1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 17:53:25.10 ID:khhxmUdk0
小岩井「初詣は初めてだったっけ?」

よつば「はつもうでってあれか!?おまつりか!?」

小岩井「まぁ、お祭りだな」

よつば「すごいなー!ひとがいっぱいだぞ!」

小岩井「そうだな。だからくれぐれも離れないようにしろよ」

小岩井「……あーれー?よつばどこだー?」

引用元: よつば「しんねんだぞ!」モバP「誰だこいつは」 



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2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 17:56:13.29 ID:khhxmUdk0
よつば「わー……りんごあめだー……」

よつば「……りんごあめってなんだ?」

よつば「なーなーおっちゃん」

P「……ん?俺か?」

よつば「りんごあめってなんだ?」

P「まぁ……りんごの外にあめが塗ってあって固めてあるやつ、かな?」

よつば「すごい!とーちゃん!これかっ……」

よつば「……あれ?とーちゃん?」

P「もしかして……迷子か?」

よつば「ちがうよ!とーちゃんが迷子なんだよ!」

P「えー……?」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 17:58:09.84 ID:khhxmUdk0
菜々「お待たせしましたプロデューサーさん!」

菜々「……誰ですか?この子」

P「迷子だ。参ったな、迷子センターみたいなのってなかったか」

菜々「たぶんないかと……」

P「そうか……」

よつば「げんきないな!がんばれ!」

P「……うん。頑張る」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:00:53.97 ID:khhxmUdk0
P「えーっと……迷子になったら渡せって言われてるものとかないか?」

よつば「えーっと……あれ?」

P「ないかー……」

よつば「ないんじゃないよ!ちょっとだけない!」

菜々「ちょっとだけ……?」

よつば「うん……ちょっとだけない……」

P「えーっと……君、名前は?」

よつば「よつばだよ!こいわいよつば!」

P「よつばちゃんか」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:03:06.61 ID:khhxmUdk0
P「どうする?一緒にお父さん探すか?」

よつば「……うん」

菜々「お姉さんも一緒に探してあげるから!ね?」

よつば「………うん」

P「元気だせ、りんごあめ買ってあげるから」

よつば「ほんとか!?」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:08:00.84 ID:khhxmUdk0
ジャンボ「参ったな……どこだー……?」

よつば「あ!ジャンボだ!」
P「じゃ、ジャンボ?」
菜々「……もしかして、あれ?」

ジャンボ「おお!よつば!」

P「よつばちゃんの、お父さん?」

菜々「デカッ!」

ジャンボ「あ、一緒に探してくれたんですか!?すいません!」

菜々「あ、い、いやそんな…」

ジャンボ「うわっ!美少女だ!」

菜々「プロデューサーさん!美“少女”って!少女って!」

P「うるせぇ!」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:12:55.87 ID:khhxmUdk0
ジャンボ「あー……コイ、よつば見つかった。うん。大丈夫だ」ヒ゜ッ

ジャンボ「いや、すいません!いつもどっか行っちゃって!」

菜々「全然大丈夫ですよ!」

ジャンボ「後日お礼をしたいのでよろしければ住所とか電話番号とか好みの男のタイプとか聞きたいんですけど!」ス゛イッ

P「なんか一個関係ねぇ」

菜々「えっと、やっぱり守ってくれてー……」

P「なに答えてんだ菜々さん」

P「あ、私はこういう者でして……」

ジャンボ「あ、ご丁寧にどうも……え!?CGプロの!?」

P「まぁそうです……」

ジャンボ「サインください」

P「いや、今プライベートで……え?俺ですか?」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:16:51.53 ID:khhxmUdk0
菜々「プロデューサーさん、そろそろ……」

P「ああ、そうだな。じゃ、私共はこれで」

ジャンボ「はい!お元気で!」

ジャンボ「……ヤバい!緊張しちまった!大丈夫か俺!?」

よつば「だいじょうぶ!ジャンボはジャンボ!」

ジャンボ「なら大丈夫だ!」

よつば「いまのだれだ?サインもらったのか?ゆうめいじんか?」

ジャンボ「バカ野郎!ちょー有名人だよ!」

よつば「おおー!ちょーゆうめいじんかー!」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:19:36.92 ID:khhxmUdk0


小岩井「そっかー。探してくれたか。やっぱジャンボ連れてって良かったな」

よつば「よかった!りんごあめくれた!」

小岩井「マジか。図々しいなお前は……」

よつば「うん!……うん?ずーずーしいってなんだ?」

小岩井「自分で調べろ!」

よつば「むりいうな!」

小岩井「ええー!?」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:22:30.35 ID:khhxmUdk0
小岩井「重大はっぴょぉぉぉーーーー!!」

よつば「おー!じゅうだいはっぴょうだ!」サッ

小岩井「これから、そのおっちゃん達にお礼に行きます」

よつば「おれいな!いかないとな!」

小岩井「よーし!準備しろよつば!」

よつば「はーい!」

小岩井「よつば!ジャンボに電話して車出してもらえ!見たら結構遠かった!」

よつば「わかった!!」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:27:08.61 ID:khhxmUdk0
ジャンボ「来たぞコイ!」

小岩井「お前早いなもう!ちよっと待ってろ!」

風香「……あ、小岩井さん。こんちにわー。どっか行くんですか?」

小岩井「ちょっとアイドルプロダクションまで」

よつば「おれいな!」

風香「へー……え?それって、どこのですか?」

ジャンボ「CGプロ」

風香「えええええ!?ファンのアイドルいるんですよ!連れてってください!」

ジャンボ「どうする?」

よつば「おー!ふーかもおれいいくかー?」

小岩井「一人増えたぐらいいいだろ。連れてってやろうぜ」

よつば「しゅっぱーつ!」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:30:07.36 ID:khhxmUdk0
よつば「そんでな!おっちゃんがきてな!りんごあめかってくれた!」

風香「へー。いい人で良かったね」

よつば「よかった!」

小岩井「それもちゃんとお礼言わないと……」

ジャンボ「大丈夫だ。荷台に花積んできた」

小岩井「ナイスジャンボ!」

よつば「おー!ナイスジャンボ!あははははは!!」

風香「気が利きますね」

ジャンボ「ハッハッハ!そうかそうか!」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:33:48.19 ID:khhxmUdk0
事務所

P「そろそろ来るな…」

幸子「誰がですか?」

菜々「ほら、昨日言ったあのでっかい人」

幸子「ああ、迷子の親ですね」

P「やたら押しが強かったなあの人」
ヒ゜ンホ゜ーン

P「お、来た」

幸子「ちょっと楽しみです」

カ゛チャッ
小岩井「あ、どうもー……よつばの親です」

P「あ、どうもどうも……」

幸子「なんだ、普通に…」

ジャンボ「どうも来ましたー」

幸子「デカッ!」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:37:37.75 ID:khhxmUdk0
菜々「どうもどうもー!美少女のナナでーす!」

ジャンボ「こ、この前はありがとうございました!握手してください!」

小岩井「関係ねぇじゃねぇかこの野郎!」

菜々「握手ですね!はい!」ニキ゛ニキ゛

小岩井「それでいいのか」

風香「わー!安倍菜々さんだー!ファンなんですー!」

P「この方は?」

小岩井「お隣さんです」

P「はい?」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:40:22.98 ID:khhxmUdk0
幸子「ちょ、ちょっと無視しないでくださいよ!」

ジャンボ「あれ?……あ、下か」

幸子「そんなにちっちゃくないですよ!」

P「ちっちゃいじゃん」

菜々「ですね」

幸子「ちっちゃくないですよ!」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:43:15.60 ID:khhxmUdk0
小岩井「あ、すいません。お礼が遅れました。これ、お花です」

P「すいませんどうもどうも……ご立派ですね」

ジャンボ「ありがとうございます!」

P「?」

菜々「あれ?よつばちゃんは?」

小岩井「……あれ?」

風香「そ、そういえば静かだと思った……」

菜々「また迷子ですか?」

幸子「ドアは開いてないですし、事務所の中にいますよ」

小岩井「……すいません、探してください」

P「……はい……」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:45:38.47 ID:khhxmUdk0
杏「Zzz……」

よつば「お?ねてる」

よつば「しごとないのか?だいじょうぶか?」

杏「……あ?誰?杏は寝たいから寝てるんだよー」

よつば「そうなのか!じゃあよつばもねる!」

杏「えー……ていうか誰だよ」

よつば「よつば!こいわいよつば!」

杏「……ああそう。ほら入りな」

よつば「うん!」モソ゛モソ゛

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:48:37.19 ID:khhxmUdk0
風香「あのー……居ました」

小岩井「マジか!」
P「よかったですね」
菜々「迷子札とか持たせたほうがいいですよ」
幸子「どこにいたんですか?」

風香「しーっ……」

P「……?」ソローッ

杏「Zzz……」
よつば「Zzz…」

P「……シーッ」

小岩井「?」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:51:12.44 ID:khhxmUdk0
菜々「わー……かわいいですね」

幸子「これは……ボクとはまた違った可愛さです」

風香「しかもあの双葉杏ちゃんとお昼寝なんて贅沢すぎるよよつばちゃん……」

P「……起こさないほうがいいですね。まず杏が怒ります」

小岩井「……すいません、居座ってしまって」

P「大丈夫ですって」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:53:42.10 ID:khhxmUdk0
ジャンボ「菜々ちゃんは年いくつなんですか?」

菜々「ナ、ナナは17歳ですっ☆キャハッ☆」

P「……かーちゃんのためなら」

菜々「えーんやこらやっとォ!」

ジャンボ「……ん?」

P「……」ニヤニヤ

菜々「あ、あの……うう……」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 18:56:52.96 ID:khhxmUdk0
風香「輿水さんはまだ中学生なのにすごいしっかりしてますよねー……」

幸子「当然ですよ!ボクはカワイイので!」

風香「わー!生でそのセリフ聞いたー!自慢出来ますよー!」

幸子「ふふん!人生の自慢にしてもいいんですよ?ボクはカワイイので!」

風香「握手してください!」

幸子「いいですよ!」

風香「わー!やったー!」

P「それでいいんですか」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 19:01:05.46 ID:khhxmUdk0
杏「んー……」

よつば「ふぁぁ……」

小岩井「こらよつば!人の事務所で寝たらダメだろ!」

よつば「……あー?うん。わかった!」

小岩井「本当にわかってんのかお前……?」


P「こら杏!お前また隠れて昼寝しやがって!この後仕事あんだぞ!」

杏「あー……そうだったっけ。うんうんわかったわかった大丈夫だって」

P「お前本当にわかってんだろうな……」

菜々「苦労しますね」
幸子「大変でしょう」
風香「いえ、お互い様です」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 19:05:20.56 ID:khhxmUdk0
小岩井「じゃ、これで俺達は失礼します。長々とすいません」

P「いえいえ、お花ありがとうございます。またいらしてください」

よつば「うん!またいらすぞ!」
ジャンボ「マジですか!来ていいんですか!」

小岩井「食いついてんじゃねぇぞよつば!あと大人!」

風香「私はもういっぱいいっぱいで……」

小岩井「風香ちゃんミーハーだったんだね」

風香「ううぅ……」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 19:07:25.62 ID:khhxmUdk0
P「ほら、お前らもなんか言え」

幸子「ボクと知り合いになれたことを光栄に思うといいですよ!」

菜々「あの歌は忘れてください……なんでもないんで……」

杏「もう昼寝邪魔しないでよ」

P「そろいも揃って最低か!」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 19:10:36.75 ID:khhxmUdk0


よつば「きょうはたのしかったな!」

小岩井「そうかそうか。楽しかったか。こっちは寿命削られる思いだったよ」

よつば「なにをけずるんだ?」

小岩井「命」

よつば「いのちか!?いのちけずるか!?」

小岩井「そうだ」

よつば「……ご、ごめんなさい……」

小岩井「よし偉いぞよつば」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 19:15:43.39 ID:khhxmUdk0
事務所

幸子「不思議な子ですね、よつばちゃん」

菜々「でもいい子ですよ」

P「……まぁ杏が一緒の床に入れるってことは悪い子ではないよな」

杏「……ふん」

P「面白い子だったしスカウトしようかな」

幸子「それは疲れると思います」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 19:23:17.40 ID:khhxmUdk0
公園

よつば「ブランコってたのしいよな!な!」

恵那「そこまで楽しめるのはよつばちゃんだけだと思うよ……」

よつば「あははははは!!」フ゛ーンフ゛ーン
千佳「あはははははは!!」フ゛ーンフ゛ーン

恵那「!?」

よつば「………」シ゛ッ

千佳「…………」シ゛ッ

よつば「……よつばだよ」

千佳「……千佳」

よつば「次なにする!?」

千佳「シーソー!シーソーしよう!」

よつば「あははははは!」
千佳「あははははは!」

恵那「………ちょっと待ってー!」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 19:26:06.06 ID:khhxmUdk0
よつば「ちかはすごいな!ブランコじょうずな!」

千佳「よつばちゃんもね!」

恵那「も、もしかしてアイドルの千佳ちゃん……?」

千佳「うん!そうだよ!知ってもらって嬉しいよー!」

よつば「なんだー?ゆうめいじんか?」

千佳「そうだよ!」

よつば「ゆうめいじんか!サインください!」

恵那「唐突すぎだよよつばちゃん!」

千佳「いいよ!」

恵那「えーっ!?」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 19:27:15.29 ID:khhxmUdk0
すまんメシ行ってくる。まだあったら書く

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 19:43:20.84 ID:khhxmUdk0
ごめんただいま

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 19:44:56.30 ID:khhxmUdk0
千佳「これでいい?」

よつば「うん!」

恵那「あ、あの!良かったら、私にも……」

千佳「いいよいいよー!」

恵那「あ、ありがとうございますっ!」

よつば「えなにはなー、おでこにサインあげて」

恵那「なんで!?」

千佳「いいよ!」

恵那「なにィ!?」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 19:47:26.14 ID:khhxmUdk0
風香「あ、おかえりー。……どうしたのそれ」

恵那「……アイドルの千佳ちゃんにサインもらった」

風香「……なんでおでこ?」

恵那「よつばちゃんがなんでかおでこに書けって」

風香「わけわかんないな……」

恵那「素直に喜べないし……」

風香「あ、落ちてきてるよ」

恵那「これ水性だったし!」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 19:50:28.28 ID:khhxmUdk0
花屋

ジャンボ「あー腰がいてぇ…」

よつば「ジャンボー!あそびにきた!」

ジャンボ「おお、よつば。どうした」

よつば「あそびにきた!」

ジャンボ「そうか。ゆっくりしてけ」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 19:53:32.39 ID:khhxmUdk0
楓「すいませーん……」

ジャンボ「いらっしゃい」

楓「あ、あのお祝いの花を……デカッ!」

ジャンボ「がおー」

楓「うわっ!」

ジャンボ「大丈夫ですか!?」

よつば「だいじょうぶか!?ジャンボはこわくないぞ!」

楓「あ、ご、ごめんなさい……取り乱して……」

ジャンボ「す、すいませんでした……」

楓「……あれ?あなた、よつばちゃん?」

よつば「そうだよ!」

楓「あら、うふふ、やっぱり」

よつば「?」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 19:57:35.04 ID:khhxmUdk0
楓「いえ、でっかい人とおかしな子がいたら、その子はよつばちゃんだって教えられてね」

よつば「おお!すごいな!よつばゆうめいじんか!?」

楓「有名人よ」

よつば「やったー!すごいぞジャンボ!ゆうめいじんだ!サインやろうか?」

楓「ありがとう」

よつば「あははは!」

ジャンボ「すごい美女だ……」

楓「あら、ありがとうございます。高垣楓です」

ジャンボ「あ、あのアイドルの!?」

楓「はい!」

ジャンボ「未確認飛行物体発見!」

よつば「ジャンボ!おちつけ!」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:01:50.73 ID:khhxmUdk0
菜々「楓さーん、いつまで選んでるんですかぁ」

ジャンボ「あ、菜々ちゃん!」

よつば「ななだー!」

菜々「あ!よつばちゃんとジャンボさん!?お花屋さんだったんですか!?」

ジャンボ「ええまぁ!そうです!!」

菜々「すごいですねー!あ、あの時のお花も?」

ジャンボ「うちの花です!!」

楓「あのお花、ここのだったんですか?ありがとうございます」

ジャンボ「やっぱり持っていって正解でした!!あははは!!」

よつば「……?あはははははは!」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:06:15.72 ID:khhxmUdk0
やんだ「うぃーっす。小岩井さんここに来てます?」

よつば「あ!やんだ!かえれ!とーちゃんはかいものだ!」

やんだ「お、よつば。いたのか」

ジャンボ「ひかえおろう下郎が!!」

やんだ「なんすかいきなり……あ、アイドルの高垣楓と安倍菜々?」

楓「はい」
菜々「そうですよー!」

やんだ「どういうことなんすか?」

ジャンボ「俺の友達だ」

やんだ「マジすか!」

楓「え、ええ……?」
菜々「友達ですよ!」

よつば「よつばゆうめいじんだからゆうめいじんとともだちなんだぞ!やんだ!どげざだ!」

やんだ「はい!」

菜々「なんで土下座するんですか!?」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:10:35.42 ID:khhxmUdk0
菜々「……あ、本題忘れてた。プロデューサーさんの誕生日なんでお祝いの花が欲しいんですけど……」

ジャンボ「そうですか、だったらこっちの花がおすすめですよ」

よつば「なな!こんかいはよつばがかってやる!」

菜々「あ、ありがとー。でもナナ達は自分で買うから……」

よつば「はい!10えん!」

菜々「所持金10円!?絶対ダメでしょ!」

ジャンボ「うーん負けた!なんでも好きなの持っていけ!」

楓「ヤ、ヤケになってませんか!?大丈夫ですか!?」

ジャンボ「俺はいたって正常です!よつば!なんでも持って来てやれ!」

やんだ「じゃあ俺も手伝います!」

よつば「やんだはどげざしたまま!」

やんだ「何だとぅ!?」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:14:11.19 ID:khhxmUdk0
ジャンボ父「……おーい、処分する予定だった花、片付いてんだけど、どこやった?」

ジャンボ「10円で全部売ってやった」

ジャンボ父「そうか。10円でも儲けが出たならいいか」


よつば「はい!これあげる!」

菜々「すいません、多くなっちゃって……」

楓「大丈夫ですか……?」

P「………うん……とりあえず植木鉢用意しようか……」

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:20:57.98 ID:khhxmUdk0
別の日 公園

よつば「なんだここは!?」

小岩井「まぁ……そうだな。犬の公園だ」

よつば「すごいな!」

小岩井「……あれ?こういうスペースって公園って言っていいのかな?」

よつば「あはははは!なんだおまえ!いぬのかっこうだぞ!」

仁奈「これはオオカミなのでごぜーますよ」

小岩井「こらー!何だお前って言うなー!」

よつば「よつばにも貸して!貸して!」

仁奈「好きなのもってくといいですよ?」

小岩井「何で貸してあげるんだよ!?ごめんね、急に……」

仁奈「いいのでごぜーます。一緒に着てくれる人を探していたのですよ」

小岩井(よつばと同じ匂いがする……)

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:24:04.34 ID:khhxmUdk0
よつば「あー!ひつじだー!」

仁奈「なかなかお目が高いのでごぜーますな」

よつば「きていい!?きていい!?」

仁奈「もちろんですよ」

よつば「うんしょ、うんしょ…」

仁奈「おー……」

よつば「おー!」

仁奈「おー!」

よつば「おー!」

小岩井「なんだお前ら」

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:26:41.04 ID:khhxmUdk0
よつば「たのしいぞ!とーちゃんもきろ!」

小岩井「嫌だよ。俺が着ても恥ずかしいだろ」

よつば「じゃあパンツマンやって!パンツマン!」

小岩井「ダメだ!あれは家の中だけ!」

仁奈「じゃあ家に行ったら見れるのです?」

小岩井「え?」

仁奈「仁奈も見たいのです」キラキラ

よつば「………」キラキラ

仁奈「…………」キラキラ

小岩井「……いや、ダメだよ?」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:29:57.24 ID:khhxmUdk0
小岩井「えーっと……仁奈ちゃん?どこから来たの?」

仁奈「……みぎからでごぜーますよ?」

よつば「おー!よつばはなー!ひだりにいってなー!ひだりにいって……ちょっとみぎ!」

小岩井「………わかった。迷子か」

仁奈「……そうとも言うです」

よつば「まいごかー!しょうがないな!よつばのうちにこい!」

小岩井「そうだな……探してそうな人もいないし」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:35:51.74 ID:khhxmUdk0
よつば「ここがよつばのうちだ!」

仁奈「おー!立派でこぜーます!」

小岩井「そんなにかな……」


みうら「おー、よっすよつば」

よつば「あ!みうら!」

よつば「にな!みうらだ!」

仁奈「よろしくおねがいしやがるのです。仁奈なのです」

みうら「うん……あれ!?アイドルの仁奈ちゃん!?」

仁奈「仁奈のこと知ってるですか!」

よつば「あいどるってあれか?ななとおなじか?」

仁奈「おー、菜々は友達でごぜーますよ」

よつば「よつばもだぞ!」

小岩井「ええ!?アイドルなの?どこの?」

仁奈「CGプロでごぜーますよ」

小岩井「……わかった。家の中一旦入れ」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:37:48.45 ID:khhxmUdk0
よつば「さぁ入れ!」

仁奈「わーい、パンツマンが見れるのでごぜーますよ」

みうら「……パンツマン!?」

小岩井「見る?」

みうら「見ねーよ!」

よつば「みうらも入れ!」

みうら「えー……じゃあお邪魔します」

仁奈「お邪魔するのでごぜーます」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:42:25.87 ID:khhxmUdk0
よつば「とーちゃん!きゃくだ!おちゃ!」

小岩井「わかってるよ」

よつば「ゆっくりしていけ!おまかいですが!」

仁奈「おー、おまかい」

みうら「意味わかんのか……?」

小岩井「と見せかけてパンツマーン!」ハ゛ーン

よつば「パンツマンだー!」

仁奈「これがパンツマンでごぜーますか!」

よつば「がおー!」

小岩井「がおー!」

仁奈「がおー!」

みうら「なんだこれは」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:45:07.06 ID:khhxmUdk0
数時間後

P「すいません!こちらに仁奈がお邪魔しているようで……!」

小岩井「いやいや、大丈夫ですよ。よつばも遊んでもらってましたから」

P「それで、仁奈はどこに……?」

小岩井「………シーッ」

P「……?」チラッ

よつば「Zzz……」
仁奈「Zzz……」
みうら「Zzz…」

P「……お世話になりました」

小岩井「とんでもない」

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:51:23.02 ID:khhxmUdk0
仁奈「うーん……かえるですか?」

P「当たり前だ。じゃあすいません。これで」

よつば「またこいよ!」

仁奈「またパンツマン見せてくれるですか!?」

小岩井「シーッ」

P「……??」フ゛ーン

みうら「良かったな。通報されなくて」

小岩井「良かった」

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:54:53.50 ID:khhxmUdk0
ぬいぐるみ屋

風香「どれがいい?」

よつば「えっとねー……えっとねー……」

幸子「………」スーッ

よつば「ふーか!よつばこれを……」クルッ

幸子「わっ!」

よつば「ギャーー!!」

風香「うわぁぁぁぁぁ!!」

幸子「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 20:58:18.86 ID:khhxmUdk0
幸子「びっくりさせないでくださいよ!なんで風香さんまで驚いてるんですか!」

風香「こ、輿水さん!?名前覚えててくれたんですね!」

幸子「当然ですよ!ファンは大切にします!」

よつば「びっくりさせるな!さちこさいあくだな!」

幸子「さ、最悪……」

風香「き、気にしないでください……こういう子ですから……」

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:03:14.94 ID:khhxmUdk0
幸子「なにをしてたんですか?」

風香「よつばちゃんの新しいぬいぐるみを買いに……」

幸子「そうだったんですか。それだったらボクも付き合いますよ!」

風香「ええ!?いいんですか!?」

幸子「もともと今日オフだったので、プロデューサーさんと買い物に来ているんです!」

風香「ん?プロデューサーさんは?」

幸子「あっちです」

P「おーい……幸子待ってくれー……」セ゛ェセ゛ェ

風香「なんかありえないぐらい荷物持ってるんですけど」
幸子「いつものことです」

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:05:44.76 ID:khhxmUdk0
よつば「ふーか!よそみしてないでいっしょにえらべ!」

風香「あ、う、うん!ごめんね!」

幸子「せっかくですし、ボクも一つもらいましょうか」

P「ま、まだ買うのかー…?」

幸子「買いますけど?」

P「はぁ……」

幸子「ふふっ、そんなに幸せそうにため息をつかないでください!」

P「ああ?」

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:09:22.61 ID:khhxmUdk0
よつば「えーっとなー……こいつはダメそうなかおしてる!ダメだ!」

風香「ど、どこに基準になってるの?」

よつば「えっとな、これはな、めがダメ」

風香「ボタンは嫌なの?」

よつば「しんでる」

風香「死んでる!?」

P「あー……これは死んでる」

幸子「死んでますね」

風香「わかるんですか!?」

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:14:26.35 ID:khhxmUdk0
幸子「……あ、これ可愛いですね。ペアになってるんですよ」

P「あ、ほんとだ。セットになるんだ」

幸子「……一緒に買いましょう!これにしました!」

P「えー……なんで?」

P「ん?これなんかポップが…」

幸子「あーあーあー!早く会計行きましょう!」タッタッタッ

P「なんだよ!」タッタッタッ


よつば「これなんだ?」
風香「片思いの人に持たせると両思いになれるペアテディベア、だね。欲しいなぁこれ……」

よつば「ふーかは失恋したからな!」

風香「………」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:18:20.58 ID:khhxmUdk0
よつば「これにする!めがしんでない!」

風香「みんな死んでないよ」

幸子「風香さん、ボクらはもう行きます。また会いましょう!」

P「ご迷惑おかけしました!」

幸子「プロデューサーさん!遅いですよ!」

P「おめーが早いんだよ!」


風香「……いいなぁ。あんな風になれるパートナーって」

よつば「ふーかうらやましいか?」

風香「………うん」

よつば「しつれんしたからな!むりだな!」

風香「……」

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:25:01.41 ID:khhxmUdk0
公園

杏「………」ホ゛ー

よつば「あんずまたしごとないのか?」

杏「……よつばちゃん?なんでここにいんの?」

よつば「あそんでる!」

杏「そっか。杏はねー、だらだらしたいからここにいるの」

よつば「なんでだらだらしたいの?」

杏「楽しいから」

よつば「そっかー……たのしいのかー……」

よつば「よつばもだらだらします!」

杏「よーしよーし、いい子だ」

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:27:09.81 ID:khhxmUdk0
>>113
ごめん忘れてた

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:30:20.52 ID:khhxmUdk0
よつば「……………」

杏「………」

よつば「あんず」

杏「どうしたの?」

よつば「つまらないです」

杏「……そっかー。まぁ合わない人もいるからなぁ」

よつば「よつばはあわないのか」

杏「うん。遊んだほうがいいよ」

よつば「あんず、あそぼう」

杏「杏はいいよ。だらだらしたい」

よつば「でも、あそんだらたのしいから」

杏「……はいはい。なにして遊ぶ?」

よつば「セミ!」

杏「……セミ?」

119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:33:58.11 ID:khhxmUdk0
P「おーい!あんずー!どこだー!」

小岩井「あ、プロデューサーさん。どうしたんですか?」

P「こ、小岩井さん。杏を探しているんですが」

小岩井「ああ、あの子ですね。一緒に探しましょうか?」

P「いいんですか?」

小岩井「ええ、俺もよつばを探してたんで」

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:35:13.73 ID:khhxmUdk0
>>118
ジャンボと絡ませようと思ったけどバトルになりそうだからやめた

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:38:19.43 ID:khhxmUdk0
P「うーん……どこにもいない……」

「ジージー」

P「ああもううるさいセミだな……」

P「……今正月だよな……」

P「………」チラッ

よつば「ジージー」

P「変な奴だ!!」

P「いや違う!よつばちゃん!」

よつば「おー!プロデューサー!」

P「どうしたの?なにやってるの?」

よつば「セミ!」

P「……そっか……セミか……」

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:40:46.73 ID:khhxmUdk0
小岩井「どこだー……よつばー……」

「みーんみーん」

小岩井「!!」ハ゛ッ

杏「みーん……みー……ん……つらい……」

小岩井「変な奴だ!!」

小岩井「あれ?杏ちゃん?」

杏「……ああ、この前の人」ス゛ルス゛ル

小岩井「なにやってたのここで……」

杏「よつばちゃんがセミやろうって……」

小岩井「やっぱりあいつか……」

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:45:32.25 ID:khhxmUdk0
杏「ちょうどいいや。プロデューサーのとこまで運んで」

小岩井「いいけど……」

P「……あ!杏!どこにいたんだ!」
よつば「おー!とーちゃんどうしたー!」

小岩井「どうしたじゃないだろ!またクーラーいっぱいにしてブレーカー落ちたぞ!」
杏「セミやってたんだよ」

よつば「…あ、うん!……うん」

小岩井「わかってないだろ」

P「……まさか、あれやってたのか?」

杏「……悪い?」

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:50:25.70 ID:khhxmUdk0
小岩井「すいません!ご迷惑を……」

P「いえいえ、それはこちらもなので……」

小岩井「だってセミですよ?アイドルにやらせていいんですか……?」

P「……でも、一人で電柱の上まで上がってたんですよ?普段なら考えられません。」

P「最近運動不足も目立ってきたし、ありがたいことですよ。」

P「なー!杏なー!」

杏「うるっさいなぁ。疲れたからおぶって」

P「はいはい。ありがとうございました」

小岩井「……なんかよくわからないが感謝された」

よつば「あんず!またな!」

杏「ばいばーい。また遊ぼうね」

よつば「うん!」

P「すいませーん!ほら、仕事遅れるから急ぐぞ!」

杏「はいはーい」
タッタッタッタッ

小岩井「……行っちまった」

129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 21:54:41.38 ID:khhxmUdk0
よつば「あんずいそがしいな!でもだらたらすきなのな!」

小岩井「お前もちょっとは役に立ってんだな」

よつば「よつばえらい?」

小岩井「えらいぞ」

よつば「じゃあもっとあそぶ!」

小岩井「……最近アイドルと遊んでばっかりだな」

よつば「そーだろうか!」

小岩井「そーだろう!」

よつば「そっか!」


よつば「あしたはだれとあそべるかな!」

終わり