1: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:10:44.09 ID:P/+hjPyI0
タイトルオチです。
本家の方より『学校へ行こう!』のチゲ&カルビのネタがメインです。
二人のPには先に謝っておきます。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1391353844

引用元: モバP「ちゃまアンド飛鳥?」 



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2: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:12:09.73 ID:P/+hjPyI0
デーン♪デンデーン♪デーン♪デーン♪デーン♪ デッデッデーデデッデッデー♪

桃華「ウォウォウォイェイイェイ♪」

デーン♪デンデーン♪デーン♪デーン♪デーン♪ デッデッデーデデッデッデー♪

飛鳥「友達に誘われたけれど ラブライブ!をやっていないかい?」

飛鳥「事務員をアイドルと間違えて 延々とガチャってないかい?」

桃華「プラチナチケットで Sレアを引けたら とっても運がいいー!」

飛鳥「実はフサフサなんだけど パッションPをやっていないかい?」

飛鳥「既出の画像を開いたら 川島さんを探してないかい?」

桃華「課金をしたくて 金がなければ 臓器を売ればいいー!」

桃華「ウォウォウォイェイイェイ♪」

二人「YAHーYAHーYAHー! YAHーYAHーYAHーYAHー!」

3: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:13:24.48 ID:P/+hjPyI0
かな子「はぁ……」

加奈「どうしたの、かな子ちゃん?」

かな子「あっ、な、なんでもないよっ」

加奈「でも溜息なんてついて……」

かな子「本当になんでもないからっ」

デーン♪デンデーン♪デーン♪デーン♪デーン♪ デッデッデーデデッデッデー♪

かなかな「!?」

デーン♪デンデーン♪デーン♪デーン♪デーン♪ デッデッデーデデッデッデー♪

桃華「ウォウォウォイェイイェイ♪」

かな子「えっ、ど、どうしたの二人とも?」

飛鳥「冬は太るっていうけど 年がら年中太ってないかい?」

かな子「!」ガーン

飛鳥「ぽっちゃりって紹介されたけど でっぷりだったことってないかい?」

桃華「ダイエットをして 体を壊すより ちゃんと食べたほうがいいー!」

二人「YAHーYHAーYAHー! YHAーYHAーYAHーYAHー!」

4: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:14:45.63 ID:P/+hjPyI0
加奈「ふ、二人とも何それ?」

桃華「細かいことは気にしないでくださいまし。それよりもかな子さん、体重が増えたと訊きましたわわ」

かな子「うっ」グサッ

飛鳥「より正確にいえば体重が増えたのを気にしてダイエットをしてる、だね」

かな子「ううっ」グサグサッ

加奈「か、かな子ちゃん……」

かな子「冬は確かに脂肪が付きやすいよ……」

かな子「でもそれ以上に食べ物にまつわるイベントが多すぎるんだよ……」

かな子「クリスマスケーキにお雑煮、恵方巻きにバレンタインチョコレート……」

かな子「イベントに呼ばれたらちゃんと食べなきゃいけないし、でも痩せなきゃイベントに呼ばれなくなっちゃうし……」シクシク

桃華「先程も申しあげましたが、それで体を壊してしまっては身も蓋もないですわ」

飛鳥「体型が細いボク達が言っても説得力はないかもしれないけど、かな子さんの体型は普通だと思うしね」

加奈「そうだよっ! なにより食べ物を前にしてかな子ちゃんが沈んだ顔してたらファンががっかりしちゃうよ!」

かな子「み、みんな……」

5: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:16:12.19 ID:P/+hjPyI0
桃華「ところでどれくらい太りましたの?」

かな子「えっ」

飛鳥「まあ、おそらく大した数字ではないのだろうね」

加奈「うんうん、言ってみたら案外そうでもないってこと、あるよね!」

かな子「だ、誰にも言わない……?」

三人「もちろん!」

かな子「じゃ、じゃあ……ゴニョゴニョ」

三人「えっ」

かな子「……えっ?」

三人「……」

加奈「かな子ちゃん、ダイエットって二人でやるといいらしいね」ニッコリ

飛鳥「ボクもレッスンなら付き合えるよ」ニッコリ

桃華「食事療法を教えてくださる先生も紹介できますわ」ニッコリ

かな子「何その憐みの目は~!?」

6: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:17:59.32 ID:P/+hjPyI0
珠美「と、届かない……」ピョンッピョンッ

珠美(お使い頼まれたのに……誰かに頼んで……いや、ここは意地でもっ)ググッ

デーン♪デンデーン♪デーン♪デーン♪デーン♪ デッデッデーデデッデッデー♪

珠美「うう~っ」ギギギッ

デーン♪デンデーン♪デーン♪デーン♪デーン♪ デッデッデーデデッデッデー♪

飛鳥「席替えの時はどのみち 一番前にされてないかい?」ヒョイッ

珠美「あ、ありが……なんで歌ってるのですか?」

飛鳥「似合う服は子供服 母親に買ってもらってないかい?」ヒョイ-

珠美「ちょっ、なんでさっき以上に届かないところに置くのですか!?」ピョンッピョンッ

桃華「高い所に 手が届かないなら 踏み台を使えばいいー!」

二人「YHAーYAHーYAHー! YAHーYHAーYAHーYAHー!」

7: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:18:43.96 ID:P/+hjPyI0
珠美「なんなのですか、その歌は! そもそもちびっこちゃうし!」

飛鳥「そうだねー、可愛いねー」ナデナデ

珠美「年下になでられてるー!?」ガーン

桃華「飛鳥さん、やりすぎですわ……今小さくとも将来的には大きくなるかもしれませんわよ?」

桃華「その時になったらきっと仕返しされますわ」

珠美「そ、そうです! 17歳になっても成長期の人だっているのですからね!」

飛鳥「ところでここにこんなデータがあるんだ」ピラッ

珠美「?」

脇山珠美 145cm-38kg 72-53-75
櫻井桃華 145cm-39kg 72-53-75

桃華「あー……」

珠美「しょ、小学生と同じって、うわ~ん!!」ダッ

飛鳥「現実を知るたび人は強くなる、そういうものだよ」

桃華「したり顔しないでくださいまし……お使いの代わりはしてあげましょうか……」

8: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:19:49.58 ID:P/+hjPyI0
菜々「ワーン♪ツー♪せ・え・の・はいっ♪」

ファン「(*゚∀゚)o彡゚ミミミン!ミミミン!ウーサミン!!(*゚∀゚)o彡゚ミミミン!ミミミン!ウーサミン!!」

菜々「ありがとうございまーす! 今日も皆さんのおかげでナナは楽しく歌えましたー♪」

\ウオーウサミーン!/\ナナサンジュウナナサイー!/\アベナナジュウナナサイー!/

 ***

菜々「はぁはぁ……ちょっと疲れちゃいました……」クタッ

菜々(さすがに17歳を押し通すのも限界かな……でも今更カミングアウトなんて出来ないし……)

デーン♪デンデーン♪デーン♪デーン♪デーン♪ デッデッデーデデッデッデー♪

菜々(あれ、なつかしい曲……まずいな、幻聴まで聞こえてきちゃってる……?)

デーン♪デンデーン♪デーン♪デーン♪デーン♪ デッデッデーデデッデッデー♪

桃華「ウォウォウォイェイイェイ♪」

菜々「!?」

9: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:22:24.81 ID:P/+hjPyI0
飛鳥「リアルJKっていうけれど J(女性)K(更年期)じゃないかい?」

菜々「そ、そこまで行ってな、ハッ!?」

飛鳥「お忍びでどこかに行く時は ハタチって鯖読んでないかい?」

桃華「タバコを買う時 不安だったら タスポを使えばいいー!」

二人「YAHーYAHーYAHー! YHAーYHAーYHAーYHAー!」

菜々「た、タスポってなんですかぁ? ナナはリアルJKだからわかんないなー」

菜々「そ、それにしても懐かしいなあ、小学生の時に流行ったなー、それ」

桃華「菜々さんは振り返れば奴がいるの方ですわよね?」

菜々「学校へ行こうですよ!」

飛鳥「気に入らない男子のことは今からそいつを~って言いながら殴った世代ですよね?」

菜々「そんなことしてません!」

桃華「道路で僕は死にましぇん! って真似して怒られた世代ですわよね?」

菜々「それはSAY YESですっ……あっ」

二人「……」

10: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:24:10.46 ID:P/+hjPyI0
菜々「や、やだなー、リアルJKでもドラマの再放送くらいは……」

二人「……」

菜々「あのその……」

飛鳥「菜々さん、ボク達の前では17歳でなくても良いんですよ?」ニコッ

桃華「だから一緒に思いっきり歌いませんこと?」ニコッ

菜々「えっと……」

飛鳥「生きることは悲しいかい♪」

桃華「信じる言葉はないかい♪」

菜々「う、ううっ」

二人「わずかな力が沈まぬ限り♪」

菜々「涙はいつでも振り切れるー!」ガタッ

三人「今からそいつをー! これからそいつをー! 殴りに行こうかー!」

三人「YAHーYAHーYAHー! YAHーYAHーYAHーYAHー!」

11: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:24:56.33 ID:P/+hjPyI0
李衣菜「なつきちー! たすけてー!」ダキッ

夏樹「はぁ……今度は何だ一体……」

李衣菜「ワウペダルのタイミングがさっぱりわかんないんだよー!」

夏樹「そもそもお前Fが弾けなかったんじゃないのか?」

李衣菜「で、でもいざとなったらパワーコードでなんとか出来るし……」

夏樹「Fが弾けなきゃワウのフレーズも何もないぞ」

李衣菜「ええー……もうギターやめよっかなあ……」

李衣菜「そうだ、ギター持ってるけど弾かずに歌うってロックだよね!」

夏樹「お前は芸人になりたいのかよ……」

12: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:26:08.66 ID:P/+hjPyI0
ttp://www.youtube.com/watch?v=FEkgOG5lg7s


デッデレッデーデッデ♪ デッデレッデーデ♪

李衣菜「えっ? なになに?」キョロキョロ

桃華「誰の誕生日まだ覚えてる? 誰のぬくもりまだ覚えてる?」

桃華「だりーな~♪」

飛鳥「そうだよニワカだよ♪」

李衣菜「なっ!?」

桃華「だりーな~♪」

飛鳥「それがっどうしたニワカだよ♪」

桃華「だりーな ニワカ知識をひけらかしてまたドジしてる♪」

飛鳥「あれは五年前のこと 流行りのアニメのバンドのCD 仕入れてみんなで聞こうとしたら なんと平沢進でしたー!」

李衣菜「ちょっ!? なんで知ってるの!?」

桃華「だりーな~♪」

飛鳥「唯でも憂でもないんだよ♪」

桃華「だりーな~♪」

飛鳥「田井中貞利どこだよ♪」

桃華「だりーな ニワカ知識をひけらかしてまたドジしてる♪」

13: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:27:42.58 ID:P/+hjPyI0
李衣菜「誰っ、誰が教えたの!? プロデューサー!? なつきち!?」

夏樹「アタシも初めて知ったよ、ふ、ふふっ……」プルプル

夏樹「しかしP-MODELなんて知ってるのな」

飛鳥「まあね。李衣菜さんと同じくアニメを経由して行き着いてんだけど、これがなかなか良くてさ」

夏樹「ふ~ん、何が好きなんだ?」

飛鳥「うーん、やっぱりIN A MODEL ROOMかな。師匠のボーカルもいいけど、ことぶきさんのシンセが効いてるよね」

夏樹「あれ、デビュー当時はことぶき光はいなかったんじゃないか?」

飛鳥「えっ」

夏樹「……」

飛鳥「や、やだな、多少の間違いくらい……」

桃華「……」ジトー

飛鳥「……す、すいません、ボクもニワカでした」///

李衣菜「……一緒に音楽に詳しくなろう?」ポンッ

飛鳥「はい……」

14: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:29:10.87 ID:P/+hjPyI0
モバP「ええと、凛のスケジュールはこれでオーケー。それで卯月はっと……」

ちひろ「プロデューサーさんっ……あっ、お忙しいようですね」

モバP「なんですか、ちひろさん?」

ちひろ「い、いえ、お忙しいようなら別にいいんです」

モバP「そんなこと言わずに。ちょっとした話なら聞きますよ?」

ちひろ「本当にいいんですっ。私はコーヒー淹れてきますねっ」タッ

モバP「あっ、ちひろさん!」

 ***

ちひろ「はぁ、今日も言えなかったな……」

ちひろ(そうですよね、プロデューサーさんはアイドルに目をかけてこそ)

ちひろ(私の事なんて……)

デーン♪デンデーン♪デーン♪デーン♪デーン♪ デッデッデーデデッデッデー♪

ちひろ「……ん?」

デーン♪デンデーン♪デーン♪デーン♪デーン♪ デッデッデーデデッデッデー♪

桃華「ウォウォウォイェイイェイ♪」

ちひろ「……えっ?」

15: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:30:16.43 ID:P/+hjPyI0
飛鳥「鬼や悪魔と言われて 実は傷ついてないかい?」

飛鳥「制服 水着 晴れ着 もっと着たくないかい?」

桃華「言わずに後悔 するくらいなら 言って後悔すればいいー!」

二人「YAHーYAHーYAHー! YAHーYAHーYAHーYAHー!」

ちひろ「二人とも、気付いてたんですね……」

桃華「わかりますわ、それくらい」

飛鳥「プロデューサーは鈍感だから気付いてないみたいだけどね」

ちひろ「でもその鈍感さが私達の関係を支えているところもあるんです」

ちひろ「もし言ってしまったら、その関係は……」

飛鳥「関係を進展させたいんだよね? じゃあどうして元の関係にこだわる必要があるんだい?」

ちひろ「!」

桃華「プロデューサーちゃまのことを信じていらっしゃるからこそ、思いを打ち明けようとしているんでしょう?」

桃華「最後まで信じましょう、ちひろさん。きっとプロデューサーちゃまなら、受け止めてくださるわ」

ちひろ「二人とも……」

ちひろ「わかりました! 私、プロデューサーさんにちゃんと言います!」

16: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:31:36.52 ID:P/+hjPyI0
♪余計な物など無いよね

ちひろ「あ、あの、プロデューサーさん!」

♪全てが君と僕との愛の構えさ

モバP「あぁ、ちひろさん。言ってくれる気になったんですね、よかった」

♪少しくらいの嘘やワガママも

ちひろ「はい、あの、私、私ですね……」

♪まるで僕をためすような 恋人のフレイズになる

ちひろ「プロデューサーさんに伝えたいことがあって」

♪このままふたりで 夢をそろえて

ちひろ「これっ、スタドリエナドリの請求書ですっ!」スッ

モバP「えっ」

ちゃま&飛鳥「何げなく~♪ ……えっ」

18: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:32:44.53 ID:P/+hjPyI0
モバP「えっ、えっと、あれってちひろさんからのプレゼントだったんじゃ……」

ちひろ「そんなこと言ってませんよ?」

ちひろ「プロデューサーさんが私からドリンクを手に入れるたび、ちゃんとお金はいただきます」

ちひろ「そもそも最初はそうでしたよね?」

モバP「え、ええ、でもいつからかお金は払わなくなって……」

ちひろ「いちいち書類にサインするのが面倒だって言ってクレジットみたいに一括払いにしたんじゃないですか」

ちひろ「ちゃんと言いましたよね? 後払いでいいけど、払う時はちゃんと言ってくださいって」

モバP「えっ、えっ……」

ちひろ「でも、そのお金が段々かさんできて、中々言い出せなかったから……」

ちひろ「はぁ~言えてよかった、ではここに書いてある金額、しっかり払ってくださいね♪」

モバP「け、桁数は……よん、ごぉ、ろく……?」

ちゃま&飛鳥「……」

19: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/03(月) 00:34:13.57 ID:P/+hjPyI0
モバP「……」

ちゃま&飛鳥「……」

モバP「……歌っていいか?」

ちゃま&飛鳥「……はい」

モバP「マネー 俺はガチャり続けてこんなとこにたどりついた」

モバP「マネー 俺はあせりすぎたのか むやみに何もかも捨てちまったけど」

モバP「マネー あの頃は夢だった2000円でSR5枚引けるよね」

モバP「マネー おまえの言うとおり金をドブに捨てるような暮らしさ」

モバP「ガチャり続ける俺の生きざまを 時にはリボルビングで支えてる」

モバP「マネー いつになれば俺は完走出来るだろう」

モバP「マネー どこに行けば俺の嫁に会えるだろう」

モバP「マネー 俺はガチャる 愛すべきものすべてに ウォー! マネー ウォー!」

終わり