前回 もしもジョジョキャラがモバマスのアイドルのPだったら

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/10(土) 22:38:05.45 ID:GVrqvXri0
菜々「あなたがナナのプロデューサーさんですか.....?」

花京院「ええ、そうです。僕の名前は花京院典明です。」

菜々(わたしよりも年下ですよね.....?)

花京院「僕はまだ17歳ですが、あなたをプロデュースすることにかけては全力をかけるつもりですので、ご心配なく。」

菜々「えっ!?17歳!?菜々よりも10歳わか.....」

花京院「どうかしましたか?」

菜々「いいえ、なんでもありませーんっ!」

菜々「あ、ナナも17歳ですから敬語なんて使わなくてもいいんですよ~。」

花京院「僕と同い年だったんですか!雰囲気がとても落ち着いていらっしゃるので、てっきり20歳を越えているものだと.....」

菜々(ギクッ!)

菜々「そ、そんなわけないじゃないですか~!ナナはれっきとした、ピチピチの17歳ですよ~!」

菜々(かなり勘の鋭い子ですね.....危ない危ない.....)

花京院「何はともあれ、これからよろしくお願いしますね。」

菜々「あ、こちらこそよろしくお願いします~!」

引用元: もしもジョジョキャラがモバマスのアイドルのPだったらその2 



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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/10(土) 22:42:29.48 ID:GVrqvXri0
ーー翌日ーー

花京院「今日はレッスンです。レッスン場にトレーナーさんがいるので、トレーナーさんの指示を受けてください。」

菜々「はい、分かりました!」

ーーレッスン場ーー

トレーナー「君が菜々さんだな?早速レッスンを始めたいところだが.....まずは走りこみからだッ!」

菜々「えっ.....!」

菜々(走りこみなんて、大丈夫でしょうか.....?腰も心配ですし.....)

トレーナー「どうかしたか?何か問題でも?」

菜々「い、いえ、そういうわけじゃないんですけど.....」

菜々「ナナには走りこみは少しキツいかな~って.....」

トレーナー「甘えたこといわずにさっさと行ってこい!このド低脳がーーッ!」

菜々(こ、怖いトレーナーさんですね.....)

ドアガチャ

花京院「失礼します。菜々さんのプロデューサーの花京院です。」

花京院「菜々さんのレッスンの内容をお伺いしてもよろしいでしょうか?」

トレーナー「走りこみなのだが、菜々が嫌みたいでな.....」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/10(土) 22:44:30.03 ID:GVrqvXri0
花京院「やはり走りこみか.....いつ出発する?」

花京院「わたしも同行する。」

承太郎「花京院。」

菜々「え、今の誰ですか!?」

トレーナー「そうだな、初回ということもあるし、同行するのは私じゃなくてプロデューサーでもいいかもな。」

トレーナー「よし、菜々、プロデューサーと行ってこいッ!」

菜々「はぁ~い.....」

花京院「ご心配なく。僕がついています。」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/10(土) 22:46:32.06 ID:GVrqvXri0
ーー2時間後ーー

菜々「は~、やっと終わりましたぁ~.....」

花京院「菜々さん、お疲れ様でした。シャワーを浴びて、汗を流すことにしましょう。」

菜々「そうですね~。」

菜々「それじゃあ、シャワールームに.....うッ!」

花京院「だ、大丈夫ですか!?菜々さん!」

菜々「す、すみません.....腰痛めちゃいました.....」

花京院「それはいけませんね。腰に少しショックを与えたら治るかもしれません。少し僕に背中を向けていてください。」

菜々「え、えぇ.....分かりました.....」

花京院(ハイエロファントグリーンッ!)

ーーハイエロファントグリーン登場ーー

花京院(菜々さんの腰に向けてーー)

花京院「エメラルドスプラッシュッ!」

菜々「え、今なんてーー」

菜々「キャハッ☆!?」ドゴォ

菜々「腰の痛みが無くなっているーー?」

花京院「やや荒療治でしたが、うまくいってよかったです。念のため、湿布を貼っておいてくださいね。」

菜々「は、はい!ありがとうございますっ!」

花京院「では、僕はこれから営業に行ってきますので、菜々さんはゆっくり休んでいてください。」

菜々「あ、はい、お仕事頑張ってくださいね!」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/10(土) 22:48:56.19 ID:GVrqvXri0
ーー数日後ーー

花京院「分かりました、菜々さんは『ウサミン星からの使者』という設定で売り出したいのですね.....」

菜々「せ、設定じゃなくて、ナナはホントに『ウサミン星』出身なんですよ~!」

花京院「..........」

花京院(『ウサミン星とか言っていますが.....ウサミン星なんてありませんよ.....ファンタジーやメルヘンじゃないんですから.....』と危うく言いそうになってしまった.....危ない危ない.....)

花京院(大切なのは真実ではなく、菜々さんの気持ちなのだ.....)

花京院「ええ、すみませんでした。菜々さんの言うことを疑ってしまい。」

菜々「ウサミン星を信じてくれるんですね!ありがとうございます!」

花京院「あなたのプロデューサーさんですからね。」ニコッ

菜々(これまで誰かに『ウサミン星』のことを話しても、鼻で笑われるだけだったのに.....)

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/10(土) 22:50:42.02 ID:GVrqvXri0
ーーさらに数週間後ーー

花京院「や、やりましたよッ!菜々さん!CDデビューが決まりました!」

菜々「ホントですか!?プロデューサーさん!」

花京院「ええ、曲名は『メルヘンデビュー』というものです。菜々さんらしい歌詞になっていますよ。」

菜々「ナナもついにCDデビューなんですね.....ここまでくるのに、10年かかりま.....」

花京院「ん?何か言いましたか?菜々さん?」

菜々「はっ!な、なんでもありませんよ!ナナは17歳ですからねっ!」

花京院「そうですか?何もなければ、これから打ち合わせをしたいのですが.....」

菜々「ええ、はやく打ち合わせしましょう、プロデューサーさん!」

花京院「分かりました。実は、菜々さんには、CDデビューにあたって、○△ショップで宣伝することになったんですがーー」

菜々「フムフムーー」

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/10(土) 22:52:11.54 ID:GVrqvXri0
ーー数ヶ月後ーー

花京院「これが菜々さんにとってのはじめてのソロライブですね.....」

菜々「ええ、初めてのソロライブですけど、ファンの皆さんにウサミンパワーを振りまいてきますね!」

ファン達「ウーサミン!ウーサミン!」

花京院「始まる前からあんなに歓声がありますね.....これも菜々さんの努力の賜物ですよ。」

菜々「いいえ、プロデューサーさんのおかげですよ!」

花京院「フフ.....あ、もう時間になりますね。それではいってらっしゃいませ。」

菜々「はい!じゃあ、いってきますね!」

菜々「おまたせしました~!ナナでーっす!

花京院「頑張ってくださいね、菜々さん.....」

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/10(土) 22:54:00.44 ID:GVrqvXri0
ーーライブ終了ーー

花京院「本当にお疲れ様でした.....完璧でしたよ.....」

菜々「プロデューサーさん、本当にありがとうございます!」

菜々「ウサミン星なんて言っている痛いナナがここまでこれるなんて.....」

花京院「いえいえ、先ほども言いましたが、菜々さんが努力したからです。」

菜々「.....」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/10(土) 22:54:56.12 ID:GVrqvXri0





菜々「プロデューサーさんはナナの本当の姿を知っても好きでいてくれますか?」




12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/10(土) 22:55:38.77 ID:GVrqvXri0
花京院「.....本当の姿ですか?」

菜々「はい、実は、ナナ.....」

菜々「本当の年齢は27歳なんです.....」

花京院「.....」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/10(土) 22:56:22.82 ID:GVrqvXri0





花京院「知っていましたよ。




14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/10(土) 22:57:29.42 ID:GVrqvXri0
菜々「えっ!?もしかして、ナナ、独り言でバラしちゃっていましたか!?」

花京院「それもありますがーー」

花京院「僕は年上の人しか好きにならないんです。」

菜々「えっ、それってーー」

花京院「こんなことをいうのもなんですが恋をするとしたらーー『守ってあげたいと思う.....元気なあたたかな笑顔が見たいと思う』そんな女性がいいんです。」

花京院「それはあなたなんです、菜々さん。」

花京院「すみません、プロデューサー失格ですね。しかし、菜々さんがトップアイドルになるまではーー」

花京院「この僕がプロデュースします。」

菜々「え、えーと、いきなりでナナの頭は少し混乱しているんですけどーー」

菜々「ナナも、プロデューサーさんーー、いいえ、花京院くんが大好きです!」

菜々「でも、ナナの夢が叶うまでは、と思って我慢していたんです。」

菜々「だから、今は、これで我慢です!」

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/10(土) 22:58:38.97 ID:GVrqvXri0
チュッ

菜々「えへへ、これからもよろしくお願いしますね、プロデューサーさん!」

花京院「菜々さん、あなたのプロデューサーになることができて僕は本当に嬉しいですよ.....」

花京院「これからも『二人三脚』で頑張っていきましょう!」

菜々「はい!ナナが『トップアイドル』になるまで、ですね!」

おわり

To be continued .....?

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/10(土) 23:02:56.40 ID:GVrqvXri0
おまけ

幸子「ほら、プロデューサーさん!あーん、ですよ!」

ディアボロ「悪いな.....」モグモグ

幸子「どうです!美味しいでしょう!このカワイイボクがあーんしてあげたんですからね!」

ディアボロ「ああ、うまかったぞ.....」

ディアボロ「しかし、うまかったのはお前が『あーん』をしてくれたからではないな.....」

幸子「な、なんですって!ボクのあーんが嬉しくなかったんですか!」

ディアボロ「いや、違う.....」

ディアボロ「お前が天使のような笑顔だったからだ.....」

幸子「プ、プロデューサーさん、いくらボクがカワイイからってからかうのはやめてくださいよ.....」カオマッカ

今度こそ本当に終わりです