2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:25:49.45 ID:hmSjhfJL0
輝子「・・・」

乃々「・・・」

輝子「あの、ボノノちゃん」

乃々「なんですか、輝子さん・・・?」

輝子「ずっと気になってたことがあって・・・」

乃々「気になってたこと、ですか?」

輝子「うん・・・ボノノちゃんって、その・・・」

引用元: 【デレマス】輝子と乃々と匂いの話 



3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:27:04.91 ID:hmSjhfJL0


輝子「匂いフェチ、なのか?」

乃々「」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:27:55.74 ID:hmSjhfJL0
乃々「何でそんな話が・・・むぅーりぃ」

輝子「違うのか・・・?」

乃々「事実無根なんですけど・・・」

輝子「でも、この前のラジオで・・・」
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5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:28:23.84 ID:hmSjhfJL0
乃々「まゆさんは・・・(机の下で一緒に)いると、いい匂いがしますね」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:29:14.13 ID:hmSjhfJL0
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乃々「あれは、言葉の綾と言いますか・・・」

輝子「なんだ・・・まゆさんがいるときは、ずっと匂いを嗅いでるのかと思ってた」

乃々「そんな訳ないんですけど・・・それじゃもりくぼ、ただのへんたい・・・」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:29:51.36 ID:hmSjhfJL0

輝子「まぁ、そっちは結構どうでもよかったんだけどね、フヒ」

乃々「もりくぼにとってはよくないんですけど・・・」

輝子「重要なのはここからなんだ・・・ボノノちゃん」

乃々「はい・・・?」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:30:40.78 ID:hmSjhfJL0

輝子「正直に、答えて欲しいんだけど・・・」

輝子「・・・ほ、本当に、正直に答えてくれていいから」

乃々「わ、わかりました・・・」

乃々(ここまで念押しされるなんて、いったい何を聞かれるんでしょうか・・・)

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:31:18.94 ID:hmSjhfJL0


輝子「私って・・・臭い、か?」


乃々「え」

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:32:33.49 ID:hmSjhfJL0

乃々「言ってる意味がわからないんですけど」

輝子「これも、さっきのラジオの話と関係してるんだけど・・・」

乃々「はい・・・?」

輝子「まゆさんにはいい匂いって言ってたのに、私には何も言わなかった・・・これは、つまり・・・」

乃々「なんですかそれ・・・いくらなんでも考えすぎです・・・」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:33:07.93 ID:hmSjhfJL0

輝子「でも・・・」

乃々「輝子さんは臭くないですし、むしろいい匂いだと思いますけど・・・」

輝子「ほ、本当に・・・?」

乃々「本当です・・・他の皆さんも、きっとそう言うと思いますけど」

輝子「そうか・・・よかった」

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:34:06.69 ID:hmSjhfJL0
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輝子「・・・そもそも、いい匂いとかわかるものなのか・・・?私には、今のボノノちゃんの匂いもよくわからないんだけど・・・」

乃々「いつも匂いがするわけでは・・・たまに、ふわっと香るものなんじゃないでしょうか・・・?」

輝子「うーん・・・ボノノちゃん、一回髪をふぁさーってやってみてくれないか?」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:34:49.83 ID:hmSjhfJL0

乃々「えっ、なんでですか」

輝子「匂いがふわってくるかなって・・・」

乃々「・・・それを聞いた上でやるの、すごく恥ずかしいんですけど・・・」

輝子「一回だけだから・・・」

乃々「あぅ・・・ふ、ふぁさ~」ファサ

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:36:39.44 ID:hmSjhfJL0

輝子「・・・」クンクン

乃々「・・・あぅぅ」カァ

輝子「・・・よくわからなかった、ごめん」

乃々「もりくぼ、やり損じゃないですか・・・むーりぃー・・・」

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:37:37.55 ID:hmSjhfJL0
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輝子(・・・もっと近くじゃないとダメなのか・・・?)スリスリ

乃々「あの、輝子さん・・・?近すぎます・・・くっついちゃうんですけど・・・」

輝子「・・・あ」クンクン

乃々「・・・?」

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:38:32.99 ID:hmSjhfJL0

輝子「これくらい近いと結構匂いがする・・・」クンクン

乃々「か、嗅がないで欲しいんですけど・・・ていうか、匂いを嗅ぐために近づいてきたんですか・・・」

輝子「気になって、つい・・・でも、いい匂いだと思うぞ・・・フヒ」クンクン

乃々「そんなこと言われても・・・はずかしぃ・・・」

乃々(あ、でも・・・確かにこの距離だと、輝子さんの匂いが・・・いい匂い)

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:39:10.68 ID:hmSjhfJL0
輝子「・・・なんか、クセになるなこれ・・・」クンカクンカ

乃々「し、輝子さん・・・?」

輝子「や、やばい・・・これ、やめられない」ギュックンクン

乃々「何を言ってるんですか輝子さん・・・はふぅっ」

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:39:56.81 ID:hmSjhfJL0

乃々(は、肌に息が・・・ぞくぞくするんですけど・・・)

輝子「匂いって、シャンプーとかで決まるのか・・・?何使ってるか教えてほしい・・・」クンカクンカ

乃々「ふあっ・・・いくらでも教えますからぁ・・・離してほしいんですけどぉ・・・ひぃっ」ビクビク

乃々(こ、こんなところ誰かに見られたら、2人ともへんたいだと思われてしまうんですけど・・・!)

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:40:27.84 ID:hmSjhfJL0
美玲「・・・」

乃々「あっ・・・」
輝子「あっ美玲ちゃん」

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:42:08.24 ID:hmSjhfJL0
乃々「美玲さん誤解なんですけど、これはそういうのじゃなくて」

美玲「じ、邪魔しちゃったみたいだな!ごゆっくり!」ダッ

乃々「美玲さんん!」



後日、誤解は解けました 完

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:42:51.79 ID:hmSjhfJL0
おまけ

美玲「たしかにいい匂いかも・・・!」クンクン

輝子「わかってもらえて嬉しいぞ、フヒ」クンクン

乃々「なんでこうなるんですかぁ・・・むーりぃー・・・」ビクビク

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/24(土) 02:43:26.66 ID:hmSjhfJL0
以上で終わりです

お付き合いいただきありがとうございました