1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 22:23:55.15 ID:JihR6fY80.net
剣心「崖から落ちて偶然にも木の枝に引っ掛かったでござる・・・・」グラグラ

剣心「木の枝が折れるのも時間の問題でござるな・・・・」

剣心「誰かああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

剣心「助けてくれでござるううううううううううううううううううううううううううううううううう」

剣心「引き上げてええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」

剣心「死にたくないでござるうううううううううううううううううううう!!!!!」

左之助「」スタスタ

剣心「あれはサノ!?」

剣心「さのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおはよおおおおおお」

左之助「」スタスタ

剣心「ここでござるううううううううううううううううううううううううううううううううう」

引用元: 剣心「誰か助けてくれでござる!!!!!!!誰か!!!!」 



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5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 22:28:52.36 ID:JihR6fY80.net
剣心「気付いてくれたようでござる!!!こっちに来る!!」

左之助「」スタスタ

左之助「ふぅ・・・ここまでくれば安心だぜ」

剣心「はよ!はよ!」

左之助「よっこらせ」

剣心「!?」

剣心「○○○○○に捕まれと言うんでござるか!?」

左之助「」シャー

剣心「うわああああああああああああああああああ!!!!やめてくれでござる!!!!!」

左之助「」シャー

剣心「汚いでござる!!!!!!!うええええええええ」ゲホッゲホッ

剣心「まさか!?あまりの尿意で拙者の声がまったく聞こえていないのでは!?」

左之助「」シャー

剣心「うわああああああああああああああああああああああ」

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 22:34:03.21 ID:JihR6fY80.net
左之助「あぁスッキリしたぜ!もう少しで19にもなって○○漏らすところだったぜ」

剣心「」ゲホッゲホッ

左之助「さぁて賭場にもどるとすっかな」スタスタ

剣心「待って・・・サノ・・・・」ゲホッゲホッ

剣心「おろぉ・・・・・」

剣心「酷い・・・酷すぎるでござるよ!!!!!こんな仕打ち・・・」

剣心「あの鳥頭・・・・」

剣心「でもこのままじゃ落ちて死んじゃうでござるううううううううううう!!!!!」

剣心「下には人食いサメがうじゃうじゃしてるというのにいいいいいいい!!!!」

サメ「シャアアアアア!!!」

剣心「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

薫「」スタスタ

剣心「あれは薫殿!?」

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 22:37:57.87 ID:JihR6fY80.net
剣心「ここでござるうううううううううううううううううううううううう」

剣心「薫殿おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

薫「」スタスタ

剣心「おっ!?こんどこそ気づいてくれたようでござるな!」

薫「」スタスタ

剣心「はよ!薫殿!はよ!」

薫「ふぅ・・・ここまでくれば安心ね」

剣心「そのまま引き上げてくれでござるううううううううううううう」

薫「よいしょっと」

剣心「なんでござるかそのガラクタの山は!?」

薫「えい!」ガラガラ

剣心「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 22:40:42.17 ID:JihR6fY80.net
剣心「何をするんでござる!?」

薫「まったく粗大ゴミは捨てるのにお金取られるなんて困ったものだわ」プンスカ

薫「でもここに捨てればバレないわね!今度からそうしましょ」

剣心「また拙者の声がまったく聞こえていないのでござるか!?」

薫「あっそうだ、ついでに」パサァ

剣心「!?」

薫「」シャー

剣心「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

薫「」シャー

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 22:45:37.41 ID:JihR6fY80.net
剣心「薫殿!!!!!!!」ゲホッゲホッ

薫「ふぅ・・・・危なかったわ・・・もう少しで漏らすところだった・・・」

剣心「薫殿もあまりの尿意で拙者の声がまったく聞こえていない・・・・」

薫「さぁ道場に戻りましょ」スタスタ

剣心「待って薫殿!!!!!!!!!!」ゲホッゲホッ

剣心「酷すぎるでござるううううううううううううう!!!!!!!」

剣心「なんで拙者を助けようともせず○○○○を掛けて帰るんでござるか!!!!!!」

剣心「どいつもこいつもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

サメ「シャアアアアア!!!!!」

剣心「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」

弥彦「」スタスタ

剣心「おっ!?あれは弥彦!!!!!」

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 22:49:29.79 ID:JihR6fY80.net
剣心「弥彦おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

弥彦「!?」

剣心「ここござるううううううううううううううううううううううううう!!!!!」

弥彦「今剣心の声がしたよな・・・・?」キョロキョロ

剣心「おっ!?キョロキョロしてる!!!!聞こえてるようでござるな!!!!!!」

弥彦「」キョロキョロ

剣心「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい」

弥彦「気のせいか・・・・」スタスタ

剣心「やっと気付いてくれたみたいでござる!!!!!」

弥彦「見られてねぇよな・・・」

剣心「!?」

剣心「○○○○○に捕まれと・・・?」

弥彦「」シャー

剣心「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 22:55:14.71 ID:JihR6fY80.net
弥彦「」シャー

剣心「この野郎!!!!!わかっててしてるでござるな!!!!!!!!!!」

弥彦「」シャー

剣心「うわああああああああああああああああああああああ」ゲホッゲホッ

弥彦「ふぅ・・・」

剣心「いや、弥彦も計り知れない尿意を・・・」ゲホッゲホッ

弥彦「あぶねぇあぶねぇ・・・・もう少しで漏れちまうとこだったぜ・・・」

弥彦「そろそろ赤べこ行かないと・・・」スタスタ

剣心「待ってよ!!!!!!!!」

剣心「このままでは○○臭いまま死ぬことになってしまうでござる・・・」

剣心「頑張って登るしか・・・」

剣心「でも一歩でも動いたら枝が折れそうでござるし・・・・」ガクブル

斎藤「」スタスタ

剣心「あれは斎藤!!!!!!!!!!」

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 22:58:35.42 ID:JihR6fY80.net
剣心「ここござるううううううううううううううううううううううううう!!!」

斎藤「まったく・・・勤務時間はタバコ吸うなだと・・・・」

斎藤「今の時代らしい阿呆な考えだ」キョロキョロ

剣心「斎藤おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

斎藤「ここまでくればいいだろう」

剣心「いや待て」

剣心「このままじゃ斎藤に○○○○○を掛けられるんじゃ」

剣心「そんなの嫌でござるううううううううううううう!!!!!!!!」

剣心「でも助けてくれるかも・・・・・」

斎藤「」スッ

剣心「でも○○○○○かも・・・・「」

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 23:02:27.60 ID:JihR6fY80.net
剣心「これは・・・・○○○○○でござる!!」

剣心「やっぱり来ないでええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」

剣心「帰ってええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」

斎藤「」ボウッ

剣心「火!?」

剣心「まさか斎藤、拙者を燃やす気なんじゃ」

斎藤「よお抜刀斎お前の首がこうも簡単に手に入るとはなぁ」

剣心「ひぃ!?」

斎藤「あばよ」ポイッ

剣心「あついいいいいいいいいいいいいいいい」


剣心「みたいな事あり得なくはないでござる」

30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 23:06:04.24 ID:JihR6fY80.net
斎藤「チッ、湿気てるな」

剣心「火消した!?」

剣心「あやつ拙者の心の中を読んだのか!?」

斎藤「」モゾモゾ

剣心「しかし今の奴になら負ける気がしないでござる・・・」

剣心「たとえ罠であっても行けそうなきがするううううう」

剣心「斎藤おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

斎藤「さてと」ボロンッ

剣心「!?」

剣心「裏を読まれた!?」

32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 23:09:53.16 ID:JihR6fY80.net
斎藤「」シャー

剣心「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」

斎藤「」シャー

剣心「うえええええええええええええええええええええええええええええ」ゲホッゲホッ

斎藤「」シャー

剣心「酷すぎるでござるううううううううううううう!!!!!」

斎藤「」シャー

剣心「ああああああああああああああああああ汚いいいいいいいいいいいい」

斎藤「」シャー

剣心「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

斎藤「」シャー

剣心「壬生の狼が○○○○○なんて!!!!!!!!!」ゲホッゲホッ

斎藤「」シャー

剣心「あああああああああ長いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」

斎藤「」シャー

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 23:14:54.45 ID:JihR6fY80.net
斎藤「ふぅ・・・スッキリした」

剣心「うぅぅ・・・・・」ゲホッゲホッ

斎藤「牙突漏式」

斎藤「そこで間抜けな姿を死ぬまで晒しておけ」スタスタ

剣心「気付いてたのに○○○○○を!?」

剣心「酷すぎるでござるううううううううううううう!!!!」

剣心「今までで一番酷いでござる!!!!!!!警察のくせに!!!!!!!」

サメ「シャアアアアア!!!!!!」

剣心「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

鳥「ピヨピヨ」

剣心「鳥殿・・・拙者を助けてくれるんでござるか・・」

鳥「ピイイイイ」グサッグサッ

剣心「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」

43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 23:18:53.98 ID:JihR6fY80.net
―――数日後―――

剣心「あれから何日がたったでござろう」

鳥「ピイイイイ」

剣心「うるせぇぞ!!!!!拙者の頭に勝手に巣作りやがって!!!!」

鳥「ピイイイイ!!!!」グサッグサッ

剣心「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」

サメ「シャアアアアア!!!!!」

剣心「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」

鳥「ピヨピヨ」バサバサ

剣心「二度と帰ってくんなでござる!!!!!!」

剣心「立派な卵なんぞ産みよって・・・」グウウウ

剣心「そういえば腹が減ったでござるなぁ」

剣心「・・・・・・」

47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 23:23:19.85 ID:JihR6fY80.net
剣心「でもあの鳥が毎日温めている卵を食べるのは少々気が引けるでござるなぁ」

サメ「おい」

剣心「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」

サメ「よく聞け」

剣心「許してくれでござる!!!!!!拙者何かに食べられて死ぬなんてごめんでござる!!!!!」

サメ「所詮この世は弱肉強食」

剣心「えっ・・・」

サメ「強ければ生き、弱ければ死ぬ」

サメ「その卵はアンタよりも弱者だと俺は思うぜ」

剣心「サメ殿・・・」

サメ「」ザブーン

剣心「弱肉強食でござるか」

剣心「」パキッ

剣心「」ジュルジュルジュルルルルッ

53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 23:27:20.48 ID:JihR6fY80.net
剣心「うんめぇ」ニッコリ

鳥「!?」

剣心「悪いでござるなぁ弱者さんよぉ」

鳥「」プルプル

剣心「怒るんでござるか?弱者の分際で?」

鳥「ピギュアアアアアア!!!!」グサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッ

剣心「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」

鳥「フンフンフンフン!!!!!!」グサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッ

剣心「ごめんなさいでござるうううううううううううううう!!!!!!」

鳥「フンフンフンフン!!!!!!!」グサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッ

剣心「拙者が悪かったでござるううううううううううううう!!!!!!」

鳥「」ボロンッ

剣心「!?」

鳥「」シャー

剣心「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」

58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 23:30:01.52 ID:JihR6fY80.net
剣心「鳥にまで○○○○○掛けられるなんて!!!!!!」ゲホッゲホッ

鳥「」シャー

剣心「サメ殿!!!!!話が違うではござらんか!!!!!!」ゲホッゲホッ

サメ「シャアアアアア!!!!」

剣心「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」

剣心「全部サメ殿のせいでござる!!!!!!!!」

サメ「」ボロンッ

剣心「!?」

サメ「」シャー

剣心「そんなああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 23:36:07.40 ID:JihR6fY80.net
剣心「おふっおふっ!!!!」ゲホッゲホッ

鳥「てめぇからかうのもいい加減飽きたわ」

剣心「えっ」ゲホッゲホッ

鳥「あの卵も誰との子かわかんないしアタシ的には食べてもらった方が都合いいし」

剣心「そんな!!!!!!」

鳥「じゃあね」バサバサ

剣心「なんでござるかこの敗北感!!!!!!!!」

剣心「サメ殿に謝罪を求めたい!!!!!!!!!」

サメ「生きがってんじゃねぇよ俺はアンタをあの卵より強者だと言ったんだぜ」

剣心「だーかーらーそれについての謝罪を!!!!!!」

サメ「俺から見るとアンタは弱者だ・・・・よく覚えておけよ」ザブーン

剣心「あぁあぁぁぁぁっぁ・・・・・」ガクブル

72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 23:40:03.99 ID:JihR6fY80.net
―――数日後―――

剣心「精神的にももう限界でござる・・・」

剣心「誰か・・・・・」

操「」スタスタ

剣心「あれは操殿!?」

操「」スタスタ

剣心「東京に遊びに来てたのでござるかな!?」

剣心「でもこのままじゃきっと○○○○を掛けられるだけでござる・・・・」

剣心「一体どうすれば・・・・」

蒼紫「そこで何をしている」

剣心「蒼紫!?」

剣心「お主拙者に気づいてくれたんでござるな!!!!!!!」

75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 23:44:41.12 ID:JihR6fY80.net
剣心「悪いけど引き上げてほしいんでござるが」

その時だった
剣心はてっきり蒼紫が自分を引き上げようと身を屈めたのかと思った
しかし何を思ったか蒼紫は自ら崖を降り、剣心の引っ掛かっている横の木の枝に引っ掛かった

蒼紫「どっこいしょういち」

剣心「お主馬鹿でござろう!?そんなんでどうやって拙者を引き上げるんでござるか!!!」

蒼紫「お前を引き上げる気なぞ元々無い」

剣心「おろぉ・・・・」

蒼紫「これには深い訳がある・・・「」

79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 23:48:56.86 ID:JihR6fY80.net
―――数分前―――

操「!?」

蒼紫「どうしたマイプリティ操」

操「な、なんでもないよ」プルプル

蒼紫「ははーん、漏れそうなんだな」

操「やめてよ蒼紫様・・・///」プルプル

蒼紫「その辺ですりゃいいじゃん」

操「やだよ恥ずかしい・・・」

蒼紫「俺は平気だぞ」

操「・・・・・」プルプル

蒼紫「仕方ない・・・ここで待ってるから向こうでしてこい」

操「うん」スタスタ

蒼紫「さてと・・・」ズザザザザザ

82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 23:52:36.30 ID:JihR6fY80.net
蒼紫「そして今に至る」

剣心「よくわかんないでござる」

剣心「なんでそこで待ってるはずの蒼紫が先回りして崖下に潜んでるんでござるか」

蒼紫「○○だ」

剣心「○○?残念でござるがここにはわき水はないでござるよ・・・」

蒼紫「今にわいてくる」

剣心「あああああああああああああああああああああああああああ」

剣心「せっかくお主に助けてもらえると思ったのにいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」

剣心「このままじゃまーた○○○○○地獄でござるううううううううううううう!!!!」

蒼紫「」

87: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/28(月) 23:56:16.47 ID:JihR6fY80.net
操「」キョロキョロ

剣心「やめてえええええええええええええええええええ」

操「誰もいないよね・・・・」

剣心「拙者がここにいる!!!!!!!!ここに!!!!!!」

蒼紫「静かにしろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

操「!?」

操「蒼紫様・・・・?」

蒼紫「ホーホケキョ」

操「なーんだウグイスか」

蒼紫「抜刀斎」ギロッ

剣心「わーたでござるよ・・・黙ってるでござる・・・」

操「さて」パサァ

蒼紫「んほおおおおおおおおおおお」

94: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:01:38.00 ID:mlsctA+y0.net
操「」シャー

剣心「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」

蒼紫「!?」

蒼紫「どけ!!!!!!!」カサカサカサカサ

剣心「斜面をありえない角度で走ってくるでござる!?」

蒼紫「いいからどけ!!!!!」ドンッ

剣心「やめろでござる!!!!!落ちちゃう!!!!!!」

操「」シャー

蒼紫「んほおおおおおおおおおおおおおおおおお」ゲホッゲホッ

蒼紫「ごはん何杯でもいける!!!!!!!」ゲホッゲホッ

剣心「押すなでござる!!!!!!!!!」ドンッ

その時剣心の腕が蒼紫の○○に激突した
蒼紫は音もなく崩れ落ちサメの泳ぐ海へ落ちた

剣心「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

操「ふぅ・・・スッキリ」スタスタ

剣心「蒼紫いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」

100: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:05:46.33 ID:mlsctA+y0.net
剣心「蒼紫・・・・・」

剣心「弱肉強食・・・・・」ガクブル

剣心「安らかに眠ってほしいでござる・・・・」

剣心「それにしても久々の○○○○でござったなぁ」

剣心「そういえば拙者何日ぐらいここにいるんだろうか・・・」

剣心「なんで誰も探しにこないんでござろうか」

剣心「拙者はいらない子だったの・・・・」

剣心「」シクシク

102: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:10:56.55 ID:mlsctA+y0.net
―――そのころ―――

左之助「おい嬢ちゃん何度も聞くがよぉ、本当に剣心はそう言ったのかい」

薫「そうよ」

左之助「やっぱり俺には信じられねぇ」

薫「本当よ!!!剣心が私にもうここを出る、拙者はるろうにでござるって」

弥彦「確かに言いそうだけどな」

左之助「でもなんで俺には何の挨拶もないんでい!!!!おかしいぜ!」

薫「何が可笑しい!!!!!」

左之助「あいつはそんな奴じゃねぇぜ!!!!

薫「剣心がそう言ったんだから仕方ないでしょ!!!!!」

薫「(いい機会なのよ。これで○○○製造機がいなくなるんだから)」

105: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:16:02.09 ID:mlsctA+y0.net
剣心「腹が減った・・・・・・」グウウウウウウウ

剣心「食べ物・・・・・・」

ザブーン!!!!!!

剣心「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

剣心「サメ殿!?やめてくれでござる!!!腹が減ってるような人間食っても不味いでござるよ!!!」

蒼紫「サメはもういない」

剣心「!?」

蒼紫「サメの肉というのはなかなか美味だった」

剣心「蒼紫生きてたんでござるか!!!!!」

蒼紫「ほら新鮮な魚だ、食え」ピチピチ

剣心「か、忝ない!」ガッツガッツムシャムシャ

剣心「でもどうやって何日も海のなかで生きてたんでござるか!?」

蒼紫「それには深い訳があってな」

剣心「海だけに」

108: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:20:41.49 ID:mlsctA+y0.net
―――何日か前―――

蒼紫「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」ザブーン

サメ「なんだお前」

蒼紫「うわあああああああああああああサメええええええええええええええええええええ!?」

サメ「弱者か。俺の餌になってもらうぜ!!!!」

蒼紫「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああ」

―――――――蒼紫様知ってた?フカヒレは美容にいいんだよ

蒼紫「マイプリティ操・・・・!!!!!」

サメ「シャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

蒼紫「水中剣舞六連!!!!!!」グサッグサッグサッグサッグサッグサッ

サメ「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」

蒼紫「これが御庭番衆お頭の愛の力だ」

小魚「ありがとうございます」

蒼紫「なんだ貴様」

110: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:23:40.62 ID:mlsctA+y0.net
小魚「小魚です。あのサメは荒くれもので手を焼いておりまして」

蒼紫「礼にはおよばん」

小魚「いえ、是非とも我々の竜宮城にきて頂きたい」

蒼紫「マジ!?」

小魚「はい、是非ともお礼をさせてください」

蒼紫「あー行く行く!竜宮城とかかっけー!!!」

小魚「ではこちらへ」スイスイ

蒼紫「イヤフゥ~!!!!!!」スイスイ

112: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:27:32.16 ID:mlsctA+y0.net
小魚「ここです」

蒼紫「こんちわー」ガチャッ

志々雄「ようこそ」

蒼紫「ども」

志々雄「俺がここのお姫様を担当している志々雄真実だ」

蒼紫「お姫様・・・」

志々雄「包帯がふやけて大変だぜ」

蒼紫「か、かっけー」

志々雄「アンタには世話になったみてぇだな。宴会の準備がしてある」

蒼紫「あざっす」

志々雄「ジャンジャン飲め」

115: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:31:08.03 ID:mlsctA+y0.net
志々雄「どうした?」

蒼紫「あの・・・竜宮城って志々雄さんしかいないんすか・・・」

志々雄「そうだ」

蒼紫「・・・・・」

志々雄「飲めよ」

蒼紫「うん・・・・」

蒼紫「もともと一人なんすか・・・?」

志々雄「昔は仲間がいたさ。十本魚って行ってな」

蒼紫「今はどこに?」

志々雄「死んだよ」

蒼紫「・・・・・なんかすいません」

志々雄「さっきお前が殺したサメが最後の一人だ」

蒼紫「!?」

117: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:34:11.11 ID:mlsctA+y0.net
蒼紫「どどどどどういうことだ!?」ガクブル

志々雄「よくも仲間を殺ったな」スチャッ

蒼紫「正当防衛だ!!!!!正当防衛!!!」

志々雄「ほう。弱肉強食と言うわけか」

蒼紫「そうだそうだ!!!!」

志々雄「ならば今この状況で弱者はお前だぜ」

蒼紫「ああああぁぁぁぁっぁ・・・・・・」ガクブル

志々雄「殺す」スチャッ

蒼紫「やめてええええええええええええええええええええええええ」

119: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:38:06.62 ID:mlsctA+y0.net
―――――――蒼紫様知ってた?志々雄の肉って美容にいいんだよ

蒼紫「マイプリティ操・・・・!!!」スチャッ

志々雄「シャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

蒼紫「水中剣舞六連!!!!!!!」グサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッ

志々雄「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

志々雄「燃えるうううううううううううううう」メラメラ

蒼紫「水中発火・・・!?」

志々雄「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」メラメラ

蒼紫「お前の炎も大したものだが俺の炎には勝てん」

蒼紫「これが御庭番衆お頭の愛の炎だ」

123: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:44:02.72 ID:mlsctA+y0.net
剣心「そして気付けば何日か経ってたと」

蒼紫「竜宮城だからな」

剣心「ほう・・・・」

蒼紫「見てくれ抜刀斎、今から俺が踊るのが志々雄が披露した舞いだ」

剣心「ほう」

蒼紫「じゃーくにーくきょうしょくー♪しぜんのせーつりー♪」

剣心「ひっでぇ!?こんなの笑うに決まってるでござる!!!」

左之助「けんしいいいいいいいいいいいいいいいいいん」

左之助「いたら返事してくれええええええええええええええええええええええええええええええええええ」

蒼紫「あんさん弱者かい!?いいえーわーたしは強者でおまー♪」

剣心「ギャハハハハハハハ!!!!!(≧∀≦メ)」

左之助「けんしいいいいいいいいいいいいいいいいいん」

125: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:48:10.11 ID:mlsctA+y0.net
左之助「ダメだここにもいねぇみてぇだ・・・やっぱり本当に行っちまったのか・・・」トボトボ

蒼紫「じゃあな抜刀斎。俺はマイプリティビューティフル操タソのところへもどる」ズザザザザ

剣心「さよならでござる」

剣心「はぁ・・・・」

剣心「蒼紫は崖を垂直に走れるからすごいでござるなぁ」

剣心「なんで助けてもらわなかったんだろ」

剣心「・・・・・・・・」

剣心「うぅ・・・・・・」シクシク

薫「」スタスタ

剣心「!?」

126: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:51:41.76 ID:mlsctA+y0.net
薫「左之助の奴まーだ剣心をかぎまわってるのね・・・」

薫「流石鳥頭だわ」

剣心「薫殿たすけてええええ・・・・」

薫「!?」

剣心「あぁ薫殿!!!!!」

薫「剣心まだ生きてたの!?」

剣心「拙者は死んだことになってるんでござるか・・・・?」

薫「なんで死んでないのよ!!!!!!!!」

剣心「拙者のゴキブリなみの生命力を舐めちゃいかんでござるよ」

薫「くっ・・・」

剣心「薫殿はやく引き上げて・・・・」

薫「嫌よ」

剣心「えっ」

129: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:55:22.07 ID:mlsctA+y0.net
剣心「なななななんで!?」

薫「嫌なものは嫌よ」

剣心「酷いでござるよ!!!!○○○○臭い服は脱ぎ捨てて行くからお願いでござる!!!!」

薫「何のために剣心を崖から突き落としたと思って・・・・あっ」

剣心「聞き捨てならんでござるなぁ」キリッ

薫「な、なんでもないわ」

剣心「ほう・・・・」スチャッ

薫「全部剣心が悪いのよ!!!!!!!!」

薫「あんたみたいな○○○製造機、神谷道場の恥なのよ!!!!!」

剣心「!?」

130: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 00:59:57.74 ID:mlsctA+y0.net
薫「剣心のせいで噂になってるのよ!!!!」

薫「あの道場に住み着いてる侍働きもしないでただ飯食ってるらしいわよ」

薫「あら奥さん知らないの?あの侍天下の人斬りと呼ばれてたそうよ」

薫「あーこわい、そんなのを養ってる薫ちゃんもきっと危ない人だわ」

薫「マイプリティ操は近づけさせないよう注意しないと」

薫「とか言って近所ではそのはなしで持ちきりよ!!!!!!」

剣心「でも・・・・」

薫「なによ!!!!」

剣心「拙者仕事嫌いやし」

薫「!?」

剣心「働き者とかいるでござろう?かわいそうだなって」

135: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 01:03:12.70 ID:mlsctA+y0.net
薫「死ねえええええええええええええええ」ガンガンッ

剣心「うわあああああああああああああ危ないでござる!!!!!!」

薫「アンタみたいな奴さっさと死んじゃえ!!!!!!」ガンガンッ

剣心「うわあああああああああああああ危ないいいいいいいいいいいいいいい

薫「落ちろ!!!!!死んでしまえ!!!!!!!」ガンガンッガンガンッ

剣心「やめてえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」

薫「なんで落ちないのよ!!!!!」ガンガンッガンガンッ

左之助「」パシンッ

薫「さ、左之助・・・」

137: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 01:05:45.21 ID:mlsctA+y0.net
薫「よくもぶったわね・・・・」

左之助「やめときな嬢ちゃん」

剣心「サノ・・・・・」ウルウル

剣心「それでこそ親友でござる!!!!!」

左之助「」パシンッ

剣心「うっ!?あああああああああ危ない!!!!」

剣心「なにするんでござるか!!!!!!」

左之助「嬢ちゃん、てめぇまで悪に染まるこたぁねぇ」

剣心「!?」

141: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 01:10:28.48 ID:mlsctA+y0.net
剣心「サノ!?」

左之助「今の話聞かせてもらったぜ」

左之助「剣心、おめぇ働いてるとか言ってたよな」

剣心「それは・・・」

左之助「この前、掃除するでござるとか嬢ちゃんに言って弥彦脅してやらせてたよな」

剣心「まぁ・・・・・」

左之助「飯だって毎日赤べこ行って妙脅してよぉ」

剣心「・・・・・・・・」

左之助「俺は全部知ってたが黙ってた。それはおめぇがすっげぇ大変な仕事をしてるって言ってたからだ」

左之助「そりゃ仕事が毎日辛けりゃ家事は他に任したくなる気持ちは充分にわかってたからだぜ」

左之助「それなのにおめぇ無職なんだってな」

剣心「・・・・・」

147: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 01:15:03.29 ID:mlsctA+y0.net
剣心「(どうしようこのままじゃ殺される)」

剣心「(でも拙者が悪いんでござるか?)」

剣心「(いやいや、拙者は常人でござる)」

剣心「なんか文句あるんでござるか?」

剣心「これは拙者の人生でござる」

剣心「人の人生に口出ししないでもらいたい」

左之助「」

剣心「笑えよ」

左之助「てめぇは嬢ちゃんの人生に手出ししたんだぞ!!!!!!」

左之助「そんな奴が自分の人生がなんだなんて語るんじゃねぇ!!!!!」

剣心「うるせぇ・・・!!!」

剣心「(ダメでござる!!!ここではむかったら殺される)」

150: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 01:19:12.15 ID:mlsctA+y0.net
薫「左之助・・・」

左之助「嬢ちゃんは下がってな。はやく気がつけなかった俺にも責任があるんだ」

左之助「汚れるのは俺だけでいい」

薫「・・・・・」

剣心「拙者はもっと汚れてるでござるよ!!!!!」

剣心「お主らのきったない○○○○でな!!!!!!」

左之助「剣心俺がお前を説教してるのは何も嬢ちゃんだけの為じゃないぜ」

左之助「てめぇは俺の親友だからだ」

剣心「うぅ・・・・」

左之助「今のてめぇは見も心も荒んでるぜ」

剣心「身はお主らのせいでござる!!!!!!」

153: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 01:22:13.92 ID:mlsctA+y0.net
薫「やっちまえ!!!!」

剣心「拙者は絶対に働かないでござる!!!!!!!!」

剣心「絶対に!!!!!!!!!!!!」

左之助「この馬鹿野郎!!!!!」ドンッ

ボキッ!!!!!!!!!!

剣心「あっ!?」

剣心「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

ボチャンッ

左之助「剣心・・・・」

薫「今夜は赤飯よ」

157: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 01:26:39.90 ID:mlsctA+y0.net
剣心「ここは海の中」

剣心「あぁ拙者は死ぬんでござるな」

剣心「そう言われてみると迷惑かけまくりな人生でござったな」

剣心「師匠にもワガママばっかり言って困らせてたでござる・・・・」

剣心「巴にも色々と死ぬほど悪いことをしたでござる・・・・」

剣心「薫殿にも・・・・弥彦にも・・・・サノにも・・・・」

剣心「なんで拙者は生まれてきたんでござろう」

剣心「人を殺めて迷惑をかけるために生まれてきたんでござろうか」

ブクブクブクブク

剣心「あぁ・・・意識が・・・・・」

160: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 01:31:05.57 ID:mlsctA+y0.net
剣心「うぅ・・・・」

左之助「起きろよ剣心」

剣心「はっ!?」

剣心「拙者生きてる!?」

左之助「ようやく目ぇさましたか」

剣心「サノが助けてくれたんでござるか・・・なんで!!!!!」

剣心「どうしてあのまま死なせてくれなかったんでござるか!!!!!!!」

左之助「その言葉を聞いて安心したぜ。考えが変わったみてぇだな」

剣心「殺してくれええええええええええええええええええええええええええええええ」

左之助「これからおめぇは働くんだ。死ぬなんて卑怯なマネはやめろい」

剣心「でも薫殿許してくれるでござろうか・・・」

左之助「そんときは俺んとこに来いよ」

左之助「親友」

剣心「サノ・・・・・・」ウルウルウルウル

163: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/29(火) 01:35:47.93 ID:mlsctA+y0.net
剣心「緋村剣心でござる」

面接官「趣味は」

剣心「家事とかでござる!!!家事もできる男でござるから!!!」

面接官「ほう。ではなぜ我社を志望したんですか?」

剣心「働きがいありそうだなって思いましてでござる!!!」

面接官「頼もしいですねぇ、どれぐらい働けます?」

剣心「どこまでも働き抜いて見せるでござる!!!!」

面接官「じゃあ頼みましたよ。今日からあなたもワタミの従業員です」

剣心「イヤフゥー!!!!!!!!!」

こうして剣心は幸せを取り戻しました
薫も真面目に働く剣心すぐに許してあげました
逆に剣心は働きすぎでなかなか帰ってこなくなりましたとさ

おしまい