1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:07:06.320 ID:5V4rRApX0.net
梓「唯先輩…」

唯「てへへ…面目無い」

平沢唯、25歳
大学卒業後定職に就かず、家で堕落した日々を過ごす

そして先週、とうとう妹の憂に愛想を尽かされ家を追い出される

引用元: 梓「落ちるところまで落ちたな」 


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4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:08:31.829 ID:5V4rRApX0.net
唯「あずにゃん、たばこちょーだい。1本でいいから」

カチッシュボッ

唯はすでに、梓から5本目のタバコを恵んでもらっていた

ちなみに梓が吸うのはラッキーストライクである

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:10:24.116 ID:5V4rRApX0.net
梓「就職しないと家に帰れないんでしょ?いいんですか就活しなくて」

唯「んーとね、スチュワーデスとか私向いてるとおもうんだよね」

現実味のない話…
こんなくだらないやり取りをかれこれ2時間は続けている

ファミリーレストランのドリンク飲み放題は嬉しい

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:12:55.187 ID:5V4rRApX0.net
唯「そもそも憂も大人気ないよ。私、やればできる子なんだから」

梓「○○ば出来る子の間違いでしょ。昨日もまた違う男の人と歩いてましたね」

唯「あーシュンくん?今の彼氏~」

唯は男に縋り生きている

そこに高校時代の眩しい唯の姿はない

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:14:41.309 ID:5V4rRApX0.net
梓「その彼氏とはどれくらい付き合ってるんですか?」

唯「んーとね、1週間?いや、4日だったかな…」

梓「…」

カチッシュボッ

梓は苛立つとタバコを吸う
既に梓の灰皿は満杯だ

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:16:53.487 ID:5V4rRApX0.net
唯「でももう別れるよ。あいつ、○○事しか頭にないお猿さんだもん」

梓「その…まだ、してないんですか?」

唯「当たり前じゃん」

唯「私女の子としかしたくないし」

梓「そんなんでよく男の家に転がり込めますね」

唯「男って馬鹿なんだもん」ケラケラ

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:18:29.129 ID:5V4rRApX0.net
唯「あずにゃん、タバコちょーだい」

カチッシュボッ

梓「唯先輩、澪先輩はどうしてるか知ってますか?」

唯「澪ちゃん?大学卒業してからあんま連絡取ってないな~」

梓「今度結婚するそうです」

唯「ふーん」

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:20:15.555 ID:5V4rRApX0.net
梓「律先輩はOLで毎日頑張ってます」

梓「ムギ先輩はもう子供もいます」

梓「あなたは何をしてるんですか?」

唯「んー自分探し中かな」

梓「…」

カチッシュボッ

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:21:43. ID:5V4rRApX0.net
♫~

唯「あ、シュンくんだ」

唯「もしもし、うん、もう帰るよ」

唯「じゃああずにゃん、私用事あるから帰るね」

梓「…」

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:23:41.087 ID:5V4rRApX0.net
梓「てなわけで、あれはもうどうしようもないよ」

憂「そっか…梓ちゃんごめんね」

梓「ううん、それより憂は大丈夫?」

憂「うん、今日はまだ飲んでないよ」

憂は家事と仕事の両立、自立しない姉へのストレスから、アルコール依存症に陥った

今は通院し、治療を始めている

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:26:34.361 ID:5V4rRApX0.net
梓「でもそれって、缶チューハイじゃ?」

梓は憂の手に握られた缶を発見した

憂「こんなのジュースだよ、全然気分よくならないもん」

梓「…」

落ちぶれた平沢姉妹…
梓はなんとかしなくてはならない、これが最後のチャンスだと思った

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:28:58.814 ID:5V4rRApX0.net
3日後!

唯「なーにあずにゃん、また私に会いたくなったの?」

梓「彼氏、また変わってましたね」

唯「あーユウくん?私の事一生守ってくれるって!」

梓「就活は…?」

唯「もうお嫁さんでいいかなーって」

24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:31:46.523 ID:5V4rRApX0.net
カチッシュボッ

梓「唯先輩…結婚ってそんな簡単に決めていいことじゃないんですよ?」

梓「大体、憂の結婚話が失敗したのだって、唯先輩が家でダラダラしてたからなんです」

唯「あずにゃん…私その話したくない」

梓「いーえ、今日は唯先輩の性根を叩き直します!」

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:38:24.946 ID:5V4rRApX0.net
梓「大体唯先輩はだらしなさすぎます!」

梓「彼氏は1ヶ月もたない、働きもしない!」

梓「何か夢があるかといえば何もない!」

唯「チッ…」

唯「あずにゃん、私怒るよ?」

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:40:33.109 ID:5V4rRApX0.net
梓「私の…せいですか?」

唯「!」ピクッ

梓は唯に告白されたことがあった
梓はその時、唯の気持ちを拒絶した

唯「あずにゃんのせいじゃないよ…」

全てを賭けて梓に想いを伝えた唯が打ちのめされたのは言うまでもない

32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:43:41.156 ID:5V4rRApX0.net
唯「あずにゃんってさ、今は好きな子とかいるの?」

梓「…」

梓「いませんよ…」

唯「私の気持ちは変わってないよ…あの時から」

梓「でも…私は…」

唯「たしかにあの時はショックだったし、何も手がつかなくなった」

唯「だけど、あずにゃんに引け目を感じて欲しくなくて…」

梓「唯先輩…」

33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:45:22.354 ID:5V4rRApX0.net
その日、2人は手を繋ぎ梓のマンションへ帰った

唯「ずっと…こうしたかった」

梓「唯先輩、私もです」

梓はいまはっきりと、唯への好意を感じている

あの時のように驚きから拒絶はしまい

36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:47:11.706 ID:5V4rRApX0.net
同棲1日目

梓「起きてください!朝ですよ!」

唯「うーん…もうちょっと」

梓「もう!私仕事があるんで朝ごはんは机の上に置いておきます!お昼はこれで好きなもの食べてください」

梓はそう言うと机に千円札を置き、スーツに着替えて出勤した

37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:48:56.998 ID:5V4rRApX0.net
唯「おはよー…」

唯「って、誰もいないんだった」

唯「あずにゃん、張り切って朝ごはん作ったんだね~」

唯「おっ、千円札を発見!」

唯「スロでも打ちに行くか~」

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:50:54.377 ID:5V4rRApX0.net
唯「千円じゃ負けるのは当たり前か…」

唯「あーお腹減ったなぁ」

唯「あずにゃんの家帰ってWiiでもやろ」

唯「憂ならお昼に五千円くれるのに」

40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:53:39.965 ID:5V4rRApX0.net
梓「てなわけで、唯先輩はしばらく家で面倒見て更生させるから」

憂「梓ちゃんなら安心だよ」

梓「うん、憂も飲み過ぎちゃだめだよ?」

憂「やっぱり、わかる?」

梓「お酒臭いもん…」

憂「気がついたらついついね…」

43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:54:55.402 ID:5V4rRApX0.net
梓「ただいま~」

唯「おかえりーあずにゃん、お腹減ったよぉ」

梓「あ、すぐ晩ご飯作りますね」

梓「今日はすき焼きです」

唯「おぉ!あずにゃん太っ腹!」

45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:56:57.850 ID:5V4rRApX0.net
グツグツ

梓「おいしいですか?」

唯「うん!やっぱお肉は霜降りだね!」

梓「遠慮せず食べてくださいね!」

梓「野菜もたっぷりありますよ!」

唯「シイタケ!私シイタケ食べたい!」

46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 16:58:55.224 ID:5V4rRApX0.net
同棲2日目

唯「おはよーあずにゃん」

梓「びっくりした…珍しく早起きですね」

唯「たまにはね」

唯「あの~お昼なんだけど」

梓「あ、千円でいいですか?」

唯「ちょーっと足りないかな?」

47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:00:34.245 ID:5V4rRApX0.net
梓「じゃあ三千円で…」

唯「やったぁ!愛してるあずにゃん!」ダキッ

梓「にゃっ?!」

梓「ふふふ…」

梓「じゃあ行ってきますね!」

唯「行ってらっしゃーい」

50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:02:30.719 ID:5V4rRApX0.net
唯「さて、三千円手に入った…」

唯「スロ打ちに行こ~」

唯「あずにゃんにゃんにゃん♫」

唯「いやーいい後輩を持ったなぁ」

唯「今日は勝つぞ~」

52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:04:45.293 ID:5V4rRApX0.net
ジャラジャラ

唯「いや~やっぱ軍資金が3倍になると違う!」

唯「九千円まで増やしたよ!」

唯「帰りにイチゴパフェ食べちゃおっと」

唯「♫~」

53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:07:10.083 ID:5V4rRApX0.net
唯「あと八千円も残ってるな…」

唯「そだ!久しぶりに飲みに行こう!」

唯「りっちゃんは忙しそうだし…澪ちゃんでいっか」

メルメル

澪『ちょうど暇してたからいいよ』

55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:08:52.470 ID:5V4rRApX0.net
澪「久しぶりだな唯…」

唯「澪ちゃんも相変わらず綺麗だね!」

澪「最近は結婚の準備で忙しかったからボロボロだよ、少し息抜きにね」

唯「今日は私の奢りだからじゃんじゃん飲んでね!」

澪「唯にしちゃ気前がいいな」

56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:10:42.705 ID:5V4rRApX0.net
澪「それで、仕事は見つかったのか?」

唯「んー今探し中~」

澪「家から追い出されたって聞いたけど」

唯「今はあずにゃん家に住んでるから大丈夫だよ」

澪「梓なら安心か…」

58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:12:57.503 ID:5V4rRApX0.net
唯「私ね、澪ちゃんのこと好きだったんだよ?」

澪「なんだよ突然」

唯「澪ちゃんって女の子らしくもあり、かっこよくもある…」

唯「憧れだったなぁ」

澪「やめろよ恥ずかしい」

唯「ねぇ、誰かのものになっちゃう前に、一晩だけ、私のものにならない?」

60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:15:29.617 ID:5V4rRApX0.net
澪「…」

澪「見損なったよ唯」

唯「へ?」

澪「お前いま梓と付き合ってるんだろ?」

唯「だ、誰からそれを?」

澪「梓が昨日メールしてきたんだ。私はお前のものになるつもりはない。じゃあな」

そう言うと澪は金を置いて席を立った

取り残された唯は、カシスオレンジを5杯飲み、梓の家へ帰った

61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:17:26.829 ID:5V4rRApX0.net
梓「唯先輩!どこ行ってたんですか?」

唯「ちょっと友達と会ってただけだよ」

唯「余計なことしやがって…」ボソッ

梓「?」

梓「ご飯は…?」

唯「いらない。私もう寝るから」

63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:21:15.041 ID:5V4rRApX0.net
同棲3日目

梓「おはようございます」

唯「…」

梓「ご飯とお昼の三千円置いておきますね」

梓「行ってきます」

唯「…」

64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:23:28.385 ID:5V4rRApX0.net
唯「あー澪ちゃんみたいな子と○○たいなー」

唯「あずにゃんじゃ小さ過ぎて満足できないよ」

唯「でも私の知り合いはほとんどあずにゃんが連絡してるだろうし…」

唯「!」ピコーン

67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:27:05.904 ID:5V4rRApX0.net
恵「久しぶりね、平沢さん」

唯「すいません急に会いたいなんて」

恵「いいのよ、なんだか高校時代が懐かしくなってくるわ」

唯「それじゃあ行きましょうか。おいしいワインのお店知ってるんですよ」

意外!
なんと唯はどこからか一年上の先輩、生徒会長であった曽我部恵の連絡先を突き止め!

あろうことか彼女と会うことに成功したのだ!

69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:28:56.619 ID:5V4rRApX0.net
梓「唯先輩遅いなぁ…」

梓「昨日機嫌悪そうだったから、唯先輩の好きなカレー作ったのに…」

梓「携帯は電源切ってあるし…」

梓「もしかして、なんか事件に巻き込まれたんじゃ?!」

72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:30:29.267 ID:5V4rRApX0.net
梓「まさか…唯先輩に限ってそんな…」

梓「でも、最近は物騒だってテレビでやってたし…」

梓「…」

梓「探しに行こうかな」

74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:33:02.741 ID:5V4rRApX0.net
憂「あれ?梓ちゃん!」

梓「憂?!なんでこんな夜に繁華街なんかに…」

梓「まさかまたお酒を」

憂「日本酒おいしいよ?」

バシーン!

梓「憂の馬鹿!お酒はだめだって自分でわかってたじゃん!なのになんで?!」

75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:36:16.234 ID:5V4rRApX0.net
憂「お姉ちゃんがいなくなった?」

梓「うん、携帯も繋がらなくて私心配で…」

憂「あの人…恋人にまで迷惑かけてなに考えてるんだか」

梓「私、どうしたらいいかわからなくなって!それで!それで!」

憂「とにかくお姉ちゃんを探そう!大丈夫、きっと無事だよ!」

76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:38:22.992 ID:5V4rRApX0.net
唯「曽我部先輩って、私憧れてたんですよ」

唯「しっかりしてて、頼れる存在で」

唯「でも先輩は澪ちゃんばっかりで…」

恵「唯ちゃん…」

唯「いまは、私を見てくれますか?」

78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:40:39.381 ID:5V4rRApX0.net
同棲4日目

唯「ただいま~」

梓「朝帰りですか…一体どこ行ってたんですか?」

唯「ちょっと友達とね~」

梓「私、昨日心配で一晩中探したんですよ」

唯「そーなんだーごめんねー」

梓「唯先輩が何考えてるのか、私もうわかりません」

80: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:42:43.469 ID:5V4rRApX0.net
唯「心配かけて悪かったよあずにゃ~ん」

梓「…」

梓「今は1人にしてください」

唯「うー怖い怖い…機嫌治るまで出かけてるね」

梓はそれから、部屋に置いてあった黒霧島のボトルを空けた

元々酒にそれほど強くはない
だが飲まなくてはいられなかった

82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:44:52.991 ID:5V4rRApX0.net
唯「てなことがあってね」

律「それはどう考えてもお前が悪いだろ」

唯「えーりっちゃんもあずにゃんの味方なの?」

律「いや、誰でもそうなるって」

83: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:46:13.331 ID:5V4rRApX0.net
律「大体、お前梓に甘え過ぎなんだよ」

律「全部後輩の梓に背負いこませて…」

律「お前恥ずかしくないのか?」

唯「いや全然」

87: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:51:41.011 ID:5V4rRApX0.net
梓「ごめんね憂…」

憂「ううん、こちらこそ私があの人を放り出したばっかりに…」

梓「唯先輩はもう私たちじゃどうしようもできないよ」

憂「そうかもね…梓ちゃんもこのままじゃきっとダメになっちゃうよ」

88: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 17:59:34.928 ID:5V4rRApX0.net
唯「あずにゃんまだ怒ってるかな」

唯「ま、抱き締めたらなんとかなるよね」

梓「おかえりなさい…」

唯「あっずにゃーん!ただい…」

憂「話しがある」

91: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 18:07:01.282 ID:5V4rRApX0.net
憂「働かない、夢もない、その上梓ちゃんに迷惑までかけて」

憂「身内として恥ずかしいよ」

唯「…」

梓「唯先輩…私憂と話したんです」

梓「私は憂と付き合います」

唯「えっ…?」

93: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 18:10:37.430 ID:5V4rRApX0.net
唯「そんな!私の気持ちはどうなるの?!」

憂「お姉ちゃんは梓ちゃんを都合の良い財布にしか思ってないでしょ?」

憂「梓ちゃんは放っておけない。これは私達で決めたことだから」

唯「そんな…」

97: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 18:13:01.415 ID:5V4rRApX0.net
梓「さようなら…私の好きだった唯先輩…」

唯「そんな…こんなのあんまりだよ」

憂「全部自分のせいでしょ?なに被害者ぶってるの?」

唯「認めない!私はこんなの認めない!」ダッ

99: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 18:17:30.199 ID:5V4rRApX0.net
2ヶ月後!

憂「こんにちは、平沢憂です」

憂「私はあれから梓ちゃんの支えもあって、アルコール依存性は快方に向かっています!」

憂「お姉ちゃんはあれからどうなったかわからないけれど、ようやく梓ちゃんの心の傷も癒えてきました」

憂「これからは2人で、幸せになっていこうと思います」

おわり

104: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/12(土) 18:19:56.779 ID:5V4rRApX0.net
次回

全てを失った平沢唯…

彼女はギターだけを持ち単身アメリカへと渡る!

そんな中明らかになる琴吹家の闇と、澪の隠された本性!

梓「唯先輩が消えて3年か…」

ご期待ください!