5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 22:57:48.86 ID:SEuJdRbH0
先生「では今日の総合の授業は携帯電話、スマートフォンについて学びましょう」

一同「はーい」

まる子「ねぇたまちゃん、スマートフォンって何なのさ?」

たまえ「えー?まるちゃん知らないの?テレビのCMとか見たことない?」

まる子「そういえば何か聞いたことあるような…」

引用元: まる子「スマホで学級崩壊の巻」 



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 22:58:56.03 ID:SEuJdRbH0
先生「それではまず、皆さんもまだ携帯電話を持っている人はそういないと思うのでスマートフォンについて説明します。」

花輪「ベイビー、僕はもう持ってますよ」

関口「このお坊ちゃんが…」

先生「スマートフォンとは略してスマホとよく呼ばれています。もちろん電話もできるしメールもでき、地図を見たりゲームも出来たりします」

ハマジ「すっげー!ゲームもできんのかよ!」

まる子(そういえばパズドラってのをテレビでやってたね…)

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:00:09.25 ID:SEuJdRbH0
先生「そのように色々な使い方のあるスマホですが、特に最近目立っているものがあります。」

ブー太郎「何だブー?」

丸尾「ズバリそれはLINEでしょう!」

大野「なんだよ丸尾突然お前知ってんのか?」

丸尾「はい!先日私のお母様がスマートフォンを購入しまして、少し使わせてもらい学んだのです!」

先生「そうですか。じゃあ丸尾君に少し説明してもらいましょうか」

丸尾「はい、では説明させて頂きましょう!LINEとは簡単に言えば遠く離れた人とスマートフォンを通して交流することでしょう!」

ハマジ「? よくわかんねーよ。メールみたいなもんか?」

丸尾「いえ!メールというよりは学校で集まって複数人で集まって会話をする、という感じでしょう!」

まる子「へぇ~、でもよくわかんないねぇ」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:01:39.67 ID:SEuJdRbH0
先生「はい、では今日の授業では皆さんにはスマホ、そしてLINEに近いものを体験してもらいましょう」

そんなのがあるのかブー「ブー太郎」

先生「学校に四十台ほどある、スマホを一人一つ貸し出します。違う日に他のクラスが使うので壊さないようにして下さい」

「かっけー」「本物だー」ザワザワ

山田「かっこいいじょー!なんだかこれで変身できそうだじょー!へーんしん!」ズシャァ

山根「うわっ!山田君危ないっ!」ガスッ

バキィ

山田「じょ?」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:04:43.58 ID:SEuJdRbH0
まる子「あらー、山田のスマホが割れちゃったよ…あのバカ…」

永沢「山根君、君がそんなとこに突っ立ってなきゃ山田君にもぶつからなかったんじゃないかい?」

藤木「永沢君そんな言い方…」

山根「え、ぼ、僕はそんなつもりじゃ…あいたたたた胃腸が…いたい…」

まる子(あらら、今度は山根まで…)

先生「山根君、山田君、大丈夫ですか?今日の授業は一旦中止です。山根君は保健室へ、山田君は先生とこのあときて下さい」

山田「はぁい…ごめんなさいだじょ…」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:06:48.62 ID:SEuJdRbH0
ごめんブー太郎



「なんかすごいことになったな」「山田ざまぁ」ザワザワ


まる子「あーあ、せっかく面白そうな授業だったのにねぇ、ねぇたまちゃん?」

たまえ「うーんやっぱり私たちには携帯電話は早いのかもね」


数日後

先生「この前は中止になってしまいましたが、山田君も反省しているようなので今日はまた続きをやりましょう。くれぐれも壊さないようにして下さい」

一同「はーい」

山田「もうこわさないじょー!」

先生「では上のボタンで電源をつけて、少し中を触って見てください」

「わーすげー」「なんかいろいろマークがあるー」

まる子「うちのテレビよりきれいだねこりゃ、驚いたよ」

たまえ「カメラなんてついてる…お父さんは買っちゃダメね…」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:08:20.78 ID:SEuJdRbH0
花輪「でもこれは僕のより古い機種のようだねベイビー」

藤木(こういう携帯電話さえあれば…いつでもどこでも笹山さんと会話したりできるんだ…)


先生「皆さんだいたい使い方はわかりましたか?文字の打ち方なども練習してみてください」

花輪「僕は慣れてるからこんなフランス語の長文もススイのスイさベイビー」スッスッ

ミギワ「かっこいい~花輪く~ん」

先生「ではそろそろLINE、のようなものを使ってみましょう。机を皆で大きな円にして下さい」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:09:39.12 ID:SEuJdRbH0
先生「はい、では皆さん電源をつけたとき出てた画面、ホームに戻って下さい。先生が皆さんのスマホに一つのアプリを出します」カチカチ

ブー太郎「戸川先生だけパソコンブーかー?ってなんか出てきたブー!」

まる子「【3の4の掲示板】…?なんだいこれ?」

先生「それがLINEのような、4組だけで話せる匿名掲示板です。」

ハマジ「匿名…なんだそりゃ?」

先生「匿名とは本名を隠すということです。ではまずこの掲示板を使ってみましょう。まず私が書き込みましょう」カチカチ

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:10:29.50 ID:SEuJdRbH0
ピロン♪

『こんにちは』

一同「おおー!」

先生「皆さんの画面に同じように私が書き込んだ言葉が出ているはずです。そしてそこには私の名前は無く、私が書いたと言わないと誰が書き込んだのかわかりません」

永沢「じゃあ何書いても誰が書いたかはわからないってことですか?」

先生「……そういうことです」

ハマジ「へーよくわからんがかっけーなー。よしじゃあ俺も」

ピロン♪

『おっぺろぺー』

ブー太郎「何書いてるブかハマジー!しょうもなさすぎるブーw」

一同「あはは」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:11:24.18 ID:SEuJdRbH0
先生「ではこの掲示板で今日は皆さんに[これから学校はどうすれば良くなっていくのか]という議題について話しあってもらいます。先生はその話し合いには一切干渉しませんので」

野口「………」

先生「では皆さん始めてください。先生は職員室で会議があるので」ガラッ


シーーン

まる子(って言われてもねぇ、どうやって始めればいいのか…)

ピロン♪

『ズバリここは私が学級委員として仕切らせてもらいましょう!』

まる子(うわっ、あんた名前が出てなくても誰だかわかるよ…)

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:12:06.88 ID:SEuJdRbH0
『ではこの学校を良くしていくためにどうすればいいのか、意見がある人は書き込んでいって下さい!』

『私はもっと緑や花を増やすといいと思います』

『僕は学校の外も掃除するといいと思うな』

『俺は給食を増やしてほしいぜ』

一同(小杉か…)

まる子(すごいねぇ皆、書くのが早い人もいるみたいだし、私も頑張って何か書かないと…あ、じゃあ動物をもっと買おうって書こう!)

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:13:20.97 ID:SEuJdRbH0
スッスッ

まる子「あっ…まち…」

ピロン♪

『動物を持っと狩ったらいいとおなら』

一同「なんだこれ」「あはははw」

『漢字が全然違う』

『なんだよおならって』

『書くの下手すぎ黙っときなよw』

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:14:27.07 ID:SEuJdRbH0
まる子(思うをなんでおならって打ったんだろう私…こりゃ名前ばれてたら軽く死にたくなるよ…)カァァァ

『そのような低俗な書き込みは無視して、皆さんもっと意見を出して下さい!』

『なんだよえらそうに』

『そういうとこが嫌われる原因だよスエオwwwwwww』

『スエオしね』

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:15:41.71 ID:SEuJdRbH0
丸尾「なぁっ!?し…な、なんですとっー!」

まる子(丸尾君に不満がある人もたくさんいるんだねぇ…)

『そういや丸尾のイニシャルってSMなんだぜ』

『どーいうこと?』

『つまり○○○な言葉なんだよSMって』

『へぇーそうなんだ』

『やだ丸尾君ってそんな人だったんだー』

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:16:49.40 ID:SEuJdRbH0
『僕藤木だけど、前から丸尾は気持ち悪いと思ってたよ。あの丸腰メガネ』

藤木「え、ぼ、僕!?」

丸尾「ふ、藤木君…私のことをそんな風に…」

藤木「ご、誤解だよ丸尾君!誰かが僕の名前を使ってるんだよ!」

丸尾「なら誰ですか!今すぐ名乗りでなさい!」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:19:07.75 ID:SEuJdRbH0
『出てくるわけねぇだろばぁ~~か!』

丸尾「ムキッー!!」


ガラッ

先生「皆さんどうですか?話し合いは進みましたか?」

一同「……」シーン

先生「あらあら何かあったようですね。そして話し合いもあまり進まなかったと、ではそのスマホ、今日は持って帰って結構です」

まる子(戸川先生、話し合いについて聞かないのか、なんかいつもと違うような…?)

ハマジ「えぇー!本当ですかぁー!?」

先生「はい、そして時間がある人たちは家に帰ってからその掲示板で今日の続きを話し合ってみて下さい。それが宿題です」

ブー太郎「家でも皆と話せるのかブー、すごいブー!」

丸尾「ズバリ次こそ私の悪口を書いた人たちを見つけてやるでしょう!」


後半へ続く

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:25:59.60 ID:SEuJdRbH0
その日の夜

『さぁ今日の話し合いの続きを始めましょう!』

『また出たよSM』

『スマホでSMって調べたらひどかったよw』

『ていうか何人か使ってるwって何?』

『wは笑ったときに使うんだよ』

『皆さん!話を逸らさないで!ちゃんとはなしあって!』

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:30:27.69 ID:SEuJdRbH0
『黙っとけメガネが』

『でも同じメガネでもとし子ちゃんはかわいいよね』

『うん、とし子ちゃんみたいな人と結婚したいよね。』

『やだ皆恥ずかしいよ』

『でも美しさなら僕も負けてないよベイビー』

『でたよ分け目ハゲ坊ちゃん』

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:35:35.81 ID:SEuJdRbH0
『書き込むときまでベイビーベイビーうっせーんだよ!』

『ひでじじい死んだらどうすんの?』

『僕のことはともかく、ひでじいのことを悪くは言わないでほしいなあセニョリータ』

『僕藤木だけど、丸尾と花輪とミギワって4組でいらないよね』

『確かにそいつらは特にきちわるもいよな』

まる子(なんだかすごいことになってきたねぇ…)

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:39:57.34 ID:SEuJdRbH0
『今から永沢の家燃やしに行く』

『もう永沢は許してあげなよw』

『焼き玉ねぎパーティだww』

『なんでこの流れで僕なんだよ!』

『笹山さんペロペロ』

『お願いですので話し合ってください!』

そんなやりとりが夜中まで続いたのだった…

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:45:02.72 ID:SEuJdRbH0
まる子「昨日は皆の会話が面白くて夜更かししちゃったよ…」

まる子「それに結局話し合いもろくにしてないし…」

ガラッ

まる子「おは…あれ?時間ギリギリのわりに、人が少ないねぇ」

大野「よう、さくら、お前も眠そうだけど昨日ずっとスマホ使ってたのか?」

まる子「うん…ほとんど見てただけだけどね…大野は?」

大野「俺や杉山、ケンタは夜までサッカーやってたし、すぐ寝ちゃったぜ」

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:48:35.08 ID:SEuJdRbH0
まる子「あんたたちゃいつも元気だねぇ…でも確かに他の皆も眠そうだね、スマホ使ってたのかな?」

ガラッ

先生「皆さんおはようございます」

一同「おはようございまーす」

先生「……やっぱり人も少ないようですし皆さん眠そうですね」

野口「くくく…」

109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:54:27.14 ID:SEuJdRbH0
まる子「そういやたまちゃんも昨日スマホ使ってたの?」

たまえ「私?ううん、ちょっと見てたけど、あんまり皆ひどかったから…」

まる子「だよねぇ、永沢や丸尾君は昨日のことで今日来てないんだろうし。花輪君は元気そうだけど」

花輪「ふふふ」サラッ

先生「では、この後の授業でもスマホは使うので持っておいてください。それで最後です」

まる子(まだなんかあるのかぁ)

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12(木) 23:59:21.85 ID:SEuJdRbH0
永沢「たく、昨日は誰なんだよ僕の家のこと書いた奴!きっと藤木君みたいなろくでもない卑怯者なんだろうね」

藤木「僕だって誰かになりすまされてるんだよお、そんなこと言わないでよ」

野口「くくく…」

まる子(もしかして野口さんが皆の悪口書いたのかな…?今日すごい笑ってるよ…)

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 00:04:46.15 ID:d2nQPKEU0
職員室にて

戸川「…やっぱりやらないといけないんですかね?」

A先生「そんな弱気にならないで!これも教育ですよ!」

戸川「やっぱり生徒たちのことを考えると…」

B先生「まだ小3と言ってもこれは今みにしみさせないと、中高校生や大人になってから間違ってしまってはダメですからね」

戸川「……はい…」

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 00:10:30.83 ID:d2nQPKEU0
先生「…では昨日に続いてスマートフォンの授業です。皆さん昨日貸したスマホを出して下さい」

山田「せんせーごめんなさ~い、家に忘れてきちゃったじょー」

戸川「…壊してないなら結構です。明日持ってきて下さい」

山田「は、はいだじょー…」

まる子(やっぱり先生なんか怒ってるのかなぁ…元気が無いねえ)

戸川「では昨日のように机を円にして、また掲示板を開いて下さい」

ハマジ「また同じことすんのかよー」

関口「飽きたっての」

143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 00:14:53.70 ID:d2nQPKEU0
まる子(やっぱり今見ても昨日の書き込みはひどいなー、人の悪口ばっかり。とし子ちゃんがかわいいって話してるところ以外ほとんどだよ)

戸川「…じゃあ、やりますか」ピッ

野口「くくく…」



ピロン♪

一同「!!?」

まる子「あれ、昨日の書き込んでるところの横に名前がでてるよ!?」

159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 00:19:27.83 ID:d2nQPKEU0
まる子(もしかしてこれ、その書き込みをした人の名前!?)

まる子(!?え、この丸尾君を挑発してる書き込みは全部…たまちゃん!?)

たまえ「………」


藤木「…あ、あー!僕に成りすましてたの永沢君じゃあないか!?ひどい!」

永沢「き、君こそ僕んちの火事のこと書いたなー!」

183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 00:26:12.51 ID:d2nQPKEU0
笹山「ふ、藤木君だったの!私のことペロペロとか書いたの!気持ち悪い!近づかないで!」

藤木「そ、そんなぁ笹山さん…」

永沢「ふんっ、自業自得だね」

まる子(私の誤変換書き込みについては触れる余裕も無いようだねぇ、でもその書き込みに対しての悪口はたまちゃん、丸尾君とのもたまちゃん、分け目ハゲもたまちゃんのものだったなんて…)

小杉「てめぇ山根!お前俺のことデブデブ書いてやがったな!」

山根「な、なにさいつも僕はゆっくり給食たべたいのに、君は食べるの早いからって僕のパンや牛乳とりやがって!」

194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 00:30:16.33 ID:d2nQPKEU0
ハマジ「なんだよこれー、皆ばれてんじゃん」

ブー太郎「これはひどいブー!」

関口「でも俺たち三人だったなんてな、最初に真面目に意見出してたの」

ブー太郎「人は見かけによらんブー」

202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 00:33:46.45 ID:d2nQPKEU0
冬田「とし子ちゃんあなた自分のこと自分でかわいいとか書いてたのー。ちょっと引くわ…」

前田「とし子ちゃん…」

とし子「わ、私だって皆にかわいいって言われてみたかったから…っ…ちょっとぐらう、ううぅ…」

野口「くくく…とし子自演と…くくく…」

215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 00:39:58.58 ID:d2nQPKEU0
まる子(皆混乱してるけど…それより…)

まる子「ねぇたまちゃん、なんでこんな…こと書いたの?」

たまえ「……」

まる子「ねぇ」

たまえ「だってまるちゃんだってイライラしてたでしょう?丸尾君や花輪君に」

まる子「えっ」

たまえ「丸尾君はリーダーシップを取ろうとしてるけどいつも空回りする。なのにそれでもまだ続ける」

まる子「ちょったまちゃ」

たまえ「花輪君は皆がお金持ちなところを羨んでいるのをわかっていてあんな携帯を自慢したりする性格」

231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 00:49:19.02 ID:d2nQPKEU0
たまえ「だから辛い言葉を浴びせてやって、少しぐらいは性格変えてほしかったのよ!…確かに丸尾君には言い過ぎたかもしれない。だけどこんな誰でも人の文句を言える場なんて」

まる子「たまちゃん、わかったよ、わかったわかった」

たまえ「……」

まる子「たまちゃん、花輪君や丸尾君、悪口言った他の皆にも謝りなよ、そうすれば皆許してくれるよ」

たまえ「でもそんな」

花輪「そうだよセニョリータ、僕は気にしてない、むしろ君の率直な気持ちがわかって良かったよ」

たまえ「…花輪君…ごめんなさい…」

先生「そうですよ、穂波さん、嫌なことがあっても回りくどいやり方じゃなくて正面から当たってやれば、花輪君のように皆わかってくれますよ」

241: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13(金) 00:54:55.20 ID:d2nQPKEU0
たまえ「先生…」

先生「この授業のおかげで私たちの結束は深まりました。これから皆で頑張って行きましょう!」


そして翌日

藤木、山根、小杉、丸尾、城ヶ崎、とし子、とくちゃん、たかし君など計15名が不登校になり見事学級崩壊、クラス全員が散り散りになったのであった。