茶のほうがいいだろう」

剛「んじゃグラス持ってってやるよ」

チェイス「ピザを出すぞ。退けハート、出せん」

ハート「おっとすまない。何せ待ちきれなくてなぁ」

チェイス「はしゃぎすぎだ。なら皿を持ってきてくれ」

ハート「任せておけ!」

チェイス「…よし、いい出来だ」

ハート「おお…素晴らしいな。生地はこんがりと、上にのったチーズがグツグツと…」パァァ

チェイス「食べる前に超進化しようとするな」

剛「なぁ、アレは俺的に止めるべきなんだよな」

ブレン「お構いなく。遮光カーテン被せてしばらくすれば落ち着きますから」

剛「興奮した犬かよ」

メディック「待ちきれなくてはしゃぐハート様も素敵ですわぁ」







翔太郎「なぁおい。うちの事務所は別にたまり場じゃねえぞ」

フィリップ「別にいいじゃないか翔太郎。それよりお腹が空いたんだがピザでも頼まないかい?」

霧彦「ああ、ピザなら丁度クーポンがある。福井警視そこのカバンを取って貰えないか」

照井「照井です」

11: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 02:39:11.92 ID:YVKwJ0lh0
ハート「ピザにサラダ、飲み物も揃っているな」

ブレン「抜かりなく」

メディック「いつでも始められますわ」

チェイス「ハート、音頭をとれ」

ハート「たまにはお前がやってもいいと思うんだが」

剛「ピザ冷めっぞー」

ハート「最近はすっかり冷え込むようになってきたが、皆手洗いうがいを欠かさず、しっかりと栄養を取って健やかに過ごすように」

ハート「今日もまたこうして掛け替えのない友たちと食卓を囲める事を嬉しく思うぞ。では、頂きます!」

脳看「「いただきます(わー)」」

チェイス「タベテイーヨ」

剛「俺は別にダチじゃねぇけどいただきまーす」

ハート「ふふ、夢にまで見た石窯焼きピザ…テンションフォルテッシモだぞチェイス!」

チェイス「切り分けるから待て。1人で1枚噛り付く気か」

メディック「えっと、確かコレで切るんでしたわよね。コレって何か正式名称あるんですの?」

ブレン「ピザカッターでいいんですよ」

メディック「あらまぁ。ハンドル剣並みのそのまんま感ですわね」

剛「おいやめろ。進兄さんの残念センスに触れんな」

チェイス「…よし、切れたぞ」

ハート「ではいただこう…おおっ、熱々だな!チーズがこんなにも伸びて…」

ハート「はむっ、はふふ!あふふふ!」

ブレン「ああもう。熱いと分かっているのに」

メディック「ハート様ハート様、アイスティーがありますわ」

剛「おおーっマジで凄ぇチーズの伸び。生地もモッチモチしてるし、この程ほどの焦げ目が良いよなぁ」

ハート「美味いぞチェイス!!」

チェイス「何よりだ」

ハート「生地は詩島剛の言う通りモチモチフワフワ。しかも表面は焼き立てでパリッとしているので2種類の食感が楽しめる」

ハート「その上に塗られた甘酸っぱいトマトソースの豊潤な果実の風味、舌の上で口の中でトロリと広がるチーズのまろやかさ!」

ハート「そして時折姿を見せてはほんのりとした苦みで全体のバランスを引き締めるバジル!」

メディック「はふふっ…ふわぁぁ……もちふわピザ、最高ですわぁ…」

ブレン「クリスピーも嫌いではありませんが、やはりこういうふっくらとしたタイプがいいですよね。ボリュームもありますし」ハフフ

剛「ヤベェ…ピ〇ーラより断然美味ぇ」モキュモキュ

チェイス「石窯など初めてだったが、中々上出来のようだ」

ハート「これなら毎日ピザでもいいな。素晴らしいぞ!」

チェイス「毎日俺を呼ぶ気か」

剛「敵対関係忘れてんだろコイツら」

ブレン「それはどうでもいいですけどタバスコ取っていただけます?」

剛「どうでもいいって言っちまったよ」スッ

12: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 02:45:00.30 ID:YVKwJ0lh0
チェイス「次が焼けたぞ」

メディック「あ、これ私が作ったやつですわね」

ブレン「肉々しいと言いますか漢らしいと言いますか」

ハート「上に散らしたタマネギのスライスがほんのりと焼き目がついていて、これもまた美味そうだな」

剛「んじゃ切り分けっぞー」

ブレン「チェイス、お皿にピザ置いておきますよ?」

チェイス「頼む。こちらもどんどん焼いていく」

ハート「ああ!どんどん焼いてきてくれ!」

メディック「ああっ!何てことでしょう…石窯の高温で焼かれたウィンナーとベーコンからあふれ出た肉汁が、肉汁がっ!」

ブレン「旨味のゴリ押しのようなピザですね…ほら見なさい、私のアドバイス通りタマネギを加えたのが絶妙に完璧に最高じゃあないですか」

剛「肉まみれでチリソースってのがまた良いな。このピリッと来るのがクドくなりそうな口当たりを引き締めるっつーか」

メディック「ふふ、計画通りですわ」

ブレン「嘘おっしゃい」

ハート「チーズを乗せなかった分、これはストレートに具やソースの味が伝わってくるな。これも美味いぞメディック」モッキュモッキュ

メディック「あぁ…感激の極みですわぁ」

チェイス「待たせたな。次のピザだ」

ブレン「うわ、バジルとチーズで再現したマガールが来ましたね」

剛「引くな引くな。良い画だろうが」

メディック「バジル色強いですわね…まぁいいですわ。切りますわよ」

ハート「ハハッ、また面白いものを作ったな。どれどれ…」ハムッ

ブレン「…おや、意外とイケますね」

メディック「あら本当。シンプルな分チーズとバジルの風味や生地の美味しさが際立ちますわ」モグモグ

剛「どうよ、計画通り」

ブレン「嘘おっしゃい」






紘汰「さっきからお隣の良い匂いが溜まんなくてさぁ。悪いなホント」

戒斗「貴様の駄々など今に始まった事でも無いだろう。石窯とまではいかないが、オーブンでも十分作れる」

紘汰「ヘルヘイムでも石窯作れないかなぁ…あっ駄目だヘルヘイム燃えるわ」

戒斗「貴様…また舞とサガラに叱られるぞ」

13: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 03:17:08.34 ID:YVKwJ0lh0
ハート「うん…イケるじゃあないか」モグモグ

剛「イカとネギのシーフードピザだな。ホワイトソースってのもいいんじゃないの?」

チェイス「このネギがまた、良い仕事をしている」

ブレン「どうですか御覧なさい。私のピザの反響を」

メディック「素材の手柄じゃありませんの」モグモグモグモグ

ブレン「とか言いながらガツガツいってるじゃないですか」

剛「シーフードピザってどうにもイマイチ自分で金払って注文しないんだよなぁ。いや美味いんだけど。もうちょい評価されてもいいよなぁ」

ハート「そうだな。プリプリとしたエビ、歯応えの良いイカ。格別と言っても過言では無いぞ」

チェイス「ピザの具にするならばアサリなどの貝類も合うらしい」

メディック「あ、それ美味しそうですわね。明日はそれでお願いしますわチェイス」

チェイス「2日続けてピザか」

ハート「いいじゃあないか。前は1週間カレー尽くしだったしな」

剛「ヘビーローテーションにも程があんだろ」

ブレン「おや、貴方も2日ピザは反対ですか」

剛「ちょい待ち。何自然に俺をオマエらのほのぼの生活に混ぜてんだよ」






パラド「小腹が空いてきたな。何か甘いものでも食べたくないか?」

グラファイト「任せておけ。俺はブレイブの恋人の記憶を持っている。今この近くの人気スイーツ店を記憶の中から…」

ラヴリカ「男とイチャイチャしていた記憶なんてよく平気で持っていられるものですね。ボクだったら到底耐えられませんよ」

グラファイト「ぐっ…!初デート…カップル喫茶、映画館…愛想の欠片も無いのかブレイブ!」

ラヴリカ「ああ、平気な訳では無いんですね」

パラド「おっ、あそこでドーナツ売ってるぞ?プレーンシュガーは売り切れみたいだけど」

14: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 03:25:37.64 ID:YVKwJ0lh0
ハート「おおっ!これがさっき言っていたチーズだけのピザか。確か…」

チェイス「クワトロフォルマジオだ」

ハート「そうそう、それそれ」

メディック「はむっ……まぁっ!チーズだけで随分シンプルだと思ったら随分奥深いですわね」

ブレン「色々な種類のチーズの個性が良い具合にベストマッチしていますね。ああ、これも溜りません」モグモグ

剛「店によっちゃハチミツとかかけて食べるとこもあるよな。塩っ気強いから甘味加えると合うんだよ」

ハート「チェイス!」クワッ

チェイス「ハチミツを持ってくればいいのだろう」スッ

ブレン「あ、ゴルゴンゾーラでしたっけ?この青カビのチーズ。確かにクセがありますね」

メディック「けど、このクセが味にも香りにも良いアクセントですわ。クセだけのどこかのブレンメガネとは大違い」

ブレン「言ってますよね。ハッキリとブレンって言ってますよね!」

チェイス「ハチミツを持ってきたぞ」

ハート「すまんなチェイス。どれ、では早速試してみるとしよう…」ドキドキ

剛「次こっちに貸してくれよな」

メディック「石窯の高温で沸々と熱せられたチーズが香ばしくて、こんなにねっとりと伸びるほど蕩けて…ああ、もう、至福すぎますわぁ…」

ハート「全くもって同感だ。ハチミツも確かに合うな!甘じょっばさが益々食欲を駆り立ててくるようだ!」

剛「食欲の権化みてぇなクセにまだ駆り立てられちまうのかよ」

チェイス「サラダもある。ピザばかりでなくちゃんと野菜も取って栄養バランスを考えるのが食事のルールだろう」

ブレン「おや、確かにすっかりサラダの存在を忘れていましたね。…おや、サラダにもチーズが入ってるのですか?」

ハート「トマトとチーズが同じ形にカットされて交互に…見た目にも鮮やかで美味そうだな」

剛「ああ、カプレーゼってやつか。洒落たモン作るじゃねえの」

チェイス「要はトマトとモッツァレラチーズのサラダだな」

メディック「肩こりが治りそうですわね」

ブレン「どれ、では早速一口…」

チェイス「トマトとチーズを一緒に口に入れるのがお勧めの食べ方だ」

ハート「ほぅ、成程。では試してみるとしようか」ハムッ

メディック「あ、では私も」パクッ

剛「チーズばっかで口の中油っこくなっちまったな…お茶取ってくれね?」

チェイス「マッテローヨ」スッ

剛「普通に取ってくれよ」

16: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 03:40:33.60 ID:YVKwJ0lh0
ハート「んまぁ~い!」

ブレン「サッパリとしたチーズにトマトのジューシー部分が絡みつく旨さですね!」

メディック「ハーモニーと言いますか味の調和といいますか…例えるならサイモントガーファンクルのデュエット!サイクロンに対するジョーカー!ラビットに対するタンク!」

チェイス「大袈裟だ」

剛「オマエら揃ってジョジョファンだってのはよぉーく分かったわ」

ハート「チーズがふんだんに使われているせいか、サラダにしては実に食べ応えがあるな」ムッシャムッシャ

メディック「このブラックペッパーとオリーブオイルだけの味付けというのも良いですわね」

ブレン「こうなるとスパゲティと子羊の背肉も欲しくなりますね」

剛「ジョジョから離れろぉ」

チェイス「機会があればいずれ、だな」

剛「作るんかい!」

チェイス「そろそろ次のピザが焼ける頃だな。取ってこよう」

ハート「ああ、まだまだ頼むぞチェイス!」

メディック「ストップっていうまでお願いしますわー」

ブレン「足りないものがあったらダ〇エーまで行きますよ」

剛「腹ペコ一家かオマエら!」







ブラッドスターク「おーいローグ。仕事終わったか?」

幻徳「その悪目立ちする姿で堂々と来るな。それで?今日はどうする」

ブラッドスターク「そうだなァ…何となく肉って気分だな」

戦兎「夜は焼肉っしょおおおおおお!!」アハハハッ!

ブラッドスターク「」ビクッ

幻徳「」ビクッ

戦兎「…すいませーん。3徹中でして…あー、コンティニュー機能欲しい」トコトコ

幻徳(……もう少し研究員たちに休みを与えてやるか)

ブラッドスターク(過労でハザードレベル上がらないもんかねぇ…)

17: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 03:44:55.72 ID:YVKwJ0lh0
メディック「ん~~~っ♪明太子もイケますわねっ」

ハート「ポテトサラダを乗せたやつも美味いぞ!溶けたチーズと焼けたマヨネーズの風味が、堪えられん!」

ブレン「キノコのピザも良い仕事をしていますよハート。椎茸にエリンギにシメジの旨味と食感とアクセントが…」

チェイス「照り焼きチキンも美味い」ングング

剛「サラダ貰うぞー。…しっかしホント。オマエらってよく食うよなぁ」

ハート「ハハッ、育ち盛りなのかもしれんな」

剛「既にバカデカいのにまだ育つ気かよ」

チェイス「剛、俺にもハチミツを貸してくれ」

ブレン「あ、こっちにありますよチェイス。はい」

メディック「次私にくださいな。アイスティーに入れますわ」

ブレン「ガムシロを入れなさいよ」

ハート「ふっくらとした香ばしい生地に色取り取りの具の数々…困ったな、これでは幾らでも食べられてしまうじゃあないか!」

チェイス「お前の食欲はいつも通りだろう」

メディック「あら、飲み物がもう無くなりそうですわ。メガネ?」

ブレン「自分で取りにいきなさい。それから人の名前ぐらいは言いなさい!」

メディック「メガネ」

ブレン「自分でいきなさい名前ぐらい言いなさい!」

剛「うるせぇなぁ。ほら、持ってきてやるよ」ヨッコラセ

チェイス「冷蔵庫の中に作り置きしたものがまだある筈だ」

剛「んー、どれだ?ピッチャー2つあるぞー」

チェイス「片方はめんつゆだ。気をつけろ」

剛「同じ容器に入れんなよ!見分けつかねぇし!」







紘汰「流石戒斗!ピザもこんなササッと作っちまうなんてなぁ。はふふっ」

戒斗「貴様も少しは料理を覚えろ。まさかとは思うが、俺を食事係とでも勘違いしていないだろうな」

紘汰「えっ?」

ロードバロン「葛葉ァ!」

18: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 04:00:34.43 ID:YVKwJ0lh0
剛「はぁー、茶が美味ぇ。何か良いところの買ってんのか?」

チェイス「リプ〇ンだ」

剛「マジか。え、リ〇トンこんなポテンシャルあんの?」

チェイス「一度沸騰させたお湯を冷ましてじっくり抽出すると、そうなる」

ブレン「ああ、水出しってやつですね」

メディック「一手間って大事ですわねぇ…あ、おかわりもらえます?」

チェイス「グラスを渡せ」

ハート「ふぅ…しかしよく食べたな。何種類何枚食べたのか覚えていないぞ」ケフッ

ブレン「一通りの組み合わせは試しましたよね。何週したかは私も覚えていませんが。けふっ」

メディック「チェイス、デザートは何ですの?」

チェイス「まだ食べるのか」

チェイス「冷蔵庫にティラミスを用意してあるが」

剛「オマエも用意してるんじゃねーか」

ハート「しかし、流石に少し腹が苦しいな…デザートはもう少し後にしたほうがいいか?」

ブレン「ですね。少し時間を潰して腹ごなしとしましょう」

メディック「折角4人いますし一狩りいきましょうか。それともたまには桃鉄かドカポンでも…」

ブレン「はい、自然にハブられる私です」

ハート「折角今日は詩島剛もいるんだ。外に出ないか?」

剛「お構いなく」

ブレン「それもいいですね。どうしましょうか。ボーリングかカラオケかゲームセンターか」

剛「お構いなく!」

メディック「私カラオケ行きたいですわ!最近「ポッピー」と「みーたん」とかいうのにランキング越されましたの!」プンスカ

剛「1人で行けよ!」

チェイス「将棋でもするか」

剛「唐突に何!?」

21: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 04:33:23.68 ID:YVKwJ0lh0
ハート「少しブラブラと歩きながら考えるとしよう」

メディック「それがいいですわ。この時間ならまだ何所も混んではいないでしょうし」

チェイス「少し待て。洗い物だけ済ませておく」

ブレン「帰ってきてからでいいじゃありませんか」

チェイス「汚れが、こびりついて、取れなくなる」

剛「主夫か」

ブレン「ロイミュードの番人兼食事係ですもんね」

ハート「ぶふっ」

メディック「は、ハート様!?ちょっとブレン!」

ブレン「も、申し訳ありませんハート!しかし沸点低すぎやしません?」

ハート「ゲホッ…いや、油断していた俺が悪い。気にするなブレン」

剛「ほれ」スッ

ハート「」ブフォッ

ブレン「ちょっ」プフッ

メディック「あはははははははは!」

チェイス「お前たち、人の免許証で遊ぶな」






映司「何か甘いものでも食べたいなぁ……あ、丁度いいや。アンクー、アイス1個ちょうだい」

アンク「バカか。誰がやるか」

英司「いいじゃんかケチー。昨日は1個分けてくれたのに」

アンク「ふざけんな!ピノの1個と雪見だいふくの1個を一緒にすんな!」

22: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 04:51:03.52 ID:YVKwJ0lh0

ハート「おお、外は寒いな」

剛「そんな暖かそうなコート着といて…ってマジで寒っ」

ブレン「もう完全に冬ですもんねぇ。ついこの前まで暖かかったのに」

メディック「ブレン、ちょっとここで燃えて下さらない?」

ブレン「さすがに生まれて初めて聞きましたよ、そんなお願い」

チェイス「戸締り出来たぞ」

ブレン「石窯の火もちゃんと落としましたね?帰ってきたらアジト全焼なんて嫌ですからね」

ハート「ハハッ、そうなったら泊進ノ介のところにでも世話になるか」

剛「やめろぉ!進兄さんのことだから普通に受け入れそうだわ!」

メディック「それで、結局どこにいきます?ポイント貯まってますしファミレスにでも」

チェイス「デザートは用意していると言っただろう」

ハート「ボーリングは…先週行ったばかりだしな」

ブレン「ルパンにピンを盗まれなければパーフェクト取れていたかもしれなかったんですがねぇ…」

剛「何してんだよ。いやどっちも」

チェイス「カラオケでいいのではないか。メディックも行きたがっている事だ」

ハート「ふむ、それもそうだな。構わないか?」

メディック「もちろんですわ!ありがとうございますハート様っ!」

ブレン「ま、別にいいでしょう」

メディック「お留守番お願いしますわね」

ブレン「同行しますけど!?」

剛「おーい、夜なんだから外で騒ぐな。撲滅すっぞ」

チェイス「剛。バイクはちゃんとガレージに入れておくのが人間のルールだろう」

剛「こんな長居する気無かったんだよ。ちょっと待ってろ動かすから」ギュッ

レーザー「ちょ、それ自分」

剛「あ、すんません。ライドマッハーこっちだわ」

23: ◆Dm8ArSIo3MOQ 2017/11/20(月) 05:14:09.87 ID:YVKwJ0lh0

イラッシャイマセー カラオケキター! オレアマッテルダロ!


店員「いらっしゃいませー。お時間は如何しましょうー?」

ハート「どうする。いつも通り3時間にするか?」

ブレン「今回は詩島剛もいますし…まぁ延長すればいいだけですね」

ハート「では3時間で」

店員「それではー、こちらの番号のお部屋になりましてー。ごゆるりとー」

メディック「さぁ、思いっきり歌いますわよ!ランキング上位奪取しますわ!」フンスッ

ブレン「貴女だけ1人別室で普段みたいにヒトカラしていればって痛ぁァ!!」

メディック「あら失礼。偶然ゼンリンシューターでグリグリしてしまいましたわ」

剛「どんな偶然だ、返せ返せ」

ハート「飲み物はどうする?先にドリンクバーで揃えていくか」

ブレン「あいたた…その方がいいですね。誰かさんにどんな悪さされるか分かったもんじゃありませんし」

チェイス「剛、迷子にならないようにしっかり付いてくるんだぞ」

剛「なるかっ。この店なら何度も来てるわ」

メディック「あら、何方と?」

剛「…」

メディック「…ごめんなさい」

剛「謝んなよ!」

ハート「ははっ、楽しい夜になりそうだな」

ブレン「ハートは毎日楽しそうじゃありませんか」

チェイス「いつまでも、このような日々が続けばいいのだがな」

ハート「ああ、同感だ」



ウタイマスワー ソコノマイクヲトッテクレ オレハコッチダ アレ、アッキードコー?








剛「あれ、俺馴染んじゃってねえ?」