1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 16:51:46.53 ID:+AOcjLyJ0

P「ええい、いい加減にせんかこの野郎!!」

晴「うるせぇ!! 嫌なもんは嫌なんだよ!」


ギャー ギャー ギャー


ちひろ「どうしたんですか二人共? 喧嘩ですか?」

ちひろ「それとも早苗さん案件? とりあえず通報しますね」

P「ちょっと決めつけないでくださいよ! やめて!!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1524383506

引用元: モバP「晴が仕事しようとしないじゃとぉ―――ッッッ!!?? 



2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 16:52:59.68 ID:+AOcjLyJ0

ちひろ「それで? 本当にどうしたんですか? 言い争ってたみたいですけど?」


P「いえ、実はとあるスポーツ誌からインタビューのオファーが晴に来たんですよ」

P「今、期待の新生と言われるスポーツ大好きアイドルとして特集組みたいとのことで」

ちひろ「へぇ、いいオファーじゃないですか」

P「そうなんですよぉ~! なのに晴と来たらやりたくないと駄々こねて」

ちひろ「あら、どうして? 別に変な仕事じゃないと思うけど?」

晴「だって、その雑誌。前にオレの好きな選手をディスるような内容なの書いてたんだぜ?」

晴「そんな雑誌に特集なんかやられたくねーよ」


ちひろ(あらあら、こういう所は歳相応に子供ね晴ちゃん)

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 16:55:59.91 ID:+AOcjLyJ0

P「そんな下らない理由で嫌がるんじゃあない!」

晴「うっせ! とにかくオレはやりたくないんだ!

P「ワガママ言うんじゃありません! これも仕事なのよ?」

晴「嫌なもんは嫌だ!!」


P「こんガキャ~~! あんまり駄々こねると○○○に連れてって押し倒すぞ!!」

ちひろ「そんなことしたら八つ裂きにしますよ?」ニコリ

P「ヒエッ」



5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 16:57:38.05 ID:+AOcjLyJ0

P「と、ともかく頼むよ~晴ぅ! 先方はお前にとオファーしてくれたんだしさぁ」

晴「なら、条件があるぜ」

P「条件?」



晴「オレとサッカーで勝負しろ! Pが勝ったらおとなしく仕事してやるぜ?」

P「なっ、サッカーで勝負だと!?」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 16:59:35.48 ID:+AOcjLyJ0

晴「PK勝負だ。お互いにキッカーとPKを交互にやりあって、多くゴールを決めた方が勝ちだ」」

P「むむむ、オーソドックスなPK勝負ということか………」

晴「なんなら、ハンデもつけてやってもいいぜ?」


P「………よかろう。乗ってやる!」

P「ただしハンデはなしだ! そんなもんなくたって勝ってみせるわ!!」

晴「へぇ」ニヤリ


ちひろ「ちょっとプロデューサーさん!? いいんですか!? そんな安請け合いしちゃって!」

P「大丈夫ですよ。俺はこう見えて運動は得意な方ですし」

ちひろ「で、でも……ならせめてハンデだけでも!」

P「大丈夫ですって。いくらサッカーが上手くても所詮は子供です。負けることはありませんよ」

ちひろ「フラグにしか聞こえないんだよなぁ」


7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:00:25.29 ID:+AOcjLyJ0
晴「そんじゃ勝負だP! 約束は守れよ?」

P「その台詞、そっくりそのまま返してやらぁ!!」


晴「へへっ♪ そんじゃ行くぜ――っ!!」


晴「うおおおおっ!!」

P「来いやぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!!!」シュバッ

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:01:51.19 ID:+AOcjLyJ0
―――――――――――

―――――――

―――



★数十分後★


晴「やった! 勝ったぜ♪」



P「」

ちひろ「なーに負けてんですかねぇ………」


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:04:57.76 ID:+AOcjLyJ0

晴「へへっ、楽勝だったな♪」

P「ば、バカな………この俺が負けるなんて………」

ちひろ「ちょっと、なに負けてるんですか」


P「クッソ! 晴の奴、キーパーまであんなに上手いなんて予想外だ!」

P「おまけに俺も途中で太ももに肉離れが………あいたたたた!!??」ズキズキッ

ちひろ「運動不足だってハッキリわかんだね」


晴「そんじゃ約束は守ってもらうぞ? いいよな~?」ニヤリ

P「う、うぐっ………!」


10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:06:45.01 ID:+AOcjLyJ0

P「は、晴ぅ~! 頼むよ~! 仕事してくれよぉ~! な?」

晴「なんだよ男らしくないなー。約束したろ?」

P「そ、そこを何とか! 今度何かで埋め合わせするから! ね? 頼むよぉ~!」

P「折角のオファーなんだ! 今後のお前のキャリアにプラスになると思うし」

P「だからね? 頼むから受けてくれよぉ! な? な?」


晴「………」



11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:09:39.54 ID:+AOcjLyJ0

晴「はぁ~~…ったく! しょうがねぇな……」

晴「わかったよ、やってやるよ」

P「おおっ! 本当か!?」

晴「その代わり今度一緒にサッカーに付き合えよ?」


P「流石は俺の晴! 愛してるぜ! んちゅ! んちゅ」

晴「こ、こら! よせバカ!!///」


ちひろ「今度こそ通報しますね」ピポパ

P「やめて!」


12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:10:21.45 ID:+AOcjLyJ0
――――――――――

―――――

―――


晴「嫌だね!!」

P「せやかて工藤!!」

晴「嫌なもんは嫌だ!!」


ギャー ギャー ギャー


ちひろ「まーた言い争ってますね。どうしたんです? 今度こそ通報案件ですか?」

P「違いますよ!!」


13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:11:04.10 ID:+AOcjLyJ0

P「いや、晴の奴がまたゴネ始めまして」

晴「だってPがオレに無理矢理水着を着せようとするんだぜ?」

ちひろ「通報しますね」ピポパ


P「待て待て待てまて待て――いッッ!!!」




14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:12:03.54 ID:+AOcjLyJ0

P「これも仕事の一環ですよ! 夏での仕事用の宣材写真等の準備を今の内にするんです!」

P「ほら、書類もありますし」スッ

ちひろ「ふむふむ。どうやらちゃんとした企画のようですね」


P「そういうわけだ晴。ほら、水着を着てくれ」

晴「嫌だね!!」

P「貴様ぁぁぁぁッッ!!!」


15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:12:56.06 ID:+AOcjLyJ0

晴「そうかこつけて、ぜってーオレの事を○○○目で見るだろお前!」

P「そ、そんなことするわけないだろ!!」


P「今までに俺が一度でもそんなことしたことあったか!?」



晴「は?」

ちひろ「は?」



P「えっ、いや、あの」


16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:14:04.23 ID:+AOcjLyJ0

晴「何百回もやってんだろうが………!!」

ちひろ「お前の罪を数えろ状態です」

P「そ、そんなこと………」


ちひろ「今まで何回お城みたいな建物に連れてこうとしたか………」遠い目

P「そ、それは別世界の俺の話ですから………」


17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:15:28.83 ID:+AOcjLyJ0

P「ともかくこれはれっきとした仕事なんだ! 駄々こねないでやってくれ!」

晴「嫌だね! お前の前で水着なんかぜってー着ねーし!」

ちひろ「まぁ、プロデューサーさんの前で着たくないという気持ちは死ぬほどわかりますが」

P「えっ、酷くない?」


晴「どうしても仕事して欲しいっていうなら………」ニヤリ

P「ん? まさか………」



18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:16:46.90 ID:+AOcjLyJ0

晴「へへっ、またサッカーで勝負といこうぜ♪」

P「まーたそのパティーンか………」

晴「オレに勝てたらなんでも着てやるよ♪」


P「ん? 今何でもって………」

ちひろ「やめろ」


19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:18:59.00 ID:+AOcjLyJ0

P「いいだろう晴。サッカーで勝負だ! 俺が勝ったらおとなしく水着を着てもらうぞ!!」

晴「ああ。それでいいぜ」


P「ただしハンデはつけてもらう!!」

ちひろ「うわぁ、大の大人が恥ずかし気もなく……」

P「何とでも言うがいい! これも晴の水着のためだ!!」

晴「オレはそれで構わないぜ? どんなハンデをつけようと、Pなんかに負けるわけねぇよ♪」

P「こんのクソガキァ………大人を舐めくさりおってからに!!」


20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:24:00.93 ID:+AOcjLyJ0

晴「そんじゃPK5本勝負だ!」

晴「Pがキーパーをやって、オレのシュートを一回でも防いだらPの勝ちでいいぜ?」

晴「勿論、オレがゴールを外した時でもPの勝ちでいいぜ?」

P「ふむ。つまり晴が勝つには5回ともゴールを決めなきゃいけないということか」


P「これは完全にこっちが有利! 負ける気がしねぇ!!」

P「それでいいぞ晴! 今の内に水着を着る覚悟でもしておくんだな!!」

晴「ハッ、Pのようなへっぽこキーパーなんかに負けっかよ!」


21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:24:55.63 ID:+AOcjLyJ0

ちひろ「だ、大丈夫なんですかプロデューサーさん?」

P「任せてください。今度こそ俺は負けませんよ!」

ちひろ「うーん……でも………」


P「FWは何度でも死ねる………」

P「だが、ゴールキーパーは一度でも死んではいけないんだ!!」

ちひろ「Jドリームなんて今の子わかりませんよ」


P「さぁ、来いや晴!!」

晴「行くぜP!! うお―――ッ!!!」


22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:25:33.74 ID:+AOcjLyJ0
―――――――――

―――――――

―――――



晴「やったぜ! 5回とも決めたぞゴール♪」


P「」


ちひろ「この無能」

P「ぐふっ!」グサッ


23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:26:50.35 ID:+AOcjLyJ0

P「まさか一回も止められないなんて………」ガクッ


ちひろ「無能オブ無能」


P「チグショォォォォォォッッッッ!!!!!!!!(若本風ボイス)」


24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:30:24.32 ID:+AOcjLyJ0

晴「さてとP。オレの勝ちだな。約束は守ってもらうぜ?」

P「ま、待ってくれ晴! そう言わずに水着着てくれ!!」ガシッ

晴「約束したろ?」

P「そこを何とか! お願いします! ○○○目で見たりなんか絶対にしないから!!」

晴「信用できないね」

ちひろ「私もです」

P「ぐぬぬぬぬぬ!」


25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:31:35.68 ID:+AOcjLyJ0

P「なぁ、本当頼むって! 水着着てくれよ? じゃないと今後のスケジュール大変なんや!」

P「だからお願いします! 何でもしますから!」

ちひろ「ん? 今なんでもって……」

P「あんたにじゃねぇ!!」



晴「ハァ………ったく。しょうがねぇな」

晴「今度、サッカー観戦にでも連れてけよ?」

P「そ、それじゃ………」

晴「着てやるよ………ただし、○○○目で見るんじゃねぇぞ!」


P「いよっしゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


ちひろ(何だかんだで、プロデューサーさんに甘いわね晴ちゃん)


27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:34:55.40 ID:+AOcjLyJ0

P「そんじゃ早速撮影と行こう! この紐ビキニを今すぐに着て―――」

晴「やっぱり○○○水着じゃねーか!」ドゴッ

P「ぐはぁ!」


28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:36:19.38 ID:+AOcjLyJ0

―――――――――――

―――――――――

――――――


P「頼むよ晴ぅ~~!!」

晴「嫌だ! ふざけんな!! 絶対しないからな!!」


ギャー ギャー ギャー


ちひろ「やれやれまたですか。今度はどうしたんです?」

P「いえ、実は今度『アイドルの意外な姿を見てみよう!』という企画が行われることになりまして」


P「それで晴にはフリフリのきゃわたんな衣装を着てもらおうって話になったのですが……」

ちひろ「あー……晴ちゃんが自分から決して着ようとしないやつですね」


晴「絶対に嫌だからな!! 今回のはマジで嫌だからな!!」

ちひろ「ん?(今回は………?)」


29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:37:17.41 ID:+AOcjLyJ0

P「そう言わずに着てくれよ晴ぅ~!」

P「これもファンサービスの一環だ。多いんだぞ? 晴にこういう可愛い服着てくれって要望が」

晴「嫌なもんは嫌なんだよ! だいたいオレにそんな格好似合う訳が――」


P「いや似合う。絶対に似合う(確信)」

ちひろ「同意せざる得ませんね」

晴「な、なんだよそれ………///」


30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:38:43.33 ID:+AOcjLyJ0

晴「ともかく嫌だからな!! 絶対に!!」


晴「ちひろさんもPになんとか言ってくれよ!」

ちひろ「悪いけど、今回ばかりはプロデューサーさんに味方しますね」

晴「えっ、なんで?」

P「おおっ、ちひろさん!」


ちひろ「別に○○○な格好をさせようってわけじゃないですし。これも仕事ですから」

晴「そ、そんな………」



31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:39:57.54 ID:+AOcjLyJ0

梨沙「アタシも賛成ね♪」

晴「なっ!? 梨沙まで!?」

梨沙「これを機に、アンタも女の子らしい格好をしてみなさいな♪」

晴「うううっ………」


美城「私も賛成だ」

晴「ええええっ!? 専務も!?」

美城「そもそもこのファン感謝祭の企画自体、私が建てたものだ。言う通りにしてもらわなきゃ困る」

晴「せ、専務の発案だったのかよこれ………」


P「そういうわけだ晴! おとなしくこのフリフリきゃわたん衣装を着てしまえ―――ッッ!!!」

晴「うううっ!!」


32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:41:18.32 ID:+AOcjLyJ0

晴「な、ならサッカーだ! またサッカーで勝負しろ!」

P「またそれか。なら、今度は前よりも大きいハンデにしてもらうぞ?」


P「そうだな………前回同様にPK勝負。そんで10本勝負でどうだ?」

晴「10本!? それじゃオレは10本ともゴール決めなきゃ勝利にならないってことか!?」

P「むぅーりぃーかな? ならおとなしくこのキャワたん衣装着るかね? ん~~?」

晴「ッ~~!!」


33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:46:15.11 ID:+AOcjLyJ0

晴「ああ、わかったよ! それでやってやるよ!!」

晴「ただし、オレが勝ったからその仕事キャンセルしろよ!」

P「っしゃ!! 今度こそ勝ってやらぁぁぁぁ!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!


ちひろ「まぁ、流石に10回もあれば一回ぐらいは止めれるでしょ」

梨沙「頑張りなさいよプロデューサー! 応援してるわよ!」

美城「キミならやれる。私は信じてるぞ!」


P「おおっ、みんなが俺に応援してくれてる………」

晴「ううっ、何だかアウェーみたいだぜ………」


34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:47:40.45 ID:+AOcjLyJ0

P「よっしゃ~!!」

P「支え合う仲間の笑顔が俺の力だジード!!」

P「うおぉぉぉぉぉッッッ!!!」ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!


晴「うっ………!?」

梨沙「す、凄い闘志………」

ちひろ「プロデューサーさんから凄まじい気を感じますね」

美城「勝てる!(確信)」


P「負ける気がしねぇ!!」



P「さぁ、勝負だ晴ゥ!! 今度こそ俺が勝ぁ―――つッッ!!!」

晴「う、うわぁぁぁッッ!!!!!!」



35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:48:21.18 ID:+AOcjLyJ0
―――――――――――

――――――――

―――



晴「やった! 10本ともゴール決めてやったぜ! イェーイ♪」ピョンピョン


P「」



ちひろ&梨沙&美城『は?』ギロリ


P「」

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:49:29.03 ID:+AOcjLyJ0

P「そ、そんな………まさか一本もシュート止められないなんて………」


梨沙「はぁ~~~!(クソデカため息)」


ちひろ「あ ほ く さ」


美城「やめたら? この仕事」



P「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」



37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:52:53.83 ID:+AOcjLyJ0

晴「オレの勝ちだなP。それじゃ、フリフリはなしな♪」

P「い、嫌です………」

晴「なんで? 初めにそう約束したろ?」

P「オォン アォン!!(嗚咽)」

晴「ええい、犬みたいな鳴き声だしてもダメだ! 今回は本当に嫌なんだからな!」


ちひろ(今回………)



38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:54:29.88 ID:+AOcjLyJ0

梨沙「そう言わずに着なさいよ晴。これも仕事なのよ?」

晴「で、でも! オレが勝ったんだぜ?」

梨沙「もう、子供みたいなワガママ言ってんじゃないわよ」

梨沙「アタシ達はアイドルなんだから」


梨沙「アンタがやらなきゃ責任者であるプロデューサーが責められるのよ?」

晴「Pが………」チラッ


39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 17:57:19.52 ID:+AOcjLyJ0

美城「どうしてくれるん?」

P「申し訳ございません………」

美城「私が発案した企画なのだが?」

P「も、申し訳ございません」

美城「申し訳聞き飽きたわ! このサルゥ!!」

P「オン!! アォン!!」

美城「犬みたいな声出すなやサル! 黙れやサル!」


美城「サルゥ!!」

P「うううっ………!」


晴「P………」


晴「………」


晴「ああもう、わかったよ! やればいいんだろやれば!」

P「おおっ、晴!!」


40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 18:05:55.30 ID:+AOcjLyJ0


晴「ったく! 本当に嫌なんだから今回のこれは!」

晴「だから後でぜってー何か埋め合わせしろよ!」

P「ううぅ~! 流石は俺の晴だぁ~……信じてたってばよ!」

晴「フン、調子いいことばかり言いやがって………」


梨沙「それじゃ、早速このフリフリ着ましょ♪」

晴「ま、待てよ梨沙……まだ心の準備が………」


梨沙「ほらほら、いい加減覚悟決めなさいな♪ さぁ、脱いで脱いで」

晴「こ、こら梨沙! こんな所で脱がそうとすんな///」

P「いいぞ梨沙! 俺も加勢するぜ!」ガバッ

晴「お前も脱がそうとしてんじゃねぇ!」ドゴッ

P「ぐはぁ!?」




ちひろ「今回――ねぇ………」



41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 18:07:06.74 ID:+AOcjLyJ0
―――――――――――――――

―――――――――

――――


P「おーい晴!! 新しい仕事をとってきたぞ!!」

晴「また変な仕事じゃねぇだろうな………」

P「フフフフッ、そんな口効いていいのかな~? 晴ちゅわぁ~ん?」

晴「はぁ?」


P「ククク………フハハハハハハハ!!! 

晴「ど、どうしたんだよ?」


42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 18:08:56.40 ID:+AOcjLyJ0

P「やべぇよ俺………有能過ぎだわ。有能過ぎにも程があるわ」

P「俺が有能過ぎて自分でも恐ェ! ヤバイ、達する達するゥwww!!」

晴「………とうとう頭がヤレれたのか?」


P「まぁ、聞けよ晴。今度ばかりはマジでお前が喜ぶ仕事とってきたんだぜ?」

晴「ほんとかよそれ………」


P「フフフッ、聞いて驚け! なんと!!」、



P「有名サッカー選手である●●選手との対談の仕事を持って来たぞ――ッッ!!」

晴「ええっ!?」


43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 18:11:42.80 ID:+AOcjLyJ0

晴「●●選手って、あのサッカー日本代表に選ばれたこともあるあの!?」


P「その通りだ!! TV嫌いで中々取材は受けないことで有名だったが」

P「今回、アイドルとして頑張ってる晴相手ならばということで、特別にOKをもらったのだ!」

晴「す、すげぇ!! やるじゃねぇかP!!」


P「な? そうだろう~? 俺ってば超有能Pだろぉ~?」


P「自分がこんなにも有能だとは思わなんだ………正直、○○した」

ちひろ「今度余計なこと言うと口を縫い合わすぞ?」

P「す、すみません………」



45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 18:13:36.40 ID:+AOcjLyJ0

晴「でもすげぇよP! まさか●●選手と会話できるなんて……夢みたいだぜ………」

P「ハハハハッ、俺だってたまにはお前の喜びそうな仕事ぐらいとってくるさ」


P「そんじゃ晴。対談の仕事に向けて色々打ち合わせするぞ」

晴「うん。わかっ―――」


晴「………………」


晴「やだ」

P「えっ?」


晴「そんな仕事なんてやる気になれないね」

P「!?」


46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 18:15:13.88 ID:+AOcjLyJ0

P「えっ、ちょ晴!?」

晴「絶対にやるもんか」プイ

P「はぁ!? なんでや!? さっきまでノリ気だったろお前!?」

晴「嫌なもんは嫌なんだよ」

P「えええぇぇぇぇッッ!!!???」


47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 18:17:13.86 ID:+AOcjLyJ0

晴「ま、どうしても仕事して欲しいってんなら」


晴「また、オレとサッカーで勝負しようぜ♪」ニコリ

P「なっ、なにぃ~~!!??」

晴「オレに勝ったら仕事してやるよ」

P「な、なんでそうなるんや!? 折角お前向きの仕事取って来たのに………」

晴「いいから、ほら、サッカーで勝たなきゃオレは仕事なんかしないぜ?」

P「ぐぬぬぬ~~!」


P「わかったよ! やりゃいいんだろ!! そんで今度こそ勝ってやらぁ!!」

晴「へへっ、そうこなくっちゃ♪」


晴「じゃあ行くぜP♪ またPK勝負な♪」

P「来いやぁぁぁぁぁl!!!」


48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 18:18:15.46 ID:+AOcjLyJ0

梨沙「ねぇ、ちひろさん。もしかして晴は………」

ちひろ「ふふっ、そうね」


ちひろ「プロデューサーさんとサッカーしたいがために駄々こねてただけみたいね」

梨沙「もう、子供なんだから………」



晴「やーりぃ! またまたオレの勝ち~♪」

P「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!???」




おしまい