1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 22:23:01.13 ID:9mhnPePF0.net
左之助「なんなんだよこれ」

剣心「サノに拙者の保証人になって欲しいんでござる」

左之助「別にいいけどよぉ面倒事はごめんだぜ」

剣心「大丈夫でござるよ・・・何も心配いらない」

左之助「何を保証すりゃあいいんだ」

剣心「拙者が金を借りたのかどうかの証明みたいなもんでござるよ」

左之助「それならおやすいごようだぜ」

剣心「じゃあここに印鑑を」

左之助「うい」ポチッ

剣心「・・・・・・」ニヤッ

引用元: 剣心「そうでござる。ここに印鑑を押すだけでいいんでござる」 



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11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 22:26:47.35 ID:9mhnPePF0.net
剣心「書類でござる」スッ

金貸し「確かに」スッ

金貸し「保証人は相楽左之助か。ダチか?」

剣心「腐れ縁でござるよ」

金貸し「まぁいいけどよぉテメェが逃げたら苦しむのはコイツだぜ」

剣心「百も承知でござるよ」

金貸し「まあいいコッチは金がちゃんと返して貰えるなら」

金貸し「ほら約束の金だ」スッ

剣心「かたじけない」スッ

剣心「これで全てがうまくいく・・・」

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 22:32:00.48 ID:9mhnPePF0.net
―――三日前―――

剣心「薫殿、酒がないでこざる!!!!」

薫「私の出稽古の収入じゃお酒買うのだって結構苦しいのよ!」

剣心「おろぉ!?拙者に意見するでござるかぁ!!!!」ドンッ

薫「働きなさいよ!!!!」

剣心「この糞アマ!!!!!」スチャッ

薫「逆刃刀なんて持ち出して・・・・何するのよ!」

剣心「こうするんでござるよ!!!!!」グシャッ!!!

薫「うぐっ・・・・・・・・!?」ドサッ

剣心「安心しろ逆刃刀だ」スチャッ

剣心「薫殿・・・・・?」

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 22:36:33.07 ID:9mhnPePF0.net
―――二日前―――

弥彦「おい剣心、薫見なかったか?」

剣心「さぁ」ザックザック

弥彦「剣心は何やってんだ?庭に穴なんか掘って」

剣心「あぁこれでござるか・・・花を植えようと思ってるでござる」

弥彦「花?」

剣心「この道場見映えが悪いでござろう?だから花を植えるんでこざるよ・・・」ザックザック

剣心「そのためには土を耕さないと・・・・」ザックザック

弥彦「そうか頑張れよ」スタスタ

剣心「・・・・」ザックザック

剣心「やっかいでござるな」

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 22:41:23.70 ID:9mhnPePF0.net
―――昨日―――

剣心「これだけ掘れば二人は入る」

剣心「拙者はもう人を殺めないと決めたでござる」ヨイショッ

剣心「事故でござるよ・・・・事故」ドサッ

剣心「拙者は誰も殺してない。殺すはずがない」ヨイショッ

剣心「そのためにはどうすればいいか」ドサッ

剣心「薫殿なんて人間は初めからいなかったんでござるよ」ザックザック

剣心「弥彦なんて人間も初めからいなかったんでござるよ」ザックザック

ザ―――――――――――――――――――――

剣心「雨か・・・・・」

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 22:47:42.50 ID:9mhnPePF0.net
剣心「金は手に入ったでござる」

剣心「拙者は面白おかしく暮らしていたかった」

剣心「そのせいか仕事もせず酒に博打に溺れたでござる」

剣心「でも充実していた」

剣心「これからも面白おかしく暮らすんでござる・・・・」

剣心「その為には仲間を、知り合いを、赤の他人をも利用できるだけ利用するんでござる」

剣心「これが殺さずを貫く最後の手段でござる」

剣心「まずはこの地を出ないと・・・・」

32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 22:54:53.45 ID:9mhnPePF0.net
剣心「ここを出る理由など適当に考えればいい」

剣心「しかしそれでは神谷道場がもぬけの殻になり怪しまれる」

剣心「取り敢えずあの女に頼むか・・・」



剣心「恵殿」

恵「あら剣さんどうしたの?風邪かしら?」

剣心「違うでござるよ。ちょっと頼みがあって」

剣心「知り合いが死んでしまってしばらく故郷へ帰るんでござる。でもそれでは道場に誰もいなくなる」

恵「薫さんや弥彦くんはどうしたのよ?」

剣心「二人で稽古旅行にいってるでござる。二人もしばらく帰れないらしいでござる」

剣心「だから物騒でござろう?悪いが恵殿に道場にいて欲しいんでござる」

恵「いいけど患者さんがねぇ・・・」

剣心「診察なら道場を使ってくれて構わないでござるから」

恵「わかったわ」

34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 23:00:03.19 ID:9mhnPePF0.net
剣心「これで安心してこの地を去ることができるでござる」

恵「やめてよ剣さんまるで二度と帰ってこないみたいじゃないの」

剣心「ははははは、そう聞こえたでござるか」

恵「お友達が亡くなったなんて悲しいわね・・・気が張れるまでゆっくするといいわ」

剣心「忝ないでござる。では」スタスタ

剣心「馬鹿な女だ」

剣心「そういえばもうひとつ厄介事があったでござるよ」

剣心「大久保さんから志々雄討伐を頼まれていたでござる」

剣心「志々雄か・・・・」

剣心「利用できそうな奴は利用しないとでござる」

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 23:04:56.83 ID:9mhnPePF0.net
斎藤「よお抜刀斎」

剣心「もう京都に着いていたんでござるか」

斎藤「志々雄は今夜この京都を火の海にする計画らしい」

剣心「ほう」

斎藤「奴は必ず船で来る。港をはるぞ」

剣心「船でござるか」

剣心「使える」

斎藤「なにか言ったか」

剣心「いや」

剣心「(移動手段は確保できたも同然)」

剣心「(あとはこの簾頭をうまくまかないと)」

斎藤「お前少しは人斬りの顔に戻ったんじゃないか」

剣心「冗談はやめろ。笑えないでござるよ」

斎藤「阿呆が」

40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 23:10:18.57 ID:9mhnPePF0.net
剣心「斎藤、拙者にいい考えがあるでござる」

斎藤「なんだ?」

剣心「船で来るという情報は明確なんでござるか?」

斎藤「さぁな明確とは言えんが間違いないだろう」

剣心「それで拙者逹二人が港に行ったとしてもし別の手段で相手が攻めてきたら」

斎藤「なるほど」

剣心「京都は間違いなく火の海でござる」

斎藤「それもそうかもしれん・・・」

剣心「拙者は港へ向かう。斎藤は京都の町を見張ってくれでござる」

斎藤「お前の指図を受けるのは少々気にくわんが仕方ない」

剣心「港は任せろでござる」

剣心「(老いたな壬生の狼)」

42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 23:15:34.12 ID:9mhnPePF0.net
―――そして夜―――

志々雄「ほうここを突き止めたか」

剣心「お主が志々雄か」

志々雄「そういうアンタは緋村抜刀斎」

剣心「お主が・・・そうでござるか・・・」スチャ

志々雄「流石人斬り抜刀斎。もう刀を抜いたか」

剣心「拙者はお主と戦う気はござらん」ポイッ

志々雄「刀を捨てたか。どうやら罠ではないらしいな」

剣心「拙者もその国取りとやらにまぜて欲しいんでござるよ」

志々雄「本当か」

剣心「拙者嘘は嫌いでござる」

志々雄「乗れ」

47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 23:20:34.32 ID:9mhnPePF0.net
剣心「拙者マジで明治が大嫌いでこざる」

志々雄「まさかアンタも俺らと同類だったとはなぁ」

剣心「明治って聞いただけでオエーでござる」

志々雄「気が合いそうだな。こちらもアンタみてぇな戦力がついてくれると何かと都合がいい」

志々雄「十一本刀の誕生だ」

剣心「忝ないでござる」

剣心「(馬鹿な奴だ。そのやけどがお主の馬鹿さを物語っている)」

剣心「それにしても立派な戦艦でござるなぁ」

志々雄「お目が高い。全財産がだいぶ削られたからな」

剣心「ほう」

51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 23:26:50.10 ID:9mhnPePF0.net
剣心「これから京都を火の海にするらしいでござるが中止を求めるでござる

志々雄「なぜだ」

剣心「もう京都の町全体を何万にもの警官が警備してるでござる」

志々雄「おいおい政府の犬に怯えてどうする」

剣心「よく飼い慣らされた犬でござるよ。見くびらない方がいい」

剣心「だからこの作戦を逆手にとるんでござるよ。何万にもの警官全員が今日京都が燃えると思っている今こそ」

志々雄「それもそうだな。犬どもに恐怖を与えるのも一つの手か」

剣心「取り敢えずアジトへ連れていって欲しいでござる」

志々雄「わかった。方治!出港だ!アジトに帰るぞ」

方治「京都大火はどうなさるおつもりですか!?」

志々雄「俺馬鹿じゃない。いいからアジトに戻るぞ」

55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 23:33:06.78 ID:9mhnPePF0.net
剣心「志々雄殿、乾杯しようでござる」

志々雄「酒か」

剣心「はれて志々雄殿の仲間になれたんでござる。祝ってやってくれでござる」

志々雄「なかなか面白い奴じゃねぇか」

剣心「乗組員の皆さんの分もあるでござる!一時休憩でござる!」

乗組員一同「イヤフゥー!!!!!!!!!!!!」

剣心「それでは乾杯!」

志々雄「うめえええええええええええ」グビグビ

乗組員一同「うめえええええええええええ」グビグビ

剣心「じゃんじゃん飲むといいでござるよ」

剣心「楽しめる内に思う存分楽しんでおけ」

志々雄「ふぅ・・・・うんめぇ」プハー

志々雄「おい抜刀斎、アンタは飲まねぇか」

剣心「あぁ」

志々雄「うぐっ!?」

57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 23:39:07.67 ID:9mhnPePF0.net
志々雄「おえええええええええええ」ゲホッゲホッ

剣心「急いで飲むからでござるよ」

志々雄「てめぇ・・・・」ゲホッゲホッ

剣心「流石でござるなぁゴキブリ並みの生命力だ。他の乗組員はみーんな逝っちまったでござるよ?」
 
志々雄「騙したな・・・・・」ゲホッゲホッ

剣心「猛毒のある薬草がねぇ道場の裏に沢山生えてたんでござるよ」

志々雄「うぅうううぅ・・・・」ジタバタ

剣心「みじめなもんでござるなぁ!!!!ギャハハハアハハッハアハハハッハハ(º∀ºメ)」

志々雄「」バタッ

剣心「拙者は殺さずを守ってるでござるよ」

剣心「だって志々雄なんて人間初めからいなかったんだから」

62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 23:44:34.79 ID:9mhnPePF0.net
剣心「これで最後でござる」ギュッギュッ

剣心「これから志々雄一派はいなかった事になるんでござる」

剣心「あばよ」ポイッ

ボチャンッ!  ブクブクブク


剣心「さて何処へ行くでござるかな」

剣心「こういうとき深く考えてはいけない。気まぐれに港を目指すんでござる」

剣心「なかなか快適な船でござるな」

剣心「今後のこともゆっくり考えれそうでござる」

ザ――――――――――――――――――――

剣心「雨か・・・・・・」

66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 23:48:22.64 ID:9mhnPePF0.net
―――その頃―――

恵「薫さん達いつかえってくるのかしら」

恵「まぁこんな所に花を植えたのね」

恵「にしてはかなり耕されてるわね・・・」

恵は何を思ったか土を少し掘り返してみた
すると

恵「な、なによこれ・・・」ガクブル

恵「死んでるわ・・・二人とも・・・」

恵「警察呼ばなきゃ!!!」スタスタ

69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 23:53:34.98 ID:9mhnPePF0.net
左之助「なんなんだよおめぇら!!!」

ヤクザ「あぁ!?兄ちゃん金返してくれんだろ?」

左之助「なんのことだかさっぱりだぜ!!!」

ヤクザ「兄ちゃん保証人になったんだろ?もう期限の3日がすぎてんだよ」

左之助「保証人?剣心のか!?」

ヤクザ「そいつが逃げたんだよ!!!!だから保証人のてめぇがかわりに出すことになんだよ!!!」

左之助「んな馬鹿な!?おれだってほとんど文無しみてぇなもんだぜ!!!」

ヤクザ「文無し!?なめてんのか!!!!!もういいやっちまえ!!!」

ヤクザ達「おらああああああああああああ!!!!」

左之助「うわああああああああああああああああああ!!!!」ドサッ

ヤクザ「蛸部屋行きだよ。兄ちゃん」

73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/24(木) 23:57:32.96 ID:9mhnPePF0.net
川路「おい!!!大変だ!あの緋村が人殺しを!!」

斎藤「もう知らせなら聞いていますよ」

川路「京都のこともあるしどうすれば・・・」

斎藤「おかしいと思ったんだ。奴の顔から殺気がした」

斎藤「とうとう人斬りにたちもどったようだな抜刀斎・・・」

斎藤「この斎藤一がお前の首をとる」

川路「ど、何処へ行く!?」

斎藤「調査ですよ。調査」

斎藤「」キリッ

78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 00:03:53.58 ID:doZf3i5s0.net
剣心「新聞か。風に飛ばされてきたでござるな」スッ

剣心「!?」

剣心「もう気付かれたか!!!!」ザッ

剣心「連続殺人犯 緋村剣心 逃亡!か・・・」

剣心「顔や名前が晒されているでござる・・・・」

剣心「別人になりすますか・・・・でももう大々的に報道されている」

剣心「十字傷が特徴・・・ほう・・・」

剣心「はっ!!!」グサグサッ

剣心「これで・・・大丈夫でござる・・・(º皿ºキ)」

剣心「騒ぎが収まるまで身を隠すか」

80: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 00:07:49.81 ID:doZf3i5s0.net
剣心「取り敢えず山奥まで来た・・・」

剣心「ここはどこなんでござろう・・・」

剣心「はやく身を潜めないと・・・船が置きっぱなしだからすぐばれる・・・」キョロキョロ

剣心「はっ!?誰かいる!!」アタフタ

剣心「ハァハァハァハァ・・・誰だ・・・こんな山奥に・・・」

スパッ グサッ ズシューン

剣心「刀を振るう音・・・それも短刀か・・・」

剣心「やっかいでござるな」

83: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 00:12:55.62 ID:doZf3i5s0.net
蒼紫「ふぅ・・・」

蒼紫「これでまた修羅に近づいたぞー!」

蒼紫「よし!もう少し頑張るんば!!!」

蒼紫「フンフンフン!!!!」スパッスパッスパッ

蒼紫「待ってろよ最強の称号!!!!!」グサッグサッグサッ

蒼紫「マイプリティ操おおおおおおおおお!!!会いたいよおおおおおおおおお!!!」ズシューン

剣心「だらかと思えば」

蒼紫「あっ!?抜刀斎!?」

剣心「お主はもっとクールな奴かと思っていたでござるよ」

蒼紫「なんの事だ」

剣心「まあいいでござる。お主拙者を見てなにも思わないでござるか」

蒼紫「さあな俺はずっと山にこもってたからな・・・しいていえば殺す」

剣心「最強の称号というやつでござるな」

剣心「(いいカモがいた)」

87: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 00:17:23.39 ID:doZf3i5s0.net
蒼紫「ここでお前を殺して最強はこの俺だ」スチャッ

剣心「まぁ待て。お主のさっきの様子を見る限りではまだ修行中のようでござるな」

蒼紫「違うと言えば嘘になるな」

剣心「そんな状態で拙者挑んでお主は満足なのでござるか?」

蒼紫「命拾いしたな」スチャッ

剣心「せっかく久々に再開したんだ・・・楽しくお喋りしようでござる・・・」

蒼紫「それもそうだな。恋バナか?それとも悪口か?」

蒼紫「怖い話はやめてくれよ」

剣心「怖い話よりももっと怖い思いをさせてやるでござるよ!!!!」グサッ!

蒼紫「うおおおおお!?」バタッ

96: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 00:22:10.15 ID:doZf3i5s0.net
蒼紫「ひいいいいいいいいいい」ガクブル

剣心「ケケケケケケケケエッケケケケエケエケケケ!!!!(º∀ºキ)」

蒼紫「ウヘッウヘッ!!!!」ジタバタ

剣心「残念でござったなぁ・・・最強の称号・・・」

蒼紫「待て待て待て!!!ずるいぞ!!!」ジタバタ

剣心「でも安心するでござるよ蒼紫・・・」

蒼紫「安心しろだと・・・・・」ハァハァハァハァ

剣心「拙者がかわりに最強の称号を手にしてやるでござるから!!!!!!」グサッ!!!!!

蒼紫「うがっ・・・・・・・!?」ドサッ

剣心「死んだか」

剣心「これで何もかもうまくいく・・・・」カチャカチャ

剣心「今日から拙者が四乃森蒼紫でござる」

101: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 00:28:34.38 ID:doZf3i5s0.net
剣心「小太刀か」スチャッ

剣心「これで緋村剣心はいなくなった・・・」

剣心「今日から拙者は蒼紫でござる」

剣心「だから拙者は指名手配犯じゃない!!」

剣心「ハハハハハアハハハハハッハアッハハハハハアッハハアハ!!!!!(º∀ºキ)」

剣心「髪も黒くしよう・・・完全に蒼紫になるんでござる・・・」

剣心「操殿を愛でないと・・・」

剣心「マイプリティ操おおおおおおおおおおおおおおおおい!!!!!」

剣心「よしこれから拙者の面白いおかしい生活が始まるでござる」

剣心「まずは住むところを探さないと・・・」

剣心「えへへ・・・・」ニヤニヤ

108: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 00:33:17.49 ID:doZf3i5s0.net
左之助「あー疲れたぜ・・・・」

ヤクザ「サボってんじゃねぇぞ!!!!!」ドスッ

左之助「うわああああああああああああああああああ」ドサッ

ヤクザ「金返すまで一生ここからでれねぇんだからな!!!はやくでてぇなら働け!!!!」

左之助「ああああああああああもう我慢ならねぇ!!!!!!!」

ヤクザ「なんだ!!!!殺されてぇのか!!!!」

左之助「今まで罪悪感を感じて感情を押さえてきたが・・・よく考えると悪いのは全部剣心じゃねぇか!!!!」

ヤクザ「今さらなにいってんだ?そんなだから保証人なんかにされんだよ!!!!」

左之助「俺はここから出るぞ!!!!!うおらおおおおおおおお!!!!」ドスッ

ヤクザ「うへぇっ・・・・・・・!?」ドサッ

左之助「剣心の野郎!!!!!待ってろよ!!!!!」

ヤクザ「な、なんだこいつ・・・・つえぇ・・・」ガクブル

115: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 00:38:46.86 ID:doZf3i5s0.net
剣心「よくよく考えれば拙者は蒼紫なんだ。葵屋に帰ればよかろう」スタスタ

剣心「ただいまーでござ・・・ただいまあおしー!」

翁「誰じゃお主!?」

剣心「何を言っている?拙者は蒼紫でご・・・すよ!」

翁「嘘をつくな!!!誰なんじゃ!!!」

剣心「マイプリティ操おおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

翁「あれ?なんじゃ蒼紫かよく帰ってきてくれたのぉ」

剣心「ははは!もう翁ったら!」

剣心「(ちょろいな)」

剣心「じゃあ拙者は疲れてるから部屋でやすむです」

翁「うむ」

120: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 00:42:37.40 ID:doZf3i5s0.net
剣心「るんるん♪」

黒ジョウ「あれ誰ですかアンタ?」

剣心「や、やあ蒼紫でごすよ!忘れたのー?」

黒ジョウ「いやいや違うでしょ。蒼紫様のお知り合いの方ですか?」

剣心「だーかーらー蒼紫だっての」

白ジョウ「どうした?」

黒ジョウ「いやこの人が自分を蒼紫様だって言うもんで」

剣心「マイプリティ操おおおおおおおおおおお!!!!」

白ジョウ「なんだ蒼紫様じゃないかおひさしぶりです!!!」

黒ジョウ「ほんとだ!?蒼紫様でしたか!!!」

剣心「くるしゅうないくるしゅうない!」

125: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 00:48:49.28 ID:doZf3i5s0.net
剣心「ういーす」

増髪「あれお客様ですか?」

剣心「蒼紫様でごす」

増髪「えー冗談やめてくださいよ」

近江女「蒼紫様はもっとイケメンですよ」

剣心「いやいや拙者のほうがイケメンだしいいいいい!!!」

剣心「じゃなくて拙者が蒼紫!!!!わかる!?」

近江女「そんなこといわれても・・・」

剣心「マイプリティ操おおおおおおおおおおお!!!!!!」

増髪「あれ!?蒼紫様!!!!帰ってきたんですか!!!」

近江女「久しぶりです!!!!!!!!」

剣心「いやいやいや!!!お主らのようなオナゴにかこまれて拙者幸せでござる!!!」ウハウハ

剣心「後は操殿か」

131: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 00:53:44.53 ID:doZf3i5s0.net
剣心「マイプリティ操!!!!!」ガラッ

操「!?」

剣心「会いたかったよ操ちゅわああああああああん!!!!」ギュッ

操「え!?ちょっ」

剣心「デュフフフフフ!!!!!!!デュフフフフフ!!!!!」チュッチュッ

操「きゃああああ!!!!離れろ!!!!!」ドンドン

剣心「いってえええええええ!!!!!蒼紫様になんてことするでござる!!!!」

操「誰よアンタ!!!きやすく触らないで!」

剣心「誰って蒼紫でござるすよ!!!」ニッコリ

操「はぁ?蒼紫様をアンタみたいな奴と一緒にしないで」

剣心「な・・・・」

翁「これ操、そいつは正真正銘蒼紫じゃぞ」

操「なにいってんのよ爺や!これのどこが蒼紫様なのよ!」

剣心「おろぉ・・・・」

134: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 00:58:58.54 ID:doZf3i5s0.net
翁「確かによく見ると全然違う・・・」

操「でしょー!!!」

剣心「ばばばばばっばば馬鹿いっちゃイカンですたい!!!拙者はぜったい蒼紫ですよ!!!」

剣心「すっげえええええ修行したせいで見も心も変わったっていうかなんというか」

操「出てってよ!」

剣心「蒼紫様のこと嫌い・・・?」

操「蒼紫様の事は大好きよ!でもアンタの事は大嫌い!!!」

蒼紫「今の言葉聞いたぞ!!!!」ガラッ

操「蒼紫様!?」

翁「おぉ蒼紫!!!!」

剣心「げっ!?なんで!!!!!????」

蒼紫「マイプリティ操おおおおおおおお!!!!」ギュッ

操「蒼紫様ああああああああああ!!!!」ギュッ

136: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 01:02:35.26 ID:doZf3i5s0.net
操「蒼紫様・・・服は着ようよ・・・」

蒼紫「全部抜刀斎に盗られたんだ」

蒼紫「どういうつもりか知らんが俺になるなど無駄な足掻きだったな」

剣心「お主なぜ死ななかった!!!!!」

蒼紫「これがふところに入っていてな・・・俺を守ってくれた」スッ

操「私があげたお守り・・・」

蒼紫「マイプリティ操おおおおおおおおおおお!!!!」ギュッ

剣心「ばれちゃしょうがねぇ!!!逃げるでござる!!!!」

斎藤「どこに逃げるんだ」

剣心「斎藤!?」

143: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 01:09:39.39 ID:doZf3i5s0.net
斎藤「四乃森から通報があってなぁ俺も一応警察だ」

剣心「くそぉ・・・・・・」

斎藤「お前が抵抗するというなら正当防衛だ。お前の首を貰う」スチャッ

剣心「うわああああああああああああああああああ!!!!」ズザザザザ

操「逃げたわ!」

剣心「こんなところで捕まってたまるか!!!!!!!!!」

剣心「拙者は面白おかしく暮らすんだ!!!!!!!!!!!!」

剣心「山奥に隠れるんだ!!!!!!山奥に!!!!!!!」

剣心「拙者ならできるぞ!!!!!!ケケケケッケケケケッケ!!!!!」

斎藤「阿呆が」

145: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 01:13:08.91 ID:doZf3i5s0.net
剣心「うおおおおおおおおおおおおおおお」ズザザザザ

剣心「ここまでくれば・・・・・」ハァハァ

剣心「がむしゃらに走ったござるなぁ・・・」ハァハァ

剣心「ここは何処だろう・・・・・」

剣心「あんなところに小屋が・・・?」

剣心「空き家か?なら都合がいい・・・」

剣心「小屋のまわりがよくわからん焼き物だらけでござる・・・これは空き家でござろうな」

剣心「これでしばらくは身を隠せる・・・計画は後でじっくり練り直そう・・・」

剣心「しかしなんだか見覚えのあるところでござる」

152: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 01:17:22.80 ID:doZf3i5s0.net
剣心「ども」ギィ

剣心「誰もいない!やっぱし空き家でござったか!」

剣心「ふぅ・・・・・一安心でござる・・・・」バタッ

剣心「いったいどこに逃げればいいんでござろう・・・・」

剣心「北海道・・・・いやいっそのこと海外に・・・」

剣心「海外しかないでござる・・・・」

剣心「まずはあの船を回収してくるか・・・でも・・・」

比古「海外旅行か俺も連れていってくれよ」

剣心「遊びじゃないんですよ師匠」

剣心「師匠・・・・・」

比古「久しぶりだな馬鹿弟子」

剣心「うわああああああああああああああああああ!!!!!!!」ガクブル

153: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 01:22:29.11 ID:doZf3i5s0.net
比古「なんだ騒がしいな」

剣心「(なんてことだ・・・・全てが水の泡でござる・・・・)」

比古「顔に傷が増えてるじゃないか。ますますマヌケな面だ」

剣心「(よりによって師匠に気付かれるなんて・・・・死を覚悟しよう・・・)」

比古「で、何の用だ」

剣心「とととととと惚けないでくださいよおおおおおおおおおお」ガクブル

比古「意味がさっぱりわからん。用も無いのに勝手に俺の家に上がり込むな」

剣心「家・・・・・そうか!!!!ここ師匠の家か!!!!」

比古「とうとうイカレちまったか」

剣心「じゃあ師匠は拙者を殺しに来たわけでも捕まえに来たわけでもござらんのか!!!!」

比古「いつでも殺してやるぞ」スチャッ

剣心「もおおお冗談はよしこさん!!!」

剣心「(助かった!!!!!!)」

157: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 01:26:54.89 ID:doZf3i5s0.net
剣心「師匠!!!しばらくの間ここに泊めてほしいでござる!!!!」

比古「えー」

剣心「頼むでござるよ!!!!!!この通りでござる!!!!!!!」

比古「しょうがないなぁ」

剣心「イヤフゥ~!!!!!!!!!!」

比古「まぁ久しぶりにお前と酒を飲むのもいいだろう」

剣心「そうでござる!!!!!酒!!!酒!!!!」

比古「ほら飲め」スッ

剣心「忝ない忝ない!!!!」グビグビ

剣心「・・・・・」

比古「うまいか?」

剣心「まずいでござる」

161: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 01:31:27.40 ID:doZf3i5s0.net
比古「それはお前の心が病んでいる証拠だ」

剣心「病んでいるか・・・・」

比古「なにか悩みがありそうな面をしてるな」

剣心「無いでござるよ・・・・なにも・・・」

比古「お前人を斬っただろ」

剣心「!?」

比古「見ればわかる」グビグビ

剣心「拙者は斬ってない!!!!!誰も・・・・・」

比古「そうか。侍が人を斬って何が悪い?」

剣心「薫殿も弥彦もみんなみんないなかったんだ初めからいなかったんだ・・・・」ブツブツ

比古「何を怯えている」

剣心「うわああああああああああああああああああ!!!!!!」

比古「情緒不安定かコイツ」

163: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 01:35:59.70 ID:doZf3i5s0.net
比古「俺は水をくんでくる」スッ

剣心「はい・・・・」

剣心「ここにいるのは危険かもしれないでござる・・・・」

比古「アイツ風呂入るだろうしな多目にくんどかなきゃ」

斎藤「ちょっと聞きたいことがあるんだがいいか?」

比古「なんだ?俺は警官にやっかいになるようなことはしてないはずだぜ」

斎藤「アンタじゃない。この男に見覚えはないか?」スッ

比古「あぁよーく知ってる。コイツが小便漏らしてた頃からな」

斎藤「いまコイツはどこにいる?」

比古「さあな」

斎藤「はずれか」

165: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 01:42:43.27 ID:doZf3i5s0.net
比古「お前何かしたのか」

剣心「いやなにも」

比古「警官にお前の写真を見せられたぞ」

剣心「!?」

剣心「言ったんでござるか!!!拙者がいること!?」

比古「何も言わなかった」

剣心「師匠・・・・・」ウルウル

比古「だがお前は病んでいる」

剣心「・・・・・・」

比古「時間がかかってもいい病と言うのは直さないと大変なことになる」

剣心「・・・・・・・はい」

斎藤「よお」ガラガラ

剣心「!?」

168: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 01:45:26.22 ID:doZf3i5s0.net
剣心「師匠!?」

比古「俺は何も喋ってない」

斎藤「その通りだ。この男はお前を逃がそうとした」

剣心「あわあああああああ!!!!!」

斎藤「大人しく署まで来い。それがいやならここで死ぬか」スチャッ

剣心「逃げろ!!!!!!!!!」ズザザザザ

斎藤「こんどは逃がさん!!」ズザザザザ

比古「」グビグビ

比古「あぁまずい・・・」

比古「俺も病んでいるようだな」

171: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 01:48:28.77 ID:doZf3i5s0.net
剣心「ここで捕まるもんかあああああああああああああああ!!!!!!」ズザザザザ

斎藤「何てはやさだ!?」ズザザザザ

剣心「誰も拙者にはおいつけん!!!!!!!!」ズザザザザ

斎藤「凄まじい執念から馬力をうみだしているのか」ズザザザザ

剣心「拙者は面白おかしく暮らすんだあああああああああ!!!!」

その時だった剣心以上に執念を抱いている者が現れた

ズキューン!!!!!

剣心「うぐはぁっ・・・・・・!?」ドサッ

176: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 01:53:21.79 ID:doZf3i5s0.net
剣心「銃弾・・・・・誰だ・・・・」

方治「死ねえ!!!!!!」バンバンバン

剣心「うぎゃあああ!!!」

剣心「お主・・・・生きていたのか・・・・」ゲホッ

方治「生憎私はあの酒を飲まなかった!!!!ずっとお前に付きまといチャンスを狙っていたのだ!!!」

方治「志々雄様のかたき!!!!!!」バンバンバン

剣心「うるせええええええええええ!!!!」

方治「く、来るならこい!!!!!!」

剣心「死ねえええええええええええええ!!!!!!」ガツンッ

方治「あぁ!?銃が!」

剣心「悪あがきもこれでおしまいだ」スチャッ

左之助「うおらおおおお!!!!」ガツンッ

剣心「うぐはぁつ・・・・・!?」ドサッ

178: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 01:57:01.32 ID:doZf3i5s0.net
方治「なぜ私を助けた・・・・」

左之助「あぁ?誰だおめぇ?んなことより剣心この野郎!!!!」

剣心「サ・・・・・ノ・・・・」ガクガク

左之助「よくもおれに厄介事押し付けてくれたな!!!!!!」

左之助「俺を騙しやがったな!!!!!!!!!」

剣心「落ち着けサノ・・・・借りた金ならまだ結構残ってるから・・・」スッ

左之助「うるせえええええ!!!!」ドスッ

剣心「ううううううう!!!!」ゴロゴロ

斎藤「終わりだ抜刀斎」

剣心「あ・・・・」

グサッ!!!!!

180: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 02:00:35.95 ID:doZf3i5s0.net
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剣心「ここは・・・・」

剣心「生きてる・・・・拙者生きてる!!!!!」

剣心「気付かない間にこんなところまで逃げてたんでござるな」

剣心「ん?」

そこには薫と弥彦の姿があった

剣心「あれ!?お主ら生きてたんでござるか」

剣心「やべぇ!!!逃げないと!!!」

薫「誰ですか」

剣心「え?」

弥彦「どちら様で」

剣心「何をいってるでござるか拙者でござるよ!!」

薫「?」

183: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 02:04:21.33 ID:doZf3i5s0.net
薫「なぁにこの人・・・・」

弥彦「ちょっと頭のネジがどっかいっちゃってる人だな」

剣心「ななな何を言うんでござるか!?緋村剣心でござるよ!!!」

薫「いや知りませんよ」

弥彦「出てけよ」

剣心「おろぉ・・・」

左之助「よお嬢ちゃんいるかい?」

剣心「あああサノ!!!!あのときは悪かったでござるうううう!!!」ギュッ

左之助「わ!?なんだこいつ!!!」ドス

剣心「うっ・・・・!?」

左之助「誰だか知らねぇが勝手に嬢ちゃん家にあがりこんでんじゃねぇぞ」

剣心「え・・・・」

187: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 02:13:06.21 ID:doZf3i5s0.net
剣心「うわああああああああああああああああああ」ズザザザザ

剣心「みんなで拙者を騙して油断させて捕まえる罠でござるか!?」

志々雄「」スタスタ

剣心「あぁ!!!!お主も生きてたでござるか!?」

志々雄「誰だ?俺はアンタみたいな奴にはあった覚えがねぇ」

剣心「お主も拙者に罠をしかけてるんでござるか!?」

剣心「ああああああまるで拙者が初めかっらいなかったみたいではござらんか!!!」ガクガク

志々雄「初めかっらいなかった?そういえば昔そんな事を言ってた奴には会ったことがある気がするな」

志々雄「そいつは人を殺めるたびにその人間を初めからいなかったことにして自分から逃げていたな」

志々雄「ほんとうにいなかったのはどっちだったんだろうな」

剣心「拙者は・・・・・初めからいなかった・・・・」

ザ――――――――――――――――――

剣心「雨・・・・・・」

剣心の周りでは雨の音だけが静かに響いていた