1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:37:23.46 ID:RYegwfqRo
ルル「ああ、そうだ」

C.C.「今さら何を言ってるんだ、お前は」

ルル「いや、ずっと俺は思っていた」

C.C.「ほう?」

ルル「気まずいから復活したくない……とな」

C.C.「……」

C.C.「は?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517661443

引用元: C.C.「復活したくない、だと?」 



2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:39:45.39 ID:RYegwfqRo
C.C.「気まずい、だと?」

ルル「C.C.よ、考えてもみろ」

C.C.「?」

ルル「世界中の人々が、悪逆皇帝ルルーシュは死んだと思っている」

C.C.「そうだな、それがゼロ・レクイエムだ」

ルル「なのにだ……どんな顔をして復活すれば良い?」

C.C.「……」

C.C.「知るか」

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:42:49.11 ID:RYegwfqRo
ルル「知るか、だと!?」

C.C.「ああ、そんなものは私の知ったことじゃない」

ルル「……C.C.よ、お前は俺の共犯者だ」

C.C.「そうだな」

ルル「俺が復活する時、隣に立つのはお前以外に居ない」

C.C.「……まあ、そうだな」

ルル「お前は、隣に立つ俺が気まずそうな顔をしていても良いのか?」

C.C.「それは……嫌だな、何となく」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:46:52.77 ID:RYegwfqRo
ルル「故に、俺は復活はしない」

C.C.「駄目だ」

ルル「!? 何故だ!?」

C.C.「お前が復活する運命は変えられない」

ルル「お前はそれで良いのか!?」

C.C.「表情など、無表情に徹すれば良いだろう」

ルル「馬鹿め! あ、コイツ無表情装ってる、と思われるのがオチだ!」

C.C.「……」

C.C.「おい、さりげなく私を馬鹿と言ったか?」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:50:23.77 ID:RYegwfqRo
ルル「どの面を下げて復活すれば良いのか、俺にはわからない」

ルル「悪し様に罵られるならば、まだ良い」

ルル「だが……気まずい空気には耐えられん!」

ルル「この問題がクリアーされない限り、俺は復活はしない!」

ルル「……良いかC.C.、これはもう決めたことだ」

C.C.「おい、さっき私を馬鹿と言ったのを取り消せ」


prrrr!prrrr!


ルル「む? 電話……誰からだ?」

C.C.「おい、聞いているのか?」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:54:24.90 ID:RYegwfqRo
pi!

ルル「――もしもし」

ルル「……ああ、電話口でそんなに大きな声を出すな」

ルル「っぐ、謝る声も大きいぞ!」

ルル「……ああ、ああ……子供達の声も聞こえている」

ルル「……ああ、そうだな」

ルル「その日は……予定は空いている」

ルル「楽しみにしていろ……ではな」

pi!

C.C.「……電話の相手……妙に親しげだったな」

ルル「すまない、待たせたな」

C.C.「……」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:59:21.82 ID:RYegwfqRo
C.C.「一体、何の電話だったんだ」

ルル「気にするな、大した話じゃない」

C.C.「言え、気になるだろう」

ルル「? 今度、手料理をご馳走しに行くという話だが……」

C.C.「!?」

ルル「そんな事よりも、復活しないという話を――」

C.C.「おい、相手は誰だ」

ルル「? ジェレミアだが……何故、そこまで気にする?」

C.C.「……」

C.C.「ジェレミア? 誰だそれは?」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:03:20.03 ID:RYegwfqRo
ルル「……C.C.……お前、忘れたのか?」

C.C.「何者だ、ソイツは」

ルル「……ああ、オレンジ、だ」

C.C.「……あー! オレンジ君か!」

ルル「全く、お前は本当に人の名前を覚えないな」

C.C.「ふん、覚える必要が無いだけの事だ」

C.C.「……」

C.C.「待て、お前……オレンジ君と連絡を取っているのか!?」

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:07:17.49 ID:RYegwfqRo
ルル「? 当たり前だろう」

C.C.「ルルーシュ……ゼロ・レクイエムはどうした」

ルル「C.C.よ……あれは、仕事だ」

C.C.「何?」

ルル「今の連絡はプライベート。何の問題も無い」

C.C.「待て、問題だらけだろう!」

ルル「公私の区別は付ける。それこそが、新しい世界に相応しい」

C.C.「……!?」

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:10:25.63 ID:RYegwfqRo
C.C.「しかし、オレンジ君に料理を振る舞いには……」

ルル「違うな、間違っているぞ、C.C.よ」

C.C.「何?」

ルル「この画像を見ろ」

C.C.「?……二人の子供が写っているが……それがどうした」

ルル「ジェレミアの子供だ」

C.C.「……」

C.C.「!?」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:14:44.21 ID:RYegwfqRo
ルル「この黒髪の子が、咲世子との子」

C.C.「待て、ルルーシュ」

ルル「こっちのピンクの髪の子が、アーニャとの子供だ」

C.C.「待てと言っているだろう!」

ルル「二人共、何事にも全力で取り組む姿勢は父親似だな」

C.C.「ルルーシュ、展開が早すぎる!」

ルル「ミドルネームがOなのはどうかと思ったが……本人達は気に入っている」

C.C.「……!?」

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:18:12.50 ID:RYegwfqRo
ルル「俺が復活したら、ジェレミアも馳せ参じてくるだろう」

ルル「……だが、やっとアイツが掴んだ幸せだ」

ルル「皇族を名乗れる身ではないが……それでも」

ルル「それでも俺は、この家族の明日が欲しい!」

ルル「それに、気まずい!」

ルル「故にC.C.よ……俺は復活するわけにはいかないッ!」

C.C.「……」

C.C.「待て、少し整理させろ」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:21:32.89 ID:RYegwfqRo
ルル「良いだろう、時間はくれてやる」

C.C.「……いつから、奴と連絡を取っていた?」

ルル「ゼロ・レクイエムの晩からだ」

C.C.「ずっと連絡を取り続けてるじゃないか!」

ルル「ああ、そうだが?」

C.C.「……!」


prrrr!prrrr!


ルル「む?……今日は電話が多いな」

C.C.「……」

C.C.「待て、すぐには出るな」

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:24:05.80 ID:RYegwfqRo
prrrr!prrrr!

ルル「どうした、C.C.」

C.C.「お前の行動には問題がある」

ルル「何?」

prrrr!prrrr!

C.C.「その電話は……映像も映せるだろう?」

ルル「ああ、そうだが……」

C.C.「私に、お前と相手との会話を見せろ」

prrrr!prrrr!

ルル「何だと……!?」

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:27:39.04 ID:RYegwfqRo
ルル「お前、自分が何を言っているかわかっているのか!?」

C.C.「無論だ」

prrrr!prrrr!

ルル「これはプライベートな電話だぞ! お前には関係ないだろう!」

C.C.「いいや、ある」

ルル「C.C.……確かに、お前と俺は共犯者だ」

prrrr!prrrr!

ルル「生活も共にしているとは言え、個人の時間も必要だろう」

C.C.「……電話の相手、妙に粘るな」

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:30:24.95 ID:RYegwfqRo
ルル「その、権利とも言うべき時間を譲れと?」

prrrr!prrrr!

C.C.「……おい、電話の相手は誰だ」

ルル「スザクだ」

C.C.「!?」

prrrr!prrrr!

C.C.「お前……アイツとも連絡を取っているのか!?」

ルル「そうだが?」

C.C.「……!?」

prrrr!prrrr!

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:35:25.78 ID:RYegwfqRo
ルル「スザクは、俺の大切な友達だからな!」

ルル「色々ありはしたが……ああ、連絡を取っている」

C.C.「それは……どうなんだ?」

prrrr!prrrr!

ルル「俺も思わなかったさ。また、こんな風に話せる時が来るなんて」

C.C.「……ルルーシュ」

ルル「そうだな……良いだろう、見せてやる」

prrrr!prrrr!

ルル「俺と、スザクの会話をな」

C.C.「……」

ルル「お前は姿を見せるなよ。それが条件だ」

C.C.「……良いだろう。その位の条件なら飲んでやる」

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:39:49.84 ID:RYegwfqRo
pi!

ルル「――スザク、待たせたな」


スザク『ルルーシュ……俺は、お前を許さない』


ルル「スザク……?」

C.C.「!」

C.C.(……やはり、そうだろうな)

C.C.(スザクが、簡単にルルーシュを許すわけが――)


スザク『どうして、俺にこの前の集まりの写真を送らなかった!』


C.C.「……」

C.C.「は?」

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:51:40.03 ID:RYegwfqRo
ルル「! 待て、スザク! それは誤解だ!」

スザク『誤解なものか! お前は、俺にだけ写真をくれなかった!』

ルル「違う! グループLINEを確認してみろ!」

スザク『何度もしたさ! だけど、写真は無かった!』

ルル「アルバムだ! そこに写真はある!」

スザク『っ! また、そうやって俺を騙すつも――』


スザク『――ごめんよルルーシュ。僕は、君を誤解していた』


ルル「……ふっ、猪突猛進な所は変わらないな」


C.C.「……」

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:55:55.75 ID:RYegwfqRo
スザク『ごめんよ、どうしてもあの時の写真が欲しくて』

ルル「ああ、良いさ……俺とお前の仲だからな」

スザク『……待ってくれ』

ルル「? どうした」


スザク『玉城100%の写真が無いじゃないか!』


ルル「落ち着けスザク!」

スザク『その後の、シュナイゼル100%もだ!』

ルル「っぷ! や、やめろ……! 思い出すと笑いが……!」


C.C.「……」

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:59:25.47 ID:RYegwfqRo
スザク『笑って誤魔化すつもりか、ルルーシュ!』

ルル「少し……少しだけ、待ってくれ……!」

スザク『俺は、あの時の名言までハッキリと思い出せるぞ』

ルル「……ああ、俺もだ」


ルル・スザク「『おやおや、これでは私のポーンが丸見えだね」』


ルル「……」

スザク『……』

ルル・スザク「『ははははははっ!」』


C.C.「……」

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:03:13.49 ID:RYegwfqRo
ルル「……ふぅ、本当に兄上には敵わない」

スザク『思い出したよ。笑って撮れる状況じゃなかった、って』

ルル「毎回、兄上は俺たちを驚かせてくれるからな」

スザク『……ルルーシュ』

ルル「……どうした、急に改まって」


スザク『今度の集まりの日に……ゼロとしての予定が重なった』


ルル「何っ……!?」


C.C.「……」

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:06:14.44 ID:RYegwfqRo
ルル「スザク、それでは、お前は……!?」

スザク『……ああ、その通りだ』

ルル「諦めるな! まだ、勝機はある!」

スザク『いいや、もう決めた事だ』

スザク『俺……――いや、この私、ゼロは!』

スザク『今度の集まりには参加しな――』


スザク『――生きるっ!!』キュイイン!


ルル「! ギアスが……!」


C.C.「……」

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:12:23.79 ID:RYegwfqRo
スザク『ルルーシュ! 集まりの日をズラしてくれ!』キュイイン!

スザク『そうでなければ、俺は生きていけない!』キュイイン!

スザク『無理なら、ゼロの仮面を置いてでも――』キュイイン!

スザク『ゼロを辞めれば……集まりに参加出来る……?』キュイイン!

ルル「! まずいっ!」

ルル「安心しろ、スザク! まだフェーズ2までしか進行していない!」

ルル「今からでも、連携を密にすれば修正可能だ!」

スザク『それは……本当か?』キュイイン!

ルル「ああ、本当だ……ユフィに誓う」

スザク『それなら……信じよう』ヒュウウン…


C.C.「……」

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:17:59.87 ID:RYegwfqRo
ルル「スザク……お前は、そこまで楽しみにしているんだな」

スザク『当たり前だろう?』

ルル「ふっ……俺も同じ気持ちだ」

スザク『いや、僕の方が楽しみにしているよ』

ルル「ほう?」

スザク『今度の一発芸担当は君だからだよ、ルルーシュ』

ルル「……ああ、期待していてくれ」

スザク『……それじゃあ』

ルル「……また」

pi!


C.C.「……」

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:22:06.10 ID:RYegwfqRo
ルル「どうだ、大したことのない会話だ――」

C.C.「ふんっ!」

ぼごおっ!

ルル「おぐうっ!?」ポキポキンッ

C.C.「……随分と、楽しそうじゃないか」

ルル「きゅ、急に何をする、C.C.……!?」

C.C.「お前、私がどうして殴ったのかわからないのか?」

ルル「……まさか……更年期障害か!?」

C.C.「ふんっ!」

ぼぐうっ!

ルル「ほわあっ!?」ポキポキンッ

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:25:56.63 ID:RYegwfqRo
ルル「も、もうやめろ……! 殴るな……!」

C.C.「それはお前の態度次第だ、ルルーシュ」

ルル「お願いだ……お願いします……!」

C.C.「そうだな……その願いを聞き届ける変わりに」

ルル「変わりに……!?」


C.C.「私も、お前達の集まりとやらに連れて行って貰おうか」


ルル「……それはちょっと」


C.C.「……お前は、地面の味が好みのようだな」

げしげしっ!

ルル「あぐっ! おああっ!」ポキポキンッ

30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:26:27.77 ID:RYegwfqRo
誤)変わり

正)代わり

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:30:13.24 ID:RYegwfqRo
C.C.「ルルーシュ、お前がした事は裏切り行為だ」


ルル「う、うぐぅ……! 痛い、痛すぎる……!」


C.C.「私とお前は共犯者だ」

C.C.「にも関わらず、お前は私を置いて大いに楽しんでいる」

C.C.「……これが、裏切りと言わずして何と言う?」


ルル「ナナリー……! ナナリー……ぃ!」


C.C.「ふん、こんな時まで妹の名を呼ぶとはな」

C.C.「だが、ナナリーはお前を助けてはくれない」


ルル「もしもし、ナナリー?」


C.C.「……」

C.C.「は?」

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:34:39.67 ID:RYegwfqRo
ルル「ああ、ごめんよナナリー、急に電話して」

ルル「……いや、ちょっと声が聞きたくなってね」

ルル「ん? この前も集まりで会ったし、毎晩電話してるって?」

ルル「ははは、忘れたのかいナナリー!」

ルル「俺は……とても欲張りだ、って」

ルル「ああ……ああ……俺もだよ、ナナリー」

ルル「愛してる」

pi!


ルル「――C.C.! ナナリーの声を聞かなければ危ない所だったぞ!」

C.C.「……おい、待て」

ルル「?」

C.C.「……」

33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:37:58.05 ID:RYegwfqRo
C.C.「お前……ナナリーとも連絡を取っているのか?」

ルル「当然だろう、何を言っている?」

C.C.「……」

ルル「妹の成長を見守るのは、兄の務めだ」

C.C.「……呆れて物も言えないな」

ルル「構わん、理解してもらおうとは思っていない」

C.C.「そういう意味じゃない」

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:41:34.98 ID:RYegwfqRo
C.C.「……おい、集まりには何人くらい来るんだ?」

ルル「それを聞いてどうする」

C.C.「それくらいは、教えてくれても良いだろう?」

ルル「そうだな……30人前後、だな」

C.C.「……多いな」

ルル「毎回その位は集まるぞ」

C.C.「……集まる頻度は?」

ルル「1シーズンに一回だ」

C.C.「……多いな」

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:45:37.85 ID:RYegwfqRo
ルル「だが……復活したら、それもなくなる」

C.C.「……」

ルル「……」

C.C.「なあ、ルルーシュ」

ルル「何だ、C.C.」

C.C.「……どうして、私を連れて行ってはくれないんだ?」

ルル「……気まずいからだ」

C.C.「……」

C.C.「何?」

37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:49:20.37 ID:RYegwfqRo
C.C.「気まずい、だと?」

ルル「そうだ。お前を連れて行くのは……気まずい」

C.C.「おい、どういう意味だ」

ルル「C.C.、俺とお前は一緒に生活しているだろう」

C.C.「それがどうした」

ルル「……カレンや神楽耶が混ぜろ、とな……」

C.C.「……」

ルル「大分! 大分最近では落ち着いてきたんだ!」

C.C.「……」

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:55:02.39 ID:RYegwfqRo
ルル「あの二人まで来たら、俺の童貞が保たない!」

ルル「童貞非童貞じゃない、これは願いだ!」

ルル「……そう、俺は今こそ自分を知った!」

ルル「C.C.よ! 俺の共犯者よ!」

ルル「ふわっと話を流せている、いい感じの流れを止めないでくれええっ!」

C.C.「私にギアスはきかんぞ」

ルル「お願いだ……お願いします……!」

ルル「! そうだ! 復活……復活する!」

C.C.「いや、いい」

ルル「!?」

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 00:02:19.53 ID:gbrZvsqSo
ルル「馬鹿な……お前は、何を言っているかわかっているのか!?」

C.C.「ああ」

ルル「キリッとした顔で、不敵に復活する! だから――」

C.C.「いいや、駄目だ」

ルル「ええい! お前の願いは何だ!?」

C.C.「私も集まりに参加する」

ルル「……!?」

C.C.「それまでは――」


C.C.「復活したくない」



おわり