1: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:19:24 ID:0xY
藍子「ぱぱぱぱ~ん♪」
藍子「ぱぱぱぱん♪ ぱぱぱぱん♪」
藍子「ぱぱぱぱん♪ ぱぱぱ・ぱ・ぱ・ぱ♪」
ガチャッ
モバP(以下P表記)「お疲れ~・・・ん? みんなで何して―」
相葉夕美「あっ♪ きたきた! はいっ、Pさん! 私と腕組んで!」グイッ
藍子「ぱーん♪ ぱーん♪ ぱぱん♪ ぱん♪ ぱん♪ ぱん♪ ぱん♪」
藍子「ぱーぱぱん♪ ぱ~ぱぱ~ん♪」
十時愛梨「りんご~ん♪ りんご~ん♪」
千川ちひろ「おめでとうございまーす!」
夕美「ありがと~♪」
P「えっ、えっ、なにこれ」
引用元: ・高森藍子「ぱぱぱぱーん♪」
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3: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:29:08 ID:0xY
P(あっ、夕美にブライダルの仕事来たからな。みんなでごっこ遊びか)ピキーン
P(やれやれ、ちひろさんはいい年だし夕美と愛梨は大学生だし、藍子も年の割には落ち着きのある子たちだけど、まだまだ子供だなぁ)フフ
愛梨「おっほんっ♪ 新郎のPさん?」
愛梨「貴方はお嫁さんをどんな時でも、何があっても愛し続けることを誓いますか~?」
P「はい、誓います」キメッ
夕美「P、Pさん・・・!」ズキューン
愛梨「それでは新婦のゆ―」
夕美「はいっ! はいはーいっ! 誓います! 誓いまーすっ!」
P「ゆ、夕美・・・! 早いよ・・・!」ヒソッ
愛梨「うふふ、気合は十分ですねっ♪」
4: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:30:10 ID:0xY
夕美「じゃあ次は誓いのキスだね! さっ、Pさん?」グイッ
P「ん!? ま、まあ流れ的にはそうだが―」
夕美「んー?」グイー
P「ふ、振りだよな・・・!? ごっこじゃなかったの夕美さん!? ねえ夕美さん!?」グググ・・・
ちひろ「いけ! そこだ! ちゅーしろ!」●REC
・・・
5: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:31:28 ID:0xY
夕美「ぶー・・・Pさんノリ悪~い・・・」
ちひろ「お宝映像のチャンスが~・・・」プルプル
P「はーい、ちひろさんは正座から逆立ちで町内一周に移行~」
ちひろ「ええっ!?」
6: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:31:58 ID:0xY
ちひろ「た、例え忍術と幻術が使えなくても立派なアシスタントになれることを証明する気持ちになるですよー・・・!」ヒタ… ヒタ…
P(うわっ、出来てる・・・)
夕美「・・・ごめんね、Pさん。ちょっと浮かれすぎちゃったみたい」
夕美「ほら、ブライダルのお仕事あったじゃない? それで、みんなでちょっと遊びでやってみないかって」
夕美「Pさんは、優しいから付き合ってくれたけど、本当は私なんかと結婚なんて、フリでも・・・」ウルッ…
P「そ、そんなことないさ! 夕美と結婚なんて、俺には勿体なさすぎるよ!」
P「本当、身に余る栄誉だ! 俺より幸せな人間なんていないね! うん!」
夕美「本当っ!? じゃあねじゃあね! 他にもやってみたいことがあるんだー♪」パァ
P「う、うん。あれ涙は・・・?」
7: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:32:51 ID:0xY
愛梨「私も『異議あり! その結婚、待った~!』とかやってみたかったんです~!」
藍子「ええっ、愛梨さん神父さまの役だったのに!?」
愛梨「だって~、私もPさんと結婚したいですしっ!」
P(なにぃ!?)
藍子「ええっ、じゃ、じゃあ私も~・・・」
P(なにぃいいぃ!?)
8: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:34:12 ID:0xY
P(い、いや落ち着け俺! ごっこ遊びなんだ、そう! お嫁さんは女の子の憧れだからな!)
P「はは、愛梨とも藍子とも結婚出来たら最高だなぁ・・・!」
藍子「! ほ、本当にそう思いますか!?」ズイッ
P「う、うん・・・うん・・・?」
藍子「あわわ・・・!」ボッ
愛梨「やったぁ♪」
夕美「じゃあ結婚式の邪魔はさせてあげられないから、今からみんなでお嫁さんね♪」
Ai’s「「はーいっ♪」」
P「って言っても、結婚式でやることなんてもう退場ぐらいしか残ってないだろうしもうすぐ終わりだけど」
夕美「やだなぁPさんたら。結婚式は終わりじゃないよ、花婿さん花嫁さんの新たな門出なんだから♪」
P「おお、なるほど・・・」
夕美「えへへっ、今から新婚さんだねっ♪」
夕美「あっ! それじゃあこれ書こうよ!」ガサゴソ
夕美「じゃじゃーん! 婚姻届け~♪」
「「「こ、婚姻届け・・・!」」」
9: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:35:19 ID:0xY
P「い、いや流石にそれは~・・・」
夕美「この際いいじゃない♪」
夕美「ちゃんと3人分あるよ~♪」ペラ ペラ ペラ
藍子「さす夕美!」
愛梨「さす夕美~♪」
夕美「はいはい、よさ藍よさ愛っ♪」
藍子「こんな風になっているんですね~!」キャッキャッ
夕美「ここを書くんだよ。それから旦那様と自分以外の2人に結婚の証人として書いてもらうところがあって~・・・」カキカキ
愛梨「3人いるから私たちで書きあえますね~!」カキカキ
P(・・・まあ、3人分書くなら本気で役所に提出とかないしいっか・・・)
10: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:36:55 ID:0xY
藍子「PさんPさんっ、ハンコ押してくださ~いっ」
愛梨「私も~っ」
夕美「私のにもねっ」
P「はいはい」ポンッ ポンッ ポンッ
藍子「わあ・・・!」
夕美「これで夫婦なんだね・・・♪」ウットリ
愛梨「一緒に幸せになりましょうねっ」キャッキャッ
P「はは、そうだな」
P「それで、このあとは何したいんだ?」
夕美「もちろん、起きるところから新婚生活っ!」グイッ
愛梨「じゃあ仮眠室ですねっ♪」グイ
藍子「行きましょうっ」グイグイ
P「お、押すな引くな~・・・!」ズルズル
・・・
11: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:37:47 ID:0xY
夕美「ていっ、Pさんを寝かせて~・・・右はもらった~っ♪」ピョイーン
愛梨「左~♪」ピョイーン
藍子「う、上~!」ピョイーン
P「おっふ」
P(左腕に夕美、右腕に愛梨が抱き着き藍子が上から体に乗っている)ドッドッドッドッドッ
P(ヤバい。いい匂いする。鼻血出そう)
夕美「えへへ、どうかな?」ギュウー
愛梨「すやぁ・・・」スピー
藍子「あっ、これ、寝返りうてませんっ」
夕美「うーん、今後の課題だね~・・・」
P(必要のない心配じゃなかろうか・・・)
12: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:38:38 ID:0xY
夕美「よしっ、それじゃあお嫁さんは旦那様より早く起きて朝ごはんの準備!」ガバッ
藍子「お~っ!」ガバッ
愛梨「むにゃ・・・? ああっ、待って~・・・!」ムクリ
・・・
13: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:39:19 ID:0xY
P「それじゃ、いってきます」
P(となりの部屋にだけど。この後どうしよう、様子伺いながら事務作業しとくか)
愛梨「早く帰ってきてくださいねっ♪」
Flowery「「いってらっしゃーい♪」」
ガチャ バタン
flowery Ai’s「「「行っって来ますのチューはお嫁さんから仕掛けること、っと・・・」」」メモメモ
ガチャ
P「そこ、メモしない」
バタン
14: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:40:00 ID:0xY
愛梨「お嫁さんか~・・・何からしましょうかっ?」
藍子「あっ、それなら聞いたことがあります。人が寝ている間に空気中の埃が落ちているから朝のうちに掃除をするのがいいって!」
夕美「朝起きて、朝ごはん作って、旦那様を見送って、掃除に洗濯っ! 朝の鉄板だね!」
愛梨「それじゃあこのお部屋のお掃除ですねっ。やるぞ~」
「「「おーっ♪」」」
テキパキ
15: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:42:01 ID:0xY
愛梨「3人だとすぐですねっ」
藍子「これならお昼までけっこう時間ができそうです。その間になにをするといいんでしょうか?」
夕美「それならお昼寝しとこうか」
藍子「えっ、お昼寝なんですか?」
夕美「そう、お昼寝はお嫁さんの必須スキルなんだよ」
愛梨「それなら得意ですっ。けど、どうしてお昼寝が必須スキルなんですか?」
夕美「いい? 旦那様より早く起き、朝ごはんを作り、そして明日に備えて旦那様を寝かせて明日の準備を終えて寝るとなると奥さんの睡眠時間が短くなっちゃうでしょ?」
藍子「た、確かに・・・!」
愛梨「お寝坊しちゃったら大変です~っ」
夕美「だから空いた時間にお昼寝をしておくの。自分の体調管理もしないとねっ」
愛梨「そんな理由があったんですねっ。すごいです!」
藍子「夕美さん、他にもあったら教えてくださいっ!」
夕美「うんっ! お嫁さんだって日々戦いだよ! ついてこれるかな!」
16: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:42:31 ID:0xY
夕美「続いてお昼! お金のやりくりは主婦の一大事! 旦那様のいない間に冷蔵庫の残りをアレンジして安くすませる!」
愛梨「冷蔵庫には~・・・あっ、プリンっ!」
藍子「お醤油をかけてウニに・・・」
夕美「それはちょっと違うかな」
17: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:43:35 ID:0xY
夕美「午後! 夕食の準備! チラシをチェックしてタイムセールに合わせてお買い物! いい食材を安く調達!」
夕美「朝からいいものが安く売ってたいらお買い物の時間はお昼寝の時間と交換ね」
夕美「そして、手に入れた食材でお料理! 旬のものをいっぱい買えたら飽きないようにいろいろ変えて」
愛梨「献立を考えるの大変そうですね。頑張らないと」
藍子「なんでもいいが一番困るというあれですね」
夕美「ちなみに、今この事務所には牛乳と卵、砂糖といろいろあるけど、これで3品作れるかな?」
愛梨「その材料なら~・・・シュークリームとプリン、あとエクレアが作れそうですねっ」
夕美「流石だね愛梨ちゃん! それじゃあお仕事頑張ってるPさんに作ってあげようか♪」
藍子「賛成ですっ♪」
18: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:44:50 ID:0xY
・・・
愛梨「じゃーん♪ シュークリーム出来ました~♪」
藍子「私もプリン作れましたー♪」
愛梨「わあっ、美味しそうですねっ、藍子ちゃん!」
藍子「えへへ、味見してみますか?」
愛梨「いいの? それじゃあ・・・あむ。んー♪ 甘~いっ♪」パクッ
藍子「それじゃあ私も・・・あ~ん。うんっ、美味しくできました♪」パクパクッ
愛梨「私のシュークリームも食べてみてくださいっ♪」モグモグ
藍子「! すごく美味しいです! 愛梨さんやっぱりすごいなぁ♪」モグモグ
愛梨「そんな~♪」モッモッ
19: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:45:21 ID:0xY
夕美「よしっ、エクレアかんせーい♪ 二人ともお待たせ~♪」パタパタ
夕美「二人の出来はどうかな? ・・・て、あっ!」
愛梨「ふう・・・」ゴクン
藍子「満腹です~・・・」ゴクン
夕美「プリンもシュークリームをない・・・! ふ~た~り~と~も~・・・!」
愛梨「はっ!」
藍子「!」
ダッ ガチャッ バタン
夕美「ああっ! 逃げた!」
ガチャッ バタン
夕美「戻ってきた!?」
愛梨「さ、さっきまでここに私たちがいませんでしたか!?」
藍子「ば、ばっかも~ん! そいつがルパンだ~!」
夕美「って、ごまかされるかー!」
愛梨「ふええ、ごめんなさ~いっ」
藍子「美味しかったんです~!」
20: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:45:53 ID:0xY
夕美「まったくもう、エクレアだけになっちゃったよ・・・」
夕美「まあしょうがないか、味見しとこ」パクッ
夕美「! おいし~! 二人も食べてみて!」
愛梨「わ~い!」
藍子「いただきまーす♪」
21: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:46:20 ID:0xY
P(藍子と夕美でflowery、藍子と愛梨でAi’s・・・)カタカタ
P(さすがに3人とも仲いいなぁ。3人ともお菓子作り得意だし、よく遊んでいるのだろうか?)タッーン
P(この3人でユニット組ませてみたら・・・けっこういいかな? 名前は、どうしよう・・・)シャンシャン
P(二つのユニットを続けてフラワリーアイズ・・・)カチカチ
P(初代シンデレラガール、初代オーバーロード、初代コンセントレーションの初代つながりでファーストコンタクトとか・・・)カタカタ
P(・・・まとまらないな、休憩がてらちょっと様子見てくるか)カタカタ タッーン
22: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:47:01 ID:0xY
夕美「なにも残らなかった・・・」
藍子「こ、こんなはずでは・・・」
愛梨「いったいどうしてこんなことに・・・」
P「ただいま~」ガチャッ
「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」
P「ど、どうした!?」
23: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:48:05 ID:0xY
夕美「な、なんでもないよ! おかりなさい、あなた♪(帰ってくる前に連絡してよ~!)」ドキドキ
藍子「ごはんにしますか?(選ばないで~!)」ドキドキ
愛梨「お風呂にしますか?(ああっ、事務所にはお風呂ないです! これも選ばないで~!)」ドキドキ
『そ・れ・と・も~・・・』
24: ◆h8PchLJM6BH7 2017/09/11(月)02:48:24 ID:0xY
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