2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 04:43:33.39 ID:QQni39BO0
~路地裏~
杏子「……」スタスタ
商人「そこのお嬢ちゃん。」ス――
杏子「ん? ……(誰だ、コイツ……)」
杏子「(――ってか、いつの間に近づいた?)」
商人「お嬢ちゃんにとっておきの商品がある。」ガサゴソ
杏子「は? 何だよ突然。」
商人「……騙されたと思って受け取ってほしい。」
杏子「……」スタスタ
商人「そこのお嬢ちゃん。」ス――
杏子「ん? ……(誰だ、コイツ……)」
杏子「(――ってか、いつの間に近づいた?)」
商人「お嬢ちゃんにとっておきの商品がある。」ガサゴソ
杏子「は? 何だよ突然。」
商人「……騙されたと思って受け取ってほしい。」
引用元: ・杏子「……お腹減ったなぁ。」
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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 04:44:03.86 ID:QQni39BO0
商人「あまり、時間がない。」スッ
杏子「へぇ、それで……そんなモン」
杏子「アタシが素直に受け取ると思う……!?」
商…「今、確かに……届け――」
……「」サアァァ……
コトン
杏子「……(周囲に魔女、使い魔の気配はない)」バッ
杏子「ちっ……縁起悪いもん拾っちまったな。」
杏子「へぇ、それで……そんなモン」
杏子「アタシが素直に受け取ると思う……!?」
商…「今、確かに……届け――」
……「」サアァァ……
コトン
杏子「……(周囲に魔女、使い魔の気配はない)」バッ
杏子「ちっ……縁起悪いもん拾っちまったな。」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 04:45:04.23 ID:QQni39BO0
~某ホテル~
杏子「小包みか……中に何が入って」ガサガサ……
杏子「箱か、偉く丁寧に包装してあるな。」パカッ
杏子「おっ、クッキーじゃん……」パクッ
杏子「……」モグモグ
杏子「(って、アタシ何考えてんだ……)」
杏子「(こんな得体の知れないモノ……)」
杏子「――でも、うまいな……」パクパク
杏子「……」ゴクンッ
杏子「まぁ、いいか……寝よ。」
杏子「小包みか……中に何が入って」ガサガサ……
杏子「箱か、偉く丁寧に包装してあるな。」パカッ
杏子「おっ、クッキーじゃん……」パクッ
杏子「……」モグモグ
杏子「(って、アタシ何考えてんだ……)」
杏子「(こんな得体の知れないモノ……)」
杏子「――でも、うまいな……」パクパク
杏子「……」ゴクンッ
杏子「まぁ、いいか……寝よ。」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 04:45:52.19 ID:QQni39BO0
~次の日 某鉄塔~
杏子「! ……キュゥべえ、なんか用?」
キュゥべえ「ああ、まさか君が来るとはね。」
杏子「えっ……ごめん。」
キュゥべえ「えっ?」
杏子「?」
キュゥべえ「?」
キュゥべえ「……今日の杏子は、調子が悪いみたいだ。」
キュゥべえ「また、折を見て出直すよ。」
杏子「! ……キュゥべえ、なんか用?」
キュゥべえ「ああ、まさか君が来るとはね。」
杏子「えっ……ごめん。」
キュゥべえ「えっ?」
杏子「?」
キュゥべえ「?」
キュゥべえ「……今日の杏子は、調子が悪いみたいだ。」
キュゥべえ「また、折を見て出直すよ。」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 04:46:50.33 ID:QQni39BO0
杏子「そっか……じゃあね。」フリフリ
キュゥべえ「(えぇ……?) じゃ、じゃあね?」スタコラ
杏子「……」
杏子「……お腹減ったなぁ。」グウゥ……
キュゥべえ「(えぇ……?) じゃ、じゃあね?」スタコラ
杏子「……」
杏子「……お腹減ったなぁ。」グウゥ……
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 04:48:03.38 ID:QQni39BO0
~街中~
杏子「鯛焼き食べようかな……」スッ
杏子「……」ピタッ……
杏子「(でも、万引きは……よくないか)」
杏子「(…お金がいるけど……)」
杏子「(人を傷つけるのも、よくないね)」
杏子「う~ん……」
杏子「……あっ。」ピコーン
杏子「(人助けで、代わりに……)
杏子「いい、かな?」
杏子「鯛焼き食べようかな……」スッ
杏子「……」ピタッ……
杏子「(でも、万引きは……よくないか)」
杏子「(…お金がいるけど……)」
杏子「(人を傷つけるのも、よくないね)」
杏子「う~ん……」
杏子「……あっ。」ピコーン
杏子「(人助けで、代わりに……)
杏子「いい、かな?」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 04:48:50.09 ID:QQni39BO0
……
…
~結界~
杏子「結界……先客がいる……」トコトコ
杏子「どれどれ……ん?」
杏子「(一般人と一緒に闘ってるね……)」
キンッ、ヒュンヒュン
杏子「(あれは、使い魔か……)」
杏子「(……? 魔女になるまでは…)」タッ
…
~結界~
杏子「結界……先客がいる……」トコトコ
杏子「どれどれ……ん?」
杏子「(一般人と一緒に闘ってるね……)」
キンッ、ヒュンヒュン
杏子「(あれは、使い魔か……)」
杏子「(……? 魔女になるまでは…)」タッ
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 04:49:44.50 ID:QQni39BO0
ヒュバッ
使い魔「アハハハッ」ス――
さやか「えっ?」
まどか「だ、誰……?」
さやか「逃がしてしまう!」ダッ!
杏子「あ。ま、待って。」
さやか「なに?」ギロ
杏子「っ、ぁ、あれは、使い魔で魔女じゃない。」ビク
杏子「え、えっとグリーフシードを持ってないってこと。」
使い魔「アハハハッ」ス――
さやか「えっ?」
まどか「だ、誰……?」
さやか「逃がしてしまう!」ダッ!
杏子「あ。ま、待って。」
さやか「なに?」ギロ
杏子「っ、ぁ、あれは、使い魔で魔女じゃない。」ビク
杏子「え、えっとグリーフシードを持ってないってこと。」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 04:52:00.34 ID:QQni39BO0
さやか「はぁ? アレを放っておくことで誰かが死ぬのよ!」クワッ
杏子「ご、ごめん……」ビクビク
さやか「え……? な、なんなの?」イライラ
まどか「??」
キュゥべえ「? ……わけがわからないよ。」
杏子「あ、アタシが悪かったよ。」
杏子「悪いことしたね……か、借りはまた返すから!」サッ
さやか「なんだったの……?」
まどか「キュウべえいたの?」
キュゥべえ「えっ、うん。」
……
…
杏子「ご、ごめん……」ビクビク
さやか「え……? な、なんなの?」イライラ
まどか「??」
キュゥべえ「? ……わけがわからないよ。」
杏子「あ、アタシが悪かったよ。」
杏子「悪いことしたね……か、借りはまた返すから!」サッ
さやか「なんだったの……?」
まどか「キュウべえいたの?」
キュゥべえ「えっ、うん。」
……
…
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/16(火) 01:35:20.15 ID:lLQGa2QP0
~某ホテル~
杏子「はぁ……疲れた。」
杏子「(あの青髪の子、怖かったぁ……)」
杏子「そこまで怒ることないじゃん? ねぇ?」
杏子「……」グスッ
杏子「お菓子でも食べて、今日は寝よ。」
杏子「はぁ……疲れた。」
杏子「(あの青髪の子、怖かったぁ……)」
杏子「そこまで怒ることないじゃん? ねぇ?」
杏子「……」グスッ
杏子「お菓子でも食べて、今日は寝よ。」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/16(火) 01:35:59.90 ID:lLQGa2QP0
杏子「たしか、ここら辺に……」キョロキョロ
杏子「あった!」パアァ
杏子「ふふっ♪」パカッ、ヒョイ
杏子「~~♪」モグモグ
……
…
杏子「あった!」パアァ
杏子「ふふっ♪」パカッ、ヒョイ
杏子「~~♪」モグモグ
……
…
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/16(火) 01:37:19.51 ID:lLQGa2QP0
~某ゲームセンター~
杏子「……?」タンッ、タン……
杏子「(? あれ、全然ダメ……)」コケッ
杏子「っあ。」ヨロ
??「」ガシッ
ほむら「……大丈夫かしら?」
杏子「! あ、ありがと……う」ウツムキ
杏子「……?」タンッ、タン……
杏子「(? あれ、全然ダメ……)」コケッ
杏子「っあ。」ヨロ
??「」ガシッ
ほむら「……大丈夫かしら?」
杏子「! あ、ありがと……う」ウツムキ
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/16(火) 01:39:32.88 ID:lLQGa2QP0
ほむら「(……?) 突然で不躾なのだけれど」
ほむら「私は、見滝原市の行く末を知っている。」
杏子「?」
ほむら「それで、この先のことは穏便に済ませたいの。」
杏子「……(あれっ? 誰……?)」
ほむら「貴女にとっても、悪い話じゃないはずよ。」
ほむら「一魔法少女として、この街を預けたい。」
ほむら「私は、見滝原市の行く末を知っている。」
杏子「?」
ほむら「それで、この先のことは穏便に済ませたいの。」
杏子「……(あれっ? 誰……?)」
ほむら「貴女にとっても、悪い話じゃないはずよ。」
ほむら「一魔法少女として、この街を預けたい。」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/16(火) 01:40:20.18 ID:lLQGa2QP0
杏子「アタシに? (……後で聞こ)」
ほむら「ええ、そうね。」
ほむら「簡潔に言うと二週間後――」
ほむら「ワルプルギスの夜が来る。」
杏子「そんな……よ、夜が来るのか?」
杏子「(……夜は毎日来るけどなぁ)」
ほむら「ええ、そうね。」
ほむら「簡潔に言うと二週間後――」
ほむら「ワルプルギスの夜が来る。」
杏子「そんな……よ、夜が来るのか?」
杏子「(……夜は毎日来るけどなぁ)」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/16(火) 01:41:32.46 ID:lLQGa2QP0
むら「そうよ。ともかく、それをどうにか出来れば」
ほむら「私は、この街を出て行くわ。」
ほむら「その後は、貴女の好きにすればいい。」
杏子「うん……でも、別に出ていかなくたって、よくない?」
ほむら「?」
杏子「?」
杏子「その、さ……」
ほむら「私は、この街を出て行くわ。」
ほむら「その後は、貴女の好きにすればいい。」
杏子「うん……でも、別に出ていかなくたって、よくない?」
ほむら「?」
杏子「?」
杏子「その、さ……」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/16(火) 01:42:25.48 ID:lLQGa2QP0
杏子「夜が怖いなら、協力するよ。」
杏子「……さ、さっき、助けてくれたお礼。」ボソッ
ほむら「!?」
杏子「あと、街なんてアタシじゃなくたって、いいよ。」
ほむら「!!?」
杏子「あっ、名前教えてくれない?」
杏子「アタシのこと、知ってるみたいだけど」
杏子「……さ、さっき、助けてくれたお礼。」ボソッ
ほむら「!?」
杏子「あと、街なんてアタシじゃなくたって、いいよ。」
ほむら「!!?」
杏子「あっ、名前教えてくれない?」
杏子「アタシのこと、知ってるみたいだけど」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/16(火) 01:43:25.07 ID:lLQGa2QP0
杏子「アタシは――」
ほむら「……あ、暁美ほむらよ。ほむら、で構わないわ。」
杏子「ああ。ほむら……さんでいいかい?」
ほむら「……(過去にないパターン、因果律に影響が……?)」
杏子「さ、さんはダメなのか? ほむらちゃんがいいか。」
ほむら「えっ、それは……」
杏子「かっこかわいいじゃん。」
ほむら「……あ、暁美ほむらよ。ほむら、で構わないわ。」
杏子「ああ。ほむら……さんでいいかい?」
ほむら「……(過去にないパターン、因果律に影響が……?)」
杏子「さ、さんはダメなのか? ほむらちゃんがいいか。」
ほむら「えっ、それは……」
杏子「かっこかわいいじゃん。」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/16(火) 01:45:30.02 ID:lLQGa2QP0
杏子「炎が優しい火になったみたいでさ。」
ほむら「! ……ま、まぁいいわ。それから――」
ほむら「協力の申し出は大変嬉しいのだけど」
ほむら「二週間後の夜に備えて、出来れば一緒に。」
ほむら「そのための準備や訓練をしたいわ。」
杏子「いいよ。でも、偉く本格的だねぇ。」
ほむら「備えあれば憂いなしよ。早速私の家に向かいましょう。」
……
…
ほむら「! ……ま、まぁいいわ。それから――」
ほむら「協力の申し出は大変嬉しいのだけど」
ほむら「二週間後の夜に備えて、出来れば一緒に。」
ほむら「そのための準備や訓練をしたいわ。」
杏子「いいよ。でも、偉く本格的だねぇ。」
ほむら「備えあれば憂いなしよ。早速私の家に向かいましょう。」
……
…
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 12:31:00.26 ID:nWbtJ2HL0
~ほむらの家~
ほむら「待たせたわね、ここよ。」
杏子「お、お邪魔します……」ドキドキ
ほむら「? そんな身構える必要はないわ。」
杏子「う、うん、ごめんな。」
ほむら「え、ええ(調子狂うわね……)」
杏子「……あっ!」
ほむら「待たせたわね、ここよ。」
杏子「お、お邪魔します……」ドキドキ
ほむら「? そんな身構える必要はないわ。」
杏子「う、うん、ごめんな。」
ほむら「え、ええ(調子狂うわね……)」
杏子「……あっ!」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 12:33:40.07 ID:nWbtJ2HL0
ほむら「はひっ」ビクゥ
ほむら「んん。ど、どうしたの?」
杏子「ぁ……その、あ、アタシの」
杏子「お菓子、忘れちゃった。」
杏子「ちょっと、取りに行ってくる!」
ほむら「お菓子……? わ、分かったわ。」
……
…
ほむら「んん。ど、どうしたの?」
杏子「ぁ……その、あ、アタシの」
杏子「お菓子、忘れちゃった。」
杏子「ちょっと、取りに行ってくる!」
ほむら「お菓子……? わ、分かったわ。」
……
…
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 12:34:41.94 ID:nWbtJ2HL0
杏子「待たせちゃったな。」
ほむら「別にいい。」
杏子「お詫びに、これ……食うかい?」スッ
ほむら「? (ク、クッキー……かしら?」
ほむら「今は……後でいただくわ。」
杏子「そっか……」ショボン
ほむら「! うっ(仕方ないわね……)」ヒョイ、パク
ほむら「別にいい。」
杏子「お詫びに、これ……食うかい?」スッ
ほむら「? (ク、クッキー……かしら?」
ほむら「今は……後でいただくわ。」
杏子「そっか……」ショボン
ほむら「! うっ(仕方ないわね……)」ヒョイ、パク
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 12:35:39.67 ID:nWbtJ2HL0
杏子「あ……どう、かな?」
ほむら「~~……おいしい。」ニマー
ほむら「!」ハッ
ほむら「よ、よかったわ。」キリッ
杏子「ふふっ……かわいいじゃん。」
ほむら「」カアァ
ほむら「ほら! いくわよ!」
……
…
ほむら「~~……おいしい。」ニマー
ほむら「!」ハッ
ほむら「よ、よかったわ。」キリッ
杏子「ふふっ……かわいいじゃん。」
ほむら「」カアァ
ほむら「ほら! いくわよ!」
……
…
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 12:38:44.15 ID:nWbtJ2HL0
ほむら「早速だけれど、訓練……」
ほむら「お互いの今を知るために――」
ほむら「少し、手合わせしましょう。」
杏子「えっ(……け、怪我しないかなぁ)」
ほむら「? あぁ……ここは、幸い多少暴れても」
ほむら「大丈夫なように設計済みの部屋よ。」
杏子「わ、分かった……」
杏子「(夜を迎えるのって、大変だなぁ)」
ほむら「お互いの今を知るために――」
ほむら「少し、手合わせしましょう。」
杏子「えっ(……け、怪我しないかなぁ)」
ほむら「? あぁ……ここは、幸い多少暴れても」
ほむら「大丈夫なように設計済みの部屋よ。」
杏子「わ、分かった……」
杏子「(夜を迎えるのって、大変だなぁ)」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 12:39:44.40 ID:nWbtJ2HL0
~変身中~
ほむら「(貴女のことは、過去に概ね知っている)」
ほむら「(ただ、今回はイレギュラーのパターン)」
ほむら「(想定より、実力の高低に差があるケースを)」
ほむら「(考慮に入れて……まずは、様子見ね)」
杏子「(大丈夫、怖くない、怖くない……)」
……
…
ほむら「(貴女のことは、過去に概ね知っている)」
ほむら「(ただ、今回はイレギュラーのパターン)」
ほむら「(想定より、実力の高低に差があるケースを)」
ほむら「(考慮に入れて……まずは、様子見ね)」
杏子「(大丈夫、怖くない、怖くない……)」
……
…
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 12:41:41.44 ID:nWbtJ2HL0
~変身後~
ほむら「――さて。」
ほむら「遠慮は、必要ない。いつでも……」
ほむら「どこからでも、掛かって来なさい。」
杏子「!」
杏子「……」
ほむら「あら、何か不安でも?」
ほむら「――さて。」
ほむら「遠慮は、必要ない。いつでも……」
ほむら「どこからでも、掛かって来なさい。」
杏子「!」
杏子「……」
ほむら「あら、何か不安でも?」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 12:42:41.26 ID:nWbtJ2HL0
杏子「つよそう。」
ほむら「」
杏子「じゃあ、いくよ。」ダッ
ほむら「き、来なさい!」
杏子「やあぁっ!」バッ
ブゥンッ サッ
ほむら「……こっちよ。」
ほむら「」
杏子「じゃあ、いくよ。」ダッ
ほむら「き、来なさい!」
杏子「やあぁっ!」バッ
ブゥンッ サッ
ほむら「……こっちよ。」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 12:43:39.26 ID:nWbtJ2HL0
杏子「!」シュバッ
ヒュッ シュン
ほむら「遅いわ。」
杏子「どこ……?」キョロ
ほむら「後ろ(手刀で十分ね)」シュッ
杏子「あ、え、わあっ」ツルッ
ほむら「あっ。」バッ
パシッ
ヒュッ シュン
ほむら「遅いわ。」
杏子「どこ……?」キョロ
ほむら「後ろ(手刀で十分ね)」シュッ
杏子「あ、え、わあっ」ツルッ
ほむら「あっ。」バッ
パシッ
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 12:45:52.24 ID:nWbtJ2HL0
ほむら「はぁ……大体、分かったわ。」
杏子「ごめん、足がもつれて……」
ほむら「いえ、気にしないで。」
杏子「っ……(うぅ、悔しい)」
ほむら「そうね、これぐらいにして――」
杏子「ぁっ、あともう一回!」
ほむら「……えっ?」
杏子「ごめん、足がもつれて……」
ほむら「いえ、気にしないで。」
杏子「っ……(うぅ、悔しい)」
ほむら「そうね、これぐらいにして――」
杏子「ぁっ、あともう一回!」
ほむら「……えっ?」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 12:46:59.84 ID:nWbtJ2HL0
杏子「ほむらちゃんと、やりたい。」
杏子「お、お願いっ、やらせて?」
杏子「夜は、まだまだ長いじゃん!」
ほむら「……そこまで、やりたいのね?」
ほむら「ふぅ……今日は、あと一回きりよ。」
杏子「うん!」
……
…
杏子「お、お願いっ、やらせて?」
杏子「夜は、まだまだ長いじゃん!」
ほむら「……そこまで、やりたいのね?」
ほむら「ふぅ……今日は、あと一回きりよ。」
杏子「うん!」
……
…
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 03:05:53.81 ID:riaAspq20
杏子「あ~っ、疲れたなぁ。」
ほむら「そう、ね……」
杏子「はぁ……(お腹減ったぁ)」
ほむら「(私の予想を遥かに下回るケースだったわ……)」
ほむら「(――で、あれば、このパターンに至った杏子に)」
ほむら「(なにか、思い当たるような節がないか……)」
ほむら「(考察はさておき、後で聞いてみましょう)」
ほむら「そう、ね……」
杏子「はぁ……(お腹減ったぁ)」
ほむら「(私の予想を遥かに下回るケースだったわ……)」
ほむら「(――で、あれば、このパターンに至った杏子に)」
ほむら「(なにか、思い当たるような節がないか……)」
ほむら「(考察はさておき、後で聞いてみましょう)」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 03:06:53.06 ID:riaAspq20
杏子「……? どうしたの? 考えごと?」
ほむら「! いえ、大丈夫。何でもないの。」
ほむら「……お腹、減ったでしょう? すぐに用意するわ。」
杏子「う、うん……ありがとう。」
ほむら「ふふっ、ホントに何でもないの。」
ほむら「! いえ、大丈夫。何でもないの。」
ほむら「……お腹、減ったでしょう? すぐに用意するわ。」
杏子「う、うん……ありがとう。」
ほむら「ふふっ、ホントに何でもないの。」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 03:08:20.78 ID:riaAspq20
ほむら「――だから、気にしないで。」
杏子「そっか、でも……い、いつでも相談に乗るよ。」
杏子「そ、の……うまく言えないけどさ。」
杏子「……無理しないでね。」
ほむら「ええ、分かったわ……」
……
…
杏子「そっか、でも……い、いつでも相談に乗るよ。」
杏子「そ、の……うまく言えないけどさ。」
杏子「……無理しないでね。」
ほむら「ええ、分かったわ……」
……
…
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 03:13:22.32 ID:riaAspq20
杏子「――ねぇ、そろそろ……夜だけど。」
ほむら「? ……あら、もうこんな時間ね。」
ほむら「私達の寝室まで案内するわ。」
杏子「ぁっ……だっ、大丈夫?」ソワソワ
ほむら「えっ……ああ、心配しないで。」
ほむら「二人分の布団は、用意してある。」
ほむら「? ……あら、もうこんな時間ね。」
ほむら「私達の寝室まで案内するわ。」
杏子「ぁっ……だっ、大丈夫?」ソワソワ
ほむら「えっ……ああ、心配しないで。」
ほむら「二人分の布団は、用意してある。」
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 03:16:01.01 ID:riaAspq20
スタスタ、トコトコ……
杏子「(アタシの前で無理してるのかな……)」ジ~
ほむら「……? (それにしても、今回は)」
ほむら「(パターンが全く読めないわ……)」
ほむら「――ここよ。」ピタッ
……ガチャ、パタン
杏子「(アタシの前で無理してるのかな……)」ジ~
ほむら「……? (それにしても、今回は)」
ほむら「(パターンが全く読めないわ……)」
ほむら「――ここよ。」ピタッ
……ガチャ、パタン
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 03:17:43.03 ID:riaAspq20
杏子「! へぇ~っ、結構広いじゃん。」
杏子「一人分の布団で二人寝れるねぇ。」
ほむら「まぁ、余裕は……あるわね。」
ほむら「ふぁ……(今日は、疲れたわ……)」ノビ~
ほむら「い、今更だけど、色々付き合わせたわね。」
杏子「一人分の布団で二人寝れるねぇ。」
ほむら「まぁ、余裕は……あるわね。」
ほむら「ふぁ……(今日は、疲れたわ……)」ノビ~
ほむら「い、今更だけど、色々付き合わせたわね。」
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 03:19:21.49 ID:riaAspq20
杏子「そんな。い、いいよ。」
杏子「ア、アタシは別に大丈夫。」
ほむら「……そう? また、明日」
ほむら「ゆっくり、話しましょう……」ウトウト
……
…
ゴソゴソ
杏子「ア、アタシは別に大丈夫。」
ほむら「……そう? また、明日」
ほむら「ゆっくり、話しましょう……」ウトウト
……
…
ゴソゴソ
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 03:21:13.10 ID:riaAspq20
杏子「……眠れそう?」モグリ
ほむら「……っ?」ムニャムニャ
杏子「こ、怖くないよ。」ギュッ
ほむら「(あったかい……)」ギュゥ
ほむら「うん……ありが、とう……」ボ~……
ほむら「……っ?」ムニャムニャ
杏子「こ、怖くないよ。」ギュッ
ほむら「(あったかい……)」ギュゥ
ほむら「うん……ありが、とう……」ボ~……
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 03:22:31.09 ID:riaAspq20
杏子「えへへっ……」テレッ
ほむら「ZZzz……z――」スヤスヤ
チュンチュン……
ほむら「……んぅ?」
ほむら「(からだが固いわ……)」キョロ
ほむら「……えっ、えっ?」
ほむら「ZZzz……z――」スヤスヤ
チュンチュン……
ほむら「……んぅ?」
ほむら「(からだが固いわ……)」キョロ
ほむら「……えっ、えっ?」
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 03:25:52.34 ID:riaAspq20
ほむら「あ、杏子が、ひっついてる……」
杏子「んっ……」ギュ~
ほむら「私に……ひっついてる。」
ほむら「えぇっと……ど、どうしようかしら?」
ほむら「……(ああでもない、こうでもない)」
ほむら「!」ピコーン
杏子「んっ……」ギュ~
ほむら「私に……ひっついてる。」
ほむら「えぇっと……ど、どうしようかしら?」
ほむら「……(ああでもない、こうでもない)」
ほむら「!」ピコーン
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 03:27:31.05 ID:riaAspq20
ほむら「(時間を止め――)」
杏子「ほむらぁ……」
ほむら「ぁ、っ……ど、どこ触って……」
杏子「ん~~っ?」サワサワ
ほむら「んんっ、やめなさい!」
ポコー
杏子「ほむらぁ……」
ほむら「ぁ、っ……ど、どこ触って……」
杏子「ん~~っ?」サワサワ
ほむら「んんっ、やめなさい!」
ポコー
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 03:28:53.08 ID:riaAspq20
杏子「あぅ!? ……いたぁ。」
杏子「う……うぅっ」ウルウル
ほむら「(し、しまったわ……)」
ほむら「あっ、杏子、ごめ……」
杏子「いたいよ、ほむらちゃん……」グスッ
ほむら「……~~」ゾクゾクッ
杏子「う……うぅっ」ウルウル
ほむら「(し、しまったわ……)」
ほむら「あっ、杏子、ごめ……」
杏子「いたいよ、ほむらちゃん……」グスッ
ほむら「……~~」ゾクゾクッ
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 03:30:45.35 ID:riaAspq20
ほむら「――はっ!?」
ほむら「杏子っ、ごめんなさい。」
ほむら「ケ、ケガはない? 大丈夫……?」オロオロ
杏子「う、うん……こっちこそ、ごめんね。」
ほむら「え、ええ。お互い気を付けましょう。」ホッ……
……
…
ほむら「杏子っ、ごめんなさい。」
ほむら「ケ、ケガはない? 大丈夫……?」オロオロ
杏子「う、うん……こっちこそ、ごめんね。」
ほむら「え、ええ。お互い気を付けましょう。」ホッ……
……
…
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 04:05:29.30 ID:ItasOJEk0
~朝食中~
ほむら「……杏子。」カチャカチャ
杏子「ん~? どうしたの?」モグモグ
ほむら「この後の予定なのだけど……」
ほむら「貴女、学校は通っているの?」
ほむら「……杏子。」カチャカチャ
杏子「ん~? どうしたの?」モグモグ
ほむら「この後の予定なのだけど……」
ほむら「貴女、学校は通っているの?」
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 04:10:02.40 ID:ItasOJEk0
杏子「!」ピタ
杏子「えと……い、行ってないよ。」
ほむら「……そう、分かったわ。なら」
ほむら「私が学校にいる間、家に帰るまで」
ほむら「その、留守番を頼めるかしら?」
杏子「うん、いいよ。」
杏子「えと……い、行ってないよ。」
ほむら「……そう、分かったわ。なら」
ほむら「私が学校にいる間、家に帰るまで」
ほむら「その、留守番を頼めるかしら?」
杏子「うん、いいよ。」
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 04:22:24.24 ID:ItasOJEk0
朝食後~玄関前
ほむら「……あっ」
ほむら「あ、杏子。」
杏子「?」
ほむら「私が帰るまで、ずっと家に」
ほむら「いる必要はないわ……そうね。」
ほむら「……あっ」
ほむら「あ、杏子。」
杏子「?」
ほむら「私が帰るまで、ずっと家に」
ほむら「いる必要はないわ……そうね。」
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 04:26:59.50 ID:ItasOJEk0
ほむら「外出するのは構わないのだけれど……」
ほむら「夕方の17時頃には、家に戻りなさい。」
杏子「は~い。」
ほむら「後、外出の間に何か食べたりする時は」
ほむら「んっ、少ないけど使うといいわ。」スッ
ほむら「夕方の17時頃には、家に戻りなさい。」
杏子「は~い。」
ほむら「後、外出の間に何か食べたりする時は」
ほむら「んっ、少ないけど使うといいわ。」スッ
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 04:32:13.84 ID:ItasOJEk0
杏子「えっ……そんな、でも。」オロオロ
ほむら「……いいの。私がそう言うのだから。」
ほむら「遠慮せずに受け取りなさい。」
ほむら「ただし、無駄遣いは」
杏子「……嬉しい」ボソッ
ほむら「?」
ほむら「……いいの。私がそう言うのだから。」
ほむら「遠慮せずに受け取りなさい。」
ほむら「ただし、無駄遣いは」
杏子「……嬉しい」ボソッ
ほむら「?」
67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 04:36:29.42 ID:ItasOJEk0
杏子「ありがと~っ」パアァ
ダキッ
ほむら「!? ちょ、っと、あ。」
ギュゥ
杏子「えへへ。」
杏子「……いってらっしゃい」フリフリ
ダキッ
ほむら「!? ちょ、っと、あ。」
ギュゥ
杏子「えへへ。」
杏子「……いってらっしゃい」フリフリ
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 04:40:54.01 ID:ItasOJEk0
ほむら「…(なぜ、と、突然)」
ほむら「……(だ、だだ抱きついたの?)」
ほむら「ええ、行ってくるわ。」
スタスタ……
ほむら「……(身体が熱い)」
ほむら「///(……なんで?)」ドキドキ
……
…
ほむら「……(だ、だだ抱きついたの?)」
ほむら「ええ、行ってくるわ。」
スタスタ……
ほむら「……(身体が熱い)」
ほむら「///(……なんで?)」ドキドキ
……
…
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/07(土) 09:33:53.09 ID:ETFE3BWz0
~日常(ある日のこと)ほむらの家~
ほむら「……おかしい。」
杏子「! えっ、ほむらちゃん?」
ほむら「この先、なにか言葉では言い表せない」
ほむら「とてつもない事故が起こるような」
ほむら「いえ、起こるはずだった?」
ほむら「……そんな気がするの。」
ほむら「……おかしい。」
杏子「! えっ、ほむらちゃん?」
ほむら「この先、なにか言葉では言い表せない」
ほむら「とてつもない事故が起こるような」
ほむら「いえ、起こるはずだった?」
ほむら「……そんな気がするの。」
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/07(土) 09:40:33.93 ID:ETFE3BWz0
杏子「ん~……んっと?」
杏子「え~っと、ほむらちゃん。」
杏子「正直、ミライのことなんて」
杏子「アタシには……いや、誰にも」
杏子「気にしたって、分かりっこないよ?」
杏子「え~っと、ほむらちゃん。」
杏子「正直、ミライのことなんて」
杏子「アタシには……いや、誰にも」
杏子「気にしたって、分かりっこないよ?」
73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/07(土) 09:42:11.20 ID:ETFE3BWz0
ほむら「そう、ね……杞憂かしら。」
杏子「うん。難しいことは、分からないけど」
杏子「ア、アタシは、このままずっと……」
杏子「今が続けばいいなって、思うなぁ。」
杏子「うん。難しいことは、分からないけど」
杏子「ア、アタシは、このままずっと……」
杏子「今が続けばいいなって、思うなぁ。」
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/07(土) 09:43:40.62 ID:ETFE3BWz0
ほむら「――ふふっ、杏子らしいわ。」クスッ
杏子「! うぅ///」カァ
杏子「……あっ! ほむらちゃん。」
杏子「きょ、今日は、一緒に買い物へ行く日だよ!」
杏子「! うぅ///」カァ
杏子「……あっ! ほむらちゃん。」
杏子「きょ、今日は、一緒に買い物へ行く日だよ!」
75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/07(土) 09:46:42.62 ID:ETFE3BWz0
ほむら「あら……時間が過ぎるのは、あっという間ね。」
ほむら「それじゃ、すぐに用意しましょうか。」
杏子「うんっ! えへへ、ちょっと待ってて!」ドタドタ
ほむら「ええ。私も準備するわ。」ゴソゴソ
……
…
ほむら「それじゃ、すぐに用意しましょうか。」
杏子「うんっ! えへへ、ちょっと待ってて!」ドタドタ
ほむら「ええ。私も準備するわ。」ゴソゴソ
……
…
76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/07(土) 09:48:12.53 ID:ETFE3BWz0
~外出中 ショッピングモール~
ガヤガヤ、ザワザワ
ほむら「杏子~っ、あ、貴女、早いわよ……」ハヒィ
杏子「あははっ。ほむらちゃん、少し一足先に」
杏子「行ってるから、ゆっくりでいいよ~っ」タッタッタッ
ほむら「あっ……ちょ、待ち、なさい……」ハァハァ
ガヤガヤ、ザワザワ
ほむら「杏子~っ、あ、貴女、早いわよ……」ハヒィ
杏子「あははっ。ほむらちゃん、少し一足先に」
杏子「行ってるから、ゆっくりでいいよ~っ」タッタッタッ
ほむら「あっ……ちょ、待ち、なさい……」ハァハァ
77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/07(土) 09:49:25.21 ID:ETFE3BWz0
杏子「へへっ。」クルッ
ガツンッ
杏子「あぅ、いてて……」コケッ
??「おや……すまないね。大丈夫かい?」スッ
杏子「! い……つっ、ごめんなさい。」バッ
ガツンッ
杏子「あぅ、いてて……」コケッ
??「おや……すまないね。大丈夫かい?」スッ
杏子「! い……つっ、ごめんなさい。」バッ
78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/07(土) 09:54:30.84 ID:ETFE3BWz0
杏子「よそ見してて、ぶつかっちゃって……」
??「そうかい。うん、怪我はないよう、だ……?」
??「っ! ……お、お嬢ちゃん。」
杏子「?」
??「ミライは、変わっ――」
??「そうかい。うん、怪我はないよう、だ……?」
??「っ! ……お、お嬢ちゃん。」
杏子「?」
??「ミライは、変わっ――」
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/07(土) 09:56:10.54 ID:ETFE3BWz0
……アンズ~ッ!
杏子「あっ、ほむらちゃん……」
ほむら「はぁ、ふぅっ……あ、杏子。」ガシッ
ほむら「……よ、ようやく追いついたわ。」
杏子「う、うん。さ、先に行っちゃって、ごめんね?」
杏子「あっ、ほむらちゃん……」
ほむら「はぁ、ふぅっ……あ、杏子。」ガシッ
ほむら「……よ、ようやく追いついたわ。」
杏子「う、うん。さ、先に行っちゃって、ごめんね?」
80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/07(土) 09:58:50.67 ID:ETFE3BWz0
ほむら「べ、別に大丈夫よ。でも、一緒にいきましょう。」
杏子「それじゃ、とっ……(おじさんのこと忘れ――)」
杏子「あ、れ……?」キョロキョロ
ほむら「あら、どうしたの?」
杏子「――ううん、何でもない。いこっか!」ニコッ
……
…
おわり
杏子「それじゃ、とっ……(おじさんのこと忘れ――)」
杏子「あ、れ……?」キョロキョロ
ほむら「あら、どうしたの?」
杏子「――ううん、何でもない。いこっか!」ニコッ
……
…
おわり
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