前回 モバP「なっちゃんとバレンタインとカコネイター」 

2: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:38:35.75 ID:ESPaGRUkO
茄子「春ですねぇ」

P「春だなぁ」

茄子「最近すっかり暖かくなって、本当に春の陽気って感じで」

P「ぽかぽかだなぁ」

茄子「気づけばセミがジージー鳴いてることもあって」

P「今日の最高気温なんて28度もあって」

茄子「………」

P「………」


P茄子「「あっつ!!」」


茄子「なんですか最近のこの暑さ……夏ですか? 季節飛ばされた春が泣いてますよ?」

P「とか思ってたら昨日は急に冷え込んで冬に逆戻りするしな。薄着で外出たら風邪ひくかと思った」

茄子「なんですか? 春ちゃんいじめられてるんですか? 冬と夏の間で延々ボールのパス回しされてるんですか?」

P「これは先生に訴えないとな」

茄子「そうです。私達の春ちゃんを守りましょう!」



引用元: モバP「なっちゃんとナスビ」 



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3: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:39:06.97 ID:ESPaGRUkO
ガチャリ

菜々「おはようございまーす」

P「いじめ反対!」

茄子「反対!」

菜々「わぁ!? なんですかなんですか急に! 誰が誰をいじめてるんです?」

茄子「P君が毎晩私を……」ヨヨヨ

P「あれ? なんの話?」

菜々「うわぁ……ダメですよ、そういうサディスティックなのはちゃんと相手の許可をとってからじゃないと」

P「違うよナナ先生、今のはなっちゃんの出まかせで」

菜々「だからナナは先生じゃありませんよ、Sくん」

P「あ、ごめんつい……って、俺もSじゃなくてPだよ!」

茄子「ナスじゃなくてカコですよ~」

P菜々「「聞いてない(です)」」

茄子「あら?」

4: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:39:46.01 ID:ESPaGRUkO
菜々「なるほど、そういうことですか。確かに、今年はすぐ暑くなったり寒くなったり忙しい気がしますねぇ」

P「去年はどうだったっけ」

茄子「覚えてないですね~」

凛「茄子さんと菜々さんは知らないけど、プロデューサーは去年も同じこと言ってたよ」

P「え、そうだったっけ」

光「みんな、暑さに負けるな! アタシがついてるぞ!」

茄子「ふふ、光ちゃんはいつも元気ですね♪」

菜々「若いっていいですねぇ」

光「へへっ。このくらいなら平気平気!」

P「ところで光。どうして今日はいつもと違って髪を上げてるんだ?」

光「え? それはもちろん暑くて頭がムシムシするから……あ」

P「………」

光「……今日、暑いよね」テヘ

P「かわいいので許す」

菜々「その髪型はナナリスペクトを感じるので許します」

茄子「その髪型はカコリスペクトを感じるので許します」

菜々「茄子さんはたまに髪をまとめてるだけじゃないですか。ナナですよ、ナナ」

茄子「カコですよカコ」

P「で、本当のところはどうなの?」

光「この前凛さんが髪まとめてるのを見て、アタシもやってみようかなって」

茄子「………」

菜々「………」

凛「睨まれても困るんだけど」

P「本気で怒ってる反応じゃないから気にしなくていいぞ」

凛「本気で怒られたことがある人の意見は参考になるよ」

P「だろ?」ニカッ

凛「そこはいい笑顔で返すところじゃないと思う」

5: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:40:35.71 ID:ESPaGRUkO
光「茄子さんが怒ったときの話は聞いたことあるけど、菜々さんが本気で怒ったらどんな感じなんだ?」

P「宿題が倍になる」

凛「それプロデューサーの成績が悪かっただけじゃないの?」

菜々「本当に手がかかる子で、何度泣かされそうになったか……」

茄子「よかったですねP君。女の子を泣かせた不名誉を背負わなくて」

P「今は逆に女の子を笑顔にしてるからな!」

茄子「もう、調子いいんですから♪」

光「菜々さんがPの勉強を教えていた……? でもPのほうが年上だし……」

凛「えっと、その……ほら、プロデューサーがそれだけアレってことで」

光「なるほど」

P「おい」

菜々「ごめんなさい。ナナのせいでPくんがかなりのおバカさんということになってしまって……」

菜々「……ん? 事実では?」

P「おい」

茄子「今はさすがにそこまでおバカさんじゃないですよね?」

P「当然! 高校で習ったことはほとんど忘れたけど」

茄子「まあ、普段使わないですもんね~」

凛「先輩達の言葉を聞いていると、今勉強を頑張る気持ちがどんどん薄れていく……」

菜々「確かに、進路によっては学校で習ったものをほとんど使わないこともあるでしょう。でも大事なのは、勉強を通して努力の仕方を身につけることだったり、苦手なことから逃げずに期日を守る習慣を身につけることだったりするんですよ?」

凛「勉強頑張ろう」

光「アタシも頑張る!」

P「なっちゃん、俺達ダメな大人みたいになってないか?」

茄子「みたいっていうかダメ大人ですよ」

P「イメージアップに努めないとな……」

茄子「とりあえず明日から眼鏡かけましょう。一般的な頭いい系大人のイメージです」

P「いいなそれ。夕方買いに行こう」

茄子「P君にバッチリ似合う眼鏡を選んであげますね♪」

P「期待してるぞ」

6: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:41:18.57 ID:ESPaGRUkO
茄子「鼻眼鏡とかどうですか? チョビヒゲついてるやつ」

P「うわぁ、すっげえチョイスだな! じゃあなっちゃんはタキシード仮面みたいなアイマスク型眼鏡でどうだ?」

茄子「うふふ♪ もう、P君ったら~♪」

P「………」グググ

茄子「………」グググ

光「なんであのふたり、取っ組み合いになってるんだ?」

凛「いつものプロレスごっこだから気にしなくていいよ」

菜々「凛ちゃん、その表現はちょっと危ないです」


茄子「あーわかりましたわかりました! こうなったら本気出して選んであげますからね! 私のセンスに恐れおののくがいいです!」

P「望むところだ! 俺も一生懸命選ぶからな! プロデューサー舐めるな!」





翌日


凛「あれ? プロデューサー、結局眼鏡買わなかったの?」

P「いや、買ったけどかけてないだけ」

凛「忘れてきたとか?」

P「いや、今日はなっちゃんがオフだからさ」

凛「?」

P「昨日眼鏡買いに行った時、思いのほか俺の眼鏡姿が気に入ったらしくて」

P「『あの……これ、私がいる時だけかけてくれませんか? なーんて、独占欲が過ぎますかね♪』と言い出したから、一応その言いつけを守っている」

P「たぶん冗談なんだろうけど、思わずぐっと来ちゃってなぁ」

凛「………」


凛「声真似下手だね」

P「ツッコむところそこ?」



7: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:43:42.26 ID:ESPaGRUkO
別の日


茄子「おはようございまーす♪」

P「おはようなっちゃん……」

茄子「ん? P君、なんだか元気ありませんね」

P「そうか……? 朝だからエンジンかかってないのかもなぁ」

茄子「いえ、そういうのではないような……というか、顔赤いですし」

茄子「おでこ、失礼します」ピトッ

P「いきなりおでこ to おでこはびっくりするな……」

茄子「やっぱり熱い……熱、ありますよ」

P「それはあれだ、なっちゃんの顔が急接近してきたせいだ」

茄子「その前から顔赤かったんですから、間違いないです。昨日、ちょっと肌寒かったから体調崩したんじゃないですか?」

P「……かもなぁ。言われてみたらなんか身体重い気がしてきた。家出る前は普通だったんだけど」

茄子「ほら、そうとわかれば今日はお休みです。すぐに帰って……ああでも、身体が重いようなら少しベッドで休んでからのほうがいいかも」

P「いや、そこまでではないから」

茄子「本当に?」

P「………たぶん」

茄子「わかりました。仮眠室に連れて行くので寝てください」

茄子「ほら、支えてあげますから」

P「いや、ひとりで行けるからそこまでしてもらわなくても」

茄子「黙って休みなさい」キッ

P「あ、はい」

茄子「いい子にしてればすぐに治りますよ」ニコ

P「相変わらず睨むと怖いな……」


8: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:44:38.88 ID:ESPaGRUkO
仮眠室


茄子「はい、お水持ってきました」

P「ありがとう。ごめんな、来て早々世話かけちゃって」

茄子「いいんですよ。もともといつも世話かけられてますし」

P「ひっでえ」

茄子「……それに。私だって、いつもお世話してもらっていますから」

P「じゃあ、お互い様か」

茄子「ですね♪」

茄子「レッスンまで少し時間があるので、欲しいものがあれば買ってきますよ」

P「特にはないかな」

茄子「私の愛も欲しくないんですか?」

P「それ売り物なの?」

茄子「P君にだけ限定販売です♪ って、すみません。ついいつものノリで」

茄子「今は、ゆっくり休んでくださいね」

P「サンキュー……なんか、体調悪いこと意識したら身体熱くなってきたな」

茄子「熱、上がってるのかも……汗かいてるようですし、一回着替えたほうがいいですね」

茄子「確かP君、帰るのめんどくさくなって泊まりたくなった時用に服置いてましたよね」

P「あー、うん。あっちの部屋のこっち側の引き出しに入ってる」

茄子「持ってきますね」


9: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:46:07.13 ID:ESPaGRUkO
茄子「ジャージがあったんですけど、これでいいですか?」

P「大丈夫。サンキュ」

茄子「? なんですかこの手」

P「え? 着替えるからそのジャージ渡してくれってことだけど」

茄子「私が着替えさせるんですけど」

P「………ワッツ?」

茄子「ワッツじゃなくてカコですよ~」

P「いや無理あるだろ。ていうか着替えくらい自分でやるから」

茄子「ダメです。ついでに身体も拭いてあげますから。汗かいたままだと気持ち悪いでしょう?」

P「それも自分でやるから平気だって」

茄子「こういう時は甘えてくれていいんですよ? ほら、脱いで脱いで」

P「いやだ、脱がない」

茄子「じゃあ私も脱ぎますからそれでいいですか?」

P「よくないわ!」

茄子「私の柔肌がよくないってどういうことですか!! いつもあんなに露出多い衣装着せてるくせに!!」

P「言ってないし!」

茄子「もう、しゃらくさいですね! つべこべ言わずにとっとと脱いでくださいっ」ガバッ

P「きゃーーー!!」

茄子「なに女の子みたいな声出してるんですか!? ほら、シャツ捕まえましたよ――」



ガチャリ


光「大丈夫か!? いきなりPの悲鳴が聞こえたけど……」

P「あ」←上半身脱がされてる

茄子「あ」←脱がしてる

光「………」

光「し、失礼しましたーーっ!!」ビューンッ

P「あ、ちょっと光!」

茄子「誤解です誤解!」


10: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:46:34.01 ID:ESPaGRUkO
5分後

光「………」

凛「……光? どうしたの、廊下でぼーっとして」

光「凛さん……アタシ、変なんだ」

凛「変?」

光「なんだか、身体が熱くて……」

凛「熱? 体調悪いなら今日は休んだほうが」

光「違うんだ。そういうのじゃなくて……よくわからないんだけど」

光「なんだか、いけないものを見ちゃったような、胸がきゅんとするような……今までこんな感覚知らなくて」

光「アタシ、どうしちゃったんだろう……」

凛「………」

凛(えっ、どうして? どうして急に思春期?)



11: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:47:03.11 ID:ESPaGRUkO
数日後


茄子「今日はいい天気ですね~♪ 絶好のお散歩日和です」

P「この前の看病の埋め合わせ、本当にこれでよかったのか?」

茄子「はい♪ 一緒に楽しくお話しながら、歩いてくれれば満足です♪」

P「そうか。なっちゃんがそう言うなら、それでいいか」

茄子「眼鏡、似合ってますよ♪」

P「なっちゃんもな」

茄子「ふふっ。伊達眼鏡作戦、大成功ですね」

P「散歩コースはいつも決まってるのか?」

茄子「だいたい同じですね」

P「飽きないの?」

茄子「飽きないですよー♪ 毎度毎度、面白いことに出会えるので」

P「見慣れた散歩コースでそう面白いことってあるのか……?」

茄子「あ、ツチノコいますよツチノコ」

P「うわめっちゃおもしろっ! しょっぱなから未確認生物出てきた!」

茄子「私はともかく私の幸運は舐めないでください」ドヤァ



12: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:49:11.28 ID:ESPaGRUkO
茄子「あら、鳥さんが木に止まってます。お休み中ですかね」

P「巣でも作ってるのかな」

茄子「鳥さんも頑張ってるんですね~。むんっ」

P「なんだその掛け声」

茄子「私もそろそろ新しいキャラ付けが必要かなと」

P「にしても唐突すぎないか?」

茄子「ふふっ、ですよね。あ、見てくださいP君。畑があります」

P「なに育ててるんだろう」

茄子「うーん……ジャガイモ!」

P「俺はサツマイモに賭ける」

茄子「ところでこれ、正解はどうやって確認するんですか?」

P「さあ?」

茄子「ですよねー。スマホで調べてみるのでちょっと待ってください」

P「今チラッと見えた待ち受け画像が菜々さんの寝顔な件について」

茄子「かわいかったのでつい撮っちゃいました」

P「お前なあ……」

P「俺にもくれ」

茄子「300円になりまーす♪」

P「金とるのかよ!」

茄子「冗談ですよ♪ 重要文化財は共有していきましょう」

P「そうこなくっちゃな」

茄子「はい、送信しました……あ、間違えた。これP君の寝顔だ」

P「おい、なに撮ってるんだ」

茄子「かわいかったのでつい♪ せっかくだし待ち受けにしたらどうでしょう」

P「男が自分の寝顔を待ち受けにしてたらナルシストの極みだろ」

茄子「それもそうですね」



13: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:50:06.60 ID:ESPaGRUkO

茄子「……あ、これあれですね。ナスです。ナスビです」

P「茄子? へー、ナスの葉ってあんな感じなんだな」

茄子「私も詳しくは知らなかったですね~。不覚です」

P「ナス科の植物の名前とかは詳しいのに、そういうのはダメなんだな」

茄子「実戦経験が足りませんでしたね~。反省反省♪」

P「しかし、ナスか。俺も育ててみようかな」

茄子「家庭菜園ですか?」

P「そうそう。ちょっと興味ある。ナスなら食べてもおいしいし」

茄子「ふーん」

P「ちょっと調べてみるか……へえ、ナスは高温を好むんだってさ」

茄子「カコは適温を好みますね」

P「あとナスは乾燥に弱いらしい」

茄子「カコも喉渇いてきましたね」

P「へー、ナスって連作障害があるんだ」

茄子「カコは連続レッスンも頑張れますね」

P「なんで張り合ってるの?」

茄子「ナスに負けるのはちょっと癪だったので」

P「めんどくさい彼女かよ。野菜に嫉妬するなよ」

茄子「P君P君」

P「なに?」

茄子「茄子、好きですか?」

P「……大好きだけど」

茄子「ふふっ、そうですか」


14: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:50:34.86 ID:ESPaGRUkO
茄子「そこにコンビニがあるので、アイスクリーム食べませんか? 私がおごってあげます♪」

P「お、気前いいな」

茄子「1本買うだけでいいですし」

P「またガリガリくんかぁ」

茄子「ウソですよ。ちゃんと好きなアイス買ってあげますから♪」

P「マジか」

茄子「マジです」

P「よっしゃラッキー! 一番高いヤツにしよう」

茄子「値段でしか価値を測れない男って、どうなんでしょう」

P「知らん知らん。俺はたかるぞ」

茄子「あとで取り換えっこしましょうね。P君が選んだアイスも食べてみたいので」

P「いいぞ。俺もなっちゃんチョイスのアイス食べたいし」

茄子「やった♪」

P「近くに公園があったよな。そこのベンチで食べるか」



15: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:52:11.84 ID:ESPaGRUkO
茄子「で、なんでスイカバーにしたんですか? 高級アイスなら他にいくらでもあったのに」

P「見てたら急にスイカバーの気分になったんだ」

茄子「ふーん……まあ、今日結構夏っぽい天気ですからね。スイカの気分になるのはわかります」

P「そういうなっちゃんはチョコアイスか」

茄子「今日はナスじゃなくてチョコの気分です」

P「なるほど。じゃ、早速いただきます」

茄子「いただきます♪ ……ん~、冷たさが身に染みます~」

P「散歩でイイ感じに体があったまってたからなぁ」

茄子「P君もですか? 私も汗かいちゃってて……透けてませんよね?」

P「それは大丈夫」

茄子「よかったです」

P「………」

茄子「今『なっちゃんはナスというよりスイカだな……』とか考えてませんでしたか?」

P「残念! メロンだと思ってました!」

茄子「あぁん、惜しい~♪」

P「はははっ、まだまだ修行が足らんなぁ」

茄子「あはははっ」



茄子「○○○」

P「○○○なのはお前の身体だ」

茄子「むっ、そこで素直に謝らないときましたか」

P「だって今のは視線誘導されたせいだし」

茄子「そんなこと言ってると、一生食べさせてあげませんよ?」

P「食べさせるって、なにを」

茄子「………」

茄子「ナス味のメロンを」

P「………」

茄子「P君の○○○……」

P「今のは完全に俺じゃないだろ!」

茄子「ああもう、うるさいですっ。アイス食べますアイス!」

P「俺もスイカバー食べる! 溶けかけてるし!」

茄子「あ~、全部食べちゃダメですよ! 取り替えっこしないと」

P「おお、そうだった!」

茄子「はい、あーん!」

P「待て待てまだ口にスイカが残ってる! チョコ混ぜるな!」



16: ◆C2VTzcV58A 2018/05/03(木) 23:52:40.54 ID:ESPaGRUkO
通りすがりの菜々「なるほど。確かに日常的にあんなの見せられてたら突然思春期に目覚めてもおかしくはないですね」

通りすがりの凛「光の年齢的には悪いことじゃないんだろうけど」

菜々「まあ、ここはナナに任せちゃってください! ウサミン教育パワーで光ちゃんの悩みをビビッと解決しちゃいますから!」

凛(ものすごい安心感……これが教師のオーラ……)

菜々「それはそうとして、ナナ達もアイス食べませんか?」

凛「うん。暑いし」

菜々「ナナはパピコ食べます! JKですから!」

凛「私チョコバー」

菜々「ホンモノのJKがパピコ選んでないんですけど!?」

凛「そりゃ、パピコ選ばないJKもいるって……」


おしまい


次回 モバP「ナナ先生とシンデレラ」