1: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)18:09:40 ID:AIk
ゼノグラシアがアイマス世界の中のドラマ作品だったらこんな裏話もあったんじゃないかな、というお話
整合性をとろうとしたら井口裕香役の天海春香(CV中村繪里子)になるけど、ややこしいのでそのへんは一切触れません

アニメを流し見しながら読んでもらう方がいいかも

引用元: 春香「ゼノグラシアの舞台裏ですよ!舞台裏!」 



【早期購入特典あり】THE IDOLM@STER STELLA MASTER 03 そしてぼくらは旅にでる(ジャケット絵柄ステッカー付)
天海春香、萩原雪歩、高槻やよい、三浦あずさ
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36: 名無しさん@おーぷん 2015/10/01(木)19:08:55 ID:l7N


律子「そういえば、やたら積極的な雪歩に色々問答するこのシーン、春香が雪歩で遊んでたわね…」


(回想)
春香「ホントにアイドルに乗るの!?空とか飛んじゃうんだよ!?」

雪歩「高いところ好きですし」

春香「宇宙とか行っちゃうかも」

雪歩「ちょっと見てみたいですし」

春香「……」
………ハイ オッk「犬と戦うかもよ?」
雪歩「犬は無理ですううううううううぅぅぅう」ダッ

チョッ カットカーーット

P「おいおい春香、台本には犬のことは書いてないぞ?」

春香「てへへ…ど忘れしちゃいました」のヮの

(回想 了)


伊織「……あいつ馬鹿なんじゃないの?」

律子「ふふっあれは面白かったわ~」

37: 名無しさん@おーぷん 2015/10/01(木)19:12:27 ID:l7N
伊織「何してんのよほんとに……あ、もう翌日のシーンね」


ドシーンッ

伊織「うわぁ…」

律子「このシーンねぇ、ホントに痛かったのよ?まさかあんなに重いだなんて予想だにしてなかったわ」

伊織「やよいは重くなんかないでしょ」

律子「いや、やよいがじゃなくて着ぐるみよ、ペンギンの着ぐるみ、あれすごい重たさなのよ」

伊織「え?でも確かやよいってあれ着て走り回って……あぁ、だから…」

律子「わかってくれた?やっぱり運動能力高いのね、やよいって」

伊織「それにしても…『そんな格好させられて何か怪しい仕事を』なんて、やよいに何言わせてんのよ」

律子「あら?ってことは『怪しい何か』が見当ついてるのね?」ニヤニヤ

伊織「んな゛っ?!そ、そんなわけないでしょ!?ったく………まぁ、いいわ…」

38: 名無しさん@おーぷん 2015/10/01(木)19:14:47 ID:l7N
律子「(…あら?)」

伊織「………」

律子「(えらくあっさり引き下がったわね…)」


伊織「アレだものね…仕方ないわ……」ボソ


律子「(落ち込んじゃった?…いや、それにしては何か様子が…)」

39: 名無しさん@おーぷん 2015/10/01(木)19:18:35 ID:l7N
ンー フカフカー ンフフフ

律子「(!!)」

伊織「…ねぇ律子ぉ?あんた確かOPで、キャラと私たちがリンクしてるって……言ってたわよねぇ?」

律子「あ、えっと…」

伊織「ってことはぁ?『フカフカ~♪』とか言って着ぐるみに興味示してるように見せつつ、片手はしれっとやよいの○を○○○○○てるところにも、さぞあんたらしさが表現されてるんでしょうねぇ」

律子「あれはあの、その…」ウツムキ

伊織「……律子」

律子「なぁに?デコちゃんっ」バッ


律子「っあ…」


伊織「……」ハァ

律子「…私は秋月律子…歌って踊れるプロデューサー…真面目で…」ブツブツブツ

伊織「あ、律子のマイクオフにしちゃっていいわよ」

40: 名無しさん@おーぷん 2015/10/01(木)19:24:04 ID:l7N
伊織「さあ、最後のシーンね」

伊織「ここの『まあ、いっか』っていう何気ないセリフは春香を楽天的に見せてるけれど、きちんと理由があるのよ」

伊織「もうテレビで見たって人はわかるだろうけど、これから初めて見る人はそこらへんもチェックしておくとより楽しめるかもしれないわ」

伊織「……まぁ、あいつだって何も考えていないわけじゃないのよ?」

41: 名無しさん@おーぷん 2015/10/01(木)19:26:33 ID:l7N
ED

伊織「というわけでそろそろさよならのお時間よ」

伊織「二話のコメンタリーはわたし水瀬伊織ちゃんと、……あと律子でお送りしました」

伊織「それじゃあまたね、にひひっ♪」



ハイッ オツカレサマデシター

42: 名無しさん@おーぷん 2015/10/01(木)19:28:34 ID:l7N
P「なあなあ伊織」

伊織「何よ?それよりオレンジジュースは?」

P「っあ、ダッシュで買ってきました…いやそうじゃなくてさ」

P「律子だよ、あいつどうしたんだ一体」

律子「………」ブツブツブツ

P「ほらぁまだブツブツ喋ってるよー、何か最近ずっと様子がおかしいんだよな」

伊織「あぁ、あれ?」

伊織「…あんた、ドラマの律子のキャラ見て誰思い浮かべた?」

P「ん?そうだなあ、何か美希っぽさが混じってた気がする」

伊織「そう、それよ」

P「んん?」

43: 名無しさん@おーぷん 2015/10/01(木)19:30:12 ID:l7N
伊織「律子ったらずっとアレの観察してたでしょう?」

P「ああ、そういえばそんなこともあったな」

伊織「もう撮影終わったからやらなくていいって頭では理解しているのに、予想外に深く染み付いちゃったのね」

伊織「今日も騙し騙し凌いでたみたいだけど、最後に言い訳できないミスしちゃって…」

P「頭がショートしちゃったか……律子…不憫なやつめ…」

伊織「ま、そのうち戻るでしょ、もう帰るんだから早く連れてきてよね」

P「へーい」

ワタシハ…ワタシハ…ウアアアアアアアアア
チョ オチツケ リツコオオオオオオオオオオ


おしまい

58: 名無しさん@おーぷん 2015/10/07(水)20:40:32 ID:p5I
第三話 アイドルとマスター

59: 名無しさん@おーぷん 2015/10/07(水)20:42:07 ID:p5I
OP
春香「皆さんこんにちは!あれ?こんばんはかな?まぁいいや、天海春香ですっ」

あずさ「三浦あずさと申します~……じゃなかったわ」

あずさ「ここではきs「っわ、わーー!」……あら?」

春香「さらっと大変なネタバレしちゃだめですよあずささん……そういう楽しみは後にとっておくものです!」

あずさ「そ、そうねっごめんなさい」

春香「いえいえ、じゃあ気を取り直して」

春香 あずさ「三話のコメンタリーは私たち二人でお送りします」

60: 名無しさん@おーぷん 2015/10/07(水)20:44:09 ID:p5I
あずさの案内による基地探訪


春香「早速あずささんのシーンですね」

あずさ「うふふ、何だかちょっぴり照れくさいわぁ」

春香「そういえば、今回のドラマではあずささん久々のロングですよね」

あずさ「ウィッグだけどね、普段の髪型だと主任らしさが出なかったみたいで…」

春香「確かに責任者!って感じではないかも……でもあずささんなら演技力でカバーできそうな気もするなぁ」

あずさ「あらあら、ありがとう春香ちゃん」

春香「えへへ~……あっ伊織だ」

あずさ「あらほんと……ここ大胆な画よねぇ」

春香「タオルだって巻いてるわけじゃなくて首からかけてるだけですもんね…」

61: 名無しさん@おーぷん 2015/10/07(水)20:48:15 ID:p5I
春香「ちなみに放送版だと謎の湯気が発生してました」

春香「このあらわな姿はBDだけの限定ですよ、限定!」

あずさ「春香ちゃん、あんまりそういうこと言っちゃうとまた…ね?」

春香「あ……そうですね……ごめんなさい」

P「(流石に女子中学生のほぼ◯の画はまずいもんな…地上波で流してたらどうなってたことか…)」

P「(………)」

P「(絶大な支持層ができることもまた間違いないな、うん)」

62: 名無しさん@おーぷん 2015/10/07(水)20:51:03 ID:p5I
あずさ「あ、律子さんが出てきたわ」

春香「律子さん、ただの寮長かと思いきやアイドルの整備士だったんですよね」

あずさ「すごいわ~機械の整備だなんて私にはとても…」

春香「律子さん普段から機械系詳しいですよね~……あれ?でもあずささんもケータイは使えてますよね?」

あずさ「ええ、ケータイは使えるんだけどね?パソコンはやっぱりちょっと苦手で…」

春香「あ、なんか分かるかも……なんていうかパソコンってだけで複雑そうなイメージがあるんですよね」

あずさ「そうなの~」

春香「あずささんってアイドル始めるまではOL目指してたんですよね?OLさんってパソコンって必須な気が…」

あずさ「このお仕事ができてよかったわ~、プロデューサーさんにも感謝しなくちゃね」

63: 名無しさん@おーぷん 2015/10/07(水)20:55:36 ID:p5I
P「(そろそろ内容の話に戻っていただけると…)」カンペ

あずさ「あらいけない、今は……春香ちゃんと雪歩ちゃんがお勉強してるシーンね」

春香「!!」

春香「念のために言っておきますけど!わたし自身は壊滅的って程じゃないですよ?!まぁ……そんなに良いわけでもないですけど…」

P「(普通なのか)」

あずさ「だ、大丈夫よ春香ちゃん……ドラマの中では教える立場だけど、わたしもあんまり得意なほうじゃないわよ?」

春香「でもあずささんは大学出てるじゃないですか~…」

あずさ「あれは多分先生方が大目に見てくれたから……ね?だからそんなに落ち込まなくても…」

64: 名無しさん@おーぷん 2015/10/07(水)20:57:33 ID:p5I
春香「う~……あ、やよいに電話してる…」

あずさ「あら、今回はいつものやよいちゃんらしい服装ね」

春香「見た目がいつも通りのやよいに慰められてるっていうのは……何だか不思議な光景だなぁ」

あずさ「いつもはやよいちゃんが春香ちゃんに甘えてるものね」

春香「どちらかといえばそうですね、そう考えたらこれもいい体験だった……かな?」

あずさ「うふふっそうね~もちろんわたしに甘えてくれてもいいのよ?」

春香「はーいっ」

65: 名無しさん@おーぷん 2015/10/07(水)20:59:29 ID:p5I
インベル機体テスト

あずさ「キーを機体に挿すこの予備動作、きまってるわね春香ちゃん」

春香「あはは……テレビで放送された後、駅の改札とかで真似してくれてる小さい子をよく見かけましたよ」

あずさ「やっぱり小さい子も見てたのねぇ」

春香「まぁゴールデンですからね……だから余計に厳しい目も向けられちゃったけど…」

あずさ「それでも皆は与えられたお仕事を精一杯頑張っただけだもの、落ち込む必要はないわ」

春香「そ、そうですよね……あ、またやよいとのシーンだ」

あずさ「今回もまた春香ちゃんの過去については軽く触れる程度なのね」

春香「ちゃんと説明されるのは……あと2、3話あとだったかな?まだ見たことないって人は要チェックですよー」

あずさ「ふふっネタバレはとっておく、よね?」

春香「そうです!」

66: 名無しさん@おーぷん 2015/10/07(水)21:03:25 ID:p5I
インベル出撃


あずさ「怖がってる……かぁ、ずっと中にこもってたんだものねぇ」

春香「いざ外に出てみたら、いきなり他のアイドルにちょっかいかけられましたからね」

あずさ「確かにちょっとびっくりしちゃうわね」

あずさ「でも……怖いという気持ちは誰かに何かしてもらっても治らない、自分で何とかしないとっていうのはいいセリフだと思うわ」

あずさ「やっぱり、自分のことを一番わかってあげられるのは自分だもの」

春香「あずささんって、おっとりしてるように見えるけど芯はきちんと通ってるって感じですもんね!」

あずさ「そ、そうかしら?ありがとう春香ちゃん」

春香「ゼノグラシアは社会風刺だってバッチリ!外に出るのをためらっている引きこm

P「(春香、それ以上いけない!)」カンペ

春香「おっと……ついつい熱くなってしまいました…」のヮの

あずさ「??」

67: 名無しさん@おーぷん 2015/10/07(水)21:08:14 ID:p5I
春香「気を取り直して……今回の名シーンがきましたよ!」

あずさ「水面衝突ぎりぎりでインベルが動いてくれたシーンね」

春香「ついに想いが通じ合いましたねっ」

P「(比喩でもなんでもなく通じ合っちゃったんだもんなぁ)」

春香「インベルもろともドンガラするかと思った、という感想を耳にしましたが……しません!そういう番組じゃありませんよ!」

あずさ「さ、流石に笑い事じゃすまないものね」

68: 名無しさん@おーぷん 2015/10/07(水)21:14:59 ID:p5I
ED


あずさ「…あら?もうエンディングなのね……もう少し春香ちゃんとお話したかったんだけど」

春香「アイドルのマスターであるわたしに焦点をあてた二話と違って、今回はアイドルであるインベルとマスターであるわたしのお話って感じでしたね」

春香「あとちょっとだけ時間あるし……それじゃ最後に質問でもして終わりにしましょうか」

春香「ズバリ!あずささんが撮影中一番苦労したことといえば?」

あずさ「苦労したこと?そうねぇ……収録現場で迷子になってしまったことはあったけど…」

あずさ「その間に何故か一部のシーンの撮影が終わってた、っていうことが何回かあってスケジュール的には差支えなかったみたいだし…」

春香「あはは」のヮの

あずさ「そうなると……やっぱり一番はアクションシーンかしら」

春香「そういえば一話の終わりから二話にかけていきなりありましたね」

あずさ「そうなの~色々サポートはしてもらったし、なんとかしなきゃとは思うんだけど…」

春香「そればっかりは頑張っても限界がありそうですね…」

あずさ「そうねぇ……でも、精一杯頑張りますので応援よろしくお願いしますね?」

春香「それでは今回はこの辺で……お相手は天海春香と…」

あずさ「如月あずさでした~」

春香「ちょ?!」

春香「後にって……そういう意味じゃないです……あずささん…」

69: 名無しさん@おーぷん 2015/10/07(水)21:16:38 ID:p5I
監督「………カットで」

P「すみません…」

おしまい