P「春香、偶然ハワイ行きの航空券をゲットしたんだ！一緒に行くか？」

春香「…！は、ハワイですか！？」

P「嫌なら他の人に聞いてみるが…」

春香「い、行きます！行かせてくださいっ！」

P「そうか！じゃあ準備して空港で落ち合おう、いいな？」

春香「はいっ！」

天海家

春香（楽しみだなぁ、プロデューサーさんと2人だけの初旅行！）

春香「ハワイかぁ、日焼け止めとか持って行かなきゃ…あと水着も……」ｺﾞｿｺﾞｿ

春香「可愛い私服に、新品のリボン……うん、良い感じ！」

春香（出発は今日の深夜かぁ、早めに空港に行った方が良いかな）


事務所

P「さて、俺も旅行の準備しに帰るか…」

P（…ん？何やら人の気配がする……この気配は>>17か！？）ﾊﾞｯ

響「ねーねープロデューサー、旅行って何の話だ？」

P「あーそれはな…」


響「えぇっ、春香とハワイ旅行！？」

P「偶然チケットが取れてな、春香が偶然予定開いてたから勿体ないし、一緒に行くんだ」

響「何で自分に声かけてくれなかったのさー……予定開いてたのに」

P「えっ、そうだったのか！？」

響「うぅー…自分もハワイ行きたかったぞ」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

P（…しまった、響も予定開いてたのかぁ……先に声かけておくべきだったか）

P（仕方ない、響は>>21して連れていこう）

P「そうだ響、ハワイ行き動物運搬用の飛行機がほぼ同じ時刻でフライトするんだ」

響「えっ、どういう事？」

P「猛獣用の檻にこっそり忍び込め！そしたら無料でハワイまで行けるぞ！」

響「えぇっ、本気で言ってるの……それ」

P「割と本気だよ、こんな事響にしかできないと思うし」

響「……まぁ、やってみるよ」

P「お前の荷物は俺が持って行っておくからさ」

P家

P「よし、準備は完壁だ！」

P（遅れないように早めに行かないとな、もう家から出ておこう）ｶﾞﾁｬ

P「……何で>>29が俺の家の玄関に立ってるんだ」

真美「うー…ずるいよ兄ちゃん！」

P「ず、ずるいって…何の事かなぁ～……」ｱｾｱｾ

真美「皆に隠れて、こっそりハワイ旅行に行くなんてさぁー！」ﾌﾟﾝｽｶ

P「げっ、何でそれを…」

真美「はるるんが超嬉しそうにラインに書いてきたからだよ！」

P（春香め…）

真美「はるるんもずるいよねー、兄ちゃんの事独り占めしてさ」

P「あ、いや響も来るぞ」

真美「えええっ！」

P「…真美も一緒に来たいか？」

真美「当たり前っしょ！兄ちゃんハワイ行きたいよぉー！」

P（…真美は>>34して連れていくか）

P「よし、真美も一緒に連れて行ってやろう」

真美「ホント！？やったー！兄ちゃん太っ腹だねぇー」

P「…と言う分けで、真美そこ動くなよ」

真美「え…？あ、あぁうん……分かったよ」

P「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」ﾓﾖﾓﾖﾓﾖ

真美（…何かブツブツ言ってる）

P「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

真美「…に、兄ちゃん……一体何を」

P「…ドラゴラム！！」ｶｯ!!!

真美「うひゃあっ！！？」ﾎﾞﾝｯ

真美竜「ガウウウ、ギャゥゥゥゥ！？（兄ちゃんこれ、どういうことぉぉぉ！？）」ｽﾞｰﾝ

P「いや、そのまんまだよ、飛行機に乗る代わりに自力で飛んできてくれ」

真美竜「ガウウウギャウガ！（こんな事出来るなら飛行機要らないじゃん！）」ｽﾞｰﾝ

P「だって飛んでると寒くてさぁ、俺はやだ」

真美竜「ガゥゥゥー！？（何それー！？）」

Ｐ「じゃ頑張って」ｸﾙｯ

真美竜「ギャアアアアァァ！（納得いくかぁぁぁ！）ｼｭﾎﾞｵｵｵｵ

Ｐ「あああああああ炎吐かないでくれえええええ」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

>>47「…！？」

マスコミ記者A「……竜！？おい、見てみろ！あそこに竜が！」

マスコミ記者B「これは大スクープだ…！早速撮影を」

Ｐ（む…不味いぞ、他人に見られたな）

Ｐ「真美！あっちむいてほいっ！」ﾋﾟｯ

真美竜「ギャオ（ほいっ）」ｼｭｺﾞｵｵｵｵｵｵｵ


マスコミA&B「ぎゃあああああほおああああああああああああ」ｼﾞｭｩｩｩｩｩｩｩ


Ｐ「これで良し」

灰「」

真美竜「ギャア…ギャウウウ（ヤバいよ…跡形も無く消し飛んじゃったよ）」

P「これでこの事をバラす者は居なくなったな、さあハワイまで飛ぶんだ」

真美竜「キュウウウ（兄ちゃん怖い）」ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ


P「さて、駅まで歩くか」

>>61「…見つけた！」

P「…>>61が何でココに！？」

警察「…この辺りから、不審な物音が聞こえたのだが……原因は君かな？」

P「いや…俺じゃないと思いますけど」

警察「とりあえず事情聴取させてもらうよ」

P（……めんどくさいことになりそうだな）

P（…>>67するか）

P「あの、一言言わせてもらっても良いですか？」

警察「何かな」

P「ザキ」

警察「うっ」ﾄﾞｻｯ　けいさつはいきたえた…


P「次から次へと…鬱陶しいな、俺は早く空港に行かなくちゃいけないんだよ！」

>>72「プロデューサー…？」

P「お前は…」

あずさ「プロデューサーさん！」

P「あ、あずささんでしたか！お前と言ってすみません…顔が見えなかったので……」

あずさ「しょうがないですよ、この暗さですから」


P「ところで俺に何の用ですか？」

あずさ「あの…春香ちゃんから聞いたんですけど、ハワイ旅行に行くって…」

P（あいつめ…全員にライン送ったな）

あずさ「お席が空いていればなんですけど、ご一緒させてもらえないかな？なんて……」

P「そうですねぇ、生憎席は２つしかないので……あずささんは>>77して来てください」

あずさ「ひ、ヒッチハイクですか…？」

P「あずささんの美貌を持ってすれば、あっという間にハワイですよ」

あずさ「で、でもハワイは海の向こうですよ…？」

P「大丈夫ですよ、あずささんなら、飛行機だろうが船だろうが…どんな乗り物でもヒッチハイク出来ます」

あずさ「な、何を根拠に」

P「だから、あずささんを見た人は思わず見とれて…運転の手を止めてしまう、そう言ってるんです」

あずさ「……プロデューサーさんったら」ﾎﾟｯ


P「じゃああずささん、頑張ってくださいね」

あずさ「はい、明日までには必ずハワイにゴールします！」

駅

P「よし、やっと駅に着いた…」ﾋﾟﾋﾟｯ　ﾊﾞﾀﾝ

P（色々タイムロスしたが…まだまだ間に合うはず）

>>89「…っ！！」ﾊﾞｯ

P「わっ、何だ急に！」

玲音「君が765のプロデューサーだね」

P「お、お前は…玲音！」ﾋﾞｸｯ

玲音「…そんなに怖がらないで、私はこれを君に渡しに来ただけだから」ｽｯ

P「これは…>>94？」

玲音「慰安旅行、楽しんできて」ｻｯ

P「行ってしまった…」

P「欲しい物リスト…マカデミアナッツ、ココナッツジュース、ワイキキコーヒー、イルカのぬいぐるみ…」

P「お土産が欲しいのか、なるほど…あの人忙しそうだもんな」

P「…買っておいてあげよう」


電車の中

P「ふぅ、やっと乗れた…」

P（あんまり人が乗って無いな……）

>>101「…」ｼﾞｰｯ

P「…視線を感じる」

P「た、貴音……さっきから視線が痛いのだが」

貴音「…やっと気付きましたか」ｽｯ



P「はいはい、ハワイね」

貴音「偶然、私も予定が開いていまして…良ければご一緒願いたいのですが」

P「そうだなぁ、飛行機はもう乗れないから……>>106で来るんだな」

貴音「走り幅跳び…」

P「そうだ、走り幅跳びでハワイまで行くんだ」

P（貴音は連れていくと食費が凄いんだよなぁ…適当にあしらっておけば）

貴音「…分かりました、助走をつけねばならないので……次の駅で降ります」

P「そ、そうか」


貴音「ハワイ、楽しみにしていますよ」ﾀﾀｯ

P「お、おう…いってらっしゃい」

P（…適当に言ったんだが……まさかそんなことは）

電車の中

P「あともう何駅かで空港だ」

P「春香、もう着いちゃったかな…」

P（早く着けー…）


ｶﾞﾁｬ　ﾌﾟｼｭｰ…　ﾃｸﾃｸﾃｸ


P（誰か乗って来たな…）ﾁﾗｯ

>>113「…あっ」

P「雪歩…こんな時間に一人で居ちゃ危ないじゃないか……」

雪歩「ご、ごめんなさい…」

P「…こんな時間まで何やってたんだ」

雪歩「……そ、それは…プロデューサーを探してて…その…」

P「あぁー…分かった分かった、みなまで言うな」


雪歩「そうですか…席は2人分しか……」

P「あぁ、でもハワイに行く方法はある」

雪歩「！」

P「それは>>120だ！」

P「伊織が自家用ジェット使って高槻家と一緒に、ハワイへ行くそうだ」

P「雪歩もそれに乗って行け」

雪歩「なるほど、それは確実です！」

P「まだフライトまで間に合うはずだ、集合場所は…」


空港近くの駅

雪歩「プロデューサー、ありがとうございました！」

P「あぁ、楽しみにしてるぞ！」

P（さて、目的地に着いたぞ……空港まで歩かないと）

>>128「…」ﾄﾝﾄﾝ

P「…ん？」ｸﾙｯ

P「や、やよい！！？どうしてここに…」

やよい「う、うう…プロデューサー……私、集合場所間違えちゃって…」

P「そうだったのか……困ったな」

やよい「今から行っても間に合うかどうか心配で…」

P「……よし、やよい！俺に任せろ」

やよい「な、何か方法があるんですか！？」

P「あぁ、>>134だ！」

P「やよい、そこでジッとしてるんだぞ」

やよい「は、はい」

P「弱めに…ドラゴラム」ﾎﾞｿｯ


やよい「はわっ！？」ﾎﾟﾝｯ

P「どうだ、羽が生えたろ」

やよい「す、凄いです……カッコいい翼が背中に生えてますっ！」ﾊﾞｻﾊﾞｻ

P「弱めにかけたから、あまり持たないぞ！早く飛ぶんだ！」

やよい「はいっ！！」ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ!

P「間に合ってくれよー…」

空港までの道


P「空港はもう見えてるんだが…意外と遠いな」

P（響はもう来たのかな、だとすればそろそろ隠れてる頃合いか）

P「…真美は今頃海の上だろうか」

>>145「…居たっ！」

P「…うっ、この声は……」

真「プロデューサー！何で旅行に行くって、教えてくれなかったんですかー！」

P「…それはだな……」


真「あ、そうだったんですか…」

P「真、飛行機の席はそう簡単に取れるもんじゃないぞ」

真「むー…僕は日本でお留守番かぁ」

P「……どうしても行きたいってなら、>>149だな」

P「伊織の用意したジェット機に乗ってけ、もうそろそろフライト時間だが」

真「え、ちょ、ちょっとそれ…もっと早く言ってくださいよー！」

P「真が走れば間に合うだろ、ほら……ハワイが待ってるぞ」

真「……うおおおおおぉぉ！！！僕のハワイ旅行ー！！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ



空港

P「あ、伊織のジェット機飛び立ったのか…間に合ったかな、真」

P（まぁアイツなら、根性で壁にくっ付いてでも来るだろ）

P「さて…春香はどこに」


>>155「…見つけた！」

P「…>>155、どうしてココに！？」

千早「…先回りしたかいがありました」

P「……い、一体何の用だ」

千早「プロデューサー、まだ私に渡す資料…出来てませんよね？」

P「うっ」ｷﾞｸｯ

千早「それが終わるまで、旅行には行かせません！」

P（別に今すぐ提出しなきゃいけない資料じゃないし…とにかく俺は休みたいんだ！！！）

P「仕方無い、千早は>>160してやろう」

P「そうか、そんなに俺の休日を邪魔したいのか」

千早「べ、別に邪魔するつもりで」

P「じゃあ千早は俺の担当から外す、これで文句ないだろ」

千早「…えっ」ﾋﾞｸｯ

P「人がやっと取った休日を、邪魔するアイドルは要らない、消えろ」

千早「そ、そんな」ｵﾛｵﾛ

P「ほら、お前はもう担当から外れたんだ、どっか行けよ」

千早「……待ってください！私、そんな」ｵﾛｵﾛ


P「失せろ」

千早「う…」

P「じゃあな、これからは事務所で会っても声かけるなよ」

千早「うぅぅ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

千早「まっでください゛っ…！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ　ｷﾞｭｯ

P「触んなって！」ﾊﾞｯ

千早「ゆるしでください…私も、本当はハワイにいぎだかっただけなんでず…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

P「……へぇー」

千早「おねがいじまず…おねがいしまず……」ﾍﾟｺﾍﾟｺ

P「…どうしよっかなー」

P（よし、軽く>>173でお仕置きしてやろう）

P「立て、千早」

千早「はいっ…」ｽｯｸ

P「えいっ」ﾌﾞﾝ

千早「っ」ﾍﾞｼｯ

P「はい、お仕置き完了！もうこんな事するなよ、千早」


千早「は、はい…！ありがとうございましたあ゛ああああああああああああああああ」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ

P「あはははははは」

千早「ぐええええええええええええええええ」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ

P「はい、ポーション」ｼﾞｮﾎﾞﾎﾞﾎﾞ

千早「ぎゃああああああああああああああああ」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ

P「あはははははは」



通行人「…うわぁ」

P「ごめんごめん、聖水」ｼﾞｮﾎﾞﾎﾞﾎﾞ

千早「ふぅ、ふぅ……」ﾌﾗﾌﾗ


P「で、気を取り直してだ」

千早「ひゃい」ﾌﾗﾌﾗ

P「…生憎だが、2席しか飛行機の席が無いんだよ」

P「伊織の自家用ジェットもさっき飛んでったし、飛行機はもう使えない」

千早「そ、そうだったんでふか」ﾌﾗﾌﾗ

P「…ということで、千早は>>182でハワイまで行くんだ」

P「ここからすぐ近くの港に、ガリオン船という昔作られた船が流れ着いた」

千早「は、はい…それで…？」

P「何か今でも使えるくらい状態が良いそうなんだ、帆船だけど」

千早「…まさか、それに乗れと？」

P「あぁ、ロープ一本で港に繋がれてるらしいから、切ってしまえば大丈夫だ」

千早「ふざけないでください、そんな方法で」

P「…担当から外すか」ﾆｺ

千早「……その港を教えてください」ｶﾞｸｶﾞｸ

P「ここから出てるバスに乗ってだな…」

空港内

P「あれ、おかしいな…確かここが集合場所だったはずなんだけど」

P（春香の事だ、お土産コーナーとかそこら辺でフラフラしてるんだろ）

P「まだ出発まで1時間はあるが…もうそろそろ」


>>195「…みーつけた」

P「やべっ」

黒井「見つけたぞ！！765プロの弱小プロデューサーだな？」

P「な、何か妙にテンション高いですね」

黒井「貴様らがハワイ旅行ごときで喜んで居ると聞いてな、嘲笑いに来たのだ！はーっはっはっは！」

P「そうですか、御苦労さまです」ﾍﾟｺ

黒井「あ、お、おい待て」

P「何ですか黒井社長、嘲笑いに来たんじゃないんですか？」

黒井「それが本来の目的だが、ついでにこれを渡そうと思っていたのだ」ｽｯ

P「…>>200」

黒井「せいぜい、楽しんでくると良い…私は避暑地の別荘で、ゆっくりと羽を伸ばしてこよう」

黒井「羨ましいだろう、お前には一生かかっても出来んだろうな！はーっはっはっは！！」

P「…行っちゃった……」

P「しかし、何だこの水着は！！センス良過ぎだろ…！」

P「そこまで派手でも無い、かと言って地味でも無い……そこまで露出が高いわけでも無い」

P「色もハワイの青い海に合いそうな物ばかりだ…」

P「しかも俺の分まで用意してあるし！！」

P「……一体何がしたいんだ、あの人」

P「春香ー！どこだー！！」

P（もしかして、まだ到着してないのか？）

P「…心配だな、一度連絡を取るか」


>>210「…」ﾂﾝﾂﾝ

P「だ、誰だ？」ｸﾙｯ

絵理「765プロの…プロデューサー？」

P「おお、絵理ちゃんじゃないか！久しぶりだなぁ」

絵理「お久しぶり…です」

P「絵理ちゃんも旅行なのかい？」

絵理「ううん、今…帰って来たところ……お土産を買いに行った…涼さんと愛ちゃん待ち」

P「そうだったのか、御苦労さま」

絵理「そうだ……これ、お土産……」ｽｯ

P「…こ、これは……>>227！？」

絵理「あの村は……もう…行きたくない」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

P「……そ、そっか」

絵理「その水…怪我や病気、疲労に……良く効く…みたい」

P「…血みたいに赤いな」

絵理「…飲み過ぎ、注意？」

P「一応貰っておくよ、ありがとう」

P「…春香から返信が来ない」

P（……まさか本当に空港に着いていないんじゃ…！）

P「後45分……もうそろそろ来ても良い頃なのに…」


>>234「…あれ？」

P「…ん？」

美希「は、ハニー…！！やぁっと見つけたの！」

P（うわぁー…美希も来てたのかぁー……）

美希「春香がハニーとハワイ旅行に行くって言ってたけど、何でミキにも教えてくれなかったの！？」

P「それは、一番最初に声をかけたのが春香だったから…」

美希「…ミキも一緒に行く！」

P「…悪いけど席がもう」

美希「やぁーだ！ミキも絶対行くのー！」

P（……>>240して大人しくさせるしかないか）

P「…さいみんじゅつ」ﾐﾖﾖﾖ

美希「…あふぅ」ﾄﾞｻｯ

P「よし、静かになったな……ベンチに寝かせておこう」

美希「むにゃむにゃ」


P「後は春香と合流するだけ…」

亜美「あぁーっ！！兄ちゃん発見したよ、りっちゃん！」

律子「今すぐ捕まえなさい、早く事務所に連れ戻すのよ！」

P「だぁぁぁ！！何でお前らまで来てるんだあぁぁぁ！」


亜美「兄ちゃん…覚悟ぉぉぉ！！」

P「あぁもう、邪魔する奴は>>246だっ！」

P「生えろ！」ｽｯ

亜美「うひゃぁっ！」ｽﾞﾙﾝ

亜美（凄い違和感が……な、何これ）

P「……許せ、亜美」

亜美「えっ、な、何？何なの！？」

P「くらえっ、○○！！」ﾋｭﾝｯ



ﾁｰﾝ



亜美「ぐぇぼあっ」oz

律子「あ、亜美ぃぃぃぃ！！！」

亜美「」oz

律子「…プロデューサー、意地でも事務所に戻らない気ですね」

P「……3連休くらい休ませてもらっても良いだろう！？」

律子「駄目です、残りの仕事を全部片付けるまでは」

P「……お前はハワイ行きたくないのか？」

律子「…そ、そりゃぁ……行きたいですけど」

P「だったら一緒に行こうじゃないか、飛行機以外にも方法は色々…」

律子「い、いや…駄目です！仕事が…！」

P（…意地でも考えを曲げないつもりだな）

P「…律子、お前は>>252だあっ！」

P「ニフラム！！」ｶｯ

律子「ああぁぁぁぁぁぁぁぁ………………」ｷｭｵｵｵｵ

りつこをひかりのなかへとけしさった！


P「これで邪魔者は居なくなったな、よし」

春香「あ！プロデューサーさーん、すいません遅れちゃって」

P「ま、まだ間に合うし大丈夫だろ…さぁ、行こうか」

春香「はいっ！」

機内

P「ふぅ、やっと一息つける」

春香「…そういえば伊織達もハワイに行くんですよね」

P「あぁ、雪歩と真も追加で」

春香「何だか全員来ちゃいそうな勢いですね」

P「あははは…そ、そうだな」


旅行客「…ねぇ、窓の外見て！何か飛んでるわ！」

旅行客「……ドラゴンだ、ドラゴンが空を飛んでるぞ！！」


ﾜｲﾜｲ　ｶﾞﾔｶﾞﾔ


P「…げっ、まさか……！」ﾊﾞｯ



真美竜「ギャオー（やっほー）」ﾌﾘﾌﾘ　ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ

P「…人目につかない様注意したのに……」

春香「…プ、プロデューサーさん…！！向いの窓にも何か飛んで…！」


旅行客「…こっちは何だ！？人がコの字の体勢で飛んでるぞ！」

旅行客「……ジェットエンジンも何も付けて無いのに…どうやって飛んでるんだ？！」


P「…」ﾊﾞｯ

貴音「…」ﾋｭｳｳｳｳｳ

P（本当に走り幅跳びの体勢で飛んできやがった）

機内のTV『臨時ニュースです！…港に停泊中の帆船のロープが切れてしまい、船が流された模様です』

機内のTV『直、何者かが船と一緒に海に流されてしまった、との情報もあります』

機内のTV『次のニュースです』

機内のTV『人気アイドルの三浦あずささんが、船をヒッチハイクし目的地のハワイに到着しました』


P「うわぁぁぁ…本当にやったのかよ」

春香「……な、何が何だか…」

伊織の飛行機の機内


やよい「間に合って良かったぁ…」

雪歩「伊織ちゃんの飛行機、乗せてもらっちゃってごめんね」

伊織「いいのよ、広過ぎてつまんないし…にぎやかな方が良いわ」


ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｯ


やよい「…な、何か物音がしたような？」

伊織「………壁の方からね…鳥でもぶつかったのかし」



真「！！！！」ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｯ


伊織「はぁ！？」

雪歩「ま、真ちゃん！！？」



真「…！！！（ここ、あけて！！！）」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

ﾌﾞｼｭｳｳｳｳｳｳｳｳｳ　　　ｶﾞﾁｬｺ


真「ふうぅぅぅ…寒くて凍え死ぬかと思った…」

やよい「…ま、真さん……今までどこに？」

真「ん？…飛行機の壁に張り付いて、ドアのところまで這ってきただけだよ？」

伊織「……飛行機の窓から人の顔が見えるとか、怖すぎるでしょ…」

雪歩「………今まで良く落ちなかったね」

真「意地でもハワイに行ってやるーって思ってたら、ついね…あはは」

ハワイ空港


P「色々あったけど、何とか着いたな」

春香「で、ですね」ﾎﾟｶｰﾝ

あずさ「お待ちしてましたよー」ﾄﾃﾄﾃ


貴音「むんっ！！！」ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

真美竜「ギャゴゴー（やっと着いたー）」ﾄﾞｽﾝ

P「…お、お前たちも良く来たな」


貴音「ふぅ…中々の飛距離でした」

真美竜「ギャクエエエエ？（亜美達は来ないの？）」

P「……どうかな？」

春香「そ、そういえば…伊織達はどこに……」

伊織「ここよ、ここ」

やよい「あ、プロデューサー！ちゃんと間に合いましたよー」

雪歩「私も何とか合流出来ました！」

真「僕も何とか」

伊織「アンタは間に合ってないじゃない！」

真「ごめんごめん、もう壁に張り付くのは止めるよ」

P（間に合わなかったんかい）

響？「ふろひゅひゃー（プロデューサー）」ｽﾞﾀﾎﾞﾛ

P「うわぁぁぁ！！！」

響？「ひぶふ、なんとかひゃわいこれひゃぞ（自分、何とかハワイ来れたぞ）」ｽﾞﾀﾎﾞﾛ

P「相当激しかったみたいだな…」

響？「ひゃいおんひゃひょうぶうへ…（ライオンが凶暴で…）」ｽﾞﾀﾎﾞﾛ

P「……良く死ななかったな」

響？「ひょいひょはひゃひゃよくひゃったかりゃな！（最後は仲良くなったからな！）」ｽﾞﾀﾎﾞﾛ

ｻﾞﾊﾟｰﾝ……　　　　　　ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｧｧｧｰｰｰｰ!!!


P「…海の向こうから声が……」


千早「プロデューサァァァァァーー！！！遅くなりましたあぁぁぁぁ！！！」ｻﾞﾊﾟｰﾝ

美希「あふぅ」

律子「…」ｼｰﾝ

亜美「ううぅ…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ



P「あ、残りのメンバーも連れて来たのか！」

あずさ「千早ちゃん、凄いわ…船を乗りこなしてる……！」

春香「…私が知らない間に、一体何が起こってたんだろ……」

P「響、どうだ…怪我治ったか？」

響「…この赤い水、凄いな！あっと言う間に傷が塞がったぞ！」

P「飲み過ぎると良く無いらしいから、その辺にしておけよー」

響「はーい」

響（あ、あれ…涙が赤い気がする……気のせいか）



ハワイ

P「よっしゃあ！観光だ観光！」

春香「皆揃っての慰安旅行ですよ、慰安旅行！」

P「2泊三日だが、楽しんでいこうな！！」



全員「「「「「はーいっ！！！」」」」」






おわり