1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 09:29:01.33 ID:MFlnIKYH0
――初月の再教育が行われる数時間前
提督「さて……初月の再教育まで、まだ少し時間があるな」
提督「……茶でも飲むとするか」
提督「うむ、玄米茶をこたつで飲む。やはりこれが……」
??「…………」トントン
提督「誰だ?」
照月「照月……です……」
提督「……やはり来たか……」ボソッ
提督「入れ!」
照月「し、失礼します」ガチャっ
提督「それで、何か用か?」
照月「そ、その……提督にお願いがあって来たんです」
提督「……その前に戸を閉めろ。隙間風が入って来る」
照月「あ、わあぁっ。ごめんなさいっ」パタン
照月「その、それで……」
提督「照月、お前もこたつに入れ。見ているだけで寒々しい」
照月「あ……は、はいっ」モゾモゾ
提督「…………」にやり
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引用元: ・提督「照月を拷問する
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 09:29:44.75 ID:MFlnIKYH0
提督「それで、何の要件だ?」
照月「は、はい……その……初月の事です」
提督「再教育は確定事項だ」
照月「そ、その事です!初月はまだここに来て間もないんです。ですから……」
提督「だから早いうちに躾けねばならん。そのための再教育だ」
照月「て、提督ご自身がされることはありますせんっ。私や秋月姉が責任を持って……」
提督「その結果がアレだ。分かるか?貴様らでは生ぬるいのだ」
照月「今度こそ!今度こそはきちんとやりますから!お願いです……初月が壊れちゃう……」
提督「そういって再び命令違反されたのではかなわん。今回は私が徹底的に行う」
照月「そこをなんとかっ!」
提督「くどいっ!貴様も再教育を受けたいかっ?」
照月「……ぐっ」
提督「ふんっ。ではそろそろ行かねばならんのでな」スッ
照月「……行かせません。こうなったら縋りついてでも提督を止めるんだから……」
提督「クックッ、その心意気だけは褒めてやろう。しかし……貴様の体は正直だなぁ」
照月「何を……あ、あれ?」グイッ
照月「は、はい……その……初月の事です」
提督「再教育は確定事項だ」
照月「そ、その事です!初月はまだここに来て間もないんです。ですから……」
提督「だから早いうちに躾けねばならん。そのための再教育だ」
照月「て、提督ご自身がされることはありますせんっ。私や秋月姉が責任を持って……」
提督「その結果がアレだ。分かるか?貴様らでは生ぬるいのだ」
照月「今度こそ!今度こそはきちんとやりますから!お願いです……初月が壊れちゃう……」
提督「そういって再び命令違反されたのではかなわん。今回は私が徹底的に行う」
照月「そこをなんとかっ!」
提督「くどいっ!貴様も再教育を受けたいかっ?」
照月「……ぐっ」
提督「ふんっ。ではそろそろ行かねばならんのでな」スッ
照月「……行かせません。こうなったら縋りついてでも提督を止めるんだから……」
提督「クックッ、その心意気だけは褒めてやろう。しかし……貴様の体は正直だなぁ」
照月「何を……あ、あれ?」グイッ
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 09:30:18.02 ID:MFlnIKYH0
照月「こ、こたつから出られない!?」
提督「クハハハッ!!そうだ、出られないだろう!」
提督「そのこたつは節目のない正目の木材のみを使用している。そして布団はガチョウの胸毛から取れる最も柔らかい羽毛のみを詰めた最高級品だ!」
照月「ううぅ……この肌に吸い付く様な質感……。触れている事すら分からないほどの軽い布団だなんて……。そんな……体がここから出る事を拒んでるの?」
提督「更に、ただの備長炭だけではない。香木を混ぜる事でほのかに甘味のある香りを生み出すとともに……」
照月「ああぁぁぁっ。熱が……熱がぁっ!」
提督「そうだ!じっくりと貴様の中にまで熱がしみ込んでいくのが分かるだろう!」
照月「だめ……だめぇぇ」
提督「クククッ。そのままそこでこたつを堪能しているがいい……。何、すぐに終わるさ」
照月「……はっ、初月……!だ、駄目……ここで頑張らなきゃ……」ズズッ
提督「ほぉ……さすがだ、褒めてやろう。まさかまだ動けるとはな」
照月「だって照月は……お姉ちゃんだから……だから……」
提督「まあ、これだけで動けなくなっては面白くない。せっかく色々と準備したのだ、楽しませてくれんとな」
照月「え……?」
提督「さあ照月、これをやろう」
照月「そんな……それは……反則だよぉっ」
提督「私は出し惜しみなどせん。始めから最高の攻めをさせてもらう」
照月「ああぁぁぁあぁっ!!」
提督「さあ、味わうがいい!この……最高級の温州蜜柑、大坊みかんをな」
照月「いや……そんな……手が勝手にぃ」
提督「ほかのミカンと違い、樹上で完熟するまで待ってから収穫した蜜柑だ。ただの蜜柑とはその糖度も、酸味も匂いも!すべてが比べ物にならんほど濃厚だろう!」
照月「ダメぇ……。ダメェ……」
提督「更にこたつという場が!環境が!その味をよりうまく感じさせる。もう貴様はそのこたつから離れられんだろう!」
照月「んむんむんむ……」
提督「クハハハッ!!そうだ、出られないだろう!」
提督「そのこたつは節目のない正目の木材のみを使用している。そして布団はガチョウの胸毛から取れる最も柔らかい羽毛のみを詰めた最高級品だ!」
照月「ううぅ……この肌に吸い付く様な質感……。触れている事すら分からないほどの軽い布団だなんて……。そんな……体がここから出る事を拒んでるの?」
提督「更に、ただの備長炭だけではない。香木を混ぜる事でほのかに甘味のある香りを生み出すとともに……」
照月「ああぁぁぁっ。熱が……熱がぁっ!」
提督「そうだ!じっくりと貴様の中にまで熱がしみ込んでいくのが分かるだろう!」
照月「だめ……だめぇぇ」
提督「クククッ。そのままそこでこたつを堪能しているがいい……。何、すぐに終わるさ」
照月「……はっ、初月……!だ、駄目……ここで頑張らなきゃ……」ズズッ
提督「ほぉ……さすがだ、褒めてやろう。まさかまだ動けるとはな」
照月「だって照月は……お姉ちゃんだから……だから……」
提督「まあ、これだけで動けなくなっては面白くない。せっかく色々と準備したのだ、楽しませてくれんとな」
照月「え……?」
提督「さあ照月、これをやろう」
照月「そんな……それは……反則だよぉっ」
提督「私は出し惜しみなどせん。始めから最高の攻めをさせてもらう」
照月「ああぁぁぁあぁっ!!」
提督「さあ、味わうがいい!この……最高級の温州蜜柑、大坊みかんをな」
照月「いや……そんな……手が勝手にぃ」
提督「ほかのミカンと違い、樹上で完熟するまで待ってから収穫した蜜柑だ。ただの蜜柑とはその糖度も、酸味も匂いも!すべてが比べ物にならんほど濃厚だろう!」
照月「ダメぇ……。ダメェ……」
提督「更にこたつという場が!環境が!その味をよりうまく感じさせる。もう貴様はそのこたつから離れられんだろう!」
照月「んむんむんむ……」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 09:30:52.93 ID:MFlnIKYH0
提督「ふんっ……照月もこの程度だったか……。では行くと……」
照月「……いひゃへなひ……」グイッ
提督「なにっ!?」
照月「いかへなひんりゃからぁ!」
提督「…………」
提督「クハハハッ!なるほど、動けた理由はそれか、照月!」
照月「もむもむもむもむ……んくっ。私が初月を……守るんだからぁ」
提督「いやはや、侮った私がいけなかったか」
照月「か、カゴ一盛りくらいならっ」
提督「謝ろう、照月。私はお前を侮っていた」
照月「提督、話を聞いてくれ……」
提督「本気でやらせてもらおう」
照月「ひっ」
提督「……照月よ。貴様、そのこたつに入ってしばらく経つな。さぞかし体が温まってきたことだろう」
照月「それは……そう、ですけど……」
提督「そうかそうか、温まって……いや、少し熱いくらいか?うっすらと汗ばんで見えるぞ?」
照月「はっ、まさか……!」
提督「クククッ気付いたか」
照月「な、なんてことを……。そんなひどいことをどうして考え付くんですか」
提督「はっはっはっ、楽しめ、照月ぃ!」
照月「いやぁぁ!」
提督「ハーゲンダッツだ!」
照月「寒い冬にこたつ、そして火照ったところにアイスだなんて……!」
提督「バニラにチョコ、抹茶やラムレーズンもあるぞ!さあ、何がいい?」
照月「ダメェ!やめてぇぇ!」
提督「私が選んでやろう。期間限定きな粉黒蜜なんてどうだ!」
照月「ひぎぃぃぃっ!!」
照月「……いひゃへなひ……」グイッ
提督「なにっ!?」
照月「いかへなひんりゃからぁ!」
提督「…………」
提督「クハハハッ!なるほど、動けた理由はそれか、照月!」
照月「もむもむもむもむ……んくっ。私が初月を……守るんだからぁ」
提督「いやはや、侮った私がいけなかったか」
照月「か、カゴ一盛りくらいならっ」
提督「謝ろう、照月。私はお前を侮っていた」
照月「提督、話を聞いてくれ……」
提督「本気でやらせてもらおう」
照月「ひっ」
提督「……照月よ。貴様、そのこたつに入ってしばらく経つな。さぞかし体が温まってきたことだろう」
照月「それは……そう、ですけど……」
提督「そうかそうか、温まって……いや、少し熱いくらいか?うっすらと汗ばんで見えるぞ?」
照月「はっ、まさか……!」
提督「クククッ気付いたか」
照月「な、なんてことを……。そんなひどいことをどうして考え付くんですか」
提督「はっはっはっ、楽しめ、照月ぃ!」
照月「いやぁぁ!」
提督「ハーゲンダッツだ!」
照月「寒い冬にこたつ、そして火照ったところにアイスだなんて……!」
提督「バニラにチョコ、抹茶やラムレーズンもあるぞ!さあ、何がいい?」
照月「ダメェ!やめてぇぇ!」
提督「私が選んでやろう。期間限定きな粉黒蜜なんてどうだ!」
照月「ひぎぃぃぃっ!!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 09:31:18.55 ID:MFlnIKYH0
提督「そしてこれが最後だ。これで貴様はもう私の邪魔などできまい!」
照月「そんな……そんな事されたら……初月……あぁ……」
多摩「ゴロゴロゴロゴロ……うにゃ~」
提督「ふふふ……こたつの温かさに惹かれてやってきた猫が膝の上に寝っ転がればどうなるか!」
照月「いやぁぁ……動けないぃぃ!」
多摩「ぬくぬく……うまうま……チーズケーキ味は譲れないにゃ」
提督「ではな、照月。私は初月の再教育に向かわねばならん」
照月「だ、だめっ!!まっへ!んぐ。いはないへ……んむはちゅじゅ……むぐむぐ……やめてぇ!初月!初月ぃ~~!!」
提督「…………」バタン
照月「そんな……そんな事されたら……初月……あぁ……」
多摩「ゴロゴロゴロゴロ……うにゃ~」
提督「ふふふ……こたつの温かさに惹かれてやってきた猫が膝の上に寝っ転がればどうなるか!」
照月「いやぁぁ……動けないぃぃ!」
多摩「ぬくぬく……うまうま……チーズケーキ味は譲れないにゃ」
提督「ではな、照月。私は初月の再教育に向かわねばならん」
照月「だ、だめっ!!まっへ!んぐ。いはないへ……んむはちゅじゅ……むぐむぐ……やめてぇ!初月!初月ぃ~~!!」
提督「…………」バタン
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