1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 01:29:53.59 ID:8t5WNxN20.net
メグ「わわわ!びっくりしたー!?」

ココア「公園に一人で何してるのかと思ってたら本読んでたんだ」

メグ「う…うん」

ココア「どんな本?見せて見せて?」

メグ「ココアちゃんも興味があるの?」

ココア「本を読むのは大好きだよ!」

引用元: ココア「桜Trick?」 



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9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 01:32:20.89 ID:8t5WNxN20.net
メグ「そうなんだ…じゃあこれ何度も読んでるからココアちゃんに貸してあげる」

ココア「ホントに!ありがとー」

メグ「うん、あ!でもこの本のことはマヤちゃんとチノちゃんには秘密にしてて」

ココア「よく分からないけど分かったよ」

メグ「じゃあまたねー」

ココア「ばいばーいありがとねー」

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 01:35:42.94 ID:8t5WNxN20.net


ココア「春香ちゃんと優ちゃんは仲良しなんだね、私とチノちゃんみたい」

ココア「ん?他の娘とはしない特別なこと?」

ココア「え、え!ええええええ///」

ココア「こ、これは…」

ココア「…」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 01:40:47.68 ID:8t5WNxN20.net


チノ「ココアさん朝です起きてください」ユサユサ

ココア「うーん、おはようチノちゃん…!!」ゾクッ

チノ「どうかしましたかココアさん?」

ココア「なんでもないなんでもないから」

チノ「ねぼけてないで早く朝ごはん食べちゃってください私まで遅刻してしまいます」

ココア「ごめんねーすぐいくよ」

ココア(あれ、おかしいな…)

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 01:45:59.11 ID:8t5WNxN20.net
チノ「ココアさん口元に食べかすがついてますよ」

ココア「え…ああほんとだ」モグモグ

チノ「さっきからぼーとしすぎじゃないですか?寝不足ですか?」

ココア「ううん、そんなんじゃないんだけど」

ココア(どうしようチノちゃんの唇ばっかり見ちゃう…)

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 01:51:12.93 ID:8t5WNxN20.net
______________

ココア(はぁ、チノちゃんの唇やわらかそうだったな…)

ココア(キスしたらチノちゃんどんな顔するんだろあの本みたいに…)

ココア(って私ったら妹相手に何しようとしてるの!?)

ココア(そんなことしたら確実に嫌われちゃうよ)

千夜「ココアちゃんうかない顔してるけど何かあったの?」

ココア「千夜ちゃん…」

千夜「悩みがあるなら相談にのるわよ」

31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 01:55:36.41 ID:8t5WNxN20.net
ココア「ありがとうでも、ちょっとはずかしいし」

千夜「大丈夫誰かに言ったりしないから」

ココア「そう?実は…ってことで」

千夜「きっキス…///」

ココア「変だよね、妹みたいに思ってたのに今はチノちゃん見るたびにドキドキしちゃって…そのキスしたくなるの」

千夜「ココアちゃんのキスしたくなる人ってチノちゃんだけ?」

ココア「え?」

37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 02:01:09.14 ID:8t5WNxN20.net
千夜「その、例えばよ…リゼちゃんともキスしたい?」

ココア「え…?リゼちゃん?」

千夜「ええ、ココアちゃんと仲のいい人なら誰でもいいのシャロちゃんとか…その、わっ私とか///」

ココア「うーん、そこまで考えてなかったよ。どうなんだろう?」

千夜「じゃあ試してみる?」

ココア「試すって何を?」

千夜「キスしましょう?」

44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 02:05:48.39 ID:8t5WNxN20.net
ココア「ええええええ!」

千夜「どうしたの?」

ココア「だって、キスって」

千夜「試してみるの私でもココアちゃんのその気持ちを満たせるのか」

ココア「でも…」

千夜「ココアちゃん可愛い」ギュ

ココア「あっ…」

52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 02:12:30.33 ID:8t5WNxN20.net
ココア(千夜ちゃんの唇が近づいてくる)

ココア(千夜ちゃんのも柔らかそう…)

ココア(でもなんだろうこの気持ち、胸が苦しい)

ココア(チノちゃん…)

ココア「待って千夜ちゃん」

千夜「どうしたの?」

ココア「ごめん、ごめんね…私千夜ちゃんとはキスできない」

千夜「…」

ココア「千夜ちゃんのこと嫌いとかそういうことじゃなくてね、その」

千夜「分かってるわ、大丈夫よ私は確かめたかっただけだし…」

56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 02:17:04.89 ID:8t5WNxN20.net
千夜「きっとココアちゃんはチノちゃんのことが好きなのよ」

ココア「え?チノちゃんのことはずっと好きだけど」

千夜「そうじゃなくて、キスしたくなる好き」

ココア「でも昨日までは何ともなかったのにどうしてだろう」

千夜「本の影響ってのもあるだろうけどきっとココアちゃんは前から心のどこかでチノちゃんとキスしたいと思ってたのよ」

ココア「そうなのかなー」

65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 02:22:30.08 ID:8t5WNxN20.net
千夜「きっとそうよ」

ココア「でもチノちゃんがこのこと知ったら絶対に嫌われちゃうよ」

千夜「そんなことないと思うけど…」

ココア「チノちゃんの前でいつも通りの頼れrうお姉ちゃんでいられるか心配だよー」

千夜「がんばってねココアちゃん」

ココア「うん、ありがとね千夜ちゃん」

千夜(私じゃダメなのかーちょっと妬いちゃうな…)

66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 02:23:12.54 ID:8t5WNxN20.net
ごめんミスった

千夜「きっとそうよ」

ココア「でもチノちゃんがこのこと知ったら絶対に嫌われちゃうよ」

千夜「そんなことないと思うけど…」

ココア「チノちゃんの前でいつも通りの頼れるお姉ちゃんでいられるか心配だよー」

千夜「がんばってねココアちゃん」

ココア「うん、ありがとね千夜ちゃん」

千夜(私じゃダメなのかーちょっと妬いちゃうな…)

72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 02:28:13.16 ID:8t5WNxN20.net
ココア「ああ、また読んじゃってるよ…続き買っちゃおうかな」

本屋

ココア「店員さん!あの桜Trickって本ありますか?」

俺「ありますよ!お嬢さんもしかして百合好きかい?おすすめあるけどそっちもどう?」

ココア「百合?よくわからないけどどんな本ですか?」

俺「『Citrus』ってのだけどねこれが素晴らしいんだわある日突然姉妹になった二人が…」

ココア「姉妹!!それも買います!」

俺「まいどー」

77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 02:33:14.40 ID:8t5WNxN20.net
ココア「すごい…あわわわわ///」

ココア「キスしたいキスしたいキスしたいよおおお」

チノ「ココアさん?」コンコン

ココア「チノちゃん!!はいどうぞ」

チノ「あの、勝手に読んでしまったのですがこの本…」

ココア「桜Trick!?チノちゃんには刺激が強すぎるよっ」

チノ「子供じゃないです…」

81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 02:37:16.43 ID:8t5WNxN20.net
チノ「ココアさんってその…女の子同士でキスとかしたいと思ってるんですか?」

ココア「えっとね…それは」

チノ「その本はなんですか?」

ココア「ああこれは違うの」

チノ「見せてください」

ココア「だめーそっちは本当に刺激が強すぎるよー」

87: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 02:42:43.02 ID:8t5WNxN20.net
チノ「…」

ココア「あ…あ」

チノ「やっぱり」

ココア「お願いチノちゃん嫌いにならないでー」ギュ

チノ「別に嫌いにはなりませんけど…」

ココア「ほんとう?」

チノ「ええ、まあ…」

ココア「じゃあチノちゃんキスしてもいい?」

チノ「なんでそうなるんですか!」

95: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 02:47:56.68 ID:8t5WNxN20.net
チノ「大体キスしたいだけなら他の人に頼めばいいじゃないですか」

ココア「ダメなの…チノちゃんがいいの」

チノ「///」カァ…

チノ「そんなこと言われても心の準備が…」

ココア「大丈夫お姉ちゃんにまかせて」ギュ

チノ「ココアさん…ってダメです」バッ

ココア「そんなー」

チノ「そういうことは恋人とするものですよ…」

98: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 02:50:59.59 ID:8t5WNxN20.net
ココア「…そうだよね、ごめんね」

チノ「あっ…」

ココア「ちょっとおかしくなっちゃってたかもねちょっと頭ひやしてくるよ」

チノ「まってくださいココアさん」

ココア「ん?」

チノ「その…一回だけですからね」

105: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 02:55:04.84 ID:8t5WNxN20.net
ココア「いいの?」

チノ「ココアさんが他の人に今みたいに迫って迷惑かけないようにするためです」

ココア「えーそんなことしないよ、チノちゃんだけっていったじゃん」

チノ「するなら早くしてください///」

ココア「うん…」

ココア「チノちゃん…目閉じて///」

チノ「…///」ギュ

113: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 03:00:00.79 ID:8t5WNxN20.net
チノ「……ココアさん?」

ココア「ああチノちゃん目あけちゃだめ」ドキドキ

チノ「だったらはやくしてください…」

ココア「う…うん」ドキドキ

チュ

ココア「えへっ…///」

チノ「…///」

119: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 03:02:47.81 ID:8t5WNxN20.net
チノ「どうでしたか?」

ココア「緊張しすぎてよくわかんなかったよ」

チノ「だったらもう一度してみます?」

ココア「うん、今度はちゃんと分かるかな」

チノ「どうでしょうか」

ココア「じゃあ次は少し長めにしてもいい?」

チノ「…好きにすればいいじゃないですか」

126: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 03:07:52.12 ID:8t5WNxN20.net
ココア「ちゅ…んっ…」

チノ「んっ…」

ココア「ぷはぁ…チノちゃん好き」

チノ「はぁはぁ、私もココアさんのこと好きです」

ココア「えへへー両思いだね」

チノ「ココアさん!」ガバッ

ココア「え!?ちょっとチノちゃん!」

139: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 03:15:04.83 ID:8t5WNxN20.net
チノ「私前からずっとココアさんとこうなりたいと思ってました」

チノ「ココアさんも私のこと好きなんですよね…だったら」ペロッ

ココア「ひゃう…」

チノ「ココアさんの声とっても可愛いですよ」

ココア「あっ…チノちゃん、首筋はダメ…あぁ、ダメだよ」

チノ「こんなに気持ちよさそうにしてるのにやめてもいいんですか?」

ココア(何だろう体が熱くなってきた)

145: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 03:20:56.39 ID:8t5WNxN20.net
チノ「やめましょうか?」

ココア「えっと…」

ココア「…チノちゃんの好きにしていいよ」

チノ「ちゃんとお願いしてください、でないともうしません」

ココア「恥ずかしくて言えないよそんなこと…」

チノ「そうですか…」スッ

ココア「まってチノちゃん!ちゃんと言うから…もっとしてほしいよ」

チノ「最初からそういってください」クスッ

152: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 03:28:04.92 ID:8t5WNxN20.net
チノ「ココアさん好きですよ」

ココア「あっ…んん…私もチノちゃんのこと好きぃ」

ココア「あっ…んんん」

チノ「ココアさん?」

ココア(なんだろうこの感覚、とってもあたたかくて意識が…)

チノ「寝ちゃった…」

159: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/03(木) 03:33:26.59 ID:8t5WNxN20.net
チノ「ココアさん起きてください」

ココア「チノちゃん!!おはよう…」

チノ「おはようございます」チュ

ココア「ひゃう…」

チノ「ココアさん可愛い」ナデナデ

ココア「うれしいけどなんだかチノちゃんがお姉ちゃんみたいだよー」ギュ

ココア(どうしてこうなっちゃったんだろ?まあ幸せだからいっか…)

俺「まさに桜(キスの)Trick(魔法)!!」

END