1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:01:52.42 ID:mjypWFw50.net
「嘘……。リゼちゃん……っ!? リゼちゃんっ!!!」

ココアは床に横たわるリゼに駆け寄った。
リゼの胸元が赤黒く染まっている。

「リゼちゃん……! リゼちゃん……!」

呻くようにして名前を叫びながらその体を揺さぶるが、
リゼからはなんの反応もない。
だらしなく開いた口からは真っ赤な鮮血が、
驚愕に見開かれた目からは透明な液体が流れたあとが見える。

「そんな……」

ココアは呟くように言って、リゼの胸元に顔をうずめる。
鉄臭いにおいが鼻腔をくすぐった。

引用元: チノ「ココアさん。そのリゼさんの死体、どうするんですか?」 



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4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:03:53.78 ID:mjypWFw50.net
遡ること約30分前。ラビットハウス。

「お前たちも、銃器の扱いくらいは覚えておいた方がいいぞ」

リゼが得意げな顔で演説をしていた。
チノは真剣な目でそれを眺めている。

「こういうタイプの銃はこう構えて……」

言いながらポーズをとる。
父親仕込みのリゼの所作は、
とても様になっているようにココアの目には映った。

「リゼちゃん、すごい!」

「そ、それほどでもないけどな」

ココアがキラキラとした眼差しを向けると、
照れたように頬を赤く染めたリゼは、視線をそらすようにしてそう言った。

12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:08:34.10 ID:mjypWFw50.net
「ちょっと休憩。あとでチノとココアにもやってもらうからな」

リゼはそう言って部屋を出て行こうとした。

「リゼちゃんおトイレ? なら私も行こうっと」

そのあとにココアが続く。
部屋にひとり取り残されたチノの目が、
ふと、机の上の銃をその視界に捉えた。

「これ、モデルガンですよね」

手に取りしげしげと見つめると、そう呟いた。
しばらく手の上で弄んでいたチノだったが、
突然鋭い目つきになると、部屋の隅にある机に向けて歩き出した。

「せっかくだから、本物に変えておいてあげましょう」

机の引き出しを開けると、
そこには同じタイプの拳銃が、黒く鈍い光を放っておさまっていた。

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:11:14.03 ID:mjypWFw50.net
「ん?」

休憩を終えて再び拳銃を手にしたリゼが、不思議そうな顔をした。

「リゼさん。どうかしましたか?」

チノが口を開く。
リゼはしばらく黙ったまま拳銃を見つめていたが、
ぱっと顔を上げた。

「いや、なんでもないよ」

なんだか先程より少し重たくなったような気がする。
リゼの頭にそんな考えがよぎったが、ただの気のせいだと思うことにした。

「じゃあ。二人にもやってもらうからな」

軽い調子でそう言うと、リゼはココアに拳銃を手渡した。

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:13:44.25 ID:mjypWFw50.net
「こ、これで合ってる?」

ぎこちない姿勢でココアが銃を構える。
リゼは腕を組んで、気難しそうな顔でそれを見つめていた。

「別に悪くないんだけど」リゼが表情を変えずに言う。
「脇が甘いし腰も引けてるから、もう少しこうした方がいいかな」

後ろから抱きしめるようにして、ココアの姿勢を正した。

「こうかな?」

「んー。まぁいいんじゃないか」

再度ココアが銃を構えると、リゼはそれに合格点を出した。

「それなら反動も受けづらいしな」

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:16:35.46 ID:mjypWFw50.net
「リゼちゃーん」

ココアが満面の笑みを浮かべながら、リゼに銃口を向ける。

「はぁ」リゼはため息を吐くと、軽い笑顔を見せた。
「冗談でもやめろよ。そういうことは」

笑いながら続ける。

「まぁモデルガンだし、弾は出ないけどな」

そう言って両手を広げた。
ココアは相変わらずの笑みを浮かべている。

「ばーん!」ココアが言いながら、引き金を引いた。

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:19:03.57 ID:mjypWFw50.net
「きゃあ!」ココアは反動で、背後のロッカーにしたたか頭をぶつけてしまう。
予想外の衝撃だったので、うまく受け身が取れなかった。

「いたた……」

後頭部をさすりながら視線を上げたココアの目に、
信じられないものが飛び込んできた。

「え……? ええっ!? リゼちゃんっ!?」

リゼの胸元が真っ赤に染まっていた。
呆けたような顔で、胸元に手を当てている。

「あ、ああ……」

何か言おうとしたのか開いたリゼの口から、
真っ赤な血のあぶくがたった。

31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:22:01.36 ID:mjypWFw50.net
何かが弾けるような乾いた音と同時に、
リゼは胸元に熱さを覚えた。
次いで、火薬のにおいが鼻を突く。

「?」

熱さの原因を確かめるように、
無意識のうちに胸元に手が伸びた。
生暖かい液体が、その指先に触れる。

「あ、ああ……」

なんで。ココア。
湧いて出たリゼの疑問は、鮮血の泡となって消えた。

39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:25:08.22 ID:mjypWFw50.net
「リゼちゃん……っ!」

もう動かなくなってしまったリゼの胸元に顔をうずめ、
ココアが慟哭を漏らしていた。
その震える肩に、そっと小さな手が置かれる。

「チノちゃん……」

振り返ると、そこに無表情のチノの顔があった。
チノはココアと目が合うと、黙って首を振る。

「もう、リゼさんはダメです。死んでいますから」

「……そんな」

直視できない現実に、
ココアはその顔を蒼白に染めることしかできなかった。

45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:27:58.14 ID:mjypWFw50.net
「……救急車、じゃない。警察を、呼ばないと」

ココアはフラフラと立ち上がった。
服の裾を引っ張られる感触がある。

「お願いだから離して。チノちゃん」

「絶対離しませんよ。ココアさん」

ココアはそのまま電話機に向かって歩き出したが、
ズルズルと服が伸びていく抵抗感に、たまらず歩みを止めた。
そして、ゆっくりと振り返る。

「どうしよう……。チノちゃん……」

その顔はひどく青ざめていた。

「大丈夫です、ココアさん。私の言うとおりにしてください」

52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:30:58.69 ID:mjypWFw50.net
「はぁ……はぁ……」
「ぜぇ……ぜぇ……」

狭い浴室に、二人の喘ぐような吐息が重なる。
リゼの死体の解体は、もう胴体部分を残すだけとなっていた。

「肘と膝の関節は、後回しに、しましょう。
 胴体と切り離すだけで、もう精いっぱいです」

荒い息を吐きながら、言葉を区切るようにしてチノが言った。

「……そうね」

そう力なく答えたココアは、
胃袋から何かが上がってくる感覚に耐えきれず、前傾姿勢を取った。

「うぇぇっ……!」

59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:34:54.46 ID:mjypWFw50.net
「げほっ! げほっ!」

ココアは先程からもう何度も嘔吐を繰り返しているので、
その”上がってきた何か”は、胃袋を内側から殴りつけるような衝撃と、
鼻腔をつく酸っぱいにおいをさせただけで、
自分の中に何もかもを押しとどめてしまった。
口の端から垂れた唾液が、粘性を持って床まで伸びている。

胃液とともにこの苦しい思いも排出させたかったのに。
ココアは呻くようにしながら、再び涙をこぼした。

「泣いている暇はありませんよ。
 夜が明ける前に終わらせないといけませんから」

相変わらずの無表情でチノが言う。
その言葉でココアは、
今まで自分がギリギリで保っていた現実感というものを、
すべて失ってしまったような気がした。

62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:39:48.63 ID:mjypWFw50.net
「これで大丈夫でしょう」

切り刻んだのち、細かく叩き砕いたリゼの死体は、
煮出した紅茶葉とともにゴミ袋にまとめた。

「こうしておけば重さでばれることはありません。
 水を含んだ紅茶葉は、ゴミ袋一杯で20~30kgくらいにはなりますし、
 不快なにおいもごまかしてくれますからね。
 まぁ、生ごみなんで、それほど気にすることもないと思いますが」

およそ20個にも及ぶゴミ袋を前にして、チノがそう言った。

「思ったより時間がかかってしまいました」

あれから丸2日ほど経過している。
ココアは、慚悔の念や、鼻についた腐臭を追い出すかのように、
黙って頭を横に振っていた。

64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:42:46.49 ID:mjypWFw50.net
ココアは何度も自首することを考え、それを口にしたが、
そのたびにチノに強い口調で諭された。

「リゼさんを撃ったときが最後のチャンスでしたよ。
 隠ぺい工作を始めた時点で、自首しても罪の重さは変わりません」

「あれはチノちゃんが……」

ココアが言いかけると、チノは深く頷いた。

「そうですね。ココアさんが自首すると、私も捕まります。
 私は死体遺棄と死体損壊。最長でも3年の懲役刑です。
 まぁ13歳なので実刑は受けないでしょうね。
 それに”ココアさんに脅された”って証言すれば、
 執行猶予つきか、もしくはほぼ無罪を勝ち取れるんじゃないでしょうか」

「そんな……」

68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:46:01.01 ID:mjypWFw50.net
「でも。ココアさんの事態は考えている以上に深刻ですよ。
 拳銃を使った殺人ですからね。
 しかもたまたま居合わせた年端もいかない人間に、
 解体作業まで強要しています。
 年齢を考慮に入れてみても、死刑、良くて無期懲役でしょう」

チノの言葉を聞いてココアはへたり込んだ。
その目から大粒の涙が零れ落ちる。

「なんでぇ……っ! なんでこんなことにぃ……っ!」

嗚咽を漏らしながら床にうずくまった。
そんなココアの頭上から、冷たい声が降ってくる。

「だからココアさんに自首はお勧めしません。
 ここまでやったら最後まで続けるしかないんですよ。
 嘘を吐くって言うのはそういうことです」

冷静さを失ったココアの頭は、
もう考えることを拒否してしまっていた。

71: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:49:27.00 ID:mjypWFw50.net
あれから1か月がたった。
最初こそリゼの失踪を騒いでいたマスコミも、もう飽きてしまったのか、
お昼のワイドショーで申し訳程度に続報を流す程度になっていた。

「ココアさん。そろそろ高校に行ったほうがいいんじゃないですか」

チノは部屋の前でそう声をかけた。
ココアはあれ以来、自室に引きこもってしまっている。

「……チノちゃん。ごめんなさい」

日に日にしゃべる言葉も少なくなっていた。
チノは毎日、毎日。
飽きもせずに、ココアの扉を叩き続ける。

「いい加減、出てきてくださいよ」

呟くようにして言ったチノの口元が、笑みに大きく歪んだ。

74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:52:33.30 ID:mjypWFw50.net
「チノちゃん……。私……、私……っ!」

チノはいつものように、ココアの食事を部屋に運んだ。
ココアもいつものように、チノの姿を認めると泣き叫ぶ。

「大丈夫ですよ。私はずっとここにいますから」

リゼが失踪してから、もう半年の月日が流れている。
ココアは随分とやつれてしまったようだった。

「チノちゃん……っ!」

ココアはチノの胸に顔を押し付けて泣いていた。
チノはその頭を優しくなでてやる。

「大丈夫ですよ。ココアお姉ちゃん」

79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:56:27.28 ID:mjypWFw50.net
「チノちゃん! ダメじゃない、また散らかして……」

ココアがせっせと部屋を片付けている。
チノはその様子を、満足げに眺めていた。

「えへへ。ごめんね、お姉ちゃん」

「まったくもう」

ココアはぶつくさと文句を言いながらも、手を止めなかった。

「私ね。お姉ちゃんがいないと、ダメだから」

チノが口元を歪めながら言う。
リゼの”失踪”から、もう5年の月日が流れていた。

80: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 20:59:36.32 ID:mjypWFw50.net
『謎に包まれていた10年前の少女失踪事件。犯人は被害者と友人同士』

そんな一報が流れると、それは瞬時に国中を駆け巡った。
まだ幼さの残る当時16歳の少女が、友人をバラバラにして捨てたというのだ。

「もうそろそろ、私も自立しないとね」

テレビで流れるニュースを見ながら、チノは呟く。

「姉妹ごっこはおしまい」

軽く息を吐きテレビを消すと、ソファから立ち上がった。

85: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 21:02:45.51 ID:mjypWFw50.net
「な、なんで……? チノちゃん……」

チノの話を聞いたココアは、頭が混乱した。
私たちは本物の姉妹じゃなかった……?
そんなことって……。
ココアは必死に当時の記憶をたどった。

「思い出しました? ”ココアさん”?」

ココアは表情を驚愕の色に染めて、黙って首を横に振った。

「嘘だ……。嘘だよ……」

「嘘じゃありませんよ」

呻くようにして言ったココアを、ぴしゃりとはねのける。

「嘘じゃ、ありませんよ」

チノはそう言って、にっこりと笑った。

88: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 21:05:47.75 ID:mjypWFw50.net
ピンポーン。

ソファから立ち上がったチノの耳に、
インターフォンの音が飛び込んできた。

誰だろう。こんな時間に。

確認するより早く、玄関がガチャリと音をたてた。

「警察です。ちょっとお話をお聞かせください」

「……なんでしょう」

ココアさんの事件についてだろうか。
私と関わり合うような証拠は残していないはずだけど……。

チノは嫌な胸騒ぎを覚えていた。

92: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 21:13:43.20 ID:mjypWFw50.net
「この国にある拳銃は大半が密輸品ですが、
 あなたの家にかつてあったものは正規品ですよね」

刑事の問いかけに、チノの体がビクリと跳ねた。
頭がクラクラとするのは、
眩しいほどに自分を照らす卓上ライトのせいだけなのだろうか。

「リゼさん、件の事件の被害者ですが、
 彼女の肋骨内にめり込んだ状態で見つかった弾丸は、
 あなたの家にある拳銃から発射されたものです。
 弾丸についた傷を見れば分かるんですよ」

そんな馬鹿な。
チノは思う。拳銃は確かに処分したはずだ。

「ココアさんを、もちろんご存知ですよね。
 彼女が証拠品として提出してくれました。
 リゼさんの遺体の一部といっしょにね」

取調室の机の上でゴトリと音をたてたそれは、
透明なビニール袋の中で、10年前と変わらず黒く鈍い光を放っていた。

93: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 21:16:36.30 ID:mjypWFw50.net
チノは事件当日のことを思い返す。
ココアさんを説得して。
死体の処理。すべてを終えてから。
拳銃はその時に確かに処分したはず。

「あっ……」

チノは気付いた。頭の中で想像を巡らせる。
あのとき。放心したココアさんは、ずっと拳銃を握っていた。
そして事件の隠ぺい工作を……。
必死に証拠品を隠そうとして、机の引き出しを開けた。
そして。

私と同じようにすり替えたのか!?

机の中のモデルガンと。

全てを諦めたように、チノの両腕がだらりと下がった。

「事件の主犯は、あなたですね」

刑事の言葉が、チノの薄ぼんやりとした頭の中に響いた。

96: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 21:19:52.94 ID:mjypWFw50.net
取調室から留置場に移動しながら、チノは考えていた。

ココアさんはどうして証拠品の拳銃を持ち続けていたんだろう。
いつから私がすり替えた犯人だと気付いていたんだろう。

チノは、自身が自首を咎めた時のココアの様子を思い出した。

ココアさんは、私に罪が被ることを恐れていたのだろうか。
だから私が犯人だと、気付きながらも隠していたのだろうか。

いったいなぜ。
ココアさんは守ろうとしたのか。
”妹である私”を。
それとも”姉である自分”を?

チノの考えは、同じところをグルグルとまわっていた。

102: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 21:23:38.03 ID:mjypWFw50.net
”ここまでやったら最後まで続けるしかないんですよ。
嘘を吐くって言うのはそういうことです”

突然チノの頭に声が響いた。

これは誰の言葉だったっけ。
私は嘘を最後まで吐き続けられなかった。
その罰をこれから受けるというのだろうか。

「お姉ちゃん……。ごめんなさい……」

呟くように言ったチノのその言葉は、
コーヒーに入れたミルクのようにその場に留まってはくれずに、
空気中を漂うこともなく、そのまま霧散して消えるのだった。

終わり

108: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/04(月) 21:34:31.96 ID:mjypWFw50.net
ここまで読んでくれた方、レスくれた方ありがとうございました。

疑問に思っている人がいるみたいなんで補足をしておきます。

事件直後は、ココアは混乱しているためチノの言いなり。
このときにはすでに銃をすり替えた犯人は分かっている。
そのうちにチノを本物の妹だと思うようになり、
精神的に落ち着いてきても庇うようになる。
姉妹ごっこに飽きたチノがココアを通報。
そのときの告白によりココアの記憶が戻ったため証拠品を提出、チノ逮捕。
チノはココアを騙し続けた良心の呵責により自白。

こんな感じです。