1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:15:30 ID:PEz04Bio
今日はどうだった? ・・・そう、でも次はうまく行くよ!必ずだよ?

君が努力してるのは昔から知ってるよ?誰にも負けたくないんだよね。

努力だけは誰よりもしてる、時には失敗するけど。

だけど君ならできるって信じてるよ?

引用元: お疲れだけじゃなくて 



おつかれ背景さん アニメ業界の裏側、教えちゃいます! (コミックエッセイ)
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2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:19:23 ID:PEz04Bio
男「はっ」

夢。いつも誰かに甘える夢。

今日は昔好きだったあの子、今は顔も忘れたし声だって怪しい。

なのに夢ではそのことが分かる。あの子が本当に俺のことを考えている。

我ながら気持ちが悪いとは思う。でも、そう考えなければもう・・・

3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:22:37 ID:PEz04Bio
男「おはよう!」

そういって席に着く。教室は俺のことを少しだけ気にして声を掛けていく。

おはよう!昨日さぁ・・・

ほとんどが俺に無関心だろう。だが挨拶を返した奴には声を掛けなければならないのだ。

俺は必死に関心を引こうといつも声を出す。

4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:25:29 ID:PEz04Bio
男「ただいまぁ」

母や父は仕事に出かけている。

家には誰も居ない。この瞬間を幸せと思う。誰もいない、この世界でひとりぼっち・・・

パソコンをつける、ブーン・・・静かな部屋の中にファンを音が鳴った。

今日も一人ぼっち。すごくたのしいなあ。

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:28:07 ID:PEz04Bio
男「くっふふふふははは」

インターネットは便利だ。自分の知らない考え、もの、こと、娯楽。

ずっとこうして居れればいいのにそしたらこんな人生・・・

ふふふふ楽しいなぁ。こんな世の中終わったら・・・全部俺が悪いんじゃない。

男「そう・・・俺は悪くないし社会が悪い・・・」

6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:30:39 ID:PEz04Bio
男「zzz」

睡眠はすごい。嫌なことを全て忘れられる。ふわふわした気持ちでいられる。

ここでは俺が王様。だれもが俺を認める。誰もが見てくれている。

男「俺は最強なんだぁ・・・」zzz

???「本当にそうでしょうか?」

7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:36:22 ID:PEz04Bio
男「zzz」

???「眠りましたか・・・」

男はこうみると顔は無害に見える。というより無害なのだ。今は。

後に彼は周りを巻き込む犯罪を犯す。

○○、殺人、恐喝。

理由はそのときによって違う。「アイツが強いから」「アイツがむかつくから」「アイツが」

アイツがアイツがアイツがアイツがアイツがアイツがアイツがアイツがアイツがアイツが

しかし被害にあったものたちは誰しも彼とは関わりが薄いものだ。

たまたま近くを通りがかった学生。近所の公園で遊ぼうと思った子供。花のみずやりをしていたご老人

8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:40:00 ID:PEz04Bio
結局彼は誰を痛めつけても自分は苦しまないのだ。

彼は彼だけのために生きる。それが悪いとは言わない。だが。

だが、関係の無いものの人生を狂わせるとは・・・

???「・・・死ね」

彼女がどこからともなく出したナイフで彼の首もとを狙う。

そして。 彼は血を天井に撒き散らし。そのまま眠りについた。

9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:42:54 ID:PEz04Bio
男「ん?」

おかしいなと思ったのはこれが夢だと確信できるときからだ。

いつもは ああ「あれ」は夢だな と後になって自覚する。

しかし、今はどうだろう。これは夢。俺は現実では眠っていて・・・

んー・・・まあいいか!

10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:45:44 ID:PEz04Bio
男「これが夢ならあんなことだって・・・」フフフ

自分の中でイメージする。彼女の顔、声、姿、形。

女?「・・・」

おおっ!と声が出てしまう。

あの頃の彼女・・・だろう。記憶があやふやではあるがどこかで見覚えがある。

11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:48:06 ID:PEz04Bio
男「んん・・・も、もしもし女さんでしょうか?」

女?「ン・・・」

女の目がおきぬけのようにゆっくりと開かれる。

すごい!夢ってなんてすばらしいんだ!

これからどんなことをしてやろう。口であんなk「あの」

女「・・・」ジー

12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:50:14 ID:PEz04Bio
男「あ、は、はいなんでしょうか?」

思わず普通に返してしまう。ここは俺の夢だって言うのに。

女「とりあえず行きましょう。」

彼女が俺の手を引き歩き始めた。

男「えっ、あっちょっちょっと待って!」

俺は引っ張られる形で夢を進んでいった・・・

13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:53:21 ID:PEz04Bio
女「ここは貴方が小学生だった頃の記憶」

は?と言い掛けて俺は夢だった頃を思い出す。

そこには映画館でスクリーンに映像を映し出すような映写機があった。

それはくるくると回り始め映像が流れ始める。

周りは真っ白なのではっきりと分かる

14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:55:38 ID:PEz04Bio
母「ふふふ」

男「ねぇねぇお母さん次はどこに行くの!?」

父「おいおい慌てるなよ、はははは」


見ているだけで頭が割れそうだ。

俺は、俺はこんな・・・

女「次に行きますよ」

四つんばいの俺を彼女は軽々と運んだ

15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 17:58:48 ID:PEz04Bio
女「次は中学生」

くるくるくるくる 映写機は回り続ける

映像が流れる。


女「フフフ男君って」面白いね!」

友達「うわー男が女をくどいてやがる!」

ハハハハハハハハハハハ


なんだこれは。これじゃあまるで・・・俺が・・・ほかの奴らに・・・

女「最後よ」

16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 18:07:53 ID:PEz04Bio
男「というところで目が覚めた」

なにそれ

男「夢」

wwwwwwwww

男「笑うなよ」

いやぁだってねぇ

17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/03/24(金) 18:10:47 ID:PEz04Bio
厨二っぽい回想に暗殺者に殺されてんやんあんたwwww
しかも?昔の片思いの女と記憶めぐりって・・・厨二乙wwwwwwwww

男「・・・」

えっ?何もいえない?そうだろうねぇ!だって、恥ずかしいんだもんwwwwwww
バーカwwwww

男「もうやだ」

終わり