1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 20:44:51.41 ID:j5HpwqOf0
シャア「5thルナを地球に落とすのに成功したよ、ナナイ」

ナナイ「おめでとうございます大佐」

シャア「しかしサザビーではアムロに勝てない気がする」

ナナイ「リ・ガズィに押されていましたものね」

シャア「うむ…、サイコフレームの情報も送ってしまったしな」

ナナイ「安心してください大佐。こんなこともあろうかと、新型を用意しています」

シャア「それは助かる」

ナナイ「入れ」

セイ「失礼します」

引用元: シャア「サザビーじゃアムロに勝てない気がする」 セイ「任せて!」 



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3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 20:46:53.20 ID:j5HpwqOf0
シャア「ナナイ、この少年は?」

ナナイ「イオリ・セイです。優秀なメカニックですわ」

セイ「よろしくお願いします」

シャア「まだ子どもではないか」

セイ「お言葉ですが大佐、アムロ・レイは15歳でパイロットでした」

シャア「そうだな。それは失礼した」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 20:50:54.63 ID:j5HpwqOf0
ナナイ「彼には大佐専用機の設計をしてもらいます」

シャア「腕は確かなのか?」

ナナイ「彼は先の第2回ガンプラバトル選手権世界大会準優勝の息子です。腕は確かかと」

シャア「ガンプラ?なんだそれは」

セイ「ガンダムのプラモデルです」

シャア「おもちゃではないか」

セイ「おもちゃではありません!ガンプラには無限の可能性があるんです!」

シャア(この少年、本気か…)

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 20:54:15.37 ID:j5HpwqOf0
シャア「しかし、ガンダムのプラモデルとはな」

シャア「まるでガンダムが主人公のようではないか」

ナナイ「ガンプラは今や世界中で愛されており、宇宙世紀を舞台にしたものから」

ナナイ「架空の世界を舞台とした物まで幅広く展開されています」

セイ「それを組み合わせれば、最強のガンプラ、いえ、最強の機体が出来るはずです」

シャア「まさか私におもちゃで闘えと?」

ナナイ「セイ少年には設計を担当していただきます」

ナナイ「大佐に使っていただくのは本物のMSですわ」

シャア「ならば良いのだ」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 20:55:25.29 ID:j5HpwqOf0
シャア「それでセイくん、どのような機体なのかね?」

セイ「はい、まずはベースとなる機体ですが」

セイ「>>15を使おうと思います」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 20:58:34.03 ID:iT4Pfrc/0
バンシィ

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:03:50.73 ID:j5HpwqOf0
>>16で行きます。すまぬ…


シャア「バンシィ?聞き慣れない名だな」

セイ「0096に開発された連邦のユニコーンガンダムの2号機です」

シャア「3年後ではないか!」

シャア「まるで今回の作戦が失敗するかのような設定だな」

セイ「ただの設定ですよ」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:06:44.88 ID:j5HpwqOf0
シャア「まあ良い。それでセイくん…」

リン子「セイー、ここにいたのね」

セイ「お母さん!来てたんだ」

リン子「お弁当を届けにね」

シャア「こちらのご婦人はセイくんの母君かね?」

リン子「イオリ・リン子です。息子がお世話になってます」

シャア(美しい…特に胸が)

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:08:35.39 ID:j5HpwqOf0
シャア「リン子か。こちらこそよろしく頼む」

リン子「ところで大佐。私達、どこかで会ったことがないかしら?」

シャア「奇遇だな、私もだよ」

シャア「キミとの出会いには運命的な何かを感じる」

リン子「まあ、お上手ね」

ナナイ「…」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:09:55.82 ID:j5HpwqOf0
シャア「と、ところでセイくん。そのバンシィの武装は?」

セイ「はい、>>30>>35を使おうと思います」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:11:14.80 ID:m2qNQfGmO
ビームシザース

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:12:25.32 ID:hgw3mnRn0
物干し竿

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:15:14.08 ID:j5HpwqOf0
セイ「武装はビームシザースと物干し竿にします」

セイ「ビームシザースはWシリーズのガンダムデスサイズの武器で、白兵戦に向いています」

セイ「物干し竿は洗濯物を乾かせます」

シャア「なんだそれは!ふざけているのか!」

セイ「ふざけてません!僕は真剣です!」

セイ「このMSは家事だってこなせるんです!」

シャア(これが若さか…)

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:16:48.28 ID:j5HpwqOf0
シャア「物干し竿はもういい」

シャア「それで、防御面はどうするのだ?」

セイ「抜かりありません。>>45のシールドを使います」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:17:45.32 ID:KK9sG+AXP
メガビームシールド

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:21:35.97 ID:j5HpwqOf0
セイ「V2ガンダムのメガビームシールドを使おうと思います」

シャア「戦艦サイズのビームシールドにIフィールドか…」

シャア「そんな物を作ることが可能なのかね?」

セイ「できます!ネオ・ジオンの科学力を舐めてはいけません!」

シャア(ジオンすげー)

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:23:23.64 ID:j5HpwqOf0
シャア「しかしそんなにたくさん装備しても、足が遅ければ意味がない」

セイ「そこも抜かりなく」

セイ「>>60のバーニアで機動性を高めます」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:24:06.81 ID:qO6nzSQv0
ミノフスキードライブ

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:26:31.57 ID:j5HpwqOf0
セイ「ミノフスキードライブを使います」

シャア「オーバーテクノロジーではないか!」

セイ「あの不思議な粉のことで、いちいち驚かないでください!」

シャア「はい」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:28:23.00 ID:j5HpwqOf0
シャア「これで完成か」

セイ「いいえ大佐、まだ完成ではありません」

セイ「相手はあのアムロ・レイです」

セイ「このままの装備ではまだ不安です」

シャア(ここまでやってまだ不安なんだ)

セイ「秘密兵器として、>>80を搭載します」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:29:16.50 ID:TeBwmq6A0
モビルトレースシステム

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:31:45.02 ID:j5HpwqOf0
セイ「これが秘密兵器、モビルトレースシステムです!」

シャア「私が動かすというのか!」

セイ「大丈夫です。大佐の剣さばきは超一流です。勝てます!」

セイ「それにこれだけの装備が合わせれば無敵ですよ!」

シャア「うーむ…」

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:32:47.23 ID:j5HpwqOf0
シャア「ええい仕方ない。ところで、この機体はなんという名だ?」

セイ「名前ですか?そうだなぁ…」

リン子「>>95っていうのはどう?」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:33:57.38 ID:79RAHYbX0
ララァ

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:35:51.48 ID:j5HpwqOf0
セイ「ララァかー、いいね!」

シャア「」

ナナイ「どうなさいました、大佐?」

シャア「ナナイ、私を導いてくれ」

ナナイ「お断りします」

シャア(ナナイが優しくない)

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:37:30.80 ID:j5HpwqOf0
セイ「では大佐、僕はララァの開発を急ぎます」

シャア「開発って言うな」

シャア「だが、これでアムロに勝てる!」

シャア「待っていろアムロ!」

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:40:18.33 ID:j5HpwqOf0
3日後

ナナイ「ララァが完成したようです」

シャア「そうか、では観に行こう」

セイ「大佐、これが大佐専用ララァです!」

シャア「おお、なんと美しい」

シャア「まさにガンプラの精神を形にしたような機体だ」

セイ「大佐、ご武運を」

シャア「セイくん、キミには礼を言わせてくれ」

セイ「まだ早いですよ大佐」

セイ「そのセリフはアムロ・レイを倒してからにしてください」

シャア「ふっ、よく言う」

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:43:35.88 ID:j5HpwqOf0
戦場

シャア「ふふふ、このララァ、凄まじい戦力だ!」

シャア「む、あれはアムロのガンダム!」

アムロ「な、なんだあの機体は!?」

シャア「アムロ!これが私専用のララァだ!」

アムロ「ララァだって!?」

シャア「喰らえ、物干し竿!」ベチーン

アムロ「うわ!メインカメラが!」

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:46:10.50 ID:j5HpwqOf0
アムロ「このままじゃやられる…!」

ブライト「アムロ、一度戻れ!」

アムロ「新型が完成したのか!?」

シャア「む、アムロが引くか」

シャア「まあ良い。次の出撃で仕留めてやる」

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:48:30.85 ID:j5HpwqOf0
セイ「お帰りなさい、大佐」

シャア「このララァ、良い機体だ」

シャア「この戦場において、圧倒的な戦力を持っている」

セイ「ガンプラに不可能はありません!」

シャア「はは、そうだな」

ナナイ「大佐、敵からの通信です」

シャア「ふふ、アムロめ。今さら土下座しても遅いぞ」

129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:50:42.80 ID:j5HpwqOf0
モニターピコーン

???『やあ、セイくん、少佐』

セイ『あ、あなたは!?』

シャア『お前は!?』

セイ・シャア「ラルさん!」「ランバ・ラル!」

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:55:11.06 ID:j5HpwqOf0
ラル『ふふふふふ、2人とこのような形で相見えようとは思いませんでしたな』

セイ「ラルさん、連邦についたんですか!?」

シャア「ランバ・ラル!貴様いつから薄汚い連邦に!?」

ラル『私はあなた方と戦いたかったのですよ、少佐』

ラル『これもガンプラ道というものです』

セイ「てことはラルさんも新しい機体を?」

ラル『その通り!これが私が開発したアムロ専用機だ!』

セイ「な、なに!?あれは>>140をベースにした機体か!?」

140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:56:21.91 ID:BYA4x/6s0
ラビアンローズ

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:58:15.05 ID:j5HpwqOf0
ラル『ラビアンローズをベースとした機体なのだよ!』

シャア「あんなものを用意していたとはな…」

セイ「で、でもラビアンローズに大した戦闘能力はないはず」

ラル『甘いな少年!この機体には>>155が装備されているのだ!』

155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 21:59:01.53 ID:uv4i9NGu0
擬似太陽炉

162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:00:40.26 ID:j5HpwqOf0
ラル『このラビアンローズは疑似太陽炉搭載型なのだ!』

セイ「な、なんだってー!」

セイ「ミノ粉と並ぶチート粒子を積んだ機体だなんてー!」

シャア(いろいろついて行けん)

167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:01:56.33 ID:j5HpwqOf0
ラル『疑似太陽炉だけではない!』

ラル『この機体にはさらに>>175>>180が装備されている!』

175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:02:57.20 ID:79RAHYbX0
霞の鎧

180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:03:04.63 ID:3bP+F2k/0
地球破壊爆弾

193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:06:05.63 ID:j5HpwqOf0
セイ「霞の鎧に地球破壊爆弾だって!?」

ラル『ふはははは!怖かろう』

セイ「最強の攻撃力に最強の防御力…敵ながらアッパレ!」

シャア(もうアクシズ落とす必要ないかもしれん)

197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:07:47.19 ID:j5HpwqOf0
シャア「よかろう。ならばお前のその機体、私のララァが相手をしよう」

ラル『それでこそ少佐だ』

シャア「ちなみに何と言う機体だ、それは」

ラル『>>205だ!』

205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:09:08.87 ID:3bP+F2k/0
キャスバル

213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:11:34.48 ID:j5HpwqOf0
ラル『アムロ専用キャスバルだ!』

シャア「人の名前を勝手に使うんじゃない!」

ラル『それでは大佐、またお会いしましょう』

シャア「何と言うことだ。あのアムロに新型機だと?」

セイ「大丈夫です大佐。大佐ならやれますよ」

セイ「アムロのキャスバルなんて、ぶっ壊してやってください!」

シャア「わざと言ってるだろ」

220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:13:56.87 ID:j5HpwqOf0
シャア「仕方がない。出るぞ」

リン子「大佐、私も戦艦で出撃しますわ」

セイ「お母さん!?」

リン子「ごめんね、セイ。なんだか無性に血が騒ぐのよ」

シャア「よろしく頼む」

セイ「しょうがないなー、母さんにはアークエンジェルを用意するよ」

リン子「ありがとう、セイ」

232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:17:56.59 ID:j5HpwqOf0
再び戦場

シャア専用ララァとアムロ専用キャスバルが激突する!

シャア「地球が持たんときが以下略」

アムロ「エゴだよそれは以下略」

リン子「アムロ・レイ、声はちょっと格好良いけど、仕方ないわ

リン子「アーク・エンジェル、てー!」

239: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:19:55.34 ID:j5HpwqOf0
シャア「くらえ、ビームシザース!」

アムロ「なんの!霞の鎧は伊達じゃない!」

シャア「ならば物干し竿!」

アムロ「ああ!鎧が!」

セイ「なんだこの戦場」

249: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:23:56.19 ID:j5HpwqOf0
ナナイ「セイ、状況はどうなっている?」

セイ「うーん、状況は五分五分です」

ナナイ「そうか。ところで、このパーツがラボに落ちていたんだが?」

セイ「これは…ララァの大事なパーツ!」

254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:25:45.53 ID:j5HpwqOf0
戦場

シャア「アムロ、覚悟!」

アムロ「やられる!」

ポロッ

シャア「あ」

アムロ「あ」

セイ「あああああああ」

257: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:29:23.99 ID:j5HpwqOf0
セイ「なんだかんだあって、大佐はアムロに負けた」ユービローントゥミー


おわり

266: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:32:22.79 ID:j5HpwqOf0
おまけ

シャア「ララァ…ララァ…私のララァがあああ!!!

シャア「はっ!?」

シャア「夢か…」

ナナイ「大佐…?」ゴゴゴゴゴゴ

シャア「あ、いや、違うんだナナイ!これはだな」

ナナイ「俗物がああああ!!!」

シャア「ぎゃあああ!!」

273: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 22:36:28.22 ID:j5HpwqOf0
おまけ2

リン子「少年は好奇心に急かされ、その小説を手に取る」

リン子「少年はただ、グフカスタムの勇士が見たいだけだったのだ」

リン子「しかし少年は、そこで連邦軍の真実を知ることとなる」

リン子「果たして少年は、何を思うのか」

リン子「次回ガンダムビルドファイターズ第10話『08小隊、小説版』」

リン子「さぁ~て次回も、サービス、サービスゥ!」


おわり