1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:03:43.64 ID:N0eESsYG0
ピンポーン


仗助「おーい、億泰ゥ~、いるかぁー?」

康一「こんにちは~」


億泰「おう、なんだよ、仗助、康一ィ?」

引用元: 仗助「サカナ嫌いにであったッス」 



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:08:26.33 ID:N0eESsYG0
仗助「いや、せっかくの休日だからよぉ~、どっか遊びにいかねーかなぁーっと思ってよッ」


億泰「おお、いいぜぇ~!」


億泰「だがよぉ~ちょっとだけまってくんねーかッ!遊びに行くってんなら、親父の昼メシ作っておかねーとよ!」


仗助「わぁーったよ。じゃあ、あがらせてもらうぜぇー」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:11:48.71 ID:N0eESsYG0
康一「おじゃましマース!」

康一「あ、億泰くんのお父さん、こんにちは!」


虹村父「・・・うぎゅいぃ」ナデナデ


猫草「ウニャゥ、ニャン!」(もっと、もっとなでて!)

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:14:11.57 ID:N0eESsYG0
仗助「親父さん元気そうじゃあねーか!」

億泰「おう、猫草がウチに来てからというものよぉー、仲良くやってるみてーなんだよなァー!」

康一「でも、昼ご飯って、何を作るつもりなの?」

億泰「おう、今日は親子丼でも作るかなぁ~」

仗助「親子丼、だぁ?」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:16:11.80 ID:N0eESsYG0
億泰「まずはタマネギと小さく切った鶏肉を炒めてよぉ~」


康一「親子丼ってオイシイよね!ふわふわのタマゴとやわらかい鶏肉がッ!」


億泰「そこにすき焼きのタレと水を入れて、少しだけ沸騰させるぜぇ~!」


仗助「おお、相変わらすお前の料理はイイにおいがするよなぁ~」

http://s.cyrill.lilect.net/uploader/files/201303031908500000.jpg

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:18:12.28 ID:N0eESsYG0
億泰「そこに溶き卵を入れて、半熟のウチにご飯の上にのせれば完成だぜッ!」


億泰「刻みのりや、ネギをのせてもいいかもなぁ~」 

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:20:20.15 ID:N0eESsYG0
泰「さあ、親父ぃ、コレは12時になるまで食っちゃあダメだぜ?」コトリ


仗助「くぅ~!朝メシ食って来たってのに、こんなもん見せられたらハラがへるじゃあねーかよッ!」


康一「今晩作ってもらおうかなぁ~」スタスタ

億泰「さぁ~ッてと、それじゃあ行くとするかあ~」バタン

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:22:06.05 ID:N0eESsYG0
虹村父「・・・・・・・・・・う」  オヤコドン

猫草「ンミャウ?」(どうしたの)


虹村父「・・・・・・」ムシャムシャガツガツ


猫草「ン、ンミャッ!」(た、食べちゃった!!)


虹村父「・・・・・・」ゲプ

猫草「・・・・・・ミャア」(まあ、いいか)

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:24:31.76 ID:N0eESsYG0
億泰「遊びに行くのはいいケドよぉー、いったいどこに行く予定なんだよ」


康一「じ、実はまだ決めてないんだよね・・・」ハハハ


億泰「おいおい、マジかよッ!」


仗助「まあ、いいじゃあねーかッ。ドゥ・マゴにでも行ってから、何するか決めよーぜぇ~」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:26:50.51 ID:N0eESsYG0
トコトコ

億泰「ん、なんだぁ、ありゃあ」

望遠鏡「・・・・・・」

康一「道ばたに望遠鏡が立ってるね・・・」


仗助「・・・ありゃあもしかして」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:29:07.06 ID:N0eESsYG0
望遠鏡「・・・」


仗助「おいッ!お前未起隆(ミキタカ)だろッ!?」


望遠鏡「えッ!?ああ、あなた達でしたか」ドギュウーゥゥゥン


ミキタカ「やあ、仗助くんに億泰くん、康一くん」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:31:12.05 ID:N0eESsYG0
康一「び、ビックリしたぁ~、本当に何にでも変身出来るんだね」


億泰「おいおい、ミキタカよー、こんなトコで変身してんじゃあねーよッ!」


ミキタカ「いえいえ、それほどでも」


仗助「褒めてねーッつの。こんなところで何してんだよ」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:33:06.27 ID:N0eESsYG0
ミキタカ「イエ、仗助さんと億泰さんは覚えていますよね、あの鉄塔のことを」ユビサシ

康一「あ!アレが仗助くんの言ってたスタンドの鉄塔だよねッ!」


仗助「もちろん覚えてるけどよぉー、あれがどうしたってんだ?」


ミキタカ「あの鉄塔に住む彼が今何をしているのか気になっていたんです」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:35:13.08 ID:N0eESsYG0
ミキタカ「もし皆さんがよろしかったらですが、今から彼に会いに行きませんか」


仗助「確かにあれ以来、あんましあってねーよなぁ」

億泰「鋼田一のヤロォも悪さはしてねーだろうけどよぉ、元気にしてんのか気になるぜェ~」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:37:30.95 ID:N0eESsYG0
康一「ぼくも会ってみたいなッ!」


仗助「じゃあよ、久しぶりにあの鉄塔へ行ってみるとするか」

ミキタカ「ありがとうございます」フカブカ

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:39:45.47 ID:N0eESsYG0
鋼田一「・・・・・・」リールカリカリ


仗助「おーい、鋼田一ィ!ひさしぶりだな~っ!」


鋼田一「・・・?  あっ!!仗助さんに億泰さん!  未起隆さんまでッ!」


億泰「おーす」フリフリ

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:42:24.45 ID:N0eESsYG0
ミキタカ「元気そうですね・・・安心しました」

鋼田一「も、もしかしてわたしに会いにきてくれたんですかッ!?  いやーうれしいなぁ。どうぞあがってくださいよ」

仗助「今日はウ○コばらないたりしねーだろうな~ッ!」

鋼田一「今日はまだトイレに行ってませんから」

康一(ウ○コ?どういうこと?)

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:44:05.00 ID:N0eESsYG0
鋼田一「はやくあがってきませんかぁー、よいしょっと」パッ  ガシッ  グイン


康一「す、スゴイ身のこなしだなぁ~!」

鋼田一「慣れれば誰でもできますよ。あなたは?」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:47:35.76 ID:N0eESsYG0
仗助「こいつはおれの友達の『広瀬康一』だぜーッ」


康一「は、はじめまして」

鋼田一「そうですか、まあ、ゆっくりしていってください」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:49:29.22 ID:N0eESsYG0
ミキタカ「でも、どうやってあそこまで上りましょうか」


億泰「よじ登るにはちょっとメンドクサイよなぁー」


康一「あ、ぼくに任せてよッ!『エコーズACT2』!!」ドギュゥゥーン

億泰「?」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:51:47.88 ID:N0eESsYG0
一「しっぽ文字を地面に貼り付けてっと・・・」『ボヨヨン』


康一「こうすれば、あそこまでジャンプできるよッ! それッ!」ピョン

ボヨヨーン       ガシィ


康一「みんなも早くおいでよぉ~!」


億泰「・・・こ、康一のやろぉ~勇気あるなぁ!」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:54:16.69 ID:N0eESsYG0
仗助「もしかして、億泰、コエーのかよッ!」ウププ


億泰「そ、そんなんじゃあねーよッ!」

ミキタカ「それでは行きましょうか」


   ボヨヨーン
   ボヨヨーン
   ボヨヨーン      ヒィッ!

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:56:39.26 ID:N0eESsYG0
鋼田一「今日は来てくれてありがとうございますッ」

仗助「おう、この仗助くんが来てやったぜ~ッ」


億泰「おめーまた誰かを鉄塔の中に引きずり込もうとしてねーだろうなッ!」アン?


鋼田一「まさか、もうあんなコトはこりごりですから」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 19:59:12.02 ID:N0eESsYG0
康一「へぇー、眺めもいいし、かなりいい家かもしれないぞッ! あれ?」


康一「このフライパン・・・も、もしかして、コレで釣りをしていたんですかぁー!?」

鋼田一「?ああ、そうだよ。これでコイやマスなんかが釣れるんだ」


仗助「ヒヒ、おれたちも初めて見たときはびっくりしたぜぇ~」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:03:32.17 ID:N0eESsYG0
康一「ほ、ホントにこの中だけで自給自足してるんだなぁ!スゴイッ!」


億泰「お、今日もしっかり釣れてんじゃあねーかッ!」サカナ ツカミ


鋼田一「はい、ニジマスだと思うんですよ」


億泰「ほぉー、まだ生きてんじゃあねーか」ビチビチ

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:06:28.43 ID:N0eESsYG0
仗助「ちなみによぉー、億泰、おめーは魚なんかも料理すんのか?」

億泰「ああ、前も言ったとおり、ぶりの照り焼きとかよ、サケのちゃんちゃん焼きとか」

億泰「あと、煮付けなんかもウメーよなぁ」

仗助「ふーん、やっぱりおめーはスゲェなぁ」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:11:27.39 ID:N0eESsYG0
ミキタカ「・・・・・・」

康一「・・・?どうしたの未起隆くん?  難しい顔をして?」


ミキタカ「・・・いえ、実はワタシは魚を食べたことがないのです」


億泰「何ぃ!?」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:13:34.70 ID:N0eESsYG0
ミキタカ「実はわたしの星には、地球のサカナのような生命体がいないのです。ですので食べたことがありません」

仗助「ま、マジかよォ~~」(ホントカドウカワカンネーケド)

ミキタカ「地球にきてから今までも、食べる機会がなくて・・・」

億泰「もったいねーなぁ、ウメーのによぉ」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:15:31.38 ID:N0eESsYG0
康一「・・・そうだっ!  億泰くんが魚料理を作ってあげればいいんじゃあない?」


億泰「そうだな、未起隆ッ!おめーにさいっこーに美味い魚料理を食わせてやるよッ!」


ミキタカ「わたしに食べられるでしょうか・・・」


億泰「当ッたり前だろぉー!?」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:17:01.80 ID:N0eESsYG0
鋼田一「でしたら、パーッとこのニジマスを料理しますか?」


億泰「いや、川魚は臭みがあったりするからよぉー、初めてなら海魚の方がいいんじゃあねーか?」


億泰「ということでよ、仗助に康一、手伝ってくれねーか?」


康一「モチロンいいよッ!」

仗助「しっかたねーなッ!」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:18:44.80 ID:N0eESsYG0
億泰「さあ、料理を始めるぜッ!」

億泰「未起隆に鋼田一ッ!おめーらは釣りでもしてあそんでなッ!」


ミキタカ「わかりました」


鋼田一「そうですね・・・じゃあ未起隆さん、釣りをやってみましょうよ」


ミキタカ「わ、わたしにもできるでしょうか」ドキドキ

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:21:21.23 ID:N0eESsYG0
仗助「でもよー、億泰、いったい何の料理を作るつもりなんだよ?」


康一「食べやすい料理の方がよさそうだよね?」


億泰「今日はよぉ、『アクアパッツァ』を作ることにするぜッ!」

仗助&康一「あ、アクアパッツァ~~~~!!?」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:23:44.76 ID:N0eESsYG0
康一「億泰くん、ぼくそんな料理聞いたことないんだけど・・・」


仗助「いったいどんな料理なんだよ?」


億泰「まあ、見てなって!」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:26:09.43 ID:N0eESsYG0
億泰「用意する物はコレだぜっ!」


白身魚何でもOK   食べたいだけ   
アサリ          10個くらい
にんにく         2~3欠片
ミニトマト        10個くらい
白ワイン         100cc
水             150cc
塩・コショウ        適量
パセリ           適量
オリーブオイル      適量
エビ            あれば
ホタテ           あれば
アンチョビフィレ     あれば
オリーブ         あれば
ケッパー(ケイパー)   あれば


仗助「また、適当だな~」

億泰「いいじゃあねーかッ、ウマいんだからよォ~ッ」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:28:09.45 ID:N0eESsYG0
億泰「まずは下ごしらえだなっ!魚は一匹まるまるでもいいけどよぉ~、骨がメンドクサイから切り身でもいいぜェ~」



康一「この魚は何?」

億泰「イサキッつー魚だよ、これはな」

億泰「魚の鱗を取って、皮に×の切り込みを入れていくぜッ!」

康一「この×は意味があるの?」

億泰「しらねーけどこうすると食べやすいらしいんだよなぁ~」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:30:10.11 ID:N0eESsYG0
億泰「次はにんにく、アンチョビをみじん切り、トマトを半分に切っていくぜッ」

億泰「オリーブは半分に切って、パセリはみじん切りにしてよぉ~」


億泰「コレができたらいよいよ調理だぜッ!」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:33:21.14 ID:N0eESsYG0
泰「みじん切りにしたにんにくとアンチョビを、オリーブオイルで炒めていってよぉ~」


億泰「しっかり炒めたら、そこに白身魚をいれて、表面を焼いていくぜぇ~ッ」


仗助「魚の皮が焼けた色ってのは、ウマそーに見えるよなぁー」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:36:04.07 ID:N0eESsYG0
億泰「魚の表面が焼けたら、白ワイン、水を入れて煮ていくんだぜぇ~」

億泰「アサリ、ミニトマト、オリーブ、エビなんかも一緒にいれてよぉ~」


仗助「味付けはこんだけでいーのかよぉ」


億泰「ああ、コレでウマくなるからよぉー」 

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:38:37.90 ID:N0eESsYG0
億泰「アサリの口が開いたらよぉー、日を止めて、塩、コショウで味を調えて・・・」 

59: コショウは多めの方がおいしいかも・・・ 2013/03/03(日) 20:42:22.50 ID:N0eESsYG0
億泰「パセリをのせたら完成だぜッ!」



仗助「けっこうカンタンなんだなぁ~」


康一「で、でもおいしそうだねッ!」ゴクリ


億泰「あたり前だろぉ~~」エヘン 

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:44:19.50 ID:N0eESsYG0
億泰「さあ、未起隆ッ!できたぜ~!」


仗助「お前らもコッチに・・・・っておいおい」


ミキタカ「あ、みなさん!見てください!こんなにつれたんですよッ! ほら!」


康一「うわあ・・・バケツがいっぱいだね」


鋼田一「未起隆さんは釣りが上手ですね~」

65: >>60 2013/03/03(日) 20:45:15.95 ID:N0eESsYG0
億泰「そんなことよりよぉ、できたからみんなで食おうぜぇ~」


ミキタカ「こ、コレが魚料理ですね・・・た、確かにおいしそうです」ゴクリ


康一「じゃあ、せーのーで・・・」


仗助&億泰&康一&ミキタカ&鋼田一「イタダキマースッ!」

66: >>60そうです 2013/03/03(日) 20:47:32.86 ID:N0eESsYG0
仗助「う、うめェッ!!白ワインで煮込んだだけでこんなに味がでるんだなァー!!」  


康一「アサリもおいしいねっ!」


鋼田一「う、うまいっ!  今度作ってみよう!」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:49:32.51 ID:N0eESsYG0
億泰「だぁ~ッっろぉ~!?  未起隆、どうだよ?」

ミキタカ「お、おいしいですッ!魚ってこんなにおいしい物だったのですね!!」

億泰「他にもうまい料理はたくさんあるからよ、いろいろ食ってみろよなッ!」

ミキタカ「はいッ!」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:51:27.95 ID:N0eESsYG0
康一「ふぅーおいしかった・・・。あ、このスープは飲んじゃってもいいんだよね?」

億泰「モチロンいいんだけどよ~、このスープにパスタなんかを絡めると、スッゲェーうまいパスタになるんだよなァ」

鋼田一「おいしそうですね!パスタなら少しありますから、パーッと食べますか?」

仗助「グレートだぜっ!鋼田一ィ!」 

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:54:15.15 ID:N0eESsYG0
ミキタカ「ふう、オナカいっぱいになりました」


億泰「どうだ、魚はウマかっただろォ~?」

ミキタカ「はい、肉とちがってあっさりしているのに味があって・・・もっともっと食べたいですね」


億泰「またいつでも作ってやるぜぇ~!」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 20:56:55.63 ID:N0eESsYG0
鋼田一「いや、でも今日はにぎやかで楽しいですね~」


仗助「そういやおめーはここからでれねーし、一人暮らしなんだよなぁ~」


鋼田一「はい、久しぶりに人と一緒に食事しましたよ」


康一「・・・・・・」

73: >>68ローストビーフ チャーシュー 料理対決 チョコ 形兆兄貴 の5つです 2013/03/03(日) 20:59:34.05 ID:N0eESsYG0
鋼田一「・・・人つきあいは苦手なんですが・・・やっぱり寂しくなってしまう時もあります」


鋼田一「今日はみなさんが来てくれたおかげでとても楽しかったですよ」


億泰(た、確かにこいつはここからでれねーし、サミシクなっちまうよなァ・・・)

仗助(そ、そう考えると、カワイソーなヤツだよなぁ・・・)

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:02:55.76 ID:N0eESsYG0
キタカ「それなら、また来てもいいですか?」

鋼田一「ええ!?」

ミキタカ「今日やらせてもらった魚釣り、とても楽しかったです。またしてみたいですからね」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:07:43.14 ID:N0eESsYG0
仗助「そ、そうだぜッ!おれたちもまたよらせてもらうしよォー!」

億泰「今度はオメーの釣った魚で料理作ってやるぜェ!」


鋼田一「み、みなさん!ありがとうございますッ!」

鋼田一「みんながまた来てくれるなら、とっても楽しみです・・・」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:10:20.67 ID:N0eESsYG0
田一「あ、そうだ、次に来てくれた時はわたしの山菜を使った料理でも食べますか?」

康一「山菜?おいしそうだねッ!」

仗助「い、いや・・・」

億泰「そ、それは遠慮しておくぜェ・・・」

康一「・・・?」

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:12:11.03 ID:N0eESsYG0
仗助「それじゃあよー、食後の運動でもするかぁ~?」

億泰「それならよぉー、誰が最初に一番てっぺんまで登れるか勝負すっかぁ~?」

鋼田一「フフフ、この鉄塔でわたしに勝てるとでも?」

康一「うう、自信ないなぁ・・・」

ミキタカ「負けませんよッ!」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:13:46.51 ID:N0eESsYG0
キャハハキャハハ  

康一「あれ?  誰か近づいてくるよ?」

仗助「あーん?あれは・・・女か?」

億泰「おれたちと同じガッコーの制服だぜありゃあ」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:16:12.50 ID:N0eESsYG0
女子1「あ、トヨちゃん、ハロー」

女子2「今日もイカしてるねー」キャハハ

女子3「あれ、その人達はお友達?」


億泰「と、」

仗助「トヨちゃん!?」

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:18:15.06 ID:N0eESsYG0
鋼田一「ああ、君たちか、今日も来たんだね」ハァ


億泰「きょ、今日も?」

少女2「ねー今日はドーナツもってきたよ~!」

少女3「あ、あとパスタももってきたよ~、そろそろなくなるんじゃあないかと思って」

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:20:40.48 ID:N0eESsYG0
仗助「お、おめーらよくここにくるのかよ?」

少女1「え?まあ、週に2回くらいかな~」

康一「そ、そんなにッ?」

少女3「だってあたしらトヨちゃんのファンだもんね~」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:23:06.84 ID:N0eESsYG0
少女2「トヨちゃーん、今日も一緒に写真とろーよ!」

億泰(こ、こいつモテモテじゃあねーか!!)

鋼田一「またかい?仕方ないなぁ・・・」

少女ズ「キャー、さすがトヨちゃん!」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:26:07.91 ID:N0eESsYG0
億泰「・・・・・・鋼田一よぉー、おめー、一人で寂しい、とかいってたよなぁ~」ゴゴゴゴゴ

鋼田一「え、はい、そうですけど・・・」


億泰「じゃあ、あの女どもはなんなんだァ?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

鋼田一「え、彼女達ですか?いや、頻繁にくるんでちょっと困ってるんですよね」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:28:44.91 ID:N0eESsYG0
少女1「えー、トヨちゃんひどーい」プンプン

鋼田一「ハハハ、冗談だって!いつも感謝してるよ」


少女3「えへへ、やったぁ~」




億泰「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:31:38.35 ID:N0eESsYG0
鋼田一「あれ、億泰さん、どうしました?」

億泰「ケッ!!仗助に康一ィ!!  おれはもう帰るぜッ!」プンプン

鋼田一「え、なぜですか!?もっといてもいいじゃあないですか」

億泰「うるせぇッ!こんな所二度とくるかよぉッ!」


鋼田一「ええ~!!?」

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:34:15.82 ID:N0eESsYG0
鋼田一「わ、わたし何か億泰さんを怒らせるよーなコトしましたでしょうか!?」オロオロ

仗助「い、いや・・・おめーが悪いっつーかなんつーか・・・」


康一「ハハハ」

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:36:30.35 ID:N0eESsYG0
帰り道

億泰「・・・」シクシク


仗助「だからよぉー、もう泣きやめって、億泰」

億泰「チックショオ~鋼田一のヤローなんかが何でモテるんだよォ・・・」グスン

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:38:55.66 ID:N0eESsYG0
仗助「別にモテてるって感じじゃあないだろうがよぉ~」


億泰「うるせぇッ!おれはあんなに女にキャーキャー言われたことなんかねーんだよッ!」


康一「まぁまぁ、鋼田一くんが悪いわけじゃあないし・・・」


億泰「クッソー!おれだってモテてみたいよぉ~」オロローン

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:41:20.19 ID:N0eESsYG0
数日後


ミキタカ「こんにちは、鋼田一さん」


鋼田一「あ!未起隆さん!来てくれたんですね」


ミキタカ「はい、また釣りをさせてもらってもいいですか?」


鋼田一「もちろん!  一緒に釣りましょう」

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:43:31.18 ID:N0eESsYG0
ミキタカ「ようし、今日もたくさん釣りますよ」

鋼田一「あ、さっそくかかってますよ!」


ミキタカ「うぐぐ、これは大物ですね」

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:46:01.86 ID:N0eESsYG0
ミキタカ「やったッ!釣れましたよ!」

鋼田一「おおーこいつはデッカイですね~」

ミキタカ「さあ、ドンドン釣りましょう」

鋼田一「わたしも負けてられないなぁ~」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/03(日) 21:48:13.08 ID:N0eESsYG0
ミキタカ「釣りは楽しいですね。アハハハハハハ」

鋼田一「そうですね。アハハハハハハ」


ミキタカ&鋼田一「アハハハハハハハハハハハ」


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